JP3717181B2 - アキシャルピストンロータリーエンジン - Google Patents

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Description

発明の技術分野
本発明は、ロータリー内燃エンジンに関し、より詳しくは、現在までに開発されてきたロータリーエンジンと基本的原理が異なるエンジンに関する。
背景技術
最近、もっとも流通しているロータリーエンジンのタイプは、外側端部がガイドトラックに対して相対的に動けるようになった、ピストンの入ったシリンダーが放射状に配された回転ブロックを使用する構造で、たとえば、ボッダ(Bodda)によるドイツ出願明細書619、955号、さらに多くの米国特許4、003、351号、4、023、536号、4、974、553号などに、示されている。これら数件の提案は、空気と燃料を各シリンダーおよびピストンごとに燃焼室に周期的に吸入させる手段、それぞれの燃焼室内の空気と燃料の圧縮混合物の燃焼を引き起こす手段、そして空気と燃料の燃焼生産物を周期的に排気させる手段などの、上記タイプのロータリーエンジンの操作に必要となる付帯機構も含めて、ロータリーエンジンの分野に、有益な貢献をしてきたが、その設計細部は複雑である。
本発明者らは最近、先に述べた一般的な種類のロータリーエンジンにおける、放射状ピストンタイプのものを開発し、オーストラリア特許出願の仮明細書PN6474号に開示した。本発明者らはこのエンジンについて、放射状のピストンを有するロータリーエンジンに関して、これまでの提案に勝る多くの利点を有していることを、確信している。
それにもかかわらず本発明者らは、最近流通しているエンジンの分野でさらに開発を続け、そのなかで、他のタイプのロータリーエンジンを検討することになった。つまり、シリンダーが中心軸のまわりを等間隔に並んで、そのピストンは相互にそして中心軸に対しても平行となり、ピストンの駆動手段はカムトラック手段と共働するように設けられ、その結果、ローター装置が出力シャフトを回転させるようになったものである。平行シリンダーロータリーエンジンの基本的なタイプの例が、アンザローン(Anzalone)による米国特許4、287、858号、チャング(Chang)による同4、250283号、クリスチャンセン(Kristiansen)による同4、022、167号に見いだされる。しかしこれらはすべて、面倒な構造になっており、ピストンの取り付けやガイドが入り組んでいるため、装置として過度に長くなる。このようなエンジンは、米国特許4、287、858号にあるように、協動カム配列が装置の中間に設けられているような場合に特に、適用されるものである。また、別々のピストンが用いられてそれぞれが独立して取り付けられている場合、すべてに通常のピストンスカートと軸方向のガイド手段が設けられなければならず、その結果、装置として重量が高く、コストがかかり、面倒なものとなる。なお留意すべきことは、本発明の開示は先に刊行された明細書から引きだされており、それらに対応する構造配列が本発明の付帯機構においても同様に要求される場合は、本発明者らによる今回の提案ではこれらの構造配列に限っては細部を述べる必要がなく、その結果、本明細書では、全体的原理、特異点、そして発明の態様に集中できるようになったということである。
本発明は、ピストン軸が相互に平行であり中心軸の周りに配されている公知のタイプのエンジンにおいて、現在まつわる問題を克服するあるいは軽減することを目指して構成された。また本発明の主な目的は、比較的短いシリンダーとピストンを用いても、最大効率を得られるような新しい駆動手段を提供することである。
本発明の他の目的は、重量が低く、小型で、そして最少数の部品、特に摩耗部品に関して最少数から構成されたエンジンを提供することである。
本発明のさらに他の目的は、石油や他の燃焼燃料いずれでも作動できるが、特にディーゼルのような燃焼の遅い燃料での作動に適した、エンジンを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、前記のタイプのロータリーエンジンを提供し、それによって、すべての燃料を最大の経済性で燃焼し排気量を減少させることである。本発明の他の目的および利点は、以降に明らかとなろう。
発明の開示
前記および他の目的を据えて本発明は、そのひとつの態様におけるロータリー内燃エンジンで、長手方向の回転軸の周りに等間隔で配されたシリンダーのそれぞれに、往復運動が可能なように設けられたピストンを有しており、前記軸はハウジングの第1および第2端部プレートそれぞれの穴を通って回転可能かつ気密可能に通過する出力シャフトの回転軸であり、ハウジング内ではピストンとシリンダーが前記出力シャフトに固定された回転可能なローター装置の一部として動き、一方で、ピストンはシリンダー内で同時に往復運動が可能で、カム従動手段が各ピストンに付随しハウジング周りの波動するカムトラック手段と協動するようにされ、シリンダーの中ぐり部分の作用端部(operative end)に燃料を運びその作用端部からの排気ガスを運ぶ手段が設けられ、それによって前記燃料の前記中ぐり部分内で燃焼が繰り返されてピストンの往復運動をもたらし、その結果、カムトラック手段に抗してピストンが押し込まれ、ローター装置と出力シャフトの回転を引き起こすようになっている前記ロータリー内燃エンジンにおいて;ピストンがワンセットにつき2本以上のピストンを含むセットを2つ有し、各セットのピストンは、ローター装置および出力シャフトの回転軸周りに位置し、各セットのピストンが同調した動きをとるようピストン接続手段によって相互接続され、また、シリンダー内のピストンの一方のセットの運動方向を他方のピストンのセットの運動方向に対して確実に反対にするようピストンのカム従動手段がカムトラック手段と協働するように構成されていることを特徴とする。
