JP3722423B2 - リアディファレンシャル装置の支持構造 - Google Patents

リアディファレンシャル装置の支持構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3722423B2
JP3722423B2 JP2001186220A JP2001186220A JP3722423B2 JP 3722423 B2 JP3722423 B2 JP 3722423B2 JP 2001186220 A JP2001186220 A JP 2001186220A JP 2001186220 A JP2001186220 A JP 2001186220A JP 3722423 B2 JP3722423 B2 JP 3722423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
differential device
vehicle body
rear differential
vehicle
propeller shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001186220A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003002077A (ja
Inventor
浩司 永田
修三 渡辺
真幸 井上
有志 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001186220A priority Critical patent/JP3722423B2/ja
Publication of JP2003002077A publication Critical patent/JP2003002077A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3722423B2 publication Critical patent/JP3722423B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の車体後部に設けられるリアディファレンシャル装置の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
FR車、4輪駆動車などのように、エンジンがフロント部分に設けられ、後輪が駆動輪となる車両においては、リアドライブシャフトにエンジンの駆動力を伝達するためのプロペラシャフトが設けられている。このプロペラシャフトは居室の下方に延在しており、後方位置においてリアディファレンシャル装置と接続されている。このため、たとえば車両が前面衝突(車両前部からの衝突)をした場合に、プロペラシャフトが突っ張った状態にあると、プロペラシャフトが居室に作用する力を下げることができない。そこで、本出願人は、特開2000−85390号公報に示すリアディファレンシャル装置の支持構造を開示している。
【0003】
このリアディファレンシャル装置の支持構造においては、リアディファレンシャル装置の側方に略L字型のブラケットを設けている。このリアディファレンシャル装置の支持構造においては、デフケースの後方がドライブシャフトの軸心よりも高い位置で車両に連結されている。このL字形のブラケットにおける垂直部の上方位置には、くびれた形状の脆弱部が設けられている。このL字形ブラケットの上端がプロペラシャフトの軸心よりも高い位置で車両に連結されている。そして、車両がたとえば前面衝突をした場合には、L字形のブラケットにおける脆弱部が破断し、プロペラシャフトとリアディファレンシャル装置の連結部を下方に落下させることにより、プロペラシャフトが突っ張ることを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、居室空間の大型化の要請に伴い、居室部分の平坦化および車両の低床化が図られている。しかし、前記公報に開示されているリアディファレンシャル装置の支持構造においては、L字形のブラケットを支持部に用いている。このため、L字形のブラケットが居室部分の床を低くして平坦にするための邪魔となることがあった。また、車両は底部の低床化が進んでいるので、車両の底部と路面との距離を充分に確保するのが困難となる問題があった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、車両の前面衝突時に居室部に働く減速加速度を低下させることができるリアディファレンシャル装置の支持構造において、車両における居室の平坦化の妨げにならないようにするとともに、車両の底部と路面との距離を充分に確保することができるようにすることにある。
【0006】
