JP3767332B2 - プレス機及びプレス機に用いられる部品供給装置 - Google Patents

プレス機及びプレス機に用いられる部品供給装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレス機及びプレス機に用いられる部品供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5に示すように、プレス機51を構成するプレス金型52は、完成品としての複合端子53を製造するようになっている。複合端子53は、第1の部品としてのボディ部54と第2の部品としてのシェル部56とを一体化させることによって構成されている。ボディ部54はプレス金型52によって成形される。また、シェル部56は、プレス機51の外部にある図示しない金型によって成形された後、エアフィーダ55によってプレス金型52の内部に供給されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、エアフィーダ55はプレス機51の前面51a側に突設されていた。そのため、プレス機51の前面51a側にエアフィーダ55を取り付けるための大きなスペースを別に設ける必要があった。その結果、プレス機51が全体として大型化してしまうという問題があった。
【0004】
また、シェル部56はエアフィーダ55によって供給されるため、シェル部56を速く搬送することができなかった。ゆえに、プレス機51の生産能力を向上させることができなかった。
【0005】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化及び生産能力の向上を図ることができるプレス機及びプレス機に用いられる部品供給装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、対のプレス金型を備え、第1の部品と一体化させることにより完成品を構成する第2の部品を供給するプレス機であって、前記プレス金型同士が接触する接触面に開口する凹部に対して、同プレス金型が接離する方向に沿って移動する往復カムと、その往復カムが突き当たることにより、前記第2の部品を前記接触面に水平な方向に沿って送り出す送り手段と、が収容される収容体を着脱可能に埋設したことを要旨とする。
【0007】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記送り手段は、前記往復カムが突き当たることにより、前記接触面に対して水平方向かつ前記第1の部品の供給方向と交差する方向に沿って移動する介在カムと、同介在カムが突き当たることにより、前記接触面に対して水平方向かつ前記第1の部品の供給方向に沿って前記第2の部品を送り出す部品供給カムとからなることを要旨とする。
【0008】
請求項3に記載の発明では、一対のプレス金型同士が接触する接触面に開口する凹部に対して収容体が着脱可能に埋設され、当該収容体には、前記プレス金型が接離する方向に沿って移動する往復カムと、同往復カムが突き当たることにより、前記接触面に対して水平方向に移動する介在カムと、同介在カムが突き当たることにより、前記接触面に対して水平方向かつ前記介在カムが移動する方向と直交する方向に沿って移動する部品供給カムと、が収容されていることを要旨とする。
【0009】
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1に記載の発明によると、往復カム、送り手段が収容される収容体は接触面に開口する凹部に対して着脱可能に埋設されている。そのため、プレス機に往復カムと送り手段とを設置するためのスペースを別に設ける必要がない。従って、プレス機を小型化することができる。また、第2の部品の供給は往復カム及び送り手段によって機械的に行われる。そのため、第2の部品を速く搬送することができる。ゆえに、プレス機の生産能力を向上させることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明によると、往復カムの動きが介在カムを介して部品供給カムに伝達される。そのため、往復カムを第1の部品及び第2の部品から離間した状態で配置することができる。よって、第1の部品及び第2の部品の供給が往復カムによって邪魔されてしまうのを防止することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明によると、往復カムの動きが介在カムを介して部品供給カムに伝達される。そのため、往復カムを第1の部品及び第2の部品から離間した状態で配置することができる。よって、第1の部品及び第2の部品の供給が往復カムによって邪魔されてしまうのを防止することができる。また、収容体は接触面に開口する凹部に対して着脱可能に取り付けられている。従って、隣り合う第2の部品同士の間隔が変更された場合においても、それに合わせて部品供給装置を交換することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化したプレス機及びプレス機に用いられる部品供給装置の一実施形態を図1〜図4に基づき詳細に説明する。
