JP3724809B2 - ワイドスクリーンディスプレー用偏向回路 - Google Patents

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Description

発明の背景
1.発明の分野
本発明は、ワイドスクリーンテレビジョン受像機及びビデオディスプレーの分野に係わり、特に、偏向回路及びラスタサイズを操作することにより異なるピクチャサイズを有する異なる表示モードが実現されるワイドスクリーンテレビジョン受像機及びビデオディスプレーに関する。
2.従来技術の説明
テレビジョンピクチャに関して、実際上2種類のアスペクト比がある。第1のアスペクト比は、ピクチャの外側境界又は縁を表わす。従来のテレビジョン受像機において、このアスペクト比は4:3である。通常、水平方向の倍率が先に書かれている。ワイドスクリーンテレビジョン受像機において、このアスペクト比は、殆どの製造業者の場合に16:9である。第2のアスペクト比は、テレビジョンスクリーンに表示された画像を表わす。例えば、真円としてテレビジョンスクリーンに現れる完全に丸い円は、1:1のアスペクト比を有する。同じ円がワイドスクリーンテレビジョン受像機に表示された場合、補正手段を全く用いなければ、円は水平軸方向に細長い楕円に見える。受像機が16:9であるならば、円は約1.3:1のアスペクト比を有する。同じ円が適当な補正手段を用いてワイドスクリーンテレビジョン受像機上に表示されたとき、円は真円に見え、1:1のアスペクト比を有する。以下では、混乱を避けるためアスペクト比に関して二つの表現を使用する。一方の表現は“フォーマット表示比”であり、他方の表現は“画像アスペクト比”である。
用語“フォーマット表示比”はピクチャの境界又は縁の幅対高さの比を表わす。従来のビデオソースからのビデオ信号のフォーマット表示比は4:3である。従来のテレビジョン受像機のフォーマット表示比は4:3である。ワイドスクリーンビデオソースからのビデオ信号のフォーマット表示比は16:9(場合によっては5:3、若しくは、他のワイドな比)である。
用語“画像アスペクト比”はピクチャ内の画像の幅対高さの比を表わす。1:1の画像アスペクト比を有する画像は、画像アスペクト比歪みを伴うことなく見える。1:1の画像アスペクト比を持たない画像は画像アスペクト比歪みと共に現れる。
ワイドスクリーンテレビジョン受像機及びディスプレーは、幾つかの特に有効、かつ、場合によっては重大な表示モードを有する。上記表示モードの中には、通例のフォーマット表示比を有するビデオソースからのピクチャを画像アスペクト比歪みを伴わずに表示するモード、ワイドスクリーンフォーマット表示比を有するビデオソースからのピクチャを画像アスペクト比歪みを伴うことなく表示するモード、並びに、通例のフォーマット表示比を有するビデオソースからのピクチャを画像アスペクト比歪みを伴うことなく拡大されたサイズで表示するモードが含まれる。
通例のフォーマット表示比を有するビデオソースからのピクチャーを、拡大されたサイズで画像アスペクト比歪みを伴うことなく表示することにより、屡々、ピクチャの一部分が上部及び下部で切り取られる。ワイドスクリーンディスプレーが16:9であり、そのサイズが水平及び垂直方向に3分の4の倍率で拡大されているならば、上記部分は3分の1である。拡大されたピクチャが垂直方向で中心位置を合わされるならば、ピクチャの6分の1が上部から切り取られ、ピクチャの6分の1が下部から切り取られる。
この切り取りのため、二つの動作モード問題が生じる。一方の問題は、視聴者が切り取りを除去しピクチャのより多くの部分を観るため、ある程度の画像アスペクト比歪みを快く受け容れるかもしれないことである。この場合、別の望ましい表示モードが、通例のフォーマット表示比を有するビデオソースからのピクチャを拡大されたサイズで、許容可能な程度の僅かなアスペクト比歪みを伴って表示する。もう一つの問題は、サブタイトル及び他の種類の情報がピクチャの切り取られた部分に含まれる場合があることである。視聴者は、サブタイトル及び他の情報が重要であると考える場合が非常に多いが、画像アスペクト比歪みを許容したくはない。この場合、他の望ましい表示モードが通例のフォーマット表示比を有するビデオソースからのピクチャを、拡大されたサイズで画像アスペクト比歪みを伴うことなく表示するが、しかし、サブタイトル又は他の情報が表示され、かつ、画像の部分だけ、又は、実質的に画像の上部だけから切り取られるように、ピクチャは上方向にパンされる。
