JP2001327892A - 粉粒体処理装置 - Google Patents

粉粒体処理装置

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JP2001327892A JP2000149986A JP2000149986A JP2001327892A JP 2001327892 A JP2001327892 A JP 2001327892A JP 2000149986 A JP2000149986 A JP 2000149986A JP 2000149986 A JP2000149986 A JP 2000149986A JP 2001327892 A JP2001327892 A JP 2001327892A
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  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】処理室31とクリーンボックス2とを一体的な
構造となり、ボックス2内側の回転軸320を短尺なも
のとでき、ローター313の高速回転による振動の影響
を受けることが無く、しかも、クリーンボックス2と駆
動機構32とが架台1に取り付けられたままの状態で、
処理室31や軸封手段6の構成部材を分解することがで
き、洗浄作業などに伴う分解や組付作業を容易かつ短時
間で行うことができる粉粒体処理装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】クリーンボックス2の外壁部と架台1と
を、ボックス2内外の密封性が前記外壁部の外部側から
保持されるよう密封手段を介して一体的に装着し、粉粒
体の処理室31を、クリーンボックス2の内側に配され
るケーシング312を介して前記外壁部と密接させて設
け、ボックス内部で分解可能に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体の表面改質
装置、粉砕機、混合機、混練機、造粒機、供給機、乾燥
機等の各種粉粒体処理装置の技術分野に属し、特にクリ
ーンボックスに好適な粉粒体処理装置に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、医薬品(原体)などの粉粒体材料
を処理する場合に、異物が混入しないよう密閉されたク
リーンルーム建造物の室内に粉粒体処理装置を設置し、
これを作業者が操作することで行われていた。しかしな
がら、医薬品(原体)などの粉粒体材料は高価なものが
多く、その処理量も少量であるため、クリーンルームの
ような建造物によるものでなく、最近では、設備コス
ト、ランニングコストの低減を目的に、個々の処理装置
を各々クリーンボックスに収納して行なわれるようにな
ってきた。ところで、従来のものを粉砕機を例にして説
明すると、クリーンボックスを構成する外壁部を隔て
て、その内部に粉粒体処理室(粉砕機)を配置させ、外
部に配設させた駆動機構の回転軸を前記外壁部に貫通さ
せて、この回転軸を前記粉粒体処理室内に備えられたロ
ーターに連結した構造となっており、粉粒体処理室は、
単に回転軸を介してクリーンボックス内に独立収納させ
て配設させて固着させた程度のものであった。そして、
クリーンボックス内や粉粒体処理室を洗浄する際にも、
前記回転軸が貫通された外壁部周辺を切り欠いて、ボッ
クス本体外壁部とボルト等の固着具を介して脱着できる
ようにし、駆動機構を架台から取り外し、粉粒体処理室
を駆動機構と連結されたままの状態でボックス内から抜
き出して処理室を分解することで行われていたため、洗
浄作業におけるボックスとの組付分解作業が煩雑で時間
を要するという問題があった。また、外部の粉塵等が前
記回転軸と外壁部の貫通部位の隙間からボックス内に侵
入するのを防止するにあたっても、ボックス内部にN2
ガス等の洗浄ガスを充填して前記貫通部位の隙間から外
部に排出させたり、あるいはこれに加えて当該隙間をカ
バーで覆うなどの簡易的な密封手段によって行われてい
た。しかしながら、このもので微粉粉砕処理物を行おう
とすると、ボックス内部に単に洗浄ガスを充填する上記
の密封手段では、微粉体が前記貫通部位の隙間から前記
ガスに同伴して外部に流出してしまうという問題があ
り、粗粉砕機には適用できても、微粉砕機には適用でき
ないという欠点を有していた。しかも、このものは、簡
易的な密封手段等と相まって、クリーンボックスとの配
設構造上、軸受け部から前記ローターまでの距離が長く
なるため、必然的に回転軸を太くする必要を生じ、前記
ローターを高速で回転させる場合には、使用できるベア
リングやオイルシールなどにも限界があり、装置自体も
