JP3709515B2 - 原子炉構造物の腐食抑制のモニタリング方法 - Google Patents

原子炉構造物の腐食抑制のモニタリング方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子炉冷却水中に貴金属又は貴金属化合物を注入して原子炉内構造物の表面に付着させて構造物の腐食を抑制する原子炉構造物の腐食抑制のモニタリング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
特表平9−502533号公報に記載のように、原子炉内構造物の腐食を抑制するために、ジルコニウム等の貴金属化合物を冷却水中に注入して、構造物の表面に付着させる技術がある。
【0003】
一方、特開平9−292486号公報に記載のように、原子力発電設備の流体の流れる配管に付着しているクラッド等の付着物を採取する装置として、採取対象配管の分岐管から遠隔で付着物を採取する装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術では、溶接熱影響部の近傍に、ジルコニウム、パラジウム、白金、ロジウム、チタン等の貴金属が付着すれば、応力腐食割れの感受性を低減できるが、ある程度の量が付着しないとその効果は小さくなる。そのため、相当の付着量が保持されることが必要である。
【0005】
冷却水中に注入されたジルコニウム等は、流速の大きいところでは付着しにくく、また、流速の大きな部分では運転中の剥離も心配される。そのため、原子炉内の流速の大きい部分での付着物量をモニタリングすることが望まれるが、原子炉内構造物の付着物モニタリング方法は提案されていない。
【0006】
一方、上記従来の配管内の付着物採取技術では、気中に設置され、既設の分岐管が設けられた配管内面からの付着物の採取を想定しており、原子炉圧力容器内のジェットポンプのように、水中に設置された機器配管類や、また分岐管のない配管、もしくは分岐管があったとしても径が小さいなど、採取装置を配管内に設置できないような配管等から、付着物を採取することは想定されていない。
【0007】
また、上記従来の技術では、分岐管の内径以上のワイヤーブラシを挿入することができないため、配管内面の付着物を適切に採取できない。また、微量分析をするための十分な付着物を採取できない等の課題があった。
【0008】
本発明の目的は、原子炉冷却水中に貴金属又は貴金属化合物を注入して原子炉内構造物の表面に付着させて構造物の腐食を抑制するのに好適な付着抑制のモニタリング方法を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
原子炉圧力容器内では、ジェットポンプ内の流速が最も大きいため、当該部分のジルコニュウムの付着物量が少なく、またその剥離が懸念される。ジェットポンプインレットミキサは上部のサポートを外すことにより、原子炉圧力容器外に取り出すことができる。
【0010】
具体的には、本発明は、原子炉冷却水中に貴金属又は貴金属化合物を注入して原子炉内構造物の表面に付着させて前記構造物の腐食を抑制する原子炉構造物の腐食抑制のモニタリング方法であり、インレットミキサを取り外してインレットミキサの内面、又はディフューザの内面への装置の接近を行い、内面を掻き取る等して分析に必要な量の貴金属又は貴金属化合物の付着物を採取し、付着物量をモニタすることにした。また、ジェットポンプは複数本あるので、異なる時期に異なるジェットポンプに対して付着物の採取を行うことで、付着物の付着時期から経時的なデータをモニタすることができる。
【0011】
具体的には、原子炉圧力容器内に設置されているディフューザからインレットミキサを取り外し、前記取り外したインレットミキサまたは設置されているディフューザの管状内部に遠隔水中でブラシを挿入し、前記ブラシを前記管状内部の壁面に当接させ、周方向に回転させることにより内壁付着物を掻き取り、前記掻き取られた付着物を水とともにフィルタを経由して吸引し、前記フィルタに回収された内壁付着物をモニタリングするようにした。
