JP3709497B2 - 粉粒体処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粉粒体の表面改質装置、粉砕機、混合機、混練機、造粒機、供給機、乾燥機等の各種粉粒体処理装置の技術分野に属し、特にクリーンボックスに好適な粉粒体処理装置に関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、医薬品(原体)などの粉粒体材料を処理する場合に、異物が混入しないよう密閉されたクリーンルーム建造物の室内に粉粒体処理装置を設置し、これを作業者が操作することで行われていた。しかしながら、医薬品(原体)などの粉粒体材料は高価なものが多く、その処理量も少量であるため、クリーンルームのような建造物によるものでなく、最近では、設備コスト、ランニングコストの低減を目的に、個々の処理装置を各々クリーンボックスに収納して行なわれるようになってきた。
ところで、従来のものを粉砕機を例にして説明すると、クリーンボックスを構成する外壁部を隔てて、その内部に粉粒体処理室(粉砕機)を配置させ、外部に配設させた駆動機構の回転軸を前記外壁部に貫通させて、この回転軸を前記粉粒体処理室内に備えられたローターに連結した構造となっており、粉粒体処理室は、単に回転軸を介してクリーンボックス内に独立収納させて固着させた程度のものであった。そして、クリーンボックス内や粉粒体処理室を洗浄する際にも、前記回転軸が貫通された外壁部周辺を切り欠いて、ボックス本体外壁部とボルト等の固着具を用いて脱着できるようにし、駆動機構を架台から取り外し、粉粒体処理室を駆動機構と連結されたままの状態でボックス内から抜き出して処理室を分解することで行われていたため、洗浄作業におけるボックスとの組付分解作業が煩雑で時間を要するという問題があった。
また、外部の粉塵等が前記回転軸と外壁部の貫通部位の隙間からボックス内に侵入するのを防止するにあたっても、ボックス内部にN2 ガス等の洗浄ガスを充填して前記貫通部位の隙間から外部に排出させたり、あるいはこれに加えて当該隙間をカバーで覆うなどの簡易的な密封手段によって行われていた。
しかしながら、このもので微粉砕処理を行おうとすると、ボックス内部に単に洗浄ガスを充填する上記の密封手段では、微粉体が前記貫通部位の隙間から前記ガスに同伴して外部に流出してしまうという問題があり、粗粉砕機には適用できても、微粉砕機には適用できないという欠点を有していた。
しかも、このものは、簡易的な密封手段等と相まって、クリーンボックスとの配設構造上、軸受け部から前記ローターまでの距離が長くなるため、必然的に回転軸を太くする必要を生じ、前記ローターを高速で回転させる場合には、使用できるベアリングやオイルシールなどにも限界があり、装置自体も大がかりなものとなってしまうなどの実情から、比較的低速回転で処理される処理装置に供され、装置自体のコンパクト化と共に高速回転による処理が可能で、かつ微粉体の処理も行うことができる処理装置の出現が望まれていた。
【0003】
一方、高速回転用の装置とする場合には、軸受け部から前記ローターまでの距離をできるだけ短くして回転軸を短尺なものとし、かつ、軸受け部を潤滑油によって潤滑し、この潤滑油がクリーンボックス内や処理室内に侵入しないようオイルシール手段により規制すると共に、処理室の粉粒体が前記軸受け部側に侵入しないよう軸封手段により規制する必要がある。
ところで、従来の高速回転用に採用されている軸封手段は、一般的には、シングルガスシールと言われる方法で、処理室と軸受け部に跨るように軸封部を構成し、該軸封部に軸封シールガスの供給と排出の循環路を設けた軸受け一体型軸封構造となっている。
そのため、処理室内の圧力が上昇しても、軸封シールガスの排出口のバルブを調節することにより、軸封シールガスの処理室内への噴出量を調整することはできるが、前記オイルシール手段が近接配置された場合に、前記軸封部にラビリンス構造を設けて流路抵抗を高めたり、油切りリングを設けても、
▲1▼処理室内への潤滑油進入の可能性がある。
▲2▼軸受け部への粉粒体浸入の可能性がある。
