JP2003520977A - 光ファイバ素子を光源システム内に取り付けるスナップイン基部コネクタ - Google Patents

光ファイバ素子を光源システム内に取り付けるスナップイン基部コネクタ

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JP2003520977A
JP2003520977A JP2000552524A JP2000552524A JP2003520977A JP 2003520977 A JP2003520977 A JP 2003520977A JP 2000552524 A JP2000552524 A JP 2000552524A JP 2000552524 A JP2000552524 A JP 2000552524A JP 2003520977 A JP2003520977 A JP 2003520977A
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ローラー、トーマス・ダブリュ
リ、ケネス・ケイ
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コージェント・ライト・テクノロジーズ・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 基部コネクタは、光ファイバ素子の基端部を包囲するステンレス製の円錐形フェルールを含む。フェルールは、やはりステンレス鋼製の受けブロックの符合した開口内に挿入される。フェルールおよび受けブロックの開口が符合した形状であることによって、フェルールから受けブロックへの効果的な熱伝達を行うことができる。受けブロックに冷却ベーンを設けて、冷却ベーン全体に空気を循環させることによって、コネクタから受けブロックに伝達された熱を放散できるようにしてもよい。フェルールおよび開口の両者が軸方向に対称的であることによって、受けブロックに挿入されている間に基部コネクタが回転しても、光ファイバ素子の入口開口の位置が変化しない。基部コネクタはさらに、凹みリングを有するケースを含む。受けブロックの開口内にボールプランジャ付勢機構が取り付けられており、基部コネクタが開口内に完全に確実に挿入されている間だけ、凹みリングに係合する位置にある。プランジャは、基部コネクタが誤って離脱することを防止する一方、円錐形フェルールと受けブロックの対応部分とを確実に接触させる付勢力を与えることによって、熱伝導をさらに容易にしている。この概念を発展させて、そのような基部コネクタを適当な構造の受けブロックに結合するアダプタコネクタを設けることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本出願は、1995年7月14日に出願された米国特許出願第08/502,
068号で、現在の米国特許第5,640,478号の一部継続出願である、1
997年4月1日に出願された米国特許出願第08/831,351号の一部継
続出願である。
【0002】 発明の分野 本発明は、光を単一光ファイバまたはファイバ束に送り込む(couple)光学シス
テム、特に、単一光ファイバまたはファイバ束を光源システムのハウジング内に
連結するコネクタアセンブリに関する。
【0003】 関連技術の説明 光をアークランプなどの高強度光源から光ファイバ束または単一光ファイバに
送り込むために様々な光源システムが開発されてきた。束または単一ファイバに
送り込まれた光は、たとえば手術用照明器具、ヘッドランプ、内視鏡またはボア
スコープで使用するなどの医療用照明目的に使用することができる。
【0004】 一般的に、単一ファイバまたはファイバ束の基端部は、光源を収容しているハ
ウジング内のスロットまたは開口に挿入される基部コネクタ内に取り付けられて
いる。単一ファイバまたはファイバ束の先端部は、手術用照明器具、内視鏡など
の実用装置に連結される。一般的に、基部コネクタは、光源システムから取り外
すことができるように構成されている。これによって、実用装置を操作している
人、たとえば、手術用ヘッドランプを使用している外科医は、ファイバまたはフ
ァイバ束が光源システムに連結されている間にそうでなければ妨げられるかもし
れない自由移動性を有することができる。取り外し可能な基部コネクタを設ける
ことによって、単一の光源システムを使用して、それぞれが対応の基部コネクタ
を有する様々な実用装置に光を送ることもできるようになる。
【0005】 しかし、多くの従来型基部コネクタ、特に単一光ファイバに使用するように構
成されたもので問題が生じる。単一ファイバでは、基部コネクタによって保持さ
れた単一ファイバの入口開口に高強度光を送る必要がある。単一ファイバ用の従
来の基部コネクタは一般的に、熱が問題にならないシリカファイバを支持してい
