JP3714627B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機等に代表される弾球遊技機に関する。
従来、弾球遊技機には領域区画部材によって区画形成された遊技領域が遊技盤に設けられている。前記遊技領域には、装飾部材や表示装置等の遊技装置などが配置されると共に、遊技球が流下し通過可能な球通過可能領域が形成されている。さらに、前記球通過可能領域には、流下する遊技球を多様な方向に誘導するための誘導釘や風車が配置されている。また、従来の弾球遊技機の中には、遊技領域の一領域について、誘導釘に替えて立体的な装飾部材を設けたものが提案されている。
特開2002−831号公報
しかしながら、従来の弾球遊技機においては、遊技領域に比較的大きな遊技装置、例えば表示装置や装飾部材などが配置された場合、遊技領域上に形成される球通過可能領域が制限されるため、流下する遊技球の動きが制限されて単調になる可能性がある。
本発明は、前記の点に鑑みなされたもので、例えば、遊技領域に比較的大きな遊技装置を配置したことによって遊技領域の球通過可能領域が制限された状態においても、流下する遊技球の動きが制限される可能性を低減し、遊技球の動きの単調化を抑えて遊技の興趣向上を可能にすることを目的とする。
請求項1の発明は、遊技盤と、前記遊技盤に配置された領域区画部材と、前記領域区画部材により前記遊技盤上に区画形成され遊技球が打ち込み可能とされた遊技領域と、前記遊技領域内に配置された遊技装置とを備えた弾球遊技機において、前記領域区画部材および前記遊技装置の各々少なくとも一部で構成される第一通路区画部材により区画形成され遊技球を流下させる第一球誘導通路と、前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を更に流下させる第二球誘導通路と、前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を前記第二球誘導通路の流下方向とは異なる前記遊技領域の中央側へ流下させる第三球誘導通路と、前記各球誘導通路を連通させる分岐空間部、とにより構成された特別球通路空間と、前記分岐空間部に設けられ前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を前記第二球誘導通路と前記第三球誘導通路の何れにも誘導可能にするための球誘導部材と、前記特別球通路空間内の前記球誘導部材より上方に設けられて前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を進路変更させ前記球誘導部材へ導く球進路変更部材と、を備え、前記第一球誘導通路と前記第二球誘導通路の各々は、少なくとも一部が前記遊技領域の最端部に設けられ、前記第一球誘導通路と前記第二球誘導通路の少なくとも一部が設けられる前記遊技領域の最端部は、略円弧状あるいは略直線状に形成されると共に、前記第一球誘導通路及び前記第二球誘導通路の少なくとも一部が前記遊技領域の最端部に沿って同一円弧上あるいは同一直線上に配設され、前記球進路変更部材は、前記遊技領域内の球通過可能領域における最端部に前記遊技盤前方側へ突出して設けられると共に前記遊技領域の略中央側へ傾斜した球進路変更用傾斜部を備え、前記遊技領域には特定位置が設けられていると共に前記特定位置としての特定入賞口に遊技球が入球することに起因して遊技者への有利な特典を付与することが可能に構成されており、前記第三球誘導通路を通過する遊技球と接触して遊技球を前記特定入賞口の含まれる特定領域へ誘導され易くする遊技球接触面が、前記特定領域へ向けて且つ下方側に傾斜して前記第三球誘導通路に設けられ、前記第二球誘導通路を流下してきた遊技球は、前記特定入賞口に入球不可能に流下方向が規制される一方、前記第三球誘導通路を流下してきた遊技球は、前記特定入賞口に入球可能に流下方向が規制されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記第二球誘導通路は少なくとも一部が第二通路区画部材により区画形成され、前記第三球誘導通路は少なくとも一部が第三通路区画部材により区画形成されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記球誘導部材は、前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を前記第二球誘導通路あるいは前記第三球誘導通路の何れかへ誘導され易くする球誘導用傾斜部を有すると共に、前記遊技盤に対して固定可能な部材からなることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3の何れか一項において、前記遊技領域を流下する遊技球と接触することにより遊技球を所定方向へ誘導する誘導釘あるいは前記遊技領域を流下し接触する遊技球の自重により回転する風車が、前記遊技領域に配置され、前記球進路変更部材及び前記球誘導部材は、前記誘導釘及び前記風車の何れとも異なる部材で構成されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から4の何れか一項において、前記領域区画部材は、前記遊技盤に配置された外レールと内レールとで構成され、前記外レールの少なくとも一部と前記内レールにより前記遊技球を前記遊技領域へ案内する案内通路を形成し、前記球進路変更部材は前記案内通路と対向する前記外レール内面側に配置されたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から5の何れか一項において、前記遊技装置は、前記領域区画部材とによって前記第一球誘導通路を形成する第一装飾部材と、前記第一装飾部材の略下方側に配設された第二装飾部材とを含み、前記第一装飾部材の側面と、前記第一装飾部材の少なくとも一部と対向する前記第二装飾部材の側面との各々少なくとも一部により前記第三球誘導通路を形成することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6において、前記第二球誘導通路は、前記第二装飾部材の側面と前記領域区画部材の前記球進路変更部材下方側部分との各々少なくとも一部により構成されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6または7において、前記第一装飾部材と前記第二装飾部材とは、少なくとも前記第三球誘導通路を介して一体に形成されていることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1から8の何れか一項において、前記第一球誘導通路を構成する前記遊技装置の側面は、前記球進路変更部材の少なくとも一部と対向する前記遊技装置の第一側面が、前記第一側面の上方側で前記領域区画部材と対向する前記遊技装置の第二側面の少なくとも一部よりも前記遊技領域の中央側に位置することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1から9の何れか一項