▲3▼軸封シールガスの処理室内への噴出量を調整することはできても、処理室内の圧力上昇を検知することができない、という問題点があり、いずれにせよこれら従来型の軸封手段をそのまま採用できないものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の如き問題点を一掃すべく創案されたものであって、1の目的は、粉粒体処理室がクリーンボックスの外壁面によって確実に支持され、粉粒体処理室とクリーンボックスとが一体的なものとなり、クリーンボックス内側の回転軸を短尺なものとでき、ローターの高速回転を可能とし、しかも、クリーンボックスと駆動機構とが架台に取り付けられたままの状態で、粉粒体処理室や軸封手段を構成する各部材を分解することができ、洗浄作業などに伴う分解や組付作業を容易かつ短時間で行うことができる粉粒体処理装置を提供することを目的とする。
また、他の1の目的は、装置全体のコンパクト化に伴い、たとえ軸封手段とオイルシール手段とが近接配置されていても、粉粒体処理室側の第1の軸封手段への軸受け部の潤滑油の侵入と、オイルシール手段への粉粒体の侵入とを駆動機構側の第2の軸封手段によって確実に防止でき、ガス供給量の調整作業、管理、制御が容易に行え、粉粒体の製品回収率を改善し、オイルシール手段の破損による交換や装置全体へ与える影響を解消または最小限にとどめることができ、コンパクト化が要求されるクリーンボックスにおいても高速回転による微粉体の処理を可能とすることができる粉粒体処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明が採用した技術手段は、クリーンボックスを構成する外壁部を介して、粉粒体の処理室をボックス内部に、駆動用回転体を有する駆動機構をボックス外部にそれぞれ配設させて、前記処理室内に設けられるローターと前記駆動用回転体を連結せしめてなる粉粒体処理装置であって、前記クリーンボックスの外壁部と前記駆動機構が設置される架台とを、ボックス内外の密封性が前記外壁部の外部側から保持されるよう密封手段を介して一体的に装着し、前記処理室を、クリーンボックスの内側に配されるケーシングを介して前記外壁部と密接させて設けボックス内部で分解可能に構成してあることを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために本発明が採用した技術手段は、粉粒体処理室には、駆動機構の駆動用回転体を軸封手段を介して嵌装させ、該駆動用回転体に回動可能に連動連結されたローターが備えられてなる粉粒体処理装置であって、前記軸封手段を、前記粉粒体処理室で処理される粉粒体が前記駆動機構側へ侵入しないよう規制する第1の軸封手段と、該第1の軸封手段と前記駆動機構との間に設けた第2の軸封手段とで構成すると共に前記第1の軸封手段は、軸封間隙を介してそれぞれ連通形成されるガス供給路が設けられた環状溝と排出路が設けられた環状溝とで構成せしめる一方、前記第2の軸封手段は、第1の軸封手段からの粉粒体の侵入と駆動機構側からの異物侵入をそれぞれ許容することで、前記粉粒体の駆動機構側への侵入と前記異物の第1の軸封手段側への侵入を規制すべく、ガス供給路と排出路とが設けられた環状溝で構成してあることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を好適な実施の形態として例示するクリーンボックス一体型の粉粒体処理装置に基づいて詳細に説明する。
図1〜図2において、図1はクーリンボックス一体型の粉粒体処理装置の要部破断全体図、図2は図1の要部破断部の詳細断面図である。1はフレーム状のキャスター付き架台であって、該架台1には、クリーンボックス2と粉粒体処理装置の具体例としてのワンパス式の衝撃式粉砕機3が一体的に取り付けられている。粉砕機3は、クリーンボックス2の外壁部の一部を構成するようその背面に設けられた所定の開口部を有するL字状のフレーム板21を介して、クリーンボックスの内部に粉粒体の処理室(粉砕室)31を、その外部に駆動機構32をそれぞれ配設させて、後述する密封手段(シールボックス63,64)によってクリーンボックス内外部の気密性が外部側から保持されるよう処理室31と駆動機構32とが一体的に装着されている。なお、前記駆動機構32は、前記L字状のフレーム板21に固定されている。
