JP2530140B2 - デイスクロ−デイング機構 - Google Patents

デイスクロ−デイング機構

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JP2530140B2
JP2530140B2 JP62018230A JP1823087A JP2530140B2 JP 2530140 B2 JP2530140 B2 JP 2530140B2 JP 62018230 A JP62018230 A JP 62018230A JP 1823087 A JP1823087 A JP 1823087A JP 2530140 B2 JP2530140 B2 JP 2530140B2
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shutter
lever
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、両面にデータを記録可能なディスク状の記
憶媒体をその駆動装置に着脱するディスクローディング
機構に関する。
[従来技術] 例えば、光記憶媒体を円盤状に形成した光ディスクを
アクセスするための光ディスク駆動装置には、その構造
上の制約から、光ディスクにデータを記録/再生するた
めの光ピックアップが1組設けられている。
したがって、両面にデータを記録可能に形成されてい
る光ディスクを使用するときには、光ピックアップが使
用する面に対向できるように、光ディスク駆動装置に対
して光ディスクを差し換える必要がある。
一方、光ディスクは、そのデータ記録面を保護するた
めに、略硬質な材質からなるディスクカートリッジに収
納されて使用される。また、このディスクカートリッジ
には、光ピックアップが記録面をアクセスできるように
アクセス用の窓が両面に形成され、その窓を開閉するた
めのシャッタが設けられている。
そのために、光ディスク駆動装置には、ディスクカー
トリッジを挿入したときにシャッタを開きながら所定位
置に位置決めするディスクローディング機構を必要とす
る。
このディスクローディング機構としては、従来、例え
ば、直径が約20cm(8インチ)の光ディスクを使用する
場合、光ディスク駆動装置からみて一方向にシャッタを
移動してアクセス用窓を開放する機構が用いられてい
る。したがって、この従来装置では、ディスクカートリ
ッジからみると、アクセス用窓を開放するとき、おのお
のの面でシャッタが反対の方向に移動する。
ところが、直径が約13cm(5.25インチ)と小さい光デ
ィスクを使用する場合、そのような従来機構をそのまま
使用することができない。
すなわち、従来機構では、上述のように、アクセス用
窓を開放するときにおのおのの面でシャッタが反対方向
に移動するため、シャッタはその幅方向の寸法がディス
クカートリッジの1/3程度でなければならない。
一方で、光ピックアップの寸法は、小さい光ディスク
を使用する場合でも、大きい光ディスクを使用する場合
でもあまり変化はない。そのために、小さい光ディスク
を使用する場合、ディスクカートリッジに対するアクセ
ス用窓の寸法の比率が大きくなる。
したがって、上述した従来機構を用いた場合には、シ
ャッタの移動距離を充分に確保できないという不都合を
生じていた。
[目的] 本発明は、かかる従来技術の不都合を解消するために
なされたものであり、小さい光ディスクを使用した場合
でもアクセス用窓を開閉するシャッタの移動距離を充分
に確保できるとともに、シャッタを確実に保持できるデ
ィスクローディング機構を提供することを目的とする。
[構成] 本発明は、両面にデータを記録可能なディスク状の記
憶媒体をその駆動装置に着脱するディスクローディング
機構において、上記記憶媒体をアクセスするためのアク
セス用窓が両面に形成されてこの記憶媒体を収容するデ
ィスクカートリッジと、このディスクカートリッジの一
方向に移動して両面に形成されている上記アクセス窓を
解放するシャッタと、上記ディスクカートリッジの一方
の面に対応して上記シャッタに形成された第1の開口部
と、上記ディスクカートリッジの他方の面に対応して上
記シャッタに形成された第2の開口部と、上記ディスク
カートリッジを保持するトレイ部材と、このトレイ部材
に回動自在に支持され、上記ディスクカートリッジの装
着時に上記第1の開口部または第2の開口部にその先端
が挿入される第1のレバーと、この第1のレバーと交差
可能に上記トレイ部材に回動自在に支持され、上記ディ
スクカートリッジの装着時に上記第2の開口部または第
1の開口部にその先端が挿入される第2のレバーを備
え、上記ディスクカートリッジが第1の記録面をアクセ
ス可能に挿入されたとき、上記第1のレバーが上記第1