各セットのピストンが、出力シャフトが通って延びる穴を備えたピストン取り付けプレート形式のピストン接続手段を有すると好ましく、これによって、ピストン取り付けプレートはローター装置の一部として出力シャフトに接続され、一方で、前記軸および出力シャフトに沿った方向に摺動可能にガイドされて、ピストンのシリンダー内での運動を可能にしている。
いくつかの実施例においては、各ピストン取り付けプレートを出力シャフトに駆動可能に接続する手段が、出力シャフトに沿った長手方向のスプラインリブを成し、前記取り付けプレートの穴の周りの円周状の対応溝内に、摺動可能かつ回転可能に係合している。また他の実施例においては、各ピストン取り付けプレートを出力シャフトに駆動可能に接続する手段が、取り付けプレート内でその上下端に向かうガイド口を成し、出力シャフト軸に平行に配置されたガイドピンの自由端を摺動可能に受けるようになっており、さらに他方の端部は、ローター装置の一部を形成し出力シャフトに固定された駆動プレート手段に、強固に接続されている。
エンジンには、シリンダーを何本でも設けることができるが、典型的なのは、それぞれの取り付けプレートが、出力シャフトから放射状に伸びた3本、4本、あるいはそれより多くのアーム部を有して、それぞれの外側端部に強固に取り付けられたピストンを有し、さらに、一方のセットのピストンが、配置されたそれぞれのシリンダー内に係合できる距離をもってピストンどうしが隣接するように等間隔に配され、また、他方のセットのピストンが、最初のセット内の隣接するシリンダーどうしの中間に入ったそれぞれのシリンダー内に係合できるように配され、すべてのシリンダーが燃料を受ける作用端部を、前記回転軸に対して長手方向に整合させているものである。さらに、このような構造において、各シリンダーがローター装置のエンジンブロック部分に脱着可能に固定されたシリンダー部材を成し、出力シャフトが固定手段を有し、それによってローター装置のエンジンブロック部分にピンであるいは他の方法で固定されるようになっていると、好ましい。
カムの構造配列に関しては、カム従動手段がそれぞれのピストンに取り付けられるローラーを含み、シリンダーの中ぐり部分の作用端部とは反対側の端部において、前記出力シャフトに直角な軸の周りに回転できるようにして、すべてのピストンのローラーが前記出力シャフト軸から等距離で離れ、カムトラック手段がハウジングの前記第1端部プレートの内がわ面に設けられた環からなり、このカムトラック手段がエンジン駆動端部となって、出力シャフトがそこまで延びて駆動シャフトとして使用できるようになっていると好ましい。
別の好適な実施例においては、第1端部プレートが外むきにあいた開口部を有して、この開口部には固定ポート手段が設けられており、このポート手段は燃料がシリンダー中ぐり部分の作用端部に入ることができるようにローター装置の対応する可動ポートと整合し、さらにこの第1端部プレートはエンジンの吸入および排気端部に存し、燃料噴射手段、スパークプラグ、あるいはそれと同等の手段、そして排気出口手段が設けられるように構成されている。
第1端部プレートが、前記スパークプラグあるいはそれと同等の手段をなす1対のスパークプラグを直径方向の両側に、そして前記燃料噴射手段をなす1対の燃料噴射装置を直径方向の両側に、さらに前記排気出口手段をなす排気出口を直径方向の両側に有して、これらの1対ずつがすべてシリンダーポートと協動できるように間隔をおいて配されており、ピストンの継続的な吸入、圧縮、パワーおよび排気機能が果たせるようになっているのも、好ましい。
エンジンの冷却を適切に行うために、エンジンの吸入および排気端部で出力シャフトが中空になっており冷却剤の受入手段を提供し、前記シャフトがローター装置に対して強固であり、シャフトがそれ自体の中空内部から各シリンダーの外周に向かう入り口通路を有し、さらにまた、ローター装置が冷却剤捕集手段を有し、その手段には気密手段が設けられて使用ずみの冷却剤がローター装置から冷却剤出口手段を備えた第2端部プレートに戻せるようになっている。
いくつかの実施例においては、各シリンダーの燃料受入は、固定ハウジング内のそれぞれのポートと整合可能にローター装置と共に回転するようにされた入り口ポートを通って行われ、ここで、出力シャフト軸に垂直な平面上の対面摺動接触を行うが、面と面の間は、低いほうの面とシリンダーポートの凹部分との間に弾性を有する耐熱リングを押し込ませる環状気密リングによって気密化されており、このとき、ポートの内がわ面からの距離は、気密リングの上がわの凹面の幅とほぼ等しく、シリンダーポート内の圧によってかかる力の均衡がとれるようになっている。あるいは、面と面の間は、内がわの凹部に傾動可能なばね鋼などのリングをはめ込ませた環状気密リングによって気密化されていてもよく、この傾動可能なリングは、圧を受けて、凹部の縁に抗して気密化し前記気密リングの気密効果を最大にする。
