JP3718167B2 - 充填済みアンプル内に入った液体を注入するための無針式シリンジ - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、予め充填された使い捨ての無針式シリンジの分野に関するものであり、かかるシリンジは、人医学又は獣医学での治療用途のための液体有効成分を皮内、皮下及び筋内注入するために使用される。
【0002】
予め充填されているシリンジにとっての最重要課題は、長期、一般的には3年間にわたる液体有効成分とそれを収納する貯留容器との間の耐薬品性に関するものである。予充填プロセスに関連するもう1つの重要課題は、シリンジ内に取付ける前に貯留容器の適正な充填が行われていることの規定の検査を行得るようにするために、透明な貯留容器を有することである。これら重要課題は、結果として、基本的に透明で、望ましい期間、有効成分に対して耐薬品性を有する材料から作製された貯留容器の製造につながる。一般に、この材料は、医薬品用ガラス、すなわちタイプIガラス又はタイプIIガラスである。
【0003】
注射の初期段階は、液体の単数又は複数の噴流を皮膚内に浸透させるにあたって、極めて重要であり、単数の噴流か複数の噴流かシリンジが単数の注入導管を有するか複数の注入導管を有するかに依る。なお、痛みを軽減するためには注入導管が複数という構成が好ましい。最終的なバイオアベイラビリティ(生物学的利用能)は、この初期段階が適正に実施されたか否かに左右され、これは、高速化を実現するには圧力サージが大きすぎる場合に、多様で不規則な噴流の動きを起こさせることなく注入導管内の液体を高速化することを想定している。
【0004】
従来技術は、これら要求全てを満たす複数の注入導管付きのシリンジを開示していない。
【0005】
米国特許第4,941,880号は、いくつかの観点から見てきわめて非常に複雑なシリンジについて記載している。第1のものは、有効成分の入ったアンプルを交換することにより数回利用されるべき空気圧駆動式シリンジである。この有効成分を収容したアンプルは、2つの並置された部分を備えている。第1の上流側部分は、有効成分の長期保存のためのものであり、これは、栓塞体により両端が閉じられたガラス管であり、ポリカーボネート管内に配置されている。この配置は耐薬品性を保証し、充填されていることを検査することを可能にする。利用に先立ち、操作者は、液体及び下流側栓塞体を移動させるピストンを押すことによって、中間貯留容器の役割を果たすアンプルの下流側部分内に有効成分を移送する。貯留容器のこの下流側部分は、ポリカーボネートから作製されており、厚い壁を有し、駆動装置が発生させる作動圧力に耐えることになる。操作者は、注入機構の中に、このように注入準備を施されたアンプルを配置する。注入装置の上流側には、注入用中間貯留容器の下流端部に配置されたバイパスを介して供給を受けることになる単一の注入導管がある。この配置は、貯留容器の強度の問題を解決し、或る程度まで、注入初期の不規則な動きを低減させることができるが、単一の注入導管へ補給するためには曲がりくねった注入システム内における多大な圧力損失を伴う。その製作及び利用の両方の点で、この装置が複雑であることは自明である。
【0006】
仏国特許第2,775603号は、下流側端部において移動可能な栓塞体によって閉鎖され、上流側端部において多孔注入装置によって閉鎖されている充填済みアンプルを備え、多孔注入装置が、アンプルの充填後栓によって閉鎖される充填用中央オリフィスを有している無針式シリンジを記載している。
米国特許第4,668,223号は、各端部で移動可能な栓塞体によって閉鎖されている充填済みアンプルを備えたシリンジであって、アンプルの上流側端部がピストンロッドの案内部品を受容し、下流側端部が、下流側栓塞体を収容するレセプタクルを形成する部品を受容しているシリンジを記載している。
本発明は、注入後に使い捨てが可能で専門家のみならず普通の患者でも利用できる、可能なかぎり単純な装置により、これらの問題全てを解決することを目的とする。