【0012】
また、原子炉圧力容器内の設置位置から取り外したインレットミキサを水中で載置する受け台と、前記受け台に載置したインレットミキサの下端開口部から挿入され、管状内壁面の付着物を掻き取る付着物掻取手段と、前記付着物掻取手段によって掻き取られた付着物を回収する付着物回収手段とを備えてなる原子炉圧力容器内配管の内壁付着物採取装置によって、上記の目的を達成できる。
【0013】
また、原子炉圧力容器内のインレットミキサを取り外した後のディフューザの管状内部に挿入されるポールと、前記ポールを前記ディフューザ内に固定するポール固定手段と、前記ポールに支持され前記ディフューザの管状内壁面の付着物を掻き取る掻取手段と、前記掻取手段により掻き取られた付着物を回収する回収手段とを備えてなる原子炉圧力容器内配管の内壁付着物採取装置によっても、上記の目的を達成できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、本発明装置を示した図1〜図5において、同一の構造部分には同一の符号を付している。
【0015】
<実施形態1>
本発明の第一の実施形態を図1〜図4により説明する。図1に、本発明のインレットミキサ内壁付着物採取装置を示す。図2および図3は、採取作業を順次に示す構成図である。図4は、本発明方法の対象となる原子炉圧力容器の断面図である。
【0016】
まず、図4に示すように、原子炉圧力容器1内には、冷却水を強制循環させるためのジェットポンプ2が設置されている。このジェットポンプ2は、インレットミキサ3、ライザ管7、ディフューザ4などから構成されている。
【0017】
インレットミキサ3は、ジェットポンプビーム5と楔6を取り外せば、設置場所から取り外すことができる。なお、インレッミキサ3の構造によっては、ジェットポンプビーム5を緩め、楔6を取り外すだけでも取り外すことが可能である。
【0018】
本例では、図2に示すように、まずジェットポンプビーム5と楔6を取り外し、インレットミキサ3を取り外す。その後、図3に示すように、取り外したインレットミキサ3を、原子炉ウェル8に設けた採取装置10に設置する。なお、採取装置10は、ドライヤセパレータプールや使用済み燃料プールに設けてもよい。
【0019】
本発明になる採取装置10は、図1に示すように、受け台11、吸引配管12、ブラシ13、モータ14、フィルタ15、およびポンプ16などから構成されている。次に、これらの関連構成および動作を述べる。
【0020】
受け台11は、インレットミキサ3を載置するプレート17と、それを支持する架鋼18とから構成されている。プレート17には、インレットミキサ転倒防止サポート19、水や掻き取った付着物などを吸引する吸引口20、およびブラシ駆動用シャフト21などが設けられている。
【0021】
吸引口20には吸引配管12が接続され、吸引した付着物を回収するフィルタ15や吸引ポンプ16などを具備している。なお、ブラシ13は、所定面積を一度に研磨できる大きさにしてもよいし、昇降機能を設け、段階的に内壁面の所定面積を研磨できるようにしてもよい。
【0022】
この採取装置10の受け台11にインレットミキサ3を設置後、ポンプ16を駆動させ、フィルタ15を介してインレットミキサ3内の水を吸引する。その際、モータ14を駆動させてブラシ13を回転させる。なお、分析に必要な付着物を採取できるようにブラシ13の高さを決め、ブラシ13とインレットミキサ3との接触面積を確保する。
【0023】
ブラシ13により掻き取られた付着物は、水とともにポンプ16により吸引されフィルタ15にて回収する。なお、ブラシ13に昇降機能を持たせ、付着物の採取面積を所定量確保できるようにしてもよい。ブラシ13の回転を止めた後、ポンプ16の運転を停止し、付着物を採取したフィルタ15を回収する。
【0024】
必要に応じ、採取終了後、ノギス、照明、カメラ等を用い、ブラシ13で付着物を剥離した部分の表面積を確認する。なお、これらは、採取装置に付随させてもよい。採取作業の終了後、インレットミキサ3を復旧する。
【0025】
<実施形態2>
