JP7359556B2 - 住宅 - Google Patents

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Description

本発明は、住宅に関する。
住宅において、1つの空間を複数の空間に分割することが求められることがある。例えば特許文献1には、住宅の間取りを変更するための間仕切り壁の一例が記載されている。
特開2008-81978号公報
ところで、間仕切り壁を用いた場合、間仕切り壁が使用されていない状態(間仕切り壁が通路を塞いでいない状態)において、間仕切り壁が通路の通行の妨げになる可能性がある。
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、間仕切り扉が設置された通路において、間仕切り扉が使用されていない時の通行を円滑にできる住宅を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本開示の一態様の住宅は、間仕切り壁と、前記間仕切り壁に面する通路を塞ぐ扉本体を備え、鉛直方向と平行な回転軸を中心に回転する間仕切り扉と、を備え、前記扉本体の厚さ方向が前記間仕切り壁の厚さ方向と同じである状態において、前記扉本体は、前記間仕切り壁に設けられる凹状の収納空間に収納される。
なお、上記の住宅の望ましい態様として、前記間仕切り扉は、前記扉本体に取り付けられ且つ前記扉本体の一方側から操作できる第1錠と、前記扉本体に取り付けられ且つ前記扉本体の他方側から操作できる第2錠と、を備える。
なお、上記の住宅の望ましい態様として、第1玄関錠を備える第1玄関扉と、第2玄関錠を備える第2玄関扉と、を備え、前記扉本体の厚さ方向が前記間仕切り壁の厚さ方向に対して直交する状態において、前記第1玄関扉は、前記扉本体に対して前記第1錠を操作できる空間側に配置され、前記扉本体の厚さ方向が前記間仕切り壁の厚さ方向に対して直交する状態において、前記第2玄関扉は、前記扉本体に対して前記第2錠を操作できる空間側に配置され、前記第2玄関錠を操作するための第2玄関鍵は、前記第1玄関錠を操作するための第1玄関鍵とは異なる鍵であり、前記第2錠を操作するための第2鍵は、前記第1錠を操作するための第1鍵と同じ鍵であり、前記第1鍵及び前記第2鍵は、前記第1玄関鍵及び前記第2玄関鍵とは異なる鍵である。
なお、上記の住宅の望ましい態様として、第1玄関錠を備える第1玄関扉と、第2玄関錠を備える第2玄関扉と、を備え、前記扉本体の厚さ方向が前記間仕切り壁の厚さ方向に対して直交する状態において、前記第1玄関扉は、前記扉本体に対して前記第1錠を操作できる空間側に配置され、前記扉本体の厚さ方向が前記間仕切り壁の厚さ方向に対して直交する状態において、前記第2玄関扉は、前記扉本体に対して前記第2錠を操作できる空間側に配置され、前記第2玄関錠を操作するための第2玄関鍵は、前記第1玄関錠を操作するための第1玄関鍵とは異なる鍵であり、前記第2錠を操作するための第2鍵は、前記第1錠を操作するための第1鍵と異なる鍵であり、前記第1鍵は、前記第1玄関鍵と同じ鍵であり前記第2鍵は、前記第2玄関鍵と同じ鍵である。
なお、上記の住宅の望ましい態様として、前記間仕切り扉は、前記扉本体に取り付けられるケースハンドルを備える。
なお、上記の住宅の望ましい態様として、前記間仕切り扉は、前記扉本体の厚さ方向が前記間仕切り壁の厚さ方向に対して直交する状態において前記扉本体を囲む枠と、前記扉本体と前記枠との間の隙間を塞ぐ密封部材と、を備える。
本開示の住宅によれば、間仕切り扉が設置された通路において、間仕切り扉が使用されていない時の通行を円滑にできる。