【0007】
本発明は、移動可能な下流側栓塞体及び移動可能な上流側栓塞体によって閉鎖され、液体有効成分を閉じ込めている概略円筒形状の貯留容器と、上流側栓塞体−液体−下流側栓塞体からなる組立体を移動するための駆動手段とを備え、貯留容器が、当初は、本体と一体化した注入システムから分離されている無針式シリンジに関し、注入システムが、下流側栓塞体のレセプタクルの外部に位置する少なくとも2つの注入用周囲導管を備え、レセプタクルのブラインドボアの自由高さは、下流側栓塞体がレセプタクルの底面と接触したときに周囲導管の入口の開放を可能にするようになっていることを特徴としている。
【0008】
本発明においては、液体有効成分又は薬剤というのは、基本的に、多少の粘性を有した液体又は液体混合物又はゲルを意味するものと理解されるべきである。有効成分は、注入のために適切な溶剤中に溶解させられる固体とすることもできる。有効成分は、適切な液体内で多少の差こそあれ濃縮され、懸濁状態にされた粉体の形の固体とすることもできる。固体有効成分の粒度は、導管の形状と同様、詰まりを回避させるように適合させなければならない。
【0009】
概略円筒形状の貯留容器は、Iタイプ又はIIタイプのガラスから作られているが、透明で有効成分に対する耐薬品性を有する他の任意の材料から作ることもできる。
【0010】
上流側栓塞体に作用する駆動手段は、機械式動力(例えば圧縮バネの解放)又は空気圧式動力(圧縮ガスの膨張)又は火薬式動力(燃焼ガスの膨張)とすることができる。
【0011】
シリンジの作動は以下の通りである。 駆動手段は、液体が非圧縮性であることから、上流側栓塞体に作用し、上流側栓塞体−液体−下流側栓塞体からなる組立体を移動させる。下流側栓塞体は、移動させられ、レセプタクルの底面と接触するまでレセプタクルのブラインドボア内に収容される。このボアの高さは、下流側栓塞体がレセプタクルの底面と接触するときに、レセプタクルの周囲上の注入導管の入口が開放されるようになっている。液体はそこで押し出され、貯留容器が空になるまで続行する上流側栓塞体の運動によって注入される。次に、上流側栓塞体は下流側栓塞体と接触した状態になる。
【0012】
好ましくは、無針式シリンジは、注入システムが固定されている本体内に液体有効成分貯留容器が収納されるようになっている。
【0013】
1つの変形形態によれば、下流側栓塞体が収納されるレセプタクルは、シリンジの本体の一部分となっている。
【0014】
有利には、下流側栓塞体のためのレセプタクルは、レセプタクルの底面で停止する前に下流側栓塞体の衝撃を減衰させるための減衰手段を少なくとも1つ備えている。栓塞体のはね返りを回避させるこの減衰は、作動当初の不規則な動きによる注入を回避することを目的としている。
【0015】
第1の変形形態によれば、下流側栓塞体は、レセプタクルへ向いた面上に、レセプタクルの底面と一体化されたスタッドの形状と合った形の凹部を備えている。移動の際、下流側栓塞体は、この凹部を介してスタッドと係合する。この係合は、レセプタクルの底面上における栓塞体の衝突のエネルギを吸収する。さらに、この係合は、例えばフランジ又はスタッドのまわりに配置された切欠きによって不可逆的にされている。
【0016】
他の変形形態によれば、下流側栓塞体は、レセプタクルへの入口において大きい断面を有し底面では比較的小さい断面を有する極く僅かに切頭円錐形状をしたレセプタクルに収容され得る。このレセプタクル内に収納されるための栓塞体の変形は、衝撃を減衰させる。
【0017】
他の変形形態によれば、下流側栓塞体は、圧縮可能な部分を備えている。下流側栓塞体は、この圧縮可能な部分を圧壊することによってレセプタクルのボア内に収容される。ボアの深さは、変形前の栓塞体の高さよりも小さい。下流側栓塞体の衝撃を減衰させるのは、この変形可能部分の圧壊である。
【0018】
第1の実施形態によれば、駆動手段は、上流側栓塞体に直接作用する。