ピクチャの隠れた部分を可視化するためには垂直シフトが必要である。垂直シフトは、直流成分を垂直偏向電流に重畳することにより得られる。このため、直流カップリング及び十分な出力電流レンジを備えた垂直偏向増幅器が必要である。かかる増幅器は放散損失が増大する欠点がある。別の解決法は、垂直偏向ヨークと並列に接続された浮動直流電流源を使用することである。電流源の出力電圧のダイナミックレンジは、フライバックパルスを許容するため充分に大きくする必要がある。電流の重畳の欠点は、垂直シフトが変えられたときに垂直方向直線性補正及び左右側のピンクッション歪み補正を再調節する必要があることである。
米国特許第5,287,042号は、水平偏向振幅を制御するスイッチング配置を開示する。第1の条件で、第1のアスペクト比に対応する偏向振幅及び偏向補正パラメーターを有するラスタが発生される。第2の選択可能な条件で、第2のアスペクト比に対応する偏向振幅及び偏向補正パラメータを有するラスタが生成される。補助インダクタンスが偏向ヨークに接続され、偏向電流をインダクタを介して伝達するため、一方の選択可能な条件で短絡される。
欧州特許出願第A 0578162号は、ビデオ信号の垂直同期成分に対し選択された水平ライン数で位相シフトされた垂直リセット信号を発生するパニング回路を含む垂直パニングシステムを開示する。
上記全ての表示モードを実現することは、高価であり、かつ、膨大な信号処理能力を必要とする。また、上記表示モードは、典型的なラスタ歪み問題を補正する際に、ピクチャ又はラスタサイズが変えられるので左右ピンクッション歪みのような問題を生ずる。
発明の概要
本発明の配置によれば、ワイドスクリーンテレビジョン受像機又はディスプレーは、上記種々の表示モードを比較的安価な態様で実現し、同時に、左右ピンクッション歪みのような典型的なラスタ歪み問題の補正を提供する。
本発明の他の配置によれば、ワイドスクリーンテレビジョン受像機又はディスプレーは、選択可能な水平幅及び垂直高さ、即ち、選択可能なフォーマット表示比を有するワイドスクリーンビデオディスプレーにラスタを生じさせるため、水平及び垂直偏向回路の操作により上記種々の表示モードを実現する。
本発明の他の配置によれば、ワイドスクリーンテレビジョン受像機又はディスプレーは、ある表示モードから別の表示モードに替えるため。水平及び垂直走査振幅が偏向されると共に、左右ピンクッション歪みを自動的に補正する。
本発明の現時の好ましい実施例によれば、通例のビデオソースからのピクチャ、即ち、4:3のフォーマット表示比を有するピクチャを表示するため三つの表示モードが定義される。上記モードは、“標準”、“ワイド”及び“ズーム”と称される。
標準表示モードは、垂直変更高さを変えることなくラスタのフォーマット表示比を16:9から4:3に変えることにより、かかる通例のピクチャを通常のスタイル及びサイズで表示する。水平走査振幅だけが変えられ、水平走査振幅は縮小される。かかる画像には画像アスペクト比歪みが無く、切り取られない。
ワイド表示モードは、水平走査振幅を変えることなくラスタのフォーマット表示比を16:9から4:3に変えることにより、通例のピクチャを拡大されたモードで表示する。垂直走査振幅だけが変えられ、垂直走査振幅は増大される。ワイドスクリーンラスタ及びディスプレーの幅全体を用いることにより得られる3分の4倍の水平方向オーバースキャンに対応して、3分の4倍の垂直方向オーバースキャンが存在する。拡大されたピクチャの上部及び下部の6分の1は切り取られるが、画像アスペクト比歪みは存在しない。
ズーム表示モードは、垂直オーバースキャン倍率が3分の4よりも小さい点を除いてワイドモードと類似する。拡大されたピクチャーは垂直方向に僅かに圧縮される。拡大されたピクチャの上部及び下部の6分の1未満が切り取られるが、ある程度の画像アスペクト比歪みが在る。
本発明の他の配置によれば、上方向へのピクチャシフトは、ビデオ信号に対し垂直走査を遅延させることにより実現される。これにより、ワイドモードの4:3ピクチャの下部がスクリーンの下方縁の近くに置かれる。これは、特に、サブタイトルが存在する場合に有効である。垂直直線性補正及び左右側のピンクッション歪み補正は、この方法を用いて一定に保たれる。また、ディジタル遅延回路を用いる他の垂直ピクチャ位置合わせ方法が提案される。これにより、上方向及び下方向の垂直パンが行えるようになる。