【0013】
図1に示すように、プレス機11は、プレス金型としての図示しない上型及びプレス金型としての下型12を備えている。下型12の上面は接触面12aとなっている。この接触面12aには、上型の下面が接触するようになっている。これら上型と下型12とを互いに接離させることによって、プレス機11は完成品としての複合端子21を製造するようになっている。本実施形態において、複合端子21は1分間に500〜600個製造されるようになっている。
【0014】
複合端子21は、第1の部品としてのボディ部22と第2の部品としてのシェル部23とを一体化させることによって構成されている。ボディ部22は、帯状の金属板24aを図1に示す矢印A1方向に供給することによって徐々に成形されるようになっている。金属板24aには複数の係合孔25aが設けられている。各係合孔25aは、互いに一定間隔を有した状態で配置されている。また、シェル部23は、プレス機11の外部にある図示しないプレス金型に帯状の金属板24bを供給することによって成形されるようになっている。金属板24bには複数の係合孔25bが設けられている。各係合孔25bは、互いに一定間隔を有した状態で配置されている。シェル部23が成形された状態において、金属板24bは図1に示す矢印A2方向に供給されるようになっている。即ち、矢印A1及び矢印A2は互いに反対方向になっている。
【0015】
図1に示すように、前記接触面12aには部品組立装置13が設けられている。部品組立装置13は、同部品組立装置13内においてシェル部23をボディ部22に取り付けるようになっている。また、接触面12aには略L字状の部品供給装置31が設けられている。部品供給装置31は、前記金属板24bの下側に配置されている。図2に示すように、部品供給装置31には収容体32が設けられている。この収容体32は、接触面12aに開口する凹部12bに対して着脱可能に取り付けられている。収容体32は箱状に形成され、同収容体32の上部は略L字状に形成された上蓋33によって覆われている。収容体32は、矢印A2方向に対して垂直方向に配置される第1収容部34と、同第1収容部34に対して垂直方向に接続される第2収容部35及び第3収容部46とから構成されている。
【0016】
図2及び図4(a)に示すように、第1収容部34には挿通孔36が設けられている。第1収容部34には、往復カム37が挿通孔36を矢印B1方向に挿通した状態で設けられている。往復カム37は、前記上型と前記下型12とが互いに接離する方向に沿って移動するようになっている。往復カム37は、接触面12aに対して垂直に移動するようになっている。往復カム37の基端部には、略直方体状の取付部38が形成されている。取付部38は上型に接続されている。つまり、往復カム37は上型と連動するようになっている。往復カム37の先端部には斜面39aが設けられている。斜面39aは、往復カム37の移動方向に対して斜めになっている。この斜面39aは、接触面12aに常に埋設された状態になっている。
【0017】
図2及び図4に示すように、前記第1収容部34には、送り手段を構成する介在カム40が収容されている。この介在カム40は接触面12aに埋設された状態になっている。介在カム40は、往復カム37が突き当たることにより、接触面12aに対して水平方向かつ前記ボディ部22の供給方向と直交する方向に沿って移動するようになっている。本実施形態において、介在カム40は図2及び図4(a)に示す矢印B2方向に移動するようになっている。つまり、介在カム40は、往復カム37が移動する方向とは異なる方向に移動するようになっている。この介在カム40が一旦矢印B2方向に移動した後、介在カム40は図示しないバネに付勢されることによって図4(a)に示される状態に戻るようになっている。
【0018】
