JP2006100057A - フレキシブル基板用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【目的】 本発明の目的は、外部から衝撃等が加えられたとしても、アクチュエータが回動し難く、フレキシブル基板の接点とコンタクトの接点部との安定した電気的導通を図ることができるフレキシブル基板用コネクタを提供する。
【構成】 アクチュエータ400は、第2のコンタクト300の第2の回動支持部320の先端部上に当接する第2のカム部430を有しており、第2のコンタクト300の第2の回動支持部320は弾性を有した略直線状の部材であり且つアクチュエータ400の第2のカム部430を付勢し、これにより閉状態付近の位置に位置する当該アクチュエータ400を閉状態付近の位置で閉方向に向けて回動させるようになっている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、フレキシブル基板と電気的且つ機械的に接続されるフレキシブル基板用コネクタに関する。
この種のフレキシブル基板用コネクタは、フレキシブル基板を挿脱するための開口を有するボディと、このボディの内部に装着される部材であって、挿入されたフレキシブル基板の下方に位置し当該フレキシブル基板の下面の接点に接触可能な接点部と当該フレキシブル基板の上方に位置する回動支持部とを有するコンタクトと、前記ボディに回動可能に保持されており且つ回動に応じて当該ボディの開口を開閉可能に閉塞するアクチュエータとを具備した基本構成となっている。
このフレキシブル基板用コネクタとしては、二種類のカム部が設けられたアクチュエータと、ボディの内部に各々装着された二種類のコンタクトとを備え、このコンタクトが前記カム部に各々支持されることにより、フレキシブル基板が外れるのを防止するようにしたものがある( 特許文献1及び2参照) 。
特許第3295808号公報 特許第3513751号公報
ところが、前記二種類のコンタクトは、双方とも当該アクチュエータのカム部を上方から支持している。このため、外部の衝撃等によりアクチュエータが回動し、これによりフレキシブル基板が位置ずれすることがある。フレキシブル基板が位置ずれすると、当該フレキシブル基板の接点と前記コンタクトの接点部との電気的導通が不安定になる可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、外部から衝撃等によるアクチュエータの回動を防止し、フレキシブル基板の接点とコンタクトの接点部との安定した電気的導通を図ることができるフレキシブル基板用コネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のフレキシブル基板用コネクタは、フレキシブル基板を挿脱するための開口を有するボディと、このボディの内部に装着される部材であって、挿入されたフレキシブル基板の下方に位置し当該フレキシブル基板の下面の接点に接触可能な接点部と当該フレキシブル基板の上方に位置する回動支持部とを有するコンタクトと、前記ボディに回動可能に保持されており且つ回動に応じて前記ボディの開口を開閉可能に閉塞するアクチュエータとを具備したフレキシブル基板用コネクタであって、前記アクチュエータは、前記コンタクトの回動支持部の先端部上に当接するカム部を有しており、前記コンタクトの回動支持部は弾性を有した略直線状の部材であり且つ前記アクチュエータのカム部を上方に付勢し、これにより閉状態付近の位置に位置する当該アクチュエータを閉方向に向けて回動させるようになっていることを特徴としている。
前記回動支持部の先端部には、前記アクチュエータのカム部を係止する上方に向けて凸の係止片が設けられていることが好ましい。
本発明の別のフレキシブル基板用コネクタは、フレキシブル基板を挿脱するための開口を有するボディと、このボディの内部に装着される部材であって、挿入されたフレキシブル基板の下方に位置し当該フレキシブル基板の下面の接点に接触可能な第1の接点部と当該フレキシブル基板の上方に位置する第1の回動支持部とを有する第1のコンタクトと、前記ボディの内部に装着される部材であって、前記フレキシブル基板の下面の接点に接触可能な第2の接点部と当該フレキシブル基板の上面側に位置する第2の回動支持部とを有する第2のコンタクトと、前記ボディに回動可能に保持されており且つ回動に応じて当該ボディの開口を開閉可能に閉塞するアクチュエータとを具備したフレキシブル基板用コネクタであって、前記アクチュエータは、前記第1、第2のコンタクトの第1、第2の回動支持部の先端部に支持される第1、第2のカム部を有しており、前記第1、第2のコンタクトの第1、第2の回動支持部は弾性を有しており、前記第1のコンタクトの第1の回動支持部は、前記アクチュエータの第1のカム部に上方向から当接し、これにより当該第1のカム部を下方に向けて付勢する一方、前記第2のコンタクトの第2の回動支持部は、前記アクチュエータの第2のカム部に下方から当接し、これにより当該第2のカム部を上方向に向けて付勢するようになっていることを特徴としている。