本発明がさらにまた包含する構造としては、ハウジング内で第1および第2端部プレートにそれぞれ付随する第1および第2カムトラック手段が設けられ、ローター装置が、ピストンの往復運動と関連して第1端部プレートと協動する第1カム従動手段および、シリンダーの往復運動と関連して第2端部プレートと協動する第2カム従動手段を有するものがある。このような構造では、第1および第2従動手段は共に、出力シャフトの回転軸に対して直角な軸のまわりに回転可能なローラーを成しているのがふさわしい。
多くの実施例において、ハウジングはほぼ円筒状のケーシングで回転軸に沿った方向からみたときにほぼ円形となる2枚のハウジング端部プレート間に気密可能に接続されているのが、適切である。本発明の他の特徴は、この後、以下の図面および説明から明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
本発明をより容易に理解し実用面で効果を奏するために、以下添付図面を参照とする。図面中、
第1図は、本発明によるエンジンのひとつの形式の基本的な構成を(切り離された関係で)、単純化するためにいくつかの部品を省略して、断面図ここでは立面図として、例示的略図的に示したものである;
第2図は、第1図に類似したものであるが、カムトラック手段が一方の端部のみでなく両方の端部に配置され対向しあって設けられたエンジンの変更例を示したものである;
第3図は、スプラインされた中心すなわち出力シャフトが、どのように用いられるかを、ベアリングや端部プレートと関連づけて、示した設計細部である;
第4図は、ブロックの下からみて時計方向に回転したときの、回転中のストローク操作を略図的に示したものである;
第5図は、従来技術によるクランク駆動エンジンと本発明のカム駆動構造配列との間で、中ぐり部分とストロークが同一の場合の、トルクに係る駆動力を比べるために波動形状を比較したものである;
第6図は、第1図に類似した断面図であるが、ピストン取り付けプレートをより詳細に示したもので、ここで、下方のプレートのピストンは圧縮および排気を行い、上方のプレートのピストンはパワーおよび吸入ストロークを終えたばかりの状態で、最上の端部プレートがポート(この図にも第1および第2図にも図示せず)を有し、そのポートは、第5図から明らかなように、燃料、空気、排気、およびイグニッションのためのロータリーバルブシステムによってタイミングがはかられていることが理解される;
第7、8、および9図はそれぞれ、ピストン端面図、低い方のピストンプレートの側面図、および高い方のピストンプレートの側面図である;
第10図は、本発明で提案された変更設計を、一部を切り欠いて示したもので、上方および下方のピストンの配置が描かれているが、4本のピストンからなる各セットがこのピストン取り付けプレート上にあり、上方のピストンが下方に動くにつれ下方のピストンが上方に動くようになっており、さらに中心のシャフトがスプラインされているものである;
第11図は、本発明によるエンジンの好適な実用的形式の断面図である;
第12図は、回転軸に沿った方向からみたモーターの吸入および排気端部を示したものである;
第13図および14図は、エンジンの出力シャフトを、それぞれ軸方向図および断面図で示したものである;
第15図は、反対側(図示せず)にピストンを有するエンジンブロックを軸方向図で示したものである;
第16図は、シリンダー取り付けプレートを断面図で示したものである;
第17図は、第16図に示されたプレートを下からみた軸方向図である;
第18および19図は、上方のピストンプレートをそれぞれ断面図および軸方向図で示したものである;
第20図は、下方のピストンプレートを断面図で示したものである;
第21図は、第20図の軸方向図にあたる;
第22および23図は、エンジンの駆動端部の端部プレートをそれぞれ軸方向図および断面図で示したものである;
第24図は、第11図に含まれたポート気密部材の軸方向図を示したものである;
第25図は、第11図に示された気密部材の略図を拡大した図である;
第26図は、第25図と同様の図であるが、気密構造配列の変更形式を示したものである;そして
第27および28図は、第1から25図のエンジンの吸入/排気端部プレートをそれぞれ断面図および軸方向図で示したものである。
発明を実施するための最適態様
第1から10図は、原理を広く容易に理解できるように、単純化した形式で示しており、大部分が略図的であり、多くの構成部分が省略されているのは認めてしかるべきであろう。一方で、第11から26図を参照した、後のほうの記述は、より特定の構造を包含している。先ず第1図に示したように、エンジンは総体的に参照番号10として示されたハウジングを含んでおり、ハウジング10は、第1端部プレートすなわち駆動端部プレート12と第2端部プレートすなわち吸入/排気端部プレート13からなる円形の端部プレート間に気密可能に接続された円筒状のケーシング部分11を有しており、プレート13には燃料の吸入および排気のための吸入ポート(図示せず)さらにまた、適切なスパークプラグやグロープラグも設けられている。この構造設計で、参照番号14で示されたシリンダー周りの中間的なシステム全般に冷却剤を供給することができ、その冷却剤はハウジング10の外周から遠心的に排出できるようになっている。この図面では、ローター装置16のシリンダーブロック15に2本のシリンダー14が示されており、このローター装置16は、第2端部プレート13のベアリング18および第1端部プレート12のベアリング19内に軸支された出力シャフト17に作動接続をされたことによって、ハウジング10内で回転可能になっている。