次に、本発明の第二の実施形態を、図5により説明する。ディフューザ4内面の付着物を採取するために、実施形態1に記載の手順と同様に、まず、インレットミキサ3を取り外す。その後、図5に示す採取装置30を、ディフューザ4の上端の開口部より挿入して据え付ける。
【0026】
この採取装置30は、ブラシ31、モータ32、フィルタ33、ポンプ34、支持プレート35、中空のポール36、水平方向支持梁37、および付着物落下防止シート38などから構成されている。以下に、これらの関連構成および動作を説明する。
【0027】
採取装置30の中空のポール36を、ディフューザ4の上端の開口部から挿入し、支持プレート35をディフューザ4上端開口部と嵌め合わせ着座させる。ポール36先端にはガイド39を設けて挿入性を向上させる。ポール36にはブラシ31が取り付けられ、モータ32により駆動されてディフューザ4の内壁付着物を掻き取る。
【0028】
ブラシ31のポール36取り付け位置を変えることにより、任意の高さで付着物の採取が可能となる。掻き取られた付着物は、水とともに中空のポール36内を吸引され、フィルタ33により回収される。ポンプ34は水とともに付着物をフィルタ33を介して吸引する。
【0029】
また、ポール36には、水平方向支持梁37と付着物落下防止シート38が設けられている。水平方向支持梁37のシリンダを水圧または空気圧により作動させ、複数の支持梁をディフューザ4の内面に突っ張らせることにより採取装置30を固定する。採取装置30の固定終了後、付着物落下防止シート38の外周部に空気を挿入して膨らませ、ディフューザ4の内面と密着させる。
【0030】
採取装置30の設置後、モータ32を作動させ、ブラシ31を回転させて、ディフューザ4の内壁付着物を剥離させる。剥離した付着物は、ポンプ34によって水と共に中空のポール36内を吸引され、フィルタ33で採取される。剥離した付着物を十分に回収した後、ブラシ31の回転を止め、ポンプ34を停止する。
【0031】
その後、付着物落下防止シート38外周部のエア抜きを行い、水平方向支持梁37の突っ張りを解除して、採取装置30をディフューザ4から取り外し、付着物を採取したフィルタ33を回収する。その後、インレットミキサ3を復旧する。
【0032】
<実施形態3>
次に、本発明の第三の実施形態である作業手順(ステップ:S)を、図6により説明する。本例では、図6に示すように、毎定期検査ごとに、付着物のモニタリングを実施している。
【0033】
また、定期検査ごとに取り外すインレットミキサの位置を変え、付着物の採取位置を変更することにより、付着物量の時系列的な変化をモニタリングする。モニタリングの給果、ジルコニウム等が所定量付着していなかった場合は、ジルコニウム等を再注入する。
【0034】
まず、第X回定期検査において(Sa)、所定位置の1体のインレットミキサAを取り外し(Sa−1)、インレットミキサ、もしくはディフューザ内面に付着した付着物を採取し、付着物の定性および定量分析を実施する(Sa−2)。実施後、インレットミキサAを復旧し(Sa−3)、分析結果に基づいて所定量のジルコニュウムを注入する(Sa−4)。
【0035】
次の第X+1回定期検査において(Sb)、前回とは異なる位置の1体のインレットミキサBを取り外し(Sb−1)、インレットミキサ、もしくはディフューザ内面に付着した付着物を採取し、付着物の定性および定量分析を実施する(Sb−2)。実施後、インレットミキサBを復旧し(Sb−3)、本例では、付着量が十分に認められる分析結果に基づいて、ジルコニュウムの注入は行わない(Sb−4)。
【0036】
次の第X+2回定期検査においては(Sc)、前回とは異なる位置の1体のインレットミキサCを取り外し(Sc−1)、前回と同様に検査を実施し(Sc−2)、インレットミキサCを復旧する(Sc−3)。前回と同様に付着量が保持されているので、ジルコニュウムの注入は行わない(Sc−4)。
【0037】