上記少なくとも一つ以上の本発明の配置によるテレビジョン受像機は、
ワイドな高さ対幅の比を伴うラスタを有するビデオディスプレーと、
電源電圧のソースと、
選択可能な振幅を有する鋸波のための信号発生器と、
上記鋸波の上記振幅を制御する第1のスイッチと、
上記鋸波に応答し、垂直ラスタの大きさの選択を可能にするため、上記鋸波の上記選択された振幅に伴って変化する垂直偏向信号を発生する垂直増幅器と、
上記電源電圧により印加され、第1の水平ラスタの大きさを与えるため水平偏向ヨーク用の水平偏向信号を発生する水平偏向回路と、
上記水平ヨークに接続され、第2の水平ラスタの大きさを与えるため上記水平偏向信号を変える信号ソースと、
上記信号ソースを制御し、上記第1及び第2の水平ラスタの大きさの一方を選択する第2のスイッチと、
上記垂直偏向信号に応答し、上記水平偏向回路に印加される上記電源電圧を変調するラスタ幅歪み補正回路とにより構成され、上記ラスタ幅歪みは上記選択可能な垂直及び水平ラスタの大きさの全ての組合せに対し補正される。
上記少なくとも一つ以上の本発明の配置による他のテレビジョン受像機は、
ワイドな高さ対幅の比を伴うラスタを有するビデオディスプレーと、
電源電圧のソースと、
垂直同期信号のソースに応答し、選択可能な振幅を有する鋸波を発生する鋸波発生器と、
上記垂直同期信号を遅延させる切り替え可能な位相遅延回路と、
上記遅延された垂直同期信号の選択が上記ビデオディスプレー上でピクチャの通常の垂直位置に対し上記ピクチャの上方向にシフトされた垂直位置を与えるよう、上記位相遅延回路の動作を許可及び禁止する第1のスイッチと、
上記鋸波の振幅を制御する第2のスイッチと、
上記鋸波に応答し、垂直ラスタの大きさの選択を可能にするため上記鋸波の上記選択された振幅に伴って振幅が変化し、かつ、ピクチャ位置の選択を可能にするため上記垂直同期信号の上記選択された位相に従って位相が変化する垂直偏向信号を発生する垂直増幅器と、
上記電源電圧により印加され、第1の水平ラスタの大きさを与えるため水平偏向ヨークの水平偏向信号を発生する水平偏向回路と、
上記水平ヨークに接続され、第2の水平ラスタの大きさを与えるため上記水平偏向信号を変える信号ソースと、
上記信号ソースを制御し、上記第1及び第2の水平ラスタの大きさの中の一方を選択する第3のスイッチとにより構成される。
上記少なくとも一つ以上の本発明の配置による他のテレビジョン受像機は、
ワイドな幅対高さの比を有するビデオスプレーと、
水平偏向信号を変えることにより異なるサイズの選択可能なラスタを上記ビデオディスプレー上に発生する水平及び垂直偏向回路と、
垂直偏向信号に応答し、第1の制御信号を発生する回路と、
上記第1の制御信号に応答し、実質的に放物線状の信号を発生する波形発生器と、
上記実質的に放物線状の信号に応答するラスタ歪み補正回路と、
選択された水平ラスタ幅を表わす第2の制御信号のソースとにより構成され、上記水平偏向は上記第2の制御信号に応じて変えられる。
上記少なくとも一つ以上の本発明の配置による他のテレビジョン受像機は、
ワイドな幅対高さの比を有するビデオディスプレーと、
水平偏向電流を発生する水平偏向回路と、
前記水平偏向回路に応答する水平偏向ヨークと、
インダクタと、
上記インダクタを上記水平偏向ヨークに動作的に接続するスイッチと、
選択されたラスタ幅を表わす制御信号のソースとにより構成され、上記スイッチは上記制御信号に応答する。
【図面の簡単な説明】
図1は一つ以上の本発明の配置によるテレビジョン受像機のブロック図である。
図2は図1に示された鋸波発生器の概略図である。
図3は図1に示されたパルス遅延回路の概略図である。
図4は図1に示されたパラボラ発生器の概略図である。
図5は図1に示されたウィンドウ弁別器の概略図である。
図6は図1に示された水平偏向回路の概略図である。
図7は図1に示された水平出力回路及び振幅切り替え回路の略ブロック図である。
図8は図1及び6に示された左右制御回路の概略図である。
図9は図1及び3に示されたパルス遅延回路の動作を説明するため用いられるタイミングチャートである。
