JP3722645B2 - 内視鏡用光源装置 - Google Patents

内視鏡用光源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3722645B2
JP3722645B2 JP15287199A JP15287199A JP3722645B2 JP 3722645 B2 JP3722645 B2 JP 3722645B2 JP 15287199 A JP15287199 A JP 15287199A JP 15287199 A JP15287199 A JP 15287199A JP 3722645 B2 JP3722645 B2 JP 3722645B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
light guide
light source
light
source device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15287199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000338423A (ja
Inventor
安一 古源
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP15287199A priority Critical patent/JP3722645B2/ja
Publication of JP2000338423A publication Critical patent/JP2000338423A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3722645B2 publication Critical patent/JP3722645B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内視鏡の光源として使用される内視鏡用光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、医療分野や工業分野において内視鏡が広く使用されている。医療分野において、内視鏡は、その細長の挿入部を体腔内に挿入することにより体腔内の臓器を観察したり、前記挿入部に形成された処置具チャンネルを通じて体腔内に処置具を導入することにより各種の治療や処置を行なうために使用される。また、工業分野においても、内視鏡は、ボイラ、タービン、エンジン、化学プラントなどの内部の傷や腐蝕を観察したり検査するために使用される。このような内視鏡は、照明光伝達手段としてファイババンドルからなるライトガイドを有し、このライトガイドに照明光を供給する光源装置に接続されて使用される。
【0003】
前記光源装置は、光源としてのランプと、ランプからの出射光をライトガイドに集光する集光レンズとを備えている。また、ランプとしては、主にキセノンランプやハロゲンランプ、メタハラランプ等が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記光源装置において、輝点が小さいキセノンランプが光源として使用される場合には、集光効率を上げて径の細いライトガイドに確実に光を導くために、ランプと集光レンズとライトガイドとの間で光軸の高い位置精度が要求される。しかし、キセノンランプを使用した場合には、以下の理由により、前記三者の同軸度を高精度に設定することが容易ではない。
【0005】
すなわち、キセノンランプは、冷却ファンによる強制冷却が必要であるため、シャーシ側に取り付けられたランプ冷却用のヒートシンクに固定されている。この場合、板金等の金属部品からなるシャーシとヒートシンクとの電気的な絶縁を図るために、ヒートシンクは、モールド部品からなる光学ベース等を介して、シャーシに固定されている。また、集光レンズおよびライトガイドを受けるライトガイドコネクタもそれぞれ別部材を介してシャーシに固定されている。
【0006】
このように、ランプ(あるいは、ランプを含むランプユニット)と集光レンズとライトガイドコネクタとがそれぞれ別部材を介してシャーシに固定されていると、部品のバラツキや組み立て時のズレにより、ランプと集光レンズとライトガイドコネクタとの間で光軸にズレが生じ、ランプからの光を効率良くライトガイドに導くことができなくなる場合がある。
【0007】
そのため、特許第2703679号等に開示された光源装置には、ランプからの照明光を効率良くライトガイドに集光させるために、光軸調整機構が設けられている。しかし、調整作業が必要であり、また、部品点数が多く、組み立て性が悪化するなど、いくつかの問題が残されている。
【0008】
また、前記光源装置では、ランプの不良や寿命による光量の減衰時等においてランプを容易に交換できるように、ランプ自体あるいはランプが固定されているランプユニットを光源装置本体に対して容易に着脱できる構造が望まれている。
