JP3726148B2 - 伸展柔軟運動用補助具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、伸展柔軟運動を促進するための伸展柔軟運動用補助具に関し、特に、脚の左右の筋肉を効果的に伸展させることができる伸展柔軟運動用補助具に関する。ここで、疑義が生じないように念のために説明すれば、一般に「足」の意味と「脚」の意味とを異なる意味を区別することもあるが、例えば国語大辞典言泉(尚学図書編集、株式会社小学館発行(1987.1.1))に示されているように、本明細書においては、「脚」の用語を「足」及び「脚」の総称として統一して用いる。
【0002】
【従来の技術】
伸展柔軟運動とは、身体各部の筋肉及び腱に無理のない適度の力を序々に加え、伸展させることにより、筋肉および腱の緊張を取り去り、柔軟にすることを目的とする運動であり、俗にストレッチング(ストレッチ体操)とも呼ばれるものである。
【0003】
かかる伸展柔軟運動は、スポーツをする前の準備運動として行えば、スポーツ時における肉離れ等の不慮の負傷の予防に著効があり、スポーツ終了後の整理運動として行えば、スポーツ時に酷使した筋肉及び腱の興奮を静め、疲労をすみやかに取り去る効果がある。
【0004】
更に、伸展柔軟運動は、スポーツと無関係に行った場合においても、身体の柔軟性を増し、若さ及び健康を保ち、さらには美容にも役立つものであることが保健体育理論によっても裏付けられており、その手軽さとも相俟って、近年とみにスポーツ界のみならず、近年、一般にも広く普及している。
【0005】
この伸展柔軟運動の効果をより一層高める伸展柔軟運動用補助具として、出願人は、種々の発明または考案を案出している。例えば、実公昭61−30688号に係る考案においては、基台と、該基台に対し揺動可能にヒンジ連結された踏台と、基台と踏台との間に挿入し両者間の角度を所定の角度に保つ角度調整部材と、基台の後方部に凸設されたストッパーとを備えている。
【0006】
そして、このように構成された実公昭61−30688号に係る考案によれば、伸展柔軟運動の効果を一層高めることができ、特に、アキレス腱及びふくろはぎの伸展運動に役立つのである。
【特許文献1】
実公昭61−30688号公報
【特許文献2】
特公昭62−14300号公報
【特許文献3】
特開平11−299926号公報
【特許文献4】
特開2000−317013号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、近年、X脚やO脚が問題となっている。しかしながら、かかる公昭61−30688号に係る考案のような、伸展柔軟運動用補助具においては、脚の前後方向への伸展柔軟効果は優れているものの、X脚やO脚の矯正の効果が低いという問題点があった。
【0008】
そこで、案出されたのが本発明であって、身体の伸展柔軟効果のみならず、X脚及びO脚の矯正にも役立つ伸展柔軟運動用補助具を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために請求項1記載の伸展柔軟運動用補助具は、基台と、該基台の後方部に揺動可能に固定される踏台と、該踏台を前記基台の前後方向に傾斜させるための前後方向傾斜部材と、前記基台の後方部に垂直に凸設される後方ストッパー部材と、前記踏台に着脱自在に取着される左右方向傾斜部材とを備えており、前記左右方向傾斜部材は、前記踏台に左右方向傾斜部材を取着した状態において、脚裏接触面部が前記踏台の中央部側又は両側方部側に向かって下降傾斜するように形成されている。本発明の伸展柔軟運動用補助具は、また、左右方向傾斜部材が踏台に対して傾斜方向変更可能に取着されている。
【0010】
本発明の他の伸展柔軟運動用補助具は、基台と、該基台に着脱自在に取着される左右方向傾斜部材とを備えており、前記基台又は左右方向傾斜部材は、前記基台に左右方向傾斜部材を取着した状態において、脚裏接触面部が前記基台の中央部側又は両側方部側に向かって下降傾斜するように形成されている。本発明の他の伸展柔軟運動用補助具は、左右方向傾斜部材が基台に対して傾斜方向変更可能に取着されている点で請求項3記載の伸展柔軟運動用補助具と相違し、その他の点で一致する。
