JP3714020B2 - 半導体素子の密封構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はベースウェハの上面に形成した半導体素子に関し、特に、前記ベースウェハの上面にキャップウェハを接着一体化して気密封止される半導体素子の密封構造に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
従来、半導体素子および配線が形成されたベースウェハの上面に環状のガラスフリットを介してキャップウェハを接着一体化し、前記半導体素子を密封する半導体素子の密封構造がある(特開平5−291388号公報)。一方、前記半導体素子が、例えば、マイクロリレーである場合には、低い配線抵抗で安定させる必要がある。このため、酸化しにくい金,白金等の貴金属を前記配線に使用することが望まれている。
【0003】
しかしながら、前記配線が金,白金等の貴金属である場合、その引き出し線と前記ガラスフリットとが重なり合う部分の接着強度が低い。このため、半導体素子の気密封止が困難であるという問題点があった。
【0004】
本発明は、酸化しにくい金等でベースウェハ上に配線を形成した場合であっても、前記ベースウェハ上の半導体素子をガラスフリットを介してキャップウェハで気密封止できる半導体の密封構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる半導体素子の密封構造は、前記目的を達成すべく、半導体素子および配線が形成されたベースウェハの上面にガラスフリットを介してキャップウェハを接合一体化し、前記半導体素子を密封する半導体素子の密封構造において、前記配線の引き出し線のうち、前記ガラスフリットに交差する部分の少なくとも上面に、前記引き出し線および前記ガラスフリットに密着しやすい少なくとも一層の中間層を形成し、前記引き出し線の断面がエッジのない緩やかな稜線を有する構成としてある。
【0006】
また、前記中間層の厚さ寸法は、前記引き出し線の厚さ寸法よりも大きくしてもよい。さらに、前記引き出し線の断面はエッジのない緩やかな稜線を有するとともに、前記中間層の厚さ寸法は前記引き出し線の厚さ寸法よりも大きくしておいてもよい。そして、前記中間層は、前記引き出し線の上面だけに形成されていてもよい。
【0007】
ついで、前記中間層は、前記引き出し線の上面だけに形成されていてもよい。また、前記中間層は、銀、銅、パラジウム、ロジウム、ニッケル、コバルト、ルテニウム、タングステン、チタン、クロムのいずれか一つで形成してもよい。さらに、前記中間層は、その表面が酸化処理されていてもよい。
【0008】
そして、前記半導体素子がマイクロリレーの可動素子であるとともに、前記マイクロリレーの接点が前記配線と同一材料であってもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明に係る実施形態はマイクロリレーの密封構造に適用した場合であり、図1ないし図16を参照しつつ説明する。
本実施形態にかかるマイクロリレーは、図1ないし図4に示すように、パイレックス等の絶縁材からなるベースウェハ10と、環状のガラスフリット30と、パイレックス等の絶縁材からなるキャップウェハ40とからなるものである。
【0010】
前記ベースウェハ10の上面には、図3に示すように、固定電極11、4本の配線13,14,15,16および可動素子20が設けられている。
前記固定電極11は、前記ベースウェハ10の上面中央に平面略Π字形に形成され、その表面は絶縁膜12で被覆されている(図4)。
4本の前記配線うち、その2本の配線14,15は、その一端部が接続パッド14a,15aとなっている一方、その他端部が前記固定電極11の中央にそれぞれ延在し、固定接点14b,15bとなっている。また、他の1本の配線13は、その一端部が接続パッド13aとなっている一方、その他端部が前記固定電極11に接続されている。さらに、残る他の1本の配線16は、その一端部が接続パッド16aとなっている一方、その他端部が可動素子20に電気接続されている。
そして、配線13,14,15および16は、その接続パッド13a,14a,15aおよび16cの近傍に位置し、かつ、後述するガラスフリット30と重なり合う部分に、中間層13c(図5),14c,15cおよび16cをそれぞれ形成してある。
【0011】