【0019】
他の実施形態によれば、駆動手段は、ピストンを介して、上流側栓塞体に作用する。この変形形態は、駆動手段が空気圧式又は火薬式の発生器である場合に有利である。このとき単純なピストンの代りに段付きピストンを使用することによって、「上流側栓塞体−液体−下流側栓塞体」組立体を移動させ衝撃無しにレセプタクル内に下流側栓塞体を係合させるための第1の低圧低速段階と、その後の第2の高速注入用高圧段階とが実施することが可能である。
【0020】
好ましくは、駆動手段は、火薬式ガス発生器である。かかる装置はコンパクト且つ強力で、特に非常に信頼性の高いものである。このタイプの発生器の保存期間は、有効成分の保存期間より大幅に長い。
【0021】
有利には、シリンジの貯留容器及び本体は、有効成分に対して長期間にわたり耐薬品性を有し作動に際して高圧に対する耐性を有した単一の組立体を形成する。
【0022】
他の実施形態によれば、貯留容器は、貯留容器と共にシリンジの本体を駆動手段に取り付ける際に、中間材料を介して本体内に締め付けられる。
【0023】
有利には、シリンジの本体は透明材料で作られ、このため、注入時まで有効成分の貯留容器を視認することができるようになっている。
【0024】
しかしながら、シリンジの本体の材料が透明でないときには、本体は、貯留容器の内部を視認するための窓を少なくとも1つ備えている。
【0025】
有利には、上流側栓塞体に作用するピストンは、シリンジ本体の透明部分又は窓に出現することによってシリンジの作動のインジケータとして機能する。上流側栓塞体も同様にこの機能を果たすことができる。
【0026】
本発明の様々な実施形態における複数の注入導管を有した無針式シリンジは、提起された問題を解決する。すなわち、貯留容器の形態及び材料の選択によって、液体有効成分とそれを収容する貯留容器との間の耐薬品性が得られる。本体内の貯留容器の様々なタイプの取り付けによって、強い作動圧力に対する貯留容器の耐性が得られる。装置の作動及び衝撃の減衰によって、液体の加速段階の始めにおける不規則な動作のない注入が行われる。
【0027】
注入導管内に当初封入されている極めて少量の空気は、有害な効果をなんらもたらさない。同様に、注入の終了時に導管内に残留している有効成分は、予充填時に補うことすら可能な程度の非常に僅かな有効成分損失という形でしか現われない。
【0028】
本発明は、装置内で2つの部分を分離できるようにするという利点を有する。医薬的部分と呼称される第1の部分は、上流側及び下流側の移動可能な栓塞体を有した貯留容器と本体とを備える。この部分組立体は、特に滅菌及び無菌法に関し、医薬品業界で適用される条件下で処理され得る。この部分組立体は、医薬品業界に関連する条件ほど厳しくない条件下でその要素の組立てが別途行なわれたシリンジの残りの部分に組込まれる。
【0029】
下流側栓塞体がレセプタクル内に不可逆的に収容されたときに、シリンジは再利用が非常に難しくなる。したがって、この配置は、当初の治療目的での利用とは異なる目的で前記シリンジを再利用することを妨げるという利点をも有している。
【0030】
最後に、この構成は、注入を行う前に注入導管を通して起こり得る液体の漏出を防ぐという利点を有している。これは、液体が懸濁状態の粒子を含むとき、液体の濁度を検査するか又は混合物を均質化するために、装置の撹拌を頻繁に行い、これが推奨さえされるからである。有効成分が、注入前に導管から分離されているという事実は、この損失リスクに対する究極的保護を実現する。
【0031】
以下、本発明の異なる特定の実施形態を表わす図面を用いて、本発明を詳細に説明する。
【0032】
図1は、第1の実施形態によるシリンジの長手方向断面図を示している。図2は、シリンジの下流端部の部分図を示しており、下流側栓塞体が圧縮可能な部分を有している。図3及び図4は、それぞれ、作動前後の他の変形形態によるシリンジの下流端部の部分図を示しており、この変形形態では、下流側栓塞体が凹部を有している。図5は、上流側栓塞体及び下流側栓塞体を移動させるための段付きピストンを備えた一変形形態を表わす。