また、シリンダー14が、ピストン取り付けプレート21の接続によって同調運動の可能なピストン20を受け、この取り付けプレート21は、規則的に配置されたローラーベアリングあるいはローラー22を担い、このローラーはさらに、第1端部プレートすなわち駆動端部プレート12に固定またはその一部になっている波動カムトラック23の下位および上位カムセクションと係合するようにされていることが理解されよう。この実施例では、出力シャフト17はスプラインされて、取り付けプレート21のシャフト17が通過する開口部まわりの外むきに開いた溝と係合され、これによって、プレート21は駆動され、かつ、シャフト17に沿って軸方向に摺動されるようになっている。
したがってシステムの基本的な操作を描く第1図において、ピストン20は出力シャフト17の軸に対して平行に動くことができ、カムトラック23がピストン20を圧縮ストロークにおいて押し付けた後、点火によりピストン20はシリンダー14内に保持されつつ再び下がり、またローラー22は波動するカムトラック23の面と常時接触を保ち、これらとともに他のピストンも下げられて吸入ストロークを行う。そしてカムトラック23は、排気ストロークで2回、圧縮ストロークで2回ピストンをそれらのシリンダー内に再び押し戻す。この処置は繰り返されて、ピストンとシリンダーが所定の方向に回転して、出力シャフト17を回転させパワー供給が行われるようになる。第1図において4本のシリンダーの構造配列を完成するためにもう1対のピストン(図示せず)が必要だが、これらもう1対のピストンも同調運動が可能となるように、取り付けプレート(図示せず)によって同様に接続されており、この4本のシリンダーは結局、回転軸のまわりに等間隔に配されていることになる。
第2図は、以上に述べてきた構成部分に関する変更構造配列を示したものであるが、第1図の端部プレート13の替りにカムの備えられた端部プレート24が設けられ、カムトラック25がシリンダー支持ブロック27上のローラー26と係合していることが、第1図のブロック15と異なる点である。この実施例では当然、シリンダー支持ブロック27は出力シャフトのスプラインされたセクション上を摺動でき、それによってローラー22および26の両セットに抗してカムが動作可能となる。
平行シリンダー14を有する一般的なシステムの利点は、従来技術と比較すると、ピストンを戻すのに、遠心力を必要とせず、ばねも不要であり、ローラーを押し入れたり押し出したりするためのダブルトラッキングもいらなくなったということである。カムトラックがすべてのピストンを一緒に押しつけ、圧縮された2つのピストンはローラーを積極的にトラックと接触させ、他の2つはこの時点で排気中であり(ただし本発明で用いるピストンが4つだけに限定されるということは決してありえない)グロープラグやスパークプラグ手段によって点火されたとき、ピストンとシリンダーは、軸方向に相対的に動くようになっている。点火は、この段階でシリンダーと同列となったポートを介して行われる。パワーストロークにおける2つのピストンの同調運動および、吸入ストロークにおける他の2つのピストンの同調運動により、カムのような表面での駆動力が回転力をうみだし、点火されたばかりの2つのピストンは排気ストローク上に戻り他の2つは圧縮ストロークに存するようになる。このプロセスは繰り返され、本発明の4つのピストンは前後移動できるようになる。これとの均衡をとるために、シリンダーはまた、ピストンと逆向きに前後移動する。
第2図実施例においては、カムシステムをハウジングのそれぞれの端部に設けたことによって、トルクおよびストロークが二倍になった。しかし、回転するエンジンブロックをハウジングの両側に入れるために、ハウジングの周囲で適切にポーティング(porting)され、冷却もオイルや他の適当な冷却剤によって行われていなければならない。また、一方のピストンのセットがひとつの方向に動き、もう一方のピストンのセットが反対方向に動き、ただし両方とも同じ方向に回転するという条件が確実に満たされるように、ピストンが接続されていることは当然であろう。
上記の結論を得るうえで多くの変更が可能であるが、原理的な特徴は、各セットのピストンがピストン取り付けプレートと一体化され、可動部分とは一体化されてないことである。もっとも単純な実用的な実施例においては、直径4インチでストロークがたとえば1.3インチの4本のピストンが適切に点火されるようになっている。1回転につき2回の点火は、350−CI−V 8エンジンの3倍のてこ比において、1回転につき8回の点火に、相当する。これによって、2−1の比較トルクが得られ、つまり、1回転で、通常のV 8エンジンで達成するには2回転かかる分を達成できるということである。さらにまた、毎分の回転数を4分の1にでき、このエンジンの毎分1000回転はV 8エンジンの毎分4000回転にあたる。そして、350V 8エンジンの2倍のトルクを持っているということであり、使用燃料は、同じ結果を得るために吸入される燃料が3分の1ですむという事実によって明快に、比較装置の3分の1として計算できるということである。