図1は、実施形態の住宅の平面図である。 図2は、実施形態の住宅の平面図である。 図3は、実施形態の住宅の平面図である。 図4は、実施形態の間仕切り扉の正面図である。 図5は、実施形態の間仕切り扉の背面図である。 図6は、実施形態の間仕切り扉の周辺の水平断面図である。 図7は、図6におけるA-A断面図である。 図8は、図6におけるB-B断面図である。 図9は、実施形態の間仕切り扉の側面図である。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という)により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
(実施形態)
図1から図3は、実施形態の住宅の平面図である。図4は、実施形態の間仕切り扉の正面図である。図5は、実施形態の間仕切り扉の背面図である。図6は、実施形態の間仕切り扉の周辺の水平断面図である。図7は、図6におけるA-A断面図である。図8は、図6におけるB-B断面図である。図9は、実施形態の間仕切り扉の側面図である。本実施形態の住宅100は、例えば集合住宅の一室である。住宅100の間取りは、住宅100の所有者(以下、単に所有者という)の生活様式に応じて変更できる。住宅100は、容易に間取りを変更できるように構成されている。
図1に示すように、住宅100は、第1玄関101と、第1玄関扉201と、第2玄関103と、第2玄関扉203と、居間105と、第1寝室107と、第2寝室109と、第3寝室111と、第1化粧室112と、第1台所113と、第1浴室114と、第1洗面所115と、第2浴室116と、第2洗面所117と、第2台所118と、通路119と、間仕切り壁90と、第1間仕切り扉20と、第2間仕切り扉50と、を備える。
図1に示すように、第1玄関101と第2玄関103とは、通路119によって繋がる。第1玄関101には、第1玄関扉201が設けられる。第2玄関103には、第2玄関扉203が設けられる。居間105は、第1玄関101と繋がる。第1寝室107、第2寝室109、及び第3寝室111は、居間105側からこの順に配置される。第1寝室107、第2寝室109、及び第3寝室111は、通路119と繋がる。第1台所113は、居間105と繋がる。第1洗面所115及び第1化粧室112は、通路119と繋がる。第2浴室116は、第1洗面所115と繋がる。第2洗面所117は、第2玄関103と繋がる。第2洗面所117は、化粧室を含む。
以下の説明においては、XYZ直交座標軸が用いられる。X軸は、水平方向と平行であって、且つ通路119の長手方向と平行な軸である。Y軸は、通路119の幅方向と平行な軸である。Z軸は、鉛直方向と平行な軸である。X軸と平行な方向のうち、第2玄関103から第1玄関101に向かう方向を+X方向とする。+X方向を向いた場合の右方向を+Y方向とする。鉛直方向のうち上方向を+Z方向とする。
図1に示すように、間仕切り壁90は、通路119に設けられる壁である。間仕切り壁90は、第1浴室114と通路119とを隔てる壁である。間仕切り壁90は、乾式壁である。図6に示すように、間仕切り壁90は、第1内装材91と、第2内装材93と、収納枠95と、密封部材98と、を備える。
図6に示すように、第1内装材91及び第2内装材93は、通路119に面する板状部材である。第2内装材93は、第1内装材91に対して、間仕切り壁90の中心90c側に配置される。収納枠95は、第1内装材91と第2内装材93とを連結する。収納枠95は、鋼等の金属で形成される。より具体的には、収納枠95は、厚さが1.5mm以上の鋼板又はステンレス鋼板で形成される。密封部材98は、収納枠95に取り付けられる。密封部材98は、収納枠95から第1間仕切り扉20に向かって突出している。密封部材98は、例えばゴム又は合成樹脂等で形成される。収納空間99は、第2内装材93及び収納枠95によって形成される凹状の空間である。収納空間99には、第1間仕切り扉20が収納される。また、第1内装材91を挟んだ収納空間99とは反対側には、第2間仕切り扉50を収納するための収納空間が形成される。
