JP3717756B2 - 通信端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信端末、コンピュータ端末等、所定のネットワークを介して通信を行う通信端末装置に係り、詳しくは、所定のネットワーク側から受ける通信サービスの品質を表すQoS(Quality of Service)のパラメータの設定が可能な通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットなどのパケット通信網を介してマルチメディア情報等の通信を行う通信システムが実現されている。このような通信システムにおいて、そのパケット通信網(ネットワーク)内のサーバと通信を行う際にその受ける通信サービスの品質を表すQoSのパラメータ(最大ビットレート、パケット誤り率など)を設定することができる通信端末装置(移動通信端末、コンピュータ端末等)が提案されている。このような通信端末装置では、伝送されるべき情報の種類(静止画像、動画像、テキスト等)や通信コストなどに応じてユーザが希望するQoSのパラメータの設定操作を行う。そして、このユーザによる設定操作によって設定されたQoSの各パラメータが要求QoSとして当該通信端末装置からネットワーク内のサーバに送信される。
【0003】
このような要求QoSを受信したサーバは、その要求QoSとネットワークの状態等に基づいて当該通信端末装置との通信に適用されるQoSの各パラメータを決定し、その決定されたQoSの各パラメータ(以下、決定QoSという)を当該通信端末装置に通知する。以後、当該通信端末装置は、決定QoSに従ってネットワーク内のサーバと通信を行い、その決定QoSに従った通信サービスをネットワーク側から受けることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにユーザの希望する要求QoSの設定が可能な通信端末装置では、ネットワーク側で決定された決定QoSが要求QoSと異なる場合がある。このような場合、例えば、ネットワーク側から情報を得ることを優先させて、ネットワーク側で決定された決定QoS情報に従って通信を継続させることができる。
【0005】
しかし、要求QoSが決定QoSと異なる場合は、一般にその決定QoSは要求QoSに比べて品質(転送レート、誤り率など)の低い通信サービスを表す。自分の希望する品質より低い品質の通信サービスであれば、その通信を希望しないユーザもおり、そのようなユーザにとっては、決定QoSに従って通信を継続することは、その希望に反するものである。
【0006】
そこで、上記のように決定QoSが要求QoSと異なった場合、例えば、ユーザの要求を優先させて、通信を切断させることもできる。しかし、多少品質が低下してもネットワーク側から情報を得ることを優先させたいユーザもおり、このようなユーザにとっては、通信を切断することは、その希望に反することである。
【0007】
また、携帯電話などの操作部、表示部が比較的小さい通信端末装置では、要求QoSの簡易な設定操作が要望される。このような要望にそうために、QoSの各パラメータの値をデフォルトとして予め設定しておくことが有効である。しかし、デフォルト値として予め設定しておくQoSのパラメータの数が多くなると、設定される要求QoSがユーザの希望に合わなくなる場合が生ずる。
【0008】
そこで、本発明の課題は、ユーザの希望にできるだけ合った品質での通信サービスを受けることができるようにした通信端末装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、所定のネットワークを介して通信を行うに際し、ユーザの要求する通信サービスの品質を表す要求QoSの各パラメータの設定が可能な通信端末装置において、該要求QoS及びネットワークの状態に基いてネットワーク側にて決定された決定QoSと上記設定された要求QoSとが異なる場合に、通信を継続するか切断するかのいずれかをユーザの意思に基づいて選択する通信制御手段を有するように構成される。
【0010】
このような通信端末装置では、通信端末装置にて設定された要求QoSとネットワーク側にて決定された決定QoSが異なる場合に、ユーザの意思に基づいて通信の継続または切断が選択される。通信の継続が選択された場合には、ネットワーク側にて決定された上記決定QoSに従って通信が継続される。従って、要求QoSと決定QoSとが異なる場合に、例えば、ネットワーク側から情報を得ることを優先させたいユーザに対しては通信を継続させることができ、また、あくまでも要求QoSでの通信を希望するユーザに対しては通信を切断することができる。
