JP3708339B2 - 加入者系ネットワークの回線試験システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加入者系伝送システム(AN:Access Network)を介した加入者系ネットワークの回線試験システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、加入者回線のデジタル化と伝送路の光ファイバ化が推進され、加入者系ネットワークに加入者伝送システムが導入されている。従来の加入者回線は、交換機からワイヤが直接加入者の電話機あるいは端末に接続されていた。このような従来の構成では、伝送速度が制限されたり、信号の劣化などにより、ワイヤの長さが制限され、1つの交換機でカバーできるエリアが狭かった。一方、加入者回線にデジタル回線や光ファイバ等で構成される伝送装置を導入することにより、加入者回線の伝送速度の高速化が図れ、また、信号の劣化を抑制することができるので、加入者回線の長さを長く取れ、1つの交換機でカバーできるエリアも広くなる。または、交換機を大容量化することにより、交換機の数を減らすことが出来る。
【0003】
図13に、加入者系ネットワークの基本構成図を示す。
加入者系ネットワークは、電話機などの加入者宅内装置1300、加入者回線1301、加入者系伝送システム(AN)1302、交換機(LE:Local Exchange)1303によって構成される。加入者系伝送システム1302は、加入者側端局装置(RT:Remote Terminal)1304と局側端局装置(CT:Central Terminal)1306、及び加入者側端局装置1304と局側端局装置1306とを接続する伝送路1305によって構成される。RT1304とCT1306とは、必ずしも一対一で接続される必要はなく、複対一でもよい。RT1304が交換機経由のインタフェースを提供している場合には、CT1306は必要とされずに、伝送路1305が直接にLE1303に接続される場合もある。
【0004】
加入者系伝送システム1302とLE1303とのインタフェースは、一般にITU−T G.965及びETS300 347で規定される標準インタフェースが採用され、V5.2インタフェースと呼ばれる。
【0005】
従来のLE1303は、収容されている加入者回線の信頼性を確保するために、加入者系ネットワークの回線試験として、加入者回線試験と通話路試験とを定期的に、または任意の時刻に実施する手段を提供していた。加入者系伝送システム1302を加入者系ネットワークに導入した場合には、RT−LE間の通話路試験の対象区間が増大し、その重要性は高くなる。加入者回線の試験は、1対の導線の抵抗等を測定するアナログ的な測定である。このような試験内容の性質上、加入者回線試験機(SLT:Subscriber Line Test unit)1304aと通話路試験機(SPT:Speak Path Test unit)1304bは、RT1304に設置される。この場合にも、LE1303に直接収容されている加入者回線と同等の試験機能を提供しなければならない。
【0006】
図14は、従来の加入者系ネットワークのシステム構成を示す図である。
図中の上側の電話機1400は、LE1402に直接収容されている。一方、下側の電話機1401は、AN1403を介してLE1402に収容されている。RT1404にいる保守員が保守端末(LCT:Local Craft Terminal)1405を使用して、ある回線に通話路試験を施そうとする場合に、従来のシステムにおいては、試験実行中にも第三者が被試験回線を呼び出すことができ、通話路試験が妨害されるケースが生じていた。
【0007】
保守員はLCT1405を使用して、試験しようとする回線(被試験回線)を指定し、SPT1406へ通話路試験の開始を指示する。図14に太線で示す経路により、SPT1406は通話路試験自動返信部(CBT:Call Back Test unit)1407に向かって発呼し、回線確立までの処理手順を確認する。回線が確立すると音声試験などを実行し、回線品質を確認する。その後、終話の処理手順を確認する。CBT1407は回線が確立したときに発呼者番号を記録する。SPT1406の終話後一定時間をおき、返信のため、CBT1407はSPT1406に向かって発呼し、SPT1406はリンガー信号の検出と着呼処理手順を確認する。回線確立後にCBT1407から終話し、その処理手順を確認する。
【0008】
ところが、SPT1406からの終話手順が完了した時点から、CBT1407が発呼を開始するまでの時間に、第三者が被試験回線に向かって発呼した場合には、その呼はSPT1406に着信し、通話路試験を実施している保守者と発呼者(第三者)に混乱を与えていた。
【0009】
図15は、従来のSPT1406の構成を示す図である。
通話路試験制御部1504は通話路試験の試験手順を全体として統括するものである。通話路試験制御部1504は電話機1401からの発呼等を受けて、電話回線を接続するなどの処理を行うために、リレー制御を行う。また、試験用の構成として通話路試験測定部1500、リレー制御部1501、MF(Multi Freqency)発振器1503、及び呼制御部1502が設けられている。通話路試験において、まず、通話路試験制御部1504から呼制御部1502へ発呼を行うべき旨の指示が出される。呼制御部1502からの指示を受けたリレー制御部1501では、リレー1506を閉じてLE1402に、電話機の受話器が持ち上げられた場合と同じ作用を与える。すると、LE1402からダイヤルトーンが返信されてきて、通話路試験測定部1500において、電話番号入力状態になった事を確認する。次に、LE1402側のCBT1407に対し電話をかける。この場合、パルスダイヤルかトーンダイヤルかを選択する。パルスダイヤルを選択した場合には、呼制御部1502は、リレー制御部1501を用いて、電話番号をリレー1506をオン/オフすることによって送信する。トーンダイヤルを選択した場合には、呼制御部1502はMF発振器1503を用いて音声で電話番号を送信するように制御する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の方式では、上述したように、通話路試験実行中に、SBT1406の終話後に被試験回線が平常状態(idle状態)に一時的に戻った状態では、SPT1406は第三者からの着信を拒否できず、その発呼者とSPT1406に混乱を与え、正確な通話路試験結果を得られない問題を生じていた。
