JP3708127B2 - 温水洗浄装置 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、人体を温水で洗浄する温水洗浄装置に関するものである。
背景技術
従来、この種の温水洗浄装置としては、図8に示すようなものがあった(例えば実開昭61−26776号公報)。
図8において、1は給水タンクであり、ここから水がポンプ2により吸引され、給水管3を通って分岐点4に至る。分岐点4からバイパス管5が分岐され、ヒータ6とタンク温度検出器7を備えた湯タンク8を迂回して、ステッピングモータ10によって駆動される弁11を備えた混合装置12を経て混合室13において、湯タンク8からの給湯管14と再び合流している。混合室13には、混合湯の温度を検出する温度検出器15が設けられており、ここで検出される温度が所定値となるように、ステッピングモータ10と弁11によってバイパス管5を通る流量が制御され、洗浄用のノズル16へ供給される温水の温度を調節している。
また近年、住環境が高度化し、年間を通じて室内の温度湿度の変化が少なくなっている。このことは反面、菌類やかび類の増殖に適した環境となっている。中でも、便所においては特に顕著である。近年、普及している衛生洗浄便座装置は、暖房便座や水噴出ノズルを備えているため、便座装置が温暖、高湿に保たれる。そのため、便座装置やそれに付随する構成部材にはかびや細菌(たとえば大腸菌やレジオネラ菌等)の増殖による汚染や、ヌメリ状態が発生し、非衛生的になりやすい場合がある。これらの汚染は塩素系やアルコール系の漂白剤、もしくは洗剤で洗浄して清潔にしていた。
しかしながら、洗剤等によって清浄化することができるのは便座装置の外装部材だけであり、便座装置の内部にある通水系を構成する部材の清掃は困難である。このような汚れを長期間放置すると部材が劣化したりまた不潔であるという課題がある。上記のような従来の温水洗浄装置においては、混合装置12の混合室13から洗浄用のノズル16までの通水系は40℃前後ないし常温であり、比較的かびや細菌の増殖がしやすい温度となり、その汚染された通水系を経た温水で人体局部を洗浄することになるという心配があった。
発明の開示
本発明は、上記課題を解決するもので、長期間使用しても部材に菌類やかび類による汚染が発生せず衛生的であり、特に清掃の困難な通水系内部を衛生的に保つ温水洗浄装置を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するため、第1の発明における温水洗浄装置は、人体を洗浄するための温水を吐出する吐出ノズルと、前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路の少なくとも一部を直接的にまたは間接的に高温殺菌する高温殺菌手段と、前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路に設けた流量制御弁と、前記高温殺菌手段は、高温殺菌モード信号を受けて高温殺菌の動作を制御する高温殺菌制御手段を備え、前記高温殺菌制御手段により前記流量制御弁が所定の流量となるように制御することを特徴としたものある。
また第の発明における温水洗浄装置は、人体を洗浄するための温水を吐出する吐出ノズルと、前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路の少なくとも一部を直接的にまたは間接的に高温殺菌する高温殺菌手段とを有し、前記高温殺菌手段は、高温殺菌モード信号を受けて高温殺菌の動作を制御する高温殺菌制御手段を備え前記高温殺菌制御手段は、空気加熱手段および空気加圧手段によって発生した高温の空気を前記温水流路から流出させるようにして殺菌するものである。
また第の発明における温水洗浄装置は、上記第1の発明において、高温の湯を用いて殺菌するものである。
さらに第の発明における温水洗浄装置は、加熱手段と、前記加熱手段に接続された給水管と、前記給水管からの水と前記加熱手段により加熱された湯の混合比率を制御する混合弁と、前記混合弁に接続された吐出ノズルと、前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路に設けた流量制御弁と、前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路を前記混合弁からの高温の湯により殺菌する動作を制御する高温殺菌制御手段とを備え、前記高温殺菌制御手段により前記流量制御弁が所定の流量となるように制御することを特徴としたものである。
