JP3716178B2 - フレキシブルプリント配線板の製法 - Google Patents

フレキシブルプリント配線板の製法

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、微細なバンプ電極を有するICをフレキシブルプリント配線板(以下FPCと称する)に位置合わせして実装する際に、表面、裏面の両面から認識可能な認識マークを有するFPCとその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から液晶ディスプレイのドライバICを実装する工法として次の如きものが従来例として知られている。
(1)例えば、特開平6―3686号公報は、液晶表示パネルとパネル駆動用ICが搭載されたフレキシブルプリント(FP)基板を備えた液晶表示装置において液晶表示パネルに形成された電極端子とFP基板に形成されたリードパターンとを位置決めするアライメントマークの構成に関する。
【0003】
従来は、上部電極基板に形成される第1のアライメントマークが透明導電材料で形成されているので、このマークが見にくく、目視によるアライメント調整を高能率かつ高精度に行うことが難しかった。このような不都合は、前記第1のアライメントマークに不透明性を与えれば改善できる。その反面、不透明性を付与すると、カメラおよび画像処理装置を用いた自動位置合わせを行う際に、第1および第2アライメントマークを別個に検出することができなくなるため、第2のアライメントマークの重心を単独で割り出すことができず、アライメント調整の正確度が劣化するという不都合が生ずる。これを除くためにこの特許(特開平6―3686号)では、液晶表示パネル側のアライメントマークを、不透明なドット状に形成する。FP基板側のアライメントマークを、前記液晶表示パネル側のアライメントマークとほぼ同型同大の不透明なドット状マークと、この周囲にこれと一定幅の空隙を隔てて形成される不透明な枠状マークとから構成する。その結果、目視によるアライメント調整が容易化されカメラおよび画像処理装置を用いた自動位置合わせの精度を向上できる。
(2)また、特開平7―183624号公報は、ハンダ付け接続する場合の位置合わせが簡単、且つ確実で、ハンダ接続後のハンダ付け状態が確認できる構造のFPCおよびその製法と使用方法に関する。
【0004】
従来は、位置合わせのために、FPCにガイド穴を設けておき、接続するべき相手に設けたガイドピンに挿入するという方法が用いられてきた。然し、回路をエッチングによって形成し、ガイド穴を打ち抜きによって形成するように、別工程であるため、回路とガイド穴とのマッチングがうまくゆかないという問題がある。又、従来のFPCではハンダ接合部を直接目視できないという構造なので、ハンダの量のコントロールも難しく、過大の量のハンダにより隣接する回路とブリッジを起こすという問題があり、それを検査するにも手間がかかった。
【0005】
これらを除くために、本発明(特開平7―183624号)は、第1に、接続のための端部の回路形成と位置合わせ用のガイド穴の形成とを金型による同時打ち抜き加工で行うことを考案した。それにより、回路間ピッチ精度も向上し、端部回路とガイド穴との位置のズレもなくなり、ガイドピンと組み合わせて位置合わせの作業が非常に容易になった。第2に、端部回路を打ち抜きによって形成させる際、基板も貫通させ端部回路間にはすべて窓状の穴を設けたことである。この窓によりハンダ付け時に回路側面を目視しながら作業する事ができる。また、ハンダ付け後にその状態を容易に確認する事ができる。又、穴があることにより過剰なハンダが厚み方向に逃げることで回路間のブリッジが生じ難くなるという効果もある。第3に、打ち抜く穴の幅を接続するべき相手の回路の間隔よりも広くしておくことである。それにより、ハンダ付け時、およびハンダ付け後に相手の回路が見易いという効果がある。また、FPCの端部先端は基板が残っていて、回路先端はその基板に固定されているので、くし歯状端子の場合のように、回路端部のピッチが乱れるという心配がない。
(3)さらに、特開平11―103140号公報は、寸法精度の要求される巻き形状や折り形状が要求される巻き形状や折り形状が必要なフレキシブルプリント基板(FPC)の組立に関わる組み立て用位置合わせマーク付きフレキシブルプリント基板に関する。
