JP3723626B2 - 汚泥の処理方法 - Google Patents
汚泥の処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3723626B2 JP3723626B2 JP08219196A JP8219196A JP3723626B2 JP 3723626 B2 JP3723626 B2 JP 3723626B2 JP 08219196 A JP08219196 A JP 08219196A JP 8219196 A JP8219196 A JP 8219196A JP 3723626 B2 JP3723626 B2 JP 3723626B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- water
- soluble polymer
- acrylamide
- polymer substance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、石油井、天然ガス井、地熱井または土木工事等における掘削の際に発生する掘削土、土木工事や浚渫工事などの際に発生する軟弱な土砂やヘドロなどの汚泥を、再利用または廃棄容易な形態にする汚泥の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、石油井、天然ガス井、地熱井または土木工事等の掘削、浚渫工事などの際に発生する汚泥は、地域によって異なるが、約20〜90%の含水率を有している。従来、これらの多量の水分を含有する汚泥を安定化させる方法としては、グアーガムなどの天然水溶性高分子物質、カルボキシメチル化澱粉などの半合成水溶性高分子物質、アクリルアミド・アクリル酸ソーダ共重合体などの合成水溶性高分子物質が知られている。
【0003】
天然水溶性高分子物質および半合成水溶性高分子物質は、微粉のものが流通、使用されているが、合成系に比べ吸水能力が弱いため、単独では高含水汚泥の処理に適さないという不都合がある。
合成水溶性高分子物質としては、アクリルアミド系水溶性高分子物質が最も広く用いられている。しかし、アクリルアミド系水溶性高分子物質は、粒の大きさが、0.15〜0.50mmのものが殆どであり、これを汚泥に添加しても溶解に時間がかかり、混練時間が長くなって、きわめて効率が悪い。また、粒子表面にホモゲル状の被膜ができ、ままこ状態で溶解が止まってしまうこともある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、溶解速度を高め溶解に要する時間を短縮し、汚泥を効率よく、再利用または廃棄容易な形態に改質する処理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、掘削の際に発生する掘削土、および土木工事や浚渫工事などの際に発生する軟弱な土砂やヘドロなどの汚泥に、分子量100万以上のアクリルアミド系水溶性高分子物質を添加、混練し、水分を除去することなく該汚泥の流動性を消失させる汚泥の処理方法において、
(a)上記アクリルアミド系水溶性高分子物質の粒度を100メッシュ以下が50%重量以上、150メッシュ以下が40重量%以上で、かつ、60メッシュ以上が10重量%以下とし、
(b)上記汚泥の含水率を測定し、含水率が20〜50%の場合は上記汚泥1キロリットル当たり上記高分子物質を0.2〜4kg、含水率が40〜70%の場合は上記汚泥1キロリットル当たり上記高分子物質を1〜15kg、含水率が50〜80%の場合は上記汚泥1キロリットル当たり上記高分子物質を4〜20kg添加すること、
を特徴とする汚泥の処理方法を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の対象となる汚泥について説明する。本発明によって処理される汚泥は、たとえば、掘削の際に発生する掘削土、および土木工事や浚渫工事などの際に発生する軟弱な土砂やヘドロなどが挙げられる。これらの汚泥は、地域によって異なるが、多量の水分(通常含水率20〜90%)を含んでいる。
【0007】
本発明でいう含水率(%)とは、水の重量の、汚泥全重量に対する比に100をかけた値をいう。含水量の測定は、JIS A−1203「土の含水量試験方法」に従って測定した。
【0008】
多量の水分を含有する汚泥を安定化させる方法としては、合成水溶性高分子物質の使用が知られている。
合成水溶性高分子物質には、アクリルアミド系、ポリアクリル酸系、ポリメタクリル酸エステル系、ポリアミン系、ジシアンジアミド系等の重合体、共重合体がある。
本発明は、このうちアクリルアミド系水溶性高分子物質に関する。アクリルアミド系水溶性高分子物質を選んだのは、アニオン性またはノニオン性で、汚泥への吸着力が強く、かつ、分子量が高く、高粘性を出しやすいためである。
【0009】
本発明で用いるアクリルアミド系水溶性高分子物質は、汚泥中に含まれる水に溶解することで水の粘性を上げ、含水汚泥の流動性を消失させる目的で添加する。
アクリルアミド系水溶性高分子物質とは、純粋なポリアクリルアミドのほか、ポリアクリルアミドを部分的に加水分解したり、あるいは、アクリルアミドとアクリル酸ソーダを共重合したもの等をいう。
アクリルアミド系水溶性高分子物質の分子量は、100万以上のものが用いられる。100万未満では、水に溶解させたときの増粘性が低く、不都合である。これらの一般に製造されているアクリルアミド系水溶性高分子物質は、粒の大きさが、0.15〜0.50mmのものが殆どであり、これをこのまま汚泥に添加しても、溶解に時間がかかり、混練時間が長くなって、きわめて効率が悪い。本発明では、アクリルアミド系水溶性高分子物質の粒度を100メッシュ(0.149mm)以下が50重量%以上、150メッシュ(0.105mm)以下が40重量%以上、かつ、60メッシュ(0.5mm)以上が10重量%以下とすることにより、アクリルアミド系水溶性高分子物質の溶解時間の短縮と迅速な処理を可能にした。この範囲外では、溶解に時間がかかり、混練時間が長くなって極めて効率が悪い。また、粒子表面にホモゲル状の被膜ができ、ままこ状態で溶解が止まってしまうこともあり不都合である。