第1間仕切り扉20は、1つの空間を、互いに隔てられた2つの空間に分割するための装置である。本実施形態において、第1間仕切り扉20は、1つの世帯が住む空間を、2つ世帯が住む空間に分割するための装置である。第1間仕切り扉20は、通路119に配置される。第1間仕切り扉20は、通路119のうち、第1寝室107と第2寝室109との間である位置に配置される。第1玄関101、居間105、第1寝室107、第1台所113、及び第1洗面所115が、第1間仕切り扉20の一方側に配置される。第2玄関103、第2寝室109、第3寝室111、及び第2洗面所117が、第1間仕切り扉20の他方側に配置される。
第2間仕切り扉50は、1つの空間を、互いに隔てられた2つの空間に分割するための装置である。本実施形態において、第2間仕切り扉50は、1つの世帯が住む空間を、2つ世帯が住む空間に分割するための扉である。第2間仕切り扉50は、通路119に配置される。第2間仕切り扉50は、通路119のうち、第2玄関103側の端部に配置される。第1玄関101、居間105、第1寝室107、第2寝室109、第1台所113、及び第1洗面所115が、第2間仕切り扉50の一方側に配置される。第2玄関103、第3寝室111、及び第2洗面所117が、第2間仕切り扉50の他方側に配置される。
住宅100は、第1間仕切り扉20又は第2間仕切り扉50を開閉することによって、間取りを変更することができる。例えば、図1に示すように、第1間仕切り扉20が閉じられ且つ第2間仕切り扉50が開けられる。この場合、住宅100は、第1居住空間100aと第2居住空間100bとに分割される。例えば、所有者が、第1居住空間100aに住む。所有者の家族構成としては、夫婦2人等が想定される。第2居住空間100bには、例えば賃借人(第2居住空間100bを借りる者)等が住む。
例えば、図2に示すように、第1間仕切り扉20が開けられ且つ第2間仕切り扉50が閉じられる。この場合、住宅100は、第1居住空間100cと第2居住空間100dとに分割される。例えば、所有者が、第1居住空間100cに住む。所有者の家族構成としては、3人家族又は4人家族等が想定される。第2居住空間100dには、例えば賃借人等が住む。
例えば、図3に示すように、第1間仕切り扉20及び第2間仕切り扉50の両方が開けられる。この場合、住宅100は、1つの居住空間100eを構成する。例えば、所有者が、居住空間100e(住宅100)に住む。所有者の家族構成としては、4人家族等が想定される。
図4から図7に示すように、第1間仕切り扉20は、枠30と、扉本体21と、支持装置22と、第1錠23と、第2錠24と、ケースハンドル25と、密封部材26と、密封部材27と、固定部材28と、を備える。
枠30は、住宅100の構造材に固定される。構造材は、例えば住宅100の柱、梁又は壁等である。本実施形態において、枠30は、乾式耐火遮音間仕切壁に固定される。枠30は、例えば鋼等の金属で形成される。より具体的には、枠30は、厚さが1.5mm以上の鋼板又はステンレス鋼板で形成される。枠30は、間仕切り壁90の収納枠95と接続される。枠30は、扉本体21が閉じた状態において、扉本体21を囲む。扉本体21が閉じた状態とは、扉本体21の厚さ方向が間仕切り壁90の厚さ方向に対して直交する状態である。扉本体21が開いた状態とは、扉本体21の厚さ方向が間仕切り壁90の厚さ方向と同じである状態である。扉本体21の厚さ方向は、図6において紙面の上下方向である。間仕切り壁90の厚さ方向は、図6において紙面の左右方向である。図6は、扉本体21が閉じた状態を示す。