従来の組み立て用位置合わせマーク付きフレキシブルプリント基板は、第1の問題点として組み立て精度が大きい事である。その理由は、FPC自身の復元力によるためで、巻いた瞬間は目標とする巻き直径が保持されていても、人が巻きジグから取り外す際に巻き径が大きくなり、それがどれくらい大きくなったかを確認できないからである。第2の問題点は、線のマーキングの場合、FPC購入単価が高くなるという事である。その理由はズレを防止する目印をパターン配線エリアの外に設ける為で、幅方向に目印を設けるエリア分だけ幅が広がり外形が大きくなるため、面積に比例して単価が決まるFPCの場合には、購入単価に与える影響が大きい。また、人手で位置を確認し巻かなくてはならないため、組立に時間がかかり、FPC加工費が高くなることや、マーキングを使用するとそのためだけに工程が増えることになる。この特許(特開平11―103140号)の目的は、設計通りの巻き径で組み立てるために,巻きジグを使用し、人手による修正や、確認が容易でFPC購入単価に無関係の組立用位置会わせマーク付きフレキシブルプリント基板である。
本特許(特開平11―103140号)では、机上計算にて決定した位置に配した位置合わせマークと窓を重ね合わせることにより設計値により近い寸法精度にて組立てられたFPCが完成できる。また、窓を上側に配置するため、出来映えを人が確認する場合にも、外観にて容易に実施できる。
【0006】
以上説明したように、従来から液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display,以下LCDと称す)のドライバICを実装する工法として、TAB(Tape Automated Bonding)が用いられてきたが、近年の携帯電話などにおけるLCDの大画面化、機能拡大、カラー化に伴いICの接続ピッチが微細化し、モジュールに含まれる部品も多種多様となってきており、COF(Chip On FPC)の使用が多くなってきている。しかしながら、TAB実装設備においてはテープの接続端子自体を画像認識してICバンプ電極と位置合わせをする場合が多く、その場合はIC実装面と反対面からのテープ電極端子の透過画像であることが多い。しかし、LCDモジュールでのIC実装形態がTABからCOFへ移行しており、COFの場合はIC実装面と同一方向からの認識マークの画像認識は安定して行えるが、反対面からの画像認識には回路形成工法やフィルムの厚さなどで制約を受けてしまう。COFの回路形成においては銅箔にポリイミドを形成した後に銅箔をエッチングして不必要な銅箔を削除し必要な銅箔だけを残すことにより回路形成を行うキャスティング工法の他に、ポリイミドの上に必要な部分にのみ銅を析出させるアディティブ工法がある。キャスティング工法の場合は銅箔上にポリイミドを形成するため銅箔表面の荒れた面にポリイミドがくいつくような形で形成されるため、エッチングにより銅箔を取り去った後でもポリイミド表面が平滑ではなく、裏面からの透過画像による認識を行う場合、ポリイミドの透過性が劣ることがある。アディティブ工法の場合はポリイミド表面が平滑であるため透過性は良好であるが、平滑であるためにその上に析出された銅との密着性がキャスティング工法の場合より劣ることが知られており、採用には十分な評価が必要となる。また、アディティブ工法においてもポリイミドが厚いと透過性に不具合が発生する可能性が有る。これらから、TAB実装設備を有効活用してCOFの実装を行う場合、反対面からの認識が問題点となりうる可能性があるため、FPC両面どちらからでも安定して画像認識が可能となる本発明のフレキシブルプリント配線板が生まれた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除去するために、TAB実装設備を有効活用してCOFの実装を行う場合、表面、裏面の両面から認識可能な認識マークを有するFPCを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記した目的を達成するために、以下に示す様な基本的な技術的構成を採用するものである。
即ち、本発明第1の態様
微細なバンプ電極を有するICを実装するフレキシブルプリント配線板の製法において、
