JP3714123B2 - プレス機及びプレス機に用いられる部品供給装置 - Google Patents

プレス機及びプレス機に用いられる部品供給装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレス機及びプレス機に用いられる部品供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図6に示すように、プレス機51を構成するプレス金型52は、完成品としての複合端子53を製造するようになっている。複合端子53は、第1の部品としてのボディ部54と第2の部品としてのシェル部56とを一体化させることによって構成されている。ボディ部54はプレス金型52によって成形される。また、シェル部56は、プレス機51の外部にある図示しない金型によって成形された後、エアフィーダ55によってプレス金型52の内部に供給されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、エアフィーダ55はプレス機51の前面51a側に突設されていた。そのため、プレス機51の前面51a側にエアフィーダ55を取り付けるための大きなスペースを別に設ける必要があった。その結果、プレス機51が全体として大型化してしまうという問題があった。
【0004】
また、シェル部56はエアフィーダ55によって供給されるため、シェル部56を速く搬送することができなかった。ゆえに、プレス機51の生産能力を向上させることができなかった。
【0005】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化及び生産能力の向上を図ることができるプレス機及びプレス機に用いられる部品供給装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、対のプレス金型を備え、第1の部品と一体化させることにより完成品を構成する第2の部品を供給するプレス機であって、前記プレス金型同士が接触する接触面に開口する凹部に対して、同プレス金型が接離する方向に沿って移動する往復カムと、その往復カムが突き当たることにより、前記接触面に対して水平方向かつ前記第1の部品の供給方向に沿って移動する介在カムと、その介在カムに連動する伝達手段と、同伝達手段が作動することにより、前記介在カムが移動する方向と反対方向に移動して前記第2の部品を送り出す部品供給カムと、が収容される収容体を着脱可能に埋設したことを要旨とする。
【0007】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記伝達手段は、両端にそれぞれ前記介在カム及び前記部品供給カムが接続されるとともに、前記介在カムに連動して軸部を中心として回動する回動アームであることを要旨とする。
【0008】
請求項3に記載の発明では、一対のプレス金型同士が接触する接触面に開口する凹部に対して収容体が着脱可能に埋設され、当該収容体には、前記プレス金型が接離する方向に沿って移動する往復カムと、同往復カムが突き当たることにより、前記接触面に対して水平方向に移動する介在カムと、同介在カムに連動して軸部を中心として回動する回動アームと、同回動アームが回動することにより、前記介在カムが移動する方向と反対方向に移動する部品供給カムと、が収容されていることを要旨とする。
【0009】
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1に記載の発明によると、往復カム、介在カム、伝達手段及び部品供給カムが収容される収容体は接触面に開口する凹部に対して着脱可能に埋設されている。そのため、プレス機に往復カム、介在カム、伝達手段及び部品供給カムを設置するためのスペースを別に設ける必要がない。従って、プレス機を小型化することができる。また、第2の部品の供給は往復カム、介在カム、伝達手段及び部品供給カムによって機械的に行われる。そのため、第2の部品を速く搬送することができる。ゆえに、プレス機の生産能力を向上させることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明によると、軸部が挿通される位置が異なる回動アームが複数用意されている場合、回動アームを交換することによって、介在カムから軸部までの距離と部品供給カムから軸部までの距離との比を調節することができる。従って、回動アームを交換することによって部品供給カムの移動量を調節することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明によると、往復カムの動きが介在カム及び回動アームを介して部品供給カムに伝達される。そのため、往復カムを第1の部品及び第2の部品から離間した状態で配置することができる。よって、第1の部品及び第2の部品の供給が往復カムによって邪魔されてしまうのを防止することができる。また、収容体は接触面に開口する凹部に対して着脱可能に取り付けられている。従って、隣り合う第2の部品同士の間隔が変更された場合においても、それに合わせて部品供給装置を交換することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化したプレス機及びプレス機に用いられる部品供給装置の一実施形態を図1〜図4に基づき詳細に説明する。