クリーンボックス2には、その上部にライトユニット22が、前面に全体が開閉可能に構成された操作部23が、底部に粉砕処理品を回収して排出する排出シュート24がそれぞれ設けられている。なお、排出シュート24の下部には、ダブルダンパーを介してコレクター(回収容器)を連設し(以上、図示省略)、粉砕処理品を系外の空気に接触することなく回収し、密封することができる構造になっている。そして、操作部23には、操作者が手を挿入して原料の供給、処理室31のメンテナンスなどを行うための図示しない左右のアームグローブが設けられている。
【0007】
前記処理室31は、前記フレーム板21に密接させて設けられたケーシング312bに対して、ケーシング312a、リング状のステーター311、前カバー310を、各々の対向する接触面にOリングを介してこの順番で組み付けることによって装着されている。処理室31内には、駆動機構32の駆動用回転軸320に連動連結されたローター313が回動可能に備えられ、ボルト4により前記回転軸320に固定されている。そして、前記前カバー310、ステーター311、ケーシング312a及び312b、ローター313は、それぞれ容易に分解できる構造となっていると共に、処理室31は、前記クリーンボックス2と前記密封手段と三位一体となった構成となっている。
5は原料投入ホッパー、51は原料投入管、52は原料ホッパー5と原料投入管51の対向する開口端面を着脱自在に結合するクランプである。240はステーター311の一部を切り欠いた開口部から前記排出シュート24へ粉砕処理品を排出する排出管で、241は該排出管240と、排出シュート24の上面に連設された短管の対向する開口端面を着脱自在に結合するクランプである。また、314は、粉砕処理品の粒度を調整するスクリーン(打ち抜き多孔板)である。
前カバー310とローター313の各々対向する面には、複数の衝撃ピン310a、313aが、それぞれ半径方向と円周方向に所定間隔を存して回転軸320の回転軸芯を中心に放射状に対向して設けられており、ローター313が回転したときに、衝撃ピン313aが軸芯方向衝撃ピン310a間を回転する。これにより、原料ホッパー5から投入管51を介して処理室31に投入された被粉砕物(原料)は、高速回転するローター313の多数の衝撃ピン313a、および前カバー310の衝撃ピン310aによって瞬間的な打撃作用を受け、さらに周辺のステーター311に衝突して粉砕される。そして、スクリーン314の孔径より小さい粉砕処理品は、衝撃ピン313aの回転に伴って発生する気流に同伴して、速やかに排出管240を通って排出シュート24に排出され、該排出シュート24の上面に連設された図示しないバグフィルターにより、気流と粉砕処理品とに分離され、気流は、クリーンボックス2内に排出され、粉砕処理品は前記図示しないコレクターで回収される。
なお、前記衝撃ピン313aに代えてローター313の外周に所定間隔を置いて放射状にブレードを周設しても良いが、この場合は、前カバー310には、衝撃ピン、ブレードは周設しない。
【0008】
前記回転軸320はベアリング321により軸支され、該回転軸320は、駆動機構32であるモーターに直結して、または該モーターの回転をVベルト等の伝達手段を介して回動可能に構成されている。そして、前記ベアリング321部を密閉して、潤滑油が外部に漏洩するのを防止するために、シールボックス63の内周面にオイルシール323を嵌設し、回転軸320に外嵌された円筒状のカラー324bの外周面が前記オイルシール323のリップ先端部を摺動するよう構成されている。
【0009】
6は処理室31とオイルシール323との間に設けられた軸封手段であって、該軸封手段6は、前記ベアリング321部の潤滑油が前記処理室31に進入しないように規制すると共に、処理室31で粉砕処理された粉砕処理品が前記駆動機構32側へ侵入しないよう規制するものであって、前記回転軸320に外嵌され、該回転軸320と共に駆動用回転体を構成する各カラー324a、324bおよび325の外周面に対面して設けられた第1の軸封手段61と第2の軸封手段62によって構成されている。