図6に示すように、扉本体21は、通路119を塞ぐ部材である。扉本体21は、例えば鋼等の金属で形成される。扉本体21は、水平方向から見て矩形である。扉本体21は、略直方体状であって、中空状である。扉本体21の内部には遮音材が充填される。遮音材は、例えばグラスウールである。遮音材は、断熱材としても機能する。
図6の2点鎖線で示すように、扉本体21が閉じた状態において、扉本体21は、間仕切り壁90の収納空間99に収納される。すなわち、扉本体21が閉じた状態において、扉本体21は、間仕切り壁90の収納空間99から突出しない。具体的には、扉本体21が閉じた状態において、扉本体21は、間仕切り壁90のうち最も通路119側に突出した端面951よりも間仕切り壁90の中心90c側に配置される。端面951は、収納枠95の側面である。
支持装置22は、扉本体21が回転軸Rを中心に回転できるように扉本体21を支持する装置である。回転軸Rは、Z軸と平行な軸である。図6に示すように、回転軸Rは、平面視で収納空間99と重なる。支持装置22は、例えばフロアヒンジである。
図4及び図6に示すように、第1錠23は、扉本体21に取り付けられる錠である。第1錠23は、例えばシリンダー錠である。第1錠23は、扉本体21が閉じた状態で扉本体21の+X方向側から操作できる。第1錠23は、扉本体21が閉じた状態で+X方向側に開口する鍵穴を備える。第1錠23を操作するための第1錠が鍵穴に差し込まれた状態で回転させられると、デッドボルトが扉本体21から突出する又は扉本体21に収納される。デッドボルトが枠30に嵌まった状態において、扉本体21は開閉できない。住宅100が図1に示すように第1居住空間100aと第2居住空間100bとに分割された場合、第1錠23は、第1居住空間100aの住人が操作できる。
図5及び図6に示すように、第2錠24は、扉本体21に取り付けられる錠である。第2錠24は、例えばシリンダー錠である。第2錠24は、扉本体21が閉じた状態で扉本体21の-X方向側から操作できる。第2錠24は、扉本体21が閉じた状態で-X方向側に開口する鍵穴を備える。第2錠24を操作するための第2錠が鍵穴に差し込まれた状態で回転させられると、デッドボルトが扉本体21から突出する又は扉本体21に収納される。デッドボルトが枠30に嵌まった状態において、扉本体21は開閉できない。住宅100が図1に示すように第1居住空間100aと第2居住空間100bとに分割された場合、第2錠24は、第2居住空間100bの住人が操作できる。
図1に示すように、扉本体21が閉じた状態において、第1玄関扉201は、扉本体21に対して第1錠23を操作できる空間(第1居住空間100a)側に配置される。扉本体21が閉じた状態において、第2玄関扉203は、扉本体21に対して第2錠24を操作できる空間(第2居住空間100b)側に配置される。第2玄関扉203に設けられる第2玄関錠207を操作するための第2玄関鍵は、第1玄関扉201に設けられる第1玄関錠205を操作するための第1玄関鍵とは異なる鍵である。本実施形態において、第2錠24を操作するための第2鍵は、第1錠23を操作するための第1鍵と同じ鍵である。また、第1鍵及び第2鍵は、第1玄関鍵及び第2玄関鍵とは異なる鍵である。
図4から図6に示すように、ケースハンドル25は、扉本体21に取り付けられる金具である。ケースハンドル25は、扉本体21の両面(正面及び背面)に取り付けられる。ケースハンドル25は、扉本体21に埋め込まれるケースと、ケースに収納されるハンドルと、を備える。ケースハンドル25のハンドルを回転させると、扉本体21から突出していたラッチが引っ込み、扉本体21が移動可能な状態となる。
図6に示すように、密封部材26は、扉本体21に取り付けられる。密封部材26は、枠30と扉本体21との間の隙間を塞ぐ部材である。扉本体21が閉じた状態において、密封部材26は、枠30に接する。密封部材26は、例えばゴム又は合成樹脂等で形成される。
