JP3712146B2 - 直火調理機能付ガスオーブン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスオーブンに直火調理(炊飯等)の機能を付加した直火調理機能付ガスオーブンに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般の家庭では、炊飯用の炊飯器とオーブンとは別個のものを用いている。しかし、通常のガスオーブンで炊飯することも可能ではある。
図2は、従来の一般的なガスオーブンを用いて炊飯する様子を示す模式的側面断面図である。
【0003】
ガスオーブン41は、被調理物を入れる加熱庫3を有する。加熱庫3の前面(図の左側)は開閉できる扉5となっている。加熱庫3内には、被調理物(あるいはその容器)を載せる棚板7を設けており、この棚板7上に炊飯用の鍋43を置いている。
【0004】
加熱庫3の下部の底板44の下には、バーナ45(ラインバーナ)を備えている。このバーナ45は、加熱庫3の奥方向に火炎を出している。バーナ45の高温排気は、ダクト17から加熱庫3の奥壁21裏に上る。加熱庫奥壁21の裏側には、循環ファン19が備えてあり、循環ファン19前面の奥壁21には通気孔23が開いている。循環ファン19が回転すると、高温排気を通気孔23から加熱庫3内に送り込む。
【0005】
加熱庫3内に入った高温排気は、炊飯鍋43の周囲を廻って炊飯鍋43に熱を与えた後、加熱庫奥壁21上部の排気孔25から加熱庫3外に出て、ガスオーブン41後ろ上部の排気口29からオーブン41外に排出される。この場合、オーブン加熱庫内での加熱は直火ではなく、熱風による間接加熱である。炊飯のコントロールは、炊飯鍋43に適量の米と水とを入れ、ガスオーブンの温度と加熱時間をオーブンの操作パネル上で設定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来のガスオーブンには以下の問題点があった。
▲1▼ 従来のオーブンで炊飯を行う場合は、耐熱ガラス鍋やオーブン専用炊飯鍋を使用しなければならない。これらの鍋は、フッ素加工がなく、陶器の鍋であるため、ご飯が鍋にくっつきやすい。
▲2▼ 従来のオーブンで炊飯を行う場合は、炊飯自動消火装置がないため、タイマーをセットしておかなければならない。タイマー設定では炊く米の量によって時間を調節する必要があり、ちょうど良い加熱時間を見いだすのが難しい。
▲3▼ 従来のオーブンで炊飯を行う場合は、庫内温度の設定が必要である。温度が低いと炊飯に時間がかかり、温度が高いとご飯が焦げやすくなる。
▲4▼ 従来のガスオーブンはオーブン単機能であるため、通常炊飯は炊飯器で行わなければならない。狭い台所ではオーブンと炊飯器の設置スペースを確保するのが難しい。
【0007】
本発明は、簡単な切替操作で、炊飯器としてもガスオーブンとしても使え、かつ、自動炊飯器におけるコントロール機能も付加することが可能な直火調理機能付ガスオーブンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の直火調理機能付ガスオーブンは、 取外し可能な底板を有する加熱庫と、 この底板下に設置されたリング状のバーナと、 このバーナの周囲に配置された五徳と、 前記加熱庫内に、前記バーナの排気を供給する循環ファンと前記加熱器内の雰囲気を排出する手段と、を具備し、 オーブンとして使用する時は、前記底板をしたまま、前記バーナの排気を加熱庫内に循環させて調理し、直火調理する時は、前記底板を外し、前記五徳の上に被加熱物を載せ、その底に前記バーナの直火を当てて調理することを特徴とする。
【0009】
オーブンとして使用する時は、底板をしたまま、バーナの排気を加熱庫内に循環させて調理する。炊飯器として使用する時は、底板を外し、五徳の上に炊飯釜を載せ、炊飯釜の底にリング状のバーナの直火を当てて炊飯する。なお、バーナ排気循環手段は、ファン、ダクト等である。また、雰囲気排出手段は、排気口、ファン等である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつより具体的に説明する。
図1は、本発明の1実施例に係る直火調理機能付ガスオーブンを模式的に示す側面断面図である。(A)はオーブンとして使用している状態を、(B)は炊飯器として使用している状態を示す。
【0011】
まず、図1(A)のオーブンとして使用している状態を説明する。
ガスオーブン1は、従来のガスオーブン同様に、被調理物を入れる加熱庫3を有する。加熱庫3の前面(図の左側)には開閉できる扉5を設けてある。加熱庫3内には、被調理物4(あるいはその容器)を載せる棚板7を設けている。
