JP3721381B1 - 掘削装置及び地中掘削工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低振動、低騒音で掘削作業ができるようにした掘削装置及び地中掘削工法を提供する。
【解決手段】
掘削装置1は、作動流体のエネルギーによって打撃力が与えられることにより、掘削装置本体2の掘削側へ進退して掘削を行うビット41,42を備えている。ビット41,42は掘削装置本体2よりも小さくなって複数設けてあり、ビット41,42は互いに時間をずらして打撃駆動するように構成されている。掘削装置1は、掘削側にビット41,42が設けてあると共に、作動流体のエネルギーによってビット41,42に打撃力を与えるピストンを内蔵するピストンケース22を備えている。ピストンケース22は、掘削装置本体2内にビット41,42の数に対応して複数収容されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、掘削装置及び地中掘削工法に関する。
更に詳しくは、低振動、低騒音で掘削作業ができるようにした掘削装置及び地中掘削工法に関する。
土木や建築の分野において、主に岩盤、転石、コンクリート等がある硬質の地盤の掘削に「ダウンザホールハンマ」と称される掘削装置が使用されている。ダウンザホールハンマは、圧縮空気を供給して内部のピストンを駆動させることにより、先端のハンマビットを上下動させ、その打撃によって掘削を行うものである(例えば特許文献1参照)。
また、らせん形の錐で孔を掘削する「アースオーガ」と称される掘削装置もあるが、アースオーガは上記したダウンザホールハンマと比べ、岩盤、転石、コンクリート等が存在する硬質の地盤の掘削には適していない。
特開平9−328983号公報(第1図)
特許文献1の第1図に示すように、従来のダウンザホールハンマでは、掘削する孔とほぼ同じ径のハンマビットを上下動させて地盤を打撃するため、一回の打撃ごとに受ける地面の衝撃が大きく、掘削時に激しい騒音と振動が発生していた。このため、より低振動、低騒音での作業が望まれる例えば住宅密集地や都市部のオフィス街での使用には、適していなかった。
(本発明の目的)
そこで本発明の目的は、低振動、低騒音で掘削作業ができるようにした掘削装置及び地中掘削工法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
なお、後述する作用の説明の理解を助けるため、図面において使用した符号を括弧を用いて記載しているが、各構成要件を図面記載のものに限定するものではない。
第1の発明にあっては、
作動流体のエネルギーによって打撃力が与えられることにより、掘削装置本体(2)の掘削装側へ進退して掘削を行うビット(41,42)を備えた地中掘削用装置であって、
ビット(41,42)は掘削装置本体(2)よりも小さくなって複数設けてあり、該ビット(41,42)は互いに時間をずらして打撃駆動するように構成されていることを特徴とする、
掘削装置である。
第2の発明にあっては、
掘削側にビット(41,42)が設けてあると共に、作動流体のエネルギーによって該ビット(41,42)に打撃力を与えるピストンを内蔵するピストンケース(22)を備え、
該ピストンケース(22)は、掘削装置本体(2)内に上記ビット(41,42)の数に対応して複数収容されていることを特徴とする、
第1の発明に係る掘削装置である。
第3の発明にあっては、
掘削装置本体(2)には、ピストンケース(22)の周りを囲むようにして防振材または/及び防音材(230)が設けてあることを特徴とする、
第2の発明に係る掘削装置である。
第4の発明にあっては、
請求項1,2または3記載の掘削装置を使用した地中掘削工法であって、
掘削装置に回転運動を与えながら地中掘削を行うことを特徴とする、
地中掘削工法である。
本明細書及び特許請求の範囲にいう「作動流体」としては、エア(例えば圧搾空気)等の気体や、水、油などいった液体を採用することができる。
本明細書及び特許請求の範囲にいう「防振材または/及び防音材」には、防振材または防音材のいずれか一方を含む場合もあるし、あるいは防振材及び防音材の両方(防振及び防音の両方の作用を備えたものも含む)を含む場合もある。
(作 用)
本発明に係る掘削装置は次のように作用する。