さらに第の発明における温水洗浄装置は、加熱手段と、前記加熱手段により加熱される湯の温度を検出する湯温検出器と、前記加熱手段により加熱される湯の温度を制御する加熱温度制御手段と、前記加熱手段に接続された給水管と、前記給水管より分岐し前記加熱手段を迂回するバイパス管と、前記バイパス管からの水と前記加熱手段により加熱された湯の混合比率を制御する電気的駆動手段を備えた混合弁と、前記加熱手段に接続された出湯管と前記バイパス管とが合流する温水管と、前記温水管に接続された吐出ノズルと、前記混合弁の下流の温水温度を検出する混合温度検出器と、前記温水管を流れる温水温度を設定する設定器と、前記設定器による設定温度と前記混合温度検出器により検出される温度を比較して、前記混合弁を制御する混合温度制御手段と、高温殺菌モード信号を受けて前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路を高温の湯により殺菌する動作を制御する高温殺菌制御手段とを設けたものである。
さらに第の発明における温水洗浄装置は、上記第1から第までの発明のいずれかにおいて、殺菌のための温度を55℃〜70℃に設定することを特徴とするものである。
さらに第の発明における温水洗浄装置は、上記第1から第までの発明のいずれかにおいて、所定の時間間隔毎に、自動的に高温殺菌を行うことを特徴とするものである。
またさらに第の発明における温水洗浄装置は、上記第1から第までの発明のいずれかにおいて、高温殺菌時に吐出ノズルからの噴流が人体に当たらないように流量を制御することを特徴とするものである。
またさらに第の発明における温水洗浄装置は、上記第1から第までの発明のいずれかにおいて、高温殺菌時に吐出ノズルからの噴流が人体に到達しないように吐出量を制限する流量制御手段を備えたものである。
またさらに第10の発明における温水洗浄装置は、高温殺菌終了後に湯の温度が安全な温度に低下したことを検知し所定時間経過した時に高温殺菌モードを終了する安全温度終了手段を備えたものである。
またさらに第11の発明における温水洗浄装置は、人の有無を検知する人体検知手段と、前記人体検知手段が人体の有を検知しているとき高温殺菌することを禁止する高温殺菌作動禁止手段を備えたものである。
またさらに第12の発明における温水洗浄装置は、人体を洗浄するための温水を吐出する吐出ノズルと、前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路の少なくとも一部を直接的にまたは間接的に高温殺菌する高温殺菌手段と、人の有無を検知する人体検知手段を有し、前記高温殺菌手段は、高温殺菌モード信号を受けて高温殺菌の動作を制御する高温殺菌制御手段を備え、前記人体検知手段が人体の有を検知しているとき高温殺菌することを禁止する高温殺菌作動禁止手段を備えたことを特徴とするものである。
またさらに第13の発明における温水洗浄装置は、加熱手段と、前記加熱手段に接続された給水管と、前記給水管からの水と前記加熱手段により加熱された湯の混合比率を制御する混合弁と、前記混合弁に接続された吐出ノズルと、前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路を前記混合弁からの高温の湯により殺菌する動作を制御する高温殺菌制御手段と、人の有無を検知する人体検知手段とを備え、前記人体検知手段が人体の有を検知しているとき高温殺菌することを禁止する高温殺菌作動禁止手段を備えたことを特徴とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例1の温水洗浄装置のシステム構成図である。
第2図は、本発明の実施例2の温水洗浄装置のシステム構成図である。
第3図は、本発明の実施例3,4の温水洗浄装置のシステム構成図である。
第4図は、本発明の実施例5の温水洗浄装置のシステム構成図である。
第5図は、本発明の実施例6の温水洗浄装置のシステム構成図である。
第6図は、本発明の実施例7の温水洗浄装置のシステム構成図である。
第7図は、本発明の実施例8の温水洗浄装置のシステム構成図である。
第8図は、従来の温水洗浄装置のシステム構成図である。
発明を実施するための最良の形態
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
図1は,本発明の実施例1の温水洗浄装置のシステム構成図である。
