JP3724450B2 - 無線通信用高周波回路およびそれを備えた通信機 - Google Patents

無線通信用高周波回路およびそれを備えた通信機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電波の送受信を行うための無線通信用高周波回路およびそれを備えた通信機に関するものである。
【0002】
【背景技術】
図7には通信機に設けられる無線通信用高周波回路の一構成例がブロック図により制御回路(ベースバンド回路)と共に示されている。この無線通信用高周波回路30は、受信用のアンテナ31と、送信用のアンテナ32と、復調回路33と、変調回路34とを有して構成されており、当該無線通信用高周波回路30は、制御回路35に接続されている。
【0003】
復調回路33は、受信用のアンテナ31が受信した電波を検波して信号波を取り出し、この取り出した信号波を制御回路35に出力する。また、変調回路34は、制御回路35から供給された送信用の信号(信号波)を搬送波に乗せて送信用のアンテナ32に出力する。送信用のアンテナ32はその変調波を無線送信する。
【0004】
このような回路構成を持つ無線通信用高周波回路の具体的な構成例が図8に示されている。この高周波回路は、特開平8-116289号公報に記載されているものである。図8において、符号101は受信用アンテナを示し、符号102は送信用アンテナを示し、符号103aは検波部を示し、符号104は変調器を示し、符号108aは制御回路(CPU)を示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図7に示す構成では、受信用のアンテナ31と、送信用のアンテナ32とが別々に設けられている。それら送信用や受信用のアンテナ31,32は復調回路33や変調回路34よりも大きい上に、相互干渉を防止するためにアンテナ31,32を少なくともλ/2(λは送受信電波の波長)程度の距離を離して配置する必要がある。具体的には、例えば、送受信の電波の周波数が2.4GHz帯である場合には、アンテナ31,32を6cm程度離間配置する必要がある。また、電波の周波数が5GHz帯である場合には、アンテナ31,32を3cm程度離間配置する必要がある。このアンテナ31,32の離間配置のために、無線通信用高周波回路30の小型化が難しいという問題がある。
【0006】
そこで、図9に示すように、送受信兼用のアンテナ36を設け、このアンテナ36に送受信切り換え用のスイッチ37を介して復調回路33と変調回路34を共に接続させる場合がある。この場合には、アンテナの設置数が削減されるので、無線通信用高周波回路30の小型化を図ることができる。しかしながら、スイッチ37としてSPDT(Single Pole Double(Dual) Throw)スイッチ回路が設けられ、そのSPDTスイッチ回路は構成が複雑であることから、回路構成が煩雑化するという問題がある。また、そのスイッチ37での挿入損失は無視できないものであり、損失増加が問題となる。
【0007】
図10には、その図9に示す高周波回路の構成を持つ具体例が示されている。この高周波回路は、特開平9-298484号公報に記載されているものである。
【0008】
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、回路構成の簡略化や小型化が簡単で低損失な無線通信用高周波回路およびそれを備えた通信機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決するための手段としている。すなわち、第1の発明は、電波の送受信を行うアンテナと、アンテナにより受信された受信電波を検波して信号波を取り出す復調回路と、信号供給部から供給された信号波を搬送波に乗せる変調回路とを有する無線通信用高周波回路において、アンテナと、変調回路と、復調回路とが順に直列に配列接続され、その変調回路と復調回路との間には、受信時にスイッチオンしてアンテナから受信信号を復調回路に導通させ送信時にはスイッチオフして復調回路を変調回路から切り離すSPST(Single Pole Single Throw)スイッチ回路が直列に介設されており、このSPSTスイッチ回路はFETを有して構成されていることを特徴としている。
【0010】
第2の発明は、第1の発明の構成を備え、復調回路は、振幅変調されている受信電波を復調するAM検波回路と、振幅偏移変調(ASK(Amplitude shift Keying))されている受信電波を復調するASK検波回路とのうちの何れか一方であることを特徴としている。