ビット(41,42)は、作動流体のエネルギーによって打撃力が与えられることで、掘削装置本体(2)の掘削側へ進退して掘削を行う。ビット(41,42)は掘削装置本体(2)よりも小さくなって複数設けてあり、該ビット(41,42)は互いに時間をずらして打撃駆動する。したがって、ビット(41,42)の一回の打撃ごとに受ける地盤の衝撃は小さい。
作動流体のエネルギーによってビット(41,42)に打撃力を与えるピストンを内蔵するピストンケース(22)を備えているものでは、ピストンがピストンケース(22)で覆われていると共に、更にこのピストンケース(22)が掘削装置本体(2)内にビット(41,42)の数に対応して複数収容されている。これにより、ピストンの駆動時に発生する振動や音は外に漏れたり伝わりにくい。
掘削装置本体(2)にピストンケース(22)の周りを囲むようにして防振材または/及び防音材(230)が設けてあるものでは、ピストンの駆動時に発生する振動や音を防振材または/及び防音材(230)が緩和する。
本発明は上記構成を備え、次の効果を有する。
(a)本発明に係る掘削装置によれば、ビットが掘削装置本体よりも小さくなって複数設けてあり、該ビットは互いに時間をずらして打撃駆動するように構成されている。よって、掘削する孔とほぼ同じ径のハンマビットを上下動させて地盤を打撃していた従来のダウンザホールハンマに比べて、ビット一回の打撃ごとに受ける地盤の衝撃は小さく、低振動、低騒音で掘削作業ができる。したがって、より低振動、低騒音での作業が望まれる住宅密集地や都市部のオフィス街などでの使用に適している。
また上記したように、従来では、掘削する孔とほぼ同じ大きな径のハンマビットを駆動させる必要があったため、必然的にハンマビットを上下動させるために必要なエアの消費量が多く、比較的大きなエアコンプレッサーが必要であった。これに対し、本発明では、比較的小さなビットを駆動させれば良いので、一つのビットを進退させるための作動流体(例えばエア)の消費量が小さく、その結果、作動流体を供給する供給装置(例えば、作動流体がエアの場合にはエアコンプレッサー)を小型化できる。よって、供給装置の設置面積も小さくて済み、住宅密集地や都市部のオフィス街等といったスペースの限られた場所での施工に好適である。また供給装置の小型化により、供給装置を駆動させるエンジン等の駆動手段の小型化も可能となるので、駆動手段から発生する振動や騒音も低く抑えることができる。
(b)作動流体のエネルギーによってビットに打撃力を与えるピストンを内蔵するピストンケースを備えているものでは、ピストンがピストンケースで覆われていると共に、更にこのピストンケースが掘削装置本体内にビットの数に対応して複数収容されている。これにより、ピストンの駆動時に発生する振動や音が外に漏れたり伝わることをできるだけ防止して、より低振動、低騒音化を図ることができる。
(c)掘削装置本体にピストンケースの周りを囲むようにして防振材または/及び防音材が設けてあるものでは、ピストンの駆動時に発生する振動や音が外に漏れたり伝わることをより効果的に防止できる。
(d)本発明に係る地中掘削工法によれば、上記した効果を備えた掘削装置に回転運動を与えながら使用することにより、低振動、低騒音での掘削作業ができる。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明する。
図1及び図3は、本発明に係る掘削装置の第1の実施例を示す説明図である。
図1は、本実施例に係る掘削装置1を底面斜視方向から見た説明図、
図2は、図1に示す掘削装置1の縦断面説明図である。
図1及び図2に示すように、掘削装置1はその全体が略円柱状に形成されている。掘削装置1は、掘削側(先部側)に位置する掘削装置本体である掘削ビット部材2と、基部側に位置するエアタンク部材3を備えている。エアタンク部材3は、固着具であるボルト31とナット32(図1では隠れて見えず、図2を参照)により掘削ビット部材2の基部側に着脱可能に接続されている。
掘削ビット部材2は、その先端側に複数のビット41,42を備えている。ビット41,42は、掘削ビット部材2よりも小さくなって複数設けてあり、ビット41,42は互いに時間をずらして打撃駆動するように構成されている。
