JP3706986B2 - 防災型病院 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防災型病院に関し、特に、採用している水平避難システムの防火扉に防火区画間の圧力差を形成して防火区画の確立を安全確実にする防災型病院に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物に防災上の避難計画を確立しておくことは重要な課題であり、各種防災設備の配置やメンテナンスが義務付けられている。特に、病院や老健施設においては最も大切なテーマであり、大規模な医療施設、老人介護施設においては、従来から図13に示すように、火災時に避難して安全性を確保する目的で建物の外周部にバルコニーを設置する事例が多く採用されてきた。
しかし、この方式は、建物の外観が画一的になること、建物の外周部に設置されたバルコニーは日常的にはほとんど使用されないばかりでなく、被災に際しての避難時においては下記の理由から有効に機能しないものがあるとの指摘があるように、あまり適当な計画とは言えないものがある。
【0003】
一般の病院60は建物の両側に配置された複数の病室61と看護婦が詰めているナースステーション62を中心にして、デイルーム63及びエレベーター室64等の諸設備室で構成されている。
そして、建物の周辺には上述のように避難路としてのバルコニー65が回廊の如く病室間の境もなく設置されているが、一般の病院においては、自力避難できる患者の割合は約5割程度であり、ストレッチャーや車椅子での避難を考慮すると、避難上充分なバルコニー幅員を確保していると言い難いものや、建物によっては窓台を跨ぐ避難を前提にしているものも見受けられ、避難に有効なバルコニーとは言い難いものがある。
【0004】
このため、安全区画を形成してフロアの安全性を確保する対策として水平避難方式が提案されている。水平避難方式は、図14に示めすように、フロアーを廊下66に設けた防火扉67によって複数の区画68,69に区分しておき、仮に区画68の病室70から火災が発生した場合に、火災ゾーンの区画78からの避難者が滞留できる非火災ゾーンの区画69に逃げ込むことで避難者の安全性を確保しようとする方法であり、自力避難、階段を使っての避難の困難な入院患者の多い施設においては有効な考え方である。
【0005】
水平避難システムは、非火災ゾーンの区画を形成して避難者の滞留を安全にしているが、その手段は火災ゾーンから積極的に排煙を実施して火災ゾーンの火炎と煙を最小限の区画に留め、他の区画に拡大するのを防止しようとしているが、火災の勢いが強力な場合には防火区画の扉から火煙が漏れてくるのを阻止することは困難であり、排煙装置も280℃程度で停止させていたために煙の排出ができず避難者の滞留時間や安全性をそれ以上に向上させるものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、水平避難システムの防火扉に火災区画と非火災区画間の圧力差を形成して防火区画の確立を確実にして、外観を美麗にし、避難時の安全性の向上を図れる低コストに建設できる防災型病院を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による防災型病院は、防火区画を形成するために防火扉を廊下に配置する水平避難システムを構成し、防火扉の火災側と非火災側との間に圧力差を形成することを特徴としている。
又、これに用いる防火扉としては、防火区画部に配置される防煙たれ壁を2分し自閉状にヒンジ止めされた分割防煙たれ壁と、分割防煙たれ壁により召合せ部で抑えられ分割防煙たれ壁の下方に配置され自閉状にヒンジ止めされる双方向に片開きの防火扉で構成し、分割防煙たれ壁と防火扉とが閉鎖する時には分割防煙たれ壁を閉鎖状態に固定する防煙たれ壁連動防火扉であり、自閉状にヒンジ止めされた両開きの親扉と、親扉よりも小径で親扉に自閉状にヒンジ止めされ親扉と反対方向に両開きの子扉から構成されるスイング型防火扉である。
さらに、本発明による防災型病院は、扉のヒンジ止めをトルク調整可能にして圧力差の確立を容易にしていることを特徴とするものであり、病院における防火区画の形成を確立し、避難時の安全性の向上を図っている。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明による防災型病院を、図面に基づいて以下に説明する。
図1は、本発明による防災型病院の平面計画図である。本実施の形態では、防災型病院1は防火区画2、3を耐火構造の壁4で形成してあり、防火区画2、3を連通する廊下には防火扉5を配置しており、従来の病院に必至であった各階外周辺に設けられていたバルコニーを廃止して外観を美麗にしている。
本発明の実施の形態の説明では、防火区画2は非火災区画とし、防火区画3を火災が発生した病室6が存在する火災区画と仮定している。
本発明による実施の形態では、防火扉5を境にして、非火災区画側は防煙のために加圧(+)状態の形成が行われており、火災区画側は排煙のために減圧(−)状態の形成が行われている。
【0009】
図2は、図1で示した本発明による防災型病院を模擬的に部分表示した平面図である。
防火区画2は非火災区画であり、防火区画3は火災病室6がある火災区画である。防火扉5は、S字型に開く片面の扉7、8から構成されており、火災区画3からの避難に対処すると同時に火炎と煙の非火災区画への拡大を阻止している。
【0010】
図3は、図2で示した本発明による防災型病院のイーイ矢視の断面図である。
防火扉5には、防煙たれ壁9が片面の扉7、8の上部に設けられており、廊下の壁には片面の扉の戸袋10が形成されている。
廊下の天井と壁には、所定の部分に空調用の給気口11と排気口12がそれぞれ配備されており、通常時には空調として給、排気を行っているが、火災発生時には防火扉5の両側に圧力差を生じるように活用される。
【0011】
即ち、火災時には、非火災区画2側の空調機を加圧防煙用の給気装置として兼用するものであり、給気口11からの空気の供給を強めて非火災区画2側の空気圧を高めて火災区画3から火炎や煙が伝搬してくるのを阻止している。火災区画3側の排気口12に関しては排気口から排煙をすることで、相乗的な防煙効果を図っている。
【0012】
次に、本発明による防災型病院に適した防災扉について説明する。
図4は、防災扉のひとつである防煙たれ壁連動防火扉の立面図である。
防煙たれ壁連動防火扉21は、双方向に片開きの開閉扉であり、片面の扉22、23はそれぞれが上部の分割防煙たれ壁24と召合せ部25で当接した形態に構成している。防煙たれ壁連動防火扉21は、常用される防火扉と同様にヒンジ止め35され戸袋に収納されているので、防火区画を形成する必要が生じた場合には、感知器との連動で常用される電磁レリーズのような常時開放式扉保持機構(図示せず)が作動し防煙たれ壁連動防火扉21を閉鎖して図示のように自動的に閉鎖状態を形成する。
【0013】
図5、6は、図4の各部を部分断面的に示しており、図5は、図4矢視イーイの閉鎖状態にある防火扉を示している。
片面の扉22と23は、互いの閉鎖状態が密になるように、召合せ部26において片面の扉22の内部端を切り欠いてあり、相手方である片面の扉23の内部端がこれに係合して防煙区画の閉鎖状態を確立している。
正常時の防煙たれ壁連動防火扉21は、常時開放の原則に従って、想像線で図示するように廊下の壁27に設けてある戸袋28に納められている。分割防煙たれ壁24と片面の扉22もしくは23とは召合せ部25で押さえ込んで一体に収納されており、分割防煙たれ壁24に設けてある常用される電磁レリーズなどの常時開放式扉保持機構(図示せず)によって片面の扉と共に開放状態を維持している。
【0014】
図6は、図4における分割防煙たれ壁の矢視ローロの断面図である。
図において、分割防煙たれ壁24と片面の扉22とは召合せ部25によって係合関係になっており、分割防煙たれ壁24が扉枠29の上部中央に設けてある戸当り30に当接することで閉鎖位置を特定している。
分割防煙たれ壁24の上部にはラッチ33が装備されており、扉枠29に形成してある窪み32と係合することで、分割防煙たれ壁24が閉鎖状態を保持するように固定する働きをしている。
【0015】
図7は、分割防煙たれ壁24を固定してからの片面の扉22、23の開放状態を示している。
分割防煙たれ壁24は、戸当り30と窪み32に挿入されたラッチ33とによって閉鎖状態を形成しており、廊下の天井面を伝わってくる炎や煙が火災区域から非火災区域に拡大して行くのを阻止している。
一方、片面の扉22、23は基本的には防火区画を維持しながら火災区画から避難してくる人々への避難口を片開きの扉によって確保しているものである。
【0016】
防煙たれ壁連動防火扉21は、自閉状のヒンジ止め35している。
ヒンジを自閉状に付勢するためにはつる巻きバネを採用して、自閉するときの回動速度や防火区画を形成してからの扉前後の圧力差に対する開閉力の平衡を図っている。本発明による防災型病院では、空調の風量と扉前後の圧力差の関係が重要な要素になってくるからである。