【0011】
LE1402に直接収容されている加入者の回線試験及び通話路試験においては、それらの試験がLE1402によって実行されるため、LE1402が自身の着信規制機能を動作させることが可能であった。そして、この着信規制機能によって、LE1402に直接収容されている加入者回線試験を円滑に実施していたのである。つまり、LE1402に直接収容されている加入者回線の場合には、第三者に妨げられることがないように試験が実施可能であった。
【0012】
近年、V5.2インタフェースを介した加入者系伝送システムの導入により、その試験の実行は、交換機(LE)から遠隔に設置された加入者伝送システムの加入者側端局によって実施される。本来、この場合においても試験実行中は、交換機における着信規制機能を動作させるべきである。
【0013】
特に加入者系伝送システムの導入は、通話路試験において重要性が増大する。なぜなら、従来は交換機の装置内部に閉じていた通話路が、遠隔にある加入者側端局まで延伸され、その結果としてその故障確率は明らかに増大したからである。
【0014】
本発明は、加入者系伝送システムから交換機までの通話路試験において、被試験回線について通話路試験開始時点から完了時点までの間、加入者側端局装置から交換機の着信規制を実行させる機能を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の側面におけるシステムは、通話路試験の進行状況を監視し、着信規制信号及び着信規制解除信号の生成を制御する手段と、被試験回線のIDを着信規制信号及び着信規制解除信号に挿入する手段と、該着信規制信号及び該着信規制解除信号を共通信号線方式の制御メッセージとして構成する手段と、該制御メッセージを出力する手段とを備える着信規制制御部と、上記被試験回線IDが設定された着信規制メッセージ及び着信規制解除メッセージを検出する手段と、該着信規制メッセージ及び該着信規制解除メッセージを、それぞれ、交換機の着信規制コマンド及び着信規制解除コマンドに変換する手段と、交換機の監視制御部に該着信規制コマンド及び該着信規制解除コマンドを投入する手段とを備える着信規制信号検出部とを備え、前記着信規制制御部と前記着信規制信号検出部間で、共通信号線方式のメッセージを使用した着信規制信号及び着信規制解除信号を送受信することにより、交換機を制御することを特徴とする。
【0016】
本発明の第2の側面におけるシステムは、通話路試験の進行状況を監視し、着信規制信号及び着信規制解除信号の生成を制御する手段と、着信規制信号及び着信規制解除信号をMF信号用のコードとして生成する手段と、該コードをMF信号化して送出するMF発振器とを備える着信規制制御部と、着信規制及び着信規制解除のためのMF信号を検出する手段と、該検出された着信規制及び着信規制解除のためのMF信号を、それぞれ、交換機の着信規制コマンド及び着信規制解除コマンドに変換する手段と、交換機の監視制御部に該着信規制コマンド及び該着信規制解除コマンドを投入する手段とを備える着信規制信号検出部と、前記着信規制制御部から送出された着信規制及び着信規制解除のためのMF信号を、前記着信規制信号検出部に送信する通信手段を備え、前記着信規制規制制御部と前記着信規制信号検出部間で、MF信号を使用した着信規制信号及び着信規制解除信号を送受信することにより、交換機を制御することを特徴とする。
【0017】
本発明の第3の側面におけるシステムは、通話路試験の進行状況を監視し、着信規制信号及び着信規制解除信号の生成を制御する手段と、E1フレームSa4、Sa5、Sa6の3ビットに挿入するために被試験回線のIDを二進数として該着信規制信号及び着信規制解除信号に挿入する手段と、着信規制信号及び着信規制解除信号を二進数として、E1フレームSa8ビットに挿入するべき信号として生成する手段と、該着信規制信号及び着信規制解除信号及び被試験回線のIDを送出する手段とを備える着信規制制御部と、着信規制メッセージ及び着信規制解除メッセージを検出する手段と、着信規制メッセージ及び着信規制解除メッセージを交換機の着信規制コマンドに変換する手段と、交換機の監視制御部に着信規制コマンド及び着信規制解除コマンドを投入する手段とを備える着信規制信号検出部とを備え、前記着信規制制御部と前記着信規制信号検出部間で、E1フレームビットを使用した着信規制信号及び着信規制解除信号を送受信することにより、交換機を制御することを特徴とする。
【0018】
本発明の第4の側面におけるシステムにおいては、加入者装置と交換機の間に設けられる加入者系伝送システムを介した通話路試験を行う装置であって、加入者系伝送システムを介して、交換機に着信規制命令あるいは着信規制解除命令を送信する着信規制制御手段と、該着信規制制御手段からの着信規制命令あるいは着信規制解除命令を受信する着信規制信号検出手段と、該着信規制信号検出手段で受信された着信規制命令あるいは着信規制解除命令に基づいて、交換機の分配段通話路に着信規制あるいは着信規制解除を命ずる監視制御手段とを備えることを特徴とする。
【0019】
本発明によれば、近年、新たに導入されつつある加入者系ネットワークにおいてRT−LE間の通話路試験を行う場合に、RT側から、試験中の被試験回線に第三者から着信が起こらないように、着信規制をかけることが出来ると共に、試験が終了したら着信規制を解除することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態の原理説明図である。