本実施例では、図1に示すように、ビット41,42は、掘削ビット部材2の軸心部に一箇所(符号41で示す)、軸心部を中心とする円周上に等間隔で五箇所(符号42で示す)の合計で六ヶ所配置されている。各ビット41,42は、同時でなく互いに時間をずらして高速(一つのビット当たり1分間に1200〜1300回、全体で1分間に7200〜7800回)で打撃振動し(上下動または進退し)地盤を掘削する。詳しくは、ビット41とビット42は同時でなく互いに時間をずらして打撃駆動し、五箇所に設けてある各ビット42,42,42,42,42も同時でなく互いに時間をずらして打撃駆動する。各ビット41,42の進退ストロークは、例えば約1〜3センチである。エアタンク部材3には、ビット41,42を駆動させる作動流体であるエアを高圧状態で貯留できる。
図3は図1に示す掘削装置1の分解斜視説明図であり、エアタンク部材3から取り外した掘削ビット部材2を分解した状態を示している。なお、図3において上方に表したエアタンク部材3の基部側は省略している。
以下、図1ないし図3を参照しながら、掘削装置1の各構成部材について順を追って詳しく説明する。
(掘削ビット部材2)
図3に示すように、掘削ビット部材2は、上から順に、接続体21を備えると共にピストンを含む駆動手段等を収容したピストンケース22、ピストンケース取付体23、ドライブチャック24、チャックガイド25、ビット41,42等を備えている。
ピストンケース22は金属製で円筒形状である。ピストンケース22の基端部(図3で上部)には接続体21が螺合されている。ピストンケース22の先端部(図3で下部)には、ドライブチャック24、チャックガイド25を介してビット41,42が接続される。ピストンケース22は、ビット41,42と同じ数(本実施例では複数、六ヶ所)設けられている。
ピストンケース22には、ビット41,42を作動させるピストンを含む駆動手段等が収容されている。駆動手段は、ピストンの他、シリンダー、チェックバルブ、エアディストリビータ、バルブスプリング、メイクアップリング、O−リング、ピストンリタイナーリング、ビットリティーナリング等、公知のダウンザホールハンマの駆動機構(例えば特開昭61−92288号公報記載)を採用できる。この駆動機構の作用を簡単に説明すると、ピストンケース22に導入されたエアがピストンの下部側にまわることでピストンを引き上げ、次にピストンの上昇に伴ってエアがピストンの上部側にまわり、引き上げたピストンを引き下げる。この繰り返しによってピストンが上下動し、掘削側のビット41,42に対して衝撃力を与える。
ピストンケース22の基端部に位置する接続体21は、作動流体の経路である孔211(図3では見えず、図2を参照)を有し、基端側が断面凸状に形成されている。その凸状部分が差込部222を構成し、差込部222がエアタンク部材3へ差し入れられて装着される。そうして、エアタンク部材3から接続体21の差込部222を介して送られるエアによって、ピストンケース22内の駆動手段が駆動する。差込部222の周方向には、エアタンク部材3から送られてくるエアの気密性を保てるようにO−リング223が所要数(本実施例では複数)設けてある。
各ピストンケース22(本実施例では5本)は、略円柱形状の取付体であるピストンケース取付体23(図3参照)に着脱可能に取り付けられる。ピストンケース取付体23は、筒状本体231(図2参照)と、筒状本体231の先部側の開口部に固着されているカバー体233(以下、「先部カバー体233」という)と、筒状本体231の基部側の開口部に固着されているカバー体234(以下、「基部カバー体234」という)で主に構成されている。
更にピストンケース取付体23の内部には、円筒形状で細長いケーシングであるピストンケースケーシング232(図2参照)が収容されている。このピストンケースケーシング232に、ピストンケース22が差し入れられた状態で取り付けられる。ピストンケースケーシング232はピストンケース22と同じ数設けられており、その軸心方向がピストンケース取付体23の長手方向と同じになるように設けてある。
先部カバー体233及び基部カバー体234は所要の厚みを有し、ピストンケース22を挿設するための孔である挿通孔235,236がそれぞれ設けられている。本実施例では、挿通孔235,236は中央部に一箇所、中央部を中心とする円周上に等間隔で五箇所の合計で六ヶ所配置されている。
