JPH079139Y2 - 液晶駆動回路接続構造 - Google Patents

液晶駆動回路接続構造

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JPH079139Y2
JPH079139Y2 JP6837787U JP6837787U JPH079139Y2 JP H079139 Y2 JPH079139 Y2 JP H079139Y2 JP 6837787 U JP6837787 U JP 6837787U JP 6837787 U JP6837787 U JP 6837787U JP H079139 Y2 JPH079139 Y2 JP H079139Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、例えば液晶プリンタ等に用いられる液晶パネ
ルと液晶駆動回路の接続構造に関するものである。
〔従来技術〕
以下、本考案の技術背景及び従来技術について図面を参
照して説明する。
第8図は、画像形成装置の一例としての液晶プリンタP
の要部構成図である。第8図において、液晶プリンタP
の略中央部には、感光体ドラム1が配設され、該感光体
ドラム1は矢印a方向に回転駆動される。感光体ドラム
1の周囲には、帯電器2、液晶ヘッド3等が配設されて
おり、まず、帯電器2により感光体ドラム1が均一に帯
電される。帯電後、感光体ドラム1は液晶ヘッド3によ
り光書込みが行われ静電潜像が形成される。即ち、液晶
ヘッド3は、内部に光源4、液晶シャッタ5、結像レン
ズアレイ6等を有し、外部から送信されたデータに従っ
て液晶シャッタ5の個々のマイクロシャッタが選択開閉
される。そして、液晶シャッタ5を通過した光源4から
の光が結像レンズアレイ6によって感光体ドラム1表面
に結像し、静電潜像が形成される。感光体ドラム1上に
形成された静電潜像は、感光体ドラム1に隣接した現像
器7によってトナーを摺擦されることにより現像され
る。
一方、感光体ドラム1の下方には転写器8が配設されて
おり、感光体ドラム1上の画像と合致したタイミングで
不図示の給紙部より用紙が矢印b方向(感光体ドラム1
及び転写器8間)へ搬送される。この際、転写器8によ
り感光体ドラム1上の画像は用紙表面に転写される。転
写後、用紙は不図示の定着部で熱及び圧力により定着さ
れた後、機外へ排出される。また、9は、転写後に感光
体ドラム1上に残留する残留トナーを除去するクリーナ
である。
第6図は、上述の液晶シャッタ5近傍を示す外観斜視図
である。第6図において、液晶シャッタ5は、ガラス基
板10、11を有すると共に、ガラス基板10下面には、長手
方向に平行な共通電極(不図示)を配設し、ガラス基板
11上面には、長手方向に略直行する信号電極(不図示)
を配設し、上下のガラス基板10、11間には液晶剤(不図
示)が封入されている。即ち、共通電極と信号電極の両
者に挟まれた部分がマイクロシャッタを構成している。
液晶シャッタ5に隣接して、外部から入力するデータを
中継する入力中継PCB(Printed Circuit Board)12が配
設されており、該入力中継PCB12と液晶シャッタ5は液
晶駆動用TAB(Tape automated bonding)フィルム13に
よって接続されている。
第7図は、上述のTABフィルム13の拡大図である。TABフ
ィルム13の略中央にはLSIチップ14が実装されており、
入力側15(図面下側)から送信されたシリアルデータを
出力側16(図面上側)へパラレルの駆動波形に変換して
出力する。そして、TABフィルム13上には、該TABフィル
ム13の入力側15とLSIチップ14とを電気的に接続するた
めの複数から成るパターン17が設けられている。さら
に、TABフィルム13上には、該TABフィルム13の出力側16
とLSIチップ14とを電気的に接続するための複数から成
るパターン18が設けられている。また、パターン18の外
側(図面左側、右側)には、LSIチップ14とは電気的に
接続されていない数本のダミーパターン19が設けられて
いる。また、入力側15の入力中継PCB12との接続部分は
フィンガーリード20とされており、該フィンガーリード
20先端には散開防止フィルム21がフィンガーリード20が
接続前に散開することを防止するために接続されてい
る。また、出力側16と液晶シャッタ5の信号電極から延
設された引き出しパターン(不図示)との接続部分22の