本発明はまた、ストロークを通してのトルクという利点を有し、コンロッド、ピストンピン、大型の端部ベアリング、レバー、プッシュロッド、リフター、ギヤーそしてクランクシャフト、いずれも不要となり、部品の数が減少する。第1および2図から明らかなように、端部プレートに2つのメインベアリングがあって、各ピストンプレートには典型的には4つのカムローラーベアリングがある。ただし、この数は上方および下方カム表面あるいはカム部材の数、そして結果的な1回転ごとの点火数に応じて、変化する。これらのベアリングおよびローラーだけで、可動構成部分をすべて支持している。この装置が冷却剤を遠心誘導するので、油圧や冷却剤ポンプは明らかに不要である。エンジンに関する現状の真空問題と対照的に、本発明のエンジンは、部分的な流出を一定して行わせるような構造設計になっており、それによって、空間は意図的に排気ガスで満たされて、燃料や空気の望ましからぬ吸い込みをなくすことができる。350V 8エンジンと比較すると、本発明のエンジンの外側寸法は、必要に応じて、直径12インチ、軸方向寸法6インチ程度にできる。エンジンの好適な形式では、各セットが4本のシリンダーを有して2セットで8本のシリンダーを用いて、第10図に略図的に示したような小さな装置であっても、最大の効果を達成できるようになっている。第10図の装置では、「下方」プレート28として示されたピストンプレートが、4つの半径方向のアーム29を有し、各アームにピストン30が取り付けられており、さらに「上方」プレート31は切り欠かれてそのピストン32は2本しか示されていないのだが、一方のがわで隣接しあう下方ピストンどうしの間にギャップ33が2つ示されている。第10図の中心シャフト34は、プレート28や31が中心シャフト34に沿って摺動できるように、種々にスプラインされている。
ピストン20の基本的な要求事項は、第6から9図に示されている。これらの図は、上方ピストンプレート35と下方ピストンプレート36の詳細を示しており、それぞれのピストン20は、ピストンリング(図示せず)に固着された円筒状の作用端部37を備え、一方で、作用端部とは反対側の端部は出力シャフト軸に対して直角な軸上にローラーピン38、さらにローラー22を有している。この構造設計により、たとえば加速中あるいは経済速度で走行中といったどのような時点でもそのときかけられる負荷に応じて、作動中のエンジンのキャパシティを簡単に操作できるようになっている。ピストンの一時休止の長さも自由に設定でき、作動中のエンジンの毎分の回転数、さらにまた吸入やそれに関する機能に対するすべてのポーティングの可能なかぎり変更しうる。
他の利点は、どんなときもピストンの(リングを除いて)いずれの部分もシリンダーの壁面と接触しないので、ピストンがシリンダー内で支持体を必要としないということである。それゆえシリンダーは最小長さで製造されることができ、ピストンのストロークや気密化リングおよびパッキン押えのスペースがあれば充分である。各ピストンが取り付けプレートと同調化しているため、支持のために必要だったはずのスカートも不要となる。したがって、ガジョンやロッドもしくはレバーあるいはそのようなたぐいのものも一切必要ない。さらにまた、各ピストンがそれぞれの取り付けプレートおよび同一セット内の他のピストンと同調化しているということによって、ピストンはシリンダー内で同じプレートの他のピストンと共に動く。したがって、エンジン作動中に、たとえば、吸入ストロークにおけるシリンダーからピストンをガイドするためにカムトラックの下に設けるローラーのような、ピストンローラーをカム表面に抗して維持するシステムを設ける必要がない。つまり、同一セット内の2本のピストンが点火してシリンダー中ぐり部分内を下降する場合、おなじプレートの2本以上のピストンは吸入ストローク上であるにもかかわらず、中ぐり部分内を下降するといったようなことは当然である。
第11から26図に示した本発明の好適な実用的実施例は、上述した利点をすべて包含するような構造設計になっており、いくつかの実例では任意でさえある改良を具体化した。つまり、シリンダーの作用端部から離れようとするピストンの最初の動きを助けるためにばね手段を用いて、スタートアップ機能を促進させるといったようなことで、エンジンが作動後にはこれは必要ない。これらの図面で示されているように、ハウジング50は、円形の吸入/排気端部プレート51を有しており、このプレート51は、駆動端部プレート54にねじ53で接続された円筒状のケーシング52に抗して、固定されている。中央には回転可能な出力シャフト55があり、このシャフト55には、冷却剤を受け入れるための中空の管状端部56が備わっている。シャフト55はさらに、中間に固定されたカラープレート57および、管状端部56と反対がわすなわち駆動端部がわに径が小さくなった固部58があり、参照番号59として最端までいくとさらに径が小さくなってねじ切りされ止めナット係合ができるようになっている。