図2に示すように、この上下二つのカバー体233,234によって挟まれた状態で、上記したピストンケースケーシング232が固着され、筒状本体231内に収容されている。ピストンケースケーシング232の先端側の孔(符号省略)は、先部カバー体233の挿通孔235と連通している。ピストンケースケーシング232の基端側の孔(符号省略)は、基部カバー体234の挿通孔236と連通している。
更に、ピストンケース取付体23(筒状本体231)内のピストンケース22,22間に形成されている空隙部分には、防振材または/及び防音材として砂230(図2参照)が充填されている。
また、ピストンケース22の先端部は、先部カバー体233から一部突出している。この突出部分の孔(符号省略)に、図3に示す略筒状のドライブチャック24の基端側がややきつく押し込まれた状態で取り付けられる。ドライブチャック24の先端側の孔241には、チャックガイド25を介しビット41,42の基部側が進退自在に収納される。
チャックガイド25は平面視略円形状で所要の厚みを有し、ピストンケース取付体23の先端(先部カバー体233)に固着されている。チャックガイド25の固着には、固着具であるボルト251と、ピストンケース取付体23側から取り付けられるナット252が使用されている。
チャックガイド25の先部側には、中央に底面視円形の凹部253と、凹部253を取り囲むようにして底面視V字状の溝である凹部254が放射状に設けてある。凹部253には、底面視円形状のヘッド部411を備えたビット41が配置される。凹部254には、底面視三角形状のヘッド部421を備えたビット42が配置される。各ビット41,42のヘッド部411,421には、超硬合金製のボタンチップ412が多数設けてある。
チャックガイド25には、ビット41,42と同じ数の孔で構成された取付部である取付孔255が設けてある。取付孔255は上記した凹部253と凹部254内に位置している。この取付孔255の基部側にはドライブチャック24の先端部が嵌め入れられる。ドライブチャック24は六角ナット状の回り止め部242を有し、チャックガイド25の取付孔255には回り止め部242が嵌め入れられる六角状の凹部256(図2参照)が形成されている。
ビット41,42の基部側はスプライン軸として形成され、この基部側が取付孔255の先端部から嵌め入れられることにより、内周壁に凹凸の係合用の溝条(図示省略)を形成したドライブチャック24の内部に装着されている。ビット41,42の基部側は、上記したビットリティーナリングとO−リングにより、ドライブチャック24側から外れないように装着される。
また図1に示すように、ピストンケース取付体23の外周には軸方向に沿って突条であるフラットバー26が所要数設けられている。本実施例では、フラットバー26は周方向に所要の間隔をおいて複数(合計で六箇所)設けてある。そして、地盤の掘削作業時に掘削した孔の内部に発生する粉砕した岩盤や土砂(スライム)は、掘削ビット部材2(チャックガイド25)の先部側から噴射されるエアによって掘削した孔とフラットバー26,26間との隙間を通って地表面へ送り出される。
(エアタンク部材3)
図3に示すように、エアタンク部材3の先部側には、掘削ビット部材2の基端部(ピストンケース22上部の差込部222)と連結するための連結体33が設けられている。
エアタンク部材3の基端部(図2参照、図2で上端部)には、エアを導入するための連結ジョイント34が設けてある。連結ジョイント34から導入されたエアは、平面視円形状の板体で構成された区画体341によって区画されたエア貯留部30内に貯留される。符号340は連結ジョイント34の吹き出し口を示している。
そして、エアホース351,352と連結体33内に形成された流通孔331とで構成されるエア流通経路を通って、連結体33に接続された各ピストンケース22にエアが送られる。流通孔331はピストンケース22の差込部222の孔211と繋がっている。
なお、図示の便宜上、図2ではすべてのエアホースを図示はしてないが、エアホース351,352はピストンケース22と同じ数(本実施例では5本)設けられている。そして、各エアホース351,352の一端部は区画体341に設けてあるいずれかの接続孔342と接続されており、エアホース351,352の基端部は接続体21のいずれかの流通孔331の口部と接続されている。
