JP3710087B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーション装置に関し、より特定的には、表示画面上にキャラクタを出現させるナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両の運転環境をより快適にすることを主目的として、車載用ナビゲーション装置にエージェント装置が組み込まれる場合がある。以下には、特開2000−20888号公報に開示されたものについて説明する。上記公報において、エージェント装置には、擬人化された複数のエージェントの画像データが予め準備されている。各エージェントは互いに異なる容姿を有しており、ユーザは、各容姿のエージェントに対する名前を自由に付けることができる。そして、ユーザは、現在のエージェントと異なる名前を声に出したとき、当該名前が付けられたエージェントが表示画面上に現れ、当該ユーザに挨拶をする。さらに、今回呼び出されたエージェントは、これまでのエージェントの処理を引き継ぐ。
【0003】
さらに、上記公報には、エージェント装置の変形例として、エージェントの容姿に対応して選択されるコミュニケーションプログラムの内容を変更可能なものが開示されている。例えば、美人秘書風の容姿を持つエージェントが出現している場合には、操作説明、落ち着いた対応、スケジュール管理、操作代行、諭すように注意を促す等の行動が多くなり、女子高校生風の容姿を持つエージェントが出現している場合には、明るく行動し、ドライバに話しかける頻度が多くなるようなコミュニケーションプログラムが準備される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記エージェント装置には、エージェントに親近感が沸くような工夫がなされているが、当該エージェント装置を車載用ナビゲーション装置に組み込んだ場合、ドライバが車両を安全にかつ楽しく運転できるようサポートすることができないという問題点があった。
【0005】
それ故に、本発明の目的は、表示画面上にキャラクタを出現させて、ドライバが車両を安全かつ楽しく運転できるようなナビゲーション装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記目的を達成するために、本発明の第1の局面は、表示画面上にキャラクタを出現させる車載用ナビゲーション装置に向けられている。車載用ナビゲーション装置は、複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、各キャラクタの容姿および表情毎に出現確率を格納する出現確率格納部と、複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、予め定められた違反項目について、ドライバが交通マナーを守っているか否かを判定する交通マナー判定部と、モード設定部により設定されたモードおよび交通マナー判定部の判定結果に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、選択部により選択されたキャラクタを出現させるか否かを、出現確率格納部に格納された出現確率に従って判定する出現判定部と、出現判定部が出現させると判定した場合に、選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部とを備える。
【0007】
第1の局面によれば、ナビゲーション装置は、設定されたモードに対応しておりかつ選択された容姿および表情を持つキャラクタを表示することができる。さらに、ドライバの交通マナーに応じて、キャラクタの表情(典型的には、喜怒哀楽)を異ならせることができるので、ドライバは、より楽しく車両を運転することができる。さらに、第1の局面によれば、予め格納された出現確率に基づいて、キャラクタを出現させるか否かが判定されるので、キャラクタは毎回表示されるわけではなくなり、その結果、ドライバは、キャラクタに対して飽きにくくなる。
【0008】
また、第2の局面は、表示画面上にキャラクタを出現させる車載用ナビゲーション装置に向けられている。車載用ナビゲーション装置は、複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、複数のキャラクタ毎の各表情に対応したメッセージを表すメッセージデータを格納するメッセージ記憶部と、各キャラクタの容姿および表情毎に出現確率を格納する出現確率格納部と、複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、予め定められた違反項目について、ドライバが交通マナーを守っているか否かを判定する交通マナー判定部と、モード設定部により設定されたモードおよび交通マナー判定部の判定結果に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、選択部により選択されたキャラクタを出現させるか否かを、出現確率格納部に格納された出現確率に従って判定する出現判定部と、出現判定部が出現させると判定した場合に、選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部と、出現判定部が出現させると判定した場合に、選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、メッセージ記憶部からメッセージデータを取得するメッセージ取得部と、メッセージ取得部により取得されたメッセージデータに基づいて、メッセージを出力するメッセージ出力部とを備える。
【0009】
第2の局面によれば、ナビゲーション装置は、設定されたモードに対応しておりかつ選択された容姿および表情を持つキャラクタを表示することができる。さらに、ドライバの交通マナーに応じて、キャラクタの表情(典型的には、喜怒哀楽)を異ならせることができるので、ドライバは、より楽しく車両を運転することができる。他にも、第2の局面によれば、キャラクタの容姿および表情に合ったメッセージが出力されるので、ドライバは、より楽しく車両を運転することができる。さらに、第2の局面によれば、キャラクタは毎回表示されるわけではなくなるので、ドライバは、キャラクタに対して飽きにくくなる。
【0010】
また、第3の局面は、表示画面上にキャラクタを出現させる車載用ナビゲーション装置に向けられている。車載用ナビゲーション装置は、複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、各違反項目およびキャラクタ毎に、ドライバが交通マナー違反していることを警告するための警告データを格納する警告データ記憶部と、キャラクタの容姿および表情毎に出現確率を格納する出現確率格納部と、複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、予め定められた違反項目について、ドライバが交通マナーを守っているか否かを判定する交通マナー判定部と、モード設定部により設定されたモードおよび交通マナー判定部の判定結果に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、選択部により選択されたキャラクタを出現させるか否かを、出現確率記憶部に格納された出現確率に従って判定する出現判定部と、出現判定部が出現させると判定した場合には、選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、キャラク タ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部と、交通マナー判定部によりドライバの交通マナーが悪いと判定され、かつ出現判定部が出現させると判定した場合には、モード設定部により設定されたモードと、当該交通マナー判定部の判定結果に基づいて、警告データ記憶部から警告データを取得する警告データ取得部と、警告データ取得部により取得された警告データに基づいて、ドライバに警告を出力する警告出力部とを備える。
【0011】
第3の局面によれば、ナビゲーション装置は、設定されたモードに対応しておりかつ選択された容姿および表情を持つキャラクタを表示することができる。さらに、ドライバの交通マナーに応じて、キャラクタの表情(典型的には、喜怒哀楽)を異ならせることができるので、ドライバは、より楽しく車両を運転することができる。他にも、第3の局面によれば、ドライバの交通マナーが悪い場合には、ナビゲーション装置から警告が出力されるので、ドライバの安全な運転を支援することができる。さらに、第3の局面によれば、キャラクタは毎回表示されるわけではなくなるので、ドライバは、キャラクタに対して飽きにくくなる。
【0012】
また、第4の局面は、表示画面上にキャラクタを出現させる車載用ナビゲーション装置に向けられている。車載用ナビゲーション装置は、複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、車両の速度違反を判定するために使用される許容値を、モード毎に格納する許容値記憶部と、複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、予め定められた違反項目について、ドライバが交通マナーを守っているか否かを判定する交通マナー判定部と、モード設定部により設定されたモードおよび交通マナー判定部の判定結果に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部とを備える。より特定的には、交通マナー判定部は、ドライバが運転している車両の速度違反を判定する速度違反判定部を少なくとも含む。さらに特定的には、速度違反判定部は、車両が現在走行している道路の制限速度を取得する制限速度取得部と、現在の車速を取得する車速取得部と、モード設定部により設定されたモードに対応する許容値を、許容値記憶部から取得する許容値取得部とを含んでおり、車速取得部により取得された車速と、制限速度取得部により取得された制限速度および許容値取得部により取得された許容値の加算値との比較結果に基づいて、ドライバが運転している車両の速度違反を判定する。
【0013】
第4の局面によれば、ナビゲーション装置は、設定されたモードに対応しておりかつ選択された容姿および表情を持つキャラクタを表示することができる。さらに、ドライバの交通マナーに応じて、キャラクタの表情(典型的には、喜怒哀楽)を異ならせることができるので、ドライバは、より楽しく車両を運転することができる。他にも、第4の局面によれば、速度違反が判定されるので、ナビゲーション装置は、ドライバの安全運転を支援することができる。さらに、第4の局面によれば、モード毎で、速度違反判定部は、速度違反と判定するための基準値を変更することができる。
【0014】
また、第5の局面は、表示画面上にキャラクタを出現させる車載用ナビゲーション装置に向けられている。車載用ナビゲーション装置は、複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、ドライバが車両を長時間運転しているか否かを判定するために使用される許容値を、モード毎に格納する許容値記憶部と、複数の モードの内の1つを設定するモード設定部と、予め定められた違反項目について、ドライバが交通マナーを守っているか否かを判定する交通マナー判定部と、モード設定部により設定されたモードおよび交通マナー判定部の判定結果に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部とを備える。より特定的には、交通マナー判定部は、ドライバが車両を長時間運転しているか否かを判定する長時間運転判定部を少なくとも含む。さらに特定的には、長時間運転判定部は、現在時刻を取得する現在時刻取得部と、ドライバが車両の運転を開始した時刻を取得する運転開始時刻取得部と、モード設定部により設定されたモードに対応する許容値を、許容値記憶部から取得する許容値取得部とを含んでおり、現在時刻取得部により取得された現在時刻から運転開始時刻取得部により取得された運転開始時刻を減算することにより得られる運転時間と、予め定められた基準時間および許容値取得部により取得された許容値の加算値との比較結果に基づいて、ドライバが長時間運転しているか否かを判定する。