所定位置には、接続の際の目安として位置決めマーク23
が標されている。そして、TABフィルム13の接続部分22
のパターン18と液晶シャッタ5の電極からの引き出しパ
ターンとが各々一致するように異方性導電膜により接続
される。この接続により強度を持たせる(簡単に接続し
た部分が離れない)ように前述のダミーパターン19が設
けられている。
〔従来技術の問題点〕
上述のTABフィルム13において、TABフィルム13のパター
ン17と液晶シャッタ5からの引き出しパターンとを各々
一致させるためにTABフィルム13上の位置決めマーク23
と液晶シャッタ5上の位置決めマーク(不図示)とを一
致させなければならない。しかしながらTABフィルム13
のベースフィルム(ベースとなるフィルム)は、ポリイ
ミドシートを用いることが多く、透光度が低いために、
前述の位置決め動作を目視、あるいは光学的な手段で確
認して行うことはかなり困難であった。また、TABフィ
ルム13のパターン17の各々、液晶シャッタ5からの引き
出しパターンの各々を密にして構成しようとした場合、
異方性導電膜を用いてTABフィルム13のパターン17と液
晶シャッタ5からの引き出しパターンを接続すること
は、接続の信頼性が低い上、接続部の抵抗が高くなるの
で無理が生じる。従って、TABフィルム13のパターン17
の各々、液晶シャッタ5からの引き出しパターンの各々
を密にすることができず、高密度の液晶シャッタに対応
することができなかった。さらに、接続強度を高めるた
めに、TABフィルム13の両側端のパターン、本例におい
ては、ダミーパターン19の外側に所定幅のベースフィル
ムが必要であり、有効幅(接続すべきパターンの有する
幅)に対して広い幅のTABフィルム13が必要であった。
しかし、TABフィルム13の幅が広くなることによって、
隣接し合うTABフィルム13同志のオーバーラップが生じ
易くなるという問題点があった。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の欠点に鑑み、高密度の液晶シャッ
タに対応でき、液晶シャッタのパターンとTABフィルム
のパターンを接続する際、液晶シャッタのパターンとTA
Bフィルムのパターンの位置決定が容易に行えると共
に、隣接するTABフィルムとのオーバーラップが生じ難
い液晶駆動回路接続構造を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
上記目的は、本考案によれば、液晶を駆動する駆動電極
と液晶を駆動することのないダミー電極とを有する液晶
パネルと、前記液晶を駆動する駆動信号を発生する液晶
駆動回路と、該液晶駆動回路を搭載する可撓性基板と、
金属箔よりなり前記可撓性基板上に形成され該可撓性基
板よりも外部にまで延在するパターン群とを備え、前記
パターン群は、一端が前記駆動電極に接続され他端が前
記液晶駆動回路に接続された接続パターン群と、該接続
パターン群の両側にあって前記ダミー電極に接続された
複数のダミーパターンとを有し、前記ダミーパターンは
前記ダミー電極に設けられた位置合せのマークに対応
し、前記複数のダミーパターン間を短絡する位置合せマ
ークを有して成ることを特徴とする液晶駆動回路接続構
造を提供することにより達成される。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例について、図面を参照して説明す
る。尚、従来例と同一部分は同符号を付して説明を行
う。
第6図は、液晶シャッタ5近傍を示す従来例及び本実施
例の共通な外観斜視図である。(ただし、図に明示しな
い部分の細部構造は、詳しくは後述するように異なって
いる。)第6図において、液晶シャッタ5は、ガラス基
板10、11を有すると共に、ガラス基板10、11間には液晶
剤(不図示)が封入されている。さらに、ガラス基板10
下面には、長手方向に平行な共通電極(不図示)、ガラ
ス基板11上面には、長手方向に略直交する信号電極(不
図示)が各々配設されている。即ち、共通電極と信号電
極に挟まれた部分がマイクロシャッタを構成している。
この液晶シャッタ5に隣接して、入力中継PCB12が配置
され、該入力中継PCBは不図示の制御部より送信されて
くるデータを中継するものである。そして、入力中継PC
B12と液晶シャッタ5は液晶駆動用TABフィルム25によっ
て接続されている。