(a)Cu箔上にポリイミド等のフィルムを形成する工程、もしくは該フィルムにCuをめっきする工程;
(b)上記フィルムから上記フィルム上に認識マークを設ける予定の部分と重なる部分を含み、前記予定された認識マークの大きさよりも大きい任意の形状の領域をレーザ照射またはエッチングにより上記フィルムより削除することにより、Cu箔で露出されたフィルム開口部を形成する工程;
(c)Cu箔の上記認識マーク形成予定領域をエッチングして、任意の形状の認識マークをCu箔の端部により形成する工程;および
(d)前記Cu箔上の前記フィルムが設けられている面と反対面で、前記認識マークを除く領域にカバーレイ或いはソルダレジストを施す工程;
とからなり、前記認識マークの形状は、表面からの画像と裏面からの画像とが同一であることを特徴とするものである
【0009】
また本発明第2の態様
微細なバンプ電極を有するICを実装するフレキシブルプリント配線板の製法において、
(a)Cu箔上にポリイミド等のフィルムを形成する工程、もしくは該フィルムにCuをめっきする工程;
(b)上記フィルム上の所定の部分に所定の認識マークを形成するため上記Cu箔をエッチングする工程;
(c)上記認識マークを含み、該認識マークよりも大きな領域部分のフィルムを削除し、任意の形状の認識マークをCu箔の端部により形成する工程;および
(d)前記Cu箔上の前記フィルムが設けられている面と反対面で、前記認識マークを除く領域にカバーレイ或いはソルダレジストを施す工程;
とからなり、前記認識マークの形状は、表面からの画像と裏面からの画像とが同一であることを特徴とするものである
【0010】
また本発明第3の態様
微細なバンプ電極を有するICを実装するフレキシブルプリント配線板の製法において、
(a)ポリイミド等のフィルムの上に、CuをIC実装部の接続端子の形成と同時にメッキしてCu箔による任意の形状の認識マークを形成する工程;
(b)上記フィルムから認識マークを設ける部分と重なる部分を含み、認識マークよりも大きい任意の形状の領域をレーザ照射またはエッチングにより上記フィルムを削除することによりCu箔で露出されたフィルム開口部を形成する工程;および
(c)前記Cu箔上の前記フィルムが設けられている面と反対面で、前記認識マークを除く領域にカバーレイあるいはソルダレジストを施す工程;
とからなり、前記認識マークの形状は、表面からの画像と裏面からの画像とが同一であることを特徴とするものである
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は、微細なバンプ電極を有するICを図1に示すフレキシブルプリント配線板(以降FPCと称す)に位置合わせして実装する際に、表面、裏面の両面から認識可能な認識マークを有するFPCに関するものである。
【0012】
本発明の認識マークを使用することにより、表面、裏面から認識マークによって位置合わせ可能となるため、設備上の制約やFPCの回路形成の工法に関係なく微細なバンプ電極を有するICを実装することが可能となることを特徴とする。
【0013】
【実施例】
以下に、図面を参照して、本発明の実施例の具体的な構成と機能を詳細に説明する。本発明の主要な特徴は、請求項1ないし3に記載される如きものである。
【0014】
図1は微細なバンプ電極を有するICを実装するFPCの表面の平面図であり、符号1はIC実装部、符号2は認識マーク、符号3はベースフィルム開口部、符号4は銅箔を示す。図2、図3は図1における認識マークの拡大図であり、図2は表面の平面図、図3は裏面の平面図、図4は図2の認識マークの(A−A’)線に沿った断面図を示す。表面とはICを実装する面としている。銅箔4上に形成されたフィルム7から認識マーク2と重なる部分を裏面側から削除してフィルム開口部3を設ける。フィルム開口部3は認識マーク2よりも大きい任意の形状となり、銅箔4は平面のまま残る。その後、銅箔4をエッチングすることにより認識マーク2は形成され、任意形状で表裏貫通となる。認識マーク2はICバンプが接続されるFPC上の接続端子6と同時に形成されるため、認識マーク2と接続端子6の位置関係は高精度に形成可能となる。これにより、高精度な認識マーク2がFPCの表面、裏面から同じ形状で認識確認可能となる。
【0015】
つぎに、本発明に係る実施例の動作について説明する。