大がかりなものとなってしまうなどの実情から、比較的
低速回転で処理される処理装置に供され、装置自体のコ
ンパクト化と共に高速回転による処理が可能で、かつ微
粉体の処理も行うことができる処理装置の出現が望まれ
ていた。
【0003】一方、高速回転用の装置とする場合には、
軸受け部から前記ローターまでの距離をできるだけ短く
して回転軸を短尺なものとし、かつ、軸受け部を潤滑油
によって潤滑し、この潤滑油がクリーンボックス内や処
理室内に侵入しないようオイルシール手段により規制す
ると共に、処理室の粉粒体が前記軸受け部側に侵入しな
いよう軸封手段により規制する必要がある。ところで、
従来の高速回転用に採用されている軸封手段は、一般的
には、シングルガスシールと言われる方法で、処理室と
軸受け部に跨るように軸封部を構成し、該軸封部に軸封
シールガスの供給と排出の循環路を設けた軸受け一体型
軸封構造となっている。そのため、処理室内の圧力が上
昇しても、軸封シールガスの排出口のバルブを調節する
ことにより、軸封シールガスの処理室内への噴出量を調
整することはできるが、前記オイルシール手段が近接配
置された場合に、前記軸封部にラビリンス構造を設けて
流路抵抗を高めたり、油切りリングを設けても、 処理室内への潤滑油進入の可能性がある。 軸受け部への粉粒体浸入の可能性がある。 軸封シールガスの処理室内への噴出量を調整すること
はできても、処理室内の圧力上昇を検知することができ
ない、という問題点があり、いずれにせよこれら従来型
の軸封手段をそのまま採用できないものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
問題点を一掃すべく創案されたものであって、1の目的
は、粉粒体処理室がクリーンボックスの外壁面によって
確実に支持され、粉粒体処理室とクリーンボックスとが
一体的なものとなり、クリーンボックス内側の回転軸を
短尺なものとでき、ローターの高速回転を可能とし、し
かも、クリーンボックスと駆動機構とが架台に取り付け
られたままの状態で、粉粒体処理室や軸封手段を構成す
る各部材を分解することができ、洗浄作業などに伴う分
解や組付作業を容易かつ短時間で行うことができる粉粒
体処理装置を提供することを目的とする。また、他の1
の目的は、装置全体のコンパクト化に伴い、例え軸封手
段とオイルシール手段とが近接配置されていても、粉粒
体処理室側の第1の軸封手段への軸受け部の潤滑油の侵
入と、オイルシール手段への粉粒体の侵入とを駆動機構
側の第2の軸封手段によって確実に防止でき、ガス供給
量の調整作業、管理、制御が容易に行え、粉粒体の製品
回収率を改善し、オイルシール手段の破損による交換や
装置全体へ与える影響を解消または最小限にとどめるこ
とができ、コンパクト化が要求されるクリーンボックス
においても高速回転による微粉体の処理を可能とするこ
とができる粉粒体処理装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が採用した技術手段は、クリーンボックスを構
成する外壁部を介して、粉粒体の処理室をボックス内部
に、駆動用回転体を有する駆動機構をボックス外部にそ
れぞれ配設させて、前記処理室内に設けられるローター
と前記駆動用回転体を連結せしめてなる粉粒体処理装置
であって、前記クリーンボックスの外壁部と前記駆動機
構が設置される架台とを、ボックス内外の密封性が前記
外壁部の外部側から保持されるよう密封手段を介して一
体的に装着し、前記処理室を、クリーンボックスの内側
に配されるケーシングを介して前記外壁部と密接させて
設けボックス内部で分解可能に構成してあることを特徴
とするものである。また、上記課題を解決するために本
発明が採用した技術手段は、粉粒体処理室には、駆動機
構の駆動用回転体を軸封手段を介して嵌装させ、該駆動
用回転体に回動可能に連動連結されたローターが備えら
れてなる粉粒体処理装置であって、前記軸封手段を、前
記粉粒体処理室で処理される粉粒体が前記駆動機構側へ
侵入しないよう規制する第1の軸封手段と、該第1の軸
封手段と前記駆動機構との間に設けた第2の軸封手段と
で構成し、該第2の軸封手段は、第1の軸封手段からの
粉粒体の侵入と駆動機構側からの異物侵入をそれぞれ許
容することで、前記粉粒体の駆動機構側への侵入と前記
異物の第1の軸封手段側への侵入を規制すべく構成して
あることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を好適
な実施の形態として例示するクリーンボックス一体型の
粉粒体処理装置に基づいて詳細に説明する。図1〜図2
において、図1はクーリンボックス一体型の粉粒体処理
装置の要部破断全体図、図2は図1の要部破断部の詳細