前記課題を解決する本発明は、プロペラシャフトに連結されるリアディファレンシャル装置と、車体と前記リアディファレンシャル装置の後部とを連結し、前記プロペラシャフトの軸心よりも上方に位置する後方車体連結部と、前記リアディファレンシャル装置の側方に固定され、車体の前後方向に延在する取付ブラケットと、前記取付ブラケットの前部を車体と連結する前方車体連結部と、を備えたリアディファレンシャル装置の支持構造において、前記取付ブラケットの前部は、前記前方車体連結部に設けられ車体前後方向に開口する筒部に対して、弾性体を介して取り付けられ、前記リアディファレンシャル装置の後部と前記後方車体連結部とを接続する前方に突出した凸形状の連結ブラケットをさらに設け、この凸形状の連結ブラケットは、車体の前後方向の衝突で塑性変形可能に構成するとともに、前記連結ブラケットの下端辺は、前方に行くにしたがって下降しており、下端部が前記リアディファレンシャル装置よりも低い位置に配置されていることを特徴とするリアディファレンシャル装置の支持構造である。
【0007】
本発明では、リアディファレンシャル装置を搭載する車両が前面衝突(車両前部からの衝突)をした場合には、その衝突エネルギーがプロペラシャフトを介してリアディファレンシャル装置に直接作用するが、その衝突エネルギーによって、
1.リアディファレンシャル装置には、当該リアディファレンシャル装置の前方を下に向けて回転しようとする回転モーメントが発生する。これは、後方車体連結部の位置がプロペラシャフトの軸心よりも上方に位置するからである。
2.しかし、リアディファレンシャル装置の側部に設けられた取付ブラケットにより、当該リアディファレンシャル装置の回転が規制される。このため、リアディファレンシャル装置は後方に移動する力が増大する。
3.すると、リアディファレンシャル装置の後方に接続された凸形状を有する連結ブラケットの凸部(凸形状部)が増大する移動力に抗することができなくなり潰れる(リアディファレンシャル装置は、回転を規制された状態で凸部をつぶしながら後方に水平移動する)。なお、連結ブラケットの凸部が潰れる(変形する)ことで衝突エネルギーが吸収される。
4.リアディファレンシャル装置が後方に移動することにより、リアディファレンシャル装置の側部に設けられた取付ブラケットの前部は、前方車体連結部に設けられた筒部の弾性体が破断して抜け落ちる。この弾性体が破断するときに減速加速度を低下させる作用がある。
5.取付ブラケットの前部が筒部から抜け落ちると、回転モーメントに対する規制がなくなるので、リアディファレンシャル装置の前部が下に向けて回転(落下)し、プロペラシャフトとリアディファレンシャル装置がユニバーサルジョイント部分で下方に向けて曲がる(逆への字)。その結果、衝突時に居室部に働く減速加速度を低下させることができる。補足すると、リアディファレンシャル装置の前部およびプロペラシャフトの後部は落下するので、リアディファレンシャル装置の前部が跳ね上がって上方の居室を破壊することがない。また、リアディファレンシャル装置の前部およびプロペラシャフトの後部が落下すると、プロペラシャフトの変位方向が規制されてプロペラシャフトが突っ張ることがなくなるので、減速加速度を低下することができる。
【0008】
しかも、リアディファレンシャル装置、後方車体連結部、および前方車体連結部を略同一平面に配置することができるので、車両における居室の平坦化の妨げとならないようにすることができる。また、車両の低床化を図った場合であっても、車両の底部と路面との距離を充分に確保することができる。
【0010】
また、本発明では、連結ブラケットの下端辺は前方に行くにしたがって下降しており、その下端部はリアディファレンシャル装置よりも下方位置に配置されている。このため、たとえば車両が後方に移動し、リアディファレンシャル装置が下方の障害物、たとえば縁石に衝突しそうになった際にも、連結ブラケットがぶつかる。その縁石は、連結ブラケットの下端辺に沿って移動し、連結ブラケットの下端部に到達する。この連結ブラケットの下端部は、リアディファレンシャル装置の下方に位置しているので、リアディファレンシャル装置の縁石への衝突を防止することができる。こうして、リアディファレンシャル装置の損傷を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、本実施形態に係るリアディファレンシャル装置の支持構造を示す斜視図、図2はその平面図、図3はその側面図である。
図1ないし図3に示すように、リアディファレンシャル装置RDは、図示しないリアディファレンシャル装置本体が内側に設けられたデフケース1を備えている。デフケース1の先端には、プロペラシャフトPSと接続される接続部2が形成されている。接続部2の内部には、ユニバーサルジョイントが配設されており、プロペラシャフトPSとデフケース1内に配設されたリアディファレンシャル装置本体とを連結している。
【0012】
また、デフケース1の後部近傍における両側には、図示しないドライブシャフトが取り付けられるドライブシャフト取付部3,3が設けられており、さらに、デフケース1の後端部には、連結ブラケット4に保持される後方保持部5が設けられている。
【0013】