図1において給水管17より供給された水は、減圧手段18および流路を開閉する開閉弁19を経てヒータ20を備えた加熱手段21に至る。加熱手段21から人体を洗浄するための温水を吐出する吐出ノズル22に至る温水流路23には、サーミスタ等にてなる温度検出器24およびモータ等にてなる電気的駆動手段で駆動される流量制御弁25が設けられている。
加熱手段21内のヒータ20によって加熱された湯の温度は、温度検出器24によって検出される。加熱温度制御手段26は、温度検出器24の出力信号をフィードバックして、予め設定された温度になるようにヒータ20を制御する。
この温水洗浄装置の操作は、設定器27によって行われる。設定器27には、洗浄スイッチ28、停止スイッチ29、温度設定スイッチ30、流量設定スイッチ31、高温殺菌スイッチ32が設けられている。通常、温度設定スイッチ30によって、人体洗浄時の湯の温度は人間にとって快適な40℃前後に設定されている。
設定器27に設けられた洗浄スイッチ28を押すと、制御器33からの司令によって流量制御弁25および開閉弁19の流路が開成される。この時、流量制御弁25の弁開度は流量設定スイッチ31で設定された流量に比例しているため、流量設定スイッチ31で設定された流量の水が吐出ノズル22から噴出し人体を洗浄する。
洗浄を終えるときには、停止スイッチ29を押すと、制御器33からの司令によって、開閉弁19が閉じられ洗浄を停止する。
また、高温殺菌スイッチ32を押した場合、制御器33内の高温殺菌制御手段34が高温殺菌モード信号を受けて、流量制御弁25が少量の流量位置になるように、流量制御弁25の電気的駆動手段を駆動するとともに、湯の温度が60℃前後になるように加熱温度制御手段26に指令を出す。すると吐出ノズル22からは少量の60℃前後の湯が垂れ落ちる程度になる。この状態において、温水流路23や流量制御弁25、および吐出ノズル22の通水系内部などが所定の時間高温殺菌される。その後、高温殺菌制御手段34は、湯の温度が40℃程度になるように加熱温度制御手段26に指令を出した後、40℃程度の湯が吐出ノズル22から吐出するまでの時間が経過するのを待って開閉弁19を閉止し、高温殺菌モードを終了させる。
従来の温水洗浄装置においては、混合装置12の混合室13から洗浄用のノズル16までの通水系は40℃前後ないし常温という、比較的かびや細菌の増殖がしやすい温度であったため、その汚染された通水系を経た温水で人体局部を洗浄することになるという心配があった。
以上のように本発明の実施例1によれば、人体を洗浄するための温水を吐出する吐出ノズル22と、その吐出ノズル22および吐出ノズル22に至る温水流路23を高温殺菌する高温殺菌手段により、清掃が困難な通水系内部も高温殺菌され、菌類やかび類による汚染の発生を防止して、清潔な温水で人体を洗浄できる衛生的な温水洗浄装置を提供することができる。
また高温の湯による殺菌のため、薬剤等による殺菌のように薬剤を補給する手間も不要で、かつ残留薬剤等による副作用の心配もない。
さらに、加熱手段21は、人体洗浄のために温水にする機能と高温殺菌のために高温の湯にする機能の両方に兼用できるため、装置を大型化したり高い価格にせずに、上記の殺菌効果が実現される。
(実施例2)
図2は、本発明の実施例2の温水洗浄装置のシステム構成図である。
実施例1と特に異なる点は、空気圧発生手段35および空気加熱手段36を温水流路23に接続させるように設け、その空気圧発生手段35および空気加熱手段36によって発生した加熱空気が温水流路23を経て吐出ノズル22から流出するようにしたところである。なお、実施例1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
設定器70に設けられた洗浄スイッチ28を押すと、制御器62からの司令によって流量制御弁25および開閉弁19の流路が開成される。この時、流量制御弁25の弁開度は流量設定スイッチ31で設定された流量に比例しているため、流量設定スイッチ31で設定された流量の水が吐出ノズル22から噴出する。
同時に、エアーポンプである空気圧発生手段35も運転されるので、温水流路23には加熱手段21で加熱された温水と空気圧発生手段35からの空気とが混合された状態でながれ、温度検出器24および流量制御弁25を経て、吐出ノズル22から噴出し人体を洗浄する。