る。光ファイバの材料が熱破壊を受けやすい場合、連続作動を確保するために熱
除去方法が必要である。ポリマークラッドを有するシリカファイバの場合、従来
型コネクタの過剰な熱がクラッドを破壊するであろう。この問題を解決するため
に、一部の従来の光源システムは、単一ファイバの基部入口開口を基部コネクタ
自体からある程度離して配置するように構成されていた。その場合、高強度光は
、基部コネクタ自体からずれた位置にある単一ファイバの入口開口で集束される
。したがって、基部コネクタはさほど加熱されない。しかし、単一ファイバの入
口開口が基部コネクタから延出しているため、光源システムから取り外された後
、ファイバは無防備であって壊れたり他の損傷を受けやすい。
【0006】 少なくとも1つの基部コネクタが、ファイバを保護するように構成された摺動
式ハウジングを含む。コネクタが光源システムに取り付けられている間、ハウジ
ングが後退して単一ファイバが光を受け取ることができるようにする。コネクタ
を光源システムから取り外した時、摺動式ハウジングが外向きに摺動して、光フ
ァイバを包囲して保護する。たとえば、米国特許第5,446,818号を参照
されたいが、この特許の開示内容は参照として本明細書に援用される。そのよう
な構造は、光ファイバの基端部を保護すると共に、熱に関連した問題も最小限に
抑えるが、それは破損または故障を生じやすい多数の可動部品を有する比較的複
雑な基部コネクタが必要になるという犠牲を払ってのことである。
【0007】 コネクタ自体から延出した光ファイバを有する基部コネクタでは、他の問題も
生じる。前述したように、単一ファイバでは、光源システムの光学構成部材に対
してファイバの入口開口を正確に位置決めする必要があるが、これはファイバが
コネクタから延出していることによって複雑である。さらに、基部コネクタから
突出しているそのようなファイバの研磨は困難であり、容易に製造できない。
【0008】 上記の従来型基部コネクタの欠点を取り除く改良型基部コネクタを提供するこ
とが望ましいであろう。本発明の態様を明確にするのは、このためである。
【0009】 発明の概要 単一光ファイバまたはファイバ束などの光ファイバ素子を光源システムのハウ
ジング内に連結するための基部コネクタが設けられている。基部コネクタは、単
一ファイバの基端部の周囲に取り付けられて位置合わせおよび吸熱の両方を行う
ように構成された円錐形フェルールを含む。円錐形フェルールは、ハウジングの
受けブロック内の円錐形スロットまたは開口内に取り付けられる寸法および構造
を有する。挿入されている間、円錐形フェルールの外側壁が、受けブロックの内
側壁に密着状に接触している。単一ファイバの基端部の入口開口に高強度光が送
り込まれる。入口開口は、円錐形フェルールの切頭端部と整合している。
【0010】 円錐形フェルールおよび受けブロックは共に、ステンレス鋼か、熱伝導率が高
い他の金属または合金で形成されている。したがって、高強度光によって円錐形
フェルール内に発生した熱は、ハウジングの受けブロックに伝達されるため、円
錐形フェルールおよびその内部に包囲された単一ファイバは比較的低温に保持さ
れる。前述したように、光ファイバは円錐形フェルールの切頭端部から延出しな
いで、それと同一平面上に位置している。したがって、ハウジングから取り外し
た時、光ファイバ素子は円錐形フェルールによって可能性のあるあらゆる破損か
ら保護される。このように、加熱の問題および破損の問題の両方が大幅に軽減さ
れる。さらに、光ファイバの入口開口は、フェルール内に固定されているので、
研磨することができる。
【0011】 1つの実施形態では、フェルールを受けブロックの開口内に密着状に取り付け
た状態に保持するために、受けブロックは、ばね付勢ボールプランジャを含む。
フェルールは、凹みリングを有するケース内に取り付けられている。ボールプラ
ンジャおよび凹みリングは、フェルールが開口内に完全に挿入されている間だけ
、ボールプランジャが凹みリングにはまるような相対位置に配置されている。そ
のように係合した時、ボールプランジャはフェルールが開口から滑り落ちること
を防止する。ボールプランジャを離脱させるほどの十分な大きさの力が手で加え
られるまで、ボールプランジャがフェルールを所定位置に固定している。フェル
ールが所定位置に固定されるので、フェルールの挿入方向に沿った単一ファイバ
の入口開口の横方向位置合わせが確保される。
【0012】 円錐形フェルールおよび受けブロックの対応の開口が共に軸方向に対称的であ
るので、長手方向位置合わせも確保される。言い換えると、開口内でフェルール
が回転しても、ファイバの入口開口が変位することはなく、ファイバが回転する
だけであり、このファイバ自体、軸方向に対称的である。このため、上記形式の
位置合わせの問題も回避される。