断面図である。1はフレーム状のキャスター付き架台で
あって、該架台1には、クリーンボックス2と粉粒体処
理装置の具体例としてのワンパス式の衝撃式粉砕機3が
一体的に取り付けられている。粉砕機3は、クリーンボ
ックス2の外壁部の一部を構成するようその背面に設け
られた所定の開口部を有するL字状のフレーム板21を
介して、クリーンボックスの内部に粉粒体の処理室(粉
砕室)31を、その外部に駆動機構32をそれぞれ配設
させて、後述する密封手段(シールボックス63,6
4)によってクリーンボックス内外部の気密性が外部側
から保持されるよう処理室31と駆動機構32とが一体
的に装着されている。なお、前記駆動機構32は、前記
L字状のフレーム板21に固定されている。クリーンボ
ックス2には、その上部にライトユニット22が、前面
に全体が開閉可能に構成された操作部23が、底部に粉
砕処理品を回収して排出する排出シュート24がそれぞ
れ設けられている。なお、排出シュート24の下部に
は、ダブルダンパーを介してコレクター(回収容器)を
連設し(以上、図示省略)、粉砕処理品を系外の空気に
接触することなく回収し、密封することができる構造に
なっている。そして、操作部23には、操作者が手を挿
入して原料の供給、処理室31のメンテナンスなどを行
うための図示しない左右のアームグローブが設けられて
いる。
【0007】前記処理室31は、前記フレーム板21に
密接させて設けられたケーシング312bに対して、ケ
ーシング312a、リング状のステーター311、前カ
バー310を、各々の対向する接触面にOリングを介し
てこの順番で組み付けることによって装着されている。
処理室31内には、駆動機構32の駆動用回転軸320
に連動連結されたローター313が回動可能に備えら
れ、ボルト4により前記回転軸320に固定されてい
る。そして、前記前カバー310、ステーター311、
ケーシング312a及び312b、ローター313は、
それぞれ容易に分解できる構造となっていると共に、処
理室31は、前記クリーンボックス2と前記密封手段と
三位一体となった構成となっている。5は原料投入ホッ
パー、51は原料投入管、52は原料ホッパー5と原料
投入管51の対向する開口端面を着脱自在に結合するク
ランプである。240はステーター311の一部を切り
欠いた開口部から前記排出シュート24へ粉砕処理品を
排出する排出管で、241は該排出管240と、排出シ
ュート24の上面に連設された短管の対向する開口端面
を着脱自在に結合するクランプである。また、314
は、粉砕処理品の粒度を調整するスクリーン(打ち抜き
多孔板)である。前カバー310とローター313の各
々対向する面には、複数の衝撃ピン310a、313a
が、それぞれ半径方向と円周方向に所定間隔を存して回
転軸320の回転軸芯を中心に放射状に対向して設けら
れており、ローター313が回転したときに、衝撃ピン
313aが軸芯方向衝撃ピン310a間を回転する。こ
れにより、原料ホッパー5から投入管51を介して処理
室31に投入された被粉砕物(原料)は、高速回転する
ローター313の多数の衝撃ピン313a、および前カ
バー310の衝撃ピン310aによって瞬間的な打撃作
用を受け、さらに周辺のステーター311に衝突して粉
砕される。そして、スクリーン314の孔径より小さい
粉砕処理品は、衝撃ピン313aの回転に伴って発生す
る気流に同伴して、速やかに排出管240を通って排出
シュート241に排出され、該排出シュート241の上
面に連設された図示しないバグフィルターにより、気流
と粉砕処理品とに分離され、気流は、クリーンボックス
2内に排出され、粉砕処理品は前記図示しないコレクタ
ーで回収される。なお、前記衝撃ピン313aに代えて
ローター313の外周に所定間隔を置いて放射状にブレ
ードを周設しても良いが、この場合は、前カバー310
には、衝撃ピン、ブレードは周設しない。
【0008】前記回転軸320はベアリング321によ
り軸支され、該回転軸320は、駆動機構32であるモ
ーターに直結して、または該モーターの回転をVベルト
等の伝達手段を介して回動可能に構成されている。そし
て、前記ベアリング321部を密閉して、潤滑油が外部
に漏洩するのを防止するために、シールボックス63の
内周面にオイルシール323を嵌設し、回転軸320に
外嵌された円筒状のカラー324bの外周面が前記オイ
ルシール323のリップ先端部を摺動するよう構成され
ている。
【0009】6は処理室31とオイルシール323との
間に設けられた軸封手段であって、該軸封手段6は、前
記ベアリング321部の潤滑油が前記処理室31に進入
しないように規制すると共に、処理室31で粉砕処理さ
れた粉砕処理品が前記駆動機構32側へ侵入しないよう