第1の軸封手段61は、その構成部材であるシールボックス63、64を前記密封手段の構成部材に兼用することで、前記処理室31とこの密封手段との対向面間に形成される。すなわち、ケーシング312aのカラー325との対向部に断面矩形に切り欠いて形成された環状溝611a、この環状溝611aに連通してシールガスGを供給するようケーシング312aに穿設されたガス供給路610、ケーシング312b、シールボックス63、64により前記フレーム板21を挟み込む状態で形成されたシールガスGの環状溝611b、および該環状溝611bに連通するようシールボックス64に穿設された排出路612とによって構成されている。325aは、カラー325の外周面に突設して設けられた円板状のラビリンスリングで、該ラビリンスリング325aとこれを囲む環状溝とによってラビリンスシールを形成している。そして、前記環状溝611aと処理室31は、カラー325とケーシング312a間に形成された軸封間隙によって連通し、環状溝611aと611bは、カラー325とケーシング312aおよび312b間に形成された軸封間隙、並びに前記ラビリンスシールによって連通している。
以上により、シールガスGの供給と排出を行なわしめる第1の循環路が構成される。
【0010】
一方、第2の軸封手段62は、前記密封手段としてのシールボックス63、64を構成部材としてその駆動機構32側に形成される。すなわち、シールボックス63のカラー324bの対向部に断面矩形に切り欠いて形成された環状溝621と、この環状溝621に連通してシールガスGの供給と排出を行うようブラケット322とシールボックス63に穿設されたガス供給路620および排出路622とによって構成されている。そして、前記環状溝611bと環状溝621は、カラー324bとシールボックス63間に形成された軸封間隙によって連通し、オイルシール323と環状溝621とは、カラー324bとシールボックス63間に形成された軸封間隙によって連通されている。
また、326は、カラー324aと324bとで狭着された円板状の油切りである。
以上により、シールガスGの供給と排出を行なわしめる第2の循環路が構成される。
また、図示していないが、ガス供給路610,620には各々ガス供給ラインが、排出路612,622には各々排出ラインが連接されると共に、各排出ラインの途中には流量調節用のバルブが、該排出ラインの先端部にはフィルターが連設されている。
【0011】
次に、軸封手段6の操作方法について説明する。なお、クリーンボックス2内は、予めN2ガスで置換してから各種の処理を行い、処理中も連続的にN2ガスを供給および排出し、外部の空気をクリーンボックス2内に入れてはいけない場合には、該クリーンボックス2内を若干のプラス圧(100〜200Pa)に、処理品を外部に出してはいけない場合には、若干のマイナス圧(−100〜−200Pa)に制御する。
まず、ローター313を回転させる前にガス供給管(供給路)610から一定流量でN2ガスを供給する。このN2ガスは、環状溝611a内を循環しながら、その一部はカラー325とケーシング312a間に形成された軸封間隙を通って処理室31内に噴出され、他の一部はカラー325とケーシング312aおよび312b間に形成された軸封間隙、並びにラビリンスシールを通って環状溝611b内を循環してから、排出路612から排出される。また、ガス供給管620からも一定流量でN2ガスを供給する。このN2ガスは、環状溝621内を循環して排出路622から排出される。
ここで、軸受け部への粉粒体浸入の防止よりも、処理室31内への潤滑油の進入の防止を優先する必要がある。そこで、軸封手段61,62に供給するN2ガス量は、前記図示しない両排出ライン間の差圧を測定して、常に排出路612側が若干のプラス圧になるように調節すればよい。また、供給路610に供給されたシールガスがカラー324bとシールボックス63間に形成された軸封間隙から循環溝621に噴出されることはあっても、供給路620に供給されたシールガスが前記軸封間隙から環状溝611bに噴出されることは好ましくないので、供給管620から供給するシールガスは圧縮エアーとし、排出路612に連接された排出ラインに酸素濃度計を連設し、連続的に酸素濃度を測定することによって、常に排出路612側が若干のプラス圧になるように調節することができる。