【0010】
本発明で用いる上記粒度を有する細かなアクリルアミド系水溶性高分子物質は、粒の大きい粗いものを粉砕することによって得られる。また、一般流通品を製造する際に分級工程から出る規格外品のうち、上記粒度に該当するものを選んで使用してもよい。
【0011】
粒の大きい粗いものの粉砕方法としては、冷凍粉砕法、ジェット気流粉砕法などがある。
【0012】
本発明に関する汚泥の処理法では、まず汚泥の含水率を測定する。含水率が20〜50%の場合は、汚泥1キロリットル当たりアクリルアミド系水溶性高分子物質を0.2〜4kg、含水率が40〜70%の場合は、汚泥1キロリットル当たりアクリルアミド系水溶性高分子物質を1〜15kg、含水率が50〜80%の場合は、汚泥1キロリットル当たりアクリルアミド系水溶性高分子物質を4〜20kg、慣用の方法によって添加する。この範囲未満では、汚泥の流動性の消失効果が得られず、また、この範囲をこえると、糸引き現象がおこって、適切な安定化土が得られない。
【0013】
本発明は、アクリルアミド系水溶性高分子物質を汚泥に添加しながら、攪拌混合する。混合装置としては、パドル型、ドラム型、インパクト型などの連続混合機、パドル型、パン型などの回分式混合機のいずれを用いてもよいし、汎用の建設機械、バックホウのバケット内に攪拌羽根のついた特殊な建設機械などを用いて、現地混合してもよい。
混合時間は、混合手段、混合装置の構造と大きさに依存する。本発明の細かなアクリルアミド系水溶性高分子物質を用いた場合には、従来と比較して1/3〜2/3程度まで混合時間の短縮が可能である。
【0014】
本発明で用いるアクリルアミド系水溶性高分子物質は、単独で用いてもよいし、天然水溶性高分子物質や半合成水溶性高分子物質と混合したり、増量助剤や増粘助剤と混合して用いてもよい。
天然水溶性高分子物質としては、グアーガム、ローカストビンガムなどの種子多糖類、アラビノガラクタンガム、アラビヤガムなどの樹脂多糖類、アルギン酸、寒天などの海藻多糖類、ペクチン、サイリュームガムなどの果実多糖類、澱粉、コンニャクなどの根茎多糖類、微生物系のザンサンガム、ザンコート、ザンフロー、カードラン、サクシノグルカンなど、動物系のゼラチン、カゼイン、アルブミン、シュラックなどが挙げられる。
半合成水溶性高分子物質としては、澱粉、グアーガム、ローストグアガム、セルロースなどを酸化、メチル化、カルボキシメチル化、ヒドロキシエチル化、リン酸化、カチオン化などの処理をすることによって得られる澱粉誘導体、グアーガム誘導体、ローストグアガム誘導体、セルロース誘導体にあって、例えば、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロースなど、アルギン酸誘導体にあっては、アルギン酸塩類、アルギン酸プロピレングリコールエステルなどが挙げられる。
増量助剤としては、炭酸カルシウム、フライアッシュ、タルクなどが挙げられ、増粘助剤としては、ベントナイトなどが挙げられる。
これらの添加量は、アクリルアミド系水溶性高分子物質1重量部に対し、0.1〜9の範囲にある。
【0015】
アクリルアミド系水溶性高分子物質で汚泥を処理した後、強度を発現させる目的で、セメント、水酸化カルシウム、酸化カルシウムなどを加えてもよい。
【0016】
【実施例】
以下、本発明を実施例1〜2、比較例1〜2により説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、以下の実施例および比較例で用いられた針入度試験は、セメントの凝結試験に使用されているビカー針装置(JIS R5201−1981セメントの物理試験方法)で行った。
(実施例1、比較例1)
土木工事から発生する砂質シルトからなる掘削残土(比重1.40、含水率52.4%)1リットルをモルタルミキサーにとり、2種類の粒度の異なるポリアクリルアミド系高分子物質2gを別々に加え、攪拌時間と針入度の関係を調べるとともに状態を観察して比較した。ポリアクリルアミド系高分子物質は、実施例1は、フランス国SNF社製、AN934MPMを使用し、比較例1は、三井サイアナミッド製アコフロックA95を使用した。結果を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】
(実施例2、比較例2)
湖沼底から採取したヘドロ(比重1.26、含水率65.5%)1リットルをモルタルミキサーにとり、2種類の粒度の異なるポリアクリルアミド系高分子物質3gを別々に加え、攪拌時間と針入度の関係を調べるとともに、状態を観察して比較した。ポリアクリルアミド系高分子物質は、実施例2は、東亞合成製アロン140Tを使用し、比較例2は、フランス国SNF社製、PR3005Dを使用した。結果を表2に示す。
【0019】
【表2】
【0020】
実施例1では、100メッシュ以下が71.7重量%、150メッシュ以下が45重量%で、かつ、60メッシュ以上が0重量%の細かなアクリルアミド系水溶性高分子物質を、比較例1では、100メッシュ以下が2.1重量%、150メッシュ以下が0.2重量%で、かつ、60メッシュ以上が93.4重量%の粗いアクリルアミド系水溶性高分子物質を用いた。前者は、後者に比べ、短時間に高含水掘削土を改質し、より高い強度を発現させうる事を示している。
実施例2では、100メッシュ以下が100.0重量%で、かつ、150メッシュ以下が99.7重量%のさらに細かなアクリルアミド系水溶性高分子物質を、比較例2では、100メッシュ以下が37.5重量%で、かつ、150メッシュ以下が20.6重量%、60メッシュ以上が36.9重量%の中程度の粗さのアクリルアミド系水溶性高分子物質を用いた。前者は、後者に比べ、短時間に高含水掘削土を改質し、より高い強度を発現させうる事を示している。