において、前記遊技装置は、前記球誘導部材と一体に形成され、前記球誘導部材により前記遊技装置を前記遊技盤へ取り付ける構成にしたことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1から10の何れか一項において、前記遊技装置は、前記第一球誘導通路を形成する側の側面と前記領域区画部材との間隔が、前記遊技領域の略中央垂直線に対して前記第一球誘導通路を形成する側とは反対側の側面と前記領域区画部材との間隔よりも狭くなるよう左右非対称に形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、領域区画部材および遊技装置の各々少なくとも一部で構成される第一通路区画部材により区画形成され遊技球を流下させる第一球誘導通路と、前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を更に流下させる第二球誘導通路と、前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を前記第二球誘導通路の流下方向とは異なる前記遊技領域の中央側へ流下させる第三球誘導通路と、前記各球誘導通路を連通させる分岐空間部とにより構成された特別球通路空間と、前記分岐空間部に設けられ前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を前記第二球誘導通路と前記第三球誘導通路の何れにも誘導可能にするための球誘導部材と、前記特別球通路空間内の前記球誘導部材より上方に設けられて前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を進路変更させ前記球誘導部材へ導く球進路変更部材とを備え、前記第一球誘導通路と前記第二球誘導通路は、少なくとも一部が前記遊技領域の最端部に設けられ、前記第一球誘導通路と前記第二球誘導通路の少なくとも一部が設けられる前記遊技領域の最端部は、略円弧状あるいは略直線状に形成されると共に、前記第一球誘導通路及び前記第二球誘導通路の少なくとも一部が前記遊技領域の最端部に沿って同一円弧上あるいは同一直線上に配設されたことにより、例えば比較的大きな遊技装置によって球通過領域が制限された状態においても、流下する遊技球の動きが制限される可能性を低減し、遊技球の動きの単調化を抑えて遊技の興趣向上を図ることが可能である。
また、請求項1の発明によれば、前記特別球通路空間に設けられる球進路変更部材は、前記遊技領域内の球通過可能領域における最端部に設けられているため、前記特別球通路空間内を流下するほとんどの遊技球が一つの球誘導通路に誘導されることを防止することが可能である。さらに前記球進路変更部材は、遊技盤前方側へ突出して設けられると共に遊技領域の略中央側へ傾斜した球進路変更用傾斜部を備えるため、第一球誘導通路を流下する遊技球の進路を変更することが可能である。
また、請求項1の発明によれば、前記遊技領域には特定位置が設けられていると共に前記特定位置としての特定入賞口に遊技球が入球することに起因して遊技者への有利な特典を付与することが可能に構成されており、前記第三球誘導通路を通過する遊技球と接触して遊技球を前記特定入賞口の含まれる特定領域へ誘導され易くする遊技球接触面が、前記特定領域へ向けて且つ下方側に傾斜して前記第三球誘導通路に設けられ、前記第二球誘導通路を流下してきた遊技球は、前記特定入賞口に入球不可能に流下方向が規制される一方、前記第三球誘導通路を流下してきた遊技球は、前記特定入賞口に入球可能に流下方向が規制されていることにより、前記第三球誘導通路を通過する遊技球を前記特定領域へ誘導し易くすることが可能であり、特典付与に対する遊技者の期待を高めることが可能である。
請求項2の発明によれば、前記第二球誘導通路の少なくとも一部が第二通路区画部材により区画形成され、前記第三球誘導通路の少なくとも一部が第三通路区画部材により区画形成されているため、各通路区画部材によって第二球誘導通路及び第三球誘導通路を区画形成することが可能である。
請求項3の発明によれば、前記球誘導部材は、前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を前記第二球誘導通路あるいは前記第三球誘導通路の何れかへ誘導され易くする球誘導用傾斜部を有するため、流下する遊技球を第二球誘導通路あるいは第三球誘導通路の何れかへ誘導され易くすることが可能である。さらに、前記球誘導部材は、前記遊技盤に対して固定可能な部材からなるため、遊技盤に固定することが可能である。
請求項4の発明によれば、前記遊技領域を流下する遊技球と接触することにより遊技球を所定方向へ誘導する誘導釘あるいは前記遊技領域を流下して接触する遊技球の自重により回転する風車が、前記遊技領域に配置され、前記球進路変更部材及び前記球誘導部材は、前記誘導釘及び前記風車の何れとも異なる部材で構成されていることにより、誘導釘や風車に制約されることなく別の部材で遊技球を所定方向へ誘導することが可能となる。
請求項5の発明によれば、前記領域区画部材は、前記遊技盤に配置された外レールと内レールとで構成され、前記外レールの少なくとも一部と前記内レールにより前記遊技球を前記遊技領域へ案内する案内通路を形成し、前記球進路変更部材は、前記案内通路と対向する前記外レール内面側に配置されたことにより、前記案内通路と対向する外レール側を有効的に利用することが可能である。
請求項6の発明によれば、前記遊技装置は、前記領域区画部材とによって前記第一球誘導通路を形成する第一装飾部材と、前記第一装飾部材の略下方側に配設された第二装飾部材とを含み、前記第一装飾部材の側面と、前記第一装飾部材の少なくとも一部と対向する前記第二装飾部材の側面との各々少なくとも一部により前記第三球誘導通路を形成するようにしたため、前記第一装飾部材と第二装飾部材を利用して第三球誘導通路を形成することが可能である。
請求項7の発明によれば、前記第二球誘導通路は、前記第二装飾部材の側面と前記領域区画部材の前記球進路変更部材下方側部分との各々少なくとも一部により構成されているため、前記第二装飾部材と前記領域区画部材を利用して前記第二球誘導通路を形成することが可能である。
請求項8の発明によれば、前記第一装飾部材と前記第二装飾部材とは、少なくとも前記第三球誘導通路を介して一体に形成されているため、前記第一装飾部材と前記第二装飾部材の取付けを容易に行うことが可能になると共に、前記第三球誘導通路を容易に形成することが可能である。
請求項9の発明によれば、前記第一球誘導通路を構成する前記遊技装置の側面は、前記球進路変更部材の少なくとも一部と対向する前記遊技装置の第一側面が、前記第一側面の上方側で前記領域区画部材と対向する前記遊技装置の第二側面の少なくとも一部よりも前記遊技領域の中央側に位置するようにしたことにより、球進路変更部材で遊技球が停止することなく流下可能となり、前記分岐空間部で遊技球を2個並列状態で流下させることも可能である。
請求項10の発明によれば、前記遊技装置は、前記球誘導部材と一体に形成され、前記球誘導部材により前記遊技装置を前記遊技盤へ取り付ける構成にしたため、前記遊技装置を遊技盤へ一層強固に固定することが可能であると共に、前記球誘導部材自体も遊技盤に固定されるため、流下する遊技球によって球誘導部材が遊技盤から外れる可能性を低減することが可能である。
請求項11の発明によれば、前記遊技装置は、前記第一球誘導通路を形成する側の側面と前記領域区画部材との間隔が、前記遊技領域の略中央垂直線に対して前記第一球誘導通路を形成する側とは反対側の側面と前記領域区画部材との間隔よりも狭くなるように左右非対称に形成されているため、前記遊技装置をより多様化した構成にすることが可能である。
以下、添付の図面に基づき本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の第一実施例に係る弾球遊技機全体を示す正面図、図2は第一実施例の弾球遊技機における遊技盤の正面図、図3は図2のR部について球誘導部材を断面で表した拡大図、図4は第一実施例の弾球遊技機におけるセンター役物の正面図、図5は第二実施例の弾球遊技機全体を示す正面図、図6は第二実施例の弾球遊技機における遊技盤の正面図、図7は図6のS部の拡大図である。
図1に示す第一実施例の弾球遊技機1は、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ遊技機であって、遊技盤2の縁に外レール3及び内レール4で構成される領域区画部材が略円形に配置され、前記外レール3及び内レール4からなる領域区画部材によって区画形成された遊技領域6が前記遊技盤2上に設けられている。本実施例における前記遊技領域6は略円形とされているが、円形に限るものではなく、例えば少なくとも一部が略直線状とされたものでもよい。また、弾球遊技機1の前面側には、枠飾り右ランプ35a及び枠飾り左ランプ35b、縁飾り右上ランプ35c、縁飾り左上ランプ35d、払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿36、該上側球受け皿36の飽和時に遊技球を受けるための下側球受け皿37、効果音等を発するスピーカ38、遊技者の発射操作に応じて遊技球を前記遊技領域6に向けて弾発発射する球発射装置64が設けられ、さらにプリペイドカードユニット66が接続されている。なお、符号F1は弾球遊技機の外枠、F2は外枠F1に取り付けられた前枠、Gは前枠F2に開閉可能にヒンジで取り付けられたガラス枠である。以下主要な部分について説明する。
図2にも示すように、前記外レール3の一部と前記内レール4間によって遊技球の案内通路5が形成されている。前記案内通路5は、前記球発射装置64によって発射された遊技球が通過可能とされ、前記案内通路5を通った遊技球が前記遊技領域6へ打ち込まれるように構成されている。
前記遊技領域6には、前記遊技領域6に打ち込まれた遊技球を誘導する誘導釘J、前記遊技領域6へ打ち込まれた遊技球の接触により回転する風車K、後記する少なくとも第一形成部材及び第二形成部材を含む種々の遊技装置、始動入賞口25、左ゲート27、右ゲート28、左袖入賞口29、右袖入賞口30、左落とし入賞口31、右落とし入賞口32、大入賞口33、アウト口34が配置されている。なお、前記左ゲート27及び右ゲート28以外の種々の前記入賞口に遊技球が入球(入賞)すると、所定数の遊技球が賞品球として前記上側球受け皿36に払い出される。
前記遊技領域6に配置される遊技装置として、本実施例では、センター役物7からなる第一装飾部材(第一形成部材)、表示装置9、サイドランプ10からなる第二装飾部材(第二形成部材)、左脇装飾部材11がある。なお、本実施例では、遊技装置の第一形成部材及び第二形成部材として各々第一装飾部材及び第二装飾部材を用いているが、それに限る物ではなく、例えば、表示装置9等の種々の部材を第一形成部材あるいは第二形成部材として用いてもよい。
本実施例における前記センター役物7は、前記遊技領域6の略上半分の大部分を占める立体的な装飾部材からなり、前記センター役物7の上方及び左右に前記外レール3及び内レール4からなる前記領域区画部材との間に遊技球通過可能な球通過可能領域12を残して、前記遊技領域6の略上半分に設置される。また、本実施例では、前記遊技領域6の中央垂直線C(図2に示す)に対して右側となる前記センター役物7の右側側面7aと、前記右側側面7aに対向する前記外レール3の部分3aとが第一通路区画部材8を構成し、前記第一通路区画部材8により区画形成された部分、すなわち前記センター役物7の右側側面7aと前記右側側面7aに対向する前記外レール3の部分3aとの隙間が遊技球一個分の隙間とされて、遊技球一個の流下可能な第一球誘導通路13とされている。さらに、本実施例のセンター役物7は、前記第一球誘導通路13を形成する側の右側側面7aと前記領域区画部材、本実施例では外レール3との間隔d1が、前記遊技領域6の中央垂直線Cに対して、前記第一球誘導通路13を形成する側の右側側面7aとは反対側の左側側面7bと前記領域区画部材、本実施例では内レール4の間隔d2よりも狭くなるように、左右非対称に形成されている。
前記表示装置9は、遊技が大当たりか否かの判定結果を特別図柄の組合せで表示する特別図柄表示部42と、左下に組み込まれて遊技が小当たりか否かの判定結果を表示する普通図柄表示部45とよりなり、本実施例では前記センター役物7で囲まれた状態で前記遊技領域6の中央に配置されている。前記特別図柄表示部42は、液晶,ドットマトリックス若しくはLED表示装置等の表示装置からなる。本実施例では、液晶表示器(TFT−LCDモジュール)で構成される。
前記特別図柄表示部42は、上側表示領域、中央表示領域、下側表示領域の3つに分割された特別図柄表示領域を有し、前記上側表示領域には上特別図柄が、中央表示領域には中特別図柄が、下側表示領域には下特別図柄が、変動表示及び停止表示可能とされている。本実施例において、前記上側表示領域、中央表示領域、下側表示領域にそれぞれ表示される特別図柄は、数字が『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11』とされた12種類で構成され、大当たりの場合には、前記上側表示領域、中央表示領域、下側表示領域に、いわゆるぞろ目、すなわち数字が同一の特別図柄からなる当たり図柄の組合せ(例えば‘0,0,0’、‘1,1,1’等)で停止表示されることにより、大当たりであることを示すようになっている。
前記普通図柄表示部45は、小当たり判定図柄として記号或いは絵(キャラクタ)等からなる普通図柄が変動表示及び停止表示可能とされている。本実施例における前記普通図柄表示部45に変動及び停止表示される普通図柄(小当たり判定図柄)は、『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9』の10通りの図柄とされており、所定条件に起因して変動及び停止表示され、小当たりの場合には、前記普通図柄表示部45に奇数の普通図柄で停止表示するようになっている。
前記第二装飾部材としてのサイドランプ10は、遊技の進行等に応じて点灯、消滅を行うものであると共に、本実施例では、後記のように、前記外レール3の右端下部との間で第二球誘導通路16を形成するものであり、さらに、図4から容易に理解されるように、前記センター役物7との間で第三球誘導通路17を形成するものであり、前記第三球誘導通路17を介して一体に形成されている。なお、前記センター役物7とサイドランプ10は分離したものであってもよい。
前記第二球誘導通路16は、図3からより容易に理解されるように、前記第二装飾部材としてのサイドランプ10の右側側面10a(請求項9記載の「前記第二装飾部材の側面」に相当する)と、後記の球進路変更部材22より下方の前記外レール3の部分3b(請求項9記載の「前記領域区画部材の前記球進路変更部材下方側部分」に相当する)とにより構成される第二通路区画部材47によって区画形成される。すなわち前記第二球誘導通路16は、前記サイドランプ10の右側側面10aと前記右側側面10aに対向する前記外レール3の部分3bとの間に形成された遊技球一個分の幅からなる隙間とされ、前記第一球誘導通路13を流下してきた遊技球を、前記外レール3に沿って下方のアウト口34へ誘導可能にしている。
前記第三球誘導通路17は、前記第一球誘導通路13を流下してきた遊技球を、前記第二球誘導通路16の流下方向とは異なる前記遊技領域6の中央側へ流下させるためのもので、前記センター役物7の右下側側面7c(請求項8記載の「前記第一装飾部材の側面」に相当する)と前記右下側側面7cに対向するサイドランプ10の上側側面10b(請求項8記載の「前記第二装飾部材の側面」に相当する)とによって構成される第三通路区画部材48により、前記センター役物7の右下側側面7cと前記右下側側面7cに対向するサイドランプ10の上側側面10bとの間に、遊技球一個分が通過可能に形成されている。また、前記センター役物7の右下側側面7cとにより前記第三球誘導通路17を構成する前記サイドランプ10の上側側面10bは、前記遊技領域6の最端部付近(本実施例では前記遊技領域6の右端部付近)から前記遊技領域6の特定位置が含まれる略中央下部の特定領域、すなわち本実施例では、前記表示装置6の下方に設けられた特定位置(始動入賞口25,左右ゲート27,28)が含まれる特定領域へ向けて下方へ傾斜した遊技球接触面17aを構成しており、前記第一球誘導通路13を流下してきて前記第三球誘導通路17へ至った遊技球が前記遊技球接触面17a上を転動することにより、前記特定領域へ誘導され易いようになっている。なお、本実施例においては、サイドランプ10の右側側面10aと上側側面10bとを異なる側面として構成しているが、それに限る物ではなく、例えば、同一側面上(例えば、滑らかな曲面形状の側面など)に各々設ける構成にしてもよい。
前記第一球誘導通路13,前記第二球誘導通路16及び前記第三球誘導通路17の境界付近は、前記各球誘導通路13,16,17を連通させる分岐空間部19を構成している。さらに前記第一球誘導通路13、前記第二球誘導通路16、前記第三球誘導通路17及び前記分岐空間部19によって特別球通路空間23(図2に示す)が構成されている。
図3に示すように、前記特別球通路空間23の分岐空間部19には、前記第一球誘導通路13を流下してきた遊技球を、前記第二球誘導通路16と前記第三球誘導通路17の何れにも誘導可能にするための球誘導部材20が設けられ、また、前記特別球通路空間23内における前記球誘導部材20より上方位置には、前記第一球誘導通路13を流下してきた遊技球Pを進路変更させて前記球誘導部材20へ導く球進路変更部材22が設けられている。
前記球誘導部材20は、本実施例では、図4に示すように、前記センター役物7の右端から突出した板状片21の裏側に形成されて前記センター役物7と一体になっている。また、本実施例の球誘導部材20は、前記遊技盤2への固定可能な部材で構成され、前記球誘導部材20における前記遊技盤2の表面と接触する先端部分が、ネジやクリップ等の固定手段で前記遊技盤2に固定可能となっている。さらに前記球誘導部材20は、前記センター役物7の遊技盤2に対する取付箇所の一つとされており、前記球誘導部材20を前記遊技盤2に固定することによって、前記センター役物7を遊技盤2に取り付けることができるようになっている。また、流下する遊技球が前記球誘導部材20に接触した際に、前記球誘導部材20が前記遊技盤2から外れる可能性も低減される。なお、本実施例では前記球誘導部材20とセンター役物7とを板状片21により一体化した構成にしているが、それに限る物ではなく、前記球誘導部材20とセンター役物7を別体に構成してもよい。
また、本実施例の球誘導部材20は、図3に示すように、前記分岐空間部19の略中央位置に設けられ、前記第一球誘導通路13を流下してきた遊技球を前記第二球誘導通路16あるいは前記第三球誘導通路17の何れかへ誘導され易くすると共に、前記第一球誘導通路13を流下してきた遊技球が前記球誘導部材20で停止するのを防止するための球誘導用傾斜部20aを、前記球誘導部材20の上部に有する略三角柱形状で構成されている。なお、前記球誘導用傾斜部20aは、前記球誘導部材20において前記第二球誘導通路16を向く側に形成されているが、前記第三球誘導通路17を向く側に形成されていても、あるいは前記第二球誘導通路16を向く側と前記第三球誘導通路17を向く側の両方に形成されていてもよい。
前記球進路変更部材22は、前記遊技領域6において遊技球が通過可能な球通過可能領域の最端部、図示の例では右端部に、前記遊技盤2の前方、すなわち遊技者方向へ突出して設けられている。また、前記球進路変更部材22は、前記遊技領域6の略中央側へ傾斜した球進路変更用傾斜部22aを上部に備えた形状とされている。本実施例では、前記遊技領域6内へ突出した断面略三角形状のものとされ、前記案内通路5と対向する前記外レール3の内面側に、前記球誘導部材20の球誘導用傾斜部20aとの間に遊技球通過可能な隙間を残して配置されている。
また、本実施例では、前記球進路変更部材22の少なくとも一部と対向する前記センター役物(第一装飾部材)7の第一側面7d(請求項11の「前記遊技装置の第一側面」に相当する)は、前記第一側面7dの上方側で前記領域区画部材の外レール3と対向する前記センター役物(第一装飾部材)7の第二側面7e(請求項11の「前記遊技装置の第二側面」に相当する)の少なくとも一部よりも前記遊技領域6の中央側に位置するようにされている。それによって、前記第一側面7dと前記球進路変更部材22間の幅が広くなり、前記第一球誘導通路13を流下してきた遊技球が、前記球進路変更部材22によって前記球誘導部材20側へ進路変更する際に、前記センター役物7の第一側面7dと前記球進路変更部材22との間で球詰まりを生じて流下できなくなるのを防ぐことができる。さらに、前記第一側面7dを前記遊技領域6の中央側に位置させて前記球進路変更部材22との間を広くすることによって、前記分岐空間部19に遊技球が2個並列して流下できるようにし、さらにその2個の遊技球を前記球誘導部材20によって、前記第二球誘導通路16あるいは前記第三球誘導通路17へスムーズへ誘導することも可能になる。なお、前記第一球誘導通路13及び前記第二球誘導通路16の各々少なくとも一部は、遊技球が2個並列して通過不可能な幅に形成されている。