次に、所定の回転速度でローター313を回転させる。ここで、粉粒体処理装置の処理室(中心部)31の内圧は、処理装置に起因する処理室31の構造、ローター313の形状およびローター313の回転速度によって変わる。そして、内圧がプラス圧の場合は、処理室31内のガスがカラー325とケーシング312a間に形成された軸封間隙を通って環状溝611a内に噴出され、マイナス圧の場合は、反対に前記間隙を通って環状溝611a内のガスが処理室31側に吸引される。そこで、プラス圧の場合にも、前記間隔からシールガスを処理室31内に噴出するよう、シールガスの供給量を調節し、マイナス圧の場合には、前記吸引量より若干多めのシールガスを供給するよう調節する。
以上の調節は、前記各ガス供給ラインおよび/または排出ラインの途中に設けられたバルブによって行う。
クリーンボックス2の内部、および該ボックス2内に配設された処理室31の内部を洗浄するときは、次の要領で行う。
クリーンボックス2の内部を洗浄するときは、該ボックス2内に配設された洗浄液スプレー装置(図示省略)から、例えば処理品を溶かす各種溶剤を噴霧し、廃液はクリーンボックス2下部の排出口25から排出する。このとき、クリーンボックス2内部には処理中と同様に連続的にN2ガスを供給および排出することによって、クリーンボックス2内部を速やかに乾燥することができる。
処理室31の内部を洗浄するときは、処理中と同様に連続的にシールガス(N2ガス)を供給しながらローター313を低速で回転させた状態で、原料ホッパー5から前記と同じ溶剤を供給し、廃液は排出管240、排出シュート24、ダブルダンパーを介して、前記コレクターで回収される。引き続きN2ガスを供給(および排出)することによって、処理室31の内部(各構成部材)のみならず、原料ホッパー5、排出管240、排出シュート24等も速やかに乾燥することができる。
衝撃室31および軸封手段6を構成する各部材を厳密に洗浄する場合は、クランプ241を外してから、ボルト4、ローター313、前カバー310、ステーター、ケーシング312a及び312b、カラー325および324b、油切り326を各々取り外す。そして、前記各部材をクリーンボックス2内部で、または外部に取り出して洗浄および乾燥する。
【0012】
叙述の如く構成された本発明の実施例の形態において、ローター313を回転させて原料を粉砕処理するのであるが、本発明の粉粒体処理装置は、クリーンボックス2が、その外壁部の一部としてのフレーム板21が前記架台1の構造体として機能するよう、架台1に対してボックス2内外の密封性が前記フレーム板21の外部側から保持する密封手段を介し一体的に装着されている。また、前記処理室31は、ケーシング312a、312bを介してこのフレーム板21に密接させて設けられている。このため、処理室31は、フレーム板21によってクリーンボックス2と一体的かつ確実に支持されることになり、前記クリーンボックス2と前記密封手段と三位一体となった構成となり、全体をコンパクトに構成できるばかりか、クリーンボックス2内に挿通される回転軸320を短尺なものにでき、ローターの高速回転を可能とすることができる。しかも、クリーンボックス2の内部や処理室31内、更には軸封手段6を洗浄する際にも、クリーンボックス2と駆動機構32とが架台1に取り付けられたままの状態で、従来と同様の形で処理室31や軸封手段6を構成するステーター311やケーシング312a、312b等の部材を分解することができ、洗浄作業などに伴う分解や組付作業を容易かつ短時間で行うことができる。
【0013】
また、前記密封手段は、軸封手段6を構成する部材シールボックス63、64が兼用されており、別途カバー部材を設ける必要が無く、部品点数を削減することができると共に、駆動機構32を密封手段に近接して配置することができる。すなわち、この密封手段を境にしてクリーンボックス2の内側と外側において、前記処理室との対向面間に第1の軸封手段61が、オイルシール323との対向面間に第2の軸封手段62がそれぞれ形成されている。
第1の軸封手段61がクリーンボックス2の内側に形成されることによって、前記クリーンボックス2の内側の回転軸320を短尺にできることと相まって、外側の回転軸320をも短尺にでき、殊更回転軸320を太くすることなく前記ローター313の高速回転を可能ならしめるばかりか、粉粒体の駆動機構側への侵入が阻止され微粉体の処理物を取り扱うこともできる。しかも、第1の軸封手段61は、前記フレーム板21を前記密封手段とケーシング312bで挟持した状態で形成できるので、外壁部の厚さ領域を有効に活用でき、装置全体のコンパクト化に極めて有効である。
