JP3721426B2 - 流量調整機能を備えたエアゾ−ル容器 - Google Patents

流量調整機能を備えたエアゾ−ル容器 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、エアゾ−ル容器に関し、特に、使用初期における容器本体内部の圧力が高いときや、その後の使用によって容器本体内部の圧力が低下したときのいずれであっても単位時間あたりの内容物の放出量が著しく変動しないようにした流量調整機能を備えたエアゾ−ル容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、窒素,炭酸ガス,空気等の圧縮ガスによって内部圧力が付与されたエアゾ−ル容器は、使用初期における内容物放出時と、一定量放出した後における内容物放出時とでは単位時間あたりの内容物の放出量が異なり、使用初期から一定の間はガス圧が高く必要以上の内容物が放出されてしまうため、これに対処すべく実開平5−61083号公報のように、内容物の放出量を調整する機能を備えたものが開示されている。
【0003】
この実開平5−61083号公報に記載のものは、押しボタンの内部に形成された内容物通過用の空間部に慴動部材をセットしたものであり、この慴動部材は、内容物の流れの圧力を受けて円筒コイルの付勢に抗して移動し、空間部への内容物の流入を規制するものである。
【0004】
そして、内容物の圧力が高いときには、この圧力により円筒コイルの付勢によって慴動部材が移動し、空間部への内容物の流入を規制するとともに、空間部内が減圧すると円筒コイルの付勢により慴動部材が移動して空間部に内容物を流入させるといった、空間部の開閉動作が繰り返され、単位時間あたりの内容物の放出量を制限している。
【0005】
したがって、内容物の圧力が低いときには慴動部材は移動せず、空間部は開放されたままの状態となることにより、使用初期から継続して単位時間あたりの内容物の放出量が著しく変動しないようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実開平5−61083号公報に記載のものは、慴動部材がノズルから送られてきた内容物の流れを直接受け止めているため、慴動部材は、この内容物の勢いを受けて内容物の圧力以上に移動する場合があり、これでは、空間部への内容物の流入を必要以上に規制することから、所期の効果である単位時間当たりの放出量の著しい変動を防止できないといった問題点を有している。
【0007】
すなわち、使用初期から一定期間における容器本体内部のガス圧が高い場合には、使用の際、空間部への内容物の流入が必要以上に規制されるため単位時間当たりの放出量が少量となる。一方、一定期間使用後、ある程度ガス圧が低下したときには、慴動部材が内容物の流れの影響を受けなくなるため内容物は予定どおり空間部を通過することになり、その結果、使用初期よりも多くの内容物が放出されることになる。
【0008】
また、実開平5−61083号公報に記載のものは、慴動部材の上流側部分、すなわち、空間部を閉塞する部分が積極的に位置決めされていないため、例えば慴動部材が傾いた状態で移動したときには、この上流側部分が空間部を閉塞できない場合があり、これでは、空間部への内容物の流入を規制することができないものとなる。
【0009】
そこで、本発明では、移動する流量調整用部材が、勢い良く送られてくる内容物を直接受け止めないようにして、この勢いによる流量調整用部材の不必要な移動を抑制するとともに、流量調整用部材の上流側部分を積極的に位置決めして、噴射用通路を確実に閉塞できるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この課題などを次のようにして解決する。
(1)内容物の噴射用通路(例えば後述のハウジング2,ステム4,押しボタン7,筒状部材10など)の一部に、容器本体内部のガス圧に基づいて所定の付勢力(例えば後述のコイルスプリング13によるステム4の方への付勢力)に抗しながら移動する流量調整用部材(例えば後述の流量調整用部材11)を設けたエアゾール容器において、前記噴射用通路の前記流量調整用部材よりも上流側部分に、流れ方向規制部(例えば後述の流れ方向規制部15)を、噴射内容物がそこに当たっていったん迂回してから当該流量調整用部材の方へと進んでいく態様で設けて、前記上流側部分の噴射内容物がその本来の流れ方向のまま前記流量調整用部材まで進んでしまうのを抑え、これにより当該噴射内容物の流れがその勢いの程度を弱められた状態で当該流量調整用部材に達するようにする。
(2)上記(1)において、前記流量調整用部材自体の上流側部分に、前記噴射用通路の周面(例えば後述の筒状部材10の内周面)と当接する位置決め用のガイド部(例えば後述のガイド用突出部11c)を形成する。
【0013】
【作用】