規制するものであって、前記回転軸320に外嵌され、
該回転軸320と共に駆動用回転体を構成する各カラー
324a、324bおよび325の外周面に対面して設
けられた第1の軸封手段61と第2の軸封手段62によ
って構成されている。第1の軸封手段61は、その構成
部材であるシールボックス63、64を前記密封手段の
構成部材に兼用することで、前記処理室31とこの密封
手段との対向面間に形成される。すなわち、ケーシング
312aのカラー325との対向部に断面矩形に切り欠
いて形成された環状溝611a、この環状溝611aに
連通してシールガスGを供給するようケーシング312
aに穿設されたガス供給路610、ケーシング312
b、シールボックス63、64により前記フレーム板2
1を挟み込む状態で形成されたシールガスGの環状溝6
11b、および該環状溝611bに連通するようシール
ボックス64に穿設された排出路612とによって構成
されている。325aは、カラー325の外周面に突設
して設けられた円板状のラビリンスリングで、該ラビリ
ンスリング325aとこれを囲む環状溝とによってラビ
リンスシールを形成している。そして、前記環状溝61
1aと処理室31は、カラー325とケーシング312
a間に形成された軸封間隙によって連通し、環状溝61
1aと611bは、カラー325とケーシング312a
および312b間に形成された軸封間隙、並びに前記ラ
ビリンスシールによって連通している。以上により、シ
ールガスGの供給と排出を行なわしめる第1の循環路が
構成される。
【0010】一方、第2の軸封手段62は、前記密封手
段としてのシールボックス63、64を構成部材として
その駆動機構32側に形成される。すなわち、シールボ
ックス63のカラー324bの対向部に断面矩形に切り
欠いて形成された環状溝621と、この環状溝621に
連通してシールガスGの供給と排出を行うようブラケッ
ト322とシールボックス63に穿設されたガス供給路
620および排出路622とによって構成されている。
そして、前記環状溝611bと環状溝621は、カラー
324bとシールボックス63間に形成された軸封間隙
によって連通し、オイルシール323と環状溝621と
は、カラー324bとシールボックス63間に形成され
た軸封間隙によって連通されている。また、326は、
カラー324aと324bとで狭着された円板状の油切
りである。以上により、シールガスGの供給と排出を行
なわしめる第2の循環路が構成される。また、図示して
いないが、ガス供給路610,620には各々ガス供給
ラインが、排出路612,622には各々排出ラインが
連接されると共に、各排出ラインの途中には流量調節用
のバルブが、該排出ラインの先端部にはフィルターが連
設されている。
【0011】次に、軸封手段6の操作方法について説明
する。なお、クリーンボックス2内は、予めN2ガスで
置換してから各種の処理を行い、処理中も連続的にN2
ガスを供給および排出し、外部の空気をクリーンボック
ス2内に入れてはいけない場合には、該クリーンボック
ス2内を若干のプラス圧(100〜200Pa)に、処
理品を外部に出してはいけない場合には、若干のマイナ
ス圧(−100〜−200Pa)に制御する。まず、ロ
ーター313を回転させる前にガス供給管610から一
定流量でN2ガスを供給する。このN2ガスは、環状溝
611a内を循環しながら、その一部はカラー325と
ケーシング312a間に形成された軸封間隙を通って処
理室31内に噴出され、他の一部はカラー325とケー
シング312aおよび312b間に形成された軸封間
隙、並びにラビリンスシールを通って循環溝611b内
を循環してから、排出路612から排出される。また、
ガス供給管620からも一定流量でN2ガスを供給す
る。このN2ガスは、循環溝621内を循環して排出路
622から排出される。ここで、軸受け部への粉粒体浸
入の防止よりも、処理室31内への潤滑油の進入の防止
を優先する必要がある。そこで、軸封手段61,62に
供給するN2ガス量は、前記図示しない両排出ライン間
の差圧を測定して、常に排出路612側が若干のプラス
圧になるように調節すればよい。また、供給路610に
供給されたシールガスがカラー324bとシールボック
ス63間に形成された軸封間隙から循環溝621に噴出
されることはあっても、供給路620に供給されたシー
ルガスが前記軸封間隙から循環路611bに噴出される
ことは好ましくないので、供給管620から供給するシ
ールガスは圧縮エアーとし、排出路612に連接された
排出ラインに酸素濃度計を連設し、連続的に酸素濃度を
測定することによって、常に排出路612側が若干のプ
ラス圧になるように調節することができる。次に、所定
の回転速度でローター313を回転させる。ここで、粉