【0014】
また、前記第1の軸封手段61によって形成されるシールガス用の循環路は、クリーンボックス2の内部側のガス供給路610から外部側の排出路612に跨らせて形成され、処理室31側と駆動機構32側とに分割されるよう構成されているため、処理室31から粉粒体が侵入してきたときは、該侵入粉粒体を環状溝611aで受け止めて環状溝611b側に流出させ、流入シールガスGと共に排出口612より排出することができ、このシールガス用循環路を境にして、クリーンボックス2内の処理室31とクリーンボックス2外の駆動機構32側とは、確実に区画された分割構造とすることができる。また、クリーンボックス2内部の気密性を保持したまま洗浄する際には、前記排出路612を塞いでおくだけで密封することができる利点がある。
しかも、前記シールガス用循環路は、処理室の分解に際しケーシング312bを取り外すことで、前記密封手段であるシールボックス63、64が臨めるよう縦断分割可能に構成されているため、シールボックス63、64による外部との遮断が確実に行われ、例え軸封手段6とオイルシール323とが近接配置されていても、オイルシール323が直接的に外観露出することはなく、クリーンボックス2内の洗浄時においてもオイルシール323を保護し、洗浄液の侵入を防止することができるという利点がある。
【0015】
また、前記第2の軸封手段62によって形成されるシールガス用の循環路は、前記密封手段と前記オイルシール323との間隔調整領域として機能し、処理する原料の物性、粒度等、あるいは前記間隔幅との兼ね合いを考慮して必要に応じて使用することができる。
すなわち、前記第1の軸封手段61との関係において、この第2の軸封手段62は、第1の軸封手段61からの粉粒体の侵入と駆動機構32側からの異物侵入をそれぞれ許容することで、前記粉粒体の駆動機構32側への侵入と前記異物の第1の軸封手段61側への侵入を規制する構成となっている。
したがって、たとえシールボックス63とオイルシール323とが近接配置された場合であっても、粉粒体処理室側の第1の軸封手段61への軸受け部の潤滑油の侵入と、オイルシール323への粉粒体の侵入とが駆動機構側の第2の軸封手段62によって確実に防止され、ガス流入量の調整作業、管理、制御が容易に行え、粉粒体の製品回収率を改善し、オイルシールの破損による交換や装置全体へ与える影響を解消または最小限にとどめることができ、コンパクト化が要求されるクリーンボックスにおいても高速回転による微粉体の処理を可能とすることができる利点がある。
【0016】
しかも、それぞれの軸封手段61、62は、独立形成されたシールガスGの流入と排出を行なわしめるシールガス用の循環路によって構成されているため、流入するガス圧力の設定調整が独自に行うことができ、ガス流入量の調整作業、管理、制御が容易に行える利点がある。
【0017】
また、第1の軸封手段61と第2の軸封手段62とは、カラー324bとシールボックス63間に形成された軸封間隙を介して連通されており、第1の軸封手段61と第2の軸封手段62とのシールガスGの流入圧力が、第2の軸封手段62が第1の軸封手段61のよりも低圧に設定されている。
これにより、第1の軸封手段61のシールガスGは、第2の軸封手段62側への流入を許容するが、第2の軸封手段62のシールガスの第1の軸封手段61側への流入は規制する制御を行うことができるようになり、熟練度に影響されることなくガス流入量の調整作業、管理、制御を容易に行うことができる。
【0018】
すなわち、処理室31から第1の軸封手段61に粉粒体が侵入してきたときは、該侵入粉粒体を環状溝611aで受け止めて環状溝611b側に流出させ、流入シールガスGと共に排出口(排出路)612より排出させるが、ここで排出されず低圧に設定された第2の軸封手段62の環状溝621に流入した場合であっても排出口622より排出させることができる。一方、回転軸320を伝わってオイルシール323のオイルなど異物が第2の軸封手段62に侵入してきたときは、これを環状溝621で受け止めて排出口(排出路)622より排出させる。これにより、粉粒体のオイルシール323側への侵入と、オイルなど異物の処理室31内への侵入を確実に防止できる。