以上のように、流量調整用部材より上流側の部分に流れ方向規制部を設けているため、内容物は、流れ方向規制部によってその向きが強制的に変えられた後に流量調整用部材に達することになり、これにより内容物が勢いよく流量調整用部材に当たらないようにして、流量調整用部材に直接ぶつかる程度を抑えるようにしている。
【0014】
また、流量調整用部材の上流側部分に、噴射用通路の周面と当接するガイド用突出部を形成しており、この上部側部分をガイド用突出部で位置決めするようにしている。これにより、流量調整用部材が傾いて移動したときでもその上部側部分によって噴射用通路の被閉塞部分の閉塞動作が確実に行われる。
【0015】
【実施例】
本発明の実施例を、図1ないし図6を参照して説明する。
図において、1は容器本体、1aはマウンテンキャップ、1bは底部、2はハウジング、3はパイプ、3aは口部、4はステム、4aはオリフィス、5はコイルスプリング、6はパッキン、7は押しボタン、8は内側空間部(噴射用通路)、8aは移動用空間部分、9は放出口、10は筒状部材、10aは端部(被閉塞部分)、11は流量調整用部材、11aは受け部、11bは段部、11cはガイド用突出部、12は隙間部分、13はコイルスプリング、14は連通孔、15は流れ方向規制部、16は凹部、17は孔部、18は開放部分、19は重り部、20は内容物である。
【0016】
ここで、容器本体1は、上端部分にマウンテンキャップ1aを組み付けており、このマウンテンキャップ1aの中央突出部分には、パッキン6を挟んだ状態でハウジング2が嵌め込まれている。そして、ハウジング2の下部には、口部3aが容器本体1内の底部1bに達するパイプ3が取り付けらている。パイプ3は、プラスチックやゴムなどの軟質なもので形成されている。
【0017】
そして、パッキン6には、ステム4がその上部部分を突出した状態でセットされている。このステム4は、ハウジング2内のコイルスプリング5によって上方に付勢され、非使用モードでは、オリフィス4aがパッキン6で閉塞されるようにしている。
【0018】
また、ステム4の上部には、放出口9を備えた押しボタン7が取り付けられ、ステム4と放出口9とを内側空間部8を介して連通するようにしている。なお、噴射用通路は、放出口9までの内容物の経路であり、ハウジング2内、ステム4内、内側空間部8である。なお、パイプ3は、内容物をこれら噴射用通路に取り込むためのものである。
【0019】
また、内側空間部8の一部に筒状部材10を取り付けるとともに、筒状部材10に流量調整用部材11を移動可能な状態でセットしている。この流量調整用部材11は、下流側部分に受け部11aを設けており、受け部11aが押しボタン7内周面と当接することにより移動用空間部分8aを形成している。
【0020】
さらに、流量調整用部材11は、移動用空間部分8aに設置されたコイルスプリング13によって内側空間部8の上流側、すなわちステム4の方に付勢され、筒状部材10に受け止められている。このとき、流量調整用部材11の段部11bは、筒状部材10の上流側の端部10a(被閉塞部分)から離れた状態となっており、筒状部材10と流量調整用部材11に形成されている内容物通過用の隙間部分12を開放している。
【0021】
また、流量調整用部材11は、段部11bが端部10aに当接するまでコイルスプリング13の付勢に抗して下流側の方に移動することが可能であり、この状態では隙間部分12は閉塞された状態になる。
【0022】
さらに、流量調整用部材11の、段部11bより上流側部分には、内側空間部8の周面に対して当接するテーパ状のガイド用突出部11cを設けており、これにより流量調整用部材11の段部11b部分が筒状部材10に対して位置決めされるようにしている。なお、内容物は、ガイド用突出部11c内側の液通路を通って隙間部分12に案内される。
【0023】
次に、内側空間部8の、流量調整用部材11より上流側の部分には、ステム4から少し離れた下流側の部分に、流れ方向規制部15が形成され、ステム4から送られる内容物がこの流れ方向規制部15にぶつかってその向きを略直角に変えた後に、流量調整用部材11に達するようにしている。
【0024】
また、押しボタン7には、図5に示すように、上面部分に、複数の起立部分をかたちづくる状態で凹部16が設けられており、この凹部16と移動用空間部分8aとを連通孔14によって接続させるようにしている。さらに、押しボタン7の内側に形成されている開放部分18と凹部16とを孔部17によって接続するようにしている。
【0025】
これにより、押しボタン7の上面部分が使用者の指によって覆われた場合でも、連通孔14−凹部16−孔部17−開放部分18を介して、移動用空間部分8aと外部とが連通した状態になっており、移動用空間部分8aが閉空間となることを防止して、流量調整用部材11の動作がスムーズに行われるようにしている。