また、介在カム40の基端部には斜面39bが設けられている。斜面39bは、介在カム40の移動方向に対して斜めになっている。この斜面39bは斜面39aに当接するようになっている。介在カム40の基端部には、同介在カム40の移動範囲を制限するための第1ストッパ41及び第2ストッパ42が設けられている。また、介在カム40の先端部には斜面39cが設けられている。斜面39cは、介在カム40の移動方向に対して斜めになっている。
【0019】
図2〜図4に示すように、前記第2収容部35には、ストッパ43a及びストッパ43bが設けられている。ストッパ43aは、前記第1ストッパ41と当接することによって、介在カム40の移動範囲を制限するようになっている。ストッパ43bは、前記第2ストッパ42と当接することによって、介在カム40の移動範囲を制限するようになっている。
【0020】
また、第2収容部35には、送り手段を構成する部品供給カム44が収容されている。この部品供給カム44は接触面12aに埋設された状態になっている。部品供給カム44は、介在カム40が突き当たることにより、接触面12aに対して水平方向かつボディ部22の供給方向に沿って前記シェル部23を送り出すようになっている。部品供給カム44は、ボディ部22の供給方向とは反対方向に移動するようになっている。この状態において、ボディ部22とシェル部23とが互いに平行に配置されるようになっている。本実施形態において、部品供給カム44は図2及び図3に示す矢印B3方向に移動するようになっている。つまり、部品供給カム44は、介在カム40が移動する方向とは異なる方向に移動するようになっている。この部品供給カム44が一旦矢印B3方向に移動した後、部品供給カム44は図示しないバネに付勢されることによって図3に示される状態に戻るようになっている。
【0021】
また、部品供給カム44の基端部には斜面39dが設けられている。斜面39dは、部品供給カム44の移動方向に対して斜めになっている。この斜面39dは前記斜面39cに当接するようになっている。部品供給カム44には、シェル部23を送るための係合爪45が設けられている。この係合爪45は、前記金属板24bに設けられた前記係合孔25bと係合するようになっている。金属板24bが図1に示す矢印A2方向に移動した後、係合爪45は軸部45aを中心として矢印C1方向に回動するようになっている。係合爪45の上端は前記上蓋33の上面から突出している。この係合爪45は、図示しないバネによって前記上型が開く方向(矢印C1方向とは反対方向)に付勢されるようになっている。係合爪45の上端は、前記ボディ部22の供給方向(矢印A1方向)に行くに従って低くなる傾斜になっている。
【0022】
図3に示すように、前記第3収容部46には貫通孔47が設けられている。この貫通孔47には、シェル部23を固定するための固定用爪48が設けられている。この固定用爪48は係合孔25bと係合するようになっている。金属板24bが矢印A2方向に移動した場合、固定用爪48は矢印C2方向に移動するようになっている。固定用爪48は、図示しないバネによって上型が開く方向(矢印C2方向とは反対方向)に付勢されるようになっている。固定用爪48の上端は、ボディ部22の供給方向(矢印A1方向)に行くに従って低くなる傾斜になっている。固定用爪48に設けられた傾斜は、係合爪45に設けられた傾斜と同一の角度になっている。
【0023】
次に、このプレス機11によって複合端子21を組み立てる方法を詳述する。図1に示すように、プレス機11に対して金属板24aを矢印A1方向に供給することによって徐々にボディ部22を成形する。それとともに、図2に示すように、往復カム37を矢印B1方向に移動させる。そして、この往復カム37を突き当てることによって、介在カム40を矢印B2方向に移動させる。さらに、部品供給カム44に設けられた係合爪45が金属板24bに設けられた係合孔25bに係合した状態において、介在カム40を部品供給カム44に突き当てる。その結果、部品供給カム44が矢印B3方向に移動する。
【0024】
その後、部品組立装置13内においてシェル部23をボディ部22に取り付けることによって、複合端子21が構成される。
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
【0025】
(1)往復カム37の一部及び収容体32が接触面12aに埋設されている。そのため、下型12に往復カム37及び収容体32を設置するためのスペースを別に設ける必要がない。従って、プレス機11を小型化することができる。また、シェル部23の供給は往復カム37、介在カム40及び部品供給カム44によって機械的に行われる。そのため、従来のようにエアフィーダ55を使用する場合に比べて、シェル部23を速く搬送することができる。ゆえに、プレス機11の生産能力を向上させることができる。