【0013】
図1に示すように、プレス機11は、プレス金型としての図示しない上型及びプレス金型としての下型12を備えている。下型12の上面は接触面12aとなっている。この接触面12aには、上型の下面が接触するようになっている。これら上型と下型12とを互いに接離させることによって、プレス機11は完成品としての複合端子21を製造するようになっている。本実施形態において、複合端子21は1分間に500〜600個製造されるようになっている。
【0014】
複合端子21は、第1の部品としてのボディ部22と第2の部品としてのシェル部23とを一体化させることによって構成されている。ボディ部22は、帯状の金属板24aを図1に示す矢印A1方向に供給することによって徐々に成形されるようになっている。金属板24aには複数の係合孔25aが設けられている。各係合孔25aは、互いに一定間隔を有した状態で配置されている。また、シェル部23は、プレス機11の外部にある図示しないプレス金型に帯状の金属板24bを供給することによって成形されるようになっている。金属板24bには複数の係合孔25bが設けられている。各係合孔25bは、互いに一定間隔を有した状態で配置されている。シェル部23が成形された状態において、金属板24bは図1に示す矢印A2方向に供給されるようになっている。金属板24bは、金属板24aの供給方向とは反対方向に供給されている。
【0015】
図1に示すように、前記接触面12aには部品組立装置13が設けられている。部品組立装置13は、同部品組立装置13内においてシェル部23をボディ部22に取り付けるようになっている。また、接触面12aには、シェル部23を固定するための固定用爪48が設けられている。この固定用爪48は係合孔25bに係合されるようになっている。固定用爪48は、図示しないバネによって上型が開く方向に付勢されるようになっている。固定用爪48の上端は、ボディ部22の供給方向(矢印A1方向)に行くに従って低くなる傾斜になっている。
【0016】
また、接触面12aには略直方体状の部品供給装置31が設けられている。部品供給装置31は、前記金属板24bの下側に配置されている。図2に示すように、部品供給装置31には収容体32が設けられている。この収容体32は、接触面12aに開口する凹部12bに対して着脱可能に取り付けられている。収容体32は箱状に形成され、同収容体32の上部は略矩形状に形成された上蓋33によって覆われている。
【0017】
図2〜図4に示すように、収容体32の底部60には略矩形状の挿通孔36が設けられている。収容体32には、往復カム37が挿通孔36を矢印B1方向に挿通した状態で設けられている。往復カム37は、前記上型と前記下型12とが互いに接離する方向に沿って移動するようになっている。往復カム37は、接触面12aに対して垂直に移動するようになっている。往復カム37の基端部には、略直方体状の取付部38が形成されている。取付部38は上型に接続されている。つまり、往復カム37は上型と連動するようになっている。また、往復カム37の先端部には斜面39aが設けられている。斜面39aは、往復カム37の移動方向に対して斜めになっている。この斜面39aは、接触面12aに常に埋設された状態になっている。
【0018】
図2〜図4に示すように、前記収容体32には介在カム40が収容されている。この介在カム40は接触面12aに埋設された状態になっている。介在カム40は、往復カム37が突き当たることにより、接触面12aに対して水平方向かつ前記ボディ部22の供給方向に沿って移動するようになっている。本実施形態において、介在カム40は図2及び図3に示す矢印B2方向に移動するようになっている。つまり、介在カム40は、往復カム37が移動する方向とは異なる方向に移動するようになっている。この介在カム40が一旦矢印B2方向に移動した後、介在カム40は図示しないバネに付勢されることによって図3に示される状態に戻るようになっている。また、介在カム40の基端部には斜面39bが設けられている。斜面39bは、介在カム40の移動方向に対して斜めになっている。この斜面39bは斜面39aに当接するようになっている。また、介在カム40には円形状の第1貫通孔61が設けられている。第1貫通孔61には第1軸63の一端が挿通されている。
【0019】
図2〜図4に示すように、収容体32の内壁部64には、軸部65が介在カム40の移動方向とは垂直に突設されている。この軸部65には回動アーム66が軸着されている。回動アーム66は接触面12aに埋設された状態になっている。この回動アーム66は、軸部65を中心として矢印B3方向に回動するようになっている。また、回動アーム66の基端部には長円形状の第1孔67が設けられるとともに、回動アーム66の先端部には長円形状の第2孔68が設けられている。第1孔67には前記第1軸63の他端が挿通している。第1軸63は、回動アーム66が回動することによって第1孔67内を移動するようになっている。つまり、回動アーム66は介在カム40と連動するようになっている。
【0020】
図2〜図4に示すように、収容体32の内壁部64には段差部72が設けられている。段差部72には、軌道部69が介在カム40の移動方向と平行に配置されている。また、段差部72の上面には、部品供給カム44が軌道部69を跨ぐような状態で配置されている。この部品供給カム44は接触面12aに埋設された状態になっている。部品供給カム44には円形状の第2貫通孔70が設けられている。第2貫通孔70には第2軸71の一端が挿通されている。第2軸71の他端は前記第2孔68に挿通している。第2軸71は、回動アーム66が回動することによって第2孔68内を連動するようになっている。つまり、部品供給カム44は回動アーム66と連動するようになっている。
【0021】
また、部品供給カム44は、接触面12aに対して水平方向かつボディ部22の供給方向に沿って前記シェル部23を送り出すようになっている。部品供給カム44は、回動アーム66が前記軸部65を中心として矢印B3方向に回動することによって、ボディ部22の供給方向とは反対方向に移動するようになっている。この状態において、ボディ部22及びシェル部23は互いに平行に配置されるようになっている。本実施形態において、部品供給カム44は図2及び図3に示す矢印B4方向に移動するようになっている。つまり、部品供給カム44は、介在カム40が移動する方向とは反対方向に移動するようになっている。この部品供給カム44が一旦矢印B4方向に移動した後、部品供給カム44は図示しないバネに付勢されることによって図3に示される状態に戻るようになっている。
【0022】
部品供給カム44には、シェル部23を送るための係合爪45が設けられている。この係合爪45は、前記金属板24bに設けられた前記係合孔25bと係合するようになっている。金属板24bが図1に示す矢印A2方向に移動した後、係合爪45は回動軸45aを中心として矢印C1方向に回動するようになっている。係合爪45の上端は前記上蓋33の上面から突出している。この係合爪45は、図示しないバネによって前記上型が開く方向(矢印C1方向とは反対方向)に付勢されるようになっている。係合爪45の上端は、前記ボディ部22の供給方向(矢印A1方向)に行くに従って低くなる傾斜になっている。係合爪45に設けられた傾斜は、前記固定用爪48に設けられた傾斜と同一の角度になっている。
【0023】
次に、このプレス機11によって複合端子21を組み立てる方法を詳述する。図1に示すように、プレス機11に対して金属板24aを矢印A1方向に供給することによって徐々にボディ部22を成形する。それとともに、図2に示すように、部品供給カム44に設けられた係合爪45が金属板24bに設けられた係合孔25bに係合した状態において、往復カム37を矢印B1方向に移動させる。そして、この往復カム37を突き当てることによって、介在カム40を矢印B2方向に移動させる。さらに、介在カム40に連動させて回動アーム66を矢印B3方向に回動する。その結果、部品供給カム44が矢印B4方向に移動することにより、部品供給装置31が図4のような状態になる。
【0024】
その後、部品組立装置13内においてシェル部23をボディ部22に取り付けることによって、複合端子21が構成される。
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
【0025】
(1)往復カム37の一部、介在カム40、回動アーム66及び部品供給カム44が接触面12aに埋設されている。そのため、下型12に往復カム37、介在カム40、回動アーム66及び部品供給カム44を設置するためのスペースを別に設ける必要がない。従って、プレス機11を小型化することができる。また、シェル部23の供給は往復カム37、介在カム40、回動アーム66及び部品供給カム44によって機械的に行われる。そのため、シェル部23を速く搬送することができる。ゆえに、プレス機11の生産能力を向上させることができる。
【0026】
(2)軸部65が挿通される位置が異なる回動アーム66が複数用意されている場合、回動アーム66を交換することによって、介在カム40から軸部65までの距離と部品供給カム44から軸部65までの距離との比を調節することができる。従って、回動アーム66を交換することによって部品供給カム44の移動量を調節することができる。
【0027】