この通常の洗浄時には、温度検出器24の出力信号が制御器62にフィードバックされて、予め設定器70上の温度設定スイッチ30によって設定された40℃前後の温度になるように、加熱温度制御手段68が加熱手段21内のヒータ20を制御する。このときもし給水管17からの水温が冷たすぎる等によって、ヒータ20による加熱を最大にしても、温度検出器24での検出温度が温度設定スイッチ30によって設定された所望の温度以下である場合には、加熱温度制御手段68から空気圧発生手段35と空気加熱手段36とに指令が送られ、空気圧発生手段35によって加圧された空気が、空気加熱手段36によって加熱され温水流路23に混入される。すると吐出ノズル22からは加熱された加圧空気が混合された温水が噴出する。
このように温水に加熱された加圧空気が混入されることにより、流量の少ない温水でも勢いよく吐出ノズル22から噴出し人体に当たるので、洗浄効果が高い。したがって節水が可能であるとともに、水を加熱するための電力も少なくてすみ節電もできる。さらに、使用する温水の流量が少ないため、一回の洗浄に必要な温水をあらかじめタンクに加熱して準備しておく、いわゆる貯湯式ではなく、加熱手段21が瞬間的に加熱する方式を採ることが可能となる。したがって、貯湯式ではできなかった温水温度を任意の温度に随時変更することができるようになる。また、貯湯するためのタンクが不要なので、装置全体を小型化することもできる。
洗浄を終えるときには、停止スイッチ29を押すと、制御器62からの司令によって、開閉弁19が閉じられた後、空気圧発生手段35および空気加熱手段36からの加熱された加圧空気が、温水流路23内に残っている温水を吐出ノズル22から押し出して排水し、温水流路23から吐出ノズル22に至る内部を乾燥させて停止する。
また、設定器70上の乾燥スイッチ37を押すと、開閉弁19は閉じられて水および温水は遮断されたまま、空気加熱手段36からの加熱された空気が、温水流路23を経て吐出ノズル22から噴出し、人体の皮膚表面に当たって乾燥させる。加熱された空気の温度は温度検出器24から制御器62にフィードバックされて、加熱温度制御手段68が空気加熱手段36をコントロールして適温を保つ。停止スイッチ29を押せば全ての動作が停止する。
このように、空気圧発生手段35および空気加熱手段36によって、洗浄のみならず洗浄後の人体洗浄部を乾燥させる機能も兼ね備えることができ、別に乾燥装置を設けなくてよいため装置全体を小型化できる。しかも、洗浄動作の後、温水流路23および吐出ノズル22を乾燥させるため、菌類やかび類による汚染の発生を防止して、温水流路を清潔に保つことができる。
また、高温殺菌スイッチ32を押した場合は、制御器62内の高温殺菌制御手段73が高温殺菌モード信号を受けて、開閉弁19を閉じたまま、高温の空気が温水流路23を経て吐出ノズル22から流出するように、空気圧発生手段35と空気加熱手段36とを制御する。その空気の温度は温度検出器24から制御器62にフィードバックされて、加熱温度制御手段68が空気加熱手段36をコントロールして、その温度を殺菌に適した温度に保つ。この状態において、温水流路23や流量制御弁25、および吐出ノズル22の通水系内部などが所定の時間高温殺菌される。
その後、高温殺菌制御手段73は空気加熱手段36を停止させ、空気圧発生手段35からの常温の空気を用いて温水流路23を冷却し、温水流路23が安全な温度まで低下する時間が経過するのを待って高温殺菌モードを終了させる。
以上のように本発明の実施例2によれば、空気圧発生手段35によって加圧された空気を空気加熱手段36によって加熱し、温水流路23に混入させることによって、温水流路23および吐出ノズル22を高温の空気で殺菌し、菌類やかび類による汚染が発生せず衛生的に保つことができる。
なお、高温殺菌スイッチ32を押して、高温の空気が吐出ノズル22から流出しているときには、吐出ノズル22の噴流が人体に当たらないような位置に吐出ノズル22を移動させるため、使用者に高温の空気が当たって熱い不快な思いをさせないよう配慮してある。
(実施例3)
図3は、本発明の実施例3の温水洗浄装置のシステム構成図である。
図3において給水管17より供給された水は、減圧手段18および流路を開閉する開閉弁19を経て分岐点38に至る。分岐点38からは、ヒータ20を備えた湯タンク39で構成された加熱手段21および出湯管40を経て、モータにてなる電気的駆動手段41を備えた混合弁42の湯入口43に入る経路と、分岐点38からバイパス管44を経て混合弁42の水入口45に入る経路とが構成されている。湯タンク39には、加熱手段21のヒータ20によって加熱された湯の温度を検出するサーミスタにてなる湯温検出器46が設けられており、その湯温検出器46の出力信号をフィードバックして、予め設定された温度になるようにヒータ20を制御する加熱温度制御手段69が設けられている。
