JP3706723B2 - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話回線を通じて通信を行う通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電話回線を通じて通信を行う通信装置において、回線の接続前にコーラーID(通信相手の電話番号)がわかるサービスが普及し始めている。
【0003】
以下、従来のコーラーIDサービスによる通信装置の信号の流れについて、図7のフロー図を用いて説明する。
【0004】
まず、外部回線から連続信号からなるリンガを検出すると(S701)、モデムをコーラーIDデータ通信のモードであるV23モードに設定し(S702)、回線とモデムを接続し(S703)、モデムにてコーラーIDの受信を開始する(S704)。
【0005】
コーラーIDの受信を終了すると(S705)、回線を一旦切断し(S706)、呼出ベルを鳴動させ(S707)、同時に、コーラーIDを表示する(S708)。
【0006】
そして、通常のリンガを受信している間に(S709)、利用者が受話器を取ってOFFフックされると(S710)、回線と受話器を接続する(S711)。これにより、利用者は通常通信を行うことができる。
【0007】
同時に、呼出ベルを停止し(S712)、コーラーIDの表示を消灯する(S713)。
その後、利用者が受話器を置いてONフックされると(S714)、回線を切断し(S715)、通信を終了する。
【0008】
また、S709にて、利用者が受話器を取る前に通常のリンガが停止した場合、呼出ベルを停止し(S716)、コーラーIDの表示を消灯し(S717)、通信を終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の通信装置は、通信装置の種類毎にコーラーID受信用モードの設定方法が異なり、利用者は、取扱説明書等を見ながら手動で操作する必要が有り、非常に面倒であった。
【0010】
さらに、コーラーIDのサービス開始からコーラーID受信用モードの設定までの間、コーラーIDを受信できず、しかも、通常の受信さえもできないという問題が有り、逆に、コーラーIDのサービス開始前にコーラーID受信用モードの設定を行うと、コーラーIDのサービス開始までの間、やはり通常の受信をできないという問題が有った。
【0011】
そのため、装置を正常に動作させるためには、コーラーIDのサービス開始と同時にコーラーID受信用の設定を行う必要があった。
【0012】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、コーラーID受信用の設定をサービス開始に合わせて、自動的に行うことができる通信装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、以下のような手段を講じた。
【0014】
請求項1記載の発明は、コーラーIDを受信して着信動作するコーラーID受信用モードに設定する設定手段と、着信したリンガがコーラーID用であるか否かを判断する判断手段と、コーラーIDを受信する受信手段と、受信したコーラーIDを表示する表示手段と、前記設定手段がコーラーID受信用モードに設定されていない場合に、前記判断手段にリンガがコーラーID用か否かを判断させてコーラーID用であれば前記設定手段にコーラーID受信用モードに設定変更させて前記受信手段にコーラーIDを受信させ、前記設定手段がコーラーID受信用モードに設定されている場合には、前記判断手段にリンガを判断させずに前記受信手段にコーラーIDを受信させる制御手段と、を具備し、前記制御手段は、前記判断手段がリンガがコーラーID用であると判断した後の着信から、前記判断手段に判断させずに前記受信手段にコーラーIDを受信させる構成を採る。
【0015】
この構成により、コーラーID受信用モードの設定がサービス開始と同時に、自動的に行われるので、利用者は、コーラーIDのサービスの開始時に、非常に面倒であった設定変更の手動操作が不要となる。また、すでにコーラーIDのサービスが開始されている場合、リンガ種類を判断しないので、装置を正しく設定して通常のリンガを着信するまでの時間を短縮できる。
【0018】
また、請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記設定手段が、電源投入時にコーラーID受信用モード以外に設定し、前記制御手段は、電源投入後に初めてリンガを着信した場合、前記判断手段に着信したリンガがコーラーID用であるか否かを判断させる構成を採る。
【0019】
この構成により、利用者は、移転等で装置の電源を切断した後に接続した場合、モードの設定変更のために手動操作を行う必要が無い。
【0020】