第1図(a)は、液晶シャッタ5のガラス基板11の一部
省略拡大図、第1図(b)は、TABフィルム25の一部省
略拡大図である。第1図(a)、(b)を参照して、本
考案の一実施例である液晶駆動回路接続構造を説明す
る。
第1図(a)において、液晶シャッタ5の一部であるガ
ラス基板11の上面にはニッケルによって各電極からの引
き出しパターン26が設けられている。さらに、ガラス基
板上には実際上、液晶シャッタ5のマイクロシャッタを
駆動することのないパターンであるダミー電極27が配設
されている。詳述すると、ダミー電極27の形状はH字を
縦に2つ並べた形状であり、1枚のTABフィルム25に対
して左右2ケ所に配置されている。
一方、第1図(b)において、TABフィルム25はベース
フィルムの略中央にLSIチップ28を実装しており、入力
側A(図面下側)から入力したシリアルデータを出力側
B(図面上側)にパラレルの駆動波形に変換して出力す
る。そして、TABフィルム25の入力側Aには、散開防止
用フィルム29に接続されて、散開しないように保護され
たフィンガーリード30、フィンガータイプ(フィンガー
リードと同様の構造である)のGND(接地)パターン31
が設けられており、フィンガーリード30はTABフィルム2
5上に延設され、LSIチップ28と接続されている。また、
TABフィルム25の出力側Bには、散開防止用フィルム32
が接続されて散開しないように保護されたフィンガーリ
ード33が設けられると共に、前述した入力側AのGNDパ
ターン31が延設されている。そして、フィンガーリード
33はTABフィルム25上に延設されLSIチップ28に接続され
ている。また、GNDパターン31は入力側AからTABフィル
ム25上を経て出力側BにH字型形状に延設されている。
即ち、入力側Aでは、一本であったGNDパターン31がTAB
フィルム25上で2つに分岐し、出力側BでH字型形状に
形成されている。
上述したような本実施例の液晶駆動回路接続構造の接続
動作を、第1図(a)、(b)を参照して説明する。第
1図(a)、(b)において、ガラス基板11の上面のH
字を縦に2つ並べた形状のダミー電極27のうち、図面下
側(マイクロシャッタから遠い側)のH字とTABフィル
ム25のGNDパターン31のH字型形状の部分(位置決めマ
ーク)とを一致させると、同時にガラス基板11の引き出
しパターン26とフィンガーリード33も一致する。そのあ
と、GNDパターン31とフィンガーリード33を(同時に、
ダミー電極27と引き出しパターン26を)加熱および圧接
することで、GNDパターン31とダミー電極27、フィンガ
ーリード33と引き出しパターン26は、各々接続されるこ
とになる。(なお、GNDパターン31とダミー電極27間、
フィンガーリード33と引き出しパターン26間には、ハン
ダが介在されており、前述の加熱および圧接で前者およ
び後者は融着する)。接続工程終了後、例えば接続不良
が生じた場合には、ガラス基板11からTABフィルム25を
除去して、再度、新しいTABフィルム25を接続すれば良
い。この際、ガラス基板11とTABフィルム25の(ハンダ
による)接続部分を引き剥がすことで、ガラス基板11上
の引き出しパターン26及びデミー電極27の一部が破損し
ても新たなTABフィルム25の位置決めマークをダミー電
極27の上側のH字に一致させて接地することにより、新
しいTABフィルム25を、引き出しパターン26及びダミー
電極27の破損していない部分に接続することができる。
なお、ダミー電極27の上側のH字を基準にしてガラス基
板11にTABフィルム25を接続することで、通常の(失敗
せずに行った)接続とは、ガラス基板11とTABフィルム2
5の位置関係が異ることになり、従ってTABフィルム25と
入力中継PCB12の位置関係も通常とは異なることになる
が、フィンガーリード30及びGNDパターン31の接続され
る入力中継PCB12のパターンの長さは充分長く余裕を持
たせているので、これらの接続が困難になることは無
い。また、GNDパターン31はグランドに接続されてお
り、TABフィルム25の外側を包囲するように構成されて
いるので、ノイズ等の電磁波障害の対策としても役立
つ。
第2図を参照して、液晶シャッタ5のガラス基板11、TA
Bフィルム25、入力中継PCB12の三者の樹脂モールドされ
た状態について説明する。なお、第2図は第6図のI−
I線における一部省略断面図である。TABフィルム25の