出湯管40の湯とバイパス管44の水とが混合弁42で混合されてできた温水を流量制御弁48へ送る温水流路23に、この温水温度を検出する混合温度検出器49が設けられ、この温水の設定器71による設定温度と混合温度検出器49により検出される実際の温度とを比較して、混合弁42の混合比を調節する混合温度制御手段50が設けられている。温水流路23の端部には、モータにてなる電気的駆動手段51を備えた流量制御弁48を介して吐出ノズル52,53が設けられている。
また、制御器63内に設けられた高温殺菌制御手段74は、設定器71からの高温殺菌モード信号を受けて、流量制御弁48を制御することで吐出ノズル52,53への流量を少量に制限し、混合弁42を調節して温水の温度を高温にする。吐出ノズル52,53は、前者が肛門洗浄用、後者がビデ洗浄用のノズルであり、その切り替えは流量制御弁48によって行われる。
この温水洗浄装置の操作は、設定器71によって行われる。設定器71には、肛門洗浄スイッチ54、ビデ洗浄スイッチ55、停止スイッチ29、温度設定スイッチ30、流量設定スイッチ31、高温殺菌スイッチ32が設けられている。
設定器71に設けられた肛門洗浄スイッチ54を押すと、制御器63からの司令によって流量制御弁48および開閉弁19の流路が開成される。この時、流量制御弁48の弁開度は流量設定スイッチ31で設定された流量に比例しているため、流量設定スイッチ31で設定された流量の水が吐出ノズル52から噴出する。同時に吐出ノズル52は水圧により突出する。
このとき、予め湯タンク39内で沸き上げられていた湯と、バイパス管44を経た水は混合され、混合温度検出器49で検出される温度が設定器71の温度設定スイッチ30で設定した温度になるように、混合弁42が混合比を調節する。
洗浄を終えるときには、停止スイッチ29を押すと、制御器63からの司令によって、開閉弁19が閉じられ止水が行われるとともに、流量制御弁48も停止位置に移動する。洗浄水の供給が停止すると、肛門洗浄用の吐出ノズル52はばねにより収納される。
ビデ洗浄スイッチ55を押した場合、ビデ洗浄用の吐出ノズル53が突出して、肛門洗浄の場合と同様に洗浄が行なわれる。
また、高温殺菌スイッチ32を押した場合は、制御器63内の高温殺菌制御手段74が高温殺菌モード信号を受けて、電気的駆動手段41によって混合弁42のバイパス管44側の弁を絞り出湯管40側の弁を開き、同時に流量制御弁48が少量の流量位置になるように電気的駆動手段51を制御する。すると吐出ノズル52からは加熱手段21からの少量の高温の湯が垂れ落ちる状態になる。この状態において、温水流路23や流量制御弁48、および吐出ノズル52の通水系内部などが所定の時間高温殺菌される。続いて、吐出ノズル53側においても同様のことが行われる。さらにその後、高温殺菌制御手段74は混合弁42の電気的駆動手段41によって、温水の温度が40℃程度になるように混合比を調節し、40℃程度の温水が吐出ノズル53から吐出される時間を待って開閉弁19を閉止し、高温殺菌モードを終了させる。
従来の温水洗浄装置においては、混合装置12の混合室13から洗浄用のノズル16までの通水系は40℃前後ないし常温という、比較的かびや細菌の増殖がしやすい温度であったため、その汚染された通水系を経た湯水で人体局部を洗浄することになるという心配があった。
以上のように本発明の実施例3によれば、清掃が困難な通水系内部が高温殺菌され、菌類やかび類による汚染が発生せず衛生的に保つことができる。
(実施例4)
本発明の実施例4も、実施例3と同じ図3を用いて説明する。
実施例3と異なる点は、湯の温度が55℃〜70℃になるように、加熱温度制御手段69が加熱手段21を制御し、混合温度検出器49の検出温度が55℃〜70℃になるように、高温殺菌制御手段74が混合弁42を駆動する電気的駆動手段41を制御するところにある。すなわち実施例4の要点は、高温殺菌の温度を55℃〜70℃とする点である。
加熱温度制御手段69は常に、湯タンク39内の湯温を55℃〜70℃に維持するように、湯温検出器46で温度を検出しながらヒータ20を制御する。したがって湯タンク39内はいつも55℃〜70℃で高温殺菌されており、かびや細菌が発生したり増殖したりすることなく、清潔で衛生的に保たれる。