RT1のSPT2内に着信規制信号を制御・送出する着信規制制御部3を設ける。また、LE4内に該着信規制信号を検出し、該LE4の監視制御部6に着信規制コマンドを投入する着信規制信号検出部5を設ける。そして、両者間(RT−LE間)の通信を実施する通信手段を設ける。
(1)本発明の第1の実施形態においては、着信規制制御部3は、通話路試験の進行状況を監視し、着信規制信号及び着信規制解除信号の生成を制御する手段と、被試験回線のIDを着信規制信号及び着信規制解除信号に挿入する手段と、着信規制信号及び着信規制解除信号を共通信号線方式の制御メッセージとして構成する手段と、該制御メッセージを出力する手段とを備える。そして、着信規制制御部3は、上記通信手段を介して、着信規制メッセージ及び着信規制解除メッセージを着信規制信号検出部5へ送信する。また、着信規制信号検出部5は、上記着信規制メッセージ及び上記着信規制解除メッセージを検出する手段と、上記着信規制メッセージ及び上記着信規制解除メッセージをLE4の着信規制コマンド及び着信規制解除コマンドに変換する手段と、LE4の監視制御部6に該着信規制コマンド及び該着信規制解除コマンドを投入する手段とを備える。
(2)本発明の第2の実施形態においては、着信規制制御部3は、通話路試験の進行状況を監視し、着信規制信号及び着信規制解除信号の生成を制御する手段と、該着信規制信号及び該着信規制解除信号をMF信号用の数値コードとして生成する手段と、該コードをMF信号化して送出するMF発振器とを備える。また、着信規制信号検出部5は、該MF発振器から送信される着信規制及び着信規制解除のためのMF信号を検出する手段と、該着信規制及び該着信規制解除のためのMF信号をLE4の着信規制コマンド及び着信規制解除コマンドに変換する手段と、LE4の監視制御部6に該着信規制コマンド及び該着信規制解除コマンドを投入する手段とを備える。
(3)本発明の第3の実施形態においては、着信規制制御部3は、通話路試験の進行状況を監視し、着信規制信号及び着信規制解除信号の生成を制御する手段と、被試験回線のIDをE1フレームSa4、Sa5、Sa6の3ビットに挿入するための二進数として該着信規制信号及び着信規制解除信号に挿入する手段と、着信規制信号及び着信規制解除信号を二進数として、E1フレームSa8ビットに挿入するべき信号として生成する手段と、該着信規制信号及び該着信規制解除信号を送出する手段とを備える。着信規制制御部3は、該E1フレームにより、着信規制メッセージ及び着信規制解除メッセージを着信規制信号検出部5へ送信する。着信規制信号検出部5は、上記着信規制メッセージおよび着信規制解除メッセージを検出する手段と、上記着信規制メッセージ及び上記着信規制解除メッセージをLE4の着信規制コマンドに変換する手段と、LE4の監視制御部6に該着信規制コマンド及び該着信規制解除コマンドを投入する手段とを備える。
【0021】
上記本発明の各実施形態では、着信規制及び着信規制解除のための信号によって、RT1から被試験回線の着信規制及び着信規制解除を制御することが可能になり、通話路試験中に該被試験回線に対する第三者からの着信を規制することができる。着信規制及び解除の信号は、上記構成により、伝送路7を介して送信され、LE4に着信規制及び着信規制制御を行う。
【0022】
以下、図2〜5を参照して、上記(1)の第1実施形態に対応する共通信号線方式を用いた着信規制システムを説明する。
図2は、共通信号線方式における実施形態のブロック図を示し、特に標準インタフェースであるV5.2インタフェースでANとLEとを接続しているシステムのブロック図を示す。
【0023】
RT10にいる保守者がLCT11を使用して任意の回線のRT−LE間の通話路試験を開始する。LCT11からSPT12へ被試験回線の指定と通話路試験開始命令が送出されると、SPT12の着信規制制御部25内の通話路試験制御部は被試験回線ID(例えば、V5.2インタフェースにおけるL(Layer)3アドレス)をレジスタに書き込み、該被試験回線IDを着信規制コマンド(例えば、V5.2インタフェースにおけるControl Protocol Messageの当該挿入部分に設定される“0011001”のビット列)と共に共通信号線メッセージ制御部(MC:Message Controller)13に送る。MC13は、着信規制メッセージを共通信号線メッセージの一つとして、LE14側のMC15に送出する。
【0024】
LE14側のMC15では、標準規格に規定された制御路を経た制御信号を受信する。着信規制信号検出部16は、その中から前述の着信規制メッセージを検出し、これをLE14の監視制御部17における着信規制コマンド(例えば、“SPS TER、N:xxx−xxxx”。ただし、“xxx−xxxx”は被試験回線の加入者番号を表す。)に変換する。これをLE14の監視制御部17に投入することにより、LE14は被試験回線に着信規制を施し、第三者からの該被試験回線に対する着呼はLE14で規制され、RT−LE間の通話路試験への影響は防止される。
【0025】
着信規制解除信号についても同様である。CBT24がSPT12に返信発呼し、CBT−SPT間の回線が確立した後、SPT12の着信規制制御部25は、V5.2インタフェースにおけるControl Protocol Message挿入部分に“0011010”が設定されたメッセージを着信規制解除信号として用いて、着信規制解除メッセージを共通信号線メッセージの一つとしてLE14側のMC15に送出する。LE14側では、MC15により該着信規制制御メッセージを着信規制解除コマンド(例えば、“SPR N:xxx−xxxx”)に変換し、これをLE14の監視制御部17に投入することにより、LE14は被試験回線への着信規制を解除し、加入者回線は通常状態に戻る。
【0026】
同図において、電話機19(19−1〜19−n)は、LE14に直接接続されているので、従来の方法で、通話試験を行う。電話機18(18−1〜18−j)は、AN20を介してLE14に接続されているので、本実施形態を適用する。AN20は、RT10とCT21と、これらを接続する伝送路(または伝送装置)34からなっている。電話機18は、RT10のSLIC22に収容されており、通常の電話をかける場合には、SLIC22が着信、及び発呼を検出して、伝送路(または伝送装置)34及びCT21を介して、LE14に回線を接続する。
【0027】
SLIC22は、SPT12及びSLT23を接続して、加入者回線試験及び通話路試験を行う。SPT12は、電話のシミュレータのようなものであり、LCT11を介して保守者が入力するコマンドに基づいて試験を行うものである。例えば、受話器を上げる動作をシミュレートし、回線を接続可能としてから、LE14内のCBT24を宛先とする電話番号をかけ、CBT24での受信状態に関する情報をSLT23で受信する。これをLCT11に設けられるモニタ等に表示し、解析することによってRT−LE間の通話路の状態を調べることができる。
【0028】
ここで、電話機18のいずれかが接続されている回線を試験しようとする場合、例えば、電話機19−1から電話機18の内、現在試験をしている回線につながっている電話18−iに対して発呼があった場合に、電話機19−1からの呼が試験をしている回線に送られないように、LE14に対し、着信規制をかける必要がある。そこで、RT10のSPT12に着信規制制御部25を設け、着信規制をかけるべきことを共通信号線方式の制御メッセージとして送信するようにする。該制御メッセージはSPT12から出力されるコマンドをMC13が共通信号線メッセージとして構築し、集線部26において、AN20の標準的なインタフェースであるV5.2の信号フォーマットの一部に埋め込んで、送信する。V5.2インタフェースの信号フォーマットは、後述するように、第0から第31のタイムスロットの32個のタイムスロットが1単位となっている。共通信号線方式では、このうち、第16タイムスロットに、どの局番の電話回線から発呼があったかという情報を挿入して送信する。本実施形態では、この第16タイムスロットの空いているフィールドに着信規制コマンドあるいは着信規制解除コマンドを設定して、伝送路インタフェース27から伝送路34を介して、LE14に送信するようにする。
【0029】
CT21では、RT10から受け取った信号を伝送路インタフェース28を介して、TSI(Time Slot Interchange)29に入力する。TSI29では、タイムスロットの入れ換え等を行い、制御信号検出部30が通話路試験に必要な制御信号を抜き出し、これを、試験制御部31に送る。TSI29を通過した信号は、LEインタフェース32を介してLE14のANインタフェース33に送られる。MC15はANインタフェース33から入力される信号の中からV5.2インタフェースのフレームの情報を抜き出し、これを着信規制信号検出部16に送る。着信規制信号検出部16は、その中から着信規制メッセージや着信規制解除メッセージを検出する。この着信規制メッセージや着信規制解除メッセージは、当該コマンドに変換されて保守者がLE14を制御するために使用する監視制御部17に送られる。監視制御部17は該コマンドが入力されると、保守者から入力されるコマンドと同様にして、LE14の分配段通話路36に、試験中の回線に対し着信規制や着信規制解除を実施する制御信号を出す。このような構成により、通話路試験を行う保守者が、LE14とAN20を介して接続された、LE14から遠方にあるRT10の側にいたとしても、LE14を遠隔制御して試験回線の着信規制及び着信解除規制を首尾良く行うことが出来る。
【0030】
図3は、第1の実施形態における着信規制制御部25の構成例を示すブロック図である。
本実施形態の着信規制制御部25では、従来の構成要素の他に、MC13に送るコマンドを生成する構成要素が含まれている。LCT11からSPT12へ被試験回線の指定と通話路試験開始命令が送出される。通話路試験制御部40は、着信規制信号制御部43に着信規制コマンドの生成を命令する。着信規制信号制御部43では、着信規制コマンドの生成手順を実行し、着信規制コマンドを生成し、回線ID書込部42へ出力すると共に、該回線ID書込部42に対して、該着信規制コマンドに、LCT11から指定された着信規制をかける被試験回線のIDを書込むように指示する。回線ID書込部42により該被試験回線IDが書込まれた着信規制コマンドは、回線ID書込部42から着信規制コマンドレジスタ41に送られ、一旦記憶されてからMC13に送信される。なお、被試験回線IDが付加された着信規制解除コマンドも同様に着信規制信号制御部43、回線ID書込部42、及び着信規制コマンドレジスタ41を介してMC13に送信される。
【0031】
その他の構成要素44〜47は、図15で説明した同一名称の構成要素と同じである。
図4は、第1の実施形態における着信規制信号検出部16の構成例を示すブロック図である。
【0032】
着信規制信号検出部16は、着信規制メッセージ検出部44、及びコマンド変換部45からなっている。MC15からメッセージを受け取ると、着信規制メッセージ検出部44は、MC15から送信されたメッセージを解析し、着信規制メッセージを検出する。着信規制メッセージ検出部44で検出された着信規制メッセージは、コマンド変換部45に送られ、コマンド変換部45は該着信規制メッセージをLE14の監視制御部17のプロセッサが実行可能な着信規制コマンドに変換し、監視制御部17に送信する。監視制御部17は、保守者がLE14の分配段通話路36(交換機の本体)内の回線の接続を制御するために設けられている装置であって、保守者のコマンド入力により、分配段通話路36の回線接続を変えたり、指定された回線に着信規制をかけたりする。コマンド変換部45から着信規制コマンドが入力されると、監視制御部17は、このコマンドにより指定された回線に着信規制が行われるように、保守者のコマンドの入力無しに、分配段通話路36へ制御信号を送る。なお、着信規制解除コマンドに対する動作も着信規制コマンドに対するものとほぼ同様である。