【0033】
図1は本発明によるシリンジを部分縦断面図で示しており、シリンジが、注入システムを下方に向けた状態で、垂直方向に示されている。
【0034】
シリンジ1は、液体有効成分6を収容する貯留容器3を中に収納している本体2を備えている。本体2の下流端部には、例えば導管8のような3つの注入導管を備えたレセプタクル7が設置されている。注入システムは、シリンジの無菌性を確保するために外部保護要素によって覆われている。この保護要素は、シリンジのこの端部周りに圧接された細い金属製保護シールにより注入器の外部面上に取り付けられたエラストマ膜を含む。この保護要素は、注入前に除去される。反対側の端部では、シリンジの本体2が駆動手段70に固定されている。この駆動手段は、この例では、火薬式ガス発生器であり、これについては以下で説明する。
【0035】
シリンジの本体2は、貯留容器3内に入った有効成分を視認するために直径方向に対向する2つの窓を備えている。これらは、単に、本体内の2つの細長い開口12にすぎない。シリンジの本体2の下流側には。以下で記述する円筒−錘状体形(円筒と錘状体が結合した形状)のレセプタクル7が配置されており、適した形状のボア(穴)の中に係合されている。ガラス製貯留容器3が、このレセプタクル7上に支持され、本体2の下流側で中心を合わせた状態で、位置決めされている。この貯留容器は、透明な中間材料9によって取り囲まれた1つの管である。上流側では、シリンジの本体2が、中心を合わせた状態で貯留容器の他端周りに配置された駆動手段の本体71を受容しており、心出し用環状冠部が中間材料9に支持され、かくして、シリンジの本体2上に駆動手段を取付けるときに本体2内に貯留容器3を締め付ける。この締め付けは、作動圧力を受けたときの管の強度を増大させる。貯留容器3は、基本的に、上流側4及び下流側5の移動可能な栓塞体によってその両端を閉じられている1つの管である。これら栓塞体は、好ましくは、シリンジ内で通常利用されるピストン停止体である。これらは、有効成分に対して長期にわたり耐薬品性を有するエラストマを成形することによって得られる部品である。各部品は、フランジ又はリップ(図中には詳細に示さず)によりピストン機能及び封止機能を組込んでいる。これらの部品を製造するために通常使用されるエラストマは、例えば、ショア硬さが約45から約70の間に設定されているクロロブチル又はブロモブチルである。これらの部品は、特に管状貯留容器内における各部品の移動を容易にするために、表面処理を施され得る。ピストン停止体は、それが拘束を受けていない自由な状態にあるとき、それを収容することになる管の内径より約10パーセント大きい直径を有し、ピストン停止体の高さは、この直径の約0.5から0.8倍である。ピストン停止体が管内に係合されたときには、変形のために、その高さは、貯留容器の内径の約0.6倍から約1.0倍に等しくなる。
【0036】
この例においては、レセプタクル7は、下流側栓塞体5が中に収納されることになる中央ボア10を備える円筒−錘状体形の外部形状を有した部品である。このレセプタクルは、その周囲上に、3つの注入導管を有しており、この断面図ではそのうちの(参照番号8が付された)1つのみが見えている。ボアの直径は貯留容器の直径に等しい。レセプタクル7のブラインドボア(すなわち、止まり穴)10の自由高さは、貯留容器3内に取り付けられた下流側栓塞体5の自由高さに等しい。下流側栓塞体5がレセプタクルの底面7aに到達したとき、注入導管8の(貯留容器側3の)入口8aは、液体6と連通状態とされる。液体は、上流側栓塞体4によって伝達された圧力に対応する速度で流動する。
【0037】