図8に示すように、「扉通過風量による扉前後の圧力差と扉開度」関係によれば、空調機の風量を変えるためにファン回転数等を上昇させて扉通過風量を増大しても圧力差はあまり増大していないが、つる巻きバネの巻き込み数を変えることで扉前後の圧力差を調整して扉開度を制御することの方が影響力の大きいことが判明している。
【0017】
図9は、他の実施の形態である、スイング型防火扉の立面図である。
スイング型防火扉41は、同方向に両開きの開閉扉であり、片面の扉42、43はそれぞれが扉枠44にヒンジ止め47された親扉45と親扉45にヒンジ止め48された子扉46とから構成されている。
スイング型防火扉41は、常用される防火扉と同様にヒンジ止め47され戸袋に収納されているので、防火区画を形成する必要が生じた場合には、感知器との連動で防火扉に常用される電磁レリーズのような常時開放式扉保持機構(図示せず)が作動してスイング型防火扉41を閉鎖して図示のように自動的に閉鎖状態を形成する。
【0018】
図10は、親扉と子扉との係合関係を示す図9イーイ矢視の断面図である。
図示のように、親扉45は扉枠44の上側に設けられた戸当り49に当接して閉鎖状態を形成しており、親扉45の開放は図の右側を示す矢印50の方向である。
上述のように、子扉46は親扉45にヒンジ止め48しており親扉45の開口部上辺に設けてある召合せ部51で係合しているので、親扉45の開放は子扉46と一体に行われることになる。
子扉46の開放は、親扉45との召合せ部51の関係から図の右側を示す矢印52の方向である。
【0019】
図11は、片面の扉同志の係合関係を示す図9ローロ矢視の断面図である。
片面の扉42の係合面53には、扉の縦方向に溝54が形成してある。溝54には、バネ55で支えられた扉の全高にわたる突起56が嵌入されており、相手方である片面の扉43の係合面57に設けられた浅い溝58に挿入されている。突起56の先端部分は、扉を閉鎖させる時に係合面57の円形傾斜面に沿ってバネに抗して押圧され、随時後退しながら作動し最終的に図示のように浅い溝58に納まるものであり、閉鎖時の密閉度を高めて火災区画からの火炎や煙の伝搬を防止している。
【0020】
図12は、片面の扉の開放をそれぞれ別の状態で示す斜視図である。
スイング型防火扉41は、本来、片面の扉42、43を同一方向に開放、閉鎖させることで、避難通路の確保を廊下の全域に近い範囲に拡大しているものであるが、それぞれの避難方向に対する扉の開放状態を以下に説明する。
避難の方向が親扉45の開放方向である場合を片面の扉42は例示している。
この例では、親扉45と子扉46とが召合せ部51によって一体になって開放されることになり、廊下一杯に拡大した大きな避難路を形成できる。
次に、避難方向が親扉45の開放方向と逆である場合を片面の扉43で例示している。この例では、親扉45は扉枠44の戸当り49によって開放を阻止されるので、子扉46のみが開放することになり、両開きによる拡大した避難路を形成できる。
以上のように、スイング型防火扉は、狭い廊下の場合でも避難時のストレッチャー等の介助行動を損なうことなく安全性の向上を確立できる。
【0021】
上述したように、スイング型防火扉41は、自閉状のヒンジ止め47、48で壁に取付けされている。
前記実施の形態と同様に、本実施の形態でもつる巻きバネを採用して自閉するときの回動速度や防火区画を形成してからの扉前後の圧力差に対する開閉力の平衡を図っている。
この選択は、火災時における空調設備の稼働、特に本発明による防災型病院では、扉前後の圧力差を大きくとれることが重要な要素になってくるからであり、本実施の形態の場合においても、つる巻きバネの巻き込み数を変えることで防火扉の開閉力を適度に調整しているからである。
【0022】
以上詳細に説明したように、本発明による防災型病院は、防火区画を形成する水平避難システムの防火扉部分に、火災区画と非火災区画間の圧力差を形成することで、防火区画の確立を確実にし、外観を美麗にして、避難時の安全性の向上を図って低コストに建設できるものであるが、本発明は上記実施の形態に何ら制限されるものでなく、発明の趣旨に反しない範囲において種々の展開が含まれることは当然のことである。
【0023】
【発明の効果】