連結ブラケット4は、図2に示すように、平面視した中央部が前方に突出する凸形状をなしており、前方が幅狭部4A、後方が幅広部4Bとなっている。この幅広部4Bの内側に、車両が前面衝突を起こした際に、デフケース1の後方への移動を許容するに充分なスペースが確保されている。このデフケース1の後方への移動を許容するスペースは、後に説明する取付ブラケット9の前方に締め付けられるスタッドボルト13の長さよりも大きく設定されている。
【0014】
前方の幅狭部4Aにデフケース1の後方保持部5がボルトBによって締め付けられて保持される。また、幅広部4Bは、横バー6に固定されている。横バー6は、側断面円形の部材であり、その両端部には後部対車体連結部7,7が設けられている。後方車体連結部7は、ラバーブッシュ8を備えており、このラバーブッシュ8を介して図1に仮想線で示す車体のクロスメンバC1に接続されて固定されている。こうして、デフケース1の後部は、後方車体連結部7,7を介して2点でクロスメンバC1に支持されている。尚、クロスメンバC1とラバーブッシュ8との連結部の位置は、プロペラシャフトPSの軸心よりも上方に位置している。
【0015】
さらに、連結ブラケット4は、図3に示すように、下部4Cを備えている。下部4Cの下辺は、前方に行くにしたがって下降しており、そのまま幅狭部4Aに連結されている。幅狭部4Aの下端辺はやはり前方に行くにしたがって下降しており、その下端部4Dは、デフケース1よりも下方に位置している。
【0016】
また、デフケース1の一側部には、ボルトB,B,Bによって取付ブラケット9が固定されている。取付ブラケット9は前後に延在しており、前方が頂点となり、後方が底辺となる三角形状をなしている。取付ブラケット9の先端位置には、前方車体連結部10が設けられている。前方車体連結部10は、図3に示す断面略L字形状のクロスメンバC2に接続されて固定されている。
【0017】
前方車体連結部10には前後方向に向けて開口する筒部11が設けられており、筒部11の内面側には、図4に示すように、弾性体12が設けられている。この弾性体12には、前方からスタッドボルト13が挿入されて貫通しており、スタッドボルト13が取付ブラケット9の先端部に締め付けられている。このようにして、取付ブラケット9の先端部が前方車体連結部10に取り付けられている。したがって、デフケース1の前方は、取付ブラケット9および前方車体連結部10を介して1点で支持されている。この前方車体連結部10に取付ブラケット9が取り付けられる高さ位置と、デフケース1にプロペラシャフトPSが取り付けられる高さ位置は、略同じ高さ位置とされている。
【0018】
次に、本発明に係るリアディファレンシャル装置の支持構造の作用について説明する。本発明に係るリアディファレンシャル装置の支持構造では、このリアディファレンシャル装置を備える車両が前面衝突をした際に、その衝突エネルギーを効率的に吸収する。
【0019】
いま、リアディファレンシャル装置RDを備える車両が前面衝突を起こすと、図5(a)に示すように、その衝突エネルギEは、プロペラシャフトPSを介してデフケース1に直接伝達される。デフケース1が衝突エネルギEを受けると、1.クロスメンバC1とラバーブッシュ8との連結部の位置がプロペラシャフトPSの軸心よりも上方にあるので、前記連結部を中心にデフケース1の前方が下方に動くように回転モーメントが発生する。しかし、デフケース1の前方は、取付ブラケット9を介して支持されているので回転はしない。
【0020】
2.前方からの入力により、デフケース1が後方に移動し図5(b)に示すように、連結ブラケット4の幅広部4Bを潰す。
【0021】
3.デフケース1が後方に移動したことで、図5(c)に示すように、弾性体12が破断しスタッドボルト13が前方車体連結部10より抜け落ちる(取付ブラケット9の前部が筒部11から抜け落ちる)。ちなみに、幅広部4Bが潰れきるまでの過程の中でブラケット9の前部(スタッドボルト13)が筒部11から抜け落ちるように、幅広部4Bの内側には、デフケース1の後方への移動を許容する充分なスペースが確保されている。なお、筒部11の長さを長くすれば前記したスペースもこれに応じたものに設定し、ブラケット9の前部が筒部11から抜け落ちることができるようにする。
【0022】
4.次に、スタッドボルト13が前方車体連結部10より抜け落ちることでデフケース1を前方で支持する力がなくなるので、デフケース1の自重と上記1項で発生した回転モーメントによりデフケース1の前方が落下する。
ここで、回転モーメントは、「プロペラシャフトPSの軸心よりも上方に位置する後方車体連結部(クロスメンバC1とラバーブッシュ8との連結部)」という構成により生じるが、ここでの「上方に位置する」程度は僅かでよい。僅かでもプロペラシャフトPSの軸心よりも連結部が「上方に位置」すれば、デフケース1の自重と相俟ってデフケース1の前方を確実に落下させることができるからである。換言すると、プロペラシャフトPSの軸心よりも連結部が僅かでも「上方に位置」すれば、デフケース1の前方を上方に移動させるような好ましくない回転モーメントを生じることがないからである。また、デフケース1の前方を確実に落下させるきっかけを作ることができるからである。また、低床化の実現に寄与するからである。