【0011】
決定QoSをネットワーク側から取得する前にユーザの意思を確認することができるという観点から、本発明は、請求項2に記載されるように、上記通信端末装置において、上記要求QoS及び上記決定QoSが異なる場合に、その相違を許容するか否かをユーザの意思に基づいて予め設定する許容設定手段を有し、上記通信制御手段は、上記要求QoSと上記決定QoSとが異なる場合に、上記許容設定手段にて設定された上記相違を許容するか否かに基づいて通信を継続するか切断するかのいずれかを選択するように構成することができる。
【0012】
この場合、要求QoSを設定した後ネットワーク側から決定QoSを取得した際に、直ちにその決定QoSに従った通信の継続または切断の選択を行うことができる。
【0013】
上記許容設定手段は、ユーザがその意思に基づいて操作する操作部からの操作入力に基づいて当該相違を許容するか否かの設定を行うことができる。
【0014】
通信の継続または切断の具体的な条件を提供するという観点から、本発明は、請求項3に記載されるように、上記通信端末装置において、上記許容設定手段は、要求QoSの各パラメータ毎にそのパラメータと決定QoSの対応するパラメータが異なる場合にその相違を許容するか否かを設定するようにし、上記通信制御手段は、上記相違を許容しないことが設定された全てのパラメータのそれぞれが決定QoSの対応するパラメータと異なるときに通信の切断を選択するように構成することができる。
【0015】
また、請求項4に記載されるように、上記通信端末装置において、上記許容設定手段は、要求QoSの各パラメータ毎にそのパラメータと決定QoSの対応するパラメータが異なる場合にその相違を許容するか否かを設定するようにし、上記通信制御手段は、上記相違を許容しないことが設定された少なくとも1つのパラメータが決定QoSの対応するパラメータと異なるときに、通信の切断を選択するように構成することができる。
【0016】
更に、請求項5に記載されるように、上記通信端末装置において、上記許容設定手段は、要求QoSの各パラメータ毎にそのパラメータと決定QoSの対応するパラメータが異なる場合にその相違を許容するか否かを設定するようにし上記通信制御手段は、上記相違を許容しないことが設定されたパラメータのうち特定のパラメータが決定QoSの対応するパラメータと異なるときに、通信の切断を選択するように構成することができる。
【0017】
ネットワーク側にて決定された決定QoSをユーザが確認してから通信の継続または切断の選択がなされるという観点から本発明は、請求項6に記載されるように、上記通信端末装置において、ネットワーク側から受信した決定QoSの各パラメータを表示する表示手段を有すると共に、上記通信制御手段は、該表示手段にて上記決定QoSが表示された状態でなされた操作部の所定の操作に基づいて通信の継続または切断のユーザ意思を判定する判定手段を有し、該判定手段での判定結果に基づいて通信の継続するか切断するかのいずれかを選択するように構成することができる。
【0018】
要求QoSの設定に際し、より簡易な方法での設定及びよりユーザの意思を反映させた方法での設定のいずれかをユーザが選択できるという観点から、本発明は、請求項7に記載されるように、上記各通信端末装置において、上記要求QoSの各パラメータを設定するための第一の設定モードと第二の設定モードとを有すると共に、該第一の設定モードと第二の設定モードを操作部の所定の操作に従って選択するモード選択手段を有し、デフォルト値に自動設定されたパラメータ以外の操作部の操作にて設定すべきパラメータの数が、第一の設定モードより第二の設定モードのほうが多くなるように構成することができる。
【0019】
また、要求QoSの設定方法の工夫により上記課題を解決するため、本発明は、請求項8に記載されるように、所定のネットワークを介して通信を行うに際し、ユーザの要求する通信サービスの品質を表す要求QoSの各パラメータの設定が可能な通信端末において、上記要求QoSの各パラメータを設定するための第一の設定モードと第二の設定モードとを有すると共に、該第一の設定モードと第二の設定モードを操作部の所定の操作に従って選択するモード選択手段を有し、デフォルト値に自動設定されたパラメータ以外の操作部の操作にて設定すべきパラメータの数が、第一の設定モードより第二の設定モードのほうが多くなるように構成される。
【0020】
このような通信端末装置では、設定操作の簡易性を望むユーザは、第一の設定モードにて要求QoSの設定を行うことができ、通信品質の希望を反映させることを望むユーザは、第二の設定モードにてQoSの設定を行うことができる。