【0011】
第3の発明は、第1又は第2の発明の構成を備え、復調回路は、ゼロバイアス検波用ショットキーバリアダイオードを有して構成されていることを特徴としている。
【0012】
第4の発明は、第1〜第3の発明の何れか1つの発明の構成を備え、変調回路は、FETを有して構成されていることを特徴としている。
【0013】
第5の発明は、第1〜第4の発明の何れか1つの発明の構成を備え、変調回路は、アンテナの受信信号を信号波に応じて位相変調して反射送信させる反射変調回路であることを特徴としている。
【0014】
第6の発明は、第1〜第5の発明の何れか1つの発明の構成を備え、変調回路は、2相位相変調タイプの変調回路であることを特徴としている。
【0015】
第7の発明は、第1〜第6の発明の何れか1つの発明の構成を備え、SPSTスイッチ回路と変調回路の少なくとも一方には、変調回路による変調波の振幅調整用の抵抗体が並列に接続されていることを特徴としている。
【0016】
第8の発明は、第1〜第7の発明の何れか1つの発明の構成を備え、変調回路には、位相調整部が設けられていることを特徴としている。
【0017】
第9の発明は、第1〜第8の発明の何れか1つの発明の構成を備え、アンテナはマイクロストリップパッチアンテナと成し、このマイクロストリップパッチアンテナと、変調回路と、SPSTスイッチ回路と、復調回路とは、共通の誘電体基板に形成される構成と成し、その誘電体基板の比誘電率は10以上であることを特徴としている。
【0018】
第10の発明は通信機に関するものであり、第1〜第9の発明の何れか1つの発明の無線通信用高周波回路が設けられていることを特徴としている。
【0019】
第11の発明は、第10の発明の構成を備え、質問器から放射された電波を受け当該受信電波に信号波を乗せ質問器に向けて反射送信する応答器であることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明に係る実施形態例を図面に基づいて説明する。
【0021】
図1には本発明に係る無線通信用高周波回路の一実施形態例が制御回路と共にブロック構成図により示され、図2にはこの実施形態例の無線通信用高周波回路を組み込んだ通信機の主要な回路構成の一例がブロック構成図により示されている。
【0022】
この実施形態例の無線通信用高周波回路1が組み込まれる通信機2は、無線通信用高周波回路1に加えて、制御回路(ベースバンドIC)3と、電源回路4と、制御回路3にクロック信号を加えるクロック回路5とを有して構成されている。通信機2は、例えば移動体である質問器6と対を成して使用される応答器であり、質問器6から放射された電波を受け当該受信電波に信号波を乗せて質問器6に向けて反射送信する構成を有するものである。
【0023】
この実施形態例の無線通信用高周波回路1は、アンテナ10と、変調回路11と、SPSTスイッチ回路12と、復調回路13とを有して構成されている。
【0024】
アンテナ10は、電波の送受信を行う送受信兼用のアンテナである。変調回路11は、信号供給部である制御回路3から送信データ入力部Pinを介して供給された信号波(送信データ)に応じてアンテナ10の受信電波を位相変調して反射送信させる回路構成を有する。
【0025】
復調回路13は、アンテナ10により受信された電波を検波して信号波を取り出し、この信号波を信号出力部Poutを通して制御回路3に出力する構成を有する。この復調回路13は、受信する電波の変調方式に応じた回路構成を有するものであり、例えば、ダイオード1個とコンデンサ、コイル等を用いた簡単な構成で、AM又はASK(振幅偏移変調)検波を行うことができる。
【0026】
SPSTスイッチ回路12は、制御回路3からスイッチング制御信号入力部Pconを通って加えられた制御信号に基づき、変調回路11と復調回路13間の信号導通のオン・オフを制御する回路である。この実施形態例では、SPSTスイッチ回路12はFETを有して構成されており、信号受信時にはスイッチオンし信号送信時にはスイッチオフするようにスイッチング動作が制御される。このSPSTスイッチ回路12のスイッチング動作によって、信号受信時にはアンテナ10の受信信号が復調回路13に供給され、信号送信時には復調回路13が変調回路11から切り離されて、送信時に復調回路13が変調回路11に悪影響を与えることを防止している。
【0027】