の開口部に挿入され、上記シャッタを上記ディスクカー
トリッジの一方向に移動して開放するとともに、開放完
了時、上記第2のレバーが上記第2の開口部に挿入さ
れ、上記シャッタの開放状態を保持するとともに、上記
ディスクカートリッジが第2の記録面をアクセス可能に
挿入されたとき、上記第2のレバーが上記第1の開口部
に挿入され、上記シャッタを上記ディスクカートリッジ
の一方向に移動して開放するとともに、開放完了時、上
記第1のレバーが上記第2の開口部に挿入され、上記シ
ャッタの開放状態を保持するようにしたものである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるディスクローデ
ィング機構のうち、光ディスク駆動装置側の機構を示し
ている。
この機構は、ディスクカートリッジ(後述)を保持す
るためのトレイ1と、このトレイ1を上下方向に移動す
るためのキャリア2からなる。
キャリア2において、前方両端に設けられた長穴3,4
には、ディスクカートリッジ(後述)の基準位置を設定
するための基準ピン5,6が挿通され、長穴3の後方に設
けられた長穴7には、キャリア2の高さを設定するため
の高さ基準ピン8が挿通されている。これにより、キャ
リア2の運動が、その長穴5,6,8の長手方向のみに制限
されている。
また、案内孔4の配設位置に延長して折り下げられた
押し部2aは、ディスクカートリッジの排出時にイジェク
トボタン(図示略)等によりこのキャリア2を押すため
のものである。
キャリア2の内側の突出部9,10と、光ディスク駆動装
置のフレーム11との間には、スプリング12,13が張設さ
れており、これによって、キャリア2は矢印R1方向、す
なわち、ディスクカートリッジ排出方向に付勢される。
この付勢力は、ディスクカートリッジ非装着時には、
長穴4の後方に設けられたラッチ機構14によって係止さ
れている。
ラッチ機構14は、第2図に示すように、キャリア2の
下側に位置してキャリア2の後方位置でフレーム11に支
承されているラッチ板14aと、キャリア2に設けられた
切抜き部14bと、ラッチ板14aに設けられて切抜き部14b
に下側から突出するラッチローラ14cと、このラッチロ
ーラ14cに係合するように切抜き部14bに設けられた係止
部14dと、ラッチ板14aを係合方向に付勢するスプリング
14eからなる。また、ラッチ板14aで、キャリア2の内側
位置における立上り部には、ラッチピン14fが突設され
ている。
ディスクカートリッジ装着時に、ディスクカートリッ
ジのライトプロテクトノッチ(後述)の状態を検出する
ライトプロテクトセンサ15を作動するための板バネから
なるフィラー16、および、ディスクカートリッジに形成
されているメディアマーク(後述)を検出するメディア
マークセンサ17〜20を作動するための板バネからなるフ
ィラー21〜24が付設されている。またキャリア2には、
フィラー16を突出するために長穴25が、フィラー21〜24
を通過するために切欠部26がそれぞれ形成されている。
キャリア2の側端部27,28はそれぞれ立ち上げられて
おり、側端部27および側端部28にはトレイ1を案内する
ための略への字状の案内孔29,30および案内孔31,32が、
それぞれ形成されている。
トレイ1は、ディスクカートリッジを上方および両脇
から抱え込むように概略形成され、そのディスクカート
リッジ収納口の下部両側部および上部は、それぞれ下方
および上方に屈曲形成されている。
トレイ1の後方両端部には、フレーム11から突出して
いる案内ピン33,34が挿通するための案内孔35,36が形成
され、両側部にはキャリア2の側端部27,28に形成され
た案内孔29〜32に係合するピン37〜40が配設されてい
る。これにより、トレイ1は、上下方向にのみ運動する
ようにその運動方向が規制される。
トレイ1の内側には、案内孔35,36の近傍で支承され
るレバー41およびレバー42が取り付けられている。この
レバー41,42は、ディスクカートリッジのシャッタを開
閉するためのものであり、その先端部が円形に形成され
て、また、スプリング43およびスプリング44によって外
側方向に付勢される。レバー41,42の上面に付設された
係止部材45,46は、円弧の一部をなすようにトレイ1の
上面に帯状に穿設されている案内孔47,48に係止されて
おり、それによって、レバー41,42の運動が規制されて
いる。
レバー41は、レバー42と交叉できるように支点の近傍
で厚さ方向に一段屈曲されており、係止部材45の近傍に
はレバー42に係合するための係合部材49が配設されてい
る。
レバー42の略中央部は幅寸法が若干拡大されていてそ
の中心には長穴50が穿設されており、スプリング44によ