【0023】
5.尚、デフケース1の前方が落下することにより、接続部2内に設けられたユニバーサルジョイントの部分で、プロペラシャフトPSとデフケースが折れ曲がる形となる。
【0024】
このように、車両が前面衝突すると、連結ブラケット4の幅広部4Bが潰れてデフケース1が後方に移動する。デフケース1の後方への移動と同時に、取付ブラケット9も後方に移動し、スタッドボルト13によって弾性体12を破断させ、取付ブラケット9を支持する前方の支持力がなくなる。このときクロスメンバC1とラバーブッシュ8との連結部を中心として発生した回転モーメントにより取付けブラケット9およびデフケース1の前方が落下するので、接続部2内に設けられたユニバーサルジョイントの部分でプロペラシャフトPSとデフケースが略逆への字の形状に折れ曲がる。その結果、衝突時に居室部に働く減速加速度を低下させることができる。なお、弾性体12が破断するときに減速加速度を低下する作用がある。ちなみに、弾性体12の破断は、凸形状をした連結ブラケット4の幅広部4Bが潰れる過程の中で生じる。このため、弾性体12の破断による衝突エネルギの急激な放出は防止される。
また、リアディファレンシャル装置の前部およびプロペラシャフトの後部は落下するので(前記したとおり略逆への字の形状に折れ曲がるので)、機器類が居室の方に跳ね上がって居室に損傷を与えることがない。また、プロペラシャフトが突っ張ることがないので減速加速度を大きくすることがない。
しかも、このリアディファレンシャル装置の支持構造では、デフケース1およびこれを支持する後方車体連結部7および前方車体連結部10は、略同じ高さ位置に配設されている。このため、リアディファレンシャル装置の支持構造として嵩張ることはないので、居室の平坦化を図るための邪魔となることはない。さらに、車両の底部の低床を図る際に、車両の底部と床面との距離を充分に確保することができる。
【0025】
また、図3に示すように、本発明に係るリアディファレンシャル装置の支持構造では連結ブラケット4の下部が前方に行くにしたがって下降し、そのまま下端部4Dまで繋がっている。この下端部4Dは、デフケース1よりも下方位置に配置されている。このため、たとえば車両が後方へ移動する際、車両の下方に縁石などがあった場合に、デフケース1が縁石に衝突しそうになる。このとき、デフケース1よりも後方に位置する連結ブラケット4の下部4Cが縁石に衝突する。そして、そのまま車両は後方に移動すると、縁石はそのまま連結ブラケット4の下端辺に沿って移動し、下端部4Dに到達する。この下端部4Dは、デフケース1よりも下方に位置しているので、縁石がデフケース1に衝突することを防止できる。こうして、デフケース1内に設けられたリアディファレンシャル装置の損傷を防止することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明によれば、リアディファレンシャル装置の前部およびプロペラシャフトの後部は落下するので、リアディファレンシャル装置の前部が跳ね上がって上方の居室を破壊することがない。また、リアディファレンシャル装置の前部およびプロペラシャフトの後部が落下すると、プロペラシャフトが突っ張ることがなくなるので、減速加速度を低下することができる。しかも、車両における居室の平坦化の妨げとならないようにすることができる。また、車両の低床化を図った場合であっても、車両の底部と路面との距離を充分に確保することができる。
【0027】
さらに、本発明によれば、車両が後方に移動した際に、車両の下方に位置する障害物にリアディファレンシャル装置がぶつかりそうになった場合でも、連結ブラケットがぶつかって、リアディファレンシャル装置に障害物がぶつかることはない。したがって、リアディファレンシャル装置の損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リアディファレンシャル装置の支持構造を示す斜視図である。
【図2】リアディファレンシャル装置の支持構造を示す平面図である。
【図3】リアディファレンシャル装置の支持構造を示す側面図である。
【図4】前部対車体取付部の正断面図である。
【図5】車両の衝突時のリアディファレンシャル装置の支持構造の作用を説明する説明図であり、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
【符号の説明】
1 デフケース
4 連結ブラケット
4A 幅狭部
4B 幅広部
4C 下部
4D 下端部
5 後方保持部
6 横バー
後方車体連結部
9 取付ブラケット
10 前方車体連結部
11 筒部
12 弾性体
13 スタッドボルト
PS プロペラシャフト
RD リアディファレンシャル装置