本発明による防災型病院は、防火区画を形成するために防火扉を廊下に配置する水平避難システムを構成し、防火扉の火災側と非火災側との間に圧力差を形成することを特徴としているので、従来配備することが必須であった避難用のバルコニーを廃止して建築コストを低減し、防火区画における火災区画と非火災区画の形成を確実にして、避難する際の滞留時間の延長と待避の安全性を向上させる効果を発揮している。。
【0024】
又、これに用いる防火扉として、防火区画部に配置の防煙たれ壁を2分し自閉状にヒンジ止めされた分割防煙たれ壁と、分割防煙たれ壁により召合せ部で抑えられて分割防煙たれ壁の下方に配置され自閉状にヒンジ止めされる双方向に片開きの防火扉で構成し、分割防煙たれ壁と防火扉とが閉鎖する時には分割防煙たれ壁を閉鎖状態に固定する防煙たれ壁連動防火扉と、自閉状にヒンジ止めされた両開きの親扉と、親扉よりも小径で親扉に自閉状にヒンジ止めされ親扉と反対方向に両開きの子扉から構成されるスイング型防火扉とを採用しているので、病院における防火扉の常時開放、非常時閉鎖の機能を確立し、防火と避難通路の拡大とを充分に図って、避難時の介助行動等をし易くして介護負担の低減と安全性を高める効果を奏している。
【0025】
さらに、本発明による防災型病院は、扉のヒンジ止めをトルク調整可能にして圧力差の確立を容易にしているので、火災時における防火区画の形成を確立し、避難時の安全性の向上を図り、併せて扉の開閉力を制御して防火区画間の圧力差を長期にわたって容易に維持管理することにも効率的に対応できる効果を発揮している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による防災型病院の平面計画図
【図2】防災型病院を模擬的に部分表示した平面図
【図3】本発明による防災型病院のイーイ矢印の断面図
【図4】本発明に採用する防煙たれ壁連動防火扉の立面図
【図5】本発明による防煙たれ壁連動防火扉の断面図
【図6】本発明による防煙たれ壁連動防火扉の部分断面図
【図7】防火扉閉鎖時における防火扉開放時の斜視図
【図8】実験による空調機の回転トルクと防火扉のヒンジばねの特性図
【図9】本発明に採用するスイング型防火扉の立面図
【図10】スイング型防火扉の召合せ部断面図
【図11】片面の扉同志の係合部断面図
【図12】避難時における親扉、子扉の開放図
【図13】大規模病院の平面図
【図14】防火区画の形成図
【符号の説明】
1 防災型病院
2、3 防火区画
4 耐火間仕切り
5 防火扉
6 火災病室
7、8 片面の扉
9 防煙たれ壁
10 戸袋
11 給気口
12 排気口
21 防煙たれ壁連動防火扉
22、23 片面の扉
24 分割防煙たれ壁
25、26 召合せ部
27 廊下の壁
28 戸袋
29 扉枠
30 戸当り
32 窪み
33 ラッチ
35 ヒンジ止め
41 スイング型防火扉
42、43 片面の扉
44 扉枠
45 親扉
46 子扉
47、48 自閉状ヒンジ止め
49 戸当り
51 召合せ部
53、57 係合面
54 溝
55 バネ
56 突起
58 浅い溝
60 病院
61 病室
62 ナースステーション
63 デイルーム
64 エレベーター室
65 バルコニー
66 廊下
67 防火扉
68 火災区画
69 非火災区画
70 火元病室

Claims (3)

  1. 防火区画を形成するために防火扉を廊下に配置する水平避難システムを構成する防災型病院であって、防火扉の火災側と非火災側との間に圧力差を形成し、
    防火扉が、
    防火区画部に配置される防煙たれ壁を2分し自閉状にヒンジ止めされた分割防煙たれ壁と、
    該分割防煙たれ壁により召合せ部で抑えられて分割防煙たれ壁の下方に配置され自閉状にヒンジ止めされる双方向に片開きの防火扉と
    から構成され、
    該分割防煙たれ壁と該防火扉とが閉鎖する時には分割防煙たれ壁を閉鎖状態に固定する防煙たれ壁連動防火扉であることを特徴とする防災型病院
  2. 防火区画を形成するために防火扉を廊下に配置する水平避難システムを構成する防災型病院であって、防火扉の火災側と非火災側との間に圧力差を形成し、
    防火扉が、
    自閉状にヒンジ止めされた両開きの親扉と、
    該親扉よりも小径であって該親扉に自閉状にヒンジ止めされ該親扉と反対方向に両開きの子扉と
    から構成されるスイング型防火扉であることを特徴とする防災型病院。
  3. 扉のヒンジ止めがトルク調整可能であることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の防災型病院。
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