【0012】
加熱庫3の底8の中央部は、取外し式の底板9となっている。この取外し式底板9の下には、五徳11を設けてある。五徳11の中央部には、リング状のバーナ13を備えており、このバーナ13からは周囲に火炎が出る。バーナ13の中央部には、温度センサー15を備えているが、このオーブン調理のモードでは、温度センサー15は主要な役割を果すものではない。バーナ13の高温排気は、ダクト17から加熱庫3の奥壁21の裏に上る。加熱庫奥壁21の裏側には、循環ファン19が備えてあり、循環ファン19前面の奥壁21には通気孔23が開いている。循環ファン19が回転すると、高温排気を通気孔23から加熱庫3内に送り込む。
【0013】
加熱庫3内に入った高温排気は、被調理物4の周囲を廻って熱を与えた後、加熱庫奥壁21上部の排気孔25から加熱庫3外に出て、ガスオーブン1後ろ上部の排気口29からオーブン1外に排出される。この場合、オーブン加熱庫内での加熱は直火ではなく、熱風による間接加熱である。
【0014】
次に図1(B)の炊飯器としての使用状態を説明する。
この状態では、まず棚板7を全て外してある。そして、取外し式底板9も外してあり、加熱庫底の五徳11とバーナ13が加熱庫3内に表れている。この五徳11上に炊飯釜31を置きバーナ13に点火して直火調理にて炊飯を行う。なお、ここでは炊飯を例として取り上げて説明しているが、当然のことながら、他の直火調理も行える。
【0015】
図1(B)の状態では、循環ファン19は回転させず、バーナの燃焼排気は、加熱庫3内の炊飯釜31の周囲を上昇する。したがって、燃焼排気の熱も炊飯釜31に伝わる。また、この際排気口29近くの排気ファン27(循環ファン19より小型)を回して、燃焼排気と調理中に出る蒸気を排出する。
【0016】
バーナ中央部に温度センサ15(サーミスタ)があり、底板を外し炊飯用釜31を載せたときには釜底に密着するようになっている。炊飯を行う場合は操作ボタン等の切り替えにより(手動)、サーミスタの設定温度が約145℃に設定され、この温度に到達したときバーナを消火する。炊飯に切り替えないときはサーミスタの設定温度は解除される。炊飯ボタンを押すとバーナに着火し、排気ファンが回る。炊飯釜内の水分がなくなり釜底に接するサーミスタの温度が約145℃に達すると消火し、炊飯を終える。
【0017】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の直火調理機能付ガスオーブンは、以下の効果を発揮する。
▲1▼ オーブン一台で、オーブンと炊飯器を兼ねられるので、スペースをとらない。
▲2▼ 直火と燃焼排気により周囲から加熱するため、従来の炊飯器よりも炊きムラが少ない。
▲3▼ 炊飯する場合はタイマーや温度設定の必要がなく、操作が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る直火調理機能付ガスオーブンを模式的に示す側面断面図である。(A)はオーブンとして使用している状態を、(B)は炊飯器として使用している状態を示す。
【図2】従来の一般的ガスオーブンを用いて炊飯する様子を示す模式的側面断面図である。
【符号の説明】
1 直火調理機能付ガスオーブン 3 加熱庫
4 被調理物 5 扉
7 棚板 8 底
9 取外し式底板 11 五徳
13 リング状バーナ 15 温度センサー
17 ダクト 19 循環ファン
21 奥壁 23 通気孔
25 排気孔 27 排気ファン
29 排気口 31 炊飯釜
41 ガスオーブン 43 炊飯鍋
44 底板 45 バーナ

Claims (2)

  1. 取外し可能な底板を有する加熱庫と、
    この底板下に設置されたリング状のバーナと、
    このバーナの周囲に配置された五徳と、
    前記加熱庫内に、前記バーナの排気を供給する循環ファンと
    前記加熱器内の雰囲気を排出する手段と、
    を具備し、
    オーブンとして使用する時は、前記底板をしたまま、前記バーナの排気を加熱庫内に循環させて調理し、直火調理する時は、前記底板を外し、前記五徳の上に被加熱物を載せ、その底に前記バーナの直火を当てて調理することを特徴とする直火調理機能付ガスオーブン。
  2. 上記バーナ中央部に被加熱物底の温度を検出する温度センサーが設けられている請求項1記載の直火調理機能付ガスオーブン。
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