図7に示すように、密封部材27は、固定部材28によって、扉本体21に取り付けられる。固定部材28は、板状部材であって、ボルト等によって扉本体21に固定される。密封部材27は、扉本体21と固定部材28とに挟まれることによって位置決めされる。固定部材28は、例えば巾木としても機能する。密封部材27は、枠30と扉本体21との間の隙間を塞ぐ部材である。密封部材27は、扉本体21の端部から枠30に向かって突出している。扉本体21が閉じた状態において、密封部材27は、枠30に接する。密封部材27は、例えばゴム又は合成樹脂等で形成される。
第2間仕切り扉50は、第1間仕切り扉20と同様に、枠30と、扉本体21と、支持装置22と、第1錠23と、第2錠24と、ケースハンドル25と、密封部材26と、密封部材27と、固定部材28と、を備える。第2間仕切り扉50に関して、第1間仕切り扉20の説明と重複する説明は省略する。
第2間仕切り扉50の第1錠23は、扉本体21が閉じた状態で扉本体21の+X方向側から操作できる。第1錠23は、扉本体21が閉じた状態で+X方向側に開口する鍵穴を備える。住宅100が図2に示すように第1居住空間100cと第2居住空間100dとに分割された場合、第2間仕切り扉50の第1錠23は、第1居住空間100cの住人が操作できる。
第2間仕切り扉50の第2錠24は、扉本体21が閉じた状態で扉本体21の-X方向側から操作できる。第2錠24は、扉本体21が閉じた状態で-X方向側に開口する鍵穴を備える。住宅100が図2に示すように第1居住空間100cと第2居住空間100dとに分割された場合、第2錠24は、第2居住空間100dの住人が操作できる。
なお、住宅100は、必ずしも第1間仕切り扉20及び第2間仕切り扉50の両方を備えていなくてもよい。住宅100は、第1間仕切り扉20及び第2間仕切り扉50の少なくとも一方を備えていればよい。また、住宅100は、第1間仕切り扉20及び第2間仕切り扉50の他に間仕切り装置を備えていてもよい。第1間仕切り扉20及び第2間仕切り扉50は、必ずしも通路119に配置されなくてもよい。第1間仕切り扉20及び第2間仕切り扉50を配置する場所は、特に限定されない。住宅100は、集合住宅に限定されない。住宅100は、一戸建てであってもよい。
第2錠24を操作するための第2鍵は、第1錠23を操作するための第1鍵と必ずしも同じ鍵でなくてもよく、異なる鍵であってもよい。すなわち、第1鍵、第2鍵、第1玄関鍵及び第2玄関鍵は、それぞれ異なる鍵であってもよい。
本実施形態において密封部材27は、扉本体21の一方側の面に配置されているが、扉本体21の他方側の面に配置されていてもよい。すなわち、密封部材27は、扉本体21の両側の面に配置されてもよい。
以上で説明したように、本実施形態の住宅100は、間仕切り壁90と、間仕切り扉(第1間仕切り扉20又は第2間仕切り扉50)と、を備える。間仕切り扉は、間仕切り壁90に面する通路119を塞ぐ扉本体21を備え、鉛直方向と平行な回転軸Rを中心に回転する。扉本体21の厚さ方向が間仕切り壁90の厚さ方向と同じである状態(扉本体21が閉じた状態)において、扉本体21は、間仕切り壁90に設けられる凹状の収納空間99に収納される。
これにより、住宅100は、間仕切り扉(第1間仕切り扉20又は第2間仕切り扉50)が使用されていない時に、間仕切り扉が間仕切り壁90から通路119側に出っ張ることを抑制できる。したがって、住宅100は、間仕切り扉が設置された通路において、間仕切り扉が使用されていない時の通行を円滑にできる。
間仕切り扉(第1間仕切り扉20又は第2間仕切り扉50)は、扉本体21に取り付けられ且つ扉本体21の一方側から操作できる第1錠23と、扉本体21に取り付けられ且つ扉本体21の他方側から操作できる第2錠24と、を備える。