【0019】
また、万が一環状溝621より環状溝611bにオイルなど異物が侵入した場合であっても、油切り326と、ラビリンスリング325aとこれを囲む環状溝とによって形成されたラビリンスシールとによって、環状溝611a側への侵入が規制されて、排出口612より確実に排出することができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、クリーンボックス2を構成する外壁部を介して、粉粒体の処理室31をボックス内部に、駆動用回転体320、324、325を有する駆動機構32をボックス2外部にそれぞれ配設させて、前記処理室31内に設けられるローター313と前記駆動用回転体320、324、325を連結せしめてなる粉粒体処理装置であって、前記クリーンボックス2の外壁部と前記駆動機構32が設置される架台1とを、ボックス2内外の密封性が前記外壁部の外部側から保持されるよう密封手段を介して一体的に装着し、前記処理室31を、クリーンボックス2の内側に配されるケーシング312を介して前記外壁部と密接させて設け、ボックス内部で分解可能に構成してあることにより、
処理室31がクリーンボックスの外壁面によって確実に支持され、処理室31とクリーンボックス2とが一体的なものとなり、クリーンボックス2内側の回転軸320を短尺なものとでき、ローター313の高速回転を可能とし、しかも、クリーンボックス2と駆動機構32とが架台1に取り付けられたままの状態で、処理室31や軸封手段6を構成する各部材を分解することができ、洗浄作業などに伴う分解や組付作業を容易かつ短時間で行うことができる。
また、本発明は、粉粒体処理室31には、駆動機構32の駆動用回転体320を軸封手段6を介して嵌装させ、該駆動用回転体320に回動可能に連動連結されたローター313が備えられてなる粉粒体処理装置3であって、前記軸封手段6を、前記粉粒体処理室31で処理される粉粒体が前記駆動機構側32へ侵入しないよう規制する第1の軸封手段61と、該第1の軸封手段61と前記駆動機構32との間に設けた第2の軸封手段62とで構成すると共に前記第1の軸封手段61は、軸封間隙を介してそれぞれ連通形成されガス供給路610が設けられた環状溝611aと排出路612が設けられた環状溝611bとで構成せしめ、前記第2の軸封手段62は、第1の軸封手段61からの粉粒体の侵入と駆動機構32側からの異物侵入をそれぞれ許容することで、前記粉粒体の駆動機構32側への侵入と前記異物の第1の軸封手段61側への侵入を規制すべく、ガス供給路620と排出路622とが設けられた環状溝621で構成してあることにより、
装置全体のコンパクト化に伴い、たとえ軸封手段6とオイルシール手段323とが近接配置されていても、粉粒体処理室側の第1の軸封手段61へのオイルの軸受け部の潤滑油侵入と、オイルシール手段323への粉粒体の侵入とを駆動機構側の第2の軸封手段62によって確実に防止できる。さらに、第2の軸封手段62に回転軸320を伝わって異物が侵入してきたときにも、これを環状溝621で受け止めて排出口622より排出させることができるばかりか、供給路620に供給されたシールガスを供給路610に供給されたシールガスより低圧に設定することにより、前記軸封間隙から環状溝611bに噴出されることも回避し得て、もって、ガス流入量の調整作業、管理、制御が容易に行え、粉粒体の製品回収率を改善し、オイルシール手段の破損による交換や装置全体へ与える影響を解消または最小限にとどめることができ、コンパクト化が要求されるクリーンボックスにおいても高速回転による微粉体の処理を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリーンボックス一体型の粉粒体処理装置の要部破断全体図
【図2】図1の要部破断部の詳細断面図
【符号の説明】
1 架台
2 クリーンボックス
21 フレーム板
22 ライトユニット
23 操作部
24 排出シュート
240 排出管
241 クランプ
25 排出口
3 粉砕機
31 処理室
310 前カバー
310a 衝撃ピン
311 ステーター