図3には無線通信用高周波回路1の具体的な構成例が示されている。図3において、アンテナ10はマイクロストリップパッチアンテナであり、このマイクロストリップパッチアンテナを構成する放射電極16は、変調回路11や復調回路13が形成される誘電体基板である回路基板15に直接に形成されている。つまり、この実施形態例では、アンテナ10と変調回路11とSPSTスイッチ回路12と復調回路13は共通の回路基板15に形成されている。また、この実施形態例では、その回路基板15は、比誘電率が10以上の誘電材料により構成されている。そのように比誘電率が高い誘電材料により回路基板15を構成することにより、回路基板15による波長短縮効果が高まるので、放射電極16(アンテナ10)の小型化を図ることができる。
【0028】
なお、より一層のアンテナ10の小型化を図るためには、例えば、比誘電率が20以上の誘電材料によって回路基板15を構成することが好ましい。例えば、回路基板15の比誘電率が20程度である場合には、5GHz帯の電波の送受信が可能なマイクロストリップパッチアンテナの放射電極16は、約5mm角程度に小型化することができる。
【0029】
変調回路11は、FET17と、スタブ電極18と、バイアス抵抗体R11とを有して構成されている。
【0030】
FET17は、例えばMES型の電界効果トランジスタ素子であり、図示の例では、ソース(S)側が放射電極16に接続され、ドレイン(D)が直流阻止用のコンデンサCを介して高周波的にグランドに接地されている。また、ゲート(G)はバイアス抵抗体R11を介して送信データ入力部Pinに接続されており、制御回路3から送信データ入力部Pinを通って送信データがFET17のゲートに加えられる。
【0031】
FET17は、ゲートに加えられる送信データに応じてスイッチオン・オフする構成と成している。変調回路11は、図4(a)に示されるようにFET17がスイッチオンしているときも、図4(b)に示されるようにFET17がスイッチオフしているときも、アンテナ10により受信された信号を全反射し、かつ、FET17のスイッチオン時の反射信号の位相と、FET17のスイッチオフ時の反射信号の位相とが互いに180°異なる構成となっている。つまり、変調回路11は、2相位相変調(BPSK)タイプの反射変調回路となっている。
【0032】
しかし、理想的には、そのようにFET17のスイッチオンとオフの切り換えによって反射信号の位相を180°反転させることであるが、実際には、FET17が持つインピーダンスによって反射信号の位相を180°反転させることができない場合がある。このことを考慮して、アンテナ10とFET17との間の信号経路上に、位相調整部としてのスタブ電極18が接続されている。このスタブ電極18は分布定数線路であり、当該スタブ電極18によってFET17のスイッチオン時とスイッチオフ時の反射信号の位相差を調整することができる。この実施形態例では、そのスタブ電極18によって、FET17のスイッチオンとオフの切り換えによって反射信号の位相が180°反転するように調整されている。
【0033】
SPSTスイッチ回路12は、FET20とバイアス抵抗体R12を有して構成されている。FET20は、例えば、高周波特性に優れているNチャネルMES型の電界効果トランジスタ素子により構成されている。このFET20のドレイン(D)は変調回路11に接続され、ソース(S)は直流阻止用のコンデンサCを介して復調回路13に接続されている。また、ゲート(G)はバイアス抵抗体R12を介してスイッチング制御信号入力部Pconに接続されている。このスイッチング制御信号入力部Pconを通って制御回路3からFET20のゲートにスイッチング動作を制御するための制御信号が加えられる。この制御信号に応じてFET20がスイッチオン・オフする。
【0034】
なお、図3の例では、SPSTスイッチ回路12と復調回路13の間には、バイアス抵抗体Rsを介してFET基準電位決定信号入力部Psが接続されており、制御回路3からFET基準電位決定信号入力部Psを通して、変調回路11のFET17およびSPSTスイッチ回路12のFET20におけるソース−ドレイン間のチャネルの直流電位を決定するための信号が入力する。
【0035】
FET17,20は、ソース−ドレイン間のチャネルの直流電位と、ゲートの直流電位との相対的な関係によりソース−ドレイン間のチャネルがオン・オフするものである。この実施形態例では、FET基準電位決定信号入力部Psから加える直流電流と、スイッチング制御信号入力部Pconから加えるスイッチオン用電圧とスイッチオフ用電圧とのそれぞれの値は、FET17,20をスイッチング動作させることができる適宜な値に設定されている。