ここで、各エアホース351,352の長さはすべて同じではなく、それぞれ異なる長さに設定されている。これにより、送り出されたエアは、エア貯留部30から各ピストンケース22に到達するまでに要する時間は同じではなく、それぞれ異なっている。その結果、ピストンケース22の先端部に装着されたビット41,42は、同時でなく互いに時間がずれながら上下動して地盤を掘削できるようになっている。
図2に示すように、エアタンク部材3の基部側は、連結体33をほぼ境にして基端部にむかってややすぼまって形成されている。この連結体33よりもやや径小に形成された径小部分36の外径は、後述する回転駆動装置5(図4参照)に設けてある筒状のドライブブッシュ51の内径と合うように作られている。そして、掘削装置1を立てた状態で、掘削装置1の基端部からドライブブッシュ51を嵌め込んで落とし込むと、ドライブブッシュ51はエアタンク部材3の径大となっている部分(連結体33付近)で止まり、下に落ちない。これについての詳しい作用は、後述する。
更に、図1に示すように、エアタンク部材3の外周には軸方向に沿って突条であるフラットバー361が所要数設けられている。本実施例では、フラットバー361は複数(合計で六箇所)設けてある。そして、後述するように、掘削作業時に、このフラットバー361がロータリテーブルを備えた回転駆動装置5のドライブブッシュ51の内壁部(図4参照)に係合し、ドライブブッシュ51の回転駆動力(回転運動)が掘削装置1に伝達される。
以上のような構成により、掘削作業時に連結ジョイント34から供給されたエアは、エアタンク部材3のエアホース351,352を通って掘削ビット部材2のピストンケース22内に導入され、ピストンケース22内部のピストンを駆動して、先端のビット41,42を上下動させる。
(作 用)
図4は、図1に示す掘削装置1を使用して、例えば地盤に杭用の孔を掘削している状態を示す説明図である。
以下、掘削装置1の作用について説明する。
ロータリテーブルを備えた回転駆動装置5はアウトリガ52を有し、例えばH鋼等で組んだ仮設足場6上に載置される。ロータリテーブルを備えた回転駆動装置5は公知技術を採用しているので、その構造についての詳細な説明は省略する。
地盤に掘削する孔の長さに応じて、掘削装置1の基端部にケリーロッド7を接続する。ケリーロッド7はエア供給管を内蔵している。ケリーロッド7と掘削装置1はピン、ボルト、ナット等からなる固着具(図示省略)で固着される。ケリーロッド7を繋いだ掘削装置1はクレーン(図面では表れず)によって懸吊支持される。
ロータリテーブルを備えた回転駆動装置5には、回転テーブル(図4では隠れて表れず)にドライブブッシュ51をセットし、ドライブブッシュ51の内壁の溝にエアタンク部材3のフラットバー361を係合させる。そして、クレーンにより掘削装置1を吊り降ろしながら掘削を開始する。
掘削時において、回転テーブルからドライブブッシュ51に伝達される回転駆動力はエアタンク部材3に伝達されて掘削装置1が回転する。ケリーロッド7の上端には、クレーンにより懸吊支持するための支持軸71が設けてある。この支持軸71に、掘削装置1にエアを供給する供給管72が接続されている。
供給管72から送られるエアは、ケリーロッド7のエア供給管を通って掘削装置1に送られる。掘削装置1に送られたエアは、図2に示す連結ジョイント34を介してエア貯留部30に貯留される。更に、エアタンク部材3(図2参照)のエアホース351,352を通って各ピストンケース22に導入されてピストン等の駆動手段を駆動し、先端のビット41,42を上下動させる。
そして、長さが異なるエアホース351,352により、各ピストンケース22毎にエアが導入される時間にズレが生じるため、各ビット41,42は互いに時間がずれながら上下動し、同時に地盤を打撃することはない。更に、ビット41,42は掘削する孔に対して径小のものを使用しているため、ビット41,42一回の打撃ごとに受ける地面の衝撃は小さい。
また図2に示すように、ビット41,42を作動させるピストン等の駆動手段はピストンケース22内に収容され、更に筒状のピストンケースケーシング232によって覆われており、更には防振材または/及び防音材である砂230が充填された筒状本体231内に収容されている。これにより、駆動手段の駆動時に発生する音や振動が外部に漏れたり伝わることが防止し、低騒音・低振動化を可能としている。