【0033】
図5は、共通信号線方式における第16タイムスロットのコントロール・プロトコル・メッセージのメッセージ構造について説明する図である。
RT10側のMC13とLE14側のMC15間での着信規制メッセージと着信規制解除メッセージの通信においては、ITU−T G.703/704に規定されている2,048Kb/s信号におけるタイムスロット16に流れるコントロール・プロトコル・メッセージの中の空きビット列を用いる。同図(a)に示すように、1つのフレームは第0から第31までの32個のタイムスロットからなっており、この1つのフレームが0番から15番まで連続して、マルチフレームを構成している。同図(b)に示すように、ETS300 347では、第16タイムスロットにさまざまなプロトコルレイヤを規定しているが、その内、コントロール・ファンクション・エレメントの未使用のメッセージを用いる。例えば、“0011001”、着信規制解除であれば、例えば、“0011010”を定義する。なお、着信規制・解除に用いるメッセージは、“0011001”から“1111111”までの中の任意のビット列を使用することが可能である。
以下、図6〜8を参照して、MF信号を用いた着信規制システムの実施形態について説明する。
【0034】
図6は、本発明の第2の実施形態であるMF信号を用いた着信規制システムのブロック図である。
なお、同図で上記図2と同じ構成要素には同じ参照符号を付してある。
【0035】
RT10にいる保守者がLCT11を使用して任意の回線のRT−LE間の通話路試験を開始する。LCT11からSPT12aへ被試験回線の指定と通話路試験開始命令が送出されると、SPT12aはCBT51に向かって発呼し、CBT51までの回線を確立する。このときCBT51は、発呼者の加入者番号を記録する。その直後にSPT12a内の通話路試験制御部はMF発振器を介して、MF信号化された着信規制コード(例えば、“#112#”)をCBT51へ送出する。
【0036】
LE14に設けられた着信規制信号検出部52では、このMF信号(着信規制信号)を検出し、CBT51が記録している発呼者の加入者番号を取り出す。そして、該着信規制信号と該発呼者の加入者番号情報によって、LE14の監視制御部17における着信規制コマンド(例えば、“SPS TER、N:xxx−xxxx”。ただし、“xxx−xxxx”は被試験回線の加入者番号を示す。)に変換する。これをLE14の監視制御部17に投入することにより、LE14は被試験回線に着信規制を施し、被試験回線に対する第三者からの着呼はLE14で規制され、該被試験回線の通話路試験時におけるRT−LE間の通話路への影響は防止される。
【0037】
着信規制解除信号についても同様である。CBT51がSPT12aに返信発呼し、CBT−SPT間の回線が確立した後、MF信号化された着信規制解除コード(例えば、“#112*”)をSPT12aからCBT51へ送出する。
【0038】
LE14の着信規制信号検出部52は、着信規制解除信号を検出し、これをCBT51が記録している発呼者の加入者番号を用いて、LE14の監視制御部17における着信規制解除コマンド(例えば、“SPR N:xxx−xxxx”)に変換し、続いて、これをLE14の監視制御部17に投入することにより、LE14は被試験回線への着信規制を解除し、加入者回線は通常状態に戻る。
【0039】
通話路試験を行う場合には、LCT11から保守者が被試験回線を指定して試験開始命令を入力する。すると、SPT12aは、SLIC22を介して、CBT51に対して該被試験回線の加入者番号により発呼する。CBT51は、該加入者番号を記録する。次に、SPT12aは、着信規制制御部53から着信規制コードをMF発振器の発振するトーン信号によってCBT51に対して送信する。CBT51では、トーン信号に載せられた着信規制信号(着信規制コード)を受信すると、これを着信規制信号検出部52に送信する。すると、着信規制信号検出部52は、CBT51に記録されている加入者番号から、どの回線を着信規制するかを検出して、当該着信規制コマンドを監視制御部17に送信する。監視制御部17は、受け取った着信規制コマンドに基づいて、分配段通話路36に着信規制をかける。そして、上記被試験回線のRT−LE間の通話路試験を行い、試験が終了すると、着信規制制御部53から着信規制解除信号(着信規制解除コード)が送信される。着信規制信号検出部52は、該着信規制解除信号を受け取ると監視制御部17に対し、当該着信規制解除コマンドを渡す。監視制御部17では、該着信規制解除コマンドの入力により、分配段通話路36に対し通話路試験中に着信規制がかかっていた上記被試験回線の着信規制を解除する指示を出す。
【0040】
その他の構成要素の動作は、前述した第1の実施形態と同様なので説明を省略する。
図7は、第2実施形態における着信規制制御部53の構成例を示すブロック図である。
【0041】
同図の着信規制制御部53においては、通話路試験制御部56、通話路試験測定部44、呼制御部46、及びリレー制御部45の前述の構成に加え、トーン信号を送出するMF発振器57、着信規制信号制御部55が設けられている。通話路試験の開始は、前述の通りであって、通話路試験制御部56からリレー制御部45に、呼制御部46を介して発呼の指示が出力され、発信音を通話路試験測定部56で受けると、次に、ダイヤルパルスあるいはダイヤルトーンが、リレー制御部45あるいは、MF発振器57から出力される。回線がつながると、次に、通話路試験制御部56から指示を受けた着信規制信号制御部55が、着信規制を行うべき旨の命令をコードとして生成し、MF発振器57を制御して、該コードに対応する着信規制信号をMF発振器57から送信させる。また、通話路試験が終わった場合には、着信規制信号制御部55が通話路試験制御部56から指示を受けて、MF発振器57に着信規制解除コードに対応する着信規制解除信号を送出させる。
【0042】
図8は、第2の実施形態の着信規制信号検出部52の構成を示す図である。