粒体処理装置の処理室(中心部)31の内圧は、処理装
置に起因する処理室31の構造、ローター313の形状
およびローター313の回転速度によって変わる。そし
て、内圧がプラス圧の場合は、処理室31内のガスがカ
ラー325とケーシング312a間に形成された軸封間
隙を通って環状溝611a内に噴出され、マイナス圧の
場合は、反対に前記間隙を通って環状溝611a内のガ
スが処理室31側に吸引される。そこで、プラス圧の場
合にも、前記間隔からシールガスを処理室31内に噴出
するよう、シールガスの供給量を調節し、マイナス圧の
場合には、前記吸引量より若干多めのシールガスを供給
するよう調節する。以上の調節は、前記各ガス供給ライ
ンおよび/または排出ラインの途中に設けられたバルブ
によって行う。クリーンボックス2の内部、および該ボ
ックス2内に配設された処理室31の内部を洗浄すると
きは、次の要領で行う。クリーンボックス2の内部を洗
浄するときは、該ボックス2内に配設された洗浄液スプ
レー装置(図示省略)から、例えば処理品を溶かす各種
溶剤を噴霧し、廃液はクリーンボックス2下部の排出口
25から排出する。このとき、クリーンボックス2内部
には処理中と同様に連続的にN2ガスを供給および排出
することによって、クリーンボックス2内部を速やかに
乾燥することができる。処理室31の内部を洗浄すると
きは、処理中と同様に連続的にシールガス(N2ガス)
を供給しながらローター313を低速で回転させた状態
で、原料ホッパー5から前記と同じ溶剤を供給し、廃液
は排出管240、排出シュート24、ダブルダンパーを
介して、前記コレクターで回収される。引き続きN2ガ
スを供給(および排出)することによって、処理室31
の内部(各構成部材)のみならず、原料ホッパー5、排
出管240、排出シュート24等も速やかに乾燥するこ
とができる。衝撃室31および軸封手段6を構成する各
部材を厳密に洗浄する場合は、クランプ241を外して
から、ボルト4、ローター313、前カバー310、ス
テーター、ケーシング312a及び312b、カラー3
25および324b、油切り326を各々取り外す。そ
して、前記各部材をクリーンボックス2内部で、または
外部に取り出して洗浄および乾燥する。
【0012】叙述の如く構成された本発明の実施例の形
態において、ローター313を回転させて原料を粉砕処
理するのであるが、本発明の粉粒体処理装置は、クリー
ンボックス2が、その外壁部の一部としてのフレーム板
21が前記架台1の構造体として機能するよう、架台1
に対してボックス2内外の密封性が前記フレーム板21
の外部側から保持する密封手段を介し一体的に装着され
ている。また、前記処理室31は、ケーシング312
a、312bを介してこのフレーム板21に密接させて
設けられている。このため、処理室31は、フレーム板
21によってクリーンボックス2と一体的かつ確実に支
持されることになり、前記クリーンボックス2と前記密
封手段と三位一体となった構成となり、全体をコンパク
トに構成できるばかりか、クリーンボックス2内に挿通
される回転軸320を短尺なものにでき、ローターの高
速回転を可能とすることができる。しかも、クリーンボ
ックス2の内部や処理室31内、更には軸封手段6を洗
浄する際にも、クリーンボックス2と駆動機構32とが
架台1に取り付けられたままの状態で、従来と同様の形
で処理室31や軸封手段6を構成するステーター311
やケーシング312a、312b等の部材を分解するこ
とができ、洗浄作業などに伴う分解や組付作業を容易か
つ短時間で行うことができる。
【0013】また、前記密封手段は、軸封手段6を構成
する部材シールボックス63、64が兼用されており、
別途カバー部材を設ける必要が無く、部品点数を削減す
ることができると共に、駆動機構32を密封手段に近接
して配置することができる。すなわち、この密封手段を
境にしてクリーンボックス2の内側と外側において、前
記処理室との対向面間に第1の軸封手段61が、オイル
シール323との対向面間に第2の軸封手段62がそれ
ぞれ形成されている。第1の軸封手段61がクリーンボ
ックス2の内側に形成されることによって、前記クリー
ンボックス2の内側の回転軸320を短尺にできること
と相まって、外側の回転軸320をも短尺にでき、殊更
回転軸320を太くすることなく前記ローター313の
高速回転を可能ならしめるばかりか、粉粒体の駆動機構
側への侵入が阻止され微粉体の処理物を取り扱うことも
できる。しかも、第1の軸封手段61は、前記フレーム
板21を前記密封手段とケーシング312bで挟持した
状態で形成できるので、外壁部の厚さ領域を有効に活用
でき、装置全体のコンパクト化に極めて有効である。