【0013】 このため、従来型基部コネクタの上記問題は、本発明の簡単な円錐形フェルー
ルを用いることによって排除される。さらに、可動部材をまったく必要とせず、
したがって基部コネクタのコストが最小限に抑えられる。これによって得られる
基部コネクタは、簡単で、信頼性が高く、容易に製造できる。したがって、上記
の包括的目的が達成される。
【0014】 別の態様では、単一光ファイバまたはファイバ束などの光ファイバ素子を光源
システムのハウジング内に連結する手段が提供されており、ハウジングおよびフ
ァイバコネクタ手段の両方またはいずれか一方は、光ファイバ素子または束を通
る光が1ワットを越えて約100ワットまでの範囲の出力レベルを有することが
できるように構成されている。
【0015】 好適な実施形態では、円錐形フェルールが光ファイバ素子の基端部の周囲に取
り付けられて、位置合わせおよび吸熱の両方を行うように構成されている。1つ
のそのような好適な実施形態では、フェルールは、上記の基部コネクタの一部を
構成している。別の好適な実施形態では、フェルールは、アダプタコネクタの受
光端部に形成されており、アダプタコネクタは他端部で上記基部コネクタを受け
取る。フェルールは、ハウジング内に延出した受けブロック内か、アダプタコネ
クタの端部内のいずれかに形成された円錐形開口内に取り付けられるような寸法
および構造を有し、熱除去を容易にする手段が、受けブロックおよびアダプタコ
ネクタの両方またはいずれか一方に設けられている。(開口がハウジング内か、
アダプタコネクタの端部内にあるかに関係なく)開口に挿入されている間、円錐
形フェルールの外側壁は開口の内側壁と熱伝達関係で密着状に接触している。こ
のため、より高強度の光を光ファイバ素子で伝達することができ、光ファイバ素
子は、アダプタコネクタ内に収容された中間連結光ファイバか、基部コネクタ内
に収容されて照明器具、ヘッドランプ、内視鏡またはボアスコープなどへ光を伝
達する光ファイバ素子のいずれかである。
【0016】 発明の実施形態の詳細な説明 次に、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。これらの実施形態は
本発明の原理を説明しており、本発明の範囲を制限すると解釈されるべきもので
はない。
【0017】 図1は、たとえば医療器具12を単一光ファイバ14で光源システム16に接
続した照明システム10を示している。医療器具12は、手術用ヘッドランプ、
手術用照明器具、内視鏡、ボアスコープなどであってもよい。光源システム16
は、メタルハライドまたはキセノンアークランプなどの高強度光源18と、光源
18からの光を集める(collecting and condensing)光学系20とを含む。光学
系20は、たとえば米国特許第4,757,431号に記載されている光源シス
テムに従って構成された鏡などの1つまたは複数の光学素子を含むことができる
【0018】 光ファイバ14は、光源システム16のハウジングの受けブロック内に形成さ
れた開口に「スナップ」挿入されるように構成された基部コネクタ22を有する
。次に、残りの図面を参照しながら、基部コネクタ22およびそれが挿入される
受けブロックを説明する。
【0019】 図2は、光源システム16のハウジング28の受けブロック26の開口24に
挿入される前の位置にある基部コネクタ22の側面図である。基部コネクタ22
は、開口24の内部輪郭と符合した三次元対称輪郭を有する。さらに具体的に言
うと、基部コネクタ22は、円筒形ベース部分31と切頭端部33を備えたテー
パ状円錐形チップ32とを有するステンレス鋼フェルール30を含む。ベース部
分31は、ほぼ直円柱であるがテーパ状切頭部分38から距離を置いて凹みリン
グ36を設けたケース34内に取り付けられている。光ファイバ14がケース3
4およびフェルール30の内孔内に保持されている。光ファイバ14の入口開口
は、フェルール30の前切頭端部33と同一平面上に位置している(したがって
、図面では見えない)。
【0020】 前述したように、基部コネクタの輪郭は、開口24の内部輪郭と符合している
。言い換えると、開口24は、基部コネクタの対応部分とほぼ同一の寸法および
形状を有する円筒形および円錐形部分を含む。しかし、1つの例外として、開口
は凹みリング36に符合する形状の外向きリングを備えていない。代わりに、ハ
ウジングブロック26の内側壁44に沿ってボールプランジャばね付勢機構42
が取り付けられている。ボールプランジャ42は、基部コネクタが開口24内に
完全に挿入されている間だけ凹みリング36に係合するように配置されている。
これが図3に示されている。これによって、ボールプランジャ42は基部コネク
タを挿入時に所定位置にスナップ固定することができる。
【0021】 ボールプランジャは、基部コネクタが誤って開口から滑り落ちることを防止し