CBT5からMF(トーン)信号で送られてきた着信規制信号は、着信規制信号検出部58によって検出され、これをコマンド変換部59が監視制御部17が解読できる着信規制コマンドに変換する。監視制御部17はこの着信規制コマンドの入力を受けて、分配段通話路36に該着信規制コマンドにより指定されている被試験回線への着信規制をかける。そして、該被試験回線の通話路試験が終了すると、CBT5からMF信号で送られてくる着信規制解除信号を着信規制信号検出部58が検出し、これをコマンド変換部59が解読し、当該着信規制解除コマンドに変換して、監視制御部17に送る。監視制御部17では、この着信規制解除コマンドの入力により分配段通話路36に上記被試験回線の着信規制解除を命令する。
【0043】
図9〜12を用いて本発明の第3の実施形態であるE1フレームビットを用いた着信規制システムの実施形態について説明する。
図9は、E1フレームビットを用いた着信規制システムのブロック図である。
【0044】
なお、同図において、図2と同じ構成要素には同じ参照符号を付してある。
RT10にいる保守者がLCT11を使用して任意の回線のRT−LE間の通話路試験を開始する。LCT11からSPT12bへ被試験回線の指定と通話路試験開始命令が送出されると、SPT12bの着信規制信号制御部60内の通話路試験制御部は被試験回線ID(例えば、二進数“001”)を回線ID書き込み部に書き込み、これを着信コマンドレジスタに記憶されている着信規制コマンド(例えば、二進数“1”)と共に伝送路IF(インタフェース)27に送る。伝送路IF27は、ITU−T G.703に規定されているE1フレームビットSa4、Sa5、Sa6に被試験回線IDを、Sa8に着信規制コマンドを挿入し、LE14に送出する。
【0045】
LE14側のAN IF部33で当該E1フレームビットを検出し、着信規制信号検出部61で着信規制コマンド(E1フレームビットSa8)を検出し、該検出によりLE14の監視制御部17における着信規制コマンド(例えば、“SPS TER、N:xxx−xxxx”、ただし、“xxx−xxxx”は被試験回線の加入者番号を表す。)に変換する。これをLE14の監視制御部17に投入することにより、LE14は被試験回線に着信規制を施し、該被試験回線に対する第三者からの着呼はLE14で規制され、該被試験回線の通話路試験時において、RT−LE間の通話路への影響は防止される。
【0046】
着信規制解除信号についても同様である。着信規制制御部60の通話路試験制御部はE1フレームのビットSa8に着信規制解除コマンド(例えば、二進数“0”)を挿入し、LE14へ送出する。LE14内の着信信号検出部61は、これを、着信規制解除コマンド(例えば、“SPR N:xxx−xxxx”)に変換し、これをLE14の監視制御部17に投入することにより、LE14は被試験回線への着信規制を解除し、加入者回線は通常状態に戻る。
【0047】
第3実施形態においては、SPT12b内の着信規制制御部60が着信規制コマンドを生成し、これを、伝送路IF27に出力する。伝送路IF27では、集線部26から入力した信号を、伝送路(あるいは伝送装置)34に送出するE1フレームに組み立てる。そして、このE1フレームの当該ビットに着信規制制御部60から入力された着信規制コマンドを組み込んで、挿入して、送信する。このE1フレームはLE14のAN IF部33で分解され、通信に必要なメッセージは、MC15で抽出される。一方、E1フレームに含まれている着信規制コマンドは、着信規制信号検出部61に送られ、監視制御部17用の着信規制コマンドに変換されて監視制御部17に送られる。監視制御部17は、入力される着信規制コマンドを解析し、分配段通話路36に当該被試験回線への着信規制をかけさせる。
【0048】
着信規制解除コマンドも同様であって、SPT12の着信規制制御部60から出力され、伝送路IF27でE1フレームビットに挿入されてLE14へ送られる。このようにして送られた着信規制解除コマンドは、AN IF部33で抽出され、着信規制信号検出部61に送られる。着信規制信号検出部61で検出された着信規制制御部60から送信された着信規制解除コマンドは監視制御部17用の着信規制解除コマンドに変換されて監視制御部17に送られ、監視制御部17の制御により分配段通信路36において被試験回線に対する着信規制が解除される。
【0049】
なお、上記第1〜第3実施形態において、監視制御部17に対する着信規制コマンドや着信規制解除コマンドは、上述のようなキャラクタベースのコマンドである必要はなく、例えば、監視制御部17が、GUI(Graphical User Interface)を有する端末で構成されており、このGUIが提供するコマンドを実行するように構成されていても良い。
【0050】
図10は、第3の実施形態における着信規制制御部60の構成を示す図である。
なお、図3と同じ構成要素には同じ参照符号を付してある。
【0051】
通話路試験制御部70は、呼制御部46に指令をだし、リレー制御部45はリレーを閉じて、回線の接続可能状態とする。通話路試験測定部が発信音を受信したら、通話路試験制御部70は呼制御部46に相手先電話番号を送信するように命令を出す。呼制御部46はリレー制御部45あるいはMF発振器47を制御して、ダイヤルパルスあるいはダイヤルトーンを送信させる。また、通話路試験制御部70は、着信規制信号制御部73を介して、回線ID書込部72にコマンドに被試験回線IDを書込み、これを、着信規制コマンドレジスタ71に送る。そして、着信規制コマンドレジスタ41に記憶されている着信規制コマンドと、回線ID書込部72から着信規制コマンドレジスタ41に書込まれた被試験回線IDは、伝送路IF27に送られる。伝送路IF27は、E1フレームビットに上記被試験回線IDと上記着信規制コマンドを挿入し、該E1フレームをLE14へ送信する。
【0052】
図11は、第3の実施形態における着信規制信号検出部61の構成を示す図である。