【0011】
請求項3記載の伸展柔軟運動用補助具は、請求項1また2記載の伸展柔軟運動用補助具において、脚裏接触面部には、下降傾斜側の端辺部に沿って凸設される側方ストッパーが設けられている。
【0012】
請求項4記載の伸展柔軟運動用補助具は、請求項1から3のいずれかに記載の伸展柔軟運動用補助具において、脚裏接触面部には、止滑部材が配設され、又は止滑加工が施されている。
【0013】
請求項1記載の伸展柔軟運動用補助具は、更に、左右方向傾斜部材は、踏台の左右部に夫々取着される二片一対の傾斜片によって構成されており、該傾斜片は、脚裏接触面部の下降傾斜方向を変更可能とするために、前記踏台に対する取付位置を左右反対とした状態で取着可能に形成されている。
【0014】
請求項2記載の伸展柔軟運動用補助具は、更に、左右方向傾斜部材は、踏台の左右部に夫々取着される二片一対の傾斜片によって構成されており、該傾斜片は、脚裏接触面部の下降傾斜方向を変更可能とするために、前記踏台に対する取付向きを前後反転させた状態で取着可能に形成されている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施例について説明する。勿論、下記実施例は、本発明の好ましい実施例を説明するに過ぎず、本発明の技術的範囲は、下記実施例そのもの(例えば、形状や、材質、数量等)に何ら限定されるものではない。
【0016】
図1は、本発明の一実施例である伸展柔軟運動用補助具(以下、単に「補助具」と称する。)100の上方斜視図である。図1に示すように、補助具100は、主として、基台1と、踏台2と、前後方向傾斜部材3と、後方ストッパー4と、左右方向傾斜部材5とによって構成されている。
【0017】
基台1は、樹脂材により構成されるとともに略平板状に形成されており、踏台2、前後方向傾斜部材3及び後方ストッパー4等の部材は、この基台1に対して直接的に又は間接的に支持されている。また、この基台1の上面には、複数の係止溝11,…,11が基台1の前後方向に並列に形成されている。従って、前後方向傾斜部材3を係止させる係止溝11を変更することにより、前後方向傾斜部材3の基台1の前後方向に対する係止位置を多段階に変更することができるのである。
【0018】
踏台2は、基台1の上方側に配設されており樹脂材により構成されている。この踏台2は、蝶着部6を介して基台1の後方部に揺動可能に蝶着されている。即ち、踏台2は、蝶着部6を支点とすることにより、基台1の前後方向に対する角度が自在に変更可能とされている。
【0019】
ここで、図2から図4は、踏台2より左右方向傾斜部材5が取り外された状態を示した図である。図2に示すように、踏台2の上面には、踏台2の斜め方向に沿って延びる止滑部材21と、脚のツボを刺激するための刺激部材22とが凸設されている。従って、使用者500の脚501の裏と踏台2との摩擦抵抗を大きくすることができ、図3に示すように、使用者500が踏台2の上に直接乗った場合においても、踏台2上より手前側または奥側へ脚501が滑り落ちてしまうことを防止することができるのである。
【0020】
前後方向傾斜部材3は、基台1と踏台2との間の角度を適宜の角度に変更するとともに、その角度を保持するためのものであり、基台1と踏台2との間に挿入可能に形成されている。前記の通り、前後方向傾斜部材3は、係止させる係止溝11を変更することにより、基台1の前後方向に対する係止位置を多段階に変更可能とされており、更に、踏台2は、基台1の前後方向に対する角度が自在に変更可能とされている。従って、図4に示すように、前後方向傾斜部材3を係止させる係止溝11を変更することにより、基台1の前後方向に対する踏台2の角度を多段階に変更することができるのである。ひいては、個人差により又は経験度等に応じて使用者500の柔軟度は異なるが、基台1と踏台2との角度を適切な角度に変更することにより、使用者500の柔軟度に応じた伸展柔軟運動を提供することができるのである。