ている。ボールプランジャを凹みリングから離脱させてコネクタを自由に取り外
すことができるようにする十分な力で基部コネクタを引っ張るだけで、基部コネ
クタを手動で取り外すことができる。もちろん、変更した付勢機構を用いてもよ
い。たとえば、ボールプランジャを基部コネクタのケースに取り付け、リングを
ハウジング内に設けてもよい。別の変更例として、ケースに弾性外向きリングを
形成し、開口に符合リング(matching ring)を形成してもよい。基部コネクタを
挿入した時、ケースの弾性リングがわずかに内向きに曲がり、やがてハウジング
の符合リングに到達した時、外向きに跳ねてハウジングの符合リングにはまる。
【0022】 図面の実施形態について続けると、基部コネクタの輪郭は、受けブロックの開
口の内部輪郭と符合しており、それによって1つにはコネクタから受けブロック
への熱伝達が容易になる。使用の際に、コネクタが受けブロックに挿入されてい
る間、光ファイバの入口開口に対応した点またはスポット46に高強度光が集束
、集光または他の方法で送られる。46付近の光の強度によってフェルール30
が加熱される。しかし、フェルール内に発生した熱は迅速にフェルールのチップ
から除かれて、最終的に受けブロックに伝達される。熱伝達を容易にするために
、フェルールおよび受けブロックの両方がステンレス鋼製であることが好ましい
。熱をフェルールのチップから取り除くことによって、フェルールは比較的低温
に保持されるため、基部コネクタを取り外す時にフェルールをシールドする必要
がなく、フェルールのチップに触れた人がやけどする危険がない。
【0023】 好ましくは、基部コネクタのフェルールがその外表面積全体で受けブロックの
内壁と接触できるようにするために、基部コネクタおよび開口の寸法は非常に厳
密な公差で作製される。その間にギャップがあると、フェルールからの熱伝達が
阻害されるであろう。
【0024】 前述したように、フェルール30はステンレス鋼製にすることができる。1つ
の実施形態では、ケース34がプラスチック製である。しかし、一部の用例では
、おそらくは熱伝導をさらに高めるために、ケース34もステンレス鋼製にして
もよい。本発明の原理と矛盾しない様々な選択材料を用いることができることは
理解されるであろう。同様に、以上に記載したように特定の円筒形および円錐形
が効果的であることがわかっているが、他の形状も有効であろう。もちろん、ど
のような形状を選択しても、フェルールの形状が、少なくとも熱伝導が予想され
る領域内では対応の開口の形状と厳密に符合していなければならない。言い換え
ると、基部コネクタおよび開口の、光ファイバの端部から遠い部分では熱伝導が
あまり必要でないため、それらの部分はさほど厳密に符合する必要はない。
【0025】 基部コネクタおよび開口の形状の別の特徴は、両者がほぼ軸方向に対称的であ
ることである。したがって、基部コネクタは、光ファイバの入口開口を変位させ
ることなく、開口内で自由に回転することができる。このため、正確な軸方向位
置決めが維持される。挿入方向に沿ったファイバのチップの横方向位置決めは、
凹みリング36内にはまったボールプランジャによって維持される。それによっ
て、ファイバの入口開口の正確な位置決めが維持される。前述したように、ファ
イバの入口開口はフェルールの切頭端部と同一面上に位置しているので、入口開
口を研磨して光学特性を向上させることができる。
【0026】 図4は、図1〜図3を参照しながら包括的に説明した構造の具体的な基部コネ
クタの断面図である。特に、図4は、光ファイバを保持している基部コネクタの
内部構造を示している。さらに具体的に言うと、図4の基部コネクタ100は、
光ファイバ114を通す内孔102を有する。光ファイバの先端部分は、やはり
ケース120の円錐形先端部118に取り付けられた止め金部材116によって
固定されている。図2および図3の基部コネクタと同様に、図4の基部コネクタ
100は、円錐形端部122を有するフェルールを含む。ケース120はまた、
長手方向に延びた凹みリング124を備えている。
【0027】 全体的に言うと、以上に記載されているものは、単一の光ファイバを使用した
光学照明システムで使用するための改良型基部コネクタである。特に、本発明は
、単一光ファイバの構造に熱に敏感な材料を使用できるようにする。しかし、本
発明の原理は、他のシステムおよび他の用途にも適用することができる。たとえ
ば、本発明の原理は、ファイバ束などの他の光ファイバ素子を組み込んだ光学照
明システムに適用することができる。たとえば、図5は、溶融ガラス束すなわち
棒101からなり、円錐形基端チップ122Aで終端する光ファイバ素子を挿通
する基部コネクタ100Aを示している。本実施形態は、長手方向に延びた凹み