【0014】また、前記第1の軸封手段61によって形
成されるシールガス用の循環路は、クリーンボックス2
の内部側のガス供給路610から外部側の排出路612
に跨らせて形成され、処理室31側と駆動機構32側と
に分割されるよう構成されているため、処理室31から
粉粒体が侵入してきたときは、該侵入粉粒体を環状溝6
11aで受け止めて環状溝611b側に流出させ、流入
シールガスGと共に排出口612より排出することがで
き、このシールガス用循環路を境にして、クリーンボッ
クス2内の処理室31とクリーンボックス2外の駆動機
構32側とは、確実に区画された分割構造とすることが
できる。また、クリーンボックス2内部の気密性を保持
したまま洗浄する際には、前記排出路612を塞いでお
くだけで密封することができる利点がある。しかも、前
記シールガス用循環路は、処理室の分解に際しケーシン
グ312bを取り外すことで、前記密封手段であるシー
ルボックス63、64が臨めるよう縦断分割可能に構成
されているため、シールボックス63、64による外部
との遮断が確実に行われ、例え軸封手段6とオイルシー
ル323とが近接配置されていても、オイルシール32
3が直接的に外観露出することはなく、クリーンボック
ス2内の洗浄時においてもオイルシール323を保護
し、洗浄液の侵入を防止することができるという利点が
ある。
【0015】また、前記第2の軸封手段62によって形
成されるシールガス用の循環路は、前記密封手段と前記
オイルシール323との間隔調整領域として機能し、処
理する原料の物性、粒度等、あるいは前記間隔幅との兼
ね合いを考慮して必要に応じて使用することができる。
すなわち、前記第1の軸封手段61との関係において、
この第2の軸封手段62は、第1の軸封手段61からの
粉粒体の侵入と駆動機構32側からの異物侵入をそれぞ
れ許容することで、前記粉粒体の駆動機構32側への侵
入と前記異物の第1の軸封手段61側への侵入を規制す
る構成となっている。したがって、例えシールボックス
63とオイルシール323とが近接配置された場合であ
っても、粉粒体処理室側の第1の軸封手段61への軸受
け部の潤滑油の侵入と、オイルシール323への粉粒体
の侵入とが駆動機構側の第2の軸封手段62によって確
実に防止され、ガス流入量の調整作業、管理、制御が容
易に行え、粉粒体の製品回収率を改善し、オイルシール
の破損による交換や装置全体へ与える影響を解消または
最小限にとどめることができ、コンパクト化が要求され
るクリーンボックスにおいても高速回転による微粉流体
の処理を可能とすることができる利点がある。
【0016】しかも、それぞれの軸封手段61、62
は、独立形成されたシールガスGの流入と排出を行なわ
しめるシールガス用の循環路によって構成されているた
め、流入するガス圧力の設定調整が独自に行うことがで
き、ガス流入量の調整作業、管理、制御が容易に行える
利点がある。
【0017】また、第1の軸封手段61と第2の軸封手
段62とは、カラー324bとシールボックス63間に
形成された軸封間隙を介して連通されており、第1の軸
封手段61と第2の軸封手段62とのシールガスGの流
入圧力が、第2の軸封手段62が第1の軸封手段61の
よりも低圧に設定されている。これにより、第1の軸封
手段61のシールガスGは、第2の軸封手段62側への
流入を許容するが、第2の軸封手段62のシールガスの
第1の軸封手段61側への流入は規制する制御を行うこ
とができるようになり、熟練度に影響されることなくガ
ス流入量の調整作業、管理、制御を容易に行うことがで
きる。
【0018】すなわち、処理室31から第1の軸封手段
61に粉粒体が侵入してきたときは、該侵入粉粒体を環
状溝611aで受け止めて環状溝611b側に流出さ
せ、流入シールガスGと共に排出口612より排出させ
るが、ここで排出されず低圧に設定された第2の軸封手
段62の環状溝612に流入した場合であっても排出口
622より排出させることができる。一方、回転軸32
0を伝わってオイルシール323のオイルなど異物が第
2の軸封手段62に侵入してきたときは、これを環状溝
612で受け止めて排出口622より排出させる。これ
により、粉粒体のオイルシール323側への侵入と、オ
イルなど異物の処理室31内への侵入を確実に防止でき
る。
【0019】また、万が一環状溝621より環状溝61
1bにオイルなど異物が侵入した場合であっても、油切
り326と、ラビリンスリング325aとこれを囲む環
状溝とによって形成されたラビリンスシールとによっ
て、環状溝611a側への侵入が規制されて、排出口6
12より確実に排出することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、クリーンボックス2を構成す