【0036】
また、SPSTスイッチ回路12には抵抗体22が並列に接続されている。この抵抗体22は、変調回路11による反射信号(変調波)の振幅変動を抑制するためのものである。つまり、変調回路11の信号の反射係数は、FET17のスイッチオン・オフの切り換えによって変化することがあり、この反射係数の変化に起因して反射信号の振幅が変動することがある。抵抗体22は、そのような反射信号の振幅変動を抑制するためのものである。
【0037】
この例では、抵抗体22は、SPSTスイッチ回路12に並列的に設けられているので、受信時には、SPSTスイッチ回路12のスイッチオン動作によって、受信信号の殆どはSPSTスイッチ回路12を流れ、抵抗体22には殆ど流れない。このため、抵抗体22に因る受信信号の損失を非常に小さく抑制することができる。
【0038】
なお、振幅調整用の抵抗体22は変調回路11に並列的に設けてもよく、この場合にも、上記同様に、変調回路11による反射信号の振幅変動を抑制することができる。
【0039】
復調回路13は、ダイオード21と、復調出力用接地インダクタL13と、受信RF入力用接地コンデンサC13と、負荷抵抗体R13とを有して構成されている。
【0040】
ダイオード21は、非線形性を利用してアンテナ10の受信信号から信号波を取り出す検波用のダイオードであり、ここでは、バイアスを加えなくとも効率良く検波できるゼロバイアス検波用ショットキーバリアダイオードにより構成されている。
【0041】
以下に、図3に示す無線通信用高周波回路1の回路動作の一例を簡単に説明する。例えば、通信機2が質問器6との間で電波の送受信を行っていないとき(待ち受け期間)には、図5(a)に示すように、制御回路3から送信データ入力部Pinを通して変調回路11のFET17のゲートに加えられるスイッチオフ用の信号によって、FET17はスイッチオフの状態となっている。これにより、アンテナ10側から変調回路11を見たときに変調回路11側は開放状態となり、変調回路11は無視できる状態となる。
【0042】
また、この待ち受け期間には、制御回路3からスイッチング制御信号入力部Pconを通してSPSTスイッチ回路12のFET20のゲートに加えられるスイッチオン用の制御信号によって、FET20はスイッチオンし、質問器6からの信号の受信に備えている。
【0043】
このような状態で待機しているときに、アンテナ10が質問器6からの電波を受信すると、その受信信号はアンテナ10からSPSTスイッチ回路12を介して復調回路13に加えられる。そして、復調回路13による検波動作によって受信信号から信号波が取り出され、この信号波が制御回路3に出力される。
【0044】
制御回路3は復調回路13から信号波を受け取ると、スイッチング制御信号入力部Pconを通してSPSTスイッチ回路12のFET20にスイッチオフ用の制御信号を出力する。これにより、図5(b)に示されるように、SPSTスイッチ回路12はスイッチオフする。
【0045】
また、制御回路3は、送信データ入力部Pinを通して送信データ(例えば、個人の識別情報などのデータを送信するデジタル信号)を変調回路11のFET17のゲートに加える。この送信データに応じて変調回路11のFET17がスイッチオン・オフして、変調回路11は、アンテナ10により受信された信号をBPSK変調し該変調波を質問器6に向けて反射送信させる。
【0046】
この信号送信時に、仮に、SPSTスイッチ回路12がスイッチオンしていると仮定すると、アンテナ10により受信された信号の一部が復調回路13に流れ込んで損失が大となってしまう。これに対して、ここでは、送信時にはSPSTスイッチ回路12がスイッチオフして復調回路13が変調回路11と切り離されるために、アンテナ10の受信信号が復調回路13に流れ込むことによる損失増加の問題を回避することができる。
【0047】
この図3に示す回路構成では、信号受信時には、FET17のスイッチオフ動作によってアンテナ10の受信信号に対して変調回路11を無視できる状態とすることができて、変調回路11は、信号受信時の復調回路13の回路動作に悪影響を与えない。かつ、信号送信時には、SPSTスイッチ回路12のスイッチオフ動作によって復調回路13は変調回路11から切り離されて、復調回路13は、信号送信時の変調回路11の回路動作に悪影響を与えない。このことから、送受信の切り換え部分に通常用いられるサーキュレータやダイプレクサ、又はSPDTスイッチ回路等の信号分岐手段を設けなくともよく、回路構成を簡略化することができる。