前記第2の回動支持部の先端部には、前記アクチュエータの第2のカム部を係止する上方に向けて凸の係止片が設けられていることが好ましい。
本発明の請求項1に係るフレキシブル基板用コネクタによる場合、コンタクトの回動支持部が弾性を有した略直線状の部材であり且つ前記アクチュエータのカム部を上方に付勢し、これにより閉状態付近の位置に位置する当該アクチュエータを閉方向に向けて回動させるようになっている。このため、アクチュエータが閉状態であるときに、外部から衝撃などが加えられ、当該アクチュエータが回動しようとしたとしても、このアクチュエータの回動動作が前記回動支持部の弾性変形により吸収される。よって、アクチュエータの回動を防止でき、アクチュエータの回動によりフレキシブル基板が位置ずれするのを防止することができる。その結果、フレキシブル基板の接点とコンタクトの接点部との安定した電気的導通を図ることができる。
本発明の請求項2に係るフレキシブル基板用コネクタによる場合、第2のコンタクト部の第2の回動支持部がアクチュエータの第2のカム部を上方向に向けて付勢するようになっている。よって、請求項1と同様の効果を得ることができる。しかも、第1のコンタクトの第1の回動支持部がアクチュエータの第1のカム部を下方向に向けて付勢する一方、第2のコンタクトの第2の回動支持部がアクチュエータの第2のカム部を上方向に向けて付勢するようになっている。即ち、二種類のコンタクトを用いてアクチュエータのカム部を上下から挟み込むようにしたことから、外部から衝撃等によるアクチュエータの脱落を防止できる。この結果、更にフレキシブル基板の接点とコンタクトの接点部との安定した電気的導通を図ることができる。
本発明の請求項3に係るフレキシブル基板用コネクタによる場合、回動支持部の先端部に設けられた上方に向けて凸の係止片がアクチュエータのカム部を係止するようになっている。このため、外部からの衝撃等によるアクチュエータのフレキシブル基板の脱方向への位置ずれが防止されるので、アクチュエータの位置ずれに伴うフレキシブル基板の脱方向の位置ずれを防止することができる。よって、この点でもフレキシブル基板の接点とコンタクトの接点部との安定した電気的導通を図ることができる。
本発明の請求項4に係るフレキシブル基板用コネクタによる場合、請求項3と同様の効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態に係るフレキシブル基板用コネクタについて図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態に係るフレキシブル基板用コネクタの分解斜視図、図2は同コネクタを示す図であって、( a) が平面図、( b)が正面図、( c)が底面図、図3は同コネクタの図2の( b) のA−A断面図であって、( a) がアクチュエータが開状態を示す図、( b)がアクチュエータが閉状態を示す図、図4は同コネクタの図2の( b) のB−B断面図であって、( a) がアクチュエータが開状態を示す図、( b)がアクチュエータが閉状態を示す図、図5は同コネクタのB−B断面図であって、( a) がアクチュエータの開状態付近に位置した状態を示す図、( b)がアクチュエータの回動途中の状態を示す図、( c)がアクチュエータが閉状態付近に位置した状態を示す図、図6は同コネクタの第1のコンタクトを示す図であって、( a) が正面図、( b)が斜視図、図7は同コネクタの第2のコンタクトを示す図であって、( a) が正面図、( b)が斜視図、図8は同コネクタのアクチュエータを示す図であって、( a) が正面図、( b)が底面図、( c)が背面図、( d)が平面図である。
図1及び図2に示すフレキシブル基板用コネクタは、フレキシブル基板10( 図3、図4及び図5参照) を挿脱するための開口101を有するボディ100と、このボディ100の内部に装着される部材であって、挿入されたフレキシブル基板10の下方に位置し当該フレキシブル基板10の下面の接点( 図示せず) に接触可能な第1の接点部210と当該フレキシブル基板10の上方に位置する第1の回動支持部220とを有する第1のコンタクト200と、ボディ100の内部に装着され、第1のコンタクト200と隣り合う部材であって、フレキシブル基板10の下面の接点に接触可能な第2の接点部310と当該フレキシブル基板10の上面側に位置する第2の回動支持部320とを有する第2のコンタクト300と、ボディ100に回動可能に保持されており且つ回動に応じてボディ100の開口101を開閉可能に閉塞するアクチュエータ400とを具備している。以下、各部を詳しく説明する。
ボディ100は図示しない基板に実装される樹脂製の成形品である。このボディ100は一端部の上端部に開口101が開設されている一方、他端部に開口102が開設されている。ボディ100の内部には第1、第2のコンタクト200、300が装着される装着部110が設けられている。また、ボディ100の開口101の開口縁部には、アクチュエータ400の回動軸部410、410が嵌まり込む凹部120、120が設けられている。
アクチュエータ400は、図8に示すように、樹脂製の成形品であり、幅方向の両端部に回動軸部410、410が設けられている。この回動軸部410、410がボディ100の凹部120、120に嵌まり込むことにより、アクチュエータ400は開状態の位置( 図3( a) 及び図4( a) 参照) から閉状態の位置( 図3( b) 及び図4( b) 参照) にかけて当該ボディ100に回動可能に保持される。
アクチュエータ400の下端部には、第1、第2のコンタクト200、300の第1、第2の回動支持部220、320に支持される第1、第2のカム部420、430が長さ方向にわたって交互に設けられている。第1のカム部420は、図3に示すように、略矩形状の部材であり、第1の回動支持部220が上方から当接し、下方に付勢される。この第1のカム部420は、アクチュエータ400が閉状態のときに、第1の回動支持部220の係止片221に係止される( 図3( b) 参照) 。
第2のカム部430は、図4に示すように、アクチュエータ400の本体と連なる逆L字状の部材であり、第2の回動支持部320が下方から当接し、上方に向けて付勢される。この第2のカム部430の回動支持部当接面は、図4( a) に示すように、第2の回動支持部320に当接した状態でアクチュエータ400が開方向に傾くように傾斜している。
この第2のカム部430は、アクチュエータ400が閉状態及び回動状態のときに、第2の回動支持部320の係止片321に係止される。この第2のカム部430は、アクチュエータ400本体との間に凹部431が形成される。この凹部431が、アクチュエータ400が閉状態のときに、第2のコンタクト300の第2の回動支持部320の係止片321に係止される。
更に、アクチュエータ400の前面には、閉状態のときに、フレキシブル基板10を下方に押圧する圧接部440が設けられている。このように圧接部440でフレキシブル基板10を押圧し、これによりフレキシブル基板10を第1、第2のコンタクト200、300の第1、第2の接点部210、310に圧接させ、フレキシブル基板10の接点と第1、第2の接点部210、310との安定した電気的導通を図っている。
第1のコンタクト200は、図3及び図6に示すように、銅合金等で構成される導電性を有する略コ字状の部品であって、ボディ100の装着部110に嵌まり込む基部230と、この基部230の一端部の下端部に連なり且つ上方に向けて傾斜した略直線状の第1の接点部210と、基部230の一端部の上端部に連なる略直線状の第1の回動支持部220と、基部230の他端部の下端部に下方に向けて凸設された接続部240とを有している。
第1の接点部210は弾性を有する部材であり、その先端部が上方に凸となっている。この第1の接点部210の先端部がフレキシブル基板10の接点に接触する。第1の回動支持部220は弾性を有する部材である。この第1の回動支持部220は、先端部がアクチュエータ400の第1のカム部420に上方から当接し、これにより第1のカム部420を下方に向けて付勢する。この第1の回動支持部220の先端部は下方に凸となっている。この凸部が、アクチュエータ400が閉状態のときに、アクチュエータ400の第1のカム部420を係止する係止片221となる( 図3( b)参照) 。接続部240はボディ100から突出し、当該ボディ100が実装される基板に電気接続される。