以上のようなことから、掘削する孔とほぼ同じ径の一つのハンマビットを上下動させて地面を打撃していた従来のダウンザホールハンマを比べ、低騒音、低振動で掘削作業ができる。したがって、住宅密集地や都市部のオフィス街等での使用に好適である。
更に上記したように、従来では、掘削する孔とほぼ同じ大きな径のハンマビットを駆動させる必要があったため、必然的にハンマビットを上下動させるために必要なエアの消費量が多く、比較的大きなエアコンプレッサーが必要であった。これに対し、本実施例では、掘削する孔に対して径小のビット41,42を駆動させれば良いので、一つのビットを上下動させるためのエアの消費量が小さく、その結果、使用するエアコンプレッサーを小型化できる。よって、エアコンプレッサーの設置面積も小さくて済み、住宅密集地や都市部のオフィス街等といったスペースの限られた場所での施工に好適である。またエアコンプレッサーの小型化により、エアコンプレッサーを駆動させる原動機の小型化も可能になるので、原動機から発生する振動や騒音も低く抑えることができる。
なお、本実施例ではビット41,42を合計で六ヶ所設けた掘削ビット部材2を使用しているが、特にその数を限定するものではない。本実施例では、掘削ビット部材2の直径は例えば450〜700mmである。
本実施例とは相違して、例えばビットを五箇所設けて掘削ビット部材2を構成した場合(軸心部に一箇所、その周りに四箇所)では、掘削ビット部材2の直径を例えば450mm以下とすることができる。更に、例えばビットを六〜七箇所設けて掘削ビット部材2を構成した場合(軸心部に一箇所、その周りに五箇所または六箇所)では、掘削ビット部材2の直径は例えば700mm以上とすることができる。
また、掘削装置1はエアタンク部材3の内部にエア貯留部30を備えているが、掘削装置1の外部(例えばケリーロッド7内)にエア貯留部30設けることもできる。ケリーロッド7内にエア貯留部30を設けた場合には、エアホース351,352の先端側を掘削装置1からケリーロッド7内のエア貯留部30に接続させれば良い。なお、ケリーロッド7の代わりに、エア供給管を有するスクリュー軸を使用することもできる。
(実験例)
上記した掘削装置1を使用して掘削作業を行い、振動と騒音がどの程度低減されているかについて実験を行った。実験は、掘削装置から3m離れた地点での振動と騒音の大きさを振動測定器と騒音測定器を用いて測定することによって行った(測定時間5分)。振動の測定結果を図5に、騒音の測定結果を図6にそれぞれ示す。図5において横軸は時間、縦軸は振動データ(dB)であり、図6において横軸は時間、縦軸は騒音データ(dB)である。
また対照として、従来のダウンザホールハンマを使用して同様に掘削作業を行った。実験は、掘削装置から35mとより遠く離れた地点での振動と騒音の大きさを、同様に振動測定器と騒音測定器を用いて測定することによって行った(測定時間5分)。振動の測定結果を図7に、騒音の測定結果を図8に示す。図7及び図8の縦軸と横軸の単位は、図5、図6と同じである。
図5ないし図8の結果から明らかなとおり、振動に関しては、本実施例(図5参照)で35〜45dB前後に対し、対照例(図7参照)では50〜65db前後に推移している。また騒音に関しては、本実施例(図6参照)で65dB前後に対し、対照例(図8参照)では85〜95Bに推移している。つまり、本実施例では、対照例の測定地点35mに対して、掘削装置から3mという近距離での測定であるにもかかわらず、振動と騒音の発生が極めて効果的に抑えられていることが分かる。
なお、本実施例では、ロータリテーブルを備えた回転駆動装置5を用いて掘削作業を行った場合について説明したが、掘削装置1に回転運動を与える手段は特にロータリテーブルに限定するものではなく、三点式杭打ち機やリーダー等といった公知の回転駆動手段を採用することができる。
図9は、本発明に係る掘削装置の第2の実施例を示す縦断面説明図である。
なお、実施例1と同一または同等箇所には同一の符号を付して示している。また、実施例1で説明した箇所については、説明を省略し、主に相異点を説明する。これについては、後述する実施例3以降についても同じである。