シャフト55の最端部59は、この止めナット係合により、クランピング管60内で受け止められている。この管60は、参照番号63のところでオイルシールされた状態で、駆動端部プレート54の開口部62のベアリング61内で回転可能になっている。またクランピング管60の内がわ端部は駆動プレート64と一体化しており、この駆動プレート64は、ねじ47によって端部プレート54の内がわ面に固定された環状の波動カムトラック65内の空間で回転可能となっている。駆動プレート64から内むきに延びたのが、線形駆動ピン49である。これらのピン49は、下方のピストンプレート67の開口部66内の線形ブッシュ48内で摺動可能に係合するようになっており、その結果ピストンプレート67は駆動プレート64とともに回転させられ、一方で、駆動プレート64に対して相対的に軸方向で摺動可能となっている。同様にばねガイドロッド68が、駆動プレート64から内むきに延びている。これらのロッド68の上方端部は圧縮ばね46で、このばね46は、ピストンプレート67をエンジンブロック69から強制的に引き離し、エンジンスタートアップ開始の助けとなるように作用する。
環状のカムトラック65は、上位および下位セクションの間を波動する。これらのセクションは上がわと下がわで同じ高さであり、これらのセクションにおいては、ピストン70がカムローラー71が係合しているカムトラック部分から等距離を有して強固に取り付けられており、また、各カムローラー71は出力シャフト55の軸に対して直角な軸を有するカムピン72上で回転可能に取り付けられている。また、ピストン70の作用端部はピストンリング73を有する。そして、このピストンリング73が係合するそれぞれのシリンダー75の中ぐり部分74は、シリンダースリーブ76によって定まる。このスリーブ76は、駆動シャフトすなわち出力シャフト55とともに回転可能な総体的なローター装置78の一部であるエンジンブロック77内に、取り外し可能に設置されている。第11図に示されたように、ここでは、下方ピストンプレート67の入口がわにむかった空間内で出力シャフト55に沿って往復できるように移動可能な、上方ピストンプレート79も設けられている。いずれのプレート67および79に対しても、同一ピストン配列であり、それぞれのプレートに4本のピストン70が、放射状アーム80の端部で等距離ずつ離れて配されており、シリンダー75の連続リングにおいて、1つのセットのピストンはもう一方のセットのピストンと交互になっている。各ピストンは、その作用端部を気密化して操作中のガス点火を行わせるために用いられるクラウン81を備えている。
排気/吸入端部プレート51(「前記トッププレート」)により、シリンダー開口部すなわちポート82(第11図および他を参照せよ)が円形を描いて配列されて、第12図に示されたように外部アイテムが設けられるようになっている。これらアイテムとしては、図でわかるようにコイルへのリードを有した両側で対向するスパークプラグ83;両側で対向する燃料噴射器84;両側で対向する排気出口およびライン85;出力シャフト55の冷却剤入口87への供給ライン86;そして冷却剤出口およびライン88を含んでおり、さらにまた、電気イグニッションのピックアップが参照番号89で示され、PCV(Positive Crankcase Ventilation;流量調整)バルブを介して燃料噴射器までいく真空ホースが参照番号90で示されている。第13図は、駆動端部プレート54の吸入および排気ポート91と92を示しており、一方で、第14図は、ハードな気密仕上げ部分93と、冷却剤捕集器45の凹部分94もあわせて示している。この捕集器45は、回転可能なエンジンブロック77に隣接して保持されており、室96と連通した通路95経由で使用済み冷却剤を受入れるための開口部を有し、シリンダースリーブ76の周りに冷却剤を循環できるようにしている。またこの冷却剤は、出力シャフト55の中空端部部分56から放射状通路97を介して、エンジンブロック77を通って供給される。参照番号98と99で示された2つのオイルシールが、冷却剤がシリンダーポート82まで届かないようにしている。
前記トッププレート79は、タップされた(tapped)中央口100を有し、その中にねじ切りされたブロックすき間調整スリーブ101がねじ込まれている。このスリーブ101は出力シャフト55用のスラストベアリング102を内包している。また出力シャフト55の固定カラー57は、ピン103で、エンジンブロック77に固定されている。トップキャップ部材104は、調整スリーブ101に固定され、出力シャフトを取り囲むオイルシール105と止めナット106を包み込んでいる。
エンジンブロックが回転しているときに、シリンダーポート82で気密が維持される方法は、図面から明らかとなろう。第11図のアイテムは、第24および25図で拡大して示されており、シリンダー75に導く各ポート82は気密環107を有し、この気密環107は、回転防止のためのフラット部分108を備え、さらに参照番号109の圧力凹部、トップ気密面110を有して、トッププレート51の固定されるがわの面111に抗してこすりつけている。ポート82の縁は、くぼみが形成されて、ビトン(VITON)O−リング112が気密環107の内部フランジによって圧迫されるようになっている。このとき、圧力凹部面109は同長の下方面113によって均衡されている。この気密化は、どのようなガス圧があろうと気密面に抗した圧を最小化するように構造設計されており、最小摩擦および最小熱で寿命が長くなる。