る付勢方向と反対側の側端部には、長穴50にまで貫通す
る孔51が穿設されている。この孔51は、ラッチピン14f
が挿通するためのものである(第3図(a),(b)参
照)。
第4図は、本発明の一実施例にかかるディスクカート
リッジを示している。なお、同図は、ディスクカートリ
ッジの一方の面(A面)を示している。他方の面(B
面)は、このディスクカートリッジの側端を基準に開い
たときに線対称になるように構成されている。また、以
下の説明においては、挿入方向に位置する端部を先端部
と称し、それと反対の端部を後端部と称す。
合成樹脂等の略硬質な材質からなるディスクカートリ
ッジ60の略中央には、挿入方向に長くアクセス用窓61が
形成されており、このアクセス用窓61を開閉するシャッ
タ62が、先端部を中心にして折り返すような態様で設け
られている。
シャッタ62の折返し部は、アクセス用窓61よりも一方
の側端部(この場合は、A面から見て左の側端部)に向
かって延長された形状に形成されており、また、シャッ
タ52の端部は、アクセス用窓61よりも後端部側に設けら
れた案内溝63に挿入され、シャッタ62の折返し部の近傍
に設けられた爪64,65は、ディスクカートリッジ50の先
端部の近傍に設けられている案内溝66に挿入されてい
る。ディスクカートリッジ60の表面でシャッタ62が移動
する部分は、シャッタ62の表面がディスクカートリッジ
60の表面と同じ高さになるように、一段低く掘り下げら
れている。
ディスクカートリッジ60の後端部の近傍には、A面側
のメディア情報を表示するメディアマーク67およびB面
側のメディア情報を表示するメディアマーク68がそれぞ
れ穿設されており、それよりも先端部よりにライトプロ
テクトノッチ69,70が設けられている。また、ライトプ
ロテクトノッチ69,70よりも外側位置に、基準ピン5,6が
挿通される基準孔71,72が穿設されている。
メディアマーク67,68は、等間隔に配列された4つの
孔からなり、おのおのの面におけるメディアの状態を表
示する。この場合には、外側から2つ目がA/B面の識別
情報に設定されている。それ以外の情報としては、例え
ば、ディスクの反射率、あるいは、フォーマットの有無
等がある。また、このメディアマーク67,68を、ディス
クカートリッジ60が収納されていることを検出するため
に使用することもできる。その場合には、例えば、最も
内側のマークを常に閉じておく。
また、シャッタ62の折返し端部の延長方向先端部に
は、A面とその折返し端部にわたる部分に矩形の開口部
73が形成され、その開口部73よりも中央側にはB面と折
返し端部にわたる部分に矩形の開口部74がそれぞれ穿設
されている。
ディスクカートリッジ60の先端部には、レバー41,42
の運動範囲に対応して空間75が設けられており、シャッ
タ62の折返し端部の、開口部73と反対側の先端部には、
この空間75に傾斜する傾斜部76が付設されている。ま
た、フック78は、シャッタ62を閉塞方向に付勢するため
にディスクカートリッジ60に内蔵されているバネ(図示
略)の一端を係合するためのものである。
以上の構成で、ディスクカートリッジ60が装着されて
いないときには、第6図に実線で示したように、トレイ
1のピン37〜40は、キャリア2の案内孔29〜32に落ち込
まない状態に支持される。また、この状態では、ラッチ
機構14によりイジェクトスプリング12,13による付勢力
が係止され、トレイ1のレバー41,42は付勢方向の限界
位置にまで移動している。
ここで、B面を上にした状態で、すなわち、B面をア
クセスする状態でディスクカートリッジ60をトレイ1に
挿入したとき、第7図(a),(b),(c)に示すよ
うに、まず、レバー42がそのときに対応する開口部74に
挿入されて、付勢方向の限界位置から内側に徐々に移動
し、それに伴ってシャッタ62が開放方向の移動してい
く。
さらにディスクカートリッジ60が押し込まれると、レ
バー41がシャッタ62の傾斜部66を乗り上げ、レバー42と
交叉しながらシャッタ62の折返し部を移動し、対応する
開口部73に挿入される。これによって、第8図に示すよ
うに、シャッタ62の開放が完了する。また、その状態で
は、ディスクカートリッジ60の収納側と反対側の開口部
に設けた立ち下げ端1aにレバー41,42が当接して、ディ
スクカートリッジ60を挿入したときのレバー41,42の運
動が規制される。
一方、ディスクカートリッジ60の挿入に伴ってレバー
42が移動すると、そのレバー42に当接するラッチ機構14
のラッチピン14fが押されてラッチ板14aが開放方向に回
動し、ラッチローラ14cと係止部14dとの係合が外れる。
それにより、キャリア2は、イジェクトスプリング1