る外壁部を介して、粉粒体の処理室31をボックス内部
に、駆動用回転体320、324、325を有する駆動
機構32をボックス2外部にそれぞれ配設させて、前記
処理室31内に設けられるローター313と前記駆動用
回転体320、324、325を連結せしめてなる粉粒
体処理装置であって、前記クリーンボックス2の外壁部
と前記駆動機構32が設置される架台1とを、ボックス
2内外の密封性が前記外壁部の外部側から保持されるよ
う密封手段を介して一体的に装着し、前記処理室31
を、クリーンボックス2の内側に配されるケーシング3
12を介して前記外壁部と密接させて設け、ボックス内
部で分解可能に構成してあることにより、処理室31が
クリーンボックスの外壁面によって確実に支持され、処
理室31とクリーンボックス2とが一体的なものとな
り、クリーンボックス2内側の回転軸320を短尺なも
のとでき、ローター313の高速回転を可能とし、しか
も、クリーンボックス2と駆動機構32とが架台1に取
り付けられたままの状態で、処理室31や軸封手段6を
構成する各部材を分解することができ、洗浄作業などに
伴う分解や組付作業を容易かつ短時間で行うことができ
る。また、本発明は、粉粒体処理室31には、駆動機構
32の駆動用回転体320を軸封手段6を介して嵌装さ
せ、該駆動用回転体320に回動可能に連動連結された
ローター313が備えられてなる粉粒体処理装置3であ
って、前記軸封手段6を、前記粉粒体処理室31で処理
される粉粒体が前記駆動機構側32へ侵入しないよう規
制する第1の軸封手段61と、該第1の軸封手段61と
前記駆動機構32との間に設けた第2の軸封手段62と
で構成し、該第2の軸封手段62は、第1の軸封手段6
1からの粉粒体の侵入と駆動機構32側からの異物侵入
をそれぞれ許容することで、前記粉粒体の駆動機構32
側への侵入と前記異物の第1の軸封手段61側への侵入
を規制すべく構成してあることにより、装置全体のコン
パクト化に伴い、例え軸封手段6とオイルシール手段3
23とが近接配置されていても、粉粒体処理室側の第1
の軸封手段61へのオイルの軸受け部の潤滑油侵入と、
オイルシール手段323への粉粒体の侵入とを駆動機構
側の第2の軸封手段62によって確実に防止でき、ガス
流入量の調整作業、管理、制御が容易に行え、粉粒体の
製品回収率を改善し、オイルシール手段の破損による交
換や装置全体へ与える影響を解消または最小限にとどめ
ることができ、コンパクト化が要求されるクリーンボッ
クスにおいても高速回転による微粉流体の処理を可能と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリーンボックス一体型の粉粒体処理装置の要
部破断全体図
【図2】図1の要部破断部の詳細断面図
【符号の説明】
1 架台 2 クリーンボックス 21 フレーム板 22 ライトユニット 23 操作部 24 排出シュート 240 排出管 241 クランプ 25 排出口 3 粉砕機 31 処理室 310 前カバー 310a 衝撃ピン 311 ステーター 312a、312b ケーシング 313 ローター 313a 衝撃ピン 314 スクリーン 32 駆動機構 320 回転軸 321 ベアリング 322 ブラケット 323 オイルシール 324a、324b、325 カラー 325a ラビリンスリング 326 油切り 4 ボルト 5 原料ホッパー 51 原料投入管 52 クランプ 6 軸封手段 61 第1の軸封手段 610 ガス供給路 611a、611b 環状溝 612 排出路 62 第2の軸封手段 620 ガス供給路 621 環状溝 622 排出路 63、64 シールボックス G シールガス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田邊 文明 東京都大田区城南島2丁目5番7号 株式 会社奈良機械製作所内 Fターム(参考) 3J042 AA03 AA12 BA03 CA15 DA03 DA09 DA10 4D065 AA05 BB05 BB11 EB20 ED01 ED11 ED27 4D067 EE47 GA20 GB05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーンボックスを構成する外壁部を介
    して、粉粒体の処理室をボックス内部に、駆動用回転体
    を有する駆動機構をボックス外部にそれぞれ配設させ
    て、前記処理室内に設けられるローターと前記駆動用回
    転体を連結せしめてなる粉粒体処理装置であって、前記
    クリーンボックスを前記駆動機構が設置される架台に取
    付けすると共に、前記回転体の嵌装部位における外壁部