気密化の変更構造配列が第26図に示されており、ここでは、傾動可能なリング114が凹部115内に維持されており、このリング114は、ポートに隣接する角度のある縁に抗して外向きに動けるようになっている。さらに、スラストリングがガス漏れ防止シールとして作用し、好ましい傾斜や角度をつけて戻り作用を確実に防ぐ。この実施例に対する気密環116の他の態様は、第24および25図の環107について述べたものと同様である。
トップキャップ部材104に付随した止めナット構造配列は、要求に応じて気密用のすき間を調整するときに利用すると、非常に効果を奏することが理解されよう。ただし、先に述べたように、ロッド68とばね46のばねガイドはエンジンの作動に必須のものではなく、最初の点火要求に応じてピストンプレートをカムトラックに向けて付勢するものであるから、スタートするのを助けるのに有効なだけである。このばねは、必要に応じて油圧式や空気式の手段に替えることもできる。
以上説明してきたエンジンは、したがって、本発明が意図してきた目的を達成するうえで、非常に効果的であることが、理解されよう。ターボエンジンと組み合わせて、あるいはそうでなくとも、適当なポーティングで、ツーストロークエンジンとして作動できる。このエンジンはまた、ディーゼルフォーストローク、ツーストロークあるいはターボなどとしても、作動できるはずである。ある作動範囲において特別の負荷条件のもとで最高の経済性とパワーのために、あるいは、自由に燃料を変更してもエンジンを作動できるように、カムトラックあるいは回転エンジンブロック(ローター装置)を相互に近付けたり遠ざけたりして動かすことによって、エンジンを作動させながらあるいは停止させていても、圧縮比を変えることができる。クランクシャフトエンジンでは必要だった、エンジンがひとつひとつ行っていくべき所定の経路がないという事実によって、エンジンの作動中停止中を問わず、その気筒容積を変更できるので、結果的な経済性とパワーに関する利点は明瞭である。また、このエンジンでは、油圧からの支持体が必要となる部品が不要で、また、圧をかける必要もないので、ポンプや可動部品なしに、エンジンの可動部分にその変更圧力によってオイルを分配できる。
設定された多くの設計変更により、実例を挙げることによってのみ実施態様を示してきたが、添付請求範囲によって定まる本発明の範囲を離れることなく、多くのさらなる変更も可能なことが、当業者にとっては明らかであろう。

Claims (15)

  1. ロータリー内燃エンジンで、長手方向の回転軸の周りに等間隔で配されたシリンダーのそれぞれに、往復運動が可能なように設けられたピストンを有しており、前記軸はハウジングの第1および第2端部プレートそれぞれの穴を通って回転可能かつ気密可能に通過する出力シャフトの回転軸であり、ハウジング内ではピストンとシリンダーが前記出力シャフトに固定された回転可能なローター装置の一部として動き、一方で、ピストンはシリンダー内で同時に往復運動が可能で、カム従動手段が各ピストンに付随しハウジング周りの波動するカムトラック手段と協動するようにされ、シリンダーの中ぐり部分の作用端部に燃料を運びその作用端部からの排気ガスを運ぶ手段が設けられ、それによって前記燃料の前記中ぐり部分内で燃焼が繰り返されてピストンの往復運動をもたらし、その結果、カムトラック手段に抗してピストンが押し込まれ、ローター装置と出力シャフトの回転を引き起こすようになっている前記ロータリー内燃エンジンにおいて;ピストンがワンセットにつき2本以上のピストンを含むセットを2つ有し、各セットのピストンは、ローター装置および出力シャフトの回転軸周りに位置し、各セットのピストンが同調した動きをとるようピストン接続手段によって相互接続され、また、シリンダー内のピストンの一方のセットの運動方向を他方のピストンのセットの運動方向に対して確実に反対にするよう、ピストンのカム従動手段がカムトラック手段と協動るように構成されていることを特徴とするロータリー内燃エンジン。
  2. 各セットのピストンが、出力シャフトが通って延びる穴を備えたピストン取り付けプレート形式のピストン接続手段を有して、ピストン取り付けプレートはローター装置の一部として出力シャフトに接続され、一方で、前記軸および出力シャフトに沿った方向に摺動可能にガイドされて、ピストンのシリンダー内での運動を可能にしていることをさらなる特徴とする請求項1記載のロータリー内燃エンジン。
  3. 各ピストン取り付けプレートを出力シャフトに駆動可能に接続する手段が、出力シャフトに沿った長手方向のスプラインリブを成し、前記取り付けプレートの穴の周りの円周状の対応溝内に、摺動可能かつ回転可能に係合していることをさらなる特徴とする請求項2記載のロータリー内燃エンジン。
  4. 各ピストン取り付けプレートを出力シャフトに駆動可能に接続する手段が、取り付けプレート内でその上下端に向かうガイド口を成し、出力シャフト軸に平行に配置されたガイドピンの自由端を摺動可能に受けるようになっており、さらに他方の端部は、ローター装置の一部を形成し出力シャフトに固定された駆動プレート手段に、強固に接続されていることをさらなる特徴とする請求項2記載のロータリー内燃エンジン。