リング124Aを有するファイバケーブルアダプタケース120Aを含む。ファ
イバケーブルアダプタケース120Aは、ファイバ束または単一ファイバ128
を挿通するファイバケーブルコネクタ126を受容する。
【0028】 本発明の上記実施形態は、たとえば約300mWから約1000mWの範囲内
の出力レベルを有する高強度光源からの光を送ることができる。1つのそのよう
な実施形態によれば、本発明に従ったシステムに使用する高強度光源は、約40
0mW〜約500mWの出力レベルを有する。
【0029】 他の用例では、さらに高強度の光源を設けて、1W〜約100Wの光を光ファ
イバ素子または素子束に送り込むことが望ましいであろう。そのように強度が高
くなると、放散させなければならない発生熱が相当に増加することは理解される
であろう。
【0030】 これを容易にする光源システム16の変更例が、図6に示されている。特に、
受けブロック26’は、複数の冷却ベーン202と、冷却ベーン202全体で空
気を循環させるためにハウジング内に取り付けられたブロワーファン204とを
備えている。基部コネクタ206および受けブロック26’の構造は、その他の
点では上記実施形態と同一であり、フェルールおよび受けブロックに使用される
材料はステンレス鋼、アルミニウム、ニッケルメッキ黄銅または銅、または他の
熱伝導率が高い材料にすることができる。このため、上記実施形態は光源として
100Wの短アークキセノンランプ(short arc xenon lamp)を使用して760μ
m石英ファイバで1ワット程度の可視光を伝達することができるが、冷却ベーン
202およびベーンを横切るように空気を循環させるための冷却ファン204を
設けることによって、3〜5W程度の可視光および10Wまでの広帯域光を同じ
760μm石英ファイバで伝達することができ、その光は他の点では同様な光学
構造を有する500Wキセノンシステムで発生させる。さらに高いワット数のラ
ンプおよび光出力が必要な場合、順次大型の受けブロック、冷却ベーンおよび冷
却ファンを使用することができる。
【0031】 別の高ワット数構造が図7に示されている。この構造では、受けブロック26
”は、冷却ベーン202’およびこの冷却ベーン202’全体に空気を循環させ
るために照明器具ハウジングの内部の適当な場所に取り付けられた冷却ファン(
図示せず)を有する点で、図6に示された受けブロック26’と同様である。受
けブロック26”の開口の輪郭は、アダプタコネクタ302の受光端部を密着熱
接触状態で受けるように構成されている。
【0032】 アダプタコネクタ302は、中間集光ファイバ304を収容しており、このフ
ァイバはそれの開口端部306に集束した光を受け取ってスナップイン基部コネ
クタ308に送り込むように位置合わせされている。アダプタコネクタ302の
受光端部は、受けブロック26”内の開口の壁との密着熱接触を容易にすること
によってファイバ304からの熱の伝達除去を容易にする円錐形のフェルール部
分と、コネクタアダプタ302を開口内に固定するためにばね付勢ボールプラン
ジャ46”を受ける凹みリングとを有する。ファイバ304の開口端部306が
格納式ではなく被覆されないが、他の点では周知のコネクタ構造と同様であるよ
うにして、アダプタコネクタ302の受光端部を構成してもよい。
【0033】 アダプタコネクタ302の反対端部310は、上記実施形態の受けブロック2
6または26’の開口とほぼ同一または同様に構成された受け開口312と、ば
ね付勢ボールプランジャ314とを有する。開口312は、やはり図2〜図6な
どの上記実施形態のいずれかに従って構成された基部コネクタ308を収容する
ように構成されている。言い換えると、開口312および基部コネクタ308は
、コネクタ308内に収容された光ファイバ素子309が中間集光ファイバ30
4と整合して光源から光を受け取って伝達し、アダプタコネクタ302の端部3
10が基部コネクタ308から熱を吸収し、それによってファイバ309の過度
の加熱を防止することを助けるような構造になっている。アダプタコネクタ30
2も、それから延出して熱の放散を助ける冷却ベーン316を有する。
【0034】 この構造では、基部コネクタ308が上記の基部コネクタの場合より相当に小
さく、したがって低コストで構成することができることは理解されるであろう。
これは、基部コネクタ308が上記実施形態と比較して一般的に光源からより遠
くに位置し、したがってそれに直接的に集束される熱エネルギが少ないためであ
る。その結果、基部コネクタ308は、上記の基部コネクタで必要とされたもの
と同じ熱容量または吸熱能力を有する必要がない。このため、500Wキセノン
ランプと米国特許第4,757,431号に記載されているような軸外し集光構
造を用いて、760μm石英光ファイバまたは1mm溶融ファイバ束にすること
