JP3716020B2 - 空調装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部にオイルセパレータを備えた可変速密閉圧縮機と低速密閉圧縮機とからなる複数の密閉圧縮機を有する空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の空調装置の回路図である。本回路は、2台の圧縮機を備えており、1aはインバータによって回転速度を変え能力を変更することのできる密閉スクロール圧縮機、1bは定速で運転される密閉スクロール圧縮機である。この回路において、圧縮機1aのみ1台の圧縮機が運転されている時、または圧縮機1aと1bとの2台の圧縮機が運転されている時の、密閉ハウジング(後述の図6の符号12)内の底部の油溜めに確実に油を確保するために、均油管9で両圧縮機の油溜めを連結している。圧縮されたガスは吐出管10a,10bを通り、吐出合流管10を通ってオイルセパレータ2に入る。オイルセパレータで分離されたガス中の油は返油管8を通って減圧されて、アキュームレータ6の吸入管11に供給され、吸入ガスとともに圧縮機1a及び1bに戻される。オイルセパレータで分離された吐出ガスは、四方弁7で冷房又は暖房の選択により流れを変えさせられる。
【0003】
冷房時には、ガスは室外熱交換器3a又は3bで冷却され、液化する。液はレシーバ5を通り室内熱交換器4a又は4bで吸熱し、ガス化してアキュームレータ6に戻る。暖房時は室内熱交換器4a,4bで放熱し、ガスは液化する。液はレシーバ5を通り室外熱交換器3a,3bで吸熱し、ガス化してアキュームレータ6に戻る。本図では室内熱交換器2台の場合を示したが、多いときは10台程度まで接続される。インバータ制御の圧縮機は最大120Hz程度の高回転で運転し、大能力をだす。
【0004】
図6は上記の密閉スクロール圧縮機1aの縦断面図である。密閉ハウジング12内上部にはスクロール型圧縮機構Cが、下部には電動モータMが配設され、これらは回転シャフト13によって互いに連動連結されている。スクロール型圧縮機構Cは固定スクロール14、旋回スクロール15、旋回スクロール15の公転旋回運動を許容するが、その自転を阻止するオルダムリング等の自転阻止機構16、回転シャフト13を軸支する主軸受71及び副軸受72、旋回スクロール15を支持する旋回軸受73及びスラスト軸受74等からなる。
【0005】
固定スクロール14は端板17とその内面に立設されたうず巻体18とを備え、端板17には吐出ポート19が設けられている。旋回スクロール15は端板20とこの内面に立設されたうず巻体21とを備え、この端板20の外面に立設されたボス22にはドライブブッシュ23が旋回軸受73を介して回転自在に嵌装されている。このドライブブッシュ23に穿設された偏心穴に回転シャフト13の右端から突出する偏心ピン53が回転自在に嵌合されている。固定スクロール14と旋回スクロール15とを相互に公転旋回半径だけ偏心させるとともに180°だけ角度をずらせて噛み合わせることによって、点対称に複数個の密閉空間24が形成されている。
【0006】
電動モータMを駆動することによって回転シャフト13、偏心ピン53、ドライブブッシュ23、旋回軸受73、ボス22を介して旋回スクロール15が駆動され、旋回スクロール15は自転阻止機構16によって自転を阻止されながら公転旋回半径の円軌道上を公転旋回運動する。すると、ガスが吸入管11を経て密閉ハウジング12内に入り、電動モータMを冷却したあと、フレーム25に穿設された図示しない通路を通って密閉空間24内に吸入される。そして旋回スクロール15の公転旋回運動により密閉空間24の容積が減少するのに伴って圧縮されながら中央部に至り、吐出ポート19より吐出弁26を押し開いて吐出キャビティ27に入り、吐出管10aから吐出される。
【0007】
圧縮機の運転時、回転シャフト13によって、その軸端に設けられた油ポンプ91が駆動されると、密閉ハウジング12内底部に貯溜された潤滑油81はこの油ポンプ91内に吸い込まれ排送される。そして、回転シャフト13内に穿設された油路94を通ってスクロール型圧縮機構Cの摺動箇所を潤滑したあと、ハウジング12の内壁面をつたわり、モータMとハウジング12の間に穿設された通路(図示せず)を通ってハウジング12の底部に貯溜される。また吸入管11を通って吸入されるガスと油のうち1部の油滴はフレーム25の表面、モータ上部及びハウジング内壁面に付着し、落下してハウジング底部に貯溜される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の密閉圧縮機では、高速運転時に、吸入管11内のガスと油の速度は速く、油滴は圧縮機内部で落下するより密閉空間24に吸入される量が多く、次式で示されるOC%が高くなる。