【0026】
(2)往復カム37の動きが介在カム40を介して部品供給カム44に伝達される。そのため、往復カム37をボディ部22及びシェル部23から離間した状態で配置することができる。よって、ボディ部22及びシェル部23の供給が往復カム37によって邪魔されてしまうのを防止することができる。
【0027】
(3)収容体32は接触面12aに対して着脱可能に取り付けられている。従って、隣り合う係合孔25b同士の間隔が変更された場合においても、それに合わせて部品供給装置31を交換することができる。
【0028】
(4)ボディ部22とシェル部23とが互いに平行に供給されている。よって、ボディ部22とシェル部23とを部品組立装置13によって容易に組み立てることができる。
【0029】
(5)部品供給カム44には、シェル部23を送るための係合爪45が設けられている。それとともに、第3収容部46に設けられた貫通孔47には固定用爪48が設けられている。これら係合爪45及び固定用爪48は、金属板24bに設けられた係合孔25bに係合する。そのため、シェル部23を確実に送ることができる。
【0030】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態では、このプレス機11は、第1の部品としてのボディ部22と第2の部品としてのシェル部23とを一体化させて複合端子21を構成するためのものであった。しかし、このプレス機11を、ハウジングとリテーナとを一体化させてコネクタハウジングを構成するために使用してもよい。
【0031】
・前記実施形態では、収容体32は接触面12aに対して着脱可能に取り付けられていた。しかし、収容体32を接触面12aと一体に形成してもよい。
・前記実施形態では、ボディ部22の供給方向に対してシェル部23の供給方向が平行になっていた。しかし、ボディ部22の供給方向に対してシェル部23の供給方向を斜めにしてもよい。
【0032】
・前記実施形態では、部品供給カム44が移動する方向はボディ部22が供給される方向とは反対方向になっていた。しかし、部品供給カム44が移動する方向をボディ部22が供給される方向と同一にしてもよい。
【0033】
・前記実施形態では、部品供給カム44には、シェル部23を送るための係合爪45が設けられていた。しかし、係合爪45は設けられていなくてもよい。
・前記実施形態では、第3収容部46に設けられた貫通孔47には、シェル部23を固定するための固定用爪48が設けられていた。しかし、固定用爪48は設けられていなくてもよい。
【0034】
・前記実施形態では、係合爪45及び固定用爪48は、付勢手段としてのバネによって上型が開く方向に付勢されていた。その代わりに、係合爪45及び固定用爪48のうち少なくともいずれか一方を、ゴム等の他の付勢手段に変更してもよい。また、バネは設けられていなくてもよい。
【0035】
・前記実施形態では、係合爪45及び固定用爪48の上端は、ボディ部22の供給方向(矢印A1方向)に行くに従って低くなる傾斜になっていた。しかし、係合爪45に設けられた傾斜及び固定用爪48に設けられた傾斜のうち少なくともいずれか一方を省略してもよい。
【0036】
・前記実施形態では、係合爪45に設けられた傾斜と固定用爪48に設けられた傾斜とが同一の角度になっていた。しかし、係合爪45に設けられた傾斜と固定用爪48に設けられた傾斜とを別々の角度に変更してもよい。
【0037】
・前記実施形態では、シェル部23は、往復カム37、介在カム40及び部品供給カム44によって矢印A2方向に供給されていた。しかし、介在カム40を省略した状態で、シェル部23を矢印A2方向と垂直方向かつ接触面12aに平行な方向に供給してもよい。
【0038】
・往復カム37の先端部に設けられた斜面39aは介在カム40の基端部に設けられた斜面39bに当接しなくてもよい。また、介在カム40の先端部に設けられた斜面39cは部品供給カム44の基端部に設けられた斜面39dに当接しなくてもよい。
【0039】
・往復カム37の先端部に設けられた斜面39a及び介在カム40の先端部に設けられた斜面39cは設けられていなくてもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
【0040】
(1)請求項1または2において、前記第1の部品と前記第2の部品とを互いに平行に供給したことを特徴とするプレス機。よって、技術的思想(1)によれば、第1の部品と第2の部品とを容易に組み立てることができる。
【0041】