図10は図1及び5に示されたウィンドウ弁別器の動作を説明するため用いられるタイミングチャートである。
図11はディジタル垂直シフト回路のブロック図である。
図12は図11に示された垂直シフト回路の動作を説明するため用いられるタイミングチャートである。
図13は図11に示されたディジタル垂直シフト回路の概略図である。
好ましい実施例の詳細な説明
図1は一つ以上の新規な配置によるテレビジョン受像機10のブロック図である。フォーマット信号及びズーム信号は、垂直偏向振幅を異なる表示フォーマットに変えるため鋸波発生器20に与えられる制御信号である。元の垂直ドライブパルスVINは、パルス遅延回路30に供給される。VSHIFT信号は、鋸波発生器を同期させる垂直ドライブパルスVOUTの遅延時間を制御するため使用される。また、上記パルスは、図示しないオンスクリーン表示回路の垂直同期のため使用される。
垂直走査振幅上の情報は垂直増幅器25の偏向電流検出抵抗Rsから取り出され、ウィンドウ弁別器60内で調整可能な基準であるオーバースキャンブランキングレベルと比較される。出力のブランキング信号は、過大な垂直オーバースキャン中にビーム電流を抑止するため使用される。抵抗Rsの両端の電圧は、左右制御回路80をドライブするパラボラ発生器40に印加される。台形歪みはパラボラ発生器の台形調節により補正される。水平偏向回路60は、4:3及び16:9のピクチャフォーマットに対する走査振幅適応性を有する。
水平及び垂直ヨークがワイドスクリーンビデオディスプレー12、即ち、ワイドフォーマット表示比、例えば、16:9を有するビデオディスプレーを形成する陰極線管に配置される。
図2は、鋸波発生器20及び垂直増幅器25により形成された垂直偏向回路の鋸波発生器20の回路図である。垂直走査振幅は、フォーマット信号をスイッチS3を介してQ3に供給することによって垂直鋸波発生器の電流源Q4の出力値を変更することにより変えられる。スイッチS1乃至S6を含む図示された全てのスイッチは、簡単化のためトグルスイッチとして例示されている。スイッチの一部又は全部は、手動スイッチ、遠隔制御型スイッチ、又は、例えば、遠隔制御信号に応じてマイクロプロセッサにより制御されるスイッチとして実現することが可能である。スイッチの一部又は全部は、半導体スイッチ又は継電器として実現してもよい。ズーム表示モードスイッチS21は開いている。16:9のフォーマット表示比と、ダークサイドパネルを備えた標準4:3ピクチャに対し、フォーマット信号はロー(例えば、1V)であるので、トランジスタQ1乃至Q3は非導通状態である。垂直鋸波電圧の振幅はR13により調節されたQ4のエミッタ電流によって決められる。ワイドモードにおいて4:3のピクチャを表示するため、フォー マット信号はハイ(例えば、8V)であるので、Q2及びQ3は導通する。補助電流がQ2からQ4のエミッタに供給され、垂直走査振幅を増大させる。ワイドモードにおいて4:3アスペクト比に対するピクチャの高さはR10により調節される。
フォーマット信号とは無関係に、垂直ズーミングは、スイッチS1が閉成されたときに選択される。D1が導通しているため、トランジスタQ3及びQ2は避けられる。Q1は導通し、Q4のエミッタに電流を供給する。垂直サイズは、ワイドモード中に振幅の約85%まで縮小され、R4を用いて調節される。垂直鋸波は垂直増幅器をドライブするQ6により緩衝される。直線性はQ6の帰還路内のR20(VLIN)を用いて調節される。
図3のパルス遅延回路30において、垂直ドライブパルスVINはデュアルタイマU1及びその関連部品により遅延される。トランジスタQ8は、C10及びR33により微分された負性に変化する前縁でU1Aをトリガする。U1Aの5番ピン上の出力信号のパルス幅はVSHIFTスイッチS4で選択される。垂直シフトの場合にS2は開成するので、Q7は導通し、C7を短絡し、C8を接地させる。結果として得られた約2msecのパルス幅は、シフトされたピクチャに対する遅延時間である。波形VIN及びVOUTは図9に示されている。
スイッチS4は垂直方向の中心位置合わせのため閉成される。これにより、Q7がターンオフされるので、タイミング容量はC7になり、遅延は無視し得る2μsecまで短絡される。U1Aからの出力パルスの後縁は、R36及びC14を介してU1Bをトリガする。U1Bの9番ピンで約0.6msec間隔の出力パルスがQ5を介して鋸波発生器を同期させるため使用され、更なる用途のためVOUTとして得られる。