【0021】
第一の設定モードでの設定操作をより簡易にできるという観点から、本発明は、請求項9に記載されるように、上記各通信端末装置において、上記第一の設定モードでは、要求QoSの全てのパラメータがデフォルト値に自動設定されるように構成することができる。
【0022】
また、ベストエフォート型の通信サービスの提供を望むユーザにとって、第一の設定モードでの設定操作をより簡易にできるという観点から、本発明は、請求項10に記載されるように上記各通信端末装置において、通信装置において、上記第一の設定モードでは、要求QoSのパラメータのうち通信速度に関するパラメータが当該通信端末装置の能力最大の通信速度に自動設定されるように構成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
本発明の実施の一形態に係る通信端末装置が適用される通信システムは、例えば、図1に示すように構成されている。
【0025】
図1において、携帯電話機10は、所定のネットワークNW(例えば、IP網)に接続された基地局40と無線通信を行い、この基地局40を介してネットワークNW内のサーバ50からの通信サービスを受ける。携帯電話機20に接続されたパーソナルコンピュータ25は、携帯電話機20の無線通信機能を利用して基地局40を介してネットワークNW内のサーバ50からの通信サービスを受ける。また、通信機能を有するパーソナルコンピュータ30は、ネットワークNWに接続され、当該ネットワークNW内のサーバ50から通信サービスを受ける。
上記のような通信システムにおいて、携帯電話機10、携帯電話機20とパーソナルコンピュータ25のセット及びパーソナルコンピュータ30は、それぞれ本発明に係る通信端末装置の一形態として構成される。以下、携帯電話機10を例に説明する。
【0026】
携帯電話機10は、例えば、図2に示すように構成される。
【0027】
図2において、この携帯電話機10は、送受信機11、音声インタフェース12、処理ユニット13、外部インタフェース14、表示部15及び操作部16を有している。送受信機11は、基地局40と無線通信を行い、各種情報の送受信を行う。音声インターフェース12にはスピーカ17及びマイク18が接続されている。音声インタフェース12は、スピーカ17及びマイク18と送受信機11との間で音声情報の符号化・復号などの処理を行う。即ち、この音声インタフェース12は、送受信機11にて受信された音声情報を復号してスピーカ17に供給すべき音声信号を生成し、マイク18からの入力音声に対応した音声信号を符号化して送受信機11に供給すべき符号化音声情報を生成する。
【0028】
処理ユニット13には外部インタフェース14、表示部15及び操作部16が接続されている。この処理ユニット13は、ユーザの操作により操作部16から発生される操作信号等に基づいて送受信機11および音声インタフェース12の各種制御を行うと共に、送受信機11にて受信された各種データを表示部15に表示させるための表示制御を行う。また、外部インタフェース14には外部装置、例えば、パーソナルコンピュータを接続すことができ、処理ユニット13は、この外部インタフェース14を介して外部装置と相互にデータの送受信を行うことができる。
【0029】
また、処理ユニット13は、操作部16からの操作信号に基づいて要求QoSの設定処理を行い、その設定処理にて得られた要求QoSを送受信機11から送信するための制御を行う。ユーザは、操作部16を用いて、要求QoSとネットワーク側にて決定された決定QoSとが異なる場合にユーザがそれを許容するか否かを設定することができる(許容QoS設定処理)。処理ユニット13は、上記設定処理にて得られた要求QoSと決定QoS、及びそれらが異なることを許容するか否かの情報に基づいて送受信機11による通信の継続、切断の制御を行う。
【0030】
なお、上記のようにユーザは、操作部16を用いて要求QoSの設定、決定QoSを許容するか否かの設定、更に後述するような種々の情報の入力が可能であるが、、外部インタフェース14を介して接続されたパーソナルコンピュータの操作にて各種情報を入力することもできる。
【0031】
携帯電話機10が通信サービスを受ける際に設定されるべきQoSの各パラメータは、例えば、次のように定められている。
【0032】
(1)トラフィッククラス
これは、なされる通信サービスの種類が、ベストエフォート型の通信サービスか、帯域保証型の通信サービスのいずれであるかを表す。
【0033】
(2)最大ビットレート(上り)
これは、通信端末装置からネットワーク側へのパケット最大転送速度を表す。
(3)最大ビットレート(下り)
これは、ネットワーク側から通信端末装置へのパケット最大転送速度を表す。
(4)転送順序
これは、送信したパケットが受信側で順序通りに受信できるか否かを表す。
【0034】
(5)最大パケットサイズ
これは、転送する1パケットの最大パケットサイズを表す。
【0035】
(6)パケット誤り率
これは、送信したパケットが受信側で誤りとして検出される確率を表す。
【0036】
(7)残存誤り率
これは、エラー訂正をした後に、誤りデータが残っている確率を表す。
【0037】
(8)誤りパケットの転送
これは、誤りパケットを転送するか否かを表す。
【0038】
(9)パケット優先度
これは、パケットに優先度を持たせるための情報を表す。
【0039】
この携帯電話機10は、上記のようなQoSの各パラメータの値を設定するための操作モードを2つ有している。その一つは、簡易設定モードであり、他の一つは詳細設定モードである。簡易設定モードは、多くのパラメータがデフォルト設定されており、詳細設定モードに比べてユーザが実際に操作部16を操作して設定することのできるQoSのパラメータの数が少ない。そのため、簡易設定モードでは、より簡単な操作にてQoSの各パラメータを設定することが可能となる。詳細設定モードは、簡易設定モードに比べてユーザが実際に操作して設定可能となるQoSのパラメータの数が多く、ユーザが希望する値をより多くのパラメータに対して設定することができる。この例では、後述するように、簡易設定モードではユーザ操作によって設定可能なパラメータの数はゼロ(全て自動設定)であり、詳細設定モードではユーザ操作によって設定可能なパラメータの数は2である。
【0040】
ユーザが操作部16にて上記2つのモードのいずれかの選択操作を行うと、処理ユニット13は、例えば、図3に示す手順に従って処理を開始する。
【0041】
まず、ユーザは操作部16を用いて上記2つのモードのいずれかの選択操作を行う。処理ユニット13はこの選択操作にて起動され(S0)、その選択されたモードが簡易設定モードであるか詳細設定モードであるかを判定する(S1)。簡易設定モードが選択されている場合(S1で簡易)、処理ユニット13は、簡易QoS設定処理を実行する(S2)。
【0042】
処理ユニット13は、図4に示すようなテーブルを用いて、QoSの各パラメータについて、ユーザによる設定の可否、デフォルト値、設定可能な値を管理している。上記簡易QoS設定処理では、全てのパラメータに対してユーザ操作による手動設定を行うことができず(設定可否→否)、全てのパラメータに対してデフォルト値が予め設定されている。
【0043】
この各パラメータのデフォルト値は次のようになる。
【0044】
「トラフィッククラス」はベストエフォート型であり、上りと下りの「最大ビットレート」は当該携帯電話機11の最大能力であり、「転送順序」は順序通りであり、「最大パケットサイズ」は1502バイトであり、「パケット誤り率」、「残存誤り率」及び「パケット優先度」はネットワークに従うであり、また、「誤りパケットの転送」は転送しない(NO)である。
【0045】
一方、詳細設定モードが選択されている場合(S1で詳細)、処理ユニット13は、詳細QoS設定処理を実行する(S3)。
【0046】
この詳細QoS設定処理では、図5に示すように、予め定めたデフォルト値を有する要求QoSの各パラメータのうち、上りと下りの最大ビットレートについてユーザの操作に基づいた値が設定される(設定可否→可)。上記上りと下りの最大ビットレートについては、例えば、デフォルト値として64kbit/sec.の転送速度が設定されると共に、操作部16の操作により、128kbit/sec.及び384kbit/sec.のいずれの転送速度への変更も可能となる。 上記のようにして、簡易設定モードまたは、詳細設定モードのいずれかのモードにて、ユーザの希望する要求QoSの設定が終了すると、処理ユニット13は、上記のように設定した要求QoSの各パラメータの値と、ネットワークにて決定された決定QoSの対応するパラメータの値とが異なる場合に、それを許容するか否かを設定するための許容QoS設定処理を行う(S4)。処理ユニット13は、図6に示すようなテーブルを用いて、要求QoSの各パラメータについて、決定QoSの対応するパラメータの値と異なる場合にそれを許容(全許容)するか否か(全切断)を管理する。各パラメータについて、ユーザによる設定の可否、デフォルト値、ユーザによる設定可能なパラメータについてその設定可能な値が定められている。この許容QoS設定処理では、QoSの各パラメータのうち、上りと下りの最大ビットレートについてユーザの操作に基づいた値(全許容、全切断)が設定され(設定可否→可)、他のパラメータについてはユーザ操作によって設定することができず(設定可否→否)、デフォルト値が予め設定される。上記上りと下りの最大ビットレートについては、デフォルト値として決定QoSと異なることを許容すること(全許容)が設定されると共に、ユーザの操作部16の操作により、決定QoSと異なることを許容しないこと(全切断)への変更が可能となる。
【0047】
ユーザによる設定ができない他のパラメータのデフォルト値は、「トラフィッククラス」、「転送順序」、「パケット誤り率」、「残存誤り率」、「誤りパケット転送」、「パケット優先度」が全許容、「最大パケットサイズ」が全切断となるように設定されている。
【0048】
上記のようにして許容QoS設定処理が終了すると、処理ユニット13は、通信開始要求の待ち状態となる(S5)。ここで、ユーザが操作部16にて通信開始操作を行うと(S5でYES)、上記のようにして設定された要求QoSが処理ユニット13での制御のもとに送受信機11から送信され(S6)、その後、処理ユニット13はネットワークNW内のサーバ50からの決定QoSの受信待ち状態になる(S7)。
【0049】
上記のようにして携帯電話機10から送信される要求QoSを受信したサーバ50は、この要求QoSやネットワークの状態等を考慮して、QoSの各パラメータの値を決定する。そして、その決定されたQoSの各パラメータが決定QoSとしてサーバ50から携帯電話機10に送信される。
【0050】
上記のように決定QoSの待ち状態にある(S7)携帯電話機10がネットワークNW内のサーバ50から送信される決定QoSを受信すると(S7でYES)、処理ユニット13は、上記のようにして設定された要求QoSとネットワーク側から受信された決定QoSが同じか否かを判定する(S8)。要求QoSと決定QoSの各パラメータが同じであれば(S8でYES)、処理ユニット13は、サーバ50との決定QoSに従った通信が継続されるように送受信機11を制御する(S10)。
【0051】
一方、上記要求QoSと決定QoSが異なる場合(S8でNO)、許容QoS判定処理が行われる(S9)。この許容QoS判定処理では、上述した許容QoS設定処理にて設定された要求QoSの各パラメータについての決定QoSとの相違を許容するか否か(全許容、全切断:図6参照)の情報に基づいて、携帯電話機10とネットワークNW内のサーバ50との間の通信を継続させるか、切断するかの判定を行う。
【0052】
例えば、その相違を許容しない(全切断)ことが設定された全てのパラメータ(例えば、図6に示す例において、ユーザにより変更された上り下りの最大ビットレートと最大パケットサイズ参照)が決定QoSの対応するパラメータと異なるときに、通信を切断すべきであると判定される。また、その相違を許容しない(全切断)ことが設定された少なくとも1つのパラメータが決定QoSの対応するパラメータと異なるときに、通信を切断すべきであると判定するようにしてもよい。更に、その相違を許容しない(全切断)ことが設定されたパラメータのうち予め定めた特定のパラメータ(例えば、転送速度)が決定QoSの対応するパラメータと異なるときに、通信を切断すべきであると判定するようにしてもよい。
【0053】
処理ユニット13は、上記判定結果に基づいて、送受信機11によるネットワークNW内のサーバ50との通信の継続(S10)、通信の切断(S11)の制御を行う。
【0054】
上記のような携帯電話機10によれば、ユーザが設定した要求QoSがネットワーク側にて決定された決定QoSとが異なる場合に、ユーザ操作に基づく許容QoS設定処理にて設定されたそれらの相違を許容するか否かの情報に基づいて通信の継続、切断が制御されるようになる。このため、要求QoSと決定QoSが異なる場合に、よりユーザの意思を反映した通信の継続、切断制御を行うことができるようになる。
【0055】
上記例では、ユーザ操作によって要求QoSと決定QoSとの相違を許容するか否かの情報を設定するようにしたが、そのような設定を行わずに、受信した決定QoSを許容するか否かをユーザが直接指示するようにすることもできる。
【0056】
この場合、処理ユニット13は、図7に示すような手順に従って処理を実行する。
【0057】
図7において、図3に示す例と同様に、簡易設定モードまたは詳細設定モードのいずれかのモードにて要求QoSの設定(S0、S1、S2、S3)が終了した後、処理ユニット13は、許容QoS設定処理(図3におけるS4)を行うことなく、通信開始要求の待ち状態になる(S5)。そして、ユーザによって通信開始操作がなされ、開始要求がなされたと判定されると(S5でYES)、図3に示す例と同様に、処理ユニット13は、設定した要求QoSの送信制御(S6)を行った後にネットワークNW側からの決定QoSの受信待ち状態となる(S7)。
【0058】
ここで、決定QoSを受信すると、要求QoSと受信した決定QoSが同じであるか否かの判定が行われる(S8)。それらが同じであれば、決定QoSに基づいてネットワークNW内のサーバ50のの通信が継続される(S10)が、それらが同じでない場合に、受信した決定QoSの各パラメータが表示部15に表示される(S21)。そして、処理ユニット13は、ユーザ操作の入力待ち状態となる(S22)。このような状態において、ユーザは、表示部15に表示された決定QoSの各パラメータを見て、要求QoSと異なる決定QoSに従った通信でも継続することを希望する場合には、操作部16を使用して許容(通信継続)のための操作を行う。一方、要求QoSと異なる決定QoSに従った通信の継続を希望しない場合には、操作部16を用いて拒否(通信切断)のための操作を行う。
【0059】
処理ユニット13は、ユーザによる上記のような操作入力があると(S22でYES)、その操作が決定QoSを許容するものか否かを判定する(S23)。そして、その操作が決定QoSを許容するものであれば、その受信した決定QoSに従った通信を継続させる(S10)。一方、その操作が決定QoSを許容するものでないもの(拒否)であれば、通信を切断する(S11)。
【0060】
上記のような例によれば、要求QoSと決定QoSが異なる場合、ユーザ操作による指示に従って通信の継続及び切断が制御される。このため、要求QoSと決定QoSが異なる場合に、よりユーザの意思を反映した通信の継続、切断制御を行うことができるようになる。
【0061】
上記各例において、図3に示すS9、S10、S11での処理が通信制御手段に対応し、図7に示すS23、S10、S11での処理が通信制御手段に対応する。図3に示すS4での処理が許容設定手段に対応する。また、図7に示すS21での処理が表示手段に対応し、図7に示すS22、S23での処理が判定手段に対応する。
【0062】
更に、簡易設定モードが第一の設定モードに対応し、詳細設定モードが第二の設定モードに対応する。操作部16がモード選択手段に対応する。
【0063】
【発明の効果】
以上、説明してきたように、請求項1乃至7記載の本願発明によれば、通信端末装置にて設定された要求QoSとネットワーク側にて決定された決定QoSが異なる場合に、ユーザの意思に基づいて通信の継続または切断が選択される。従って、要求QoSと決定QoSとが異なる場合に、例えば、ネットワーク側から情報を得ることを優先させたいユーザに対しては通信を継続させることができ、また、あくまでも要求QoSでの通信を希望するユーザに対しては通信を切断することができる。その結果、ユーザの希望にできるだけ合った品質での通信サービスを受けることができるようになる。
【0064】
また、請求項8乃至10記載の本願発明によれば、設定操作の簡易性を望むユーザは、第一の設定モードにて要求QoSの設定を行うことができ、通信品質の希望を反映させることを望むユーザは、第二の設定モードにてQoSの設定を行うことができる。そのため、設定の簡易性を保持しつつ、ユーザの希望にできるだけ合った品質での通信サービスを受けることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る通信端末装置が適用される通信システムの構成例を示す図である。
【図2】本発明の実施の一形態に係る通信端末装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2に示す通信端末装置における処理ユニットでの処理手順の第一の例を示すフローチャートである。
【図4】簡易操作モードにて設定される要求QoSを管理するためのテーブルの一例を示す図である。
【図5】詳細操作モードにて設定される要求QoSを管理するためのテーブルの一例を示す図である。
【図6】要求QoSと決定QoSとが異なる場合に、その相違を許容するか否かを管理するためのテーブルの一例を示す図である。
【図7】図2に示す通信端末装置における処理ユニットでの処理手順の第二の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 携帯電話機
11 送受信機
12 音声インタフェース
13 処理ユニット
14 外部インタフェース
15 表示部