【0015】
第5の局面によれば、ナビゲーション装置は、設定されたモードに対応しておりかつ選択された容姿および表情を持つキャラクタを表示することができる。さらに、ドライバの交通マナーに応じて、キャラクタの表情(典型的には、喜怒哀楽)を異ならせることができるので、ドライバは、より楽しく車両を運転することができる。他にも、第5の局面によれば、長時間運転違反が判定されるので、ナビゲーション装置は、ドライバの安全運転を支援することができる。さらに、第5の局面によれば、モード毎で、長時間運転判定部は、ドライバが車両を長時間運転しているか否かを判断するための基準値を変更することができる。
【0016】
第6の局面は、表示画面上にキャラクタを出現させる車載用ナビゲーション装置に向けられている。車載用ナビゲーション装置は、複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、ドライバが蛇行運転しているか否かを判定するために使用される許容値を、モード毎に格納する許容値記憶部と、複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、予め定められた違反項目について、ドライバが交通マナーを守っているか否かを判定する交通マナー判定部と、モード設定部により設定されたモードおよび交通マナー判定部の判定結果に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部とを備える。より特定的には、交通マナー判定部は、ドライバが蛇行運転しているか否かを判定する蛇行運転判定部を少なくとも含む。さらに特定的には、蛇行運転判定部は、現在時刻を取得する現在時刻取得部と、前回蛇行運転の判定を行った判定時刻を取得する判定時刻取得部と、モード設定部により設定されたモードに対応する許容値を、許容値記憶部から取得する許容値取得部と、現在時刻取得部により取得された現在時刻から判定時刻取得部により取得された判定時刻を減算することにより得られる判定時間間隔と、予め定められた基準時間間隔および許容値取得部により取得された許容値の加算値とを比較して、当該判定時間間隔と当該加算値との大小関係を判定する比較部と、比較部により判定時間間隔の方が大きいと判定された場合に、現在の車両の蛇角を取得する蛇角取得部とを含んでおり、蛇角取得部により取得された蛇角に基づいて、ドライバが蛇行運転しているか否かを判定する
【0017】
第6の局面によれば、ナビゲーション装置は、設定されたモードに対応しておりかつ選択された容姿および表情を持つキャラクタを表示することができる。さらに、ドライバの交通マナーに応じて、キャラクタの表情(典型的には、喜怒哀楽)を異ならせることができるので、ドライバは、より楽しく車両を運転することができる。他にも、第6の局面によれば、蛇行運転違反が判定されるので、ナビゲーション装置は、ドライバの安全運転を支援することができる。さらに、第6の局面によれば、蛇行運転判定部は、モード毎で、蛇角を取得する時間間隔を変更することができる。
【0018】
第7の局面は、表示画面上にキャラクタを出現させる車載用ナビゲーション装置に向けられている。車載用ナビゲーション装置は、複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、ドライバが方向指示器を出しているか否かを判定するために使用される許容値を、モード毎に格納する許容値記憶部と、複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、予め定められた違反項目について、ドライバが交通マナーを守っているか否かを判定する交通マナー判定部と、モード設定部により設定されたモードおよび交通マナー判定部の判定結果に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部とを備える。より特定的には、交通マナー判定部は、ドライバが正しく車両の方向指示器を出しているか否かを判定する方向指示器違反判定部を少なくとも含む。さらに特定的には、方向指示器違反判定部は、現在の車速を取得する車速取得部と、車両の現在位置から次に車両が曲がるべき交差点までの距離を算出する距離算出部と、モード設定部により設定されたモードに対応する許容値を、許容値記憶部から取得する許容値取得部と、距離算出部により算出された距離と、車速取得部により取得された車速および許容値取得部により取得された許容値の積に予め定められた基準距離を加算した加算値とを比較して、車両が次の交差点に近づいているか否かを判定する比較部とを含んでおり、比較部により、加算値の方が大きいと判定された場合に、車両の方向指示器が出ているか否かを判定する。
【0019】
第7の局面によれば、ナビゲーション装置は、設定されたモードに対応しておりかつ選択された容姿および表情を持つキャラクタを表示することができる。さらに、ドライバの交通マナーに応じて、キャラクタの表情(典型的には、喜怒哀楽)を異ならせることができるので、ドライバは、より楽しく車両を運転することができる。他にも、第7の局面によれば、方向指示器違反が判定されるので、ナビゲーション装置は、ドライバの安全運転を支援することができる。さらに、第7の局面によれば、方向指示器違反判定部は、モード毎で、蛇角を取得する時間間隔を変更することができる。
【0020】
また、第8の局面は、出発地から目的地までの最適経路を探索して、当該最適経路に従って誘導・案内処理を行うナビゲーション装置に向けられている。ナビゲーション装置は、複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、キャラクタの容姿および表情毎に出現確率を格納する出現確率格納部と、複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、出発地および目的地を設定する地点設定部と、モード設定部により設定されたモードおよび地点設定部により設定された目的地に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、選択部により選択されたキャラクタを出現させるか否かを、出現確率記憶部に格納された出現確率に従って判定する出現判定部と、出現判定部が出現させると判定した場合に、選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ 取得部と、キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部とを備える。
【0021】
また、第9の局面は、出発地から目的地までの最適経路を探索して、当該最適経路に従って誘導・案内処理を行うナビゲーション装置に向けられている。ナビゲーション装置は、複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、複数のキャラクタ毎の各表情に対応するメッセージデータを表すメッセージデータを格納するメッセージ記憶部と、キャラクタの容姿および表情毎に出現確率を格納する出現確率格納部と、複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、出発地および目的地を設定する地点設定部と、モード設定部により設定されたモードおよび地点設定部により設定された目的地に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、選択部により選択されたキャラクタを出現させるか否かを、出現確率記憶部に格納された出現確率に従って判定する出現判定部と、出現判定部が出現させると判定した場合に、選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部と、出現判定部が出現させると判定した場合に、選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、メッセージ記憶部からメッセージデータを取得するメッセージ取得部と、メッセージ取得部により取得されたメッセージデータに基づいて、メッセージを発生するメッセージ出力部とを備える。
【0022】
第8および第9の局面によれば、ナビゲーション装置は、設定されたモードに対応しておりかつ選択された容姿および表情を持つキャラクタを表示することができる。さらに、設定された目的地に応じて、キャラクタの表情(典型的には、喜怒哀楽)を異ならせることができるので、ドライバは、より楽しく車両を運転することができる。他にも、第8および第9の局面によれば、予め格納された出現確率に基づいて、キャラクタを出現させるか否かが判定されるので、キャラクタは毎回表示されるわけではなくなり、その結果、ドライバは、キャラクタに対して飽きにくくなる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態に係るナビゲーション装置Anaviの構成を示すブロック図である。図1のナビゲーション装置Anaviにおいて、プロセッサ1と、プログラムメモリ2と、メインメモリ3と、記憶装置4と、表示装置5と、スピーカ6と、センサ群7と、入力装置8と、受信機9とが通信路10により通信可能に接続されている。
【0024】
プログラムメモリ2は、典型的にはROM(Read Only Memory)からなり、ナビゲーション用のプログラムが予め記録されている。プロセッサ1は、ナビゲーション装置Anaviの電源投入後、プログラムメモリ2内のプログラムを実行する。また、プロセッサ1は、プログラムの実行中、メインメモリ3を作業領域として使用する。
【0025】
記憶装置4は、図2に示すように、地図データベースDBcart、ネットワークデータベースDBnet 、モードデータベースDBmode、キャラクタデータベースDBchar、音声データベースDBspchおよび警告データベースDBwarnを格納しており、典型的には、DVDドライブ、CDドライブ、ハードディスクドライブまたはICメモリからなる。
【0026】
地図データベースDBcartは、図3に示すように、地図の各構成要素を表示するために必要となるオブジェクトデータDobj の集まりである。地図の構成要素の代表例をあげると、河川、道路、鉄道、緑地帯、建造物および公園がある。オブジェクトデータDobj は、1つの地図の構成要素を表すために、座標列Scod と、属性情報Iatr と、景観評価値EVsc1 とを含んでいる。オブジェクトデータDobj は、これら3つの情報以外の情報を含むこともあるが、他の情報は、本実施形態には関連性がないので、ここでは図示および説明を省略する。
【0027】
座標列Scod は、所定の原点を基準とした複数個の座標値からなる。座標値は、典型的には、緯度および経度の組み合わせで表される。座標列Scod を構成する座標値で囲まれる領域が、予め定められた色で塗りつぶされることにより、地図の構成要素が描画される。
【0028】
属性情報Iatr は、オブジェクトデータDobj が表す構成要素の属性を示しており、本実施形態では、ステップS9において、キャラクタの容姿、表情および声を決定するために使用される。本実施形態では、構成要素の属性の代表例をあげると、ファーストフード店、娯楽施設、学校がある。
【0029】
景観評価値EVsc1 は、オブジェクトデータDobj が表す構成要素の景観の良さを示す値であって、本実施形態では、後で説明するステップS9において、キャラクタの容姿、表情および声を決定するために使用される。
【0030】
通常、地図上の道路網における道路の接続関係は、図4(a)に示すように、ノードNおよびリンクLにより表される。ノードNは、道路網における交差点、および道路の屈曲点を表す。リンクLは、2つの交差点同士を結ぶ道路、および交差点および屈曲点を結ぶ道路を表す。本実施形態では、道路網に表す各リンクLに関する情報を基礎として、ネットワークデータベースDBnet が構築される。
【0031】