【0021】
後方ストッパー4は、踏台2上に乗った使用者500が後ろに倒れてしまうことを防止するためのものであり、踏台2の後方部に垂直に凸設されている。
【0022】
左右方向傾斜部材5は、踏台2の上面側の左右部に夫々着脱自在に取着された、左右対称な二片の一対の傾斜片51によって構成されている。ここで、図5は、左右方向傾斜部材5を構成する一片の傾斜片51の上方斜視図であり、図6は、二片一対の傾斜片51,51を踏台2上に取着する様子を示した図である。
【0023】
図5に示すように、傾斜片51の上面、即ち、脚裏接触面部51aは、右側の端辺部から左側の端辺部に向かって下降傾斜されている。勿論、図示しない他方の脚裏接触面部51aは、図5に示す脚裏接触面部51aと左右対称に形成されており、左側の端辺部から右側の端辺部に向かって下降傾斜されるのである。従って、図8および図9に示すように、踏台2上に取着された両傾斜片51,51上に、使用者500が乗ることにより、使用者500の脚の側方の筋肉の伸展柔軟運動を促進するとともに、眠っていた筋肉を活性化させることができるのである。ひいては、使用者500のX脚又はO脚の矯正もすることができる。
【0024】
また、図11に示すように、前屈運動と併せて行うことにより、X脚又はO脚の矯正のみならず、体全体の伸展柔軟運動を行うことができるのである。
【0025】
更に、図5に示すように、傾斜片51には、止滑溝部51bと、側方ストッパー部51cと、切掛部51dと、差込片部51eとが形成されている。
【0026】
止滑溝部51bは、脚裏接触面部51a上より使用者500の脚501が滑り落ちてしまうことを防止するためのものであり、脚裏接触面部51a上に凹設された溝によって構成されている。即ち、使用者500が傾斜片51上に乗った場合、使用者500の脚501の裏がこの止滑溝51aに引っかかり、使用者500の脚501の裏脚裏接触面部51aの摩擦抵抗が増大するのである。
【0027】
側方ストッパー部51cは、脚裏接触面部51a上であって、下降傾斜側の端辺部に沿って凸設されている。従って、図8及び図9に示すように、側方ストッパー部51cが防壁となることにより、脚裏接触面部51a上より使用者500の脚501が滑り落ちてしまうことを防止することができるのである。また、脚裏接触面部51aが左右方向に傾斜しているために、使用者500は、傾斜片51上でバランスをとりにくいが、側方ストッパー部51cが支えとなって、不安定となることを防止することができる。
【0028】
切掛部51dは、脚裏接触面部51aの上昇傾斜側端頂部が面取りされることにより形成されており、傾斜片51を踏台2上に取着した場合に、基台1に対する踏台2の角度により、後方ストッパー4の踵保持部41と傾斜片51とが干渉してしまうことを防止するためのものである。従って、図10に示すように、傾斜片51を踏台2上に取着した場合においても、踏台2の揺動可能角度が制限されてしまうことを防止できる。
【0029】
差込片部51eは、傾斜片51を踏台2上に着脱自在に取着(固定)させるためのものであり、傾斜片51の裏面に突設されており、踏台2上に穿設された差込溝部23に差込可能とされている。また、かかる差込片部51eは、両傾斜片51,51の裏面の同じ位置に夫々3箇所形成されている。従って、図6および図7に示すように、両傾斜片51,51を左右反対に入れ替えても、傾斜片51を踏台2上に取着させることができるのである。そして、このように傾斜片51を入れ替えることにより、傾斜片51の脚裏接触面部51aの下降傾斜方向を踏台2の中央部側から両側方端側へ、両側方端側から中央部側へ変更することができるのである。即ち、一の補助具100により、X脚及びO脚の両方を矯正することができるのである。