312a、312b ケーシング
313 ローター
313a 衝撃ピン
314 スクリーン
32 駆動機構
320 回転舳(回転体)
321 ベアリング
322 ブラケット
323 オイルシール
324a、324b、325 カラー
325a ラビリンスリング
326 油切り
4 ボルト
5 原料ホッパー
51 原料投入管
52 クランプ
6 軸封手段
61 第1の軸封手段
610 ガス供給路
611a、611b 環状溝
612 排出路
62 第2の軸封手段
620 ガス供給路
621 環状溝
622 排出路
63、64 シールボックス
G シールガス

Claims (9)

  1. クリーンボックスを構成する外壁部を介して、粉粒体の処理室をボックス内部に、駆動用回転体を有する駆動機構をボックス外部にそれぞれ配設させて、前記処理室内に設けられるローターと前記駆動用回転体を連結せしめてなる粉粒体処理装置であって、前記クリーンボックスを前記駆動機構が設置される架台に取付けすると共に、前記回転体の嵌装部位における外壁部に対して、ボックス内外の密封性が前記外壁部の外部側から保持されるよう密封手段を装着せしめ、前記処理室を、クリーンボックスの内側に配されるケーシングを介して前記外壁部と密接させて設け、前記クリーンボックスと密封手段に対して一体的となるよう構成し、かつボックス内部で分解可能に構成してあることを特徴とする粉粒体処理装置。
  2. 請求項1において、前記密封手段と前記処理室との対向面間に、シールガスの供給と排出を行わしめるシールガス用の循環路を形成せしめ、該循環路を、前記ローターにより処理される粉粒体が前記駆動機構側へ侵入しないよう規制する軸封手段に構成し、前記密封手段を、該軸封手段の構成部材に兼用してあることを特徴とする粉粒体処理装置。
  3. 請求項2において、前記シールガス用循環路は、ボックス内部側と外部側とに跨らせて形成し、処理室側と駆動機構側とで分割可能に構成してあることを特徴とする粉粒体処理装置。
  4. 請求項2または3において、前記シールガス用循環路は、処理室を分解した際に前記密封手段が臨めるよう縦断分割可能に構成してあることを特徴とする粉粒体処理装置。
  5. 請求項2乃至4の何れかにおいて、前記軸封手段を第1の軸封手段とし、前記密封手段の駆動機構側に、前記駆動機構に設けられたオイルシール手段から第1の軸封手段側へ軸受けの潤滑オイルが侵入しないよう規制する第2の軸封手段を設けたことを特徴とする粉粒体処理装置。
  6. 粉粒体処理室には、駆動機構の駆動用回転体を軸封手段を介して嵌装させ、該駆動用回転体に回動可能に連動連結されたローターが備えられてなる粉粒体処理装置であって、前記軸封手段を、前記粉粒体処理室で処理される粉粒体が前記駆動機構側へ侵入しないよう規制する第1の軸封手段と、該第1の軸封手段と前記駆動機構との間に設けた第2の軸封手段とで構成すると共に前記第1の軸封手段は、軸封間隙を介してそれぞれ連通形成されるガス供給路が設けられた環状溝と排出路が設けられた環状溝とで構成せしめる一方、前記第2の軸封手段は、第1の軸封手段からの粉粒体の侵入と駆動機構側からの異物侵入をそれぞれ許容することで、前記粉粒体の駆動機構側への侵入と前記異物の第1の軸封手段側への侵入を規制すべく、ガス供給路と排出路とが設けられた環状溝で構成してあることを特徴とする粉粒体処理装置。
  7. 請求項6において、前記駆動機構には所定のオイルシール手段が設けられており、前記駆動機構側からの異物は駆動機構における軸受けの潤滑オイルであることを特徴とする粉粒体処理装置。
  8. 請求項2乃至7の何れかにおいて、それぞれの軸封手段は、独立形成されたシールガスの供給と排出を行なわしめるシールガス用の循環路によって構成されていることを特徴とする粉粒体処理装置。
  9. 請求項5乃至8の何れかにおいて、第1の軸封手段と第2の軸封手段とを駆動用回転体とシールボックスとの軸封間隙を介して連通させ、第2の軸封手段は、前記軸封間隙を介して第1の軸封手段からのシールガスの侵入を許容すべく第1の軸封手段のシールガス圧よりも低圧に設定してあることを特徴とする粉粒体処理装置。
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