より具体的には、図4(b)に示すように、ネットワークデータベースDBnet は、リンクレコードRlinkの集まりである。リンクレコードRlinkは、リンク番号と、両端ノードと、距離評価値EVdtと、景観評価値EVsc2 と、安全評価値EVsfと、所要時間評価値EVrtと、料金評価値EVtlと、制限速度LSとを含んでいる。リンクレコードRlinkは、これら8つの情報以外の情報を含むこともあるが、他の情報は、本実施形態には関連性がないので、ここでは図示および説明を省略する。
【0032】
リンク番号は、リンクLを特定するための情報である。両端ノードは、リンク番号により特定されるリンクLの両端に位置する2つのノードNを特定するための情報である。
距離評価値EVdtは、リンクLが特定する道路(以下、対象道路と称す)の距離を示す値である。景観評価値EVsc2 は、対象道路の周辺の景観の良さを示す値であって、本実施形態では、当該景観評価値EVsc2 が大きいほど、対象道路の周辺環境が良いとする。安全評価値EVsfは、対象道路の安全性の度合いを示す値であって、本実施形態では、当該安全評価値EVsfが大きいほど、対象道路の安全性が高いとする。所要時間評価値EVrtは、対象道路を車両が走行する際に必要となる時間を示す値である。料金評価値EVtlは、対象道路を車両が走行する際に必要となる料金を示す値である。以上の各評価値は、本実施形態では、後で説明するステップS11において、最適経路を探索する時に使用される。また、制限速度LSは、対象道路を車両が走行する際の上限速度であって、後述するステップSS4およびS9で使用される。
【0033】
本ナビゲーション装置Anaviには、後述するように、複数のモードが予め準備されている。本実施形態では、複数のモードの例として、母親モードと恋人モードとが準備されるとする。ナビゲーション装置Anaviは、モード毎で異なるキャラクタを表示装置5の画面上に出現させたり、モード毎で異なる最適経路を選択したりする。キャラクタの表示、および経路選択のために使用されるのが、モードデータベースDBmodeである。
【0034】
モードデータベースDBmodeは、図5に示すように、許容値テーブルTα と、出現確率テーブルTp と、重み係数テーブルTw とからなる。
許容値テーブルTα には、モード毎に、速度違反用の許容値αspと、長時間運転用の許容値αlgと、蛇行運転用の許容値αwdと、方向指示器用の許容値αidc とが記録されている。
許容値αspは、後述するステップS401において、速度違反用のフラグFspを1に設定するか否かを決定するために使用されるパラメータである。許容値αspは、母親モード用が10(km)、恋人モード用が20(km)というように、モード毎に予め定められており、当該モード毎で、フラグFspを1に設定するためのしきい値を変化させる。
【0035】
許容値αlgは、後述するステップS402において、長時間運転用のフラグFlgを1に設定するか否かを決定するために使用されるパラメータである。許容値αlgは、母親モード用が30(分)、恋人モード用が0(分)というように、モード毎に予め定められており、当該モード毎で、フラグFlgを1に設定するためのしきい値を変化させる。
【0036】
許容値αwdは、後述するステップS403において、蛇行運転用のフラグFwdを1に設定するか否かを決定するために使用されるパラメータである。許容値αwdは、母親モード用および恋人モード用がそれぞれ1(秒)というように、モード毎で予め定められており、当該モード毎に、蛇行運転か否かを判定するタイミングを設定できるように選ばれている。
【0037】
許容値αidc は、後述するステップS120101において、方向指示器用のフラグFidc を1に設定するか否かを決定するために使用されるパラメータである。許容値αidc は、母親モード用が0.5(秒)、恋人モード用が1(秒)というように、モード毎で予め定められており、当該モード毎に、車両の方向指示器を出さなければならないタイミングを設定できるように選ばれている。
【0038】
なお、以上の各許容値αsp、αlg、αwdおよびαidc は、ナビゲーション装置Anaviの設計者により予め設定されているが、ユーザが好みに応じて各許容値αsp、αlg、αwdおよびαidc を変更できるようなユーザインターフェイスがナビゲーション装置Anaviに組み込まれていてもよい。
【0039】
出現確率テーブルTp には、モード毎に、喜び表現用の出現確率Pplと、怒り表現用の出現確率Pagと、哀しみ用の出現確率Psrと、楽しさ表現用の出現確率Pejとが記録されている。
出現確率Pplは、表示装置5に画面上に、喜んでいるキャラクタを表示するか否かを決定するために使用される。本実施形態では、母親モードの出現確率Pplは0.3であり、恋人モードのそれは0.4であると予め定められている。
【0040】
出現確率Pagは、表示装置5に画面上に、怒っているキャラクタを表示するか否かを決定するために使用される。本実施形態では、母親モードの出現確率Pagは0.2であり、恋人モードのそれは0.1であると予め定められている。
出現確率Psrは、表示装置5に画面上に、悲しんでいるキャラクタを表示するか否かを決定するために使用される。本実施形態では、母親モードおよび恋人モードの出現確率Psrはそれぞれ0.1であると予め定められている。
出現確率Pejは、表示装置5に画面上に、楽しんでいるキャラクタを表示するか否かを決定するために使用される。本実施形態では、母親モードおよび恋人モードの出現確率Psrはそれぞれ0.4であると予め定められている。
【0041】
なお、以上の各出現確率Ppl、Pag、PsrおよびPejは、ナビゲーション装置Anaviの設計者により予め設定されているが、ユーザが好みに応じて各出現確率Ppl、Pag、PsrおよびPejを変更できるようなユーザインターフェイスがナビゲーション装置Anaviに組み込まれていてもよい。
【0042】
重み係数テーブルTw には、モード毎に、走行距離用の重み係数Wdtと、景観用の重み係数Wscと、安全用の重み係数Wsfと、所要時間用の重み係数Wrtと、料金用の重み係数Wtlとが記録されている。
重み係数Wdtは、後述する経路評価式(ステップS11の説明を参照)を構成する走行距離評価値EVdtに重みを付けるために使用される。本実施形態では、母親モードおよび恋人モードの重み係数Wdtはそれぞれ1.0であると予め定められている。
【0043】
景観用の重み係数Wscは、経路評価式を構成する景観評価値EVsc2 に重みを付けるために使用される。本実施形態では、母親モードの重み係数Wscは1.0であり、恋人モードのそれは3.0であると予め定められている。
安全用の重み係数Wsfは、経路評価式を構成する安全評価値EVsfに重みを付けるために使用される。本実施形態では、母親モードの重み係数Wsfは1.5であり、恋人モードのそれは2.0であると予め定められている。
【0044】
所要時間用の重み係数Wrtは、経路評価式を構成する所要時間評価値EVrtに重みを付けるために使用される。本実施形態では、母親モードの重み係数Wrtは2.0であり、恋人モードのそれは1.0であると予め定められている。
料金用の重み係数Wtlは、経路評価式を構成する料金評価値EVtlに重みを付けるために使用される。本実施形態では、母親モードおよび恋人モードの重み係数Wtlはそれぞれ0.5であると予め定められている。
【0045】
なお、以上の各重み係数Wdt、Wsc、Wsf、WrtおよびWtlは、ナビゲーション装置Anaviの設計者により予め設定されているが、ユーザが好みに応じて各重み係数Wdt、Wsc、Wsf、WrtおよびWtlを変更できるようなユーザインターフェイスがナビゲーション装置Anaviに組み込まれていてもよい。
【0046】
キャラクタデータベースDBcharは、図6(a)に示すように、母親モードで使用されるキャラクタデータCDmpl 、CDmag 、CDmsr およびCDmej と、恋人モードで使用されるキャラクタデータCDgpl 、CDgag 、CDgsr およびCDgej との集まりである。
【0047】
キャラクタデータCDmpl は、その表情が喜んでいる母親の容姿を持つキャラクタ(図6(b)参照)を表す画像データを含む。キャラクタデータCDmag は、その表情が怒っている母親の容姿を持つキャラクタを表す画像データを含む。キャラクタデータCDmsr は、その表情が哀しんでいる母親の容姿を持つキャラクタを表す画像データを含む。キャラクタデータCDmej は、楽しさを表現している母親の容姿を持つキャラクタを表す画像データを含む。
【0048】
キャラクタデータCDgpl 、CDgag 、CDgsr およびCDgej は、キャラクタデータCDmpl 、CDmag 、CDmsr およびCDmej と比較すると、主として、母親のキャラクタを表す画像データが恋人のキャラクタを表す画像データに代わる点で相違する。それ以外に相違点はないので、キャラクタデータCDgpl 、CDgag 、CDgsr およびCDgej の詳細な説明を省略する。
【0049】
なお、上述の各キャラクタデータCDは、静止画データであってもよいし、動画データであってもよい。また、各キャラクタデータCDは、画像データ以外にも、母親モード用か恋人モード用かを特定する等のために付随情報を含んでいるが、これらの付随情報については、本願の本質には関わりがないので、図示および説明を省略する。
【0050】
音声データベースDBspchは、図7に示すように、母親モードで使用される音声データSDmpl 、SDmag 、SDmsr およびSDmej と、恋人モードで使用される音声データSDgpl 、SDgag 、SDgsr およびSDgej との集まりである。
【0051】
音声データSDmpl は、母親が喜んでいる時の声を表す。音声データSDmag は、母親が怒っている時の声を表す。音声データSDmsr は、母親が哀しんでいる時の声を表す。音声データSDmej は、母親が楽しんでいる時の声を表す。
【0052】
音声データSDgpl 、SDgag 、SDgsr およびSDgej は、音声データSDmpl 、SDmag 、SDmsr およびSDmej と比較すると、母親の音声ではなく、恋人の音声を表している。これ以外に相違点はないので、それぞれの説明を省略する。
【0053】
なお、以上の音声データSDmpl 、SDmag 、SDmsr 、SDmej 、SDgpl 、SDgag 、SDgsr およびSDgej が請求項におけるメッセージデータの一例である。
また、各音声データSDは、上述以外にも、母親モード用か恋人モード用かを特定する等のために付随情報を含んでいるが、これらの付随情報については、本願の本質には関わりがないので、図示および説明を省略する。
【0054】
警告データベースDBwarnは、図8に示すように、母親モードで使用される警告データWDmsp 、WDmlg 、WDmwd およびWDmidcと、恋人モードで使用される警告データWDgsp 、WDglg 、WDgwd およびWDgidcとの集まりである。
【0055】
警告データWDmsp は、速度違反であることを母親が警告するための声を表す。警告データWDmlg は、長時間運転であることを母親が警告するための声を表す。警告データWDmwd は、蛇行運転を母親が警告するための声を表す。警告データWDmidcは、車両の方向指示器が出ていないことを母親が警告するための声を表す。
【0056】
警告データWDgsp 、WDglg 、WDgwd およびWDgidcは、警告データWDmsp 、WDmlg 、WDmwd およびWDmidcと比較すると、母親の声ではなく、恋人の声を表す。これ以外に相違点はないので、それぞれの説明を省略する。
【0057】
また、各警告データWDは、上述以外にも、母親モード用か恋人モード用かを特定する等のために付随情報を含んでいるが、これらの付随情報については、本願の本質には関わりがないので、図示および説明を省略する。また、警告データWDは、本実施形態では、音声を表すが、画像を表してもよい。
【0058】
表示装置5は、メインメモリ3から自身に転送されてくる各データの表示処理を行って、ユーザに画像を提供する。また、スピーカ6は、メインメモリ3から自身に転送されてくる各データの音声出力処理を行って、ユーザに音声を出力する。
【0059】