第2のコンタクト300は、図4及び図7に示すように、銅合金等で構成される導電性を有する部品であって、ボディ100の装着部110に嵌まり込む略コ字状の基部330と、この基部330の下側端部の上端部に連なり且つ上方に向けて傾斜した略直線状の第2の接点部310と、基部330の下側端部の下端部から下方に向けて凸設された接続部340と、基部330の上側端部に連なる略L字状の第2の回動支持部320とを有している。
第2の接点部310は弾性を有する部材であり、その先端部が上方に凸となっている。この第2の接点部310の先端部がフレキシブル基板10の接点に接触する。接続部340はボディ100から突出し、当該ボディ100が実装される基板に電気接続される。
第2の回動支持部320は弾性を有する部材であり、その先端部の一部が上方に向けて凸の凸部が設されている。この第2の回動支持部320は先端部の凸部以外の部分がアクチュエータ400の第2のカム部430に下方から当接し、これにより第2のカム部430を上方に向けて付勢する。この第2の回動支持部320は、図5に示すように、アクチュエータ400が開状態付近の位置で第2のカム部430の回動支持部当接面を上方に付勢し、これによりアクチュエータ400を開方向に回動させる一方、閉状態付近の位置で第2のカム部430の回動支持部当接面を上方に付勢し、これによりアクチュエータ400を閉方向に回動させるようになっている。また、第2の回動支持部320の先端部の凸部がアクチュエータ400の第2のカム部430を係止し、これにより当該アクチュエータ400のフレキシブル基板の脱方向への位置ずれを防止する係止片321となる( 図4( b)参照) 。
このような構成のフレキシブル基板用コネクタは、次のようにして組み立てられる。まず、第2のコンタクト300をボディ100の開口101から挿入し、当該ボディ100に装着する。そして、アクチュエータ400をボディ100に取り付ける。すると、アクチュエータ400の第2のカム部430が第2の回動支持部320の先端部上に載置される( 即ち、当接する) 。その後、第1のコンタクト200をボディ100の開口102から第2のコンタクト300とボディ100の長さ方向に交互に配置されるように挿入し、当該ボディ100に装着する。すると、第1の回動支持部220の先端部がアクチュエータ400の第1のカム部420に上方から当接する。このようにして、アクチュエータ400のカム部が第1、第2のコンタクト200、300の第1、第2の回動支持部220、320に上下方向から挟み込まれる。
このように組み立てられたフレキシブル基板用コネクタは、アクチュエータ400を開状態とし、フレキシブル基板10をボディ100の開口101に挿入する。その後、アクチュエータ400を開状態の位置から閉状態の位置にかけて回動させる。このとき、アクチュエータ400の第2のカム部430が、図5に示すように、第2のコンタクト200の第2の回動支持部320を下方に押圧し、これにより第2の回動支持部320を下方に弾性変形させる。このように第2の回動支持部320を弾性変形させることによりアクチュエータ400が回動可能になる。
アクチュエータ400が閉状態になると、第1のコンタクト200の第1の回動支持部220の係止片221がアクチュエータ400の第1のカム部420を係止する( 図3( b)参照) 一方、第2のコンタクト300の第2の回動支持部320の係止片321がアクチュエータ400の第2のカム部430の凹部431に係合される( 図4( b)参照) 。と同時に、アクチュエータ400の圧接部440がフレキシブル基板10を下方に向けて押圧し、これによりフレキシブル基板10の接点が第1、第2のコンタクト200、300の第1、第2の接点部210、310に圧接される。このようにしてフレキシブル基板10の接点と第1、第2のコンタクト200、300の第1、第2の接点部210、310との安定した電気的導通を図る。
フレキシブル基板10をボディ100から取り外す場合には、アクチュエータ400を閉状態の位置から開状態の位置にかけて回動させる。このときもアクチュエータ400を開状態の位置から閉状態の位置にかけて回動させた場合と同様に、アクチュエータ400の第2のカム部430で第2のコンタクト200の第2の回動支持部320を下方に押圧し、これにより第2の回動支持部320を下方に弾性変形させることが必要になる。アクチュエータ400が開状態になると、フレキシブル基板10を取り外すことが可能になる。