本実施例に係る掘削装置1aでは、実施例1(図2参照)と相違して、エアタンク部材3内に設けてあるエアホース352a,353aの形状が異なっている。なお、図示の便宜上、図9ではすべてのエアホースを図示はしてないが、エアホースはピストンケース22と同じ数(本実施例では5つ)設けられている。
即ち、実施例1では、エアホース351,352の長さを変えることにより、エア貯留部30からピストンケース22に導入されるエアの到達時間にズレを生じさせていたが、本実施例では、屈曲させたエアホース352a,353aを用いると共に、その形状を変えることで、エアの到達時間を変えている。その他の作用及び効果は、実施例1と同じか大体において同じであるため、説明を省略する。
図10は、本発明に係る掘削装置の第3の実施例を示す縦断面説明図、
図11は、図10に示す掘削装置のエア貯留部30に配置されるエアの流れ方向を制御するエア流通制御部材8を示す斜視説明図である。
本実施例に係る掘削装置1bでは、実施例1(図2参照)と相違して、エアタンク部材3の内部に区画体とエアホースは設けられていない。その変わりに、エア貯留部30内に連結ジョイント34から供給されるエアの流れ方向を制御するエア流通制御部材8が連結体33の上面部に固着されている。
図11に示すように、エア流通制御部材8は、あたかも盃(さかずき)のような形をしている。詳しくは、エア流通制御部材8は、連結ジョイント34の吹き出し口340からエアを直接受けるボール状の受部81と、受部81を支える略円錐状の支持体82を有している。支持体82は、その周面部にエアを通す流通孔821を所要数(本実施例では複数、四箇所)設けられている。エア流通制御部材8は、支持体82の軸中心が中央のピストンケース22の流通孔331の上に位置するように配置されている。
以上のような構成により、連結ジョイント34から供給されたエアは、エア流通制御部材8の受部81に当たって跳ね返ると共にエア貯留部30内を旋回する。そして、その一部はエア流通制御部材8の支持体82の流通孔821を通って中央の流通孔331からピストンケース22へ導入される。また、残りのエアは、エア流通制御部材8の横を抜けて、外周寄りに設けられた流通孔331からピストンケース22へ導入される。
このように、エア貯留部30内のエアの流れを変えることにより、エア貯留部30からピストンケース22に導入されるエアの到達時間を変えることができる。その他の作用及び効果は、実施例1と同じか大体において同じであるため、説明を省略する。
なお、図12に示すように、エア流通制御部材8の受部81aの形状を平らにすることもできるし、楕円形状、長方形状や正方形状、あるいはその他の多角形や異形状(不規則な形状)にすることもできる。
図13は、本発明に係る掘削装置の第4の実施例を示す縦断面説明図、
図14は、図13に示す掘削装置1cのエア貯留部30に配置されるエアの流通を制御するエア流通制御部材9を示す斜視説明図である。
本実施例に係る掘削装置1cでは、実施例3(図10参照)と相違して、エア貯留部30からピストンケース22に送られるエアの流通を制御するエア流通制御部材9が連結体33の上面部に回転自在に設けてある。
図14に示すように、エア流通制御部材9は、所要の厚みを有する平面視略円形状の板体である回転体91と、回転体91の底部中央に垂下している軸部92を備えている。回転体91の外径はエアタンク部材3の連結体33の基端面(図13で上面)の外径よりもやや径小である。軸部92は、連結体33の中央の流通孔331に回動可能に差し込まれている。
そして、回転体91は側面視略三角形状のエア受部である羽根体911を有し、エアが羽根体911に当たることで、回転体91は他から動力を受けないで自ら回転するようになっている。更に回転体91には、所要数(本実施例では複数、二箇所)の連通孔921が設けられており、回転体91が回転することによって連通孔921と連結体33の流通孔331が連通するようになっている。なお、回転体91が円滑に回転するように、羽根体911を回転体91に対してやや傾斜させて設けることもできる。
以上のような構成により、連結ジョイント34から供給されたエアによってエア流通制御部材9が軸体92を中心として周方向に回動し、ピストンケース22へのエアの流通が一時的に制御される。これにより、エアはエア貯留部30から各ピストンケース22に同時でなく 時間がずれながら導入される。その他の作用及び効果は、実施例1と同じか大体において同じであるため、説明を省略する。