    に対して、ボックス内外の密封性が前記外壁部の外部側
    から保持されるよう密封手段を装着せしめ、前記処理室
    を、クリーンボックスの内側に配されるケーシングを介
    して前記外壁部と密接させて設け、前記クリーンボック
    スと密封手段に対して一体的となるよう構成し、かつボ
    ックス内部で分解可能に構成してあることを特徴とする
    粉粒体処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記密封手段と前記
    処理室との対向面間に、シールガスの供給と排出を行わ
    しめるシールガス用の循環路を形成せしめ、該循環路
    を、前記ローターにより処理される粉粒体が前記駆動機
    構側へ侵入しないよう規制する軸封手段に構成し、前記
    密封手段を、該軸封手段の構成部材に兼用してあること
    を特徴とする粉粒体処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2乃至2において、前記シールガ
    ス用循環路は、ボックス内部側と外部側とに跨らせて形
    成し、処理室側と駆動機構側とで分割可能に構成してあ
    ることを特徴とする粉粒体処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2乃至3において、前記シールガ
    ス用循環路は、処理室を分解した際に前記密封手段が臨
    めるよう縦断分割可能に構成してあることを特徴とする
    粉粒体処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4において、前記軸封手段
    を第1の軸封手段とし、前記密封手段の駆動機構側に、
    前記駆動機構に設けられたオイルシール手段から第1の
    軸封手段側へ軸受けの潤滑オイルが侵入しないよう規制
    する第2の軸封手段を設けたことを特徴とする粉粒体処
    理装置。
  6. 【請求項6】 粉粒体処理室には、駆動機構の駆動用回
    転体を軸封手段を介して嵌装させ、該駆動用回転体に回
    動可能に連動連結されたローターが備えられてなる粉粒
    体処理装置であって、前記軸封手段を、前記粉粒体処理
    室で処理される粉粒体が前記駆動機構側へ侵入しないよ
    う規制する第1の軸封手段と、該第1の軸封手段と前記
    駆動機構との間に設けた第2の軸封手段とで構成し、該
    第2の軸封手段は、第1の軸封手段からの粉粒体の侵入
    と駆動機構側からの異物侵入をそれぞれ許容すること
    で、前記粉粒体の駆動機構側への侵入と前記異物の第1
    の軸封手段側への侵入を規制すべく構成してあることを
    特徴とする粉粒体処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記駆動機構には所
    定のオイルシール手段が設けられており、前記駆動機構
    側からの異物は駆動機構における軸受けの潤滑オイルで
    あることを特徴とする粉粒体処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項2乃至7において、それぞれの軸
    封手段は、独立形成されたシールガスの供給と排出を行
    なわしめるシールガス用の循環路によって構成されてい
    ることを特徴とする粉粒体処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8において、第1の軸封手
    段と第2の軸封手段とを駆動用回転体とシールボックス
    との軸封間隙を介して連通させ、第2の軸封手段は、前
    記軸封間隙を介して第1の軸封手段からのシールガスの
    侵入を許容すべく第1の軸封手段のシールガス圧よりも
    低圧に設定してあることを特徴とする粉粒体処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015013258A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 株式会社パウレック 粉粒体処理装置
JP2015016398A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 株式会社ダルトン 粉粒体処理装置を収容するアイソレータ
CN112337543A (zh) * 2020-11-27 2021-02-09 山东第一医科大学第二附属医院 一种药房用药片粉碎装置及其使用方法

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