【0021】
【発明の効果】
混合時間は混合装置の大きさに影響し、ひいては、機械の処理能力を左右することになるから、細かなアクリルアミド系水溶液高分子物質を用いる事で得られる経済的なメリットは、きわめて大きい。
Claims (1)
- 掘削の際に発生する掘削土、および土木工事や浚渫工事などの際に発生する軟弱な土砂やヘドロなどの汚泥に、分子量100万以上のアクリルアミド系水溶性高分子物質を添加、混練し、水分を除去することなく該汚泥の流動性を消失させる汚泥の処理方法において、
(a)上記アクリルアミド系水溶性高分子物質の粒度を100メッシュ以下が50重量%以上、150メッシュ以下が40重量%以上で、かつ、60メッシュ以上が10重量%以下とし、
(b)上記汚泥の含水率を測定し、含水率が20〜50%の場合は上記汚泥1キロリットル当たり上記高分子物質を0.2〜4kg、含水率が40〜70%の場合は上記汚泥1キロリットル当たり上記高分子物質を1〜15kg、含水率が50〜80%の場合は上記汚泥1キロリットル当たり上記高分子物質を4〜20kg添加すること、
を特徴とする汚泥の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08219196A JP3723626B2 (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 汚泥の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08219196A JP3723626B2 (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 汚泥の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09271799A JPH09271799A (ja) | 1997-10-21 |
JP3723626B2 true JP3723626B2 (ja) | 2005-12-07 |
Family
ID=13767549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08219196A Expired - Lifetime JP3723626B2 (ja) | 1996-04-04 | 1996-04-04 | 汚泥の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3723626B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111675453B (zh) * | 2020-04-30 | 2022-06-24 | 兴源环境科技股份有限公司 | 一种湖泊底泥固化剂 |
-
1996
- 1996-04-04 JP JP08219196A patent/JP3723626B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09271799A (ja) | 1997-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109704540A (zh) | 河湖淤泥一体化处理方法及装置 | |
JP2019137763A (ja) | 土壌造粒用添加材 | |
JP2010240519A (ja) | 無機質汚泥を含む被処理水の処理方法 | |
JP3723626B2 (ja) | 汚泥の処理方法 | |
JPH01176499A (ja) | 汚泥の処理方法 | |
JPH11159281A (ja) | 泥水式シールド工法廃棄物の処理方法 | |
JP5492268B2 (ja) | 改質浚渫土の製造方法 | |
JP2636726B2 (ja) | 浚渫スラリーの団粒化処理方法 | |
JP3830557B2 (ja) | 残土処理用固化剤および残土の固化処理方法 | |
JPH1099899A (ja) | 軟弱土類の処理方法 | |
JP2004358456A (ja) | 排泥水の改質固化方法および改質固化土の使用方法 | |
JP3378063B2 (ja) | 建設発生土の改良方法 | |
JP2529785B2 (ja) | 含水土壌の改良剤 | |
JPH07257951A (ja) | セメント添加粘性土用減水剤 | |
JP3880700B2 (ja) | 高含水泥土の処理方法 | |
JP2007245027A (ja) | 天日干し浄水汚泥の処理方法 | |
JPH10279940A (ja) | 含水土壌の固化剤および固化方法 | |
JP4126727B2 (ja) | 粒状改良土の製造方法 | |
JP3464526B2 (ja) | セメントミルク廃液の処理方法 | |
JP2001081448A (ja) | 掘削安定液用増粘剤、これを用いる掘削安定液と掘削工法およびその処理方法 | |
JPH07136613A (ja) | 建設発生土の改良方法 | |
JP3644134B2 (ja) | 含水石粉の処理剤 | |
JP3089952B2 (ja) | 再生土の製造方法 | |
JP3359399B2 (ja) | 建設発生土の改良方法 | |
JPH105568A (ja) | 篩分機兼用混合機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050527 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050819 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050916 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |