JP3717660B2 - フィルムキャリア及びバーンイン方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、フィルムキャリアの構造、及び該フィルムキャリアのベースフィルムにTAB(Tape Automated Bonding)技術によってアセンブリされたICチップの一括バーンイン方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図12は、従来のフィルムキャリアの上面構造を示す上面図であり、図13は、図12に示したフィルムキャリアの底面構造を上面側から透視して示す透視図である。フィルムキャリアはベースフィルム101を備え、複数のスプロケットホール102が、ベースフィルム101の長尺方向に一定間隔で形成されている。また、ベースフィルム101には、ICチップ104がTAB技術によってアセンブリされている。さらに、ベースフィルム101には、ICチップ104の有する複数のパッド(図示しない)のそれぞれに対応する複数のテストパッド103が形成されている。そして、テストパッド103とICチップ104の有するパッドとは、ベースフィルム101の上面上に形成されたリード106を介して互いに接続される。また、全てのテストパッド103は、ベースフィルム101の上面上に形成された配線105に接続されている。この配線105はリード線106の電解メッキのために設けられているもので、一般にメッキ線と呼ばれている。所定の金属溶液中で配線105からテストパッド103を介してリード106に所定の電位を与えることにより、リード106の表面を電解メッキし、リード106の耐食性の向上が図られる。
【0003】
ICチップ104を回路基板に実装する際には、リード106を途中で切断し、このリード106を回路基板の電極に接続する。しかし、リード106を切断する前、即ちICチップ104がベースフィルム101にアセンブリされた状態で、ICチップ104のテストが一般に行われており、そのテストの一つとしてICチップのバーンインがある。
【0004】
図14は、ICチップ104のバーンイン方法を説明するための図である。まず、フィルムキャリアを各ICチップ104毎に切り分けるとともに、配線105とテストパッド103との接続部分を切断する。次に、各ICチップ104毎に切り分けられたフィルムキャリアをバーンインボード108上に搭載されたソケット107に装着する。次に、このバーンインボード108をバーンイン装置109内に投入する。その後、所定のテストパッド103に、バーンイン装置109から所定の電源電位及び接地電位を供給する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のフィルムキャリアによれば、ICチップがベースフィルムにアセンブリされた状態で当該ICチップのバーンインを実施するにあたり、バーンインボードやソケットが必要となり、コストが高くなるという問題があった。
【0006】
また、各ICチップ毎に切り分けたフィルムキャリアをソケットへ装着する際に時間がかかり、バーンインのための準備時間が長くなるという問題もあった。
【0007】
さらに、バーンイン装置の容量にも限界があるため、バーンイン装置内に一度に投入できるバーンインボードの個数が制限され、バーンインを一度に実施できるICチップの個数も制限されるという問題もあった。
【0008】
この発明はこれらの問題を解決するために成されたものであり、バーンインを実施するにあたりバーンインボードやソケットを必要とせず、かつ、バーンインのための準備時間を短縮できるフィルムキャリア、及び該フィルムキャリアを用いたバーンイン方法を得ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明のうち請求項1記載のフィルムキャリアは、ベースフィルムと、ベースフィルムにアセンブリされるICチップの有する複数のパッドのそれぞれに対応してベースフィルムに設けられた複数のテストパッドと、ベースフィルム上に設けられ、複数のテストパッドのそれぞれに対して共通に接続される第1の配線と、ベースフィルム上に設けられ、複数のテストパッドのそれぞれに対して共通に接続されるとともに、複数のテストパッド以外の部分では第1の配線と電気的に分離された第2の配線とを備えるものである。
【0010】
また、この発明のうち請求項2記載のフィルムキャリアは、請求項1記載のフィルムキャリアであって、第1及び第2の配線のうち少なくともいずれか一方は、テストパッドとパッドとを接続するリードを電解メッキするためのメッキ線であることを特徴とするものである。
【0011】
また、この発明のうち請求項3記載のフィルムキャリアは、請求項1記載のフィルムキャリアであって、複数のテストパッドのそれぞれはベースフィルムの第1主面と第2主面との間を選択的に貫通して形成され、第1の配線はベースフィルムの第1主面上に設けられ、第2の配線はベースフィルムの第2主面上に設けられることを特徴とするものである。
【0012】
また、この発明のうち請求項4記載のフィルムキャリアは、請求項3記載のフィルムキャリアであって、第1及び第2の配線は、第1及び第2の配線とテストパッドとの接続部分において互いに二次元的に重複しないようにテストパッドにそれぞれ接続されることを特徴とするものである。
【0013】
また、この発明のうち請求項5記載のバーンイン方法は、請求項1〜4のいずれか一つに記載のフィルムキャリアのICチップの一括バーンイン方法であって、複数のパッドのうち所定の第1電位を与えるべき第1パッドに対応するテストパッド以外のテストパッドと第1の配線との第1接続部分を切断する第1工程と、複数のパッドのうち所定の第2電位を与えるべき第2パッドに対応するテストパッド以外のテストパッドと第2の配線との第2接続部分を切断する第2工程と、第1の配線を介して第1パッドに第1電位を、第2の配線を介して第2パッドに第2電位をそれぞれ与える第3工程とを備えるものである。
【0014】
また、この発明のうち請求項6記載のバーンイン方法は、請求項5記載のバーンイン方法のうち特に請求項4記載のフィルムキャリアのICチップの一括バーンイン方法であって、第1及び第2接続部分の切断は、ベースフィルムの第1主面から第2主面に貫通する穴を第1及び第2接続部分にそれぞれ設けることによりそれぞれ実行されることを特徴とするものである。
【0015】
また、この発明のうち請求項7記載のバーンイン方法は、請求項5記載のバーンイン方法であって、第1及び第2工程後、第3工程前に実行され、フィルムキャリアをリールに巻き取る工程と、リールをバーンイン装置に投入する工程とをさらに備え、第1及び第2電位は、フィルムキャリアの端部において第1及び第2の配線にそれぞれ接続される電位供給部から第1及び第2の配線にそれぞれ与えられることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るフィルムキャリアの上面構造を示す上面図である。フィルムキャリアはベースフィルム1を備えており、ベースフィルム1には、ベースフィルム1の長尺方向に一定間隔で並ぶ複数のスプロケットホール2が形成されている。また、ベースフィルム1には、複数のパッド(図示しない)を有するICチップ4がTAB技術によってアセンブリされている。さらに、ベースフィルム1には、ICチップ4の有する複数のパッドのそれぞれに対応する複数のテストパッド3が形成されている。そして、テストパッド3とICチップ4の有するパッドとは、ベースフィルム1の上面上に形成されたリード6を介して互いに接続される。
【0017】
また、第1の配線5aがベースフィルム1の上面上に形成されており、この第1の配線5aは全てのテストパッド3に対して共通して接続されている。第1の配線5aは以下に述べる2つの機能を有する。一つはメッキ線としての機能である。即ち、所定の金属溶液中で第1の配線5aからテストパッド3を介してリード6に所定の電位を与える。これによりリード6の表面が電解メッキされ、リード6の耐食性の向上が図られる。他の一つは、ICチップ4の有する所定のパッドにバーンインのための所定の電位を与える機能である。即ち、ICチップ4のバーンインを実施する際に、第1の配線5aからテストパッド3及びリード6を介して、ICチップ4の有する所定のパッドにバーンインのための所定の電位を与える。
【0018】
図2は、図1に示したフィルムキャリアの底面構造を上面側から透視して示す透視図である。ここで、「透視して示す」としたのは、一のテストパッド3を、フィルムキャリアの上面側及び底面側からそれぞれ眺めたのでは、当該一のテストパッド3の位置関係が反転して不明確となるため、これを回避するために透視図としたものである。本明細書において「透視して示す」とあるのは、全てこの趣旨に基づくものである。
【0019】