前記左脇装飾部材11は、前記遊技領域6の左端付近において前記内レール4の側面と接触し、且つ前記センター役物7の左端との間に遊技球の通過可能な隙間を残して配設されている。なお、本実施例では、前記左脇装飾部材11と前記センター役物7との間の隙間に、前記風車Kが配置されている。
前記始動入賞口25は、前記表示装置9の真下に設けられ、2つの可動片25a,25bを備えると共に、前記2つの可動片25a、25bの先端間が入球可能領域とされ、前記可動片25a,25bが背面の始動入賞口用ソレノイドにより略垂直にされて入球(入賞)のし難い入球可能領域狭小状態と、略V字形(逆ハの字形)に拡開されて入球(入賞)のし易い入球可能領域拡大状態間を変化可能に制御されている。前記始動入賞口25の入球可能領域拡大は、前記普通図柄表示部45の普通図柄(小当たり判定図柄)が変動した後に予め決められた特定の普通図柄で確定停止表示されて小当たり(普通図柄当たり)が成立した時に行われようにようにされている。
前記始動入賞口25の裏側には、特別図柄変動開始スイッチ(図示せず)が設けられている。前記始動入賞口25に遊技球が入球して遊技球の存在が前記特別図柄変動開始スイッチで検出されると、前記始動入賞口25における遊技球の存在に起因して前記特別図柄表示部42で特別図柄の変動が開始され、所要時間変動した後に停止表示する図柄表示遊技が実行される。そして、停止特別図柄の組合せにより大当たりか否かの結果が示される。前記停止特別図柄の組み合わせが大当たりの場合には、遊技者に有利な特典が付与される後記の大当たり遊技(特別遊技)が行われる。
前記左ゲート27及び前記右ゲート28は、前記始動入賞口25の左右に設けられ、さらに、前記左ゲート27及び前記右ゲート28の裏側には普通図柄変動開始スイッチ(図示せず)が設けられている。前記左ゲート27及び前記右ゲート28を遊技球が通過して、前記遊技球の通過時に遊技球の存在が検出されると、前記普通図柄表示部45で普通図柄の変動を開始し、所定時間変動後に停止する。そして停止普通図柄が小当たり図柄の場合には、遊技者への有利な特典が付与される。この場合の特典としては、前記2つの可動片25a,25bが所定回数開閉してその回数だけ前記入球可能領域拡大状態になり、それによって遊技球を入球し易くする特典とされている。
前記左袖入賞口29及び前記右袖入賞口30は前記左ゲート27及び前記右ゲート28の下方に設けられている。また、前記左袖入賞口29及び前記右袖入賞口30の下方には前記左落とし入賞口31と前記右落とし入賞口32が設けられている。
前記大入賞口33は、遊技盤背面の大入賞口開放用ソレノイド(図示せず)によって開閉する開閉板61を備えている。この大入賞口33は、通常は開閉板61が閉じた状態とされ、大当たり遊技の際に開くようになっている。前記大入賞口33の一部には、該大入賞口33が開いた際に開口して入賞(入球)可能にする特定領域入賞口63を有する。さらに、前記特定領域入賞口63には、所定条件時に特定領域開放用ソレノイドにより開閉される開閉扉(図示せず)が設けられている。また、前記特定領域入賞口63には特定領域入賞口への入賞球(入球遊技球)を検出する特定入賞球検出スイッチ(特定領域センサー)が設けられ、該入賞球の検出により前記大入賞口33を再度開ける継続権利が成立するようにされている。前記大入賞口33内の略中央には、前記大入賞口33に入賞し、かつ前記特定領域入賞口63に入賞しなかった入賞球を検出する入賞球数カウントスイッチ(図示せず)が設けられている。
遊技者に有利な特典が付与された前記大当たり遊技では、前記大入賞口33の開閉板61が開いて前記遊技領域6の表面を流下してくる遊技球を受け止め、前記大入賞口33へ入賞可能にする。そして、前記大入賞口33への入賞があると、図示しない賞球払出装置により所定数の遊技球が賞品球として払い出される。前記開閉板61は、所定時間(例えば29.5秒)経過後、或いは前記入賞球数カウントスイッチで検出された入賞球数が所定個数(例えば10個)となった時点で閉じるようにされている。
前記大入賞口33の開放中又は大入賞口33が閉じてから約2秒以内に、前記特定領域入賞口への入賞球を特定入賞球検出スイッチが検出すると、前記大当たりを再度繰り返す継続権利が発生し、所定最高回数(例えば最高15回又は13回)、前記開閉板61の開放を繰り返すようになっている。
このように、前記第一実施例の弾球遊技機1では、前記遊技領域6に、前記遊技領域6の中央側に配置された前記始動入賞口25や右ゲート28等の特定入賞口と、前記特定入賞口に遊技球が入球したことに起因して図柄表示遊技を実行する表示装置9が設けられており、前記第二球誘導通路16を流下してきた遊技球は、前記特定入賞口に入球不可能に流下方向が規制されている一方、前記第三球誘導通路17を流下してきた遊技球は、前記特定入賞口に入球可能に流下方向が規制されている。
また、前記第一実施例の弾球遊技機1では、前記第一球誘導通路13及び前記第二球誘導通路16は、少なくとも一部が前記遊技領域6の最端部に設けられている。さらには、前記第一球誘導通路13及び前記第二球誘導通路16の少なくとも一部が設けられる前記遊技領域6の最端部は、略円弧状にあるいは略直線状に形成され、前記第一球誘導通路13及び前記第二球誘導通路16が前記最端部に設けられると共に、前記最端部に沿って同一円弧上にあるいは同一直線上に配設されている。
また、前記第一実施例の弾球遊技機1では、前記第一球誘導通路13及び前記第二球誘導通路16における各々の少なくとも一部は、遊技球が2個並列して通過不可能な幅に形成されると共に、前記分岐空間部19では遊技球が2個並列して通過可能な幅に形成されている。
以下、前記第一実施例の弾球遊技機1における遊技球の流れについて説明する。前記球発射装置64の操作によって発射された遊技球は、前記外レール3と前記内レール4間の案内通路5を通って前記遊技領域6へ誘導され、前記遊技領域6を流下する。
その際、通常の発射強度で前記遊技領域6へ発射された遊技球は、前記センター役物7の左方の球通過可能領域を流下し、前記始動口25やその他の入賞口29,30,31,32、前記左右ゲート27,28あるいは前記アウト口34に誘導される。
しかし、通常より強く発射された遊技球は、しばしば前記センター役物7の右方へ誘導され、前記センター役物7の右方の球通過領域を通過する場合がある。このようにして、前記センター役物7の右方の球通過領域へ誘導された遊技球は、前記第一球誘導通路13を流下して球進路変更部材22に接触し、それによって流下速度を減少しつつ前記分岐空間部19の前記球誘導部材20へ誘導される。前記球誘導部材20へ誘導された遊技球は、前記球誘導部材20と接触することにより、前記第二球誘導通路16あるいは前記第三球誘導通路17へ誘導される。
前記第二球誘導通路16へ誘導された遊技球は、前記第二球誘導通路16を通過して前記アウト口34へ誘導され、前記アウト口34から弾球遊技機1から排出される。それに対し、前記第三球誘導通路17へ誘導された遊技球は、前記第三球誘導通路17を通過して前記始動入賞口25あるいは左右のゲート27,28の何れかの付近へ誘導され易く、前記始動入賞口25に入球あるいは前記左右ゲート27,28の何れかを通過し易くなる。