なお、前記中間層13c,14c,15cおよび16cは、配線の断面形状に応じて適宜選択できる。例えば、図6(A)に示すように、配線13の高さ寸法T1よりも大きい厚さ寸法T2を有する階段状の中間層13cを形成してもよい。このような中間層13cを形成することにより、配線13の露出が完全になくなり、気密封止がより一層完全になるという利点がある。
また、図6(B)に示すように、配線13の断面がエッジのない緩やかな稜線を有する山形である場合には、その露出面に沿って中間層13cを形成してもよい。この変形例によれば、薄い中間層で配線を被覆できるという利点がある。
さらに、図6(C)に示すように配線13が断面方形である場合には、その上面だけに中間層13cを形成してもよい。この変形例によれば、最小限度の中間層で気密封止が可能になるという利点がある。
【0012】
また、前記配線が金,白金,これらの合金で形成される場合、前記中間層の素材としては、例えば、銀、銅、パラジウム、ロジウム、ニッケル、コバルト、ルテニウム、タングステン、チタン、クロムが挙げられる。
さらに、前記配線が金,白金,これらの合金で形成される場合であっても、金等になじみやすい銀、ルテニウム、タングステン等で中間層を形成し、その表面に酸化処理を施して接着強度を高めてもよい。
【0013】
可動素子20は、図3に示すように、平面略C字形のアンカ22から延在する4本の支持梁23を介し、可動電極24を板厚方向に駆動可能に支持したものである。前記支持梁23は、スリット21を設けることにより、形成されている。また、前記可動電極24は、その中央部に2本のスリット25,25を並設することにより、可動接触片26が切り出されている。この可動接触片26の下面中央には、絶縁層27を介して可動接点28が設けられている(図16)。この可動接点28は前記固定接点14b,15bに接離可能に対向している。
【0014】
そして、ガラスットフリット30を介して前記ベースウェハ10と前記キャップウェハ40との間に形成される空間内に、前記可動素子20が気密封止されている。
【0015】
次に、本実施形態の製造方法について説明する。なお、図7ないし図11は図3のA−A線断面図に従って切断した場合のプロセス工程図を示し、図12ないし図16は図3のB−B線断面図に従って切断した場合のプロセス工程図を示す。
【0016】
図7(A)および図12(A)に示すパイレックス等のガラスウエハ10の上面に、平面略Π字形の電極11および配線13,14,15,16をスパッタリング、蒸着、メッキ、スクリーン印刷等で所定の位置に形成する。さらに、前記配線13,14,15,16のうち、ガラスフリット30と接着する部分に中間層13c,14c,15c,16cをそれぞれ形成する(図7(B)、図12(B))。一方、前記電極11の表面を絶縁膜12で被覆する(図7(C)、図12(C))。
【0017】
図8(A)および図13(A)に示すように、結晶方位(100)の単結晶シリコンウェハからなるSOI(silicon-on-insulator)シリコンウェハ29を用意する。そして、所望の支持梁厚さ及び可動電極厚さを確保するため、前記SOIシリコンウェハ29の活性層29a側の表面にTMAH(アルカリエッチング液)エッチングを施し、アンカ22を形成する(図8(B)、図13(B))。同様に、TMAHエッチングで前記アンカ22の基部に段部22aを形成する(図8(C))。さらに、酸化膜27を形成した後、導電材をスパッタリング、蒸着、メッキ、スクリーン印刷等により、パターンニングを施して可動接点28を形成するとともに、中継接続部22bを形成する(図8(D)、図13(D))。ついで、可動接点28の下方側に位置する酸化膜だけを除き、酸化膜27を除去する(図8(E)、図12(E))。
【0018】
図9および図14に示すように、ベースウェハ10に前記SOIウェハ29を位置決めし、陽極接合を行う(図9(A)、図14(A))。そして、SOIウェハ29の上面をTMAH、KOH等のアルカリエッチング液で除去してシンニングする(図9(B)、図14(B))。このアルカリエッチング液の酸化膜エッチングレートはシリコンに比し、極端に遅い。このため、埋設されている酸化膜でエッチングを止めることができ、膜厚精度の高いシンニングを行うことができる。その後、露出した前記酸化膜29bをHF等で除去する(図14(B))。さらに、残っているSOIウェハ29の活性層29aをドライエッチングでスリット21,25を形成することにより、可動電極24および可動接触片26を切り出す(図9(C)、図14(C))。