2,13によって、第6図に示した矢印R3方向、すなわち、
ディスクカートリッジ60の排出方向に移動する。
したがって、トレイ1のピン37〜40は、キャリア2の
案内孔29〜32に沿って移動し、これによって、第6図に
二点鎖線で示したように、トレイ1はキャリア2方向に
下降する。
これにより、ディスカートリッジ60の基準孔72,72に
基準ピン5,6が挿入されてディスクカートリッジ60が基
準位置に位置決めされながらスピンドルモータ方向に下
降する。
この時点では、上述のようにしてシャッタ62がアクセ
ス用窓61を開放しているので、図示しないチャッキング
機構により、ディスクカートリッジ60に収納されている
光ディスクがスピンドルモータに固定される。
また、ラッチピン14fはレバー42の側端部を摺動し、
トレイ1の下降が完了する直前で孔51を通過してレバー
42の長穴50に達し、ディスクカートリッジ60の装着完了
位置では、長穴50のレバー先端方向の端部に移動する。
これにより、ディスクカートリッジ60の装着が完了した
位置で、スプリング44によるレバー42の運動が禁止され
る。またこの状態では、係合部材49とレバー42の係合に
より、スプリング43によるレバー41の運動が禁止される
(第8図参照)。
このようにして、ディスクカートリッジ60を挿入した
とき、シャッタ62が開放されるとともにディスクカート
リッジ50が所定位置に位置決めされて装着される。
このようにして装着されたディスクカートリッジ60を
排出するときには、イジェクトボタンが押される。これ
により、キャリア2の押し部2aが第6図の矢印R4の方向
に押され、イジェクトスプリング12,13の付勢力に抗し
てキャリア2が移動するので、キャリア2の案内孔29〜
32に沿ってトレイ1のピン37〜40が移動し、それによっ
て、トレイ1が上昇する。これによって、ディスクカー
トリッジ60の基準孔71,72が基準ピン5,6から抜ける。
トレイ1の上昇が完了するとき、スプリング14eの付
勢力により、ラッチ板14aが回動してラッチローラ14cが
係止部14dに係合する。それに伴い、ラッチピン14fが長
穴50の内部をレバー後端部に移動し、孔51を通過して長
穴50の外部に出る。したがって、ラッチピン14fによる
レバー42の係止が解除されるので、レバー42はスプリン
グ44の付勢力によってディスクカートリッジ60を排出方
向に押し出す。
また、レバー42と係合部材49の係合が外れるので、レ
バー41もディスクカートリッジ60を排出方向に押し出
す。ただし、このとき、第9図に示すように、レバー41
は開口部73の一端部に係止するので、その時点でデイス
クカートリッジ60の押し出しが停止する。
このようにして、トレイ1が上昇しきったところで、
ラッチ機構14がキャリア2をラッチするとともに、ディ
スクカートリッジ60が所定量だけ押し出されて停止す
る。したがって、その後、ディスクカートリッジ60を手
で引くことにより、ディスクカートリッジ60を取り出せ
る。また、ディスクカートリッジ60を取り出すと、レバ
ー41と開口部73の係合が外れる。
また、A面を上にした状態でディスクカートリッジ60
を挿入したときには、上述と同様にして、第10図および
第11図に示したように、開口部74にレバー41が挿入され
るとともに、開口部73にレバー42が挿入されて、シャッ
タ62が開放される。
このようにして、A面を上にした場合でも、B面を上
にした場合でも、シャッタ62はディスクカートリッジ60
からみて同一方向に移動してアクセス用窓61を開放す
る。
したがって、本実施例によれば、光ディスクの両面を
アクセスするときに、ディスクカートリッジからみてシ
ャッタが同一の方向に移動するので、アクセス用窓を開
放するときのシャッタの移動量を大きくとれ、小径の光
ディスクを使用する場合に適用できる。
なお、上述した実施例では、ディスクカートリッジの
排出量を一定にしているが、その排出量を一定にしない
ようにすることもできる。
また、本発明は、光ディスクを装着するローディング
機構のみならず、着脱式の円盤状の記憶媒体を使用する
装置にも、同様に適用することができる。さらに、本発
明は、大径の光ディスク等を使用する装置にも適用でき
る。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、両面にデータ
を記録可能なディスク状の記憶媒体をその駆動装置に着
脱するディスクローディング機構において、上記記憶媒
体をアクセスするためのアクセス用窓が両面に形成され
てこの記憶媒体を収容するディスクカートリッジと、こ
のディスクカートリッジの一方向に移動して両面に形成
されている上記アクセス窓を解放するシャッタと、上記
ディスクカートリッジの一方の面に対応して上記シャッ