【0016】
製造方法は図7に示すように銅箔4にポリイミド7を形成し(A)、認識マーク2を設ける部分のポリイミドをレーザ照射等で取り除く(B)。これにより表面、裏面の両側から銅箔が露出することになる。その後、露光、現像、エッチングをIC実装部の接続端子や他の部分と同時に行うことにより、任意の形状の認識マーク2を形成する(C)。その後必要な部分にカバーレイやソルダーレジストを施すことによりFPCは製造される(D)。IC実装設備における認識マークの画像認識においては、図8にIC実装面と反対面方向に画像認識用のカメラ12がある場合を示す。光源11から発せられた光は認識マーク2を通過してカメラ12に届くが、銅箔4が残っている部分では反射されてカメラ12まで届かないので通過した画像を認識可能となる。図9にはIC実装面と同一面方向に画像認識用のカメラ12がある場合を示す。光源11から発せられた光は認識マーク2では反射せず通過するためカメラ12まで届かない。銅箔4の残っている部分では反射してカメラ12にて認識される。
【0017】
次に、本発明の効果について説明する。
【0018】
FPCの表面、裏面の両側からICバンプ接続端子との位置関係が高精度な認識マーク2を画像認識できる効果を有する。
【0019】
IC実装設備における画像認識方向の制約を受けずに実装できる効果を有する。
一般にIC実装設備でのIC実装位置決定においては、あらかじめIC実装位置との相対位置が判明している認識マーク2をIC実装部1周辺に配置して、その認識マーク2をCCDカメラ等により画像認識して存在する位置から算出することによりIC実装位置を決定する。ほとんどのIC実装設備ではIC実装方向は一方向しかなく、認識マークを画像認識する装置も一方向であり、その方向はFPCのIC実装面と同一方向もしくはIC実装面と反対面方向からのどちらかとなる。IC実装においてはICバンプ電極とFPC接続端子との接続は非常に微細であり、認識マーク2の位置から決定されるIC実装位置は非常に高精度を要求されるので、認識マーク2はIC実装部1の接続端子と同じ工程であるエッチング工程において形成させることが望ましい。しかしながら、図5,6に示す従来のFPCにおける認識マーク8はIC実装部の接続端子と同一面にあるため、IC実装面と同一面に配置される認識マーク7であれば画像認識可能であるが、反対面からの認識になるとフィルム10を通して画像認識しなくてはならない。
通常、銅箔9がない部分は透過画像、銅箔9がある部分は非透過画像となることによるコントラストの差によって画像認識が可能となるが、フィルム10面での光反射、コントラスト不良により誤認識や認識不可能となる可能性がある。特に銅箔の上にフィルム材料であるポリイミドを形成するキャスティング工法によるFPCでは、フィルムの銅箔面側の表面は銅箔面に形成するので平滑ではなく荒れた面となっており、それが透過画像に影響を及ぼしてコントラストが悪化する。また、フィルムが厚い場合には光を透過しにくくなり、透過画像に影響を及ぼしてコントラストが悪化する。それに対し、本発明のFPCにおける認識マーク2はフィルム7と重なり合わず銅の形状をそのまま透過できるため、透過画像における認識が安定する効果とともにIC実装方向と画像認識装置の方向に関係なく認識可能である。
【0020】
つぎに、本発明の他の実施例について述べる。
【0021】
本発明FPCにおいて認識マーク2は任意の形状、数量を用いても構わない。
【0022】
また、認識マーク2の表面には金やはんだなどの金属メッキがされていてもかまわない。認識マーク2の形状は表面からの画像と裏面からの画像が異なっても差し支えないため、フィルム開口部3に認識マークの4方向が収まっていなくても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るフレキシブルプリント配線板(FPC)の表面の平面図である。
【図2】図2は本発明に係るFPC用の認識マークの拡大図(表面)である。
【図3】図3は本発明に係るFPC用の認識マークの拡大図(裏面)である。
【図4】図4は図2において本発明に係るFPC用の認識マークの(A−A‘)線に沿った断面図である。
【図5】図5は従来のFPC用認識マークの拡大平面図(表面)である。