センサ群7は、図9に示すように、速度センサ71と、タイマ72と、蛇角センサ73と、指示器センサ74とを含んでいる。速度センサ71、タイマ72、蛇角センサ73、および指示器センサ74は、通信路10を介してプロセッサ1と通信可能に接続されている。なお、これら以外にも、ナビゲーション装置Anaviは、方位センサ等を備えているが、方位センサ等は、本実施形態の本質とは関連性が薄いので、図示および説明を省略する。
【0060】
速度センサ71は、ナビゲーション装置Anaviが設置される車両の速度VSを検出する。タイマ72は、現在時刻CTを測定する。ここで、現在時刻CTは、現在の月日を含んでいることが好ましい。蛇角センサ73は、車両の操舵角θを検出する。指示器センサ74は、車両の方向指示器(図示せず)が出されているか否かを検出する。
【0061】
入力装置8は、典型的には、キー、タッチパネルおよびリモートコントローラを含んでおり、予め定められた各種機能が割り当てられている。入力装置8は、ユーザの操作に応答して、それぞれに割り当てられた各種機能を特定する操作情報Iope を出力する。
【0062】
受信機9は、典型的には、GPS(Global Positioning System)に収容されている人工衛星からの電波を受信して、受信電波に基づいて車両の現在位置CPを算出する。
【0063】
次に、上記構成のナビゲーション装置Anaviの動作について詳細に説明する。図10〜図24は、ナビゲーション装置Anaviのプロセッサ1の処理手順を示すフローチャートである。プロセッサ1は、ナビゲーション装置Anaviの電源が投入されると、プログラムメモリ2に格納されたプログラムの実行を開始する。
【0064】
まず、プロセッサ1は、図10に示す初期設定を行う(ステップS1)。ステップS1の詳細な処理手順は、図11に示される。図11において、まず、プロセッサ1は、モード設定を行う(ステップS101)。そのために、ユーザは、入力装置5を操作して、母親モードおよび恋人モードのいずれかを指定する。プロセッサ1は、入力装置5から、ドライバが指定したモードを特定する操作情報Iope を受け取る。プロセッサ1は、受け取った操作情報Iope から、ユーザが指定したモードを判定して、予め準備されているモードフラグFmodeを1または0に設定する。本実施形態では、便宜上、モードフラグFmodeの値1および0は、母親モードおよび恋人モードを示す。
【0065】
また、プロセッサ1は、予め準備されている速度違反用フラグFsp、長時間運転用フラグFlg、蛇行運転用フラグFwdおよび方向指示器用フラグFidc を、初期値である0に設定する(ステップS102)。
さらに、プロセッサ1は、タイマ72から現在時刻CTを受け取って、それを運転開始時刻DSTとしてメインメモリ3に登録する(ステップS103)。以上でステップS1の初期設定が終了する。
【0066】
ステップS1の次に、プロセッサ1は、受信機9から現在位置CPを受け取る。受信機9からの現在位置CPは誤差を含むので、プロセッサ1は、速度センサ71の車速情報Ivs等を使って、より詳しい現在位置CPを算出する。これによって、プロセッサ1は、車両の現在位置CPを特定する(ステップS2)。次に、プロセッサ1は、記憶装置4にアクセスして、車両の現在位置CPを基準として予め定められた範囲内の地図を作成するために必要となる地図データDcartおよびリンクレコードRlinkをメインメモリ3に読み出す(ステップS3)。
【0067】
次に、プロセッサ1は、第1の交通マナー判定処理を行う(ステップS4)。ステップS4は、図12に示すように、ステップS401〜S403を含んでいる。まず、ステップS401の詳細な処理手順は、図13に示される。図13において、プロセッサ1は、ステップS2で特定した現在位置CPを基に、車両が現在走行中の道路を表すリンクLを特定し、特定したリンクLの制限速度LSをメインメモリ3上のリンクレコードRlinkから取得する(ステップS4011)。
【0068】
また、プロセッサ1は、速度センサ71から車速VSを取得する(ステップS4012)。さらに、プロセッサ1は、モードフラグFmodeの現在の値をチェックした後、モードデータベースDBmode(図5参照)から、現在のモードに対応する許容値αspを取得する(ステップS4013)。具体的には、モードフラグFmodeが1であれば、許容値αspとして、母親モード用の10(km)が取得され、それが0であれば、恋人用の20(km)が取得される。
【0069】
次に、プロセッサ1は、今回取得した制限速度LS、車速VSおよび許容値αspを基に、VS>LS+αspを満足するか否かを判断する(ステップS4014)。VS>LS+αspを満たさない場合には、プロセッサ1は、ドライバに対して速度違反の警告をしないと判断して、ステップS401から抜ける。つまり、フラグFspは0のままである。逆に、VS>LS+αspを満たす場合には、プロセッサ1は、ドライバに速度違反の警告をできるように、フラグFspを1に変更する(ステップS4015)。その後、プロセッサ1は、ステップS401から抜ける。
【0070】
以上のステップS401が終了すると、プロセッサ1は、図14にその詳細な処理手順が示されるステップS402を行う。図14において、プロセッサ1は、タイマ72から現在時刻CTを取得する(ステップS4021)。また、プロセッサ1は、ステップS103(図11参照)で登録した運転開始時刻DSTを取得する(ステップS4022)。
【0071】
さらに、プロセッサ1は、モードデータベースDBmode(図5参照)から、現在のモードに対応する長時間運転用の許容値αlgを取得する(ステップS4023)。具体的には、モードフラグFmodeが1であれば、許容値αlgとして、母親モード用の30(分)が取得され、それが0であれば、恋人用の0(分)が取得される。
【0072】
次に、プロセッサ1は、今回取得した現在時刻CT、運転開始時刻DSTおよび許容値αlgを基に、CT−DST>RT+αlgを満足するか否かを判断する(ステップS4024)。ここで、RTは、長時間運転判定用の基準時間であり、予めプログラムに記述されている。CT−DST>RT+αlgを満たさない場合には、プロセッサ1は、ドライバに対して長時間運転の警告をしないと判断して、ステップS402から抜ける。つまり、フラグFlgは0のままである。逆に、CT−DST>RT+αlgを満たす場合には、プロセッサ1は、ドライバに長時間運転の警告をできるように、フラグFlgを1に変更する(ステップS4025)。その後、プロセッサ1は、ステップS402から抜ける。
【0073】
ステップS402が終了すると、プロセッサ1は、図15にその詳細な処理手順が示されるステップS403を行う。図15において、プロセッサ1は、タイマ72から現在時刻CTを取得する(ステップS4031)。なお、プロセッサ1は、当該ステップS4021で取得した現在時刻CTを、ステップS4031で取得してもよい。
【0074】
次に、プロセッサ1は、判定時刻PDTが蓄積されているか否かを判定する(ステップS4032)。判定時刻PDTは、過去に蛇行運転判定を行った時刻であって、典型的にはメインメモリ3に登録される。判定時刻PDTの登録数は、いくつでもよいが、少なくとも前回の判定時刻PDTは登録される必要がある。プロセッサ1は、ナビゲーション装置Anaviが起動直後である等の理由で、判定時刻PDTが未登録の場合には、蛇角センサ73から現在の蛇角θを取得する(ステップS4033)。次に、プロセッサ1は、今回取得した現在時刻CTを判定時間PDTとしてメインメモリ3に取得する(ステップS4034)。ステップS4034ではさらに、今回取得した蛇角θもメインメモリ3に登録され、その後、プロセッサ1は、ステップS403から抜ける。
【0075】
一方、ステップS4032において、判定時刻PDTが蓄積されている場合、プロセッサ1は、前回の判定時刻PDTを取得する(ステップS4035)。さらに、プロセッサ1は、モードデータベースDBmode(図5参照)から、現在のモードに対応する許容値αwdを取得する(ステップS4036)。本実施形態では、モードフラグFmodeが1および0のいずれの場合であっても、値αwdは、0(秒)である。
【0076】
次に、プロセッサ1は、今回取得した現在時刻CT、前回の判定時刻PDTおよび許容値αwdを基に、CT−PDT>RDP+αwdを満足するか否かを判断する(ステップS4037)。ここで、RDPは、蛇行運転判定用の基準時間間隔であり、予めプログラムに記述されている。CT−PDT>RDP+αwdを満たさない場合には、プロセッサ1は、蛇行運転を判定するタイミングではないとみなして、長時間運転用フラグFlgを変更することなくステップS403から抜ける。
【0077】
逆に、CT−PDT>RDP+αwdを満たす場合には、プロセッサ1は、蛇行運転を判定するタイミングがきたとして、ステップS4033と同様に、現在の蛇角θを取得し(ステップS4038)、さらに、ステップS4034と同様に、判定時間PDTおよび現在の蛇角θを蓄積する(ステップS4039)。
【0078】
次に、プロセッサ1は、車両が蛇行しているから否かを判断する(ステップS40310)。具体的には、メインメモリ3に蓄積されている現在の蛇角θと、過去の蛇角θとの差を算出して、時間RDP+αwd当たりの蛇角θの変化量を取得する。蛇角θの変化量が予め定められた基準値未満であれば、プロセッサ1は、車両が蛇行していないと判断して、無処理でステップS403から抜ける。つまり、長時間運転用フラグFlgは0のままである。
【0079】
逆に、プロセッサ1は、蛇角θの変化量が基準値以上であれば、ドライバに蛇行運転の警告を行うことができるように、蛇行運転用フラグFwdを1に変更する(ステップS40311)。その後、プロセッサ1は、ステップS403から抜ける。
【0080】
以上のステップS403が終わると、プロセッサ1は、図1に示すように、ステップS4からS5へと移行する。そして、プロセッサ1は、出力データDout を作成する(ステップS5)。ステップS5の詳細な処理手順は、図16に示される。図16において、プロセッサ1は、モードフラグFmodeが現在恋人モードを示しているか否かを判断する(ステップS501)。
【0081】
プロセッサ1は、フラグFmodeが恋人モードを示している場合には、恋人モード用のキャラクタの表情および声を選択する(ステップS502)。ステップS502の詳細な処理手順は図17に示される。図17において、プロセッサ1は、3つのフラグFsp、FlgおよびFwdが0か否かを判断する(ステップS5021)。
プロセッサ1は、フラグFsp、FlgおよびFwdが0でなければ、ドライバの交通マナーが悪いので怒る必要があると判断して、ステップS5022に移行する。そして、プロセッサ1は、乱数RNを発生し、さらに、モードデータベースDBmode(図5参照)から、恋人モード用の出現確率Pagを取得する(ステップS5022)。ここで、本実施形態では、乱数RNは、0、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.6、0.7、0.8および0.9の中から、1つだけ無作為に選ばれた数である。次に、プロセッサ1は、Pag<RNを満足するか否か、つまりキャラクタを表示画面上に出現させるか否かを判断し(ステップS5023)、Pag<RNを満たさない場合には、無処理でステップS502から抜ける。
【0082】
一方、プロセッサ1は、Pag<RNを満足する場合には、キャラクタデータベースDBchar(図6参照)から、恋人用のキャラクタデータCDgag を取り出して(ステップS5024)、メインメモリ3上に格納する。さらに、プロセッサ1は、警告データベースDBwarn(図8参照)から、警告データWDgsp 、WDglg およびWDgwd の中から、所定のものを取り出して(ステップS5025)、メインメモリ3上に格納する。ここで、ステップS5025では、フラグFspが1であれば、警告データWDgsp が、フラグFlgが1であれば、警告データWDglg が、フラグFwdが1であれば、警告データWDgwd が、取り出される。ステップS5025が終了すると、プロセッサ1は、図16に示すステップS502を抜ける。