【0048】
なお、この発明はこの実施形態例に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、図3の回路例では、SPSTスイッチ回路12は、FET20のソース−ドレインのチャネルのオン・オフに応じて、変調回路11と復調回路13間の信号導通のオン・オフを制御する構成であったが、SPSTスイッチ回路12の構成はその回路構成に限定されるものではない。例えば、図6に示されるような構成を採用してもよい。この図6の場合には、SPSTスイッチ回路12は、FET20とバイアス抵抗体R12とコンデンサC12とインダクタL12とを有して構成されている。コンデンサC12は変調回路11と復調回路13間を接続する信号経路上に介設されており、このコンデンサC12の一端側にFET20のドレイン側が接続され、コンデンサC12の他端側にはインダクタL12の一端側が接続されている。インダクタL12の他端側はFET20のソース側に接続されている。また、FET20のゲートは、バイアス抵抗体R12を介してスイッチング制御信号入力部Pconに接続されている。
【0049】
この図6のSPSTスイッチ回路12では、制御回路3からスイッチング制御信号入力部Pconを介してFET20のゲートに加えられる制御信号に基づいてFET20のソース−ドレインのチャネルがオンすると、コンデンサC12とインダクタL12の並列共振が生じて、SPSTスイッチ回路12全体としては、スイッチオフした状態となる。
【0050】
反対に、FET20のソース−ドレインのチャネルがオフすると、変調回路11側と復調回路13側とはコンデンサC12を介して導通した状態となり、SPSTスイッチ回路12全体としては、スイッチオンした状態となる。
【0051】
SPSTスイッチ回路12として、この図6に示すような回路構成を採用してもよいし、また、FETを2個以上用いてSPSTスイッチ回路12を構成してもよいし、さらに、FET以外のダイポーラトランジスタ素子やPINダイオードや可変容量ダイオードなどのスイッチング動作が可能な素子をFETに代えて設けてもよい。
【0052】
また、変調回路11に関しても同様であり、変調回路11は図3に示す回路構成以外の構成を採用してもよい。例えば、図6に示されるような構成を採用してもよい。この場合には、前述した図6のSPSTスイッチ回路12と同様に、FET17とコンデンサC11とインダクタL11により、変調用のスイッチング動作が行われる。また、前記SPSTスイッチ回路12と同様に、変調回路11のスイッチングを行う回路部として、FETを2個以上用いた回路部を形成してもよいし、FET17に代えて、スイッチング動作が可能な素子(例えばバイポーラトランジスタ素子やPINダイオードや可変容量ダイオードなど)を設けてもよい。
【0053】
さらに、図3の例では、FET17のドレインは高周波的に接地されていたが、ドレインを開放端の線路に接続してもよい。このような場合には、例えば、図6に示されるように、その開放端の線路として位相調整用のスタブ電極18を設けてもよい。この場合、変調回路11がBPSK変調を行うためには、その開放端の線路であるスタブ電極18の線路長と、変調回路11がスイッチオン状態であるときの位相量との合計が、受信電波のλ/4波長とすることが好ましい。
【0054】
さらに、図3では、位相調整部としてスタブ電極18が設けられていたが、例えば、スタブ電極18に代えて、位相調整部として、コンデンサなどの集中定数型の素子を設けてもよい。
【0055】
さらに、図3では、復調回路13の入力部には集中定数のインダクタL13を設けていたが、例えば、図6に示されるように、インダクタL13に代えて、線路23により低周波の接地と入力インピーダンス整合を行う回路部を設けてもよい。このように復調回路13に関しても、図3の構成に限定されず、他の回路構成を採用してよいものである。
【0056】
さらに、この実施形態例では、アンテナ10の放射電極16は四角形状であったが、放射電極16の形状は特に限定されるものではなく、様々な形状を採り得る。
【0057】
さらに、この実施形態例では、アンテナ10は、変調回路11や復調回路13が形成されている誘電体の基板に直接的に放射電極16が形成されて構成されていたが、例えば、回路基板とは別の比誘電率が10以上の誘電体基板(基体)に放射電極を形成してアンテナ10を作製し、このアンテナ10を回路基板に搭載する構成としてもよい。
【0058】