タに形成された第1の開口部と、上記ディスクカートリ
ッジの他方の面に対応して上記シャッタに形成された第
2の開口部と、上記ディスクカートリッジを保持するト
レイ部材と、このトレイ部材に回動自在に支持され、上
記ディスクカートリッジの装着時に上記第1の開口部ま
たは第2の開口部にその先端が挿入される第1のレバー
と、この第1のレバーと交差可能に上記トレイ部材に回
動自在に支持され、上記ディスクカートリッジの装着時
に上記第2の開口部または第1の開口部にその先端が挿
入される第2のレバーを備え、上記ディスクカートリッ
ジが第1の記録面をアクセス可能に挿入されたとき、上
記第1のレバーが上記第1の開口部に挿入され、上記シ
ャッタを上記ディスクカートリッジの一方向に移動して
開放するとともに、開放完了時、上記第2のレバーが上
記第2の開口部に挿入され、上記シャッタの開放状態を
保持するとともに、上記ディスクカートリッジが第2の
記録面をアクセス可能に挿入されたとき、上記第2のレ
バーが上記第1の開口部に挿入され、上記シャッタを上
記ディスクカートリッジの一方向に移動して開放すると
ともに、開放完了時、上記第1のレバーが上記第2の開
口部に挿入され、上記シャッタの開放状態を保持するよ
うにしたので、ディスク両面の記録再生が可能になると
ともに、シャッタ開放時、シャッタを確実に保持してお
くことができるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる機構を示す斜視図、
第2図はラッチ機構を例示した部分平面図、第3図
(a),(b)はレバーに形成されている長穴と孔の関
係を示す部分斜視図、第4図は本発明の一実施例にかか
るディスクカートリッジを示す斜視図、第5図は第4図
のR2矢視図、第6図はトレイとキャリアの係合関係を示
す概略図、第7図(a),(b),(c)はディスクカ
ートリッジをトレイに挿入したときの各部材の位置関係
を示す概略図、第8図はシャッタが開放完了した状態を
示す概略図、第9図はレバーと開口部との係合の様子を
示す部分図、第10図はA面を上にしたときの各部の状態
を示す概略図、第11図はA面を上にしたときにシャッタ
が開放完了した様子を示す概略図である。 1……トレイ、2……キャリア、41,42……レバー、60
……ディスクカートリッジ、73,74……開口部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両面にデータを記録可能なディスク状の記
    憶媒体をその駆動装置に着脱するディスクローディング
    機構において、 上記記憶媒体をアクセスするためのアクセス用窓が両面
    に形成されてこの記憶媒体を収容するディスクカートリ
    ッジと、 このディスクカートリッジの一方向に移動して両面に形
    成されている上記アクセス窓を解放するシャッタと、 上記ディスクカートリッジの一方の面に対応して上記シ
    ャッタに形成された第1の開口部と、 上記ディスクカートリッジの他方の面に対応して上記シ
    ャッタに形成された第2の開口部と、 上記ディスクカートリッジを保持するトレイ部材と、 このトレイ部材に回動自在に支持され、上記ディスクカ
    ートリッジの装着時に上記第1の開口部または第2の開
    口部にその先端が挿入される第1のレバーと、 この第1のレバーと交差可能に上記トレイ部材に回動部
    材に支持され、上記ディスクカートリッジの装着時に上
    記第2の開口部または第1の開口部にその先端が挿入さ
    れる第2のレバーを備え、 上記ディスクカートリッジが第1の記録面をアクセス可
    能に挿入されたとき、上記第1のレバーが上記第1の開
    口部に挿入され、上記シャッタを上記ディスクカートリ
    ッジの一方向に移動して開放するとともに、開放完了
    時、上記第2のレバーが上記第2の開口部に挿入され、
    上記シャッタの開放状態を保持するとともに、 上記ディスクカートリッジが第2の記録面をアクセス可
    能に挿入されたとき、上記第2のレバーが上記第1の開
    口部に挿入され、上記シャッタを上記ディスクカートリ
    ッジの一方向に移動して開放するとともに、開放完了
    時、上記第1のレバーが上記第2の開口部に挿入され、
    上記シャッタの開放状態を保持するようにしたことを特
    徴とするディスクローディング機構。
JP62018230A 1987-01-30 1987-01-30 デイスクロ−デイング機構 Expired - Lifetime JP2530140B2 (ja)

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