【0009】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、ランプ交換が容易で、部品点数を削減でき、組み立て性が良く、光軸調整作業が不要で、なおかつ、ライトガイドへの集光効率が良い内視鏡用光源装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、内視鏡に照明光を供給する内視鏡用光源装置において、光源としてのランプ、またはランプを支持するヒートシンクと、内視鏡側のライトガイドが着脱自在に取り付けられるライトガイドコネクタと、ライトガイドコネクタに取り付けられたライトガイドに前記ランプからの出射光を集光する集光レンズとを筐体内に備えて成り、前記集光レンズと前記ライトガイドコネクタはそれぞれ、他の部材を介することなく共通の1つの取付部材に直接に取り付け固定されるとともに、前記ランプ、または支持するランプを有するヒートシンクは、その光軸が集光レンズおよびライトガイドコネクタに取り付けられたライトガイドの中心軸と同軸となるように、他の部材を介することなく着脱自在に位置決め固定可能な固定手段により前記共通の1つの取付部材に着脱自在に直接に取り付けられ、前記集光レンズと前記ライトガイドコネクタ、および前記ランプ、または支持するランプを有するヒートシンクは、前記共通の1つの取付部材を介して筐体のベース部材に固定されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記取付部材がモールド品からなることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用光源装置である。
さらに、請求項3記載の発明は、前記ライトガイドコネクタは前記取付部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用光源装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。
【0012】
図1および図2に示されるように、本実施形態に係る内視鏡用光源装置は、筐体内に、光源としてのランプ(例えば、キセノンランプ)1と、図示しない内視鏡側のライトガイドが着脱自在に取り付けられるライトガイドコネクタ5と、ライトガイドコネクタ5に取り付けられたライトガイドにランプ1からの出射光を集光する複数の集光レンズ4a,4b,4cとを備えて成る。
【0013】
ランプ1は冷却用の一対のヒートシンク2a,2bに固定されている。ヒートシンク2a,2bは、レバー8と位置出しバネ9とによって、ヒートシンク電極3a,3bと光学べース6とに着脱自在に取り付けられて位置決め固定されている。
【0014】
ヒートシンク電極3a,3bは、モールド品からなる取付部材としての光学ベース6にビスにより固定されている。光学ベース6は、ビスによって、筐体のベースであるシャーシ7に固定されている。また、光学ベース6には、集光レンズ4a,4b,4cとライトガイドコネクタ5とが直接に取り付けられている。この場合、ライトガイドコネクタ5と集光レンズ4a,4b,4cは、ランプ1からの光をライトガイドに確実に導くために、ランプ1の光軸およびライトガイドコネクタ5に取り付けられるライトガイドの中心軸と同軸となるように光学ベース6に位置決め固定されている。
【0015】
このような構成の光源装置において、ランプ1からの照明光は、集光レンズ4a,4b,4cで集光されてライトガイドに入射され、内視鏡に伝達される。また、ランプ1を交換する時には、筺体の横に設けられたランプ扉(図示せず)を開け、レバー8を回転させることによって、ランプ1が固定されている冷却用ヒートシンク2a,2bをヒートシンク電極3a,3bから取り外せば良い。
【0016】
以上のように、本実施形態の内視鏡用光源装置では、ランプ1を含むランプユニット(ランプ1とヒートシンク2a,2bとからなるユニット)と、各集光レンズ4a,4b,4cと、ライトガイドコネクタ5とが、別部材を介することなく、共通の光学ベース6上に直接に位置決め固定されている。したがって、ランプ1を含むランプユニットと各集光レンズ4a,4b,4cとライトガイドコネクタ5とを別部材を介してそれぞれ光学ベース6に取り付けた場合に比べて、組み立て時の位置ずれが少なく(組み立て時の光軸ズレを最小限に抑えられ)、したがって、ランプ1からの出射光を効率良くライトガイドに集光させることができるとともに、部品点数が少なくなり、組み立て性が向上する(組立工数を削減できる)。また、光軸位置調整機構なしで(光軸調整作業なしで)、ランプ1と集光レンズ4a,4b,4cとライトガイドコネクタ5の光軸位置精度を高めることができる。また、レバー8の操作のみでランプ1の交換ができるため、ランプ1の交換が容易である。
【0017】
なお、本実施形態においては、光学ベース6がライトガイドコネクタ5と一体に成形されたモールド部品であっても良い。また、ランプ1は、ヒートシンク2a,2bを介することなく、直接に光学ベース6に対して着脱されるようになっていても良い。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の内視鏡用光源装置は、ランプ交換が容易で、部品点数を削減でき、組み立て性が良く、光軸調整作業が不要で、なおかつ、ライトガイドへの集光効率が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る内視鏡用光源装置内部の平面(上面)図である。
【図2】図1の内視鏡用光源装置内部の側面図である。
【符号の説明】
1…ランプ
2a,2b…ヒートシンク(ランプユニット)
4a,4b,4c…集光レンズ
5…ライトガイドコネクタ
6…光学ベース(取付部材)
7…シャーシ(ベース部材)