従来の弾球遊技機では、センター役物の右方の球通過可能領域を流下する遊技球は、ほとんど「死球」としてアウト口へ誘導されていたため、遊技球を遊技領域の右方へ発射する意味があまり無かったのに対し、本発明の第一実施例によれば、前記センター役物右方の球通過可能領域を流下する遊技球は、アウト口以外にも前記始動入賞口やゲートへ入球あるいは通過の可能性があるため、遊技者はセンター役物の左右何れの球通過可能領域においても遊技球の動きを楽しむことが可能である。さらに、前記センター役物右方の球通過可能領域を流下する遊技球の少なくとも一部は、前記アウト口に誘導されるため、前記始動入賞口やゲートに過度に入球あるいは通過することを防止することが可能となり、遊技店側が不利な状況となる可能性を低減させることが可能である。
図5は本発明の第二実施例の弾球遊技機1A、図6は前記第二実施例の弾球遊技機1Aの遊技盤2Aを示し、また図7は図6のS部を拡大した図であり、第二実施例の弾球遊技機1Aにおける分岐空間部付近を示す。この第二実施例の弾球遊技機1Aにおいては、前記第一実施例の弾球遊技機1と同一の部分については第一実施例と同一の符号を付し、前記第一実施例と異なる部分については第一実施例と異なる符号を付した。また、以下の第二実施例の説明において、前記第一実施例と同一の部分については説明を省略又は簡略にし、異なる部分のみについて詳細に説明する。
第二実施例の弾球遊技機1Aにおいては、図1の第一実施例の弾球遊技機1における遊技盤2に代えて、図6の遊技盤2Aが用いられる。前記遊技盤2Aにおいては、前記第一実施例と同様に外レール3及び内レール4で区画形成された遊技領域6が形成され、前記遊技領域6には、略中央にセンター役物7が配置され、前記センター役物7の右側側面7a部と前記右側側面7aに対向する前記外レール3の部分3aとの隙間が、遊技球一個分の隙間とされて遊技球一個の流下可能な第一球誘導通路13とされている。
前記第一球誘導通路13の下方には分岐空間部51が形成され、さらに前記分岐空間部51には、前記第一球誘導通路13を流下してきた遊技球を第二球誘導通路60と第三球誘導通路61の何れにも誘導可能にするための球誘導部材55が設けられ、その上方には、前記第一実施例と同様に球進路変更部材22が設けられている。前記球誘導部材55は前記遊技盤2Aにネジあるいはクリップ等で固定可能な部材で構成されている。符号52は前記第一球誘導通路13、前記分岐空間部51、前記第二球誘導通路60及び前記第三球誘導通路61で構成される特別球通路空間である。
第二実施例における前記球誘導部材55においては、前記第一球誘導通路13を流下してきた遊技球Pが前記球誘導部材55で停止するのを防止するための球誘導用傾斜部55aを前記球誘導部材55の上部に有する縦長な柱形状で構成されている。なお、本実施例の前記球誘導用傾斜部55aは、前記球誘導部材55において第二球誘導通路60を向く側に形成されているが、第三球誘導通路61を向く側に形成されていても、あるいは前記第二球誘導通路60を向く側と前記第三球誘導通路61を向く側の両方に形成されていてもよい。
前記センター役物7の右下方には、第二装飾部材としてのサイドランプ50が、前記外レール3と前記内レール4間の案内通路5に対向する前記外レール3の内面側と接触し、且つ前記センター役物7の右下側側面から所定距離離して設けられている。前記サイドランプ50は、平面視略三角形状からなり、その上側側面50aが前記遊技領域6の中央下方へ向けて傾斜している。前記センター役物7と前記サイドランプ50間の空間には、前記サイドランプ50の上側側面50aと略平行な仕切板形状からなる誘導部56が配置されている。前記誘導部56は、その下側側面56aが前記サイドランプ50の上側側面50aとにより第二通路区画部材67を構成し、前記第二通路区画部材67により第二球誘導通路60を形成する。また、前記誘導部56の上側側面56bと前記センター役物7の右下側側面7cとは第三通路区画部材68を構成し、前記第三通路区画部材68により第三球誘導通路61を形成する。前記第二球誘導通路60は、前記右ゲート28付近へ向けて傾斜して設けられ、前記第二球誘導通路60上を流下する遊技球に対して前記右ゲート28を通過し易くする。それに対し、前記第三球誘導通路61は、前記始動入賞口25へ向けて傾斜して設けられ、前記第三球誘導通路61上を流下する遊技球に対して前記始動口25に入球し易くする。また、この第二実施例では、前記誘導部56は前記球誘導部材55と一体的に形成されており、前記第二球誘導通路60と前記第三球誘導通路61が、前記球誘導部材55から前記誘導部56にかけてそれぞれ一連に形成された状態になっている。但し、前記球誘導部材55と前記誘導部56を一体的に形成している構成となっているが、それに限るものではなく、前記球誘導部材55と前記誘導部56とを別体にしてもよい。また、前記誘導部56は、例えば誘導釘Jを遊技盤2に配設することにより構成してもよい。なお、前記誘導部56の上側側面56bは遊技球接触面61aを構成し、前記第三球誘導通路61を通過する遊技球と接触して遊技球を前記特定位置の含まれる特定領域(前記始動入賞口25の配置されている領域)へ誘導され易くなるよう、前記特定領域へ向けて且つ下方側へ傾斜している。
このように、前記第二実施例の弾球遊技機1Aによれば、前記遊技領域6には、前記遊技領域6の中央側に配置された前記始動入賞口25と、前記始動入賞口25に遊技球が入球したことに起因して図柄表示遊技を実行する表示装置9が設けられており、前記第一球誘導通路13を流下し、前記分岐空間部51で前記球誘導部材55により前記第二球誘導通路60へ誘導されて前記第二球誘導通路60を流下してきた遊技球については、前記始動入賞口25に入球不可能であり、前記始動入賞口25とは異なる入賞口(例えば、前記ゲート(図示の場合は右ゲート28))へ入球可能に流下方向が規制されている一方、前記分岐空間部51で前記球誘導部材55により前記第三球誘導通路61へ誘導されて前記第三球誘導通路61を流下してきた遊技球については、前記始動入賞口25に入球可能に流下方向が規制されている。
また、前記第二実施例の弾球遊技機1Aでは、前記第一球誘導通路13及び前記第二球誘導通路60は、少なくとも一部が前記遊技領域6の最端部に設けられている。さらには、前記第一球誘導通路13及び前記第二球誘導通路60の少なくとも一部が設けられる前記遊技領域6の最端部は、略円弧状にあるいは略直線状に形成され、前記第一球誘導通路13及び前記第二球誘導通路60の少なくとも一部が前記最端部に設けられると共に、前記最端部に沿って同一円弧上にあるいは同一直線上に配設されている。
また、前記第二実施例の弾球遊技機1Aでは、前記第一球誘導通路13及び前記第二球誘導通路60における各々の少なくとも一部は、遊技球が2個球並列して通過不可能な幅に形成されると共に、前記分岐空間部51では遊技球が2個並列して通過可能な幅に形成されている。