ベースフィルム1の底面上には、全てのテストパッド3に対して共通して接続される第2の配線5bが形成されている。第2の配線5bは、ICチップ4のバーンインを実施する際に、第2の配線5bからテストパッド3及びリード6を介して、ICチップ4の有する所定のパッドにバーンインのための所定の電位を与える機能を有する。なお、図2において、第2の配線5bは実際にはベースフィルム1の底面に対して紙面の裏側に設けられている。
【0020】
図3は、図1,2に示したフィルムキャリアの断面構造を示す断面図であり、特に図2におけるA1部分の断面図に相当するものである。図3に示すように、テストパッド3はベースフィルム1の上面と底面との間を選択的に貫通して形成されている。そして、ベースフィルム1の上面上に形成された第1の配線5aはテストパッド3の上面に接続され、一方、ベースフィルム1の底面上に形成された第2の配線5bはテストパッド3の底面に接続される。また、図3に示すように、第1の配線5aと第2の配線5bとはベースフィルム1によって互いに電気的に分離され、テストパッド3が形成されている部分においてのみ互いに電気的に接続される。なお、ICチップ4とリード6とは、ICチップ4の有するパッド及びリード6にそれぞれ接触する導電性のバンプ7を介して互いに接続される。
【0021】
図4〜図7は、ICチップ4のバーンイン方法を順に説明するための図である。バーンインを実施する際には、ICチップ4の有する全てのパッドのうち1又は2以上の所定のパッドには電源電位を与え、他の1又は2以上の所定のパッドには接地電位を与え、残りのパッドはオープンにする必要がある。図4,5では、電源電位を与えるパッドに対応するテストパッドをテストパッド3aと、接地電位を与えるパッドに対応するテストパッドをテストパッド3bとして表している。
【0022】
図1に示したように、全てのテストパッド3は第1の配線5aに接続されている。そこで、リード6のメッキ処理後、テストパッド3a以外のテストパッドと第1の配線5aとの接続部分を例えばレーザ等によって切断する(図4)。また、図2に示したように、全てのテストパッド3は第2の配線5bに接続されている。そこで、テストパッド3b以外のテストパッドと第2の配線5bとの接続部分を例えばレーザ等によって切断する(図5)。
【0023】
その後、フィルムキャリアをリール8に巻き取り(図6)、これをバーンイン装置9内に投入する(図7)。そして、バーンイン装置9の有する電位供給部10によって、第1の配線5aに電源電位を、第2の配線5bに接地電位をそれぞれ与える。これにより、ICチップ4の有する全てのパッドのうち電源電位を与えるべき所定のパッドには第1の配線5a及びテストパッド3aを介して電源電位が与えられ、接地電位を与えるべき他の所定のパッドには第2の配線5b及びテストパッド3bを介して接地電位が与えられる。また、オープンにすべき残りのパッドには電源電位も接地電位も与えられない。
【0024】
なお、以上の説明では、第1の配線5aが、バーンインのための電源電位をテストパッド3aに与える機能とメッキ線としての機能とを併有する場合について説明した。しかし、これに限るものではなく、バーンインのための電源電位をテストパッド3aに与えるための配線とメッキ線とを独立に設けてもよい。但し、第1の配線5aが当該2つの機能を共用することにより、フィルムキャリアの構造を簡略化することができる。
【0025】
このように本実施の形態1に係るフィルムキャリア及びバーンイン方法によれば、フィルムキャリアを各ICチップ4毎に切り分けてからバーンインを実施する必要がないため、従来のバーンイン方法では必要であったバーンインボードやソケットが不要となる。これにより、コストの低減、処理工程の削減、及びバーンインのための準備時間の短縮化を図ることができる。
【0026】
しかも、バーンイン装置9内にはフィルムキャリアをリール8に巻き取った状態で投入するため、バーンイン装置9内に一度に投入できるICチップ4の個数を増大でき、バーンイン装置9の処理能力を大幅に向上することができる。
【0027】
また、予め全てのテストパッド3に第1の配線5a及び第2の配線5bをそれぞれ接続し、その後、第1の配線5a及び第2の配線5bとテストパッドとの接続部分を必要に応じて切断するため、電源電位及び接地電位を供給するあらゆるパターンに対応することができ、汎用性を高めることができる。
【0028】
実施の形態2.
図8は、本発明の実施の形態2に係るフィルムキャリアの上面構造を示す上面図である。基本的な構造は図1に示した構造と同様であるが、第1の配線5aをテストパッド3の上面の中央部に接続するのではなく、テストパッド3の上面の一端部に片寄らせて接続する点でこれと相違する。また、図9は、図8に示したフィルムキャリアの底面構造を上面側から透視して示す透視図である。基本的な構造は図2に示した構造と同様であるが、第2の配線5bをテストパッド3の底面の中央部に接続するのではなく、上記一端部とは異なるテストパッド3の底面の他端部に片寄らせて接続する点でこれと相違する。このように、第1の配線5aをテストパッド3の上面の一端部に、第2の配線5bをテストパッドの底面の他端部にそれぞれ接続することにより、第1の配線5aと第2の配線5bとはテストパッド3との接続部分において二次元的に重複しない。
【0029】
以下、ICチップ4のバーンイン方法について説明する。図10,11は、ICチップ4のバーンイン方法の一つの工程を説明するための図である。図10,11において、テストパッド3aは、ICチップ4の有する複数のパッドのうち電源電位を与えるべきパッドに対応するテストパッドである。また、テストパッド3bは、ICチップ4の有する複数のパッドのうち接地電位を与えるべきパッドに対応するテストパッドである。図8,9に示したように、全てのテストパッド3は第1の配線5a及び第2の配線5bにそれぞれ接続されている。そこで、テストバッド3a以外のテストパッドと第1の配線5aとの接続部分を切断し、かつ、テストパッド3b以外のテストパッドと第2の配線5bとの接続部分を切断するように、ベースフィルム1の上面から底面に貫通する穴を穴開け機等によって形成する(図10,11)。
【0030】
その後の工程は上記実施の形態1と同様である。即ち、フィルムキャリアをリール8に巻き取り、これをバーンイン装置9内に投入する。そして、バーンイン装置9の備える電位供給部10によって、第1の配線5aに電源電位を、第2の配線5bに接地電位をそれぞれ与える。
【0031】
このように本実施の形態2に係るフィルムキャリア及びバーンイン方法によれば、第1の配線5aと第2の配線5bとがテストパッド3との接続部分において互いに二次元的に重複しない。従って、テストパッド3a以外のテストパッドと第1の配線5aとの接続部分、あるいはテストパッド3b以外のテストパッドと第2の配線5bとの接続部分を切断する際に、ベースフィルム1の上面と底面との間を貫通する穴を開けることにより、各接続部分を容易に切断することができる。
【0032】
【発明の効果】
この発明のうち請求項1に係るものによれば、フィルムキャリアがテストパッド以外の部分では互いに電気的に分離された第1及び第2の配線を備える。従って、各テストパッドごとに第1又は第2の配線とテストパッドとの接続部分を選択的に切断することで、第1の配線5aとテストパッドとの接続を残すことにより、あるいは第2の配線とテストパッドとの接続を残すことにより、第1又は第2の配線及びテストパッドを介してICチップの有するパッドに異なる電位を与えることができる。
【0033】
また、この発明のうち請求項2に係るものによれば、第1及び第2の配線のうち少なくともいずれか一方をメッキ線と共用することにより、フィルムキャリアの構成の簡略化を図ることができる。
【0034】
また、この発明のうち請求項3に係るものによれば、第1及び第2の配線がベースフィルムの第1及び第2主面上にそれぞれ形成されるため、第1及び第2の配線とテストパッドとの接続部分を切断する場合に、その切断が容易となる。
【0035】
また、この発明のうち請求項4に係るものによれば、第1及び第2の配線がテストパッドとの接続部分において互いに2次元的に重複しないため、第1及び第2の配線とテストパッドとの接続部分を、穴開け機等のような簡単な装置によって切断することができる。
【0036】
また、この発明のうち請求項5に係るものによれば、第1接続部分を切断することにより第1パッドのみに第1電位を与えることができ、第2接続部分を切断することにより第2パッドのみに第2電位を与えることができる。即ち、フィルムキャリアを各ICチップ毎に切り分けることなくICチップの有するパッドに異なる電位を与えることができ、フィルムキャリアごと一括してバーンインを実施することができる。
【0037】
また、この発明のうち請求項6に係るものによれば、穴開け機等によって第1及び第2接続部分の切断を実行することができ、レーザ等を用いて切断する場合よりも簡易に当該切断を実行することができる。
【0038】
また、この発明のうち請求項7に係るものによれば、フィルムキャリアをリールに巻き取った状態でバーンイン装置に投入するため、バーンイン装置に一度に投入できるICチップの個数を増大でき、バーンイン装置の処理能力を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るフィルムキャリアの上面構造を示す上面図である。
【図2】 図1に示したフィルムキャリアの底面構造を上面側から透視して示す透視図である。
【図3】 図1,2に示したフィルムキャリアの断面構造を示す断面図である。
【図4】 ICチップ4のバーンイン方法を順に説明するための図である。
【図5】 ICチップ4のバーンイン方法を順に説明するための図である。
【図6】 ICチップ4のバーンイン方法を順に説明するための図である。
【図7】 ICチップ4のバーンイン方法を順に説明するための図である。
【図8】 本発明の実施の形態2に係るフィルムキャリアの上面構造を示す上面図である。
【図9】 図8に示したフィルムキャリアの底面構造を上面側から透視して示す透視図である。
【図10】 ICチップ4のバーンイン方法を説明するための図である。
【図11】 ICチップ4のバーンイン方法を説明するための図である。
【図12】 従来のフィルムキャリアの上面構造を示す上面図である。
【図13】 図12に示したフィルムキャリアの底面構造を上面側から透視して示す透視図である。
【図14】 ICチップ104のバーンイン方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ベースフィルム、3,3a,3b テストパッド、4 ICチップ、5a第1の配線、5b 第2の配線、6 リード、8 リール、9 バーンイン装置、10 電位供給部。
Claims (7)
- ベースフィルムと、
前記ベースフィルムにアセンブリされるICチップの有する複数のパッドのそれぞれに対応して前記ベースフィルムに設けられた複数のテストパッドと、
前記ベースフィルム上に設けられ、前記複数のテストパッドのそれぞれに対して共通に接続される第1の配線と、
前記ベースフィルム上に設けられ、前記複数のテストパッドのそれぞれに対して共通に接続されるとともに、前記複数のテストパッド以外の部分では前記第1の配線と電気的に分離された第2の配線と
を備えるフィルムキャリア。 - 前記第1及び第2の配線のうち少なくともいずれか一方は、前記テストパッドと前記パッドとを接続するリードを電解メッキするためのメッキ線である、請求項1記載のフィルムキャリア。
- 前記複数のテストパッドのそれぞれは前記ベースフィルムの第1主面と第2主面との間を選択的に貫通して形成され、
前記第1の配線は前記ベースフィルムの前記第1主面上に設けられ、
前記第2の配線は前記ベースフィルムの前記第2主面上に設けられる、請求項1記載のフィルムキャリア。 - 前記第1及び第2の配線は、前記第1及び第2の配線と前記テストパッドとの接続部分において互いに二次元的に重複しないように前記テストパッドにそれぞれ接続される、請求項3記載のフィルムキャリア。
- 請求項1〜4のいずれか一つに記載のフィルムキャリアの前記ICチップの一括バーンイン方法であって、
前記複数のパッドのうち所定の第1電位を与えるべき第1パッドに対応する前記テストパッド以外の前記テストパッドと前記第1の配線との第1接続部分を切断する第1工程と、
前記複数のパッドのうち所定の第2電位を与えるべき第2パッドに対応する前記テストパッド以外の前記テストパッドと前記第2の配線との第2接続部分を切断する第2工程と、
前記第1の配線を介して前記第1パッドに前記第1電位を、前記第2の配線を介して前記第2パッドに前記第2電位をそれぞれ与える第3工程と
を備えるバーンイン方法。 - 請求項5記載のバーンイン方法のうち特に請求項4記載のフィルムキャリアの前記ICチップの一括バーンイン方法であって、
前記第1及び第2接続部分の切断は、前記ベースフィルムの前記第1主面から前記第2主面に貫通する穴を前記第1及び第2接続部分にそれぞれ設けることによりそれぞれ実行される、請求項5記載のバーンイン方法。 - 前記第1及び第2工程後、前記第3工程前に実行され、前記フィルムキャリアをリールに巻き取る工程と、
前記リールをバーンイン装置に投入する工程と
をさらに備え、
前記第1及び第2電位は、前記フィルムキャリアの端部において前記第1及び第2の配線にそれぞれ接続される電位供給部から前記第1及び第2の配線にそれぞれ与えられる、請求項5記載のバーンイン方法。
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