これにより、間仕切り扉(第1間仕切り扉20又は第2間仕切り扉50)を開閉するためには、一方の空間から第1錠23を開け且つ他方の空間から第2錠24を開ける必要がある。したがって、住宅100は、間仕切り扉によって隔てられる2つ空間に住む住人間のプライバシーをより保つことができる。
住宅100は、第1玄関錠205を備える第1玄関扉201と、第2玄関錠207を備える第2玄関扉203と、を備える。扉本体21の厚さ方向が間仕切り壁の厚さ方向に対して直交する状態(扉本体21が開いた状態)において、第1玄関扉201は、扉本体21に対して第1錠23を操作できる空間(第1居住空間100a又は第1居住空間100c)側に配置される。扉本体21の厚さ方向が間仕切り壁90の厚さ方向に対して直交する状態(扉本体21が開いた状態)において、第2玄関扉203は、扉本体21に対して第2錠24を操作できる空間(第2居住空間100b又は第2居住空間100d)側に配置される。第2玄関錠207を操作するための第2玄関鍵は、第1玄関錠205を操作するための第1玄関鍵とは異なる鍵である。第2錠24を操作するための第2鍵は、第1錠23を操作するための第1鍵と同じ鍵である。第1鍵及び第2鍵は、第1玄関鍵及び第2玄関鍵とは異なる鍵である。
これにより、住宅100は、間仕切り扉によって隔てられる2つ空間の住人間のプライバシーを保つことができることに加え、鍵の種類の増加を抑制できる。住宅100は、所有者による鍵の管理を容易にできる。
間仕切り扉(第1間仕切り扉20又は第2間仕切り扉50)は、扉本体21に取り付けられるケースハンドル25を備える。
これにより、間仕切り扉を開閉する時に使用するハンドルが、扉本体21から出っ張りにくくなる。住宅100は、間仕切り扉が設置された通路において、間仕切り扉が使用されていない時の通行をより円滑にできる。
間仕切り扉(第1間仕切り扉20又は第2間仕切り扉50)は、扉本体21の厚さ方向が間仕切り壁90の厚さ方向に対して直交する状態(扉本体21が開いた状態)において扉本体21を囲む枠30と、扉本体21と枠30との間の隙間を塞ぐ密封部材26及び密封部材27と、を備える。
これにより、住宅100は、間仕切り扉(第1間仕切り扉20又は第2間仕切り扉50)によって隔てられた一方の空間から他方の空間への空気、音又は光等の伝達を抑制できる。住宅100は、間仕切り扉によって隔てられる2つ空間の住人間のプライバシーをより保つことができる。
(第1変形例)
第1変形例においては、第2錠24を操作するための第2鍵は、第1錠23を操作するための第1鍵と異なる鍵である。第1錠23を操作するための第1鍵は、第1玄関錠205を操作するための第1玄関鍵と同じ鍵である。第2錠24を操作するための第2鍵は、第2玄関錠207を操作するための第2玄関鍵と同じ鍵である。
これにより、第1変形例の住宅は、間仕切り扉によって隔てられる2つ空間の住人間のプライバシーを保つことができることに加え、鍵の種類の増加を抑制できる。第1変形例の住宅は、所有者による鍵の管理を容易にできる。また、一方の空間の住人が使用する鍵の種類、及び他方の空間の住人が使用する鍵の種類は、それぞれ1種類で済む。このため、第1変形例の住宅は、住人による鍵の管理を容易にできる。
なお、第1錠23は、扉本体21に対して両側から操作できるように配置されていてもよい。すなわち、第1錠23は、扉本体21が閉じた状態で+X方向側に開口する鍵穴と、-X方向側に開口する鍵穴と、を備えていてもよい。第2錠24は、扉本体21に対して両側から操作できるように配置されていてもよい。すなわち、第2錠24は、扉本体21が閉じた状態で+X方向側に開口する鍵穴と、-X方向側に開口する鍵穴と、を備えていてもよい。
20 第1間仕切り扉
21 扉本体
22 支持装置
23 第1錠
24 第2錠