【0019】
図10および図15に示すように、キャップウェハ40に用いるパイレックス等のガラスウェハの下面に、環状のガラスフリット30をスクリーン印刷で所定の位置に形成する。そして、図11(A)および図16(A)で示すように、ガラスフリット30を介してベースウェハ10にキャップウェハ40を加熱,加圧して接着一体化する。このとき、中間層13c,14c,15c,16cを介してガラスフリット30が配線13,14,15,16に重なり合う。このため、所望の接着強度で両者を接着一体化できる。ついで、配線13,14,15,16の接続パッド13a,14a,15a,16aを覆うキャップウェハ40の一部をダイシングで除去する(図11(B)、図16(B))。
【0020】
次に、前述の構成からなるマイクロリレーの動作を説明する。
配線13,16の接続パッド13a,16aから固定電極11と可動電極24との間に電界が印加されていない場合、固定接点部14b,15bから可動接点28が開離している(図16(B))。
【0021】
そして、配線13,16の接続パッド13a,16aから固定電極11と可動電極24との間に電界を印加すると、両電極の間に生じる静電力で固定電極11に可動電極24が吸引される。このため、支持梁23のバネ力に抗して可動電極24が板厚方向に下降し、その可動接点28が固定接点部14b,15bに接触した後、可動電極24が固定電極11に絶縁膜12を介して吸着する。
【0022】
ついで、前述の印加を停止することにより、可動電極24が支持梁23のバネ力で復帰し、固定接点部28から可動接点14b,15bが開離して元の状態に復帰する。
【0023】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、中間層を介してガラスフリットが配線の引き出し線に強固に密着する。このため、キャップウェハによる半導体素子の気密封止が可能になる。
【0024】
さらに、請求項 , によれば、中間層が引き出し線より薄くても、引き出し線全面を完全に被覆できる。
【0025】
請求項2,3によれば、引き出し線が露出することがないので、気密封止がより一層完全になる。
請求項4によれば、配線の厚さ寸法が小さい場合、最小限度の中間層で所望の気密封止が得られる。
請求項5,6によれば、ガラスフリットとの接合工程の加熱温度では配線材料と反応しにくいので、配線抵抗が安定している。
請求項によれば、配線に対する酸化処理によって接着強度がより一層向上する。
【0026】
請求項8,9によれば、完全な気密封止により、外部から影響を受けにくいマイクロリレーが得られるとともに、接点と配線とを同じ工程で製造でき、製造工程の少ないマイクロリレーが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるマイクロリレーの一実施形態を示す斜視図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 図1のキャップウェハを取り外した場合の平面図である。
【図4】 図2のA−A線断面図である。
【図5】 図3の要部斜視図である。
【図6】 配線の引き出し線にかかる変形例を示す断面図である。
【図7】 図3のA−A線に沿って切断した場合を示すベースウェハのプロセス工程図である。
【図8】 図3のA−A線に沿って切断した場合を示すSOIシリコンウェハのプロセス工程図である。
【図9】 図3のA−A線に沿って切断した場合の接合方法を示すプロセス工程図である。
【図10】 図3のA−A線に沿って切断した場合を示すキャップウェハのプロセス工程図である。
【図11】 図3のA−A線に沿って切断した場合の接合方法を示すプロセス工程図である。
【図12】 図3のB−B線に沿って切断した場合を示すベースウェハのプロセス工程図である。
【図13】 図3のB−B線に沿って切断した場合を示すSOIシリコンウェハのプロセス工程図である。
【図14】 図3のB−B線に沿って切断した場合の接合方法を示すプロセス工程図である。
【図15】 図3のB−B線に沿って切断した場合を示すキャップウェハのプロセス工程図である。
【図16】 図3のB−B線に沿って切断した場合の接合方法を示すプロセス工程図である。
【符号の説明】
10…ベースウェハ、11…固定電極、12…絶縁膜、13,14,15,16…配線、13a,14a,15a,16a…接続パッド、14b,15b…固定接点、13c,14c,15c,16c…中間層、20…可動素子、21…スリット、22…アンカ、23…支持梁、24…可動電極、25…スリット、26…可動接触片、27…絶縁層、28…可動接点、29…SOIシリコンウェハ、30…ガラスフリット、40…キャップウェハ。

Claims (9)

  1. 半導体素子および配線が形成されたベースウェハの上面にガラスフリットを介してキャップウェハを接合一体化し、前記半導体素子を密封する半導体素子の密封構造において、
    前記配線の引き出し線のうち、前記ガラスフリットに交差する部分の少なくとも上面に、前記引き出し線および前記ガラスフリットに密着しやすい少なくとも一層の中間層を形成し、前記引き出し線の断面がエッジのない緩やかな稜線を有することを特徴とする半導体素子の密封構造。
  2. 半導体素子および配線が形成されたベースウェハの上面にガラスフリットを介してキャップウェハを接合一体化し、前記半導体素子を密封する半導体素子の密封構造において、
    前記配線の引き出し線のうち、前記ガラスフリットに交差する部分の少なくとも上面に、前記引き出し線および前記ガラスフリットに密着しやすい少なくとも一層の中間層を形成し、前記中間層の厚さ寸法が前記引き出し線の厚さ寸法よりも大きいことを特徴とする半導体素子の密封構造。
  3. 半導体素子および配線が形成されたベースウェハの上面にガラスフリットを介してキャップウェハを接合一体化し、前記半導体素子を密封する半導体素子の密封構造において、
    前記配線の引き出し線のうち、前記ガラスフリットに交差する部分の少なくとも上面に、前記引き出し線および前記ガラスフリットに密着しやすい少なくとも一層の中間層を形成し、前記引き出し線の断面がエッジのない緩やかな稜線を有するとともに、前記中間層の厚さ寸法が前記引き出し線の厚さ寸法よりも大きいことを特徴とする半導体素子の密封構造。
  4. 半導体素子および配線が形成されたベースウェハの上面にガラスフリットを介してキャップウェハを接合一体化し、前記半導体素子を密封する半導体素子の密封構造において、
    前記配線の引き出し線のうち、前記ガラスフリットに交差する部分の少なくとも上面に、前記引き出し線および前記ガラスフリットに密着しやすい少なくとも一層の中間層を形成し、前記中間層が前記引き出し線の上面だけに形成されていることを特徴とする半導体素子の密封構造。
  5. 前記中間層が、銀、銅、パラジウム、ロジウム、ニッケル、コバルト、ルテニウム、タングステン、チタン、クロムのいずれか一つで形成されていることを特徴とする請求項に記載の半導体素子の密封構造。
  6. 半導体素子および配線が形成されたベースウェハの上面にガラスフリットを介してキャップウェハを接合一体化し、前記半導体素子を密封する半導体素子の密封構造において、
    前記配線の引き出し線のうち、前記ガラスフリットに交差する部分の少なくとも上面に、前記引き出し線および前記ガラスフリットに密着しやすい少なくとも一層の中間層を形成し、前記中間層が、銀、銅、パラジウム、ロジウム、ニッケル、コバルト、ルテニウム、タングステン、チタン、クロムのいずれか一つで形成されていることを特徴とする半導体素子の密封構造。
  7. 前記中間層が、その表面を酸化処理されていることを特徴とする請求項に記載の半導体素子の密封構造。
  8. 半導体素子および配線が形成されたベースウェハの上面にガラスフリットを介してキャップウェハを接合一体化し、前記半導体素子を密封する半導体素子の密封構造において、
    前記配線の引き出し線のうち、前記ガラスフリットに交差する部分の少なくとも上面に、前記引き出し線および前記ガラスフリットに密着しやすい少なくとも一層の中間層を形 成し、前記半導体素子がマイクロリレーの可動素子であるとともに、前記マイクロリレーの接点が前記配線と同一材料であることを特徴とする半導体素子の密封構造。
  9. 前記半導体素子がマイクロリレーの可動素子であるとともに、前記マイクロリレーの接点が前記配線と同一材料であることを特徴とする請求項7に記載の半導体素子の密封構造。
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