図4にはパラボラ発生器40が示されている。パラボラ発生器用の入力信号は、0.68オームの値を取り得るサンプリング抵抗Rsの両端における鋸波電圧である。Rsからの鋸波電圧はU3の2番ピンへの入力である。
U3の7番ピンからの出力電圧は実質的に放物線状であり、図8に詳細に示された左右制御回路80に直流カップリングされる。これにより、水平偏向電流の振幅変調のピークが垂直走査振幅の全範囲に亘って一定に保たれる。交流カップリングされている場合、ピクチャ幅及び左右補正はピクチャ高さに依存して変化する。
図1及び2を参照するに、スイッチS3は垂直偏向高さを選択する制限信号のソースである。サンプリング抵抗Rsは選択された垂直偏向高さを表わす更なる制限信号のソースである。図4を参照するに、更なる制御信号は、異なる垂直偏向高さが選択されると共に、実質的に放物線状の信号を確定する。従って、実質的に放物線状の信号は、異なる垂直偏向高さが選択されると共に、自動的に調節される。図8を参照するに、実質的に放物線状の信号はトランジスタQ5の動作を制御する。トランジスタQ5の動作のパラボラ変調は水平出力トランジスタへの電源電圧を変調し、全ての選択された垂直及び水平走査振幅に対する左右ピンクッション歪みを自動的に補正する。
図5を参照するに、垂直偏向回路のピーク・ツウ・ピーク振幅はクワッド演算増幅器U2を中心に作られたウィンドウ弁別器により監視される。Rsからの電流サンプリング電圧は、両方向のオーバスキャンを検出するため、U2Bの非反転入力及びU2Cの反転入力に接続される。両方の極性を備える緩衝されたオーバースキャンブランキングレベル電圧は、U2B及びU2C夫々のもう一方の入力に供給される。オーバースキャンの期間中、U2B及びU2Cの出力は正側に移り、ダイオードD5及びD6により結合され、ビーム電流の付加的なブランキングのためR28を介して利用可能である。図10には、電流サンプリング電圧、両方の極性に対するオーバースキャンブランキングレベル及びウィンドウ弁別器の最終的な出力ブランキング信号が示されている。
図6には水平偏向回路60が示される。図7には水平出力回路70及び水平切り替え回路72がより詳細に示される。図6及び7を参照するに、スイッチ1はダークサイドパネルを備えた標準4:3ディスプレーに対し開成する。トランジスタQ8はオン状態であり、Q7をターンオフし、これにより、偏向電流を低減するためインダクタL3を水平ヨークLHと直列接続する。S1が閉成されたとき、フライバック変成器のヒーター巻線の電圧は、Q8をカットオフするためダイオードD12により整流される。トランジスタQ7はL3を短絡させ、これにより16:9及び4:3ワイドモードピクチャーを表示する水平電流を増加する。
掃引期間の始めに、水平偏向電流の寄生高周波発振がD10、R26、R27、R28及びC16を用いて抑止される。フライバック変成器の漏れインダクタンスにより生じる高電圧巻線内の発振は2.5mHである。異なる表示モードにおける垂直及び水平偏向電流の振幅を表1に列挙する。
Figure 0003724809
下方垂直シフトはある種のピクチャの場合に望ましい。これを実現するため、垂直同期パルスがビデオ信号に先行する必要がある。1フィールド±数ラインの間隔により垂直パルスを遅延させることによって、ピクチャが同じ量で上方又は下方へシフトする。かかる遅延をアナログ回路を用いて発生させた場合、ジッタにより誘起される不正確なインタレースが問題になる可能性がある。
図11は、垂直ドライブパルスを水平ラインの半分の間隔の整数倍で遅延するためディジタルカウンタ112、113及び114とデコーダ115とを使用する回路111のブロック図である。遅延時間は、1フィールド間隔マイナス36ラインから1フィールド間隔プラス35.5ラインまでの期間でライン走査期間の半分の増分量により調節可能である。この結果として得られるピクチャの最大垂直シフトは、中心位置から36ライン下方及び中心位置から35.5ライン上方である。これは、マイナス72からプラス71までのカウントに一致する。信号VOUTの相対的な位相位置は図12に示される。