このようなフレキシブル基板用コネクタによる場合、アクチュエータ400が図5( a) に示すように開状態付近に位置するときには、第2の回動支持部320により第2のカム部430の傾斜した回動支持部当接面が上方に付勢され、これによりアクチュエータ400を開方向( 図示矢印方向) に回動させる。一方、アクチュエータ400が図5( c) に示すように閉状態付近に位置するときには、第2の回動支持部320により逆L字状の第2のカム部430が上方に付勢され、これによりアクチュエータ400を閉方向( 図示矢印方向) に回動させるようになっている。このため、アクチュエータ400が開状態又は閉状態であるときに、外部から衝撃等が加えられ、アクチュエータ400が閉方向又は開方向に回動しようとしたとしても、このアクチュエータ400の回動は第2の回動支持部320の弾性変形により吸収され、防止される。即ち、アクチュエータ400の回動によるフレキシブル基板10の位置ずれを防止することができるので、フレキシブル基板10の接点と第1、第2のコンタクト200、300の第1、第2の接点部210、310との安定した電気的導通を図ることができる。
しかも、第1、第2のコンタクト200、300の第1、第2の回動支持部220、320によりアクチュエータ400のカム部が上下方向から挟み込まれるようになっている。これにより、上下方向からの外部からの衝撃等によりアクチュエータ400の脱落を防止することができる。更に、アクチュエータ400が開状態、回動状態であるときには、当該アクチュエータ400の第2のカム部430が第2のコンタクト300の第2の回動支持部320の係止片321に係止される。アクチュエータ400が閉状態であるときに、当該アクチュエータ400の第1のカム部420が第1のコンタクト200の第1の回動支持部220の係止片221に係止される一方、当該アクチュエータ400の第2のカム部430の凹部431が第2のコンタクト300の第2の回動支持部320の係止片321に係止される。このようにして外部から衝撃によるアクチュエータ400のフレキシブル基板の脱方向の位置ずれを防止することができる。上述のとおり、外部からの衝撃等によりアクチュエータ400が脱落したり位置ずれたりするのを防止することができるので、これに伴うフレキシブル基板10の位置ずれを防止することができる。よって、この点でもフレキシブル基板10の接点と第1、第2のコンタクト200、300の第1、第2の接点部210、310との安定した電気的導通を図ることができる。
このフレキシブル基板用コネクタについては、第1、第2のコンタクト200、300を備えるとしたが、少なくとも第2のコンタクト300を備えていれば良い。この場合、アクチュエータ400には、第2のコンタクト300の第2の回動支持部320の先端部上に当接するカム部が設けられていれば良い。
第1、第2のコンタクト200、300の双方を用いる場合には、第1、第2のコンタクト200、300の第1、第2の回動支持部220、320が弾性を有しており、第1のコンタクト200の第1の回動支持部220は、アクチュエータ400の第1のカム部420に上方向から当接し、これにより当該第1のカム部420を下方に向けて付勢する一方、第2のコンタクト300の第2の回動支持部320は、アクチュエータ400の第2のカム部430に下方から当接し、これにより当該第2のカム部430を上方向に向けて付勢するようになっている限りどのような設計変形を行ってもかまわない。この場合には、第2のコンタクト300の第2の回動支持部320については、アクチュエータ400の回動に応じてアクチュエータ400の第2のカム部430に押圧され、これにより弾性変形する構成となっていないくても良い。
第1、第2のコンタクト200、300の第1、第2の回動支持部220、320には、先端部に係止片221、321が設けられているとしたが、設けるか否かは任意である。
ボディ100、アクチュエータ400、第1、第2のコンタクト200、300の形状については、上記機能を実現できる限り、どのように設計変更しても良い。