【0083】
以上のように、本実施形態では、Pag<RNを満足する場合に限り、恋人用のキャラクタデータCDgag および警告データWDが取り出される。出現確率Pagが0.1の場合には、10回に1回の頻度でキャラクタデータCDagおよび警告データWDが取り出される。これによって、表示画面上に、キャラクタが毎回出現しないようにすることができるので、ドライバは、キャラクタに対して飽きにくくなる。
【0084】
また、ステップS5021において、プロセッサ1は、3つのフラグFsp、FlgおよびFwdが0であれば、周囲の景観がよいか否かを判断する(ステップS5026)。より具体的には、プロセッサ1は、ステップS2で特定した現在位置CPを基に、車両が現在走行中の道路を表すリンクLを特定し、特定したリンクLの景観評価値EVsc2 をメインメモリ3上のリンクレコードRlinkから取得する。そして、景観評価値EVsc2 が予め定められた基準値を超えていれば、現在位置CPの周辺の景観がよいと判断する。
【0085】
プロセッサ1は、周囲の景観がよいと判断した場合、上述の乱数RNを発生し、さらに、モードデータベースDBmode(図5参照)から、恋人モード用の出現確率Pplを取得する(ステップS5027)。次に、プロセッサ1は、Ppl<RNを満足するか否か、つまり恋人モード用のキャラクタを出現させるか否かを判断し(ステップS5028)、Ppl<RNを満たさない場合には、無処理でステップS502から抜ける。
【0086】
一方、プロセッサ1は、Ppl<RNを満足する場合には、音声データベースDBspch(図7参照)から音声データSDgpl を、さらにキャラクタデータベースDBchar(図6参照)から、恋人用のキャラクタデータCDgpl を取り出して(ステップS5029)、メインメモリ3上に格納する。そして、プロセッサ1は、図16に示すステップS502を抜けて、ステップS504に移行する。
【0087】
また、ステップS5026において、プロセッサ1は、周囲の景観がよいと判断しなかった場合には、車両が交通渋滞に巻き込まれているか否かを判断する(ステップS50210)。具体的な処理例として、プロセッサ1は、車両が予め定められた時間内に所定距離以上進めなかった場合、交通渋滞に巻き込まれていると判断する。
【0088】
プロセッサ1は、車両が交通渋滞に巻き込まれていると判断した場合、ステップS5022およびS5023と同様の処理を行い(ステップS50211,S50211)、Pag<RNを満たさない場合には、無処理でステップS502から抜ける。逆に、Pag<RNを満足する場合には、プロセッサ1は、音声データベースDBspch(図7参照)から音声データSDgag を、さらにキャラクタデータベースDBchar(図6参照)から、恋人用のキャラクタデータCDgag を取り出して(ステップS50213)、メインメモリ3上に格納する。そして、プロセッサ1は、図16に示すステップS502を抜けて、ステップS504に移行する。
【0089】
また、ステップS501において、プロセッサ1は、恋人モードではないと判断した場合、母親モード用のキャラクタの表情および声を選択する(ステップS503)。ステップS503の詳細な処理手順は図18に示される。図18において、プロセッサ1は、3つのフラグFsp、FlgおよびFwdが0か否かを判断する(ステップS5031)。
プロセッサ1は、フラグFsp、FlgおよびFwdが0でなければ、ステップS5022〜S5025(図17参照)と同様の処理を行う(ステップS5032〜S5035)。ただし、ステップS5032では、母親モード用の出現確率Pagが取得され、ステップS5034では、母親用のキャラクタデータCDmag が取得され、ステップS5035では、母親モード用の警告データWDmsp 、WDmlg およびWDmwd の中から、所定のものが取り出される点で相違する。ここで、ステップS5035では、フラグFspが1であれば、警告データWDmsp が、フラグFlgが1であれば、警告データWDmlg が、フラグFwdが1であれば、警告データWDmwd が、取り出される。ステップS5035が終了すると、プロセッサ1は、図16に示すステップS503を抜けて、ステップS504に移行する。
【0090】
また、ステップS5031において、プロセッサ1は、3つのフラグFsp、FlgおよびFwdが0であれば、ステップS5026と同様に、周囲の景観がよいか否かを判断する(ステップS5036)。プロセッサ1は、周囲の景観がよいと判断した場合、上述の乱数RNを発生し、さらに、モードデータベースDBmode(図5参照)から、母親モード用の出現確率Pejを取得する(ステップS5027)。次に、プロセッサ1は、Pej<RNを満足するか否か、つまり母親モード用のキャラクタを出現させるか否かを判断し(ステップS5038)、Pej<RNを満たさない場合には、無処理でステップS503から抜ける。
【0091】
一方、プロセッサ1は、Pej<RNを満足する場合には、音声データベースDBspch(図7参照)から音声データSDmej を、さらにキャラクタデータベースDBchar(図6参照)から、キャラクタデータCDmej を取り出して(ステップS5039)、メインメモリ3上に格納する。そして、プロセッサ1は、図16に示すステップS503を抜けて、ステップS504に移行する。
【0092】
また、ステップS5036において、プロセッサ1は、周囲の景観がよいと判断しなかった場合には、ステップS5027〜S5029(図17参照)と同様の処理を行う(ステップS50310〜S50312)。ただし、ステップS50310では、母親モード用の出現確率Pplが取得され、ステップS503012では、母親用のキャラクタデータCDmpl および音声データSDmpl が取得される点で相違する。そして、プロセッサ1は、図16に示すステップS503を抜けて、ステップS504に移行する。
【0093】
図16のステップS504において、プロセッサ1は、メインメモリ3上から、今回表示すべき地図データDcartを取得し(ステップS504)、その後、メインメモリ3上に、なんらかのキャラクタデータCDが格納されているか否かを判断する(ステップS505)。プロセッサ1は、キャラクタデータCDがメインメモリ3上にない場合には、取得した地図データDcartを表示画像データDdispとする(ステップS506)。その後、プロセッサ1は、図16の処理から抜けて、図10のステップS5からS6に進む。
【0094】
一方、キャラクタデータCDがメインメモリ3上にある場合には、プロセッサ1は、当該キャラクタデータCDと、取得した地図データDcartとを合成して、表示装置5が、地図および、今回のモードに対応するキャラクタ(恋人または母親)を同時に表示可能な表示画像データDdispを作成する(ステップS507)。
【0095】
以上のステップS506またはS507が終了すると、プロセッサ1は、速度違反用フラグFsp、長時間運転用フラグFlg、蛇行運転用フラグFwdおよび方向指示器用フラグFidc を、初期値0に再設定する(ステップS508)。その後、プロセッサ1は、図16の処理から抜けて、図10のステップS5からS6に進む。
【0096】
図10のステップS6において、プロセッサ1は、メインメモリ3から、第1の表示画像データDdisp1 を表示装置5に転送する。さらに、プロセッサ1は、メインメモリ3上に音声データSDまたは警告データWDがある場合には、それぞれをスピーカ6に出力する(ステップS6)。表示装置5は、転送されてきた表示画像データDdispに従って表示処理を行って、自身の画面上に画像を表示する。また、スピーカ6は、転送されてきた音声データSDまたは警告データWDに従って音声出力処理を行って、それぞれが表す音声を出力する。
【0097】
以上のステップS2〜S6の処理により、ナビゲーション装置Anaviは、地図と共に、ドライバにより設定されたモードに応じて、恋人モードでは恋人の容姿を有するキャラクタを表示したり、母親モードでは母親の容姿を有するキャラクタを表示したりすることができる。さらに、現在の状況(周囲の景観、交通渋滞、交通マナー)に応じて、キャラクタの表情(喜怒哀楽)を異ならせることができるので、ドライバは、より楽しく車両を運転することができる。
【0098】
さらに、ドライバの交通マナーが悪い場合には、ナビゲーション装置Anaviは、警告データWDに基づいて、速度違反、長時間運転または蛇行運転をドライバに対して警告できる。これによって、ナビゲーション装置Anaviは、より安全な車両の運転を支援することができる。
【0099】
また、ナビゲーション装置Anaviでは、乱数RNと出現確率Pとに基づいて、キャラクタを出現させるか否かが判断される。したがって、キャラクタは、表示画面を切り替える度に表示されるわけではない。これによって、ドライバが、キャラクタに対して煩わしいと感じたり、飽きを感じたりしないようにすることができる。
【0100】
ステップS6が終了すると、プロセッサ1は、経路探索を行うか否かを判断する(ステップS7)。ステップS7の具体的な処理を一例を説明する。ドライバは、入力装置8において予め定められたキー等を操作して、経路選択をナビゲーション装置Anaviに対して要求する。入力装置8は、ドライバの操作に応答して、経路探索の実行開始を示す操作信号Iope を出力する。プロセッサ1は、ステップS7の実行時点で、経路選択のための操作信号Iope を受け取っていれば、ステップS8に進むが、これを受け取っていなければ、ステップS2に戻る。
【0101】
ステップS7で、経路探索を行うと判断した場合、プロセッサ1は、出発地および目的地を設定し(ステップS8)、その後、出力データDout を作成する(ステップS9)。ステップS9の詳細な処理手順は、図19に示される。図19は、図16と比較すると、ステップS502およびS503が、ステップS901および902に代わる点で相違する。それ以外に相違点はないので、図19において、図16に相当するステップには同じ番号を付けて、それぞれの説明を省略する。
【0102】
ステップS901は、恋人モード用の表情・声の選択処理の詳細な処理であって、その詳細な処理手順は、図20に示される。図20において、プロセッサ1は、ステップS8で設定された目的地の景観がよいか否かを判断する(ステップS9011)。より具体的には、プロセッサ1は、地図データベースDBcart(またはメインメモリ3)にアクセスして、設定された目的地を表すオブジェクトデータDobj に含まれる景観評価値EVsc1 を取得する。そして、取得した景観評価値EVsc1 が予め定められた基準値を超えていれば、目的地の景観がよいと判断する。
【0103】
プロセッサ1は、目的地の景観がよいと判断した場合、ステップS5027〜S5029と同様の処理が行われる(ステップS9012〜S9014)。一方、目的地の景観がよいと判断されなかった場合、プロセッサ1は、ステップS8で設定された目的地がファーストフード店であるか否かを判断する。より具体的には、プロセッサ1は、地図データベースDBcart(またはメインメモリ3)にアクセスして、設定された目的地を表すオブジェクトデータDobj に含まれる属性情報Iatr を取得する。そして、プロセッサ1は、取得した属性情報Iatr がファーストフード店を示していれば、ステップS9016に進み、そうでない場合には、ステップS9019に進む。
【0104】
ステップ9016において、プロセッサ1は、上述の乱数RNを発生し、さらに、モードデータベースDBmode(図5参照)から、恋人モード用の出現確率Psrを取得する(ステップS9016)。次に、プロセッサ1は、Psr<RNを満足するか否かを判断し(ステップS9017)、Psr<RNを満たさない場合には、無処理でステップS901から抜ける。
【0105】
一方、プロセッサ1は、Psr<RNを満足する場合には、キャラクタデータベースDBchar(図6参照)から、恋人用のキャラクタデータCDgsr を取り出して、さらに、音声データベースDBspch(図7参照)から、恋人用の音声データSDgsr を取り出し、それぞれをメインメモリ3に格納する(ステップS9018)。これによって、後のステップS10において、ファーストフード店が目的地に設定されたことにより、哀しんでいる恋人の容姿を有するキャラクタを画面上に表示することができる。ステップS9018が終了すると、プロセッサ1は、図19のステップS901から、ステップS504に移行する。