受信されたE1フレーム内の着信規制コマンドあるいは、着信規制解除コマンドは、AN IF部33で抽出されて、着信規制コマンド検出部81で検出される。そして、該検出されたコマンドは、コマンド変換部82で監視制御部17が解釈可能な着信規制コマンドもしくは着信規制解除コマンドに変換され、監視制御部17に出力される。そして、監視制御部17により、解釈される。監視制御部17は、該解釈後、分配段通話路36を制御して、LE14に被試験回線の着信規制あるいは着信規制解除を実施させる。前述したように、監視制御部17は、保守者が使用するLE制御用端末であり、通常、保守者のコマンド入力によりLE14の分配段通話路36の回線接続等を制御するものである。
【0053】
図12は、E1フレームビットへの着信規制信号(被試験回線ID、及び着信規制もしくは着信規制解除コマンド)挿入位置を示す図である。E1フレームビットは、同図(a)に示されるように、図5で説明したフレームと同じフォーマットのフレームにおいて、第0番のタイムスロットに含まれるビットである。
【0054】
図12(b)は、E1フレームのSaビットの位置を示す図である。同図(b)に示されるように、マルチフレームを構成する0〜15番のフレームの第0番のタイムスロット内の、同図で四角の太枠で囲まれた2つの部分が、それぞれ、Sa4、Sa5、Sa6ビット及びSa8ビットの設定フィールドである。ここで、“S7”と示されているビットが使用されていないのは、このビットがANのV5.2インタフェースにより使用されているために着信規制信号、あるいは、着信規制解除信号として使用できないためである。これらのSaビットのうち、“S4”、“S5”、“S6”と示されているビットは、着信規制あるいは着信規制解除を行う被試験回線IDが設定されるものである。“S8”と示されているビットには、着信規制、あるいは着信規制解除コマンドがバイナリデータ(“0”または“1”)として設定される。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、加入者系ネットワークにおいて、加入者側端局から通話路試験実行中に交換機に対して着信規制コマンド及び着信規制解除コマンド送信することができ、該通話路試験中において、被試験回線に対する第三者からの着信を規制するよう交換機を制御できる。また、通話路試験を含めた加入者系ネットワークの回線試験の効率向上に寄与することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の原理説明図である。
【図2】本発明の第1の実施形態である共通信号線方式を用いた着信規制システムのブロック図を示し、特に標準インタフェースであるV5.2インタフェースでANとLEとを接続しているシステムのブロック図を示す。
【図3】第1実施形態における着信規制制御部の構成例を示すブロック図である。
【図4】第1実施形態における着信規制信号検出部の構成例を示すブロック図である。
【図5】共通信号線方式における第16タイムスロットのコントロール・プロトコル・メッセージのデータ構造について説明する図である。
【図6】本発明の第2実施形態であるMF信号を用いた着信規制システムの構成を示すブロック図である。
【図7】第2実施形態における着信規制制御部の構成例を示す図である。
【図8】第2実施形態における着信規制信号検出部の構成例を示す図である。
【図9】本発明の第3実施形態であるE1フレームビットを用いた着信規制システムの構成を示すブロック図である。
【図10】第3実施形態における着信規制制御部の構成例を示す図である。
【図11】第3実施形態における着信規制信号検出部の構成例を示す図である。
【図12】E1フレームビットへの着信規制信号挿入位置を示す図である。
【図13】加入者系ネットワークの基本構成を示す図である。
【図14】従来の加入者系ネットワークのシステム構成を示す図である。
【図15】従来の通話路試験部の構成を示す図である。
【符号の説明】
1、10 RT(加入者側端局)
2、12、12a、12b SPT
3、25、53、60 着信規制制御部
4、14 LE(交換機)
5、16、52、61 着信規制信号検出部
6、17 監視制御部
11 LCT
13、15、50 MC
18、19 電話機
20 AN(加入者系ネットワーク)
21 CT(交換機側端局)
22 SLIC
23 SLT
24、51 CBT
26 集線部
27、28 伝送路IF
29 TSI
30 制御信号検出部
31 試験制御部
32 LE IF
33 AN IF
40、56 通話路試験制御部
41、71、72 着信規制コマンドレジスタ
42 回線ID書込部
43、55、73 着信規制信号制御部
44 着信規制メッセージ検出部
45、59、82 コマンド変換部
57 MF発振器
58 着信規制信号検出部
81 着信規制コマンド検出部

Claims (12)

  1. 加入者側端局装置と局側端局装置及び前記加入者側端局装置と前記局側端局装置を接続する伝送路からなる加入者系ネットワークの回線試験システムにおいて、
    通話路試験の進行状況を監視し、着信規制信号及び着信規制解除信号の生成を制御する手段と、
    被試験回線のIDを着信規制信号及び着信規制解除信号に挿入する手段と、
    該着信規制信号及び該着信規制解除信号を共通信号線方式の制御メッセージとして構成する手段と、
    該制御メッセージを出力する手段とを備える着信規制制御部を前記加入者側端局装置に設け
    上記被試験回線IDが設定された着信規制メッセージ及び着信規制解除メッセージを検出する手段と、
    該着信規制メッセージ及び該着信規制解除メッセージを、それぞれ、交換機の着信規制コマンド及び着信規制解除コマンドに変換する手段と、
    交換機の監視制御部に該着信規制コマンド及び該着信規制解除コマンドを投入する手段とを備える着信規制信号検出部を前記加入者ネットワークを収容する交換機に設け、