OC%=(O/L)×100
但し、L:吐出冷媒量(kg/h)
O:吐出冷媒中に混入して流出する油量(kg/h)
【0009】
また、図5のように複数の室内熱交換器4a,4bおよび室外熱交換器3a,3bを使用したシステムではシステム内容積が大きく、冷媒チャージ量が多くなり、室内熱交換器および室外熱交換器にホールドされる油量が多くなり熱交換器の熱伝達率を悪くする。また圧縮機の油ポンプ91に吸入される潤滑油81の油面が下がり、それを確保するため、油チャージ量を増す必要がある。圧縮機停止時、室内熱交換器および室外熱交換器より圧縮機の温度が低い時、システム内の冷媒と追加した油は圧縮機に寝込み、潤滑油81とそれに寝込んだ冷媒液のために油面は圧縮機構Cにとどき、圧縮機起動時に液圧縮のために圧縮空間24内の圧力は著しく上昇し、異常音を発生させ、場合によっては旋回スクロール15または固定スクロール14を破損させる。
【0010】
これを回避するためオイルセパレータ2を設置し、そこで分離された油を圧縮機に戻すためアキュームレータ6の上流又は下流の圧縮機吸入管11に返油管8を接続していた。しかし、この方法では高速運転時吸入管11内のガスと油の流速が速く、圧縮機のOC%は依然として高く、吐出管10、オイルセパレータ2、返油管8及び吸入管11にホールドされる油量は依然として多く、油ポンプ91の油面を確保するには、油チャージ量を多く必要とする。従って圧縮機低速運転時にはOC%が低くなるため潤滑油81の油面が高くなり、モータMのロータでの攪拌に要するエネルギーのロスまでは解消できなかった。
【0011】
本発明は上記従来技術の欠点を解消し、外部にオイルセパレータを備えた可変速密閉圧縮機と定速密閉圧縮機とからなる複数の密閉圧縮機を有する空調装置において、OC%を低くおさえ、油チャージ量を多くすることなく油ポンプの吸引の油面を確保し、かつモータロータによる油攪拌によるエネルギーロスが起らないようにすることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決したものであって、ハウジング内の上部に圧縮機構と圧縮された流体の吐出室とを備えるとともに、その下部に圧縮機構駆動用モータとシャフトを、その下に潤滑油溜めを備え、かつ圧縮される流体を圧縮機構の下側且つ上記モータの上部の空間に導入する吸気管と、圧縮された流体を吐出する吐出管とを備えた密閉圧縮機を複数有する空調装置において、次の特徴を有する空調装置に関するものである。
【0013】
(1)上記複数の密閉圧縮機は、少なくとも回転速度を変え能力を変更することのできる可変速密閉圧縮機と定速で運転される定速密閉圧縮機とからなるものであって、上記吐出管に接続されたオイルセパレータと、同オイルセパレータによって圧縮された流体から分離された潤滑油を上記ハウジング内に戻す返油管と、上記可変速密閉圧縮機の潤滑油溜めと定速密閉圧縮機の潤滑油溜めとを連結する均油管とを有し、上記返油管を、上記可変速密閉圧縮機及び上記定速密閉圧縮機に各々接続させるべく分岐させ、上記可変速密閉圧縮機へ潤滑油を戻す分岐した上記返油管を同可変速密閉圧縮機のハウジングの側面に返油管接続孔を設けて接続し、同返油管接続孔の高さを、同可変速密閉圧縮機に油を封入した時の油面より上で、かつ上記モータのステータの上端より下にした。
【0014】
(2)上記複数の密閉圧縮機は、少なくとも回転速度を変え能力を変更することのできる可変速密閉圧縮機と定速で運転される定速密閉圧縮機とからなるものであって、上記吐出管に接続されたオイルセパレータと、同オイルセパレータによって圧縮された流体から分離された潤滑油を上記圧縮機側に戻す返油管と、各圧縮機の内部の油溜めの油保有量を均等に確保するための均油管とを有し、上記返油管を上記均油管に接続するとともに、同均油管を各圧縮機のハウジングの側面に均油管接続孔を設けて接続し、同均油管接続孔の高さを圧縮機に油を封入した時の液面よりやや上で、かつ上記モータ下部の位置とし、かつ上記返油管を上記均油管に接続した。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の第1形態に係る空調装置の系統図、図2は同空調装置に使用される密閉スクロール圧縮機1aの縦断面図である。図1において、従来の系統(図5)では、オイルセパレータ2からの返油管8はアキュームレータの吸入管11に接続されていたが、本実施形態においては、上記返油管の接続は廃止され、オイルセパレータ2からの返油管8は、途中で8a,8bに分岐して各圧縮機1a,1bのハウジング内へ開口するよう接続されている。開口部はモータの上端部でその上部の空間と仕切られている。上記以外の部分の構成は従来の系統(図5)と同じである。図2において、8aは密閉スクロール圧縮機1aのハウジング12の電動モータM付近に接続されている返油管であり、同ハウジング内に開口している。上記以外の部分の構成は従来の密閉スクロール圧縮機(図6)と同じである。