両側は、各々、入力側A(図面右側)及び出力側B(図
面左側)である。また、TABフィルム25の略中央にはLSI
チップ28が実装されている。そして、第1図(a)、
(b)を参照して説明したように、ガラス基板11とTAB
フィルム25を接続させた後に、入力中継PCB12上のパタ
ーン(不図示)とTABフィルム25の入力側AのGNDパター
ン31、フィンガーリード30(第1図(b)参照)を加熱
及び圧接して接続する。接続工程が終了した後、樹脂モ
ールド工程を行う。即ち、TABフィルム25の入力側A及
び出力側Bの近傍、及びLSIチップ28の上下を鎖線で示
すように樹脂モールドし、樹脂モールド工程が終了す
る。
前記TABフィルム25の製造行程について、第3図のTABフ
ィルム25のベースフィルム34の一部省略正面図を参照し
て説明する。
第3図において、34はTABフィルム25が充分の余裕を持
って、多数並列可能な図面左右に細長いベースフィルム
(TABフィルム25のベースとなるフィルム)34であり、
該ベースフィルム34上にパーフォレーション孔35を貫設
する。パーフォレーション孔35が貫設されたベースフィ
ルム34は、パーフォレーション孔35をスプロケット(不
図示;パーフォレーション孔35に噛合して回転する歯
車)によって所定方向へ送出される。その後、ベースフ
ィルム34上には、裁断機等の工作機械によってH字型形
状のフィンガー孔36と長方形形状のフィンガー孔37が貫
設されると共に、LSIチップ28を実装するために必要なL
SIチップ搭載孔(不図示)が貫設される。この際、フィ
ンガー孔36、37の裁断による位置精度は±0.1mm(図面
X−Y座標上において)である。次いで、ベースフィル
ム34上には銅箔がラミネートされ、該ラミネートされた
銅箔をエッチングしてTABフィルム25上に導電パターン
(フィンガーリード30、33からLSIチップ28に延設され
た部分及びGNDパターン31)が形成される。そして、導
電パターンのフィンガー孔36、37から露出している部分
(フィンガーリード30、33及びGNDパターン31の一部)
にハンダメッキを行う。その後、LSIチップ搭載孔にLSI
チップをボンディングする。LSIチップのホンディング
終了後、ベースフィルム34を破線aで示すような最終形
状に裁断した後、特に接続を補強したい部分(例えばLS
Iチップ28近傍等)を樹脂によってモールドしTABフィル
ム25に関する工程は全て終了する。
上述したTABフィルム25の製造工程において、フィンガ
ー孔36をH字型形状に裁断しているがこの理由を、第3
図、第4図を参照して説明する。なお、第4図は第3図
におけるフィンガー孔36近傍の一部省略拡大図である。
第3図及び第4図において、ベースフィルム34は最終的
に破線aに示すように裁断される。この際、設計値にお
ける裁断位置と実際に裁断される破線aの位置との位置
精度は第3図に示すX方向で±0.4mm、Y方向で±0.2mm
である。これに対して、H字型形状のフィンガー孔36の
裁断における位置精度はX,Y両方向とも±0.1mmである。
従って、TABフィルム25の出力側Bにおける側端部(第
4図中Cで示し、以下これを側端部Cと称す)はフィン
ガー孔36の裁断の際に形成されるので、破線aで示す最
終裁断を待つことなく±0.1mmの位置精度を得ることが
できる。
仮に出力側Bにおける側端部Cを最終裁断によって形成
したとすれば、最終裁断における位置精度は±0.4mmで
あるので、GNDパターン31に側端部Cが掛からないよう
にするためには、設計値における裁断位置とGNDパター
ン31位置とに0.4mm以上の余裕を見込んでおかなければ
ならない。
更にこのような(0.4mm以上の余裕を見込んだ)TABフィ
ルム25を用いた場合、隣り合うTABフィルム25の側端部
Cがオーバーラップしないように構成するには、隣り合
うダミーパターン27の間隔(第1図中l0で示す)は1.6m
m(0.4mm×4)以上必要となる。
これに対し、本実施例ではフィンガー孔36の裁断により
側端部Cを形成しているので、設定値における裁断位置
とGNDパターン31位置とに見込む余裕は0.1mm以上で良
く、隣り合うダミーパターン27の間隔も0.4mm(0.1mm×
4)以上で良い(ただし、破線aで示した側端部がオー
バーラップすることは有り得るが、この部分がオーバー
ラップしても接続作業が困難になることはない。)。