【0106】
また、ステップS9015において、目的地がファーストフード店ではないと判断された場合には、プロセッサ1は、目的地が娯楽施設が否かを判断する(ステップS9019)。プロセッサ1は、ステップ9015で取得した属性情報Iatr が娯楽施設を示していなければ、無処理で、ステップS901から抜ける。
【0107】
逆に、プロセッサ1は、属性情報Iatr が娯楽施設をていれば、上述の乱数RNを発生し、さらに、モードデータベースDBmode(図5参照)から、恋人モード用の出現確率Pejを取得する(ステップS90110)。次に、プロセッサ1は、Pej<RNを満足するか否か、つまり、喜んでいる恋人の容姿を持つキャラクタを表示するか否かを判断し(ステップS90111)、Pej<RNを満たさない場合には、無処理でステップS901から抜ける。
【0108】
一方、プロセッサ1は、Pej<RNを満足する場合には、音声データベースDBspch(図7参照)から音声データSDgej を、さらにキャラクタデータベースDBchar(図6参照)から、恋人用のキャラクタデータCDgej を取り出して、メインメモリ3上に格納する(ステップS90112)。そして、プロセッサ1は、図19のステップS901から、ステップS504に移行する。
【0109】
次に、ステップS902、つまり母親モード用の表情・声の選択処理の詳細な処理手順を図21を参照して説明する。図21において、プロセッサ1は、ステップS8で設定された目的地が学校または自宅か否かを判断する(ステップS9021)。より具体的には、プロセッサ1は、地図データベースDBcart(またはメインメモリ3)にアクセスして、設定された目的地を表すオブジェクトデータDobj に含まれる属性情報Iatr を取得する。さらに、プロセッサ1は、ユーザ情報Iuserを取得する。ここで、ユーザ情報Iuserは、ナビゲーション装置Anaviの最初の起動時等に、ユーザにより登録される自宅、実家および勤務先に代表されるユーザに関連する住所である。プロセッサ1は、取得した属性情報Iatr が学校を示しているか、取得したユーザ情報Iuserに自宅の住所が含まれているかすれば、ステップS9022に進み、そうでない場合には、ステップS9025に進む。
【0110】
プロセッサ1は、目的地が学校または自宅と判断した場合、ステップS50510〜S50512と同様の処理が行われる(ステップS9022〜S9024)。一方、目的地が学校または自宅であると判断されなかった場合、プロセッサ1は、設定された目的地が娯楽施設であるか否かを判断する(ステップS9025)。プロセッサ1は、ステップS9021で取得した属性情報Iatr が娯楽施設を示していれば、ステップS9026に進み、そうでない場合には、ステップS9029に進む。
【0111】
ステップ9026において、プロセッサ1は、上述の乱数RNを発生し、さらに、モードデータベースDBmode(図5参照)から、母親モード用の出現確率Pagを取得する(ステップS9026)。次に、プロセッサ1は、Pag<RNを満足するか否かを判断し(ステップS9027)、Pag<RNを満たさない場合には、無処理でステップS902から抜ける。
【0112】
一方、プロセッサ1は、Pag<RNを満足する場合には、キャラクタデータベースDBchar(図6参照)から、母親用のキャラクタデータCDmag を取り出して、さらに、音声データベースDBspch(図7参照)から、母親用の音声データSDmag を取り出し、それぞれをメインメモリ3に格納する(ステップS9028)。これによって、後のステップS10において、娯楽施設が目的地に設定されたことにより、怒っている母親の容姿を有するキャラクタを画面上に表示することができる。ステップS9028が終了すると、プロセッサ1は、図19のステップS902から、ステップS504に移行する。
【0113】
また、ステップS9025において、目的地が娯楽施設ではないと判断された場合には、プロセッサ1は、目的地が実家であるか否かを判断する(ステップS9029)。プロセッサ1は、ステップS9021で取得したユーザ情報Iuserに実家の住所が含まれていれば、無処理で、ステップS902から抜ける。逆に、ユーザ情報Iuserが実家の住所を含んでいれば、プロセッサ1は、上述の乱数RNを発生し、さらに、モードデータベースDBmode(図5参照)から、母親モード用の出現確率Psrを取得する(ステップS90210)。次に、プロセッサ1は、Psr<RNを満足するか否か、つまり、哀しんでいる母親の容姿を持つキャラクタを表示するか否かを判断し(ステップS90211)、Psr<RNを満たさない場合には、無処理でステップS902から抜ける。
【0114】
一方、プロセッサ1は、Psr<RNを満足する場合には、音声データベースDBspch(図7参照)から音声データSDmsr を、さらにキャラクタデータベースDBchar(図6参照)から、母親用のキャラクタデータCDmsr を取り出して、メインメモリ3上に格納する(ステップS90212)。そして、プロセッサ1は、図19のステップS902から抜ける。
【0115】
以上のステップS901またはS902が終了すると、プロセッサ1は、図16を参照して説明したステップS503〜S508を実行した後、図10のステップS10を実行する。ステップS10の処理は、ステップS6と同様であるため、その説明を省略する。
【0116】
以上の図19〜図21の処理により、設定された目的地に応じて、キャラクタの表情(喜怒哀楽)を異ならせることができるので、ドライバは、より楽しく車両を運転することができる。
【0117】
ステップS10の後、プロセッサ1は、ダイクストラ法に代表されるアルゴリズムに基づいて経路探索を行う(ステップS11)。経路探索において、プロセッサ1は、ネットワークデータベースDBnet (図4(b)参照)から、出発地および目的地を含む範囲に含まれるリンクLのリンクレコードRlinkを取り出して、メインメモリ3に格納する。さらに、プロセッサ1は、重み係数テーブル(図5参照)から、現在設定されているモード(母親モードまたは恋人モード)の重み係数Wdt、Wsc、Wsf、WrtおよびWtlを取り出して、メインメモリ3に格納する。
【0118】
プロセッサ1は、メインメモリ3上のリンクレコードRlinkならびに各重み係数Wdt、Wsc、Wsf、WrtおよびWtlを使って、出発地および目的地を結ぶ各経路を評価する。より具体的には、プロセッサ1は、1つの経路の評価方法としては、当該経路を構成する各リンクLの評価値EVlinkを、次式(1)に従って算出する。
【0119】
EVlink=EVdt×Wdt−EVsc2 ×Wsc−EVsf×Wsf+EVrt×Wrt+EVtl×Wtl…(1)
【0120】
プロセッサ1は、上式(1)を使って、1つの経路を構成する各リンクLの評価値EVlinkを足し合わせ、これによって、当該経路の評価値EVroute を得る。プロセッサ1は、出発地および目的地を結ぶ各経路について、評価値EVroute を算出し、それによって得られた全経路の中から、最小の評価値EVroute を持つものを最適経路として選択する。
【0121】
例えば、図4(a)において、出発地および目的地がノードN1 およびN4 に設定されている場合、ノードN1 およびN4 を結ぶ経路は、図25(a)に示すように、リンクL12およびL24からなるもの(以下、経路R1 称す)と、リンクL12、L23およびL34からなるもの(以下、経路R2 称す)と、リンクL13およびL34からなるもの(以下、経路R3 称す)と、リンクL13、L23およびL24からなるもの(以下、経路R4 称す)とがある。また、経路R1 の距離評価値EVdtを足し合わせると80であり、景観評価値EVsc2 を足し合わせると30であり、安全評価値EVsfを足し合わせると20であり、所要時間評価値EVrtを足し合わせると40であり、料金評価値EVtlを足し合わせると0である。他の経路R2 〜R4 の各評価値EVdt、EVsc2 、EVsf、EVrtおよびEVtlに関しては、図25(a)に示すとおりである。
【0122】
さらに、恋人モードに設定されている場合には、各経路R1 〜R4 の各評価値EVdt、EVsc2 、EVsf、EVrtおよびEVtlの総計は、重み係数Wdtとしての1.0、重み係数Wscとしての3.0、重み係数Wsfとしての2.0、重み係数Wrtとしての1.0、および重み係数Wtlとしての0.5で重み付けされた後に足し合わされる。つまり、図25(b)に示すように、経路R1 の評価値EVroute は−10になる。他の経路R2 、R3 およびR4 の評価値EVroute は、−103、−80および−163である。したがって、恋人モード時において、出発地および目的地がノードN1 およびN4 に設定された場合、ステップS11で選択されるのは、経路R4 である。同様の方法によると、母親モード時では、経路R3 が選択される。
【0123】
以上の経路探索(ステップS11)が終了すると、プロセッサ1は、誘導・案内処理を行う(ステップS12)。ステップS12の詳細な処理手順は、図22に示される。図22において、プロセッサ1は、前述のステップS2およびS3(図10参照)を行った後、第2の交通マナー判定処理を行う(ステップS1201)。図23は、ステップS1201の詳細な処理手順を示すフローチャートである。図23は、図12と比較すると、方向指示器違反判定、つまりステップS120101が加わっている点で相違する。それ以外に相違点はないので、図23において、図12のステップに相当するのもには、同じ番号を付け、その説明を省略する。また、図24は、ステップ120101の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【0124】
図24において、プロセッサ1は、速度センサ71から車速情報Ivsを受け取って、そこから車速SVを取り出す(ステップS1201011)。次に、プロセッサ1は、ステップS11で取得した最適経路から次の分岐点を特定し、さらに、ステップS2で取得した現在位置から、特定した分岐点までの距離CNDを算出する(ステップ1201012)。
【0125】
さらに、プロセッサ1は、モードフラグFmodeの現在の値をチェックした後、モードデータベースDBmode(図5参照)から、現在のモードに対応する方向指示器違反用の値αidc を取得する(ステップS1201013)。プロセッサ1は、今回取得した車速VS、距離CNDおよび値αidc を基に、CND<RDD+VS×αidc を満足するか否かを判断する(ステップS1201014)。ここで、RDDは、現在位置が次の交差点に近づきすぎているか否かを判断するための距離の基準値であって、予めプログラムに記述されている。
【0126】
CND<RDD+VS×αidc を満たさない場合には、プロセッサ1は、車両が次の交差点に到達するまでに十分な距離があるため、ドライバに対して方向指示器違反の警告をする必要がないと判断して、ステップS120101から抜ける。つまり、速度違反用フラグFspは0のままである。
【0127】
逆に、CND<RDD+VS×αidc を満たす場合には、プロセッサ1は、車両が次の交差点に十分接近しているため、方向指示器を出すタイミングが来ていると判断して、ステップS1201015に進む。そして、プロセッサ1は、指示器センサ74から指示器情報Iidc を受け取って、現在、車両の方向指示器が出ているか否かを判断する(ステップ1201015)。プロセッサ1は、方向指示器が出ていないと判断した場合には、ステップS120101から抜ける。つまり、速度違反用フラグFspは0のままである。
【0128】
逆に、方向指示器が出ていないと判断された場合には、プロセッサ1は、ドライバに方向指示器違反の警告を行えるように、方向指示器用フラグFidc を1に変更する(ステップS1201016)。そして、プロセッサ1は、ステップS120101から抜けて、図22の出力データDout の作成処理に移行する(ステップS5)。