この実施形態においては、駆動手段は、上流側栓塞体5の断面に等しい有効断面を有したピストン11を介して、上流側栓塞体に作用を与える。このピストン11は、上流側栓塞体5と接触しており、従って作動開始時に衝撃作用又は圧力サージ作用は存在しない。このピストン11は、その密封性システムにより、火薬72の燃焼により生成されたガスが上流側栓塞体と接触するのを妨げ、ひいては、上流側閉塞体への損傷及び貯留容器内に収容された有効成分へ向けてのガスの漏出の可能性を防ぐ。適宜の色を施されたこのピストン11は、さらに、シリンジの本体2の覗き窓内に出現することによって、作動インジケータとしても機能し得る。
【0038】
ここで、火薬式発生器70の主要要素について説明する。この発生器70は、ピストン上方の本体71中に、打撃体74により衝撃を与えられる雷管73によってその燃焼を開始する火薬72を含む。雷管73は、雷管ホルダ内に収納されている。初期位置において、打撃体74は、打撃体の溝に部分的に係合している球体77のような少なくとも1つの球体によって本体71へのねじ込みにより一体化された打撃体ガイド75内に保持されている。打撃装置は、溝79を伴う押しボタン78と、内部バネ76とを備えている。
【0039】
押しボタン78は、打撃体ガイド75の外側を滑動し、側方溝内を移動するツメによって保持されている。この押しボタン78は、この場合、解放機構となっている。
【0040】
当然のことながら、火薬72の燃焼を開始させるために、本発明の範囲から逸脱することなく、ここで記載した打撃体付き装置以外の発火装置を使用することが可能である。詳細には説明しないが、全てを網羅する意味ではなく、一例として、電池式発火装置又は圧電発火装置を挙げることができる。
【0041】
適切であれば、火薬式ガス発生器を、急速開放可能なゲート弁によって閉じられた圧縮ガス貯留容器から成るガス発生器で置換することも可能である。解放機構は上記弁を開放し、貯留容器の圧縮ガスが膨張してスラスト手段に作用を及ぼすことになる。
【0042】
使用のためには、無菌性栓をとり外し、処置対象患者の皮膚に注入装置の下流面を置いた後、操作者は親指で押しボタン78を押し、これによりバネ76を圧縮させ下方に押しやる。押しボタンは、溝79が打撃体74の溝の高さに到達するまで移動させられ、打撃体74を保持する球体77のような球体は、溝79内に放出されて、打撃体を解放し、この打撃体は雷管73に強い衝撃を加え、この雷管の発火が火薬72に点火する。雷管ホルダ80に支持された打撃体74は、雷管を所定の位置に確実に保持し密封性を確保するので、燃焼ガスが押しボタンへ向かって再び上昇することはない。
【0043】
火薬の燃焼は、ピストン11に作用するガスを生成する。
【0044】
図2は、下流側栓塞体25が部分的に圧縮可能となっている本発明の他の実施形態の部分図を示している。
【0045】
この栓塞体は、作動前には、レセプタクル27のブラインドボア21の高さよりも大きい高さ又は厚さを有する。前述のものと同様、駆動手段は、上流側栓塞体24−液体26−下流側栓塞体25の組立体を移動させ、下流側栓塞体はレセプタクルのブラインドボア21内に収納され、その後底面と接触し、圧力の作用下で、圧縮部分は圧壊し、注入導管の入口を解放し、液体の通過を可能にする。レセプタクルのブラインドボア内の下流側栓塞体25の部分的圧縮による変形は、下流側栓塞体の停止に起因する衝撃を減衰させ、多様で不規則な動きによる液体の排出を回避する。下流側栓塞体25は例えば異なる材料の2層、すなわち貯留容器側の有効成分に対する耐薬品性を有し且つ変形可能ではあるが非圧縮のエラストマ層29と、その下にありレセプタクルの底面で下流側栓塞体が係合したときに圧壊する非常に圧縮性の高い材料の一層29aとによって形成されている。
【0046】
1つの変形形態においては、下流側栓塞体は、有効成分に対して耐薬品性を有する同じエラストマから作製されているが、レセプタクルの底面と接触するその下側部分上に、レセプタクル内の下流側栓塞体の係合に際しエラストマの変形によって閉じられる少なくとも1つの空洞部を備えている。この変形は、栓塞体の衝撃を減衰させ、さらに、栓塞体が占有する体積も減少させる。