また、請求項記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記制御手段は、リンガを着信してから前記判断手段が判断を終了するまでの間、リンガを鳴動させない構成を採る。
【0021】
この構成により、リンガがコーラーID用であった場合に、利用者が誤って受話器を取ることにより不快なデータ音を聞いてしまうことが無い。
【0022】
また、請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記制御手段は、リンガを着信してから前記判断手段が判断を終了するまでの間、さらに、着信したリンガがコーラーID用である場合、前記受信手段がコーラーIDの受信を完了するまでの間、データ受信中である旨を表示させる構成を採る。
【0023】
この構成により、利用者は、リンガが鳴動しなくても、通信装置がデータ受信中であることを認識できるので、誤って受話器を取ってしまうことを防止することができる。
た、請求項記載の発明は、通常の着信動作を行う通常モードとコーラーIDを受信して着信動作を行うコーラーID受信用モードの2つの制御モードを有し、通常モードかコーラーID受信用モードかを設定する制御モード設定手段と、リンガの種類を判断する判断手段と、通常モードに設定されている時に前記判断手段にリンガがコーラーID用か否かを判断させてコーラーID用であればコーラーIDを受信するとともに制御モードの設定をコーラーID受信用モードに変更する制御手段と、を備える構成を採る。
この構成により、通常モードの設定においてもコーラーIDを受信することができ、設定もコーラーID受信モードに変更され、次回の着信からコーラーID受信用モードで動作することができる。
また、請求項記載の発明は、請求項1乃至請求項のいずれかに記載の発明において、表示部を備え、コーラーID受信用モードに設定すると、設定した旨を前記表示部で表示させる構成を採る。
また、請求項記載の発明は、請求項1乃至請求項のいずれかに記載の発明において、LEDを有する表示部を備え、コーラーID受信用モードに設定すると、前記LEDの色を変える構成を採る。
また、請求項記載の発明は、請求項1乃至請求項のいずれかに記載の発明において、コーラーID受信用モードに設定すると、呼出ベルの音色を変更する構成を採る。
これら請求項から請求項のいずれかの構成により、利用者は、コーラーID受信が可能であることを認識してサービスを利用することができる。
また、請求項記載の発明は、コーラーIDを受信して着信動作するコーラーID受信用モードに設定されていない場合は、着信したリンガがコーラーID用であるか否かを判断してコーラーID用であればコーラーID受信用モードに設定変更してコーラーIDを受信して表示し、コーラーID受信用モードに設定されている場合は、リンガの判断をせずにコーラーIDを受信して表示するようにした。
これにより、コーラーID受信用モードの設定をしなくてもコーラーIDを受信することができ、サービス開始と同時にサービスを受けることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における通信装置の概略構成を示すブロック図である。
【0025】
図1に示すように、通信装置1は、外部回線2の開閉を行う回線開閉部3と、リンガ着信を検出するリンガ着信検出部4と、リンガの種類を判断するリンガ種類判断部5と、データの送受信の際に必要な変復調を行うモデム6と、利用者が回線による通話をするための受話器部7と、内部回線8の接続先を切替える回線切替部9と、各種メッセージを表示する表示部10と、着信をベル音によって利用者に知らせる鳴動部11と、データ処理の作業領域として使用されるRAM12と、RAMに保存されたデータの設定を変更する設定変更部13と、各部の動作を制御する主制御部14とから主に構成される。
【0026】
回線開閉部3は、主制御部14からの指示により、外部回線2の接続先をリンガ着信検出部4又は内部回線8のどちらかに切替える。
【0027】
リンガ着信検出部4は、着信されたリンガをリンガ種類判断部5に送信する。また、リンガ着信及びリンガ停止を主制御部14に送信する。
【0028】
リンガ種類判断部5は、リンガ着信検出部4から送信されたリンガがコーラーID用のリンガか通常のリンガかを判断し、判断結果を主制御部14に送信する。
【0029】
モデム6は、コーラーIDを受信し、これを変換して主制御部14に送信する。また、データ通信、ファクシミリ通信の際に信号の変復調を行う。
【0030】
受話器部7は、集音した利用者の音声を音声信号に変換して送信し、受信した音声信号を音声に変換する。また、ONフック、OFFフック信号を主制御部14に送信する。
【0031】
回線切替部9は、主制御部14からの指示により、内部回線8の接続先を受話器部7又はモデム6のどちらかに切替える。