ができる光ファイバ素子304で約3〜5Wの可視光を伝達でき、最終的に80
0μm石英または1mmプラスチック光ファイバにすることができる基部コネク
タ308内に収容された光ファイバ素子309で1〜2Wの光を伝達することが
できる。あるいは、光ファイバ素子304をテーパ状溶融ファイバ束またはテー
パ状クラッドロッドとして形成することによって、出力光ファイバ素子309と
の強化結合(enhanced coupling)が可能になるため、10W以上の可視光を光フ
ァイバ素子304で効果的に伝達することができる。当該技術分野の専門家の能
力の範囲に入る他の変更によって、100Wまでの光を素子304で送り、50
Wまでの光を素子309で送ることができるであろう。
【0035】 同様な実施形態が図8に示されている。この実施形態では、アダプタコネクタ
302’を、その受光部分320が他の周知の基部コネクタ構造に従って構成さ
れた構造にすることができる。たとえば、中間光ファイバ324の端部を覆うが
、アダプタコネクタ302’を適当な形状の受けブロック部分326に挿入した
時に退く格納式カバー322を部分320に設けることができる。そのような構
造は、たとえば米国特許第5,446,818号または米国特許第5,452,
392号に記載されており、それらの開示内容は参照として本明細書に援用され
る。図7に示されている基部コネクタ308と同様に、基部コネクタ308’は
上記基部コネクタのいずれとも同様に構成することができ、アダプタコネクタ3
02’は、基部コネクタ308’を密着してはめ合い、熱伝達を受ける関係に収
容する対応形状の開口312’を有し、ファイバ素子308’が中間光ファイバ
324と整合して、光源からそれによって送られた光を受け取る。ばね付勢ボー
ルプランジャ314’がコネクタ308’を開口312’内の所定位置に固定す
る。本実施形態を使用して、基部コネクタ308’をカリフォルニア州、サンタ
クラリタのコウジェント・ライト(Cogent Light)が販売している500W照明器
具に接続することができる。このため、500Wキセノンランプと米国特許第4
,757,431号に記載されているような軸外し集光構造を用いて、760μ
m石英光ファイバまたは1mm溶融ファイバ束にすることができる光ファイバ素
子324で約3〜5Wの可視光を伝達でき、最終的に800μm石英または1m
mプラスチック光ファイバにすることができる基部コネクタ308’内に収容さ
れた光ファイバ素子309’で1〜2Wの光を伝達することができる。当該技術
分野の専門家の能力の範囲に入る様々な変更によって、100Wまでの光を素子
324で、また50Wまでの光を素子309’で送ることができる。
【0036】 最後になるが、全体的に加熱量を減少させながら基部コネクタに送り込むこと
ができる光出力を増加させるさらなる実施形態が、図9に示されている。この実
施形態では、固定アダプタコネクタ402が密着吸熱接触状態で受けブロック4
26内に、例えば固定ねじまたは止めねじ404で永久的に固定されている。単
一光ファイバ素子または溶融ファイバ束にすることができる光ファイバ素子40
6が、固定アダプタコネクタ402の端部407を越えて照明器具の内部に所定
距離だけ進入している。その距離は、光410が光ファイバ素子406の開口端
部411で集束されるが、光ファイバ素子406に入って固定アダプタコネクタ
402および受けブロック426に当たる前に放散または拡散しないようにする
ことができる長さである。これは、受けブロック426およびその内部に収容さ
れた固定アダプタコネクタ402の部分によって吸収される熱の集中を大幅に減
少させるため、光ファイバ素子406の温度が低下し、それによってより大きい
光出力を光ファイバ素子406に送り込むことができる、すなわち、500Wキ
セノンランプおよび上記の集光構造を使用し、光ファイバ素子406および40
9を上記のものと同じにして3〜5Wの光出力を送り込むことができ、あるいは
、所望ならば光ファイバ素子を大きくすることによって、さらに多くの光を伝達
することができる(たとえば、2.5mm溶融ファイバ束によって8〜10Wの
可視光を出力ファイバ素子409に送り込むことができる)。図7に示されてい
る実施形態の場合と同様に、ファイバ素子406をテーパ状溶融ファイバ束また
はテーパ状クラッドロッドとして形成することによって、出力光ファイバ素子4
09との強化結合が可能になるため、10W以上の可視光を光ファイバ素子40
6で効果的に伝達することができる。当該技術分野の専門家の能力の範囲に入る
他の変更によって、100Wまでの光を素子406で送り、50Wまでの光を素
子409で送ることができるであろう。図7および図8に示されている実施形態
と同様に、アダプタコネクタ402は、熱放散冷却ベーン416と、基部コネク