【0030】
また、差込片部51eの形成箇所は傾斜片51の前後方向に対し非対称に形成されている。従って、傾斜片51を踏台2上に取り付ける際に、前後反対に間違えて取り付けてしまうことを防止でき、ひいては、傾斜片51と後方ストッパー4との干渉も防止できる。
【0031】
図12は、上記実施例の他の実施例を示した図である。この図12に示す第2実施例の伸展柔軟運動用補助具(補助具)200は、平板状の基台201の上に直に、二片一対の傾斜片51,51を着脱自在に取り付けたものである。従って、構造の簡素化および軽量化を図ることができるので、携帯性を向上することができるのである。また、補助具200においては、基台201上に踏台2及び後方ストッパー4が省かれているので、傾斜片51を前後反転させた状態においても取着可能とされている。従って、基台201に対する傾斜片51の下降傾斜方向の変更作業を簡素化することができる。
【0032】
なお、補助具200において使用する場合には、必ずしも、傾斜片51に切掛部51dが形成されている必要はないが、切り各部51dが設けられることにより、傾斜片51を補助具100と兼用することができるのである。
【0033】
図13から図15は、上記実施例の更に他の実施例を示した図である。この図13から図15に示す第3実施例の伸展柔軟運動用補助具(補助具)300においては、踏台302の上方に展開部302aが形成されている。この展開部302aは、図14に示すように、踏台302の中央部を軸として谷折り状に開閉可能である一方、図15に示すように、踏台302の各側方端部を夫々軸として観音開き状にも開閉可能とされている。そして、展開部302aの展開状態時にできる各隙間に対して、夫々、左右方向傾斜部材を構成する各傾斜片351を挟持可能とされている(固定方法については省略している)。従って、踏台302の中央部が高くなるようにしたり、側方部が高くなるようにすることができるのである。この場合、展開部302aの上面により脚裏接触面が形成される。なお、展開部302aの上面には、第1実施例の止滑溝51b及び側方ストッパー部51cに相当するもの設ける方が好ましい。
【0034】
図16及び図17は、上記実施例の更に他の実施例を示した図である。この図16及び図17に示す伸展柔軟運動用補助具(補助具)400においては、踏台402がその略中央部を軸として揺動可能とされている。そして、基台1と踏台402との間に、谷形状の前後方向傾斜部材403a又は山形状の前後方向傾斜部材403bを挿入することにより、踏台402の下降傾斜向きを変更するようにされている。この実施例の場合、前後方向傾斜部材403a及び403bが左右方向傾斜部材を兼ねるのである。
【0035】
以上実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察することができるものである。
【0036】
例えば、本実施例においては、左右傾斜部材5は、二片一対の傾斜片51,51によって構成されている。しかしながら、左右傾斜部材5は、必ずしも、二片一対である必要はなく、略山形状又は略谷形状とされた一体型のものであっても良い。また、各傾斜片51は、下降傾斜の角度が固定とされている。しかしながら、傾斜片51は、角度固定のもに限られず、下降傾斜の角度が可変のものであっても良い。
【0037】
また、本実施例においては、各傾斜片51の上面には、止滑溝51bが形成されている。しかしながら、傾斜片51の上面に形成される滑り止めのための機構は、止滑溝51bに限られるものではない。具体的には、傾斜片51の上面に凹凸部を形成する等の止滑加工を施しても良いし、傾斜片51の上面にゴム材等の止滑部材を配設するようにしても良い。これは、展開部321及び踏台402においても同様である。
【0038】
【発明の効果】