【0032】
表示部10は、LED等で構成され、主制御部14からの指示により、コーラーID等の各種メッセージを表示する。
【0033】
鳴動部11は、主制御部14からの指示により、リンガと連動して呼出ベルを鳴動させる。
【0034】
RAM12には、主制御部が実行する制御モードが保存され、設定変更部13は、主制御部14からの指示により、RAM12に保存されている制御モードを変更する。
【0035】
次に、リンガ種類判断部5における、リンガ種類の判断処理について、図2及び図3を用いて説明する。
【0036】
図2は、上記実施の形態における通信装置のリンガテーブルの模式図であり、リンガの種類とOFF信号連続時間、及び、ON信号連続時間との関係が示される。
【0037】
図2に示すように、コーラーIDのリンガは、0.5秒ON、0.5秒OFFの連続信号であり、通常のリンガは、1秒ON、2秒OFFの連続信号である。
【0038】
リンガ種類判断部5は、受信したリンガのON、OFFの時間を計測し、この計測結果に基づいてリンガの種類を判断する。この判断動作の流れを図3のフロー図を用いて説明する。
【0039】
まず、S301からS303では、リンガ種類判断部5は、リンガ検出部4からリンガのON信号を受信すると、リンガがOFFになるまで待機し、OFFになると同時にタイマーをスタートさせる。
【0040】
S304からS306では、リンガ種類判断部5は、リンガがONになるまで待機し、ONになると同時にタイマーをストップさせ、リンガのOFFの時間を計測する。
【0041】
S307からS309では、リンガ種類判断部5は、計測結果とリンガテーブルのOFF信号連続時間とを照合し、リンガの種類を判断し、判断結果を主制御部14に送信する。同時に、タイマーをリセットさせる。
【0042】
以上の処理により、最初のリンガ1回分の時間で、リンガの種類を判断することができる。
【0043】
なお、本例では、リンガのOFFの時間のみを計測したが、リンガのONの時間のみを計測したり、リンガのONの時間とOFFの時間の両方を計測してもよい。
【0044】
リンガのONの時間とOFFの時間の両方を計測すれば、リンガ種類の判断において、より確実性が増す。
【0045】
次に、RAM12に保存される制御モードについて、図4を用いて説明する。図4は、上記実施の形態における通信装置のRAM12に保存されるモードテーブルの模式図である。
【0046】
図4に示すように、主制御部14が行う制御モードには、通常モード「1」とコーラーID受信用モード「2」の2種類が有り、RAM12には、各制御モード401と現在いずれの制御モードが設定されているかを表す設定モード402が保存される。
【0047】
設定変更部13は、主制御部14から送信されるリンガ種類と設定モードとが異なる場合、RAM12の設定モード402を変更する。
【0048】
また、設定変更部13は、初期状態、あるいは、通信装置の電源がOFFになった場合、設定モードを自動的に通常通信用プログラム「1」に設定する。
【0049】
これにより、通信装置の設置場所を移動した場合に、利用者は、設定モードを変更する必要が無くなる。
【0050】
主制御部14は、リンガ着信検出部4から検出信号を受信した際に、通常モード「1」が設定されていれば、リンガ種類判断部5に着信したリンガの種類を判断させ、その判断結果に基き制御を行う。
【0051】
逆に、コーラーID受信用モード「2」が設定されていれば、リンガ種類判断部5にリンガ種類を判断させず、コーラーID受信用モードの制御を行う。
【0052】
リンガ種類の判断を省略することにより、装置を正しく設定して、通常のリンガを着信するまでの時間を短縮することができる。
【0053】
次に、上記実施の形態における通信装置の信号の流れについて、図5及び図6に示すフロー図を用いて説明する。
【0054】
なお、初期状態において、回線開閉部3は、外部回線2をリンガ着信検出部4に接続し、回線切替部9は、内部回線8を受話器部7に接続する。
【0055】
まず、S501で、リンガ着信検出部4にて、外部回線2から回線開閉部3を通じて入力されたリンガを検出すると、リンガ着信検出部2は、検出信号を主制御部14に送信する。
【0056】
S502で、主制御部14は、リンガ着信検出部から検出信号を受信すると、表示部10に受信中を表示する指示信号を送信し、表示部は受信中のメッセージを表示する。
【0057】
この受信中のメッセージとして、例えば、「ただいまデータ受信中です。」等が考えられる。また、受信中の表示方法として、LEDの色を変えたり、点滅させたりしてもよい。
【0058】
また、S503で、主制御部14は、RAM12に保存される設定モードを確認する。もし、RAM12の設定がコーラーID受信用モード「2」であれば、S508以下の処理を行う。また、RAM12の設定が通常モード「1」であれば、以下の処理を行う。