  5. 各取り付けプレートが、出力シャフトから放射状に伸びた3本、4本、あるいはそれより多くのアーム部を有して、それぞれの外側端部に強固に取り付けられたピストンを有し、さらに、一方のセットのピストンが、配置されたそれぞれのシリンダー内に係合できる距離をもってピストンどうしが隣接するように等間隔に配され、また、他方のセットのピストンが、最初のセット内の隣接するシリンダーどうしの中間に入ったそれぞれのシリンダー内に係合できるように配され、すべてのシリンダーが燃料を受ける作用端部を、前記回転軸に対して長手方向に整合させていることをさらなる特徴とする前記請求項いずれかに記載のロータリー内燃エンジン。
  6. 各シリンダーがローター装置のエンジンブロック部分に脱着可能に固定されたシリンダー部材を成し、出力シャフトが固定手段を有し、それによってローター装置のエンジンブロック部分にピンであるいは他の方法で固定されるようになったことをさらなる特徴とする請求項5記載のロータリー内燃エンジン。
  7. カム従動手段がそれぞれのピストンに取り付けられたローラーを含み、シリンダーの中ぐり部分の作用端部とは反対側の端部において、前記出力シャフトに直角な軸の周りに回転できるようにして、すべてのピストンのローラーが前記出力シャフト軸から等距離で離れ、カムトラック手段がハウジングの前記第1端部プレートの内がわ面に設けられた環からなり、このカムトラック手段がエンジン駆動端部となって、出力シャフトがそこまで延びて駆動シャフトとして使用できるようになっていることをさらなる特徴とする前記請求項いずれかに記載のロータリー内燃エンジン。
  8. 第1端部プレートが外むきにあいた開口部を有して、この開口部には固定ポート手段が設けられており、このポート手段は燃料がシリンダー中ぐり部分の作用端部に入ることができるようにローター装置の対応する可動ポートと整合し、さらにこの第1端部プレートはエンジンの吸入および排気端部に存し、燃料噴射手段、スパークプラグ、あるいはそれと同等の手段、そして排気口手段が設けられるように構成されていることをさらなる特徴とする請求項7記載のロータリー内燃エンジン。
  9. 第1端部プレートが、前記スパークプラグあるいはそれと同等の手段をなす1対のスパークプラグを直径方向の両側に、そして前記燃料噴射手段をなす1対の燃料噴射装置を直径方向の両側に、さらに出口手段をなす排気出口を直径方向の両側に有して、これらの1対ずつがすべてシリンダーポートと協動できるように間隔をおいて配されており、ピストンの継続的な吸入、圧縮、パワーおよび排気機能が果たせるようになっていることをさらなる特徴とする請求項8記載のロータリー内燃エンジン。
  10. エンジンの吸入および排気端部で出力シャフトが中空になっており冷却剤の受入手段を提供し、前記シャフトがローター装置に対して強固であり、シャフトがそれ自体の中空内部から各シリンダーの外周に向かう入り口通路を有してエンジンを冷却し、さらにまた、ローター装置が冷却剤捕集手段を有し、その手段には気密手段が設けられて使用ずみの冷却剤がローター装置から冷却剤出口手段を備えた第2端部プレートに戻せるようになったことをさらなる特徴とする請求項8または9記載のロータリー内燃エンジン。
  11. 各シリンダーの燃料受入は、固定ハウジング内のそれぞれのポートと整合可能にローター装置と共に回転するようにされた入り口ポートを通って行われ、ここで、出力シャフト軸に垂直な平面上の対面摺動接触を行うが、面と面の間は、低いほうの面とシリンダーポートの凹部分との間に弾性を有する耐熱リングを押し込ませる環状気密リングによって気密化されており、このとき、ポートの内がわ面からの距離は、気密リングの上がわの凹面の幅とほぼ等しく、シリンダーポート内の圧によってかかる力の均衡がとれるようになっていることをさらなる特徴とする請求項1から7に記載のロータリー内燃エンジン。
  12. 各シリンダーの燃料受入は、固定ハウジング内のそれぞれのポートと整合可能にローター装置と共に回転するようにされた入り口ポートを通って行われ、ここで、出力シャフト軸に垂直な平面上の対面摺動接触を行うが、面と面の間は、内がわの凹部に傾動可能なばね鋼などのリングをはめ込ませた環状気密リングによって気密化され、この傾動可能なリングは、圧を受けて、凹部の縁に抗して気密化し前記気密リングの気密効果を最大にすることをさらなる特徴とする請求項1から7に記載のロータリー内燃エンジン。
  13. ハウジング内で第1および第2端部プレートにそれぞれ付随する第1および第2カムトラック手段が設けられ、ローター装置が、ピストンの往復運動と関連して第1端部プレートと協動する第1カム従動手段および、シリンダーの往復運動と関連して第2端部プレートと協動する第2カム従動手段を有することをさらなる特徴とする請求項1記載のロータリー内燃エンジン。
  14. 第1および第2従動手段は共に、出力シャフトの回転軸に対して直角な軸のまわりに回転可能なローラーを成していることをさらなる特徴とする請求項13記載のロータリー内燃エンジン。
  15. ハウジングはほぼ円筒状のケーシングで回転軸に沿った方向からみたときにほぼ円形となる2枚のハウジング端部プレート間に気密可能に接続されていることをさらなる特徴とする前記請求項いずれかに記載のロータリー内燃エンジン。
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