タ408を収容する基部コネクタ収容開口412とを有しており、光ファイバ素
子409は光ファイバ素子406と整合している。他の実施形態の文脈で述べた
ように、ばね付勢ボールプランジャ414が基部コネクタ408の外周の凹みリ
ングに係合して、コネクタ408を開口の壁と密着熱接触した状態で固定する。
【0037】 上記実施形態に対して多くの詳細の変更、修正および変化を加えることができ
るので、添付図面に示され、以上に記載されている事項はすべて、説明的であっ
て制限的意味を有さないものと解釈されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 光を光源システムから単一光ファイバへ送って医療用照明器具に
送り込む医療用照明システムを示すブロック図である。
【図2】 図1の光ファイバの基部コネクタと、図1の光源システムのハウ
ジングの一部分との一部断面で示す側面図である。
【図3】 図2の素子の一部断面で示す側面図であって、基部コネクタが受
けブロックの開口内に完全に挿入されているところを示している。
【図4】 内部構成部分を点線で示した具体的な基部コネクタの側面図であ
る。
【図5】 本発明に従った基部コネクタの別の実施形態の断面図である。
【図6】 図2に示されているハウジングの変更形であって、より高強度で
高ワット数の光源を使用できるようにするものを示す一部断面で示す側面図であ
る。
【図7】 図6に示されているものと同様であるが、熱放散アダプタコネク
タを追加して設けた実施形態の一部断面で示す側面図である。
【図8】 図7に示されているものと同様な熱放散アダプタコネクタを用い
た他の実施形態の、一部省略した、一部断面で示す側面図である。
【図9】 図7に示されているものと同様な熱放散アダプタコネクタを用い
た他の実施形態の、一部断面で示す側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H036 QA03 QA12 QA19 QA22 QA32 QA43 QA46 QA55 2H037 AA02 BA02 BA35 CA07 DA03 DA04 4C061 AA00 BB00 CC00 DD00 FF07 FF46 GG01 【要約の続き】 えることによって、熱伝導をさらに容易にしている。こ の概念を発展させて、そのような基部コネクタを適当な 構造の受けブロックに結合するアダプタコネクタを設け ることもできる。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高強度光源からの光を集めて第1光ファイバ素子に送り込む
    光学系を含み、前記光源はハウジング内に配置され、前記第1光ファイバ素子は
    前記ハウジング内に形成された第1開口内に取り外し可能に挿入される、高強度
    光源から光を送るシステムであって、 前記第1光ファイバ素子の端部を第1円錐形フェルール内に取り付けて、 前記第1開口を、前記第1円錐形フェルールを密着状に収容して前記ハウジン
    グおよび前記第1フェルールを熱伝導接触させることができる寸法の円錐形に形
    成することによって、前記第1光ファイバ素子と前記高強度光を前記第1光ファ
    イバ素子に送り込むシステムとの間の正確な整合が保持されると共に、第1光フ
    ァイバ素子からの熱伝達除去が容易になるようにし、 前記第1フェルールおよび前記第1開口の側壁が共に、熱伝導率が高い材料で
    構成されており、 前記第1光ファイバ素子を通る光は、1ワット〜約100ワットまでの範囲の
    出力レベルを有するようにしたことを特徴とする高強度光源から光を送るシステ
    ム改良。
  2. 【請求項2】 前記第1開口は、前記ハウジング内に延びた受けブロック内
    に形成されており、該受けブロックに複数の冷却ベーンを形成した請求項1記載
    のシステム。
  3. 【請求項3】 前記冷却ベーン全体で空気を循環させるために、冷却ファン
    が設けられている請求項2記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記第1フェルールは、前記第1光ファイバ素子の前記端部
    を収容している基部コネクタの受光端部に形成されている請求項1記載のシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記第1フェルールは、前記第1開口内に収容されたアダプ
    タコネクタの受光端部に形成されており、該アダプタコネクタは、前記受光端部
    と反対側に光ファイバ収容端部を有し、該端部は、前記第1光ファイバ素子で伝
    達された光を受け取って伝達する第2光ファイバ素子の端部を収容するように構