Claims (3)

  1. 内視鏡に照明光を供給する内視鏡用光源装置において、
    光源としてのランプ、またはランプを支持するヒートシンクと、内視鏡側のライトガイドが着脱自在に取り付けられるライトガイドコネクタと、ライトガイドコネクタに取り付けられたライトガイドに前記ランプからの出射光を集光する集光レンズとを筐体内に備えて成り、
    前記集光レンズと前記ライトガイドコネクタはそれぞれ、他の部材を介することなく共通の1つの取付部材に直接に取り付け固定されるとともに、
    前記ランプ、または支持するランプを有するヒートシンクは、その光軸が集光レンズおよびライトガイドコネクタに取り付けられたライトガイドの中心軸と同軸となるように、他の部材を介することなく着脱自在に位置決め固定可能な固定手段により前記共通の1つの取付部材に着脱自在に直接に取り付けられ、
    前記集光レンズと前記ライトガイドコネクタ、および前記ランプ、または支持するランプを有するヒートシンクは、前記共通の1つの取付部材を介して筐体のベース部材に固定されていることを特徴とする内視鏡用光源装置。
  2. 前記取付部材がモールド品からなることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用光源装置。
  3. 前記ライトガイドコネクタは前記取付部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用光源装置。
JP15287199A 1999-05-31 1999-05-31 内視鏡用光源装置 Expired - Fee Related JP3722645B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15287199A JP3722645B2 (ja) 1999-05-31 1999-05-31 内視鏡用光源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15287199A JP3722645B2 (ja) 1999-05-31 1999-05-31 内視鏡用光源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000338423A JP2000338423A (ja) 2000-12-08
JP3722645B2 true JP3722645B2 (ja) 2005-11-30

Family

ID=15549951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15287199A Expired - Fee Related JP3722645B2 (ja) 1999-05-31 1999-05-31 内視鏡用光源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3722645B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000338423A (ja) 2000-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9931028B2 (en) Replacement light assembly
US4823244A (en) Light source assembly
JP2003325449A (ja) 内視鏡用光源コネクタの光源装置への接続構造
JP2003520977A (ja) 光ファイバ素子を光源システム内に取り付けるスナップイン基部コネクタ
JP4391772B2 (ja) 内視鏡
JP3722645B2 (ja) 内視鏡用光源装置
JP5927086B2 (ja) 光源装置
JP5250735B2 (ja) 長寿命照明器
JP2007020855A (ja) 内視鏡用光源装置
US5658070A (en) Method of varying luminous intensity of light in an illumination system
JP4751509B2 (ja) 歯科用実体顕微鏡
JPS5914838A (ja) 光源装置
JP3811227B2 (ja) 光源装置
JPH01183621A (ja) 集光位置調節装置
JPS6031693Y2 (ja) 手術用顕微鏡
JP2004024836A (ja) 光源装置
JP5356049B2 (ja) 内視鏡
JPH0719444Y2 (ja) 内視鏡
US6799878B1 (en) Recessed indexing rotary multiple port turret for single or multiple port medical fiber-optic illuminator
CN2510723Y (zh) 用于耳鼻喉科的照明灯
JPH0819517A (ja) 内視鏡の光源装置
JP2680142B2 (ja) 光学フィルター
JPH075454Y2 (ja) 内視鏡
JP4465749B2 (ja) 顕微鏡用光源装置
JPH07104496B2 (ja) 内視鏡用光源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040811

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050728

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050913

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees