JP3721019B2 - 切断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は合成樹脂フイルム、箔、電池用電極等の積層シート等の長尺の広幅シート状物を所定の細幅シート状物にスリットする切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、合成樹脂フイルム、箔、箔の片面あるいは両面に合成樹脂等が塗布された電池用電極等の積層シート等の長尺の広幅シート状物を所定の細幅シート状物にスリットする場合は、例えば、特開昭55−137899号公報に記載されているような互いに平行に配置した一対の回転軸に、それぞれ軸方向に間隔をおいて複数の環状の回転刃を装着し、一方の回転軸の各回転刃(固定刃)に他の回転軸の各回転刃を弾性体によって押圧させることによって交錯させ、該各回転軸を回転させることにより、薄板材料を、該各回転軸の各回転刃の外周縁間に送り込み、複数条に切断して送り出すように構成された切断装置、特公昭61−4636号公報に記載されているような互いに平行に配置した一対の回転軸に、それぞれ軸方向に間隔をおいて複数の環状の回転刃を固定し、一定の回転軸の各回転刃間に他の回転軸の各回転刃を交錯させ、該各回転軸を回転させることにより、薄板材料を、該各回転軸の各回転刃の外周縁間に送り込み、複数条に切断して送り出すように形成されていると共に、前記回転刃がそれぞれ軸方向に分離された厚刃と薄刃およびこれ等の厚刃と薄刃間に設けられた弾性体とを備えており、各回転刃の薄刃が弾性体によって厚刃(固定刃)に押圧されるように構成された切断装置が使用されている。
【0003】
また、特公昭58−3828号公報に記載されているような互いに平行に配置した一対の回転軸にそれぞれ切断工具が軸長手方向に移動自在に装着され、該切断工具が螺子機構で移動するシフタによって位置決めされるように形成されていると共に、切断工具が軸に移動自在に取り付けられたホルダと、該ホルダに装着された刃物おとび弾性体とにより形成され、両者の切断工具における刃物が弾性体によって押圧されて両者の刃物が接触状態を維持する構成の切断装置が使用されている。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】
前者のような薄刃を固定刃に対し押圧させる構成の切断装置ではシート状物の切断によって切れ味が悪くなった刃物を研磨すると、該刃物の厚みが薄くなると共に、研磨状態によって仕上がった厚さ寸法は異なったものになる。該刃物の厚みが変わると切断位置移動することになり、得られる製品の幅寸法にバラツキを生じるという問題がある。
【0005】
また、後者のような各切断工具の刃物が弾性体によって押圧されて接触状態なる構成の切断装置では弾性体の押圧力の誤差等によって切断位置が変化するため、得られる製品の幅寸法にバラツキを生じたり、軸体に対する刃物の取付姿勢が変化して切断面が不均一になったりするという問題がある。
【0006】
さらに、上述の各切断装置では回転軸に刃物と弾性体を順次挿入し、弾性体を圧縮させながら組み付けなければならず、組み付け作業が困難であるという問題がある。
【0007】
本発明は刃物を研磨しても切断幅が変化せず、しかも構成する部品の加工が容易な切断装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の切断装置は上述の目的を達成するもので請求項1に記載のように複数の環状の刃物が所定の間隔を有するように刃物間にゴムローラとスペーサが交互に位置するように軸体に装着された第1刃軸と、複数の環状の刃物が所定の間隔を有するように刃物間にスペーサとゴムローラとが交互に位置するように軸体に装着された第2刃軸とを平行な状態で配置し、第1刃軸の刃物と第2刃軸の刃物とを第1刃軸のスペーサに設けた弾性体と第2刃軸のスペーサに設けた弾性体とにより押圧することで第1刃軸の刃物と第2刃軸の刃物とが接触するように構成した切断装置において、第1刃軸のスペーサに設けた弾性体の押圧力が、第2刃軸のスペーサに設けた弾性体の押圧力よりも大きく、その差が少なくとも10N以上となるように構成したことを特徴とするものである。
【0009】
また、本発明の切断装置は請求項に記載のような第1刃軸と第2刃軸における刃物が、同軸上のスペーサによってそれぞれ位置決めされている構成、請求項に記載のような第1刃軸と第2刃軸の相対する位置におけるスペーサの幅寸法が同一である構成、請求項に記載のような刃物が、基準リングと押圧用リングと押圧用の弾性体とによって挟持され一つの刃物リングユニットとして形成された構成、請求項に記載のような刃物の切断位置を変更可能にせしめた構成、請求項に記載のような第1刃軸と第2刃軸の相対する位置における刃物リングユニットの幅寸法が同一である構成にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の切断装置の構成の一実施態様を示す概略断面図、図2は図1の切断装置におけるシート状物の切断状態を示す概略拡大図であって切断装置は機枠(図示せず)に軸受によって回転可能に取り付けられた固定側の第1刃軸1と、該第1刃軸1に対して軸間距離が調節できると共に回転可能に軸受によって該機枠に取り付けられた第2刃軸2とにより構成されている。
【0011】
上述の第1刃軸1は切断すべきシート状物の幅寸法(W)にほぼ等しい幅寸法を有する間隙形成用の第1ゴムローラ4と、環状の刃物6、7がその両側に取り付けられた環状のスペーサ5とを軸体3に順次嵌挿せしめると共に、その両端部にカラー10を嵌挿せしめて座金11とナット12とにより両側から締め付けて一体物に形成されている。この場合カラー10の内側には第1ゴムローラ4またはスペーサ5が位置するように切断箇所数に応じて第1ゴムローラ4とスペーサ5とが交互に位置するように嵌挿する。
【0012】
刃物6はスペーサ5に形成されたボス5aに軸方向に移動可能に嵌挿され、該ボス5aの外周部に形成された断面形状が凹状の環状溝5cに内装されたスプリングばね、皿ばね、合成ゴム製リング等の弾性体8によって第1ゴムローラ4の側面に所定の面圧でもって当接するようになっている。一方、刃物7はスペーサ5の反対側に形成されたボス5bに軸方向に移動可能に嵌挿され、該ボス5bの外周部に形成された断面形状が凹状の環状溝5dに内装された弾性体8と同じ弾性力を有する弾性体9によって該刃物7の隣に位置する第1ゴムローラ4の側面に所定の面圧でもって当接するようになっている。
【0013】
第1ゴムローラ4は軸体3に嵌挿されるボス13と、その外周部に1〜20mmの厚さで焼き付け、接着、溶着等により一体物にされたウレタンゴム、ブチルゴム、シリコンゴム等の合成ゴムからなるゴム体14とにより構成されている。該ゴム体14の厚さ寸法は軸体3の外径寸法、刃物6、7の外径寸法、ゴム硬度等によって適宜設定される。
【0014】
スペーサ5は第1ゴムローラ4の幅寸法(W)と同一寸法、外径寸法は刃物6、7の外径寸法と同一または少し大きいか小さい寸法(被切断シート状物の厚さ寸法の±1/2の範囲)に設定するのが好ましい。
【0015】
このスペーサ5はステンレス鋼、塩化ビニール樹脂、ポリアミド樹脂等の硬質合成樹脂等によって形成するか、第1ゴムローラ4と同様にボス13とゴム体14とにより形成することができる。
【0016】
上述の第2刃軸2は第1ゴムローラ4と等しい幅寸法を有し、環状の刃物18、19がその両側に取り付けられた環状のスペーサ17と、スペーサ5と等しい幅寸法を有する間隙形成用の第2ゴムローラ16とを軸体15に順次嵌挿せしめると共に、その両端部にカラー22を嵌挿せしめて座金23とナット24とにより両側から締め付けて一体物に形成されている。この場合カラー22の内側には第2ゴムローラ16またはスペーサ17が位置するように切断箇所数に応じて第2ゴムローラ16とスペーサ17とが交互に位置するように嵌挿する。
【0017】
刃物18はスペーサ17に形成されたボス17aに軸方向に移動可能に嵌挿され、該ボス17aの外周部に形成された断面形状が凹状の環状溝17cに内装されたコイルばね、皿ばね、合成ゴム製リング等の弾性体20によって第2ゴムローラ16の側面に所定の面圧でもって当接するようになっている。一方、刃物19はスペーサ17の反対側に形成されたボス17bに軸方向に移動可能に嵌挿され、該ボス17bの外周部に形成された断面形状が凹状の環状溝17dに内装された弾性体20と同じ弾性力を有する弾性体21によって該刃物19の隣に位置する第2ゴムローラ16の側面に所定の面圧でもって当接するようになっている。
【0018】
第2ゴムローラ16は第1ゴムローラ4と同様にボス25とゴム体26とにより構成されている。
【0019】
第2ゴムローラ16のゴム部は第1ゴムローラ4と略同一の幅寸法(W)にしてある。
【0020】
上述のゴム体14、26は1〜20mmの範囲で刃物6、7、18、19の外径寸法、ゴム硬度等によって厚さ寸法を設定すると共に、外径寸法(D1)が刃物6、7、18、19の外径寸法(D)に等しくなるように設定する。
【0021】
該刃物6、7、18、19の外径寸法がスペーサ5、17の外径寸法より小さすぎる場合はゴム体の加圧力によりシート状物が刃物に接触して切断させる。また、刃物6、7、18、19の外径寸法がスペーサ5、17の外径寸法より大きすぎる(切断されるシート状物の厚さ寸法以上)と上述の従来技術の後者の場合と同じ様に切断されたシート状物に曲りが生じることになる。
【0022】
これ等のことから刃物6、7、18、19の外径寸法はスペーサの外径寸法に対して略同一寸法(加工寸法誤差分の差)とするか僅かに大きいか小さい寸法(切断されるシート状物の厚さ寸法)になるように設定する必要がある。
【0023】
上述の弾性体8、9と弾性体20、21の押圧力は例えば基準になる側(固定側)の刃軸(第1刃軸1)の方が大きく(弾性体8、9>弾性体20、21)なるように設定する。この場合弾性体の押圧力は加工、材質等の関係で全く同一なものを得ることが不可能であるため、基準になる側の刃軸に取り付けられる弾性体の押圧力が大きくなるよう少なくとも10N以上の差があるように設定する必要がある。
【0024】
上述のナット12、24を締め付ける際に皿ばね等の緩み止め部材を介在させるのが好ましい。また、座金11、23とカラー10、22を一体物に形成することでカラー10、22を省略することは可能である。
【0025】
上述の第1刃軸1と第2刃軸2は駆動装置(図示せず)によって逆方向に所定の速度で回転されるようになっている。
【0026】
上述の刃物6、7、18、19はシート状物の材質、厚さ、切断速度等によってはその外周先端部が30度〜80度の傾斜角度(θ)を有する傾斜面6a、7a、18a、19a(鋭角の刃部)が形成されたものを使用するのが望ましいが、刃の外周先端部が傾斜せず略90度の刃物を使用することができると共に、刃の外周先端部が傾斜した刃物と刃の外周先端部が略90度の刃物を組み合わせて使用することができることは言うまでもない。
【0027】
上述の切断装置におけるシート状物70の切断部においては図2に示されるように各刃物6、7、18、19が所定寸法分重なりあった状態になるように軸体3、15が機枠(図示せず)に取り付けられているため、ゴム体14、26の外周面が接触した状態でシート状物70が刃物6、7、18、19の円周面に押圧される。
【0028】
この様な状態でシート状物70が搬送されると共に固定側の第1刃軸1と可動側の第2刃軸2が回転されると、刃先がシート状物70の表層を僅かに切り込んだ状態になって切断応力が集中し、シート状物70が刃物6、7、18、19部において一方のシート状物70の箔70aが合成樹脂70bより舌状に突出し、他方のシート状物70の箔70aが合成樹脂70bより引っ込んだ状態あるいは箔70aが曲って切断部が変形した状態にならず略直角の状態に切断される。
【0029】
本発明の切断装置は図3に示されるような刃物30を挟んで一方にボス33とゴム体34とからなるゴムローラの一部である基準リング28が、他方にスペーサの一部である押圧用リング29が配されていると共に押圧用リング29に内装された弾性体31によって刃物30が基準リング28に押圧された状態でボルト32によって一つの刃物リングユニット27が形成され、該刃物リングユニット27がスペーサ36を挟んで図1におけるスペーサ部5の状態と同様の状態になるようにボス37、ゴム体38からなるゴムローラ35と刃物リングユニット27とスペーサ36とが順次軸体3に嵌挿され、カラー、座金、ナットとによって両側から締め付けられて一体物の第1刃軸1が形成されている。該第1刃軸1と同様に刃物40とボス45、ゴム体46からなる基準リング41と押圧用リング42と弾性体44とボルト43とによって刃物リングユニット39が形成され、該刃物リングユニット39とスペーサ47とボス49、ゴム体50からなるゴムローラ48とが順次軸体15に嵌挿されて一体物の第2刃軸2が形成された構成にすることができる。
【0030】
この様な第1刃軸1と第2刃軸2の場合は該刃軸の相対する位置における各部材の厚さを同一寸法に設定すると、対応する位置の各部材を同時に加工用テーブルにセットした状態で厚さ加工(切削加工、研削加工の仕上げ加工)を行うことができ、各部材の厚さ寸法に誤差を生じることが無く均一な幅の切断物を得ることができる。
【0031】
また、該刃物30の切断位置を微小に変更する場合は図4に示されるような基準リング28と刃物30の間にボス33と同じ材質あるいはステンレス鋼等によって製作された0.01〜0.1mmの厚さのシム45を挿入した構成にする。該シム45はシート状物70を挟持する基準リング28のボス部に当接させる。
【0032】
刃物が接触(隙間が0の状態)した状態ではシート状物(基材の材質、厚さ、塗布物の材質、硬度、厚さ等)によっては切り粉が発生する場合があるが、基準リング28と刃物30の間に所定の厚さのシム45を挿入すると、第1刃軸と第2刃軸の刃物間に隙間を形成させることができ、該シート状物でも切断時に切り粉が発生するのを防止することができる。
【0033】
図1における第1ゴムローラ4と第2ゴムローラ16は図5に示されるような円周部における幅方向の中央部が凹状14b、26bに形成されたゴム体14、26にすることができ、該接触部14a1、14a2、26a1、26a2の幅寸法(E)、凹状部14b、26bの深さ寸法(F)は切断するシート状物の厚さ、材質、刃物6、7、18、19の外径寸法、幅寸法、第1刃軸1と第2刃軸の軸間距離等によって設定する。
【0034】
この様な状態でシート状物70が搬送されると共に固定側の第1刃軸1と可動側の第2刃軸2が回転されると、円周部に凹状部14b、26bが形成されていない第1ゴムローラ4と第2ゴムローラ16の場合と同様にシート状物70が略直角の状態に切断することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明の切断装置は上述の目的を達成するもので請求項1に記載のように複数の環状の刃物が所定の間隔を有するように刃物間にゴムローラとスペーサが交互に位置するように軸体に装着された第1刃軸と、複数の環状の刃物が所定の間隔を有するように刃物間にスペーサとゴムローラとが交互に位置するように軸体に装着された第2刃軸とを平行な状態で配置し、第1刃軸の刃物と第2刃軸の刃物とを第1刃軸のスペーサに設けた弾性体と第2刃軸のスペーサに設けた弾性体とにより押圧することで第1刃軸の刃物と第2刃軸の刃物とが接触するように構成した切断装置において、第1刃軸のスペーサに設けた弾性体の押圧力が、第2刃軸のスペーサに設けた弾性体の押圧力よりも大きく、その差が少なくとも10N以上となるように構成している。これにより、第1刃軸における刃物が切断基準位置になるため、刃物を研磨して刃物の厚さが薄くなっても切断幅が変化せず、刃物が所定の厚さになるまで再研磨して有効に使用することができると共に、均一な幅寸法を有する帯状製品を得ることができる。
【0036】
また、請求項に記載のような第1刃軸と第2刃軸における刃物が、同軸上のスペーサによってそれぞれ位置決めされている構成にすると、切断刃物位置を確定させることが均一な幅の切断物を得ることができると共に、刃物を略全周で支持できるため、刃物の姿勢が安定し、切断面形状が均一な製品を得ることができ、さらに、刃物を略全周で支持するため、刃物を押圧する弾性体の力を強くすることが可能になり、刃物の姿勢をより安定させることができ、請求項に記載のような第1刃軸と第2刃軸の相対する位置におけるスペーサの幅寸法が同一である構成にすると、スペーサの幅加工を同時に行うことができ、刃物の切断位置の誤差を極めて小さくすることができ、請求項に記載のような刃物が、基準リングと押圧用リングと押圧用の弾性体とによって挟持され一つの刃物リングユニットとして形成された構成にすると、刃物押圧用の弾性体が刃物リングユニットに組み込まれているため、軸体に対する組み込み操作を容易に行うことができ、請求項に記載のような刃物の切断位置を変更可能にせしめた構成にすると、第1刃軸と第2刃軸の刃物間に隙間を形成させることができ、シート状物によって切り粉が発生するのを防止することができ、請求項に記載のような第1刃軸と第2刃軸の相対する位置における刃物リングユニットの幅寸法が同一である構成にすると、請求項と同様にスペーサの幅加工を同時に行うことができ、刃物の切断位置の誤差を極めて小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切断装置の構成の第一の実施態様を示す概略断面図である。
【図2】図1の切断装置におけるシート状物の切断状態を示す概略拡大図である。
【図3】本発明の切断装置の切断部の第二の実施態様を示す概略拡大図である。
【図4】本発明の切断装置の切断部の第三の実施態様を示す概略断面図である。
【図5】本発明の切断装置の構成の第二の実施態様を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 第1刃軸
2 第2刃軸
3、15 軸体
4 第1ゴムローラ
5、17、36、43 スペーサ
6、7、18、19、30、40 刃物
8、9、20、21、31、44 弾性体
10、22 カラー
11、23 座金
12、24 ナット
13、25、33、37、45、49、5a、5b、17a、17b ボス
14、26、34、38、46、50 ゴム体
16 第2ゴムローラ
27、39 刃物リングユニット
28、41 基準リング
29、42 押圧用リング
32、43 ボルト
35、48 ゴムローラ
6a、7a、18a、19a 傾斜面
5c、5d、17c、17d 環状溝
14b、26b 凹部
14a1、14a2、26a1、26a2 接触部

Claims (6)

  1. 複数の環状の刃物が所定の間隔を有するように刃物間にゴムローラとスペーサが交互に位置するように軸体に装着された第1刃軸と、複数の環状の刃物が所定の間隔を有するように刃物間にスペーサとゴムローラとが交互に位置するように軸体に装着された第2刃軸とを平行な状態で配置し、第1刃軸の刃物と第2刃軸の刃物とを第1刃軸のスペーサに設けた弾性体と第2刃軸のスペーサに設けた弾性体とにより押圧することで第1刃軸の刃物と第2刃軸の刃物とが接触するように構成した切断装置において、第1刃軸のスペーサに設けた弾性体の押圧力が、第2刃軸のスペーサに設けた弾性体の押圧力よりも大きく、その差が少なくとも10N以上となるように構成したことを特徴とする切断装置。
  2. 第1刃軸と第2刃軸における刃物が、同軸上のスペーサによってそれぞれ位置決めされていることを特徴とする請求項1に記載の切断装置。
  3. 第1刃軸と第2刃軸の相対する位置におけるスペーサの幅寸法が同一であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の切断装置。
  4. 刃物が基準リングと押圧用リングと押圧用の弾性体とによって挟持され一つの刃物リングユニットとして形成されていることを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載の切断装置。
  5. 刃物の切断位置を変更可能にせしめたことを特徴とする請求項に記載の切断装置。
  6. 第1刃軸と第2刃軸の相対する位置における刃物リングユニットの幅寸法が同一であることを特徴とする請求項または請求項に記載の切断装置。
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