    成されている請求項1記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記第1光ファイバ素子は、石英ファイバ、溶融ファイバ束
    、テーパ状溶融ファイバ束、クラッドロッドおよびテーパ状クラッドロッドのう
    ちから選択された素子を含む請求項5記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記第2光ファイバ素子は、約50ワットまでの出力レベル
    を有する光を伝達する請求項5記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記第2光ファイバ素子の端部は、第2円錐形フェルール内
    に取り付けられており、 前記アダプタコネクタの前記光ファイバ収容端部は、前記第2円錐形フェルー
    ルを密着状に収容して前記アダプタコネクタおよび前記第2フェルールを熱伝導
    接触させることができる寸法の円錐形の第2開口を有して、前記第1光ファイバ
    素子と前記第2光ファイバ素子との間の正確な整合が保持されると共に、前記第
    2光ファイバ素子からの熱伝達除去が容易になるようにしており、 前記第2フェルールおよび前記第2開口の側壁が共に、熱伝導率が高い材料で
    構成されている請求項5記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記第2光ファイバ素子の端部からの熱伝達除去を容易にす
    るために、前記アダプタコネクタの前記光ファイバ収容端部に冷却ベーンを形成
    した請求項5記載のシステム。
  10. 【請求項10】 高強度光源からの光を集めて第1光ファイバ素子に送り込
    む光学系を含み、前記光源はハウジング内に配置され、前記第1光ファイバ素子
    は前記ハウジング内に形成された第1開口内に挿入される、高強度光源から光を
    送るシステムであって、 前記第1光ファイバ素子を、前記第1開口内に収容されて前記第1開口の側壁
    と密着熱接触した状態にあるコネクタ内に取り付けて、前記第1光ファイバ素子
    と前記高強度光を前記第1光ファイバ素子に送り込むシステムとの間の正確な整
    合が保持されると共に、第1光ファイバ素子からの熱伝達除去が容易になるよう
    にし、前記第1光ファイバ素子の端部が前記コネクタの第1受光端部を越えて前
    記ハウジング内に、光が前記第1光ファイバ素子の開口で集束されるが前記第1
    光ファイバ素子に入って前記コネクタに当たる前に拡散または放散しないように
    することができる距離だけ進入しており、 前記コネクタおよび前記第1開口の前記側壁は共に、熱伝導率が高い材料で構
    成されており、 前記第1光ファイバ素子を通る光は、1ワット〜約100ワットまでの範囲の
    出力レベルを有するようにしたことを特徴とする高強度光源から光を送るシステ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記コネクタは、前記受光端部と反対側に光ファイバ収容
    端部を有し、該端部は、前記第1光ファイバ素子で伝達された光を受け取って伝
    達する第2光ファイバ素子の端部を収容するように構成されている請求項10記
    載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記第1光ファイバ素子は、石英ファイバ、溶融ファイバ
    束、テーパ状溶融ファイバ束、クラッドロッドおよびテーパ状クラッドロッドの
    うちから選択された素子を含む請求項11記載のシステム。
  13. 【請求項13】 前記第2光ファイバ素子は、約50ワットまでの出力レベ
    ルを有する光を伝達する請求項5記載のシステム。
  14. 【請求項14】 前記第2光ファイバ素子の端部は、円錐形フェルール内に
    取り付けられており、 前記コネクタの前記光ファイバ収容端部は、前記円錐形フェルールを密着状に
    受け取って前記コネクタおよび前記フェルールを熱伝導接触させることができる
    寸法の円錐形の第2開口を有することによって、前記第1光ファイバ素子と前記
    第2光ファイバ素子との間の正確な整合が保持されると共に、前記第2光ファイ
    バ素子からの熱伝達除去が容易になるようにしており、 前記フェルールおよび前記第2開口の側壁が共に、熱伝導率が高い材料で構成
    されている請求項11記載のシステム。
  15. 【請求項15】 前記第2光ファイバ素子の端部からの熱伝達除去を容易に
    するために、前記コネクタの前記光ファイバ収容端部に冷却ベーンを形成した請
    求項11記載のシステム。
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