【0016】
図1において、各圧縮機の吐出管10aと10bは吐出合流管10に集合し、オイルセパレータ2に接続される。ここで分離された吐出ガスは、冷房時には四方弁7により切り換えて室外熱交換器3a,3bを経て、レシーバ5、室内熱交換器4a,4bを経て、アキュームレータ6を通過し、吸入管11を経て圧縮機に戻る。オイルセパレータで分離された油は返油管8a,8bにより各圧縮機のハウジング内に戻される。暖房時には四方弁7により切り換えられて、吐出ガスは室内熱交換器4a,4bを経て、レシーバ5を経て室外熱交換器3a,3bを経てアキュームレータ6、吸入管11を経て圧縮機1a,1bに戻る。
【0017】
図2の圧縮機内部では、吸入管11から戻った吸入ガスは圧縮機構Cで圧縮される。オイルセパレータからの返油管8aはモータ上面より下の吸入ガスの流れから隔離された空間に、ハウジング横から接続される。油はハウジング内を落下し、油溜めに貯溜される。返油管のハウジング接続位置は、圧縮機封入油の油面より高いので、圧縮機をシステムに組み込む時、圧縮機内の油は外部に流出することはない。
【0018】
本実施形態においてはオイルセパレータからの返油管は、圧縮機ハウジング内をモータによって仕切られ、モータ上部にある吸入管および圧縮機構とは隔離され吸入ガスの流速をうけないモータ上端より下に接続されるため圧縮機のOC%は少なく、高速時〜低速時の油面変動は少なく、モータの油攪拌ロスを少くすることができる。
【0019】
図3は本発明の実施の第2形態に係る空調装置の系統図、図4は同空調装置に使用される密閉スクロール圧縮機1aの縦断面図である。図3においては、オイルセパレータ2からの返油管8は、従来の接続を廃し、圧縮機1a,1bをつなぐ均油管9に接続されている。図4は返油管8が均油管9に接続されている状態を示している。均油管9は、ハウジング下部の、吸入ガスとはモータで隔離されたモータ下の空間に接続されており、圧縮機のOC%は少い。また圧縮機内封入油の油面より高い位置にあるので、圧縮機組込み時に油が外部に流出することはない。上記以外の部分の構成は従来技術と同じである。
【0020】
本実施形態の効果も第1実施形態と同じで、圧縮機均油管は吸入ガスの流速の影響をうけないモータ下部にあり、圧縮機のOC%は少く、圧縮機の高速時〜低速時にわたり油溜めの油面変動は少なく、モータのロータが油を攪拌するロスを少くすることができる。本発明ではハウジングに油戻し管を接続させる穴を加工する必要がなく、配管工事のみで完成させることが可能である。
【0021】
【発明の効果】
本発明の空調装置は、ハウジング内の上部に圧縮機構と圧縮された流体の吐出室とを備えるとともに、その下部に圧縮機構駆動用モータとシャフトを、その下に潤滑油溜めを備え、かつ圧縮される流体を圧縮機構の下側且つ上記モータの上部の空間に導入する吸気管と、圧縮された流体を吐出する吐出管とを備えた密閉圧縮機を複数有する空調装置において、(1)上記複数の密閉圧縮機は、少なくとも回転速度を変え能力を変更することのできる可変速密閉圧縮機と定速で運転される定速密閉圧縮機とからなるものであって、上記吐出管に接続されたオイルセパレータと、同オイルセパレータによって圧縮された流体か ら分離された潤滑油を上記ハウジング内に戻す返油管と、上記可変速密閉圧縮機の潤滑油溜めと定速密閉圧縮機の潤滑油溜めとを連結する均油管とを有し、上記返油管を、上記可変速密閉圧縮機及び上記定速密閉圧縮機に各々接続させるべく分岐させ、上記可変速密閉圧縮機へ潤滑油を戻す分岐した上記返油管を同可変速密閉圧縮機のハウジングの側面に返油管接続孔を設けて接続し、同返油管接続孔の高さを、同可変速密閉圧縮機に油を封入した時の油面より上で、かつ上記モータのステータの上端より下にした。