上述の如く、隣り合うダミーパターン27の間隔を狭くす
ることが可能になったので、実際に接続に関与する領域
(引き出しパターン26やダミー電極27の存在する領域)
を広く設定できるようになり、接続が確実なものとな
る。
なお、本実施例においては、TABフィルム25の出力側B
(第1図(b)参照)にH字型形状のフィンガーリード
30を設ける例について説明を行ったが、フィンガーリー
ド30の形状は、上述のH字型形状に限定されることな
く、例えば第5図(c)に示すような略四角型形状のも
のであってもよい。即ち、内部に空白領域を有し、外側
のパターン部と共に位置決めマークとして利用できるも
のであればよい。従って、第5図(a)、(b)に示す
ような、外側に凸部38を有する形状は含まれない。なぜ
なら第5図(a)、(b)に示したように凸部を有する
形状では、TABフィルム25を接続する前に、前記凸部が
折れ曲がったり破損したりしてしまい、接続不良や、位
置決めの困難等を引き起こす虞れがあるからである。
〔考案の効果〕
本考案の液晶駆動回路接続構造によれば、それぞれ位置
合わせマークを有するダミーパターンとダミー電極を位
置合わせするので、位置合わせマークを直接目視でき、
容易に精度良く位置合わせを行うことができる。
また、異方性導電膜を用いることなくパターン群を直接
電極に接続できるので、接続の信頼性が向上した。ま
た、ダミーパターンの位置合わせマークは凸部を有さな
い形状であるため、接続前に位置合わせマークが折れ曲
がったり、破損することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、液晶シャッタのガラス基板の一部省略
拡大図、 第1図(b)は、本考案の適用されるTABフィルムの一
部省略拡大図、 第2図は第6図のI−I線における一部省略断面図、 第3図は、本考案が適用されるTABフィルムの一部省略
正面図、 第4図は、第3図におけるフィンガー孔近傍の一部省略
拡大図、 第5図(a)、(b)は本考案が適用されないフィンガ
ーリードの形状図、 第5図(c)は本考案が適用されるフィンガーリードの
形状図、 第6図は、液晶シャッタ近傍を示す従来例、本実施例の
共通な外観斜視図、 第7図は、従来の一例であるTABフィルムの拡大図、 第8図は、液晶プリンタの要部構成図である。 5……液晶シャッタ、10、11……ガラス基板、12……入
力中継PCB、25……TABフィルム、26……引き出しパター
ン、27……ダミー電極、28……LSIチップ、29、32……
散開防止用フィルム、30、33……フィンガーリード、31
……GNDパターン、34……ベースフィルム、35……パー
フォレーション孔、36、37……フィンガー孔、38……凸
部、A……入力側、B……出力側、a……最終裁断位
置、C……出力側Bにおける側端部.

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶を駆動する駆動電極と液晶を駆動する
    ことのないダミー電極とを有する液晶パネルと、前記液
    晶を駆動する駆動信号を発生する液晶駆動回路と、該液
    晶駆動回路を搭載する可撓性基板と、金属箔よりなり前
    記可撓性基板上に形成され該可撓性基板よりも外部にま
    で延在するパターン群とを備え、前記パターン群は、一
    端が前記駆動電極に接続され他端が前記液晶駆動回路に
    接続された接続パターン群と、該接続パターン群の両側
    にあって前記ダミー電極に接続された複数のダミーパタ
    ーンとを有し、前記ダミーパターンは前記ダミー電極に
    設けられた位置合せのマークに対応し、前記複数のダミ
    ーパターン間を短絡する位置合せマークを有して成るこ
    とを特徴とする液晶駆動回路接続構造。
JP6837787U 1987-05-07 1987-05-07 液晶駆動回路接続構造 Expired - Lifetime JPH079139Y2 (ja)

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JP3763721B2 (ja) * 2000-04-14 2006-04-05 シャープ株式会社 フレキシブルプリント配線板及びそれを用いた接続構造
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