請求項1及び2に記載の伸展柔軟運動用補助具によれば、前後方向傾斜部材により、基台の後方部に揺動可能に固定された踏台が前後方向に傾斜されるので、使用者が脚裏接触面部上に乗ることにより、使用者の脚の前後の筋肉の伸展柔軟運動を効果的に行うことができ、更には、前屈運動と併せて行うことにより、上半身の筋肉の伸展柔軟運動をも効果的に行うことができるという効果がある。
【0039】
また、前後方向傾斜部材に対して取着された左右方向傾斜部材により、前後方向傾斜部材又は左右方向傾斜部材の上面部に形成される脚裏接触面部が前後方向傾斜部材の中央部側又は両側部側に向かって下降傾斜されるので、使用者が前後方向傾斜部材又は左右方向傾斜部材上に乗ることにより、脚の裏も中央部側又は両側方部側に向かって下降傾斜される。従って、使用者の脚の側方の筋肉の伸展柔軟運動を効果的に行うことができ、ひいては、使用者のX脚又はO脚を矯正することができるという効果がある。
【0040】
本発明の他の伸展柔軟運動用補助具によれば、基台に対して取着された左右方向傾斜部材により、基台又は左右方向傾斜部材の上面部に形成される脚裏接触面部が基台の中央部側又は両側方部側に向かって下降傾斜するようにされているので、使用者が基台又は左右方向傾斜部材の上に乗ることにより、使用者の脚の側方の筋肉の伸展柔軟運動を効果的に行うことができ、更には、使用者のX脚又はO脚を矯正することもできるという効果がある。
【0041】
請求項3記載の伸展柔軟運動用補助具によれば、請求項1または2記載の伸展柔軟運動用補助具の奏する効果に加え、更に、下降傾斜側の端辺部に沿って凸設される側方ストッパーが脚裏側面部に設けられているので、側方ストッパーが防壁となって、使用者の脚が脚裏接触面上から滑り落ちてしまうことを防止することができるという効果がある。また、左右方向に傾斜しているが故に使用者のバランスのとり難さを解消し、脚裏接触面部上の使用者が不安定な状態となることを防止することができるという効果もある。
【0042】
請求項4記載の伸展柔軟運動用補助具によれば、請求項1から3のいずれかに記載の伸展柔軟運動用補助具の奏する効果に加え、更に、脚裏接触面部に止滑部材が配設され、又は止滑加工が施されているので、使用者の脚の裏と脚裏接触面部との摩擦抵抗を大きくすることができ、即ち、脚裏接触面に脚の裏を密着させることができ、ひいては、使用者の脚が脚裏接触面部上から滑り落ちてしまうことを防止することができるという効果がある。
【0043】
請求項1記載の伸展柔軟運動用補助具によれば、更に、二片一対の傾斜片部は基台又は前後方向傾斜部材に対する取付位置を左右反対とした状態で取着可能に形成されているので、傾斜片部の取付位置を左右入れ替えることにより、脚裏接触面部の下降傾斜方向を中央部側から両側方部側へ、又は両側方部側から中央部側へ変更することができる。ひいては、一の伸展柔軟運動用補助具により、X脚およびO脚の両方を矯正することができるという効果がある。
【0044】
請求項2記載の伸展柔軟運動用補助具によれば、更に、前後方向傾斜部材が基台又は前後方向傾斜部材の左右部に夫々取着される二片一対の傾斜片により構成されており、該二片一対の傾斜片は前後方向を反転させた状態で取着可能に形成されているので、傾斜片部の前後方向を反転させることにより、脚裏接触面部の下降傾斜方向を中央部側から両側方部側へ、又は両側方部側から中央部側へ変更することができる。ひいては、一の伸展柔軟運動用補助具により、X脚およびO脚の両方を矯正することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である伸展柔軟運動用補助具(補助具)の上方斜視図である。
【図2】 傾斜片を取り外した状態における上記補助具の上方斜視図である。
【図3】 踏台上に使用者が乗った状態を示した図である。
【図4】 基台に対する踏台の前後方向の角度が変更される状態を示した図である。
【図5】 傾斜片のみの上方斜視図である。
【図6】 傾斜片の取付が変更可能な状態を示した図である。
【図7】 傾斜片の取付を変更した後の状態を示した図である。
【図8】 傾斜片上に脚が載置された状態を示した図である。