さらに、この実施形態例では、アンテナ10の放射電極16が形成されている基板面と同一の基板面に変調回路11や復調回路13等の回路が形成されていたが、例えば、基板の表面に放射電極16を形成し、基板の裏面側に変調回路11や復調回路13等の回路を形成する構成としてもよい。
【0059】
【発明の効果】
この発明によれば、送受信兼用のアンテナを設けるので、送信用アンテナと受信用アンテナを別個独立に設ける場合に比べて、無線通信用高周波回路およびそれを備えた通信機の大幅な小型化を図ることができる。
【0060】
また、この発明では、アンテナと、通信機の制御回路と間の信号経路上に変調回路と復調回路を直列的に配列配置し、それら変調回路と復調回路の間にSPSTスイッチ回路を設ける構成とした。従来では、送受信兼用のアンテナが設けられる場合には、SPDTスイッチ回路を設け、このSPDTスイッチ回路によって信号受信時には復調回路側に切り換え、信号送信時には変調回路側に切り換える構成としていたが、SPDTスイッチ回路は、構成が複雑で小型化を妨げるものであった。
【0061】
これに対して、この発明では、変調回路に、信号受信時の信号導通に関与しない構成を持たせることによって、信号受信時には復調回路を変調回路を介してアンテナに接続させ信号送信時には復調回路を変調回路から切り離すためのスイッチオン・オフを行うSPSTスイッチ回路を設けるだけで済むこととなる。そのSPSTスイッチ回路は構成が簡単で小型なものであることから、SPDTスイッチ回路を設ける場合に比べて、無線通信用高周波回路およびそれを備えた通信機の回路構成の簡略化および小型化を図ることができる。
【0062】
また、変調回路が反射変調回路である場合に、従来のようにSPDTスイッチ回路が設けられている構成である場合には、信号の送信時には、アンテナから変調回路に信号が供給されるときと、変調回路により反射されてアンテナに向かうときとの合計2回、信号はSPDTスイッチ回路を通ることとなる。この場合には、損失が発生するSPDTスイッチ回路を信号は2回も通ることになるので、SPDTスイッチ回路による損失が非常に多くなる。
【0063】
これに対して、この発明では、SPSTスイッチ回路は変調回路の後段側に配置されているので、信号送信時に、アンテナから信号が変調回路に供給されるときと、変調回路により反射されアンテナに向かうときとの何れの場合にも、信号はスイッチ回路を通らない。このため、送信信号の損失を格段に低減することができて、高利得化を図ることができる。
【0064】
また、変調回路とSPSTスイッチ回路と復調回路は、それぞれ、FETやダイオード等の半導体素子により構成することが可能であり、そのように半導体素子を利用して回路を構成した場合には回路構成を簡単にすることができるので、回路の小型化を図ることが容易である。特に、変調回路と復調回路をそれぞれ同様なFETを利用して構成することによって、それら変調回路と復調回路を集積回路化(IC化)することが可能であり、IC化することによって、無線通信用高周波回路およびそれを備えた通信機のより一層の小型化および回路の簡素化を図ることができる。
【0065】
さらに、復調回路をゼロバイアス検波用ショットキーダイオードを利用して構成し、かつ、変調回路とSPSTスイッチ回路をそれぞれFETを利用して構成することにより、信号の待ち受け時と受信時と送信時の何れかの場合にも直流電流を消費しない回路を構成することができる。この場合には、消費電力を非常に小さく抑制できるので、通信機が電池駆動タイプである場合には、電池の寿命を長くすることができる。
【0066】
さらに、変調回路を反射変調回路とすることによって、この変調回路は、アンテナにより受信した高周波信号(RF信号)を送信用の搬送波として利用するので、無線通信用高周波回路に、送信用の搬送波を変調回路に供給するためのRF回路を設けなくとも済む。これにより、より一層の回路の簡素化および小型化を図ることができる。
【0067】
さらに、変調回路に位相調整部を設けることにより、変調回路による変調波の位相が制御できるので、良好なBPSK変調を行うことができる。
【0068】
さらに、SPSTスイッチ回路又は変調回路に並列的に振幅調整用の抵抗体を設ける場合には、その振幅調整用の抵抗体によって、変調回路による変調波の振幅変動を抑制することができる。
【0069】
変調回路や復調回路が形成されている誘電体基板にマイクロストリップパッチアンテナが共通に形成されており、その誘電体基板の比誘電率が10以上であるものにあっては、誘電体基板の波長短縮効果が高まってアンテナの小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信用高周波回路の一実施形態例をブロック図により示す回路構成図である。