【0026】
なお、移動用空間部分8aと外部との連通状態を確保できればよいため、図示のものに代えて、移動用空間部分8aと開放部分18とを直接連通させるような孔部を設けるようにしてもよい(図示せず)。
【0027】
続いて、本発明の使用状態を説明すると、使用者が押しボタン7を押し下げてステム4を下動させ、使用モードをするこれにより、図2および図3に示すように、オリフィス4aがパッキン6から離れることにより、容器本体1の内容物は、パイプ3−ハウジング2−オリフィス4aを通って矢印で示すような経路でステム4に入り込んでいく。
【0028】
そして、ステム4を通過した内容物は、流れ方向規制部15にぶつかって略直角にその流れの向きを変えた後に流量調整用部材11の方へ送られる。すなわち、流れ方向規制部15によりその向きを強制的に変えられた内容物は、その勢いの程度が弱められた状態で流量調整用部材11に達することになる。
【0029】
このような経路で送られた内容物は、隙間部分12から受け部11aの部分を通り、その後放出口9より外部に放出される。このとき、使用初期から一定期間のように容器本体1内部のガス圧が高い場合には、図4に示すように、流量調整用部材11は、受け部11aが内容物を圧力を受けることによりコイルスプリング13の付勢に抗して下流側の方向に移動し、段部11bが端部10aに受け止められた状態となる。
【0030】
したがって、隙間部分12は閉塞され、内容物はこの隙間部分12を通過しない状態となる。なお、流量調整用部材11が傾いた状態で移動した場合でも、流量調整用部材11の上流側部分がガイド用突出部11cで位置決めされているため、段部11bと端部10aとを正確に当接させることができ、これにより両者間のシールが確実に行われるようにしている。
【0031】
なお、流量調整用部材11の移動に伴って移動用空間部分8aの容積が縮小されるが、移動用空間部分8a内の空気は、連通孔14を介して外部に放出されるため、流量調整用部材11の円滑な動作を阻害しないようにしている。
【0032】
この場合、使用者の指によって押しボタン7の上面部分が覆われているときでも、図4および図5の点線矢印に示すように、連通孔14から出た空気は、凹部16を介して孔部17から開放部分18に入り込み、この開放部分18から外部に放出される。
【0033】
そして、隙間部分12が閉塞されることによって、受け部11aの部分に内容物が送られなくなり、この部分の圧力が低下するため、流量調整用部材11は、コイルスプリング13の付勢によって元の状態に復帰する。これにより、隙間部分12は開放されて、内容物は再度放出口9に送られることになる。
【0034】
このとき、一旦縮小された移動用空間部分8aの容積が拡大するが、上記と同様に、連通孔14、凹部16、孔部17、開放部分18を介して空気を取り込むようにしている。
【0035】
このような動作は、容器本体1内部のガス圧が高い状態において、内容物の放出中に繰り返される。したがって、容器本体1内部の圧力が使用初期の約7.5kg/cm2 と高いときでも、単位時間あたりの放出量は抑えられることになる。ただし、隙間部分12が閉塞される一回の時間が短いため、使用者にとっては連続放出と同様の印象を与えるものである。
【0036】
なお、容器本体1内部のガス圧が次第に低下したときには、流量調整用部材11が操作する回数が減少する。すなわち、隙間部分12を閉塞して内容物の通過をストップする回数を減らすことにより、単位時間あたりの内容物の放出量を調節し、使用初期から著しく変動しないようにしている。
【0037】
次に、一定期間使用した後であって容器本体1内部のガス圧が低下したとき(容器本体1内部の圧力が約3kg/cm2 と最終段階になったときを含む)には、内容物が流量調整用部材11の受け部11aに達した場合であっても流量調整用部材11は移動しない。
【0038】
したがって、流量調整用部材11は、図2および図3に示す状態が維持され、内容物は、隙間部分12を連続して通過し、放出口9から外部に放出されることになる。なお、隙間部分12を通過する内容物の流れの速さが容器本体内部の圧力が高いときより遅くなっているため、内容物の単位時間当たりの通過量が著しく変動するようなことはない。
【0039】
また、図示のような、隙間部分12の開閉による流量調整機能を押しボタン7内に設けることに限定されず、ステム4やハウジング2に設けるようにしてもよく、この場合、流れ方向規制部15は常に流量調整用部材11の上流側に設けるとともに、適宜ガイド用突出部11cを設けるようにする。
【0040】
次に、図6に示すように、パイプ3の口部3aの部分には重り部19がセットされている。このセットは、重り部19の内側にパイプ3を入れ、重り部19の内面に設けた突起をパイプ3の表面にくい込ませることにより行っている。そして、パイプ3が軟質であることにより、容器本体1を傾けたときや横に倒したとき、さらには上下を逆にしたときであっても、重り部19によって口部3aを常に内容物20内に位置させるようにしている。