本発明の実施の形態に係るフレキシブル基板用コネクタの分解斜視図である。 同コネクタを示す図であって、( a) が平面図、( b)が正面図、( c)が底面図である。 同コネクタの図2の( b) のA−A断面図であって、( a) がアクチュエータが開状態を示す図、( b)がアクチュエータが閉状態を示す図である。 同コネクタの図2の( b) のB−B断面図であって、( a) がアクチュエータが開状態を示す図、( b)がアクチュエータが閉状態を示す図である。 同コネクタのB−B断面図であって、( a) がアクチュエータの開状態付近に位置した状態を示す図、( b)がアクチュエータの回動途中の状態を示す図、( c)がアクチュエータが閉状態付近に位置した状態を示す図、である。 同コネクタの第1のコンタクトを示す図であって、( a) が正面図、( b)が斜視図である。 同コネクタの第2のコンタクトを示す図であって、( a) が正面図、( b)が斜視図である。 同コネクタのアクチュエータを示す図であって、( a) が正面図、( b)が底面図、( c)が背面図、( d)が平面図である。
符号の説明
100 ボディ
101 開口
200 第1のコンタクト
210 第1の接点部
220 第1の回動支持部
300 第2のコンタクト
310 第2の接点部
320 第2の回動支持部
400 アクチュエータ
420 第1のカム部
430 第2のカム部
10 フレキシブル基板

Claims (4)

  1. フレキシブル基板を挿脱するための開口を有するボディと、このボディの内部に装着される部材であって、挿入されたフレキシブル基板の下方に位置し当該フレキシブル基板の下面の接点に接触可能な接点部と当該フレキシブル基板の上方に位置する回動支持部とを有するコンタクトと、前記ボディに回動可能に保持されており且つ回動に応じて前記ボディの開口を開閉可能に閉塞するアクチュエータとを具備したフレキシブル基板用コネクタにおいて、前記アクチュエータは、前記コンタクトの回動支持部の先端部上に当接するカム部を有しており、前記コンタクトの回動支持部は弾性を有した略直線状の部材であり且つ前記アクチュエータのカム部を上方に付勢し、これにより閉状態付近の位置に位置する当該アクチュエータを閉方向に向けて回動させるようになっていることを特徴とするフレキシブル基板用コネクタ。
  2. フレキシブル基板を挿脱するための開口を有するボディと、このボディの内部に装着される部材であって、挿入されたフレキシブル基板の下方に位置し当該フレキシブル基板の下面の接点に接触可能な第1の接点部と当該フレキシブル基板の上方に位置する第1の回動支持部とを有する第1のコンタクトと、前記ボディの内部に装着される部材であって、前記フレキシブル基板の下面の接点に接触可能な第2の接点部と当該フレキシブル基板の上面側に位置する第2の回動支持部とを有する第2のコンタクトと、前記ボディに回動可能に保持されており且つ回動に応じて当該ボディの開口を開閉可能に閉塞するアクチュエータとを具備したフレキシブル基板用コネクタにおいて、前記アクチュエータは、前記第1、第2のコンタクトの第1、第2の回動支持部の先端部に支持される第1、第2のカム部を有しており、前記第1、第2のコンタクトの第1、第2の回動支持部は弾性を有しており、前記第1のコンタクトの第1の回動支持部は、前記アクチュエータの第1のカム部に上方向から当接し、これにより当該第1のカム部を下方に向けて付勢する一方、前記第2のコンタクトの第2の回動支持部は、前記アクチュエータの第2のカム部に下方から当接し、これにより当該第2のカム部を上方向に向けて付勢するようになっていることを特徴とするフレキシブル基板用コネクタ。
  3. 請求項1記載のフレキシブル基板用コネクタにおいて、前記回動支持部の先端部には、前記アクチュエータのカム部を係止する上方に向けて凸の係止片が設けられていることを特徴とするフレキシブル基板用コネクタ。
  4. 請求項2記載のフレキシブル基板用コネクタにおいて、前記第2の回動支持部の先端部には、前記アクチュエータの第2のカム部を係止する上方に向けて凸の係止片が設けられていることを特徴とするフレキシブル基板用コネクタ。
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KR101221506B1 (ko) * 2012-02-27 2013-01-15 한국몰렉스 주식회사 가요성 회로케이블용 커넥터
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