【0059】
S504で、主制御部14は、リンガ種類判断部5にリンガ種類を判断する指示信号を送信し、リンガ種類判断部5はリンガ着信検出部4からリンガを受信して、図3に示した処理によりリンガ種類を判断し、判断したリンガ種類信号を主制御部14に送信する。
【0060】
S505で、主制御部14は、リンガ種類が通常のリンガである場合、接続を切替えず、S514以下の処理を行う。また、リンガ種類がコーラーID用である場合、以下の処理を行う。
【0061】
S506で、主制御部14は、設定変更部13にリンガ種類信号を送信し、設定変更部13はRAM12の設定モードをコーラーID受信用モード「2」に変更し、変更完了信号を主制御部14に送信する。
【0062】
このように、コーラーID受信用モードの設定変更が、コーラーIDのサービス開始と同時に自動的に行われるので、利用者は、いままで面倒であった設定変更の操作をまったく必要としない。
【0063】
次に、S507で、主制御部14は、変更完了信号を受信すると、表示部10に変更完了を表示する指示信号を送信し、表示部は設定変更のメッセージを表示する。
【0064】
この設定変更のメッセージとして、例えば、「コーラーIDの受信サービスを開始しました。」、あるいは、「コーラーIDを受信できるように設定しました。」等が考えられる。また、設定変更の表示方法として、LEDの色を変えてもよい。
【0065】
また、設定変更を利用者に認識させる方法として、鳴動部11の呼出ベルの音色を変更することも考えられる。この場合、利用者は装置から離れていても、設定が変更されたことを認識できる。
【0066】
S508で、主制御部14は、モデム6をコーラーIDデータ通信のモードであるV23モードに設定する。
【0067】
次に、S509とS510で、主制御部14は、回線開閉部3を切替えて外部回線2と内部回線8とを接続させ、回線切替部9を切替えて内部回線8とモデム6とを接続させ、モデム6にてコーラーIDの受信を開始する。
【0068】
S511で、モデム6は、コーラーIDの受信を終了するとコーラーIDを変換して、主制御部14に送信する。
【0069】
次に、S512で、主制御部14は、変換されたコーラーIDを受信すると、回線開閉部を切替えて外部回線2とリンガ着信検出部4とを接続させ、回線を一旦切断し、通常のリンガを受信する。
【0070】
同時に、S513で、主制御部14は、表示部10にコーラーIDを送信し、表示部10はコーラーIDを表示する。
【0071】
また、S514で、主制御部14は、表示部10に受信中表示を消灯する指示信号を送信し、表示部10は受信中表示を消灯する。
【0072】
同時に、S515で、主制御部14は、鳴動部11に呼出ベルを鳴動する指示信号を送信し、鳴動部11は呼出ベルを鳴動する。
【0073】
リンガ着信を検出してからリンガ種類を判断するまで、呼出ベルを鳴動させないことにより、利用者が誤って受話器を取ってデータ信号音を聞いてしまうことを防止できる。
【0074】
また、リンガ着信を検出してからコーラーID受信を完了するまで、受信中のメッセージを表示することにより、呼出ベルを鳴動させなくても、利用者に注意を促し、データ受信中に利用者が誤って受話器を取ってデータ受信を中断させてしまうことを防止することができる。
【0075】
S601の通常のリンガを受信している間、利用者が受話器部7の受話器を取ると、受話器部7はOFFフック信号を主制御部14に送信する。
【0076】
S602からS603で、主制御部14は、OFFフック信号を受信すると、回線開閉部3を切替えて外部回線2と内部回線8とを接続させ、回線切替部4を切替えて内部回線8を受話器部7に接続させる。この状態で、利用者は、回線を通じて通話することができる。
【0077】
同時に、S604とS605で、主制御部14は、鳴動部11に呼出ベルを停止する指示信号を送信し、鳴動部11は呼出ベルを停止する。また、主制御部14は、表示部10にコーラーIDを消灯する指示信号を送信し、表示部10はコーラーIDを消灯する。
【0078】
S606で、利用者が受話器部7の受話器を置くと、受話器部7はONフック信号を主制御部14に送信する。
【0079】
S607で、主制御部14は、ONフック信号を受信すると、回線開閉部3を切替えて外部回線2とリンガ着信検出部4とを接続させ、回線を切断する。
【0080】
また、S608で、S601にて、利用者が受話器を取る前に通常のリンガが停止した場合、主制御部14は、リンガ着信検出部4から着信停止信号を受信し、鳴動部11に呼出ベルを停止する指示信号を送信し、鳴動部11は呼出ベルを停止する。
【0081】
また、S609で、主制御部14は、表示部10にコーラーIDを消灯する指示信号を送信し、表示部10はコーラーIDを消灯する。