【0041】
すなわち、容器本体1内における圧縮された気化ガスは、使用によって圧力の低下が著しく、これに加えて、口部3aから気化ガスが取り込まれて外部に直接放出されたのでは一層圧力の低下を招くことになるからであり、上述した流量調整機能と併せて、気化ガスの直接の放出を防止することにより、使用後期までの安定した内容物の放出を確保している。なお、重り部19の形状は図示のものに限定されず、例えば球状であってもよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明は、流量調整用部材の上流側部分にガイド用突出部を設けているため、かかる上流側部分は位置決めされた状態となり、流量調整用部材が傾いていて移動したときでも噴射用通路が確実に閉塞されることにより、噴射用通路の開閉に基づく内容物の流量調整を確実に行うことができる。
【0043】
さらに、流量調整用部材より上流側に内容物の流れの向きを強制的に変える流れ方向規制部を形成しているため、内容物が流量調整用部材に直接ぶつかる程度を抑え、内容物の勢いによる流量調整用部材の不必要な移動を抑制することにより、その移動量の適正化を図ることができ、上記効果と併せて単位時間当たりの内容物の放出量が使用初期から著しく変動しないようにすることができる。
【0044】
また、流量調整用部材が移動するための移動用空間部分と外部とを連通するための連通孔を設けることにより、流量調整用部材の移動にともなう移動用空間部分の容積の縮小、拡大に対応することが可能となり、流量調整用部材の動作が円滑に行われるようにすることができる。
【0045】
さらに、この連通孔と、押しボタンの上面部分に設けた凹部とを接続させ、かつ、凹部と、押しボタン内側の開放部分とを孔部で接続することにより、使用の際、使用者の指で押しボタンの上面部分が覆われた場合でも、移動用空間部分の空気の放出、流入を確実に行うことができる。
【0046】
また、噴射用通路に内容物を取り込むためのパイプとして軟質のものを用いるとともに、このパイプの先端部分に重り部を設けることにより、容器本体を傾けたときや上下を逆にしたときでも、パイプの口部を常に内容物の中に入れておくことができ、これにより、容器本体内の圧縮ガスの不用意な放出を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、流量調整機能を備えたエアゾ−ル容器を示す断面図である。
【図2】内容物を放出したときの状態を示す断面図である。
【図3】図2に示す状態の要部を拡大した断面図である。
【図4】内容物の放出が規制された状態の要部を拡大した断面図である。
【図5】押しボタンの斜視図である。
【図6】本発明の、流量調整機能を備えたエアゾ−ル容器の使用状態の全体を示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・・容器本体
1a・・・マウンテンキャップ
1b・・・底部
2・・・・ハウジング
3・・・・吸上げパイプ
3a・・・口部
4・・・・ステム
4a・・・オリフィス
5・・・・コイルスプリング
6・・・・パッキン
7・・・・押しボタン
8・・・・内側空間部(噴射用通路)
8a・・・移動用空間部分
9・・・・放出口
10・・・筒状部材
10a・・端部(被閉塞部分)
11・・・流量調整用部材
11a・・受け部
11b・・段部
11c・・ガイド用突出部
12・・・隙間部分
13・・・コイルスプリング
14・・・孔部
15・・・流れ方向規制部
16・・・凹部
17・・・孔部
18・・・開放部分
19・・・重り部
20・・・内容物

Claims (2)

  1. 内容物の噴射用通路の一部に、容器本体内部のガス圧に基づいて所定の付勢力に抗しながら移動する流量調整用部材を設けたエアゾール容器において、
    前記噴射用通路の前記流量調整用部材よりも上流側部分に、流れ方向規制部を、噴射内容物がそこに当たっていったん迂回してから当該流量調整用部材の方へと進んでいく態様で設け、
    前記上流側部分の噴射内容物がその本来の流れ方向のまま前記流量調整用部材まで進んでしまうのを抑え、これにより当該噴射内容物の流れがその勢いの程度を弱められた状態で当該流量調整用部材に達するようにした、
    ことを特徴とする流量調整機能を備えたエアゾール容器。
  2. 前記流量調整用部材自体の上流側部分に、前記噴射用通路の周面と当接する位置決め用のガイド部を形成した、
    ことを特徴とする請求項1記載の流量調整機能を備えたエアゾール容器。
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