25 ケースハンドル
26、27 密封部材
28 固定部材
30 枠
50 第2間仕切り扉
90 間仕切り壁
90c 中心
91 第1内装材
93 第2内装材
95 収納枠
951 端面
98 密封部材
99 収納空間
100 住宅
100a 第1居住空間
100b 第2居住空間
100c 第1居住空間
100d 第2居住空間
100e 居住空間
101 第1玄関
103 第2玄関
105 居間
107 第1寝室
109 第2寝室
111 第3寝室
112 第1化粧室
113 第1台所
114 第1浴室
115 第1洗面所
116 第2浴室
117 第2洗面所
118 第2台所
119 通路
201 第1玄関扉
203 第2玄関扉
205 第1玄関錠
207 第2玄関錠
R 回転軸

Claims (5)

  1. 間仕切り壁と、
    前記間仕切り壁に面する通路を塞ぐ扉本体を備え、鉛直方向と平行な回転軸を中心に回転する間仕切り扉と、
    を備え、
    前記扉本体の厚さ方向が前記間仕切り壁の厚さ方向と同じである状態において、前記扉本体は、前記間仕切り壁に設けられる凹状の収納空間に収納され、前記収納空間から突出せず、
    前記間仕切り扉は、前記扉本体に取り付けられ且つ前記扉本体の一方側から操作できる第1錠と、前記扉本体に取り付けられ且つ前記扉本体の他方側から操作できる第2錠と、
    を備え、
    前記間仕切り扉は、1つの世帯が住む空間を2つの世帯が住む空間に分割するための装置である
    住宅。
  2. 第1玄関錠を備える第1玄関扉と、
    第2玄関錠を備える第2玄関扉と、
    を備え、
    前記扉本体の厚さ方向が前記間仕切り壁の厚さ方向に対して直交する状態において、前記第1玄関扉は、前記扉本体に対して前記第1錠を操作できる空間側に配置され、
    前記扉本体の厚さ方向が前記間仕切り壁の厚さ方向に対して直交する状態において、前記第2玄関扉は、前記扉本体に対して前記第2錠を操作できる空間側に配置され、
    前記第2玄関錠を操作するための第2玄関鍵は、前記第1玄関錠を操作するための第1玄関鍵とは異なる鍵であり、
    前記第2錠を操作するための第2鍵は、前記第1錠を操作するための第1鍵と同じ鍵であり、
    前記第1鍵及び前記第2鍵は、前記第1玄関鍵及び前記第2玄関鍵とは異なる鍵である
    請求項1に記載の住宅。
  3. 第1玄関錠を備える第1玄関扉と、
    第2玄関錠を備える第2玄関扉と、
    を備え、
    前記扉本体の厚さ方向が前記間仕切り壁の厚さ方向に対して直交する状態において、前記第1玄関扉は、前記扉本体に対して前記第1錠を操作できる空間側に配置され、
    前記扉本体の厚さ方向が前記間仕切り壁の厚さ方向に対して直交する状態において、前記第2玄関扉は、前記扉本体に対して前記第2錠を操作できる空間側に配置され、
    前記第2玄関錠を操作するための第2玄関鍵は、前記第1玄関錠を操作するための第1玄関鍵とは異なる鍵であり、
    前記第2錠を操作するための第2鍵は、前記第1錠を操作するための第1鍵と異なる鍵であり、
    前記第1鍵は、前記第1玄関鍵と同じ鍵であり
    前記第2鍵は、前記第2玄関鍵と同じ鍵である
    請求項1に記載の住宅。
  4. 前記間仕切り扉は、前記扉本体に取り付けられるケースハンドルを備える
    請求項1から3のいずれか1項に記載の住宅。
  5. 前記間仕切り扉は、前記扉本体の厚さ方向が前記間仕切り壁の厚さ方向に対して直交する状態において前記扉本体を囲む枠と、前記扉本体と前記枠との間の隙間を塞ぐ密封部材と、を備える
    請求項1から4のいずれか1項に記載の住宅。
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