図13は、2個のプログラマブル論理デバイス(PLD)U4及びU5と、U6及びU7を中心に作られた位相ロックドループ(PLL)周波数2倍器とを有する回路111の詳細な系統図である。プログラマブル論理デバイスU4は、カウンタ112(カウンタ1)及びデコーダ115を含む。プログラマブル論理デバイスU5は、カウンタ113(カウンタ2)及びカウンタ114(カウンタ3)を含む。垂直位置制御用のアクティブ・ロー信号は、スイッチS5及びS6により発生される。スイッチS5はシフトアップ又はシフトダウン機能を提供し、スイッチS6はセンタ位置にリセットする。回路への入力信号は、垂直ドライブパルスVIN及び水平ドライブパルスHINである。2fHクロックを利用することができるならば、PLL周波数2倍器を省いても構わない。
提案された偏向システムは、最小限の追加コストで最も望ましい動作モードを有するワイドスクリーンテレビジョン受像機を実現するためワイドスクリーン画像管を使用する従来のカラーテレビジョンシャシーに容易に組み込むことが可能である。

Claims (5)

  1. ワイドな高さ対幅の比を備えたラスタを有するビデオディスプレーと、
    電源電圧のソースと、
    選択可能な振幅を有する鋸波の信号発生器と、
    上記鋸波の上記振幅を制御する第1のスイッチと、
    上記鋸波に応答し、垂直ラスタの大きさの選択を可能にするため上記鋸波の選択された振幅に伴って変化する垂直偏向信号を発生する垂直増幅器と、
    上記電源電圧により給電され、第1の水平ラスタの大きさを与えるため水平偏向ヨークの水平偏向信号を発生する水平偏向回路と、
    上記水平ヨークに接続され、第2の水平ラスタの大きさを与えるため上記水平偏向信号を変える信号ソースと、
    上記信号ソースを制御し、上記第1及び第2の水平ラスタの大きさの中の一方を選択する第2のスイッチと、
    上記垂直ラスタの大きさの振幅に応答し、上記水平偏向回路を給電する上記電源電圧を変調するラスタ幅歪み補正回路とにより構成され、上記ラスタ幅歪みは、上記選択可能な垂直及び水平ラスタの大きさの全ての組合せに対し補正されるテレビジョン受像機。
  2. 上記ラスタ幅歪み補正回路は、
    上記垂直偏向信号に応答する垂直レートパラボラ発生器と、
    上記垂直レートパラボラに応答する変調回路とを含む請求項1記載の受像機。
  3. 上記垂直レート偏向信号に従って動作するブランキング信号発生器を更に有する請求項1記載の受像機。
  4. ワイドな高さ対幅の比を備えたラスタを有するビデオディスプレーと、
    電源電圧のソースと、
    垂直同期信号のソースに応答し、選択可能な振幅を有する鋸波を発生する鋸波発生器と、
    上記垂直同期信号を遅延させる切り替え可能な位相遅延回路と、
    上記遅延された垂直同期信号の選択が上記ビデオディスプレー上でピクチャの通常の垂直位置に対し上記ピクチャの上方にシフトされた垂直位置を与えるよう、上記位相遅延回路の動作を許可及び禁止する第1のスイッチと、
    上記鋸波の振幅を制御する第2のスイッチと、
    上記鋸波に応答し、垂直ラスタの大きさの選択を可能にするため上記鋸波の上記選択された振幅に伴って振幅が変化し、かつ、ピクチャ位置の選択を可能にするため上記垂直同期信号の上記選択された位相に従って位相が変化する垂直偏向信号を発生する垂直増幅器と、
    上記電源電圧により給電され、第1の水平ラスタの大きさを与えるため水平偏向ヨーク用の水平偏向信号を発生する水平偏向回路と、
    上記水平ヨークに接続され、第2の水平ラスタの大きさを与えるため上記水平偏向信号を変える信号ソースと、
    上記信号ソースを制御し、上記第1及び第2の水平ラスタの大きさの一方を選択する第3のスイッチと、
    上記垂直偏向信号に応答し、上記水平偏向回路を給電する上記電源電圧を変調するラスタ幅歪み補正回路とにより構成され、
    上記ラスタ幅歪みは、上記選択可能な垂直及び水平ラスタの大きさ、並びに、上記垂直同期信号の上記位相の全ての組合せに対し補正されるテレビジョン受像機。
  5. 上記垂直同期信号の上記位相毎に上記垂直レート偏向信号に従って動作するブランキング信号発生器を更に有する請求項4記載の受像機。
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