また、高温殺菌スイッチ32を押した場合は、高温殺菌制御手段74が高温殺菌モード信号を受けて、電気的駆動手段41によって混合弁42のバイパス管44側の弁を絞り出湯管40側の弁を開き、同時に流量制御弁48が少量の流量位置になるように電気的駆動手段51を制御する。すると吐出ノズル52からは湯タンク39からの55℃〜70℃の少量の湯が垂れ落ちる状態になる。この状態において、温水流路23や流量制御弁48、および吐出ノズル52の通水系内部などが所定の時間高温殺菌される。続いて、吐出ノズル53側においても同様のことが行われる。さらにその後、高温殺菌制御手段74は混合弁42の電気的駆動手段41によって、温水の温度が40℃程度になるように混合比を調節し、40℃程度の温水が吐出ノズル53から吐出される時間を待って開閉弁19を閉止し、高温殺菌モードを終了させる。
本発明の実施例4によれば、55℃〜70℃の湯によって清掃が困難な通水系内部が高温殺菌され、菌類やかび類による汚染が発生せず衛生的に保つことができる。それとともに、混合弁42や流量制御弁48が故障した場合でも、瞬間やけどの心配がなくなる。
殺菌のための温度として、たとえば食品分野では、ビールの殺菌が55℃〜60℃、清酒の殺菌も55℃〜60℃、味噌の殺菌が60℃前後などの例があり、55℃〜70℃で十分殺菌作用が期待できる。ちなみに病原細菌の死滅温度は、例えば赤痢菌,腸チフス菌,パラチフス菌,病原性大腸菌,腸炎ビブリオ,ブルセラ菌,連鎖球菌,ブドウ球菌などいずれも60℃、緑膿菌はさらに低くて50℃であるといわれている。湯の温度は高いほど高温殺菌作用も大きいが、もし混合弁42や混合温度検出器49あるいは流量制御弁48等が故障した場合、人体に直接高温の湯が噴射されて瞬間やけどをおこす危険性がある。
本発明の実施例4のように湯タンク39の湯温を55℃〜70℃に保つことおよび高温殺菌制御手段34で混合弁42による制御温度を55℃〜70℃にすることによって、効果的な殺菌効果が得られるとともに、もし混合弁42および流量制御弁48が故障して湯タンク39の湯だけが人体に噴射された場合でも瞬間やけどを避けることができる。
なお、実施例1の場合において55℃〜70℃の湯を使用しても、実施例2の場合において55℃〜70℃の空気を使用しても同様の効果を得ることができる。
(実施例5)
図4は、本発明の実施例5の温水洗浄装置のシステム構成図である。
実施例3と異なる点は、高温殺菌制御手段74を所定の時間間隔毎に作動させる自動殺菌タイマー手段56を設けて、制御器63を制御器64としたことである。
本発明の実施例5によれば、設定器72上にある自動殺菌スイッチ57を「入」にした場合、制御器64内の自動殺菌タイマー手段56が高温殺菌制御手段74に高温殺菌モード信号を出力することによって、所定の時間間隔毎(たとえば1時間毎)に自動的に、温水経路23から流量制御弁48および吐出ノズル52,53に至る通水系が高温殺菌され、菌類やかび類による汚染が発生せずいつも衛生的で清潔に保つことができる。
なお、実施例1や実施例2においても、自動殺菌タイマー手段56を設けて自動的に高温殺菌を行うことにより、同様の効果を得ることができる。
(実施例6)
図5は、本発明の実施例6の温水洗浄装置のシステム構成図である。
実施例3と異なる点は、制御器65内の高温殺菌制御手段75の中にさらに流量制御手段58が設けられたことである。この流量制御手段58によって、吐出ノズル52,53からの噴流が人体に到達しないように流量が制限される。
本発明の実施例6によれば、流量制限手段58により、吐出ノズル52,53からの高温噴流が人体に到達しないように流量制御弁48によって流量が制限されるので、洗浄中にまちがって高温殺菌スイッチ32を押しても、使用者が熱く不快な思いをすることや、やけどを負うなどの心配がなく、安全でかつ衛生的な温水洗浄装置を提供することができる。
なお、実施例1や実施例2の場合でも、高温の湯や高温の空気が人体に当たらないように流量を制限することにより、同様の効果を得ることができる。
(実施例7)
図6は、本発明の実施例7の温水洗浄装置のシステム構成図である。
実施例3と異なる点は、制御器66内の高温殺菌制御手段76内に安全温度終了手段59が設けられたことである。この安全温度終了手段59は、高温殺菌モード終了時に、混合温度検出器49の検出温度が安全な温度になったことを検知し、所定時間経過した後に開閉弁19を閉止させる。
本発明の実施例7によれば、安全温度終了手段59により、高温殺菌モードが作動した直後には人体洗浄を行わせないため、吐出ノズルから熱い湯が吐出するような心配のない安全でかつ衛生的な温水洗浄装置を提供することができる。
なお、実施例1や実施例2の場合でも、高温殺菌終了後、湯や空気の温度が安全な温度に低下するまで人体洗浄を行わせないようにすれば、同様の効果を得ることができる。
(実施例8)