(2)または、上記複数の密閉圧縮機は、少なくとも回転速度を変え能力を変更することのできる可変速密閉圧縮機と定速で運転される定速密閉圧縮機とからなるものであって、上記吐出管に接続されたオイルセパレータと、同オイルセパレータによって圧縮された流体から分離された潤滑油を上記圧縮機側に戻す返油管と、各圧縮機の内部の油溜めの油保有量を均等に確保するための均油管とを有し、上記返油管を上記均油管に接続するとともに、同均油管を各圧縮機のハウジングの側面に均油管接続孔を設けて接続し、同均油管接続孔の高さを圧縮機に油を封入した時の液面よりやや上で、かつ上記モータ下部の位置とし、かつ上記返油管を上記均油管に接続した。したがって、本発明においては、外部にオイルセパレータを備えた可変速密閉圧縮機と低速密閉圧縮機とからなる複数の密閉圧縮機を有する空調装置においても、OC%を低くおさえ、油チャージ量を多くすることなく油ポンプの吸引の油面を確保し、かつモータロータによる油攪拌によるエネルギーロスが起らないようにすることができる。すなわち、請求項1の発明によれば、オイルセパレータからの返油管は、圧縮機ハウジング内をモータによって仕切られ、モータ上部にある吸入管および圧縮機構とは隔離され吸入ガスの流速をうけないモータ上端より下に接続されるため圧縮機のOC%は少なく、高速時〜低速時の油面変動は少なく、モータの油攪拌ロスを少くすることができる。また、請求項2の発明によれば、圧縮機均油管は吸入ガスの流速の影響をうけないモータ下部にあり、請求項1の発明と同様に、圧縮機のOC%は少く、圧縮機の高速時〜低速時の油溜めの油面変動は少なく、モータのロータが油を攪拌するロスを少くすることができ、ハウジングに油戻し管を接続させる穴を加工する必要がなく、配管工事のみで完成させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の第1形態に係る空調装置の系統図。
【図2】 同空調装置に使用される密閉スクロール圧縮機の縦断面図。
【図3】 本発明の実施の第2形態に係る空調装置の系統図。
【図4】 同空調装置に使用される密閉スクロール圧縮機の縦断面図。
【図5】 従来の空調装置の系統図。
【図6】 同空調装置に使用される密閉スクロール圧縮機の縦断面図。
【符号の説明】
1a,1b 密閉スクロール圧縮機
2 オイルセパレータ
8,8a,8b 返油管
9 均油管
10,10a,10b 吐出管
11 吸入管
12 密閉ハウジング
Claims (2)
- ハウジング内の上部に圧縮機構と圧縮された流体の吐出室とを備えるとともに、その下部に圧縮機構駆動用モータとシャフトを、その下に潤滑油溜めを備え、かつ圧縮される流体を圧縮機構の下側且つ上記モータの上部の空間に導入する吸気管と、圧縮された流体を吐出する吐出管とを備えた密閉圧縮機を複数有する空調装置において、上記複数の密閉圧縮機は、少なくとも回転速度を変え能力を変更することのできる可変速密閉圧縮機と定速で運転される定速密閉圧縮機とからなるものであって、上記吐出管に接続されたオイルセパレータと、同オイルセパレータによって圧縮された流体から分離された潤滑油を上記ハウジング内に戻す返油管と、上記可変速密閉圧縮機の潤滑油溜めと定速密閉圧縮機の潤滑油溜めとを連結する均油管とを有し、上記返油管を、上記可変速密閉圧縮機及び上記定速密閉圧縮機に各々接続させるべく分岐させ、上記可変速密閉圧縮機へ潤滑油を戻す分岐した上記返油管を同可変速密閉圧縮機のハウジングの側面に返油管接続孔を設けて接続し、同返油管接続孔の高さを、同可変速密閉圧縮機に油を封入した時の油面より上で、かつ上記モータのステータの上端より下にしたことを特徴とする空調装置。
- ハウジング内の上部に圧縮機構と圧縮された流体の吐出室とを備えるとともに、その下部に圧縮機構駆動用モータとシャフトを、その下に潤滑油溜めを備え、かつ圧縮される流体を圧縮機構の下側且つ上記モータの上部の空間に導入する吸気管と、圧縮された流体を吐出する吐出管とを備えた密閉圧縮機を複数有する空調装置において、上記複数の密閉圧縮機は、少なくとも回転速度を変え能力を変更することのできる可変速密閉圧縮機と定速で運転される定速密閉圧縮機とからなるものであって、上記吐出管に接続されたオイルセパレータと、同オイルセパレータによって圧縮された流体から分離された潤滑油を上記圧縮機側に戻す返油管と、各圧縮機の内部の油溜めの油保有量を均等に確保するための均油管とを有し、上記返油管を上記均油管に接続するとともに、同均油管を各圧縮機のハウジングの側面に均油管接続孔を設けて接続し、同均油管接続孔の高さを圧縮機に油を封入した時の液面よりやや上で、かつ上記モータ下部の位置とし、かつ上記返油管を上記均油管に接続したことを特徴とする空調装置。
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