    前記着信規制制御部と前記着信規制信号検出部間で、共通信号線方式のメッセージを使用した着信規制信号及び着信規制解除信号を送受信することにより、交換機を制御することを特徴とする加入者系ネットワークの回線試験システム。
  2. 加入者側端局装置と局側端局装置及び前記加入者側端局装置と前記局側端局装置を接続する伝送路からなる加入者系ネットワークの回線試験システムにおいて、
    通話路試験の進行状況を監視し、着信規制信号及び着信規制解除信号の生成を制御する手段と、
    着信規制信号及び着信規制解除信号をMF信号用のコードとして生成する手段と、
    該コードをMF信号化して送出するMF発振器とを備える着信規制制御部を前記加入者側端局装置に設け
    着信規制及び着信規制解除のためのMF信号を検出する手段と、
    該検出された着信規制及び着信規制解除のためのMF信号を、それぞれ、交換機の着信規制コマンド及び着信規制解除コマンドに変換する手段と、
    交換機の監視制御部に該着信規制コマンド及び該着信規制解除コマンドを投入する手段とを備える着信規制信号検出部を前記加入者ネットワークを収容する交換機に設け、
    前記着信規制制御部から送出された着信規制及び着信規制解除のためのMF信号を、前記着信規制信号検出部に送信する通信手段を備え、
    前記着信規制制御部と前記着信規制信号検出部間で、MF信号を使用した着信規制信号及び着信規制解除信号を送受信することにより、交換機を制御することを特徴とする加入者系ネットワークの回線試験システム。
  3. 加入者側端局装置と局側端局装置及び前記加入者側端局装置と前記局側端局装置を接続する伝送路からなる加入者系ネットワークの回線試験システムにおいて、
    通話路試験の進行状況を監視し、着信規制信号及び着信規制解除信号の生成を制御する手段と、
    E1フレームSa4、Sa5、Sa6の3ビットに挿入するために被試験回線のIDを二進数として該着信規制信号及び着信規制解除信号に挿入する手段と、
    着信規制信号及び着信規制解除信号を二進数として、E1フレームSa8ビットに挿入するべき信号として生成する手段と、
    該着信規制信号及び着信規制解除信号及び被試験回線のIDを送出する手段とを備える着信規制制御部を前記加入者側端局装置に設け
    着信規制メッセージ及び着信規制解除メッセージを検出する手段と、
    着信規制メッセージ及び着信規制解除メッセージを交換機の着信規制コマンドに変換する手段と、
    交換機の監視制御部に着信規制コマンド及び着信規制解除コマンドを投入する手段とを備える着信規制信号検出部を前記加入者ネットワークを収容する交換機に設け、
    前記着信規制制御部と前記着信規制信号検出部間で、E1フレームビットを使用した着信規制信号及び着信規制解除信号を送受信することにより、交換機を制御することを特徴とする加入者系ネットワークの回線試験システム。
  4. 加入者装置と交換機の間に設けられる加入者系伝送システムを介した通話路試験を行う装置であって、
    加入者系伝送システムを介して、交換機に着信規制命令あるいは着信規制解除命令を送信する着信規制制御手段を前記加入者系伝送システム内の加入者側端局装置に設け、
    該着信規制制御手段からの着信規制命令あるいは着信規制解除命令を受信する着信規制信号検出手段を前記交換機に設け、
    該着信規制信号検出手段で受信された着信規制命令あるいは着信規制解除命令に基づいて、交換機の分配段通話路に着信規制あるいは着信規制解除を命ずる監視制御手段とを備えることを特徴とする加入者系ネットワークの回線試験システム。
  5. 前記着信規制制御手段は、前記加入者系ネットワークにおいて規定されるデータフォーマットに埋め込んで着信規制命令あるいは着信規制解除命令を送出することを特徴とする請求項4に記載の加入者系ネットワークの回線試験システム。
  6. 前記データフォーマットは、V5.2インタフェースに定められるデータフォーマットであることを特徴とする請求項5に記載の加入者系ネットワークの回線試験システム。
  7. 前記着信規制制御手段は、共通信号線方式を利用して、着信規制命令あるいは着信規制解除命令を送信することを特徴とする請求項6に記載の加入者系ネットワークの回線試験システム。
  8. 前記着信規制制御手段は、トーン信号を利用して着信規制命令あるいは着信規制解除命令を送信することを特徴とする請求項6に記載の加入者系ネットワークの回線試験システム。
  9. 前記着信規制制御手段は、E1フレームビットを使用して着信規制命令あるいは着信規制解除命令を送信することを特徴とする請求項6に記載の加入者系ネットワークの回線試験システム。
  10. 前記着信規制制御手段は、着信規制信号及び着信規制解除信号を生成する着信規制信号制御手段と、
    該着信規制信号及び該着信規制解除信号に、着信規制あるいは着信規制解除を行う回線のIDを書込む回線ID書込手段と、
    該着信規制信号制御手段と、該回線ID書込手段とで生成された着信規制コマンドあるいは着信規制解除コマンドを一時的に記憶し、これらコマンドを送出する着信規制コマンドレジスタと、を備えることを特徴とする請求項5に記載の加入者系ネットワークの回線試験システム。
  11. 前記着信規制制御手段は、着信規制信号及び着信規制解除信号を生成する着信規制信号制御手段と、
    該着信規制信号制御手段によって制御され、着信規制信号あるいは着信規制解除信号をトーン信号として出力するMF発振器と、を備えることを特徴とする請求項5に記載の加入者系ネットワークの回線試験システム。
  12. 前記着信規制信号検出手段は、受信された着信規制命令あるいは着信規制解除命令をコマンドとして検出する着信規制コマンド検出手段と、
    該検出されたコマンドを交換機の制御用のコマンドに変換するコマンド変換手段と、を備えることを特徴とする請求項4に記載の加入者系ネットワークの回線試験システム。
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