【図9】 傾斜片上に脚が載置された状態を示した図である。
【図10】 傾斜片が取着された状態で基台に対する踏台の前後方向の角度を最大限とした状態の図である。
【図11】 上記補助具上で使用者が前屈運動をしている様子を示した図である。
【図12】 第2実施例の伸展柔軟運動用補助具の上方斜視図である。
【図13】 第3実施例の伸展柔軟運動用補助具の上方斜視図である。
【図14】 第3実施例の伸展柔軟運動用補助具の上方斜視図である。
【図15】 第3実施例の伸展柔軟運動用補助具の上方斜視図である。
【図16】 第4実施例の伸展柔軟運動用補助具の正面図である。
【図17】 第4実施例の伸展柔軟運動用補助具の正面図である。
【符号の説明】
1 基台
2 踏台
3 前後方向傾斜部材
4 後方ストッパー
5 左右方向傾斜部材
51 傾斜片(左右方向傾斜部材)
51a 脚裏接触面部
51b 止滑溝(止滑加工)
51c 側方ストッパー部
302 踏台(左右方向傾斜部材)
100 伸展柔軟運動用補助具(補助具)
200 伸展柔軟運動用補助具(補助具)
300 伸展柔軟運動用補助具(補助具)
351 傾斜片(左右方向傾斜部材)
400 伸展柔軟運動用補助具(補助具)
402 踏台
403a 前後方向傾斜部材(前後方向傾斜部材兼左右方向傾斜部材)
403b 前後方向傾斜部材(前後方向傾斜部材兼左右方向傾斜部材)

Claims (4)

  1. 基台と、該基台の後方部に揺動可能に固定される踏台と、該踏台を前記基台の前後方向に傾斜させるための前後方向傾斜部材と、前記基台の後方部に垂直に凸設される後方ストッパー部材と、前記踏台に着脱自在に取着される左右方向傾斜部材とを備えており、前記踏台に前記左右方向傾斜部材を取着した状態において、この左右方向傾斜部材の脚裏接触面部が前記踏台の中央部側又は両側方部側に向かって下降傾斜するように形成され、
    前記左右方向傾斜部材は、前記踏台の左右部に夫々取着される二片一対の傾斜片によって構成されており、該傾斜片は、該脚裏接触面部の下降傾斜方向を変更可能とするために、前記踏台に対する取付位置を左右反対とした状態で取着可能に形成され、かつ、
    前記左右方向傾斜部材を取り去った場合には、該左右方向傾斜部材で隠蔽されていた、前記踏台に設けられた脚のツボを刺激するための刺激部材が露呈するように構成されたことを特徴とする伸展柔軟運動用補助具。
  2. 基台と、該基台の後方部に揺動可能に固定される踏台と、該踏台を前記基台の前後方向に傾斜させるための前後方向傾斜部材と、前記基台の後方部に垂直に凸設される後方ストッパー部材と、前記踏台に着脱自在に取着される左右方向傾斜部材とを備えており、前記踏台に前記左右方向傾斜部材を取着した状態において、この左右方向傾斜部材の脚裏接触面部が前記踏台の中央部側又は両側方部側に向かって下降傾斜するように形成され、
    前記左右方向傾斜部材は、前記踏台の左右部に夫々取着される二片一対の傾斜片によって構成されており、該傾斜片は、該脚裏接触面部の下降傾斜方向を変更可能とするために、前記踏台に対する取付向きを前後反転させた状態で取着可能に形成され、かつ、
    前記左右方向傾斜部材を取り去った場合には、該左右方向傾斜部材で隠蔽されていた、前記踏台に設けられた脚のツボを刺激するための刺激部材が露呈するように構成されたことを特徴とする伸展柔軟運動用補助具。
  3. 脚裏接触面部には、下降傾斜側の端辺部に沿って凸設される側方ストッパーが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の伸展柔軟運動用補助具。
  4. 脚裏接触面部には、止滑部材が配設され、又は止滑加工が施されていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の伸展柔軟運動用補助具。
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