特に前記第二実施例においては、前記遊技装置は、前記領域区画部材(前記外レール3及び内レール4)とにより前記第一球誘導通路13を形成する第一装飾部材(前記センター役物7)と前記第一装飾部材の略下方側に配置された第二装飾部材(前記サイドランプ50)とを含み、前記第一装飾部材と前記第二装飾部材との間に誘導部56を配置し、少なくとも前記第一装飾部材の側面と前記誘導部56により前記第三球誘導通路61を形成すると共に、少なくとも前記第二装飾部材の側面と前記誘導部56により前記第二球誘導通路60を形成している。さらに、前記球誘導部材55と前記誘導部56との少なくとも一部が一体的に形成されている。前記誘導部56の上側側面は遊技球接触面61aを構成し、前記第三球誘導通路61を通過する遊技球と接触して遊技球を前記特定位置の含まれる特定領域(前記始動入賞口25の配置されている領域)へ誘導され易くなるよう、前記特定領域へ向けて且つ下方側へ傾斜している。
前記のように構成された第二実施例の弾球遊技機1Aにおける遊技球の流れについて、以下に説明する。前記球発射装置64の操作によって発射された遊技球は、前記外レール3と前記内レール4間の案内通路5を通って前記遊技領域6へ誘導され、前記遊技領域6を流下する。
その際、通常の発射強度で前記遊技領域6へ発射された遊技球は、前記センター役物7の左方の球通過可能領域を流下し、前記始動口25やその他の入賞口29,30,31,32、前記左右ゲート27,28あるいはアウト口34に誘導される。
しかし、通常より強く発射された遊技球は、しばしば前記センター役物7の右方へ誘導され、前記センター役物7の右方の球通過領域を通過する場合がある。このようにして、前記センター役物7の右方の球通過領域へ誘導された遊技球は、前記第一球誘導通路13を流下して球進路変更部材22に接触し、それによって流下速度を減少しつつ前記分岐空間部51の前記球誘導部材55へ誘導される。前記球誘導部材55へ誘導された遊技球は、前記球誘導部材55と接触することにより、前記第二球誘導通路60あるいは前記第三球誘導通路61へ誘導される。
前記第二球誘導通路60へ誘導された遊技球は、前記第二球誘導通路60を通過して前記右ゲート28付近へ誘導され、前記右ゲート28を通過し易くなる。それに対し、前記第三球誘導通路61へ誘導された遊技球は、前記第三球誘導通路61を通過して前記始動入賞口25付近へ誘導され易く、前記始動入賞口25へ入賞し易くなる。
従来の弾球遊技機では、センター役物の右方の球通過可能領域を流下する遊技球は、ほとんど「死球」としてアウト口へ誘導されていたため、遊技球を遊技領域の右方へ発射する意味があまり無かったのに対し、本発明の第二実施例によれば、前記センター役物右方の球通過可能領域を流下する遊技球は、前記始動入賞口やゲートへの入球あるいは通過の可能性があるため、遊技者はセンター役物の左右何れの球通過可能領域においても遊技球の動きを楽しむことが可能である。
なお、本発明は、前記実施例に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。例えば、第一実施例及び第二実施例において、前記第一球誘導通路と第二球誘導通路は、各々遊技球が一個分のみ通過可能な幅に形成されているが、それに限るものではなく、前記第一球誘導通路と前記第二球誘導通路の何れか一方を遊技球が一個分のみ通過可能な幅に形成する、あるいは前記第一球誘導通路と前記第二球誘導通路の各々の少なくとも一部が遊技球一個分のみ通過可能(他の部分については遊技球が二個分通過可能)な幅に形成してもよい。また、前記特別球通路空間23,52を遊技領域の前記案内通路5と対向する前記外レール3側に設けているが、それに限る物ではなく、例えば、前記案内通路5側の内レール4に沿って前記特別球通路空間23,52を設ける構成にしてもよい。さらに、前述したように本実施例において、第一形成部材及び第二形成部材として各々第一装飾部材及び第二装飾部材を用いたが、それに限る物ではなく、第一形成部材あるいは第二形成部材として、例えば、表示装置等の部材を用いてもよい。なお、各図面において第一装飾部材あるいは第二装飾部材となる部分を表示装置等に置き換えればよいため、詳細な説明は割愛する。
第一実施例に係る弾球遊技機全体を示す正面図である。 第一実施例の弾球遊技機における遊技盤の正面図である。 図2のR部について球誘導部材を断面で表した拡大図である。 第一実施例の弾球遊技機におけるセンター役物の正面図である 第二実施例に係る弾球遊技機全体を示す正面図である。 第二実施例の弾球遊技機における遊技盤の正面図である。 図6のS部の拡大図である。
符号の説明
1 第一実施例の弾球遊技機
1A 第二実施例の弾球遊技機
2 第一実施例の遊技盤
2A 第二実施例の遊技盤
3 第一実施例及び第二実施例の外レール(領域区画部材)
3a 第一実施例及び第二実施例の第一球誘導通路を構成する外レール(領域区画部材)の部分
3b 第一実施例の第二球誘導通路を構成する外レール(領域区画部材)の球進路変更部材下方側部分
4 第一実施例及び第二実施例の内レール(領域区画部材)
5 第一実施例及び第二実施例の案内通路
6 第一実施例及び第二実施例の遊技領域
7 第一実施例及び第二実施例のセンター役物(遊技装置、第一装飾部材)
7a 第一実施例のセンター役物(遊技装置、第一装飾部材)の右側側面
7c 第一実施例及び第二実施例のセンター役物(遊技装置、第一装飾部材)の第三球誘導通路を構成する側面
7d 第一実施例及び第二実施例のセンター役物(遊技装置、第一装飾部材)の第一側面
7e 第一実施例及び第二実施例のセンター役物(遊技装置、第一装飾部材)の第二側面
8 第一実施例及び第二実施例の第一通路区画部材
9 第一実施例及び第二実施例の表示装置
10 第一実施例のサイドランプ(遊技装置、第二装飾部材)
10a 第一実施例の第二球誘導通路を構成するサイドランプ(遊技装置、第二装飾部材)の側面
10b 第一実施例の第三球誘導通路を構成するサイドランプ(遊技装置、第二装飾部材)の側面
12 第一実施例及び第二実施例の球通過可能領域
13 第一実施例及び第二実施例の第一球誘導通路
16 第一実施例の第二球誘導通路
17 第一実施例の第三球誘導通路
17a 第一実施例の第三球誘導通路における遊技球接触面
19 第一実施例の分岐空間部
20 第一実施例の球誘導部材
20a 第一実施例の球誘導部材における球誘導用傾斜部
22 第一実施例及び第二実施例の球進路変更部材
22a 第一実施例及び第二実施例の球進路変更部材における球進路変更用傾斜部
23 第一実施例の特別球通路空間
25 第一実施例及び第二実施例の始動入賞口
27 第一実施例及び第二実施例の左ゲート
28 第一実施例及び第二実施例の右ゲート
33 第一実施例及び第二実施例の大入賞口
47 第一実施例の第二通路区画部材
48 第一実施例の第三通路区画部材
50 第二実施例のサイドランプ(遊技装置、第二装飾部材)
50a 第二実施例の第二球誘導通路を構成するサイドランプ(遊技装置、第二装飾部材)の側面
51 第二実施例の分岐空間部
52 第二実施例の特別球通路空間
55 第二実施例の球誘導部材