【図2】図1の無線通信用高周波回路を備えた通信機の主要な構成例を説明するためのブロック構成図である。
【図3】本発明に係る無線通信用高周波回路の一具体例を示す回路図である。
【図4】図3に示す変調回路の動作例を説明するための図である。
【図5】図3に示す無線通信用高周波回路の動作例を説明するための図である。
【図6】無線通信用高周波回路のその他の実施形態例を説明するための回路図である。
【図7】無線通信用高周波回路の従来例を説明するためのブロック構成図である。
【図8】特開平8-116289号公報に記載の無線通信用高周波回路の一つを示す回路図である。
【図9】無線通信用高周波回路のその他の従来例を説明するためのブロック構成図である。
【図10】特開平9-298484号公報に記載の無線通信用高周波回路の一つを示す回路図である。
【符号の説明】
1 無線通信用高周波回路
2 通信機
3 制御回路
6 質問器
10 アンテナ
11 変調回路
12 SPSTスイッチ回路
13 復調回路
17,20 FET
18 スタブ電極
21 検波用ダイオード
22 振幅調整用抵抗体

Claims (11)

  1. 電波の送受信を行うアンテナと、アンテナにより受信された受信電波を検波して信号波を取り出す復調回路と、信号供給部から供給された信号波を搬送波に乗せる変調回路とを有する無線通信用高周波回路において、アンテナと、変調回路と、復調回路とが順に直列に配列接続され、その変調回路と復調回路との間には、受信時にスイッチオンしてアンテナから受信信号を復調回路に導通させ送信時にはスイッチオフして復調回路を変調回路から切り離すSPST(Single Pole Single Throw)スイッチ回路が直列に介設されており、このSPSTスイッチ回路はFETを有して構成されていることを特徴とする無線通信用高周波回路。
  2. 復調回路は、振幅変調されている受信電波を復調するAM検波回路と、振幅偏移変調(ASK(Amplitude shift Keying))されている受信電波を復調するASK検波回路とのうちの何れか一方であることを特徴とする請求項1記載の無線通信用高周波回路。
  3. 復調回路は、ゼロバイアス検波用ショットキーバリアダイオードを有して構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無線通信用高周波回路。
  4. 変調回路は、FETを有して構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の無線通信用高周波回路。
  5. 変調回路は、アンテナの受信信号を信号波に応じて位相変調して反射送信させる反射変調回路であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の無線通信用高周波回路。
  6. 変調回路は、2相位相変調タイプの変調回路であることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の無線通信用高周波回路。
  7. SPSTスイッチ回路と変調回路の少なくとも一方には、変調回路による変調波の振幅調整用の抵抗体が並列に接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載の無線通信用高周波回路。
  8. 変調回路には、位相調整部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1つに記載の無線通信用高周波回路。
  9. アンテナはマイクロストリップパッチアンテナと成し、このマイクロストリップパッチアンテナと、変調回路と、SPSTスイッチ回路と、復調回路とは、共通の誘電体基板に形成される構成と成し、その誘電体基板の比誘電率は10以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1つに記載の無線通信用高周波回路。
  10. 請求項1乃至請求項9の何れか1つに記載の無線通信用高周波回路が設けられていることを特徴とする通信機。
  11. 質問器から放射された電波を受け当該受信電波に信号波を乗せ質問器に向けて反射送信する応答器であることを特徴とする請求項10記載の通信機。
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