【0047】
図3は、下流側栓塞体の特殊な形状及びシリンジ本体内への貯留容器の取り付けに関して、前述のものと異なっている本発明の他の実施形態を部分図で示している。
【0048】
シリンジの本体32は、強い作動圧力に耐えるよう充分厚みがあり透明な材料から作られている。円筒−錘状体形のレセプタクル37は、本体32の下流端部に嵌め合わせられている。液体有効成分を収容し上流側栓塞体34及び下流側栓塞体35によって閉じられている貯留容器33は、本体32内に収納されている。本体32は、注入時に、貯留容器33の補強材として機能する。
【0049】
この例の他の特有な特徴は、移動可能な栓塞体35の下流面上の凹部36及びレセプタクルの底面に固定されているスタッド39である。凹部36及びスタッド39は、ピストン31により伝達された圧力の作用下で下流側栓塞体35が移動させられるときに、それらの係合を許容するような形状を有している。この係合は、エネルギを吸収し、レセプタクル37の底面上の栓塞体35の衝撃を減衰させる。スタッド39上に係合した状態にとどまる下流側栓塞体35のはね返りはない。
【0050】
レセプタクル内の下流側栓塞体の衝撃の減衰は、同様に、下流側栓塞体が収納され変形するわずかに切頭円錐形状をしたレセプタクルによっても実現される。
【0051】
この減衰は、さらに、校正された少なくとも1つの通気孔によって、空気圧式に実現されることもでき、この校正された通気孔は、レセプタクル内で移動する際に下流側栓塞体によって押し出される空気の流量を制御する。
【0052】
図4は、注入の際に下流側栓塞体35及び下流側栓塞体34の位置を部分図で示している。下流側栓塞体35は、レセプタクル37のブラインドボア内にあり、その凹部36を介してレセプタクルの底面上に固定されたスタッド39上に係合させられている。この係合は、スタッド39を取り囲むフランジによって不可逆的なものとなっている。ピストン31によって押された上流側栓塞体34は、液体を押し出す。この図4は、進行中の注入を明確に示している。すなわち、栓塞体35はレセプタクル37の底面に当接し、注入導管38の入口38aを解放するが、これは、上流側栓塞体34もその移動を終えて下流側栓塞体35上に当接するまで続く。
【0053】
図5は、段付きピストン51の使用という点で、図2の例と異なっている本発明の他の実施形態を示している。ピストン51は、ガス発生器側で、「上流側栓塞体54−液体56−下流側栓塞体55」組立体の起動及び加速のために、作動開始点に、穏やかな力を伝達する小さな断面積のヘッドを備えている。移動長は、小さな断面積のヘッドが解放されたとき、より厳密にはピストン51の上部シールが有効でなくなったときに、下流側栓塞体55がレセプタクル57内に完全に収容され、そのとき発生器のガスがピストン51の大きな断面の上に作用して液体56に強い圧力を与えるように選択されている。その後、液体56は、注入導管58の開口部58aと連通した状態になることから、高速で注入されるが、これは、皮膚の穿孔及び有効成分の優れたバイオアベイラビリティにとって有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態によるシリンジの長手方向断面図を示している。
【図2】 シリンジの下流端部の部分図を示しており、下流側栓塞体が圧縮可能な部分を有している。
【図3】 作動前の他の変形形態によるシリンジの下流端部の部分図を示しており、この変形形態では、下流側栓塞体が凹部を有している。
【図4】 作動後の他の変形形態によるシリンジの下流端部の部分図を示しており、この変形形態では、下流側栓塞体が凹部を有している。
【図5】 上流側栓塞体及び下流側栓塞体を移動させるための段付きピストンを備えた一変形形態を表わす。

Claims (11)