(2)請求項2において、前記部品供給カムは、前記第1の部品の供給方向とは反対方向に移動することを特徴とするプレス機。
(3)請求項2、技術的思想(2)において、前記部品供給カムに、前記第2の部品を送るための係合爪を設けたことを特徴とするプレス機。よって、技術的思想(3)によれば、第2の部材をより確実に送ることができる。
【0042】
(4)請求項1または2、技術的思想(2)または(3)において、前記送り手段に、前記第2の部品を固定するための固定用爪を設けたことを特徴とするプレス機。よって、技術的思想(4)によれば、第2の部品をより確実に送ることができる。
【0043】
(5)技術的思想(3)または(4)において、前記係合爪及び前記固定用爪は、それらが設けられていない他方のプレス金型が開く方向に付勢されていることを特徴とするプレス機。
【0044】
(6)技術的思想(3)〜(5)において、前記係合爪及び前記固定用爪の上端は、前記第1の部品の供給方向に行くに従って低くなる傾斜になっていることを特徴とするプレス機。
【0045】
(7)技術的思想(6)において、前記係合爪に設けられた傾斜と前記固定用爪に設けられた傾斜とが同一の角度になっていることを特徴とするプレス機。
(8)一対のプレス金型に金属板を供給することによって徐々に第1の部品としてのボディ部を成形するとともに、前記プレス金型が接離する方向に沿って移動する往復カムを突き当てて、第2の部品としてのシェル部を送り手段によって前記ボディ部に近付けた後、前記シェル部を前記ボディ部に取り付けることにより、前記ボディ部と前記シェル部とを一体化させて完成品を構成するようにしたことを特徴とする端子の組立方法。
【0046】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、プレス機を小型化することができる。また、プレス機の生産能力を向上させることができる。
【0047】
請求項2に記載の発明によれば、第1の部品及び第2の部品の供給が往復カムによって邪魔されてしまうのを防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1の部品及び第2の部品の供給が往復カムによって邪魔されてしまうのを防止することができる。また、隣り合う第2の部品同士の間隔が変更された場合においても、それに合わせて部品供給装置を交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるプレス機を示す上面図。
【図2】 同じく、部品供給装置を示す斜視図。
【図3】 図1の3−3線における断面図。
【図4】 (a)及び(b)は、図1の4−4線における断面図。
【図5】 従来技術におけるプレス機を示す上面図。
【符号の説明】
11…プレス機、12…プレス金型としての下型、12a…接触面、21…完成品としての複合端子、22…第1の部品としてのボディ部、23…第2の部品としてのシェル部、31…部品供給装置、32…収容体、37…往復カム、40…送り手段を構成する介在カム、44…送り手段を構成する部品供給カム。

Claims (3)

  1. 対のプレス金型を備え、第1の部品と一体化させることにより完成品を構成する第2の部品を供給するプレス機であって、
    前記プレス金型同士が接触する接触面に開口する凹部に対して、同プレス金型が接離する方向に沿って移動する往復カムと、その往復カムが突き当たることにより、前記第2の部品を前記接触面に水平な方向に沿って送り出す送り手段と、が収容される収容体を着脱可能に埋設したことを特徴とするプレス機。
  2. 前記送り手段は、前記往復カムが突き当たることにより、前記接触面に対して水平方向かつ前記第1の部品の供給方向と交差する方向に沿って移動する介在カムと、同介在カムが突き当たることにより、前記接触面に対して水平方向かつ前記第1の部品の供給方向に沿って前記第2の部品を送り出す部品供給カムとからなることを特徴とする請求項1に記載のプレス機。
  3. 一対のプレス金型同士が接触する接触面に開口する凹部に対して収容体が着脱可能に埋設され、当該収容体には、前記プレス金型が接離する方向に沿って移動する往復カムと、同往復カムが突き当たることにより、前記接触面に対して水平方向に移動する介在カムと、同介在カムが突き当たることにより、前記接触面に対して水平方向かつ前記介在カムが移動する方向と直交する方向に沿って移動する部品供給カムと、が収容されていることを特徴とするプレス機に用いられる部品供給装置。
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