Claims (1)

  1. プロペラシャフトに連結されるリアディファレンシャル装置と、
    車体と前記リアディファレンシャル装置の後部とを連結し、前記プロペラシャフトの軸心よりも上方に位置する後方車体連結部と、
    前記リアディファレンシャル装置の側方に固定され、車体の前後方向に延在する取付ブラケットと、
    前記取付ブラケットの前部を車体と連結する前方車体連結部と、を備えたリアディファレンシャル装置の支持構造において、
    前記取付ブラケットの前部は、前記前方車体連結部に設けられ車体前後方向に開口する筒部に対して、弾性体を介して取り付けられ、
    前記リアディファレンシャル装置の後部と前記後方車体連結部とを接続する前方に突出した凸形状の連結ブラケットをさらに設け、
    この凸形状の連結ブラケットは、車体の前後方向の衝突で塑性変形可能に構成するとともに、
    前記連結ブラケットの下端辺は、前方に行くにしたがって下降しており、下端部が前記リアディファレンシャル装置よりも低い位置に配置されていることを特徴とするリアディファレンシャル装置の支持構造。
JP2001186220A 2001-06-20 2001-06-20 リアディファレンシャル装置の支持構造 Expired - Lifetime JP3722423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001186220A JP3722423B2 (ja) 2001-06-20 2001-06-20 リアディファレンシャル装置の支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001186220A JP3722423B2 (ja) 2001-06-20 2001-06-20 リアディファレンシャル装置の支持構造

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005228075A Division JP4739852B2 (ja) 2005-08-05 2005-08-05 リアディファレンシャル装置の支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003002077A JP2003002077A (ja) 2003-01-08
JP3722423B2 true JP3722423B2 (ja) 2005-11-30

Family

ID=19025685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001186220A Expired - Lifetime JP3722423B2 (ja) 2001-06-20 2001-06-20 リアディファレンシャル装置の支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3722423B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003002077A (ja) 2003-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4023208B2 (ja) パワートレイン支持装置
JP4506686B2 (ja) 車体前部構造
CN1924275B (zh) 车辆发动机罩结构
CN104245432B (zh) 具有踏板臂释放件的踏板组件
JP2008074349A (ja) 車両の前部構造
EP0965476B1 (en) A vehicle transmission support cross member
EP1062110B1 (en) Vehicle power unit mounting arrangements
JP2002307963A (ja) 車両用プロペラシャフトの中央支持構造体
JP3722423B2 (ja) リアディファレンシャル装置の支持構造
JP4804942B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP4739852B2 (ja) リアディファレンシャル装置の支持構造
JP3507350B2 (ja) 車両用駆動ユニットのマウント構造
US20230174171A1 (en) Active air dam system with object impact damage control
GB2329877A (en) Vehicle subframe attached to a structure by non-frangible and frangible mountings
CN212242967U (zh) 离合踏板装置和具有它的车辆
JP4379991B2 (ja) 車両用駆動伝達装置
JPH05185951A (ja) 自動車のステアリング装置支持構造
CN115214776B (zh) 一种前副车架总成及汽车
JP3654337B2 (ja) 車両のリアサスペンション
JP3488571B2 (ja) ディファレンシャルケースの支持構造
JP3730417B2 (ja) ディファレンシャル装置の支持構造
JP3597028B2 (ja) フロントデファレンシャルケースの支持構造
JP4282796B2 (ja) リヤディファレンシャル支持構造
US20050099028A1 (en) Energy absorbing system
CN215284980U (zh) 一种副车架支架及副车架组件

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050502

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050805

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3722423

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term