【0129】
ステップS5は、図16〜図18を参照して説明した処理とほぼ同様であるので、その詳細な説明を省略するが、方向指示器用フラグFidc が1になっている場合があるため、ステップS5021およびS5031において、4つのフラグFsp、Fwd、FlgおよびFidc が0であるか否かを判断する必要がある。また、ステップS5025において、警告データWDgsp 、WDglg 、WDgwd およびWDgidcの中から、フラグFsp、Fwd、FlgおよびFidc が1に設定されているものを取り出す必要がある。さらに、ステップS5035において、警告データWDmsp 、WDmlg 、WDmwd およびWDmidcの中から、フラグFsp、Fwd、FlgおよびFidc が1に設定されているものを取り出す必要がある。
【0130】
また、誘導・案内においては、表示装置5上に、ステップS11で取得した最適経路を表示する必要があるので、最適経路を表す線を地図上に表示可能な表示画像データDdispが作成される必要がある。
【0131】
以上の誘導・案内が終了すると、プロセッサ1は、図10のステップS13に進み、現在位置が目的地に一致するか否かを判断し(ステップS13)、目的地でなければステップS12に戻って、上述の処理を繰り返す。一方、現在位置が目的地に一致した場合、プロセッサ1は、処理を終了する。
【0132】
以上説明したように、ナビゲーション装置Anaviにおいては、モード毎で異なる最適経路を選択できるので、ドライバは、より楽しく車両を運転できるようになる。
【0133】
なお、以上の実施形態では、請求項におけるメッセージデータとして、キャラクタの表情に対応する音声を表す音声データSDを例に採り上げた。この例では、スピーカ6から、キャラクタの表情に合った音声が出力される。しかし、メッセージデータは、他にも、キャラクタの表情に対応するせりふを吹き出しの中に収めた画像を表していてもよい。この場合、キャラクタとせりふとが組み合わされて表示装置5から出力される。つまり、請求項におけるメッセージ出力部は、表示装置5またはスピーカ6に相当する。
【0134】
また、以上の実施形態では、警告データWDに従って、スピーカ6から、警告内容を表す音声が出力されるとして説明した。しかし、警告データWDは、音声を表すだけでなく、警告内容を表すせりふを吹き出しの中に収めた画像を表していてもよい。この場合、キャラクタと警告内容を表すせりふとが組み合わされて表示装置5から出力される。つまり、請求項における警告出力部は、表示装置5またはスピーカ6に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ナビゲーション装置Anaviの構成を示すブロック図である。
【図2】記憶装置4に蓄積される各データベースDBを示す図である。
【図3】地図データベースDBcartの模式図である。
【図4】ネットワークデータベースDBnet の模式図である。
【図5】モードデータベースDBmodeの模式図である。
【図6】キャラクタデータベースDBcharの模式図である。
【図7】音声データベースDBspchの模式図である。
【図8】警告データベースDBwarnの模式図である。
【図9】センサ群7の詳細な構成を示すブロック図である。
【図10】プロセッサ1の処理手順を示すメインフローチャートである。
【図11】ステップS1の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図12】ステップS4の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図13】ステップS401の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図14】ステップS402の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図15】ステップS403の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図16】ステップS5の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図17】ステップS502の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図18】ステップS505の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図19】ステップS9の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図20】ステップS901の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図21】ステップS902の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図22】ステップS12の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図23】ステップS1201の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図24】ステップS120101の詳細な処理手順を示すフローチャートである。
【図25】ステップS11で選択される経路を説明するための図である。
【符号の説明】
1…プロセッサ
2…プログラムメモリ
3…メインメモリ
4…記憶装置
5…表示装置
6…スピーカ
7…センサ群
8…入力装置
9…受信機

Claims (9)

  1. 表示画面上にキャラクタを出現させる車載用ナビゲーション装置であって、
    複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、
    各前記キャラクタの容姿および表情毎に出現確率を格納する出現確率格納部と、
    前記複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、
    予め定められた違反項目について、ドライバが交通マナーを守っているか否かを判定する交通マナー判定部と、
    前記モード設定部により設定されたモードおよび前記交通マナー判定部の判定結果に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、
    前記選択部により選択されたキャラクタを出現させるか否かを、前記出現確率格納部に格納された出現確率に従って判定する出現判定部と、
    前記出現判定部が出現させると判定した場合に、前記選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、前記キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、
    前記キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、
    前記作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部とを備える、車載用ナビゲーション装置。
  2. 表示画面上にキャラクタを出現させる車載用ナビゲーション装置であって、
    複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、
    前記複数のキャラクタ毎の各表情に対応したメッセージを表すメッセージデータを格納するメッセージ記憶部と、
    各前記キャラクタの容姿および表情毎に出現確率を格納する出現確率格納部と、
    前記複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、
    予め定められた違反項目について、ドライバが交通マナーを守っているか否かを判定する交通マナー判定部と、
    前記モード設定部により設定されたモードおよび前記交通マナー判定部の判定結果に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、
    前記選択部により選択されたキャラクタを出現させるか否かを、前記出現確率格納部に格納された出現確率に従って判定する出現判定部と、
    前記出現判定部が出現させると判定した場合に、前記選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、前記キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、
    前記キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、
    前記作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部と、
    前記出現判定部が出現させると判定した場合に、前記選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、前記メッセージ記憶部からメッセージデータを取得するメッセージ取得部と、
    前記メッセージ取得部により取得されたメッセージデータに基づいて、メッセージを出力するメッセージ出力部とを備える、車載用ナビゲーション装置。
  3. 表示画面上にキャラクタを出現させる車載用ナビゲーション装置であって、
    複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、
    各前記違反項目およびキャラクタ毎に、ドライバが交通マナー違反していることを警告するための警告データを格納する警告データ記憶部と、
    前記キャラクタの容姿および表情毎に出現確率を格納する出現確率格納部と、
    前記複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、
    予め定められた違反項目について、ドライバが交通マナーを守っているか否かを判定する交通マナー判定部と、
    前記モード設定部により設定されたモードおよび前記交通マナー判定部の判定結果に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、
    前記選択部により選択されたキャラクタを出現させるか否かを、前記出現確率記憶部に格納された出現確率に従って判定する出現判定部と、
    前記出現判定部が出現させると判定した場合には、前記選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、前記キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、
    前記キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、
    前記作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部と
    前記交通マナー判定部によりドライバの交通マナーが悪いと判定され、かつ前記出現判定部が出現させると判定した場合には、前記モード設定部により設定されたモードと、当該交通マナー判定部の判定結果に基づいて、前記警告データ記憶部から警告データを取得する警告データ取得部と、
    前記警告データ取得部により取得された警告データに基づいて、ドライバに警告を出力する警告出力部とを備える、車載用ナビゲーション装置。
  4. 表示画面上にキャラクタを出現させる車載用ナビゲーション装置であって、
    複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、
    車両の速度違反を判定するために使用される許容値を、前記モード毎に格納する許容値記憶部と、
    前記複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、