16 操作部
20 携帯電話機
25、30 パーソナルコンピュータ
40 基地局
50 サーバ

Claims (10)

  1. 所定のネットワークを介して通信を行なうに際し、ユーザの要求する通信サービスの品質を表わす要求QoSの各パラメータの設定が可能な通信端末装置において、
    該要求QoS及びネットワークの状態に基づいてネットワーク側にて決定された決定QoSの各パラメータ上記設定された要求QoSとを比較して両者が異なる場合に、通信を継続するか切断するかのいずれかをユーザの入力に基づいて選択する通信制御手段を有する通信端末装置。
  2. 請求項1記載の通信端末装置において、
    上記要求QoS及び上記決定QoSが異なる場合に、その相違を許容するか否かをユーザの意思に基づいて予め設定する許容設定手段を有し、
    上記通信制御手段は、上記要求QoSと上記決定QoSとが異なる場合に、上記許容設定手段にて設定された上記相違を許容するか否かに基づいて通信を継続するか切断するかのいずれかを選択するようにした通信端末装置。
  3. 請求項2記載の通信端末装置において、
    上記許容設定手段は、要求QoSの各パラメータ毎にそのパラメータと決定QoSの対応するパラメータが異なる場合にその相違を許容するか否かを設定するようにし、
    上記通信制御手段は、上記相違を許容しないことが設定された全てのパラメータのそれぞれが決定QoSの対応するパラメータと異なるときに通信の切断を選択するようにした通信端末装置。
  4. 請求項2記載の通信端末装置において、
    上記許容設定手段は、要求QoSの各パラメータ毎にそのパラメータと決定QoSの対応するパラメータが異なる場合にその相違を許容するか否かを設定するようにし、
    上記通信制御手段は、上記相違を許容しないことが設定された少なくとも1つのパラメータが決定QoSの対応するパラメータと異なるときに、通信の切断を選択するようにした通信端末装置。
  5. 請求項2記載の通信端末装置において、
    上記許容設定手段は、要求QoSの各パラメータ毎にそのパラメータと決定QoSの対応するパラメータが異なる場合にその相違を許容するか否かを設定するようにし
    上記通信制御手段は、上記相違を許容しないことが設定されたパラメータのうち特定のパラメータが決定QoSの対応するパラメータと異なるときに、通信の切断を選択するようにした通信端末装置。
  6. 請求項1記載の通信端末装置において、
    ネットワーク側から受信した決定QoSの各パラメータを表示する表示手段を有すると共に、
    上記通信制御手段は、該表示手段にて上記決定QoSが表示された状態でなされた操作部の所定の操作に基づいて通信の継続または切断のユーザ意思を判定する判定手段を有し、該判定手段での判定結果に基づいて通信の継続するか切断するかのいずれかを選択するようにした通信端末装置。
  7. 請求項1乃至6いずれか記載の通信端末装置において、
    上記要求QoSの各パラメータを設定するための第一の設定モードと第二の設定モードとを有すると共に、
    該第一の設定モードと第二の設定モードを操作部の所定の操作に従って選択するモード選択手段を有し、
    デフォルト値に自動設定されたパラメータ以外の操作部の操作にて設定すべきパラメータの数が、第一の設定モードより第二の設定モードのほうが多くなるようにした通信端末装置。
  8. 所定のネットワークを介して通信を行うに際し、ユーザの要求する通信サービスの品質を表す要求QoSの各パラメータの設定が可能な通信端末装置において、
    上記要求QoSの各パラメータを設定するための第一の設定モードと第二の設定モードとを有すると共に、
    該第一の設定モードと第二の設定モードを操作部の所定の操作に従って選択するモード選択手段を有し、
    デフォルト値に自動設定されたパラメータ以外の操作部の操作にて設定すべきパラメータの数が、第一の設定モードより第二の設定モードのほうが多くなるようにした通信端末装置。
  9. 請求項7または8記載の通信端末装置において、
    上記第一の設定モードでは、要求QoSの全てのパラメータがデフォルト値に自動設定されるようにした通信端末装置。
  10. 請求項7乃至9いずれか記載の通信装置において、
    上記第一の設定モードでは、要求QoSのパラメータのうち通信速度に関するパラメータが当該通信端末装置の能力最大の通信速度に自動設定されるようにした通信端末装置。
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