次の第X+3回定期検査において(Sd)、さらに前回とは異なる位置の1体のインレットミキサDを取り外し(Sd−1)、インレットミキサ、もしくはディフューザ内面に付着した付着物を採取し、付着物の定性および定量分析を実施する(Sd−2)。実施後、インレットミキサDを復旧し(Sd−3)、分析結果に基づいて所定量のジルコニュウムを注入する(Sd−4)。
【0038】
本例のように、付着物の採取は、必ずしも毎定期検査ごとに実施する必要はなく、複数回の定期検査毎に実施できる。また、モニタリングを1箇所に限定しないで、複数箇所に対して同時にモニタリングを実施してもよい。さらに、本例では、3回の定期検査に1回の割合でジルコニュウムを注入しているが、これはモニタリングの結果によることはもちろんである。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、原子炉圧力容器内の水中で、分岐管を用いて配管内面の付着物を採取することが難しいような場合でも、配管内面から必要量の付着物を採取できる。また、毎定期検査もしくは複数回の定期検査ごとに、付着物を採取してモニタリングすることにより、ジルコニウム等の再注入時期などを評価できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インレットミキサ内壁面の付着物の採取装置を示す詳細図である。
【図2】インレットミキサを取り外した状況を示す構成図である。
【図3】インレットミキサを付着物採取装置に設置した状況を示す構成図である。
【図4】原子炉圧力容器内の断面図である。
【図5】ディフューザ内壁面の付着物の採取装置を示す詳細図である。
【図6】本発明における定期検査のフローを示す図である。
【符号の説明】
1 原子炉圧力容器
2 ジェットポンプ
3 インレットミキサ
4 ディフューザ
5 ジェットポンプビーム
6 楔
7 ライザ管
8 原子炉ウェル
10 インレットミキサ内壁付着物採取装置
11 受け台
12 吸引配管
13 ブラシ
14 モータ
15 フィルタ
16 ポンプ
17 プレート
18 架鋼
19 インレットミキサ転倒防止サポート
20 吸引口
21 ブラシ駆動用シャフト
30 ディフューザ内壁付着物採取装置
31 ブラシ
32 モータ
33 フィルタ
34 ポンプ
35 支持プレート
36 ポール
37 水平方向支持梁
38 付着物落下防止シート
39 ガイド

Claims (3)

  1. 原子炉冷却水中に貴金属又は貴金属化合物を注入して原子炉内構造物の表面に付着させて前記構造物の腐食を抑制する原子炉構造物の腐食抑制のモニタリング方法であって、原子炉圧力容器内に設置されているディフューザからインレットミキサを取り外し、前記取り外したインレットミキサ又は設置されているディフューザの管状内壁面から遠隔水中で前記貴金属又は貴金属化合物を掻き取り、前記掻き取られた前記貴金属又は貴金属化合物を回収して腐食抑制をモニタリングする原子炉構造物の腐食抑制のモニタリング方法
  2. 原子炉冷却水中に貴金属又は貴金属化合物を注入して原子炉内構造物の表面に付着させて前記構造物の腐食を抑制する原子炉構造物の腐食抑制のモニタリング方法であって、原子炉圧力容器内に設置されているディフューザからインレットミキサを取り外し、前記取り外したインレットミキサ又は設置されているディフューザの管状内部に遠隔水中でブラシを挿入し、前記ブラシを前記管状内部の壁面に当接させ、周方向に回転させることにより内壁に付着している前記貴金属又は貴金属化合物を掻き取り、前記掻き取られた前記貴金属又は貴金属化合物を水とともにフィルタを経由して吸引し、前記フィルタに回収された前記貴金属又は貴金属化合物により腐食抑制をモニタリングする原子炉構造物の腐食抑制のモニタリング方法
  3. 前記原子炉圧力容器の毎定期検査又は複数回の定期検査ごとに、1体もしくは数体のインレットミキサを随時取り外して、前記インレットミキサ又は前記ディフューザの内壁面から採取した前記貴金属又は貴金属化合物により腐食抑制をモニタリングする請求項1又は2に記載の原子炉構造物の腐食抑制のモニタリング方法
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