    予め定められた違反項目について、ドライバが交通マナーを守っているか否かを判定する交通マナー判定部と、
    前記モード設定部により設定されたモードおよび前記交通マナー判定部の判定結果に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、
    前記選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、前記キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、
    前記キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、
    前記作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部とを備え、
    前記交通マナー判定部は、ドライバが運転している車両の速度違反を判定する速度違反判定部を少なくとも含み、
    前記速度違反判定部は、
    車両が現在走行している道路の制限速度を取得する制限速度取得部と、
    現在の車速を取得する車速取得部と、
    前記モード設定部により設定されたモードに対応する許容値を、前記許容値記憶部から取得する許容値取得部とを含み、
    前記車速取得部により取得された車速と、前記制限速度取得部により取得された制限速度および前記許容値取得部により取得された許容値の加算値との比較結果に基づいて、ドライバが運転している車両の速度違反を判定する、車載用ナビゲーション装置。
  5. 表示画面上にキャラクタを出現させる車載用ナビゲーション装置であって、
    複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、
    ドライバが車両を長時間運転しているか否かを判定するために使用される許容値を、前記モード毎に格納する許容値記憶部と、
    前記複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、
    予め定められた違反項目について、ドライバが交通マナーを守っているか否かを判定する交通マナー判定部と、
    前記モード設定部により設定されたモードおよび前記交通マナー判定部の判定結果に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、
    前記選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、前記キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、
    前記キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、
    前記作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部とを備え、
    前記交通マナー判定部は、ドライバが車両を長時間運転しているか否かを判定する長時間運転判定部を少なくとも含み、
    前記長時間運転判定部は、
    現在時刻を取得する現在時刻取得部と、
    ドライバが車両の運転を開始した時刻を取得する運転開始時刻取得部と、
    前記モード設定部により設定されたモードに対応する許容値を、前記許容値記憶部から取得する許容値取得部とを含み、
    前記現在時刻取得部により取得された現在時刻から前記運転開始時刻取得部により取得された運転開始時刻を減算することにより得られる運転時間と、予め定められた基準時間および前記許容値取得部により取得された許容値の加算値との比較結果に基づいて、ドライバが長時間運転しているか否かを判定する、車載用ナビゲーション装置。
  6. 表示画面上にキャラクタを出現させる車載用ナビゲーション装置であって、
    複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、
    ドライバが蛇行運転しているか否かを判定するために使用される許容値を、前記モード毎に格納する許容値記憶部と、
    前記複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、
    予め定められた違反項目について、ドライバが交通マナーを守っているか否かを判定する交通マナー判定部と、
    前記モード設定部により設定されたモードおよび前記交通マナー判定部の判定結果に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、
    前記選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、前記キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、
    前記キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、
    前記作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部とを備え、
    前記交通マナー判定部は、ドライバが蛇行運転しているか否かを判定する蛇行運転判定部を少なくとも含み、
    前記蛇行運転判定部は、
    現在時刻を取得する現在時刻取得部と、
    前回蛇行運転の判定を行った判定時刻を取得する判定時刻取得部と、
    前記モード設定部により設定されたモードに対応する許容値を、前記許容値記憶部から取得する許容値取得部と、
    前記現在時刻取得部により取得された現在時刻から前記判定時刻取得部により取得された判定時刻を減算することにより得られる判定時間間隔と、予め定められた基準時間間隔および前記許容値取得部により取得された許容値の加算値とを比較して、当該判定時間間隔と当該加算値との大小関係を判定する比較部と、
    前記比較部により判定時間間隔の方が大きいと判定された場合に、現在の車両の蛇角を取得する蛇角取得部とを含み、
    前記蛇角取得部により取得された蛇角に基づいて、ドライバが蛇行運転しているか否かを判定する、車載用ナビゲーション装置。
  7. 表示画面上にキャラクタを出現させる車載用ナビゲーション装置であって、
    複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、
    ドライバが方向指示器を出しているか否かを判定するために使用される許容値を、前記モード毎に格納する許容値記憶部と、
    前記複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、
    予め定められた違反項目について、ドライバが交通マナーを守っているか否かを判定する交通マナー判定部と、
    前記モード設定部により設定されたモードおよび前記交通マナー判定部の判定結果に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、
    前記選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、前記キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、
    前記キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、
    前記作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部とを備え、
    前記交通マナー判定部は、ドライバが正しく車両の方向指示器を出しているか否かを判定する方向指示器違反判定部を少なくとも含み、
    前記方向指示器違反判定部は、
    現在の車速を取得する車速取得部と、
    車両の現在位置から次に車両が曲がるべき交差点までの距離を算出する距離算出部と、
    前記モード設定部により設定されたモードに対応する許容値を、前記許容値記憶部から取得する許容値取得部と、
    前記距離算出部により算出された距離と、前記車速取得部により取得された車速および前記許容値取得部により取得された許容値の積に予め定められた基準距離を加算した加算値とを比較して、車両が次の交差点に近づいているか否かを判定する比較部とを含み、
    前記比較部により、加算値の方が大きいと判定された場合に、車両の方向指示器が出ているか否かを判定する、車載用ナビゲーション装置。
  8. 出発地から目的地までの最適経路を探索して、当該最適経路に従って誘導・案内処理を行うナビゲーション装置であって、
    複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、
    前記キャラクタの容姿および表情毎に出現確率を格納する出現確率格納部と、
    前記複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、
    前記出発地および前記目的地を設定する地点設定部と、
    前記モード設定部により設定されたモードおよび前記地点設定部により設定された目的地に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、
    前記選択部により選択されたキャラクタを出現させるか否かを、前記出現確率記憶部に 格納された出現確率に従って判定する出現判定部と、
    前記出現判定部が出現させると判定した場合に、前記選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、前記キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、
    前記キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、
    前記作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部とを備える、ナビゲーション装置。
  9. 出発地から目的地までの最適経路を探索して、当該最適経路に従って誘導・案内処理を行うナビゲーション装置であって、
    複数のモードに互いに容姿の異なるキャラクタが割り当てられており、当該複数のキャラクタ毎に、複数の表情を画像で表すキャラクタデータを格納するキャラクタ記憶部と、
    前記複数のキャラクタ毎の各表情に対応するメッセージデータを表すメッセージデータを格納するメッセージ記憶部と、
    前記キャラクタの容姿および表情毎に出現確率を格納する出現確率格納部と、
    前記複数のモードの内の1つを設定するモード設定部と、
    前記出発地および前記目的地を設定する地点設定部と、
    前記モード設定部により設定されたモードおよび前記地点設定部により設定された目的地に基づいて、キャラクタの容姿および表情を選択する選択部と、
    前記選択部により選択されたキャラクタを出現させるか否かを、前記出現確率記憶部に格納された出現確率に従って判定する出現判定部と、
    前記出現判定部が出現させると判定した場合に、前記選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、前記キャラクタ記憶部からキャラクタデータを取得するキャラクタ取得部と、
    前記キャラクタ取得部により取得されたキャラクタデータに基づいて表示画像データを作成する作成部と、
    前記作成部により作成された表示画像データに基づいて、自身の表示画面上にキャラクタを表示する表示部と、
    前記出現判定部が出現させると判定した場合に、前記選択部により選択されたキャラクタの容姿および表情に基づいて、前記メッセージ記憶部からメッセージデータを取得するメッセージ取得部と、
    前記メッセージ取得部により取得されたメッセージデータに基づいて、メッセージを発生するメッセージ出力部とを備える、ナビゲーション装置。
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