【図6】図6は図5において従来のFPC用認識マークの(B−B‘)線に沿った断面図である。
【図7】図7は本発明に係るフレキシブルプリント配線板(FPC)の製造方法の説明図である。
【図8】図8はIC実装面と反対面方向にカメラが有る場合の画像認識法の説明図である。
【図9】図9はIC実装面と同一面方向に画像認識用のカメラが有る場合の画像認識方法の説明図である。
【符号の説明】
1 … IC実装部
2 … 認識マーク
3 … フィルム開口部
4 … 銅箔
5 … 絶縁材料
6 … 接続端子
7 … フィルム
8 … 従来の認識マーク
9 … 銅箔
10… フィルム
11… 光源
12… 画像認識用カメラ

Claims (6)

  1. 微細なバンプ電極を有するICを実装するフレキシブルプリント配線板の製法において、
    (a)Cu箔上にポリイミド等のフィルムを形成する工程、もしくは該フィルムにCuをめっきする工程;
    (b)上記フィルムから上記フィルム上に認識マークを設ける予定の部分と重なる部分を含み、前記予定された認識マークの大きさよりも大きい任意の形状の領域をレーザ照射またはエッチングにより上記フィルムより削除することにより、Cu箔で露出されたフィルム開口部を形成する工程;
    (c)Cu箔の上記認識マーク形成予定領域をエッチングして、任意の形状の認識マークをCu箔の端部により形成する工程;および
    (d)前記Cu箔上の前記フィルムが設けられている面と反対面で、前記認識マークを除く領域にカバーレイ或いはソルダレジストを施す工程;
    とからなり、前記認識マークの形状は、表面からの画像と裏面からの画像とが同一であることを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製法。
  2. 微細なバンプ電極を有するICを実装するフレキシブルプリント配線板の製法において、
    (a)Cu箔上にポリイミド等のフィルムを形成する工程、もしくは該フィルムにCuをめっきする工程;
    (b)上記フィルム上の所定の部分に所定の認識マークを形成するため上記Cu箔をエッチングする工程;
    (c)上記認識マークを含み、該認識マークよりも大きな領域部分のフィルムを削除し、任意の形状の認識マークをCu箔の端部により形成する工程;および
    (d)前記Cu箔上の前記フィルムが設けられている面と反対面で、前記認識マークを除く領域にカバーレイ或いはソルダレジストを施す工程;
    とからなり、前記認識マークの形状は、表面からの画像と裏面からの画像とが同一であることを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製法。
  3. 微細なバンプ電極を有するICを実装するフレキシブルプリント配線板の製法において、
    (a)ポリイミド等のフィルムの上に、CuをIC実装部の接続端子の形成と同時にメッキしてCu箔による任意の形状の認識マークを形成する工程;
    (b)上記フィルムから認識マークを設ける部分と重なる部分を含み、認識マークよりも大きい任意の形状の領域をレーザ照射またはエッチングにより上記フィルムを削除することによりCu箔で露出されたフィルム開口部を形成する工程;および
    (c)前記Cu箔上の前記フィルムが設けられている面と反対面で、前記認識マークを除く領域にカバーレイあるいはソルダレジストを施す工程;
    とからなり、前記認識マークの形状は、表面からの画像と裏面からの画像とが同一であることを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製法。
  4. 認識マークは任意の形状と数量を選択する工程を具備する、請求項1記載のフレキシブルプリント配線板の製法。
  5. 認識マークを形成するCu表面に金やハンダなどの金属メッキを施す工程を有する、請求項1記載のフレキシブルプリント配線板の製法。
  6. 画像認識によるICバンプとの位置合わせにおいて、表裏どちらの面からでも透過画像もしくは反射画像のコントラストの境界を認識マークの端面で明確に表示する工程を有する、請求項1記載のフレキシブルプリント配線板の製法。
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