図7は、本発明の実施例8の温水洗浄装置のシステム構成図である。
実施例3と異なる点は、人の有無を検知する人体検知手段61(例えば、赤外線等を用いた検知装置)が、制御器67と接続するように設けられ、人体検知手段61が人体の有を検知しているとき、高温殺菌制御手段74が高温殺菌の動作を禁止するようにした点である。
本発明の実施例8によれば、人体検知手段61が人体の有を検知しているとき高温殺菌の動作が禁止されるので、人体に熱い湯が吐出する心配のない安全な温水洗浄装置を提供することができる。
なお、実施例1や実施例2のような場合でも、人体検知手段61を設け、人体の有を検知しているとき高温殺菌の動作を禁止すれば、同様の効果を得ることができる。
また上記実施例3から実施例8までにおいて、加熱手段21として湯タンク39をヒータ20で沸き上げる方式が採られているが、瞬間湯沸かし式や小さな湯タンクと瞬間湯沸かし式とを組み合わせた方式であってもよい。
また、流量制御弁25,48は給水管17にあってもよいし、単に温水の供給を供給・停止するだけの方式であってもよい。
さらに、混合弁42は分岐点38側にあってもよく、あるいは湯水の一方のみおよび双方を調節するいずれの構成でもよい。
なお、温水洗浄装置は、いずれの実施例も衛生洗浄便座装置における例で説明したがそれに限るものではなく、体を洗浄するシャワー装置においても同様の効果を得ることができる。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明の第1の発明によれば、清掃が困難な通水系内部も高温殺菌されるので、特に熱に弱い大腸菌やサルモネラ菌などの菌類や、かび類による汚染が発生せず衛生的に保つことができる。
また高温殺菌モード信号を受けて高温殺菌の動作を制御する高温殺菌制御手段を備えているので、操作の煩わしさなしに清掃が困難な通水系内部も高温殺菌され、菌類やかび類による汚染が発生せず衛生的に保つことができる。
また第の発明によれば、上記第1または第2の発明において、高温の空気を用いて高温殺菌することで、菌類やかび類による汚染が発生せず衛生的に保つことができる。
また第の発明によれば、上記第1または第2の発明において、高温の湯を用いて高温殺菌することで、菌類やかび類による汚染が発生せず衛生的に保つことができる。
また第の発明によれば、清掃が困難な通水系内部も高温殺菌され、菌類やかび類による汚染が発生せず衛生的に保つことができる。
また第の発明によれば、清掃が困難な通水系内部も高温殺菌され、菌類やかび類による汚染が発生せず衛生的に保つことができる。
さらに第の発明によれば、湯の温度が55℃〜70℃に設定されているため、湯がもし人体に触れることがあっても瞬間やけどの心配がなく、かつ効果的に菌類やかび類による汚染を防止できる。
さらに第の発明によれば、所定時間毎に自動的に高温殺菌が行われるので、菌類やかび類による汚染が発生せずいつも衛生的で清潔に保つことができる。
またさらに第の発明によれば、吐出ノズルからの噴流が人体に当たらないように流量を制御することにより、高温殺菌動作がいつ作動しても、使用者に熱い不快な思いをさせたり、やけどを負わせるなどの心配なしに、通水系を清潔に保つことができる。
またさらに第の発明によれば、吐出ノズルからの噴流が人体に到達しないよう吐出量を制限するため、高温殺菌動作がいつ作動しても、使用者に熱い不快な思いをさせたり、やけどを負わせるなどの心配なしに、通水系を清潔に保つことができる。
またさらに第10の発明によれば、高温殺菌モードが作動した直後には人体洗浄を行わせないため、吐出ノズルから熱い湯が吐出する心配のない安全な温水洗浄装置を提供することができる。
上記第11、12,13の発明によれば、人体検知手段が人体の有を検知しているときは高温殺菌を禁止するため、人体に熱い湯が吐出する心配のない安全な温水洗浄装置を提供することができる。

Claims (13)

  1. 人体を洗浄するための温水を吐出する吐出ノズルと、前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路の少なくとも一部を直接的にまたは間接的に高温殺菌する高温殺菌手段と、前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路に設けた流量制御弁と、前記高温殺菌手段は、高温殺菌モード信号を受けて高温殺菌の動作を制御する高温殺菌制御手段を備え、前記高温殺菌制御手段により前記流量制御弁が所定の流量となるように制御することを特徴とした温水洗浄装置。