55a 第二実施例の球誘導部材における球誘導用傾斜部
56 第二実施例の誘導部
56a 第二実施例の第二球誘導通路を構成する球誘導部の側面
56b 第二実施例の第三球誘導通路を構成する球誘導部の側面
60 第二実施例の第二球誘導通路
61 第二実施例の第三球誘導通路
61a 第二実施例の第三球誘導通路における遊技球接触面
67 第二実施例の第二通路区画部材
68 第二実施例の第三通路区画部材
C 第一実施例及び第二実施例の中央垂直線
J 第一実施例及び第二実施例の誘導釘
K 第一実施例及び第二実施例の風車

Claims (11)

  1. 遊技盤と、
    前記遊技盤に配置された領域区画部材と、
    前記領域区画部材により前記遊技盤上に区画形成され遊技球が打ち込み可能とされた遊技領域と、
    前記遊技領域内に配置された遊技装置と、
    を備えた弾球遊技機において、
    前記領域区画部材および前記遊技装置の各々少なくとも一部で構成される第一通路区画部材により区画形成され遊技球を流下させる第一球誘導通路と、前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を更に流下させる第二球誘導通路と、前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を前記第二球誘導通路の流下方向とは異なる前記遊技領域の中央側へ流下させる第三球誘導通路と、前記各球誘導通路を連通させる分岐空間部、とにより構成された特別球通路空間と、
    前記分岐空間部に設けられ前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を前記第二球誘導通路と前記第三球誘導通路の何れにも誘導可能にするための球誘導部材と、
    前記特別球通路空間内の前記球誘導部材より上方に設けられて前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を進路変更させ前記球誘導部材へ導く球進路変更部材と、
    を備え
    前記第一球誘導通路と前記第二球誘導通路の各々は、少なくとも一部が前記遊技領域の最端部に設けられ、
    前記第一球誘導通路と前記第二球誘導通路の少なくとも一部が設けられる前記遊技領域の最端部は、略円弧状あるいは略直線状に形成されると共に、前記第一球誘導通路及び前記第二球誘導通路の少なくとも一部が前記遊技領域の最端部に沿って同一円弧上あるいは同一直線上に配設され、
    前記球進路変更部材は、前記遊技領域内の球通過可能領域における最端部に前記遊技盤前方側へ突出して設けられると共に前記遊技領域の略中央側へ傾斜した球進路変更用傾斜部を備え、
    前記遊技領域には特定位置が設けられていると共に前記特定位置としての特定入賞口に遊技球が入球することに起因して遊技者への有利な特典を付与することが可能に構成されており、
    前記第三球誘導通路を通過する遊技球と接触して遊技球を前記特定入賞口の含まれる特定領域へ誘導され易くする遊技球接触面が、前記特定領域へ向けて且つ下方側に傾斜して前記第三球誘導通路に設けられ、前記第二球誘導通路を流下してきた遊技球は、前記特定入賞口に入球不可能に流下方向が規制される一方、前記第三球誘導通路を流下してきた遊技球は、前記特定入賞口に入球可能に流下方向が規制されていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記第二球誘導通路は少なくとも一部が第二通路区画部材により区画形成され、前記第三球誘導通路は少なくとも一部が第三通路区画部材により区画形成されたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記球誘導部材は、前記第一球誘導通路を流下してきた遊技球を前記第二球誘導通路あるいは前記第三球誘導通路の何れかへ誘導され易くする球誘導用傾斜部を有すると共に、前記遊技盤に対して固定可能な部材からなることを特徴とする請求項1または2の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  4. 前記遊技領域を流下する遊技球と接触することにより遊技球を所定方向へ誘導する誘導釘あるいは前記遊技領域を流下し接触する遊技球の自重により回転する風車が、前記遊技領域に配置され、前記球進路変更部材及び前記球誘導部材は、前記誘導釘及び前記風車の何れとも異なる部材で構成されていることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  5. 前記領域区画部材は、前記遊技盤に配置された外レールと内レールとで構成され、前記外レールの少なくとも一部と前記内レールにより前記遊技球を前記遊技領域へ案内する案内通路を形成し、前記球進路変更部材は前記案内通路と対向する前記外レール内面側に配置されたことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  6. 前記遊技装置は、前記領域区画部材とによって前記第一球誘導通路を形成する第一装飾部材と、前記第一装飾部材の略下方側に配設された第二装飾部材とを含み、前記第一装飾部材の側面と、前記第一装飾部材の少なくとも一部と対向する前記第二装飾部材の側面との各々少なくとも一部により前記第三球誘導通路を形成することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  7. 前記第二球誘導通路は、前記第二装飾部材の側面と前記領域区画部材の前記球進路変更部材下方側部分との各々少なくとも一部により構成されていることを特徴とする請求項6に記載の弾球遊技機。
  8. 前記第一装飾部材と前記第二装飾部材とは、少なくとも前記第三球誘導通路を介して一体に形成されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の弾球遊技機。
  9. 前記第一球誘導通路を構成する前記遊技装置の側面は、前記球進路変更部材の少なくとも一部と対向する前記遊技装置の第一側面が、前記第一側面の上方側で前記領域区画部材と対向する前記遊技装置の第二側面の少なくとも一部よりも前記遊技領域の中央側に位置することを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  10. 前記遊技装置は、前記球誘導部材と一体に形成され、前記球誘導部材により前記遊技装置を前記遊技盤へ取り付ける構成にしたことを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  11. 前記遊技装置は、前記第一球誘導通路を形成する側の側面と前記領域区画部材との間隔が、前記遊技領域の略中央垂直線に対して前記第一球誘導通路を形成する側とは反対側の側面と前記領域区画部材との間隔よりも狭くなるよう左右非対称に形成されていることを特徴とする請求項1から10の何れか一項に記載の弾球遊技機。
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