  1. 移動可能な上流側栓塞体(4,24,34,54)及び移動可能な下流側栓塞体(5,25,35,55)によって閉鎖され、有効成分(6)を閉じ込めている筒状貯留容器(3,33)を収納する本体(2)と、周囲に少なくとも2つの注入用周囲導管(8)が配置されている下流側レセプタクル(7,27,37,57)とを備え、前記レセプタクルが止まり穴(10,20,21)を備え、該止まり穴(10,20,21)の高さは、上流側栓塞体−液体−下流側栓塞体からなる組立体を移動させる駆動手段(70)の作動によって前記下流側栓塞体(2,25,35,55)が前記レセプタクルの底面(7a)と接触したときに前記周囲導管(8)の入口(8a)開放されるように定められている無針式シリンジ(1)において、前記レセプタクルは、該レセプタクル(7,37)内で停止する前に前記下流側栓塞体(5,35)の衝撃を減衰させるための減衰手段を備え、前記駆動手段(70)がピストン(11,31,51)を介して前記上流側栓塞体(4,24,34,54)に作用し、前記ピストン(51)が、前記上流側栓塞体(54)−液体(56)−下流側栓塞体(55)からなる組立体を移動させ衝撃無しにレセプタクル(57)に下流側栓塞体を係合させるための第1の低圧低速段階と、その後の第2の高速注入用高圧段階とを実施するために、段付きピストンになっていることを特徴とする無針式シリンジ。
  2. 前記レセプタクル(37)が、凹部(36)により前記下流側栓塞体(35)が上に係合するスタッド(39)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の無針式シリンジ。
  3. 前記下流側栓塞体(25)が変形可能であることを特徴とする、請求項1に記載の無針式シリンジ。
  4. 前記レセプタクル(27)の前記止まり穴の高さ圧縮変形前の前記下流側栓塞体(25)の高さよりも小さいことを特徴とする、請求項3に記載の無針式シリンジ。
  5. 前記駆動手段(70)が前記上流側栓塞体(4,24,34,54)に直接作用することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の無針式シリンジ。
  6. 前記駆動手段(70)が火薬式ガス発生器であることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の無針式シリンジ。
  7. 前記貯留容器及び前記本体が単一の組立体を形成することを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の無針式シリンジ。
  8. 前記貯留容器(3)が、駆動手段(70)に取り付ける際に、前記本体(2)と前記貯留容器(3)との間に中間材料(9)を介在させて前記本体(2)内に締め付けられることを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の無針式シリンジ。
  9. 前記本体(32)が透明であることを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の無針式シリンジ。
  10. 前記本体(2)が、前記貯留容器の内部を視認するための窓(12)を少なくとも1つ備えていることを特徴とする、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の無針式シリンジ。
  11. 前記段付きピストン(51)が、前記ガス発生器側に、前記上流側栓塞体(54)−液体(56)−下流側栓塞体(55)からなる組立体を起動させるため穏やかな力を生成するための小断面ヘッドを備え、前記小断面ヘッドが解放されたときに、前記下流側栓塞体(55)がレセプタクル(57)内に完全に収容されて、前記ガス発生器のガスが前記ピストン(51)の大断面に作用し、液体が高圧を受けることを特徴とする、請求項1に記載の無針式シリンジ。
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