  2. 人体を洗浄するための温水を吐出する吐出ノズルと、前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路の少なくとも一部を直接的にまたは間接的に高温殺菌する高温殺菌手段とを有し、前記高温殺菌手段は、高温殺菌モード信号を受けて高温殺菌の動作を制御する高温殺菌制御手段を備え前記高温殺菌制御手段は、空気加熱手段および空気加圧手段によって発生した高温の空気を前記温水流路から流出させるようにして殺菌することを特徴とする温水洗浄装置。
  3. 高温殺菌手段は、高温の湯を用いて殺菌する請求項1記載の温水洗浄装置。
  4. 加熱手段と、前記加熱手段に接続された給水管と、前記給水管からの水と前記加熱手段により加熱された湯の混合比率を制御する混合弁と、前記混合弁に接続された吐出ノズルと、前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路に設けた流量制御弁と、前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路を前記混合弁からの高温の湯により殺菌する動作を制御する高温殺菌制御手段とを備え、前記高温殺菌制御手段により前記流量制御弁が所定の流量となるように制御することを特徴とした温水洗浄装置。
  5. 加熱手段と、前記加熱手段により加熱される湯の温度を検出する湯温検出器と、前記加熱手段により加熱される湯の温度を制御する加熱温度制御手段と、前記加熱手段に接続された給水管と、前記給水管より分岐し前記加熱手段を迂回するバイパス管と、前記バイパス管からの水と前記加熱手段により加熱された湯の混合比率を制御する電気的駆動手段を備えた混合弁と、前記加熱手段に接続された出湯管と前記バイパス管とが合流する温水管と、前記温水管に接続された吐出ノズルと、前記混合弁の下流の温水温度を検出する混合温度検出器と、前記温水管を流れる温水温度を設定する設定器と、前記設定器による設定温度と前記混合温度検出器により検出される温度を比較して、前記混合弁を制御する混合温度制御手段と、高温殺菌モード信号を受けて前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路を高温の湯により殺菌する動作を制御する高温殺菌制御手段を備えた温水洗浄装置。
  6. 殺菌のための温度を55℃〜70℃に設定する請求項1〜のいずれか1項記載の温水洗浄装置。
  7. 所定の時間間隔毎に、自動的に高温殺菌を行う請求項1〜のいずれか1項記載の温水洗浄装置。
  8. 高温殺菌時に吐出ノズルからの噴流が人体に当たらないように流量を制御する請求項1〜のいずれか1項記載の温水洗浄装置。
  9. 高温殺菌時に吐出ノズルからの噴流が人体に到達しないように吐出量を制限する流量制御手段を備えた請求項1〜のいずれか1項記載の温水洗浄装置。
  10. 高温殺菌終了後に温度が安全な温度まで低下したことを検知し所定時間経過した時に高温殺菌モードを終了する安全温度終了手段を備えた請求項1〜のいずれか1項記載の温水洗浄装置。
  11. 人の有無を検知する人体検知手段と、前記人体検知手段が人体の有を検知しているとき高温殺菌することを禁止する高温殺菌作動禁止手段を備えた請求項1〜のいずれか1項記載の温水洗浄装置。
  12. 人体を洗浄するための温水を吐出する吐出ノズルと、前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路の少なくとも一部を直接的にまたは間接的に高温殺菌する高温殺菌手段と、人の有無を検知する人体検知手段を有し、前記高温殺菌手段は、高温殺菌モード信号を受けて高温殺菌の動作を制御する高温殺菌制御手段を備え、前記人体検知手段が人体の有を検知しているとき高温殺菌することを禁止する高温殺菌作動禁止手段を備えたことを特徴とする温水洗浄装置。
  13. 加熱手段と、前記加熱手段に接続された給水管と、前記給水管からの水と前記加熱手段により加熱された湯の混合比率を制御する混合弁と、前記混合弁に接続された吐出ノズルと、前記吐出ノズルおよび前記吐出ノズルに至る温水流路を前記混合弁からの高温の湯により殺菌する動作を制御する高温殺菌制御手段と、人の有無を検知する人体検知手段とを備え、前記人体検知手段が人体の有を検知しているとき高温殺菌することを禁止する高温殺菌作動禁止手段を備えたことを特徴とする温水洗浄装置。
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