なお、本明細書で使用している用語と表現はあくまで説明上のものであって、限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
更に、特許請求の範囲には、請求項記載の内容の理解を助けるため、図面において使用した符号を括弧を用いて記載しているが、特許請求の範囲を図面記載のものに限定するものではない。
本実施例に係る掘削装置を底面斜視方向から見た説明図。 図1に示す掘削装置1の縦断面説明図。 図1に示す掘削装置1の分解斜視説明図。 図1に示す掘削装置1を使用して、例えば地盤に杭用の孔を掘削している状態を示す説明図。 本実施例に係る掘削装置1を使用して掘削作業を行った際の発生した振動を測定した結果を表すグラフ。 本実施例に係る掘削装置1を使用して掘削作業を行った際の発生した騒音を測定した結果を表すグラフ。 従来のダウンザホールハンマを使用して掘削作業を行った際の発生した振動を測定した結果を表すグラフ。 従来のダウンザホールハンマを使用して掘削作業を行った際の発生した騒音を測定した結果を表すグラフ。 本発明に係る掘削装置の第2の実施例を示す縦断面説明図。 本発明に係る掘削装置の第3の実施例を示す縦断面説明図。 図10に示す掘削装置のエア貯留部30に配置されるエアの流れ方向を制御するエア流通制御部材8を示す斜視説明図。 エア流通制御部材の他の実施例を示す斜視説明図。 本発明に係る掘削装置の第4の実施例を示す縦断面説明図。 図13に示す掘削装置1cのエア貯留部30に配置されるエアの流通を制御するエア流通制御部材9を示す斜視説明図。
符号の説明
1,1a,1b,1c 掘削装置
2 掘削ビット部材
3 エアタンク部材
5 回転駆動装置
6 仮設足場
7 ケリーロッド
8,9 エア流通制御部材
21 接続体
22 ピストンケース
23 ピストンケース取付体
24 ドライブチャック
25 チャックガイド
26 フラットバー
30 エア貯留部
31 ボルト
32 ナット
33 連結体
34 連結ジョイント
36 フラットバー
41,42 ビット
51 ドライブブッシュ
52 アウトリガ
71 支持軸
72 供給管
81 受部
82 支持体
91 回転体
92 軸体
92 軸部
211 孔
222 差込部
223 リング
223 差込部
230 砂
231 筒状本体
232 ピストンケースケーシング
233,234 カバー体
235,236 挿通孔
241 孔
242 回り止め部
251 ボルト
252 ナット
253 凹部
254 凹部
255 取付孔
256 凹部
331 流通孔
340 吹き出し口
341 区画体
342 接続孔
351,352 エアホース
411,421 ヘッド部
412 ボタンチップ
821 流通孔
911 羽根体
921 連通孔

Claims (4)

  1. 作動流体のエネルギーによって打撃力が与えられることにより、掘削装置本体(2)の掘削側へ進退して掘削を行うビット(41,42)を備えた地中掘削用装置であって、
    ビット(41,42)は掘削装置本体(2)よりも小さくなって複数設けてあり、該ビット(41,42)は互いに時間をずらして打撃駆動するように構成されていることを特徴とする、
    掘削装置。
  2. 掘削側にビット(41,42)が設けてあると共に、作動流体のエネルギーによって該ビット(41,42)に打撃力を与えるピストンを内蔵するピストンケース(22)を備え、
    該ピストンケース(22)は、掘削装置本体(2)内に上記ビット(41,42)の数に対応して複数収容されていることを特徴とする、
    請求項1記載の掘削装置。
  3. 掘削装置本体(2)には、ピストンケース(22)の周りを囲むようにして防振材または/及び防音材(230)が設けてあることを特徴とする、
    請求項2記載の掘削装置。
  4. 請求項1,2または3記載の掘削装置を使用した地中掘削工法であって、
    掘削装置に回転運動を与えながら地中掘削を行うことを特徴とする、
    地中掘削工法。
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