(3)往復カム37の動きが介在カム40及び回動アーム66を介して部品供給カム44に伝達される。そのため、往復カム37をボディ部22及びシェル部23から離間した状態で配置することができる。よって、ボディ部22及びシェル部23の供給が往復カム37によって邪魔されてしまうのを防止することができる。また、収容体32は接触面12aに対して着脱可能に取り付けられている。従って、隣り合うシェル部23同士の間隔が変更された場合においても、それに合わせて部品供給装置31を交換することができる。
【0028】
(4)ボディ部22とシェル部23とが互いに平行に供給されている。よって、ボディ部22とシェル部23とを部品組立装置13によって容易に組み立てることができる。
【0029】
(5)部品供給カム44には、シェル部23を送るための係合爪45が設けられている。それとともに、接触面12aには固定用爪48が設けられている。これら係合爪45及び固定用爪48は、金属板24bに設けられた係合孔25bに係合する。そのため、シェル部23を確実に送ることができる。
【0030】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態では、介在カム40に連動して軸部65を中心として回動する伝達手段としての回動アーム66によって、介在カム40の動きを部品供給カム44に伝達していた。しかし、伝達手段として回動アーム66を使用する代わりに、複数の歯車からなる歯車機構を使用してもよい。この場合、介在カム40及び部品供給カム44にそれぞれ歯車機構に対応するラックを設けることよって、介在カム40の動きが部品供給カム44に伝達される。
【0031】
・図5に示すように、収容体32の内壁部64に長円形状の挿通孔81を設け、同挿通孔81に回動アーム66を軸着するための軸部65を設けてもよい。このように構成すれば、挿通孔81内において軸部65の位置が変更可能となるため、回動アーム66の取付位置を変更することができる。よって、介在カム40から軸部65までの距離と部品供給カム44から軸部65までの距離との比を調節することができる。従って、回動アーム66を交換しなくても、部品供給カム44の移動量を調節することができる。
【0032】
・前記実施形態では、このプレス機11は、第1の部品としてのボディ部22と第2の部品としてのシェル部23とを一体化させて複合端子21を構成するためのものであった。しかし、このプレス機11を、ハウジングとリテーナとを一体化させてコネクタハウジングを構成するために使用してもよい。
【0033】
・前記実施形態では、収容体32は接触面12aに対して着脱可能に取り付けられていた。しかし、収容体32を接触面12aと一体に形成してもよい。
・前記実施形態では、ボディ部22の供給方向に対してシェル部23の供給方向が平行になっていた。しかし、ボディ部22の供給方向に対してシェル部23の供給方向を斜めにしてもよい。
【0034】
・前記実施形態では、部品供給カム44が移動する方向はボディ部22が供給される方向とは反対方向になっていた。しかし、部品供給カム44が移動する方向をボディ部22が供給される方向と同一にしてもよい。
【0035】
・前記実施形態では、部品供給カム44には、シェル部23を送るための係合爪45が設けられていた。しかし、係合爪45は設けられていなくてもよい。
・前記実施形態では、接触面12aには、シェル部23を固定するための固定用爪48が設けられていた。しかし、固定用爪48は設けられていなくてもよい。
【0036】
・前記実施形態では、係合爪45及び固定用爪48は、付勢手段としてのバネによって上型が開く方向に付勢されていた。その代わりに、係合爪45及び固定用爪48のうち少なくともいずれか一方を、ゴム等の他の付勢手段に変更してもよい。また、バネは設けられていなくてもよい。
【0037】
・前記実施形態では、係合爪45及び固定用爪48の上端は、ボディ部22の供給方向(矢印A1方向)に行くに従って低くなる傾斜になっていた。しかし、係合爪45に設けられた傾斜及び固定用爪48に設けられた傾斜のうち少なくともいずれか一方を省略してもよい。
【0038】
・前記実施形態では、係合爪45に設けられた傾斜と固定用爪48に設けられた傾斜とが同一の角度になっていた。しかし、係合爪45に設けられた傾斜と固定用爪48に設けられた傾斜とを別々の角度に変更してもよい。
【0039】
・往復カム37の先端部に設けられた斜面39aは介在カム40の基端部に設けられた斜面39bに当接しなくてもよい。また、斜面39aは設けられていなくてもよい。
【0040】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)請求項1または2において、前記第1の部品と前記第2の部品とを互いに平行に供給したことを特徴とするプレス機。よって、技術的思想(1)によれば、第1の部品と第2の部品とを容易に組み立てることができる。
【0041】
(2)請求項1または2において、前記部品供給カムは、前記第1の部品の供給方向とは反対方向に移動することを特徴とするプレス機。
(3)請求項1または2、技術的思想(2)において、前記部品供給カムに、前記第2の部品を送るための係合爪を設けたことを特徴とするプレス機。よって、技術的思想(3)によれば、第2の部材をより確実に送ることができる。
【0042】
(4)請求項1または2、技術的思想(1)〜(3)において、前記接触面に、前記第2の部品を固定するための固定用爪を設けたことを特徴とするプレス機。よって、技術的思想(4)によれば、第2の部品をより確実に送ることができる。
【0043】
(5)技術的思想(3)または(4)において、前記係合爪及び前記固定用爪は、それらが設けられていない他方のプレス金型が開く方向に付勢されていることを特徴とするプレス機。
【0044】
(6)技術的思想(3)〜(5)において、前記係合爪及び前記固定用爪の上端は、前記第1の部品の供給方向に行くに従って低くなる傾斜になっていることを特徴とするプレス機。
【0045】
(7)技術的思想(6)において、前記係合爪に設けられた傾斜と前記固定用爪に設けられた傾斜とが同一の角度になっていることを特徴とするプレス機。
(8)請求項2において、前記回動アームは、長円形状をなす貫通孔に挿通される軸部に軸着されていることを特徴とするプレス機。よって、技術的思想(8)によれば、軸部の位置を変更することによって、部品供給カムの移動量を調節することができる。
【0046】
(9)一対のプレス金型に金属板を供給することによって徐々に第1の部品としてのボディ部を成形するとともに、前記プレス金型が接離する方向に沿って移動する往復カムを突き当てて、第2の部品としてのシェル部を部品供給カムによって前記ボディ部に近付けた後、前記シェル部を前記ボディ部に取り付けることにより、前記ボディ部と前記シェル部とを一体化させて完成品を構成するようにしたことを特徴とする端子の組立方法。
【0047】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、プレス機を小型化することができる。また、プレス機の生産能力を向上させることができる。
【0048】
請求項2に記載の発明によれば、回動アームを交換することによって部品供給カムの移動量を調節することができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1の部品及び第2の部品の供給が往復カムによって邪魔されてしまうのを防止することができる。また、隣り合う第2の部品同士の間隔が変更された場合においても、それに合わせて部品供給装置を交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるプレス機を示す上面図。
【図2】 同じく、部品供給装置を示す斜視図。
【図3】 図1の3−3線における断面図。
【図4】 図1の3−3線における断面図。
【図5】 別例における部品供給装置を示す断面図。
【図6】 従来技術におけるプレス機を示す上面図。
【符号の説明】
11…プレス機、12…プレス金型としての下型、12a…接触面、21…完成品としての複合端子、22…第1の部品としてのボディ部、23…第2の部品としてのシェル部、31…部品供給装置、32…収容体、37…往復カム、40…介在カム、44…部品供給カム、65…軸部、66…伝達手段としての回動アーム。

Claims (3)

  1. 対のプレス金型を備え、第1の部品と一体化させることにより完成品を構成する第2の部品を供給するプレス機であって、
    前記プレス金型同士が接触する接触面に開口する凹部に対して、同プレス金型が接離する方向に沿って移動する往復カムと、その往復カムが突き当たることにより、前記接触面に対して水平方向かつ前記第1の部品の供給方向に沿って移動する介在カムと、その介在カムに連動する伝達手段と、同伝達手段が作動することにより、前記介在カムが移動する方向と反対方向に移動して前記第2の部品を送り出す部品供給カムと、が収容される収容体を着脱可能に埋設したことを特徴とするプレス機。
  2. 前記伝達手段は、両端にそれぞれ前記介在カム及び前記部品供給カムが接続されるとともに、前記介在カムに連動して軸部を中心として回動する回動アームであることを特徴とする請求項1に記載のプレス機。
  3. 一対のプレス金型同士が接触する接触面に開口する凹部に対して収容体が着脱可能に埋設され、当該収容体には、前記プレス金型が接離する方向に沿って移動する往復カムと、同往復カムが突き当たることにより、前記接触面に対して水平方向に移動する介在カムと、同介在カムに連動して軸部を中心として回動する回動アームと、同回動アームが回動することにより、前記介在カムが移動する方向と反対方向に移動する部品供給カムと、が収容されていることを特徴とするプレス機に用いられる部品供給装置。
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