【0082】
以上の処理により、利用者は、コーラーIDサービスを受ける際に、設定変更のための処理を行うこと無く、正常な通信を行うことができる。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、コーラーID受信用の設定をサービス開始と同時に、自動的に行うことができる通信装置を提供できる。
【0084】
これにより、利用者は、コーラーIDのサービスの開始時に、非常に面倒であった設定変更の手動操作が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における通信装置の概略構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態における通信装置のリンガテーブルの模式図
【図3】上記実施の形態における通信装置のリンガ種類判断処理の流れを示すフロー図
【図4】上記実施の形態における通信装置の制御モードテーブルの模式図
【図5】上記実施の形態における通信装置の制御の流れを示す第1フロー図
【図6】上記実施の形態における通信装置の制御の流れを示す第2フロー図
【図7】従来の通信装置の制御の流れを示すフロー図
【符号の説明】
1 通信装置
2 外部回線
3 回線開閉部
4 リンガ着信検出部
5 リンガ種類判断部
6 モデム
7 受話器部
8 内部回線
9 回線切替部
10 表示部
11 鳴動部
12 RAM
13 設定変更部
14 主制御部

Claims (9)

  1. コーラーIDを受信して着信動作するコーラーID受信用モードに設定する設定手段と、着信したリンガがコーラーID用であるか否かを判断する判断手段と、コーラーIDを受信する受信手段と、受信したコーラーIDを表示する表示手段と、前記設定手段がコーラーID受信用モードに設定されていない場合に、前記判断手段にリンガがコーラーID用か否かを判断させてコーラーID用であれば前記設定手段にコーラーID受信用モードに設定変更させて前記受信手段にコーラーIDを受信させ、前記設定手段がコーラーID受信用モードに設定されている場合には、前記判断手段にリンガを判断させずに前記受信手段にコーラーIDを受信させる制御手段と、を具備し、前記制御手段は、前記判断手段がリンガがコーラーID用であると判断した後の着信から、前記判断手段に判断させずに前記受信手段にコーラーIDを受信させることを特徴とする通信装置。
  2. 前記設定手段は、電源投入時にコーラーID受信用モード以外に設定し、前記制御手段は、電源投入後に初めてリンガを着信した場合、前記判断手段に着信したリンガがコーラーID用であるか否かを判断させることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記制御手段は、リンガを着信してから前記判断手段が判断を終了するまでの間、リンガを鳴動させないことを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、リンガを着信してから前記判断手段が判断を終了するまでの間、さらに、着信したリンガがコーラーID用である場合、前記受信手段がコーラーIDの受信を完了するまでの間、データ受信中である旨を表示させることを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  5. 通常の着信動作を行う通常モードとコーラーIDを受信して着信動作を行うコーラーID受信用モードの2つの制御モードを有し、通常モードかコーラーID受信用モードかを設定する制御モード設定手段と、リンガの種類を判断する判断手段と、通常モードに設定されている時に前記判断手段にリンガがコーラーID用か否かを判断させてコーラーID用であればコーラーIDを受信するとともに制御モードの設定をコーラーID受信用モードに変更する制御手段と、を備える通信装置。
  6. 表示部を備え、コーラーID受信用モードに設定すると、設定した旨を前記表示部で表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の通信装置。
  7. LEDを有する表示部を備え、コーラーID受信用モードに設定すると、前記LEDの色を変えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の通信装置。
  8. コーラーID受信用モードに設定すると、呼出ベルの音色を変更することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の通信装置。
  9. コーラーIDを受信して着信動作するコーラーID受信用モードに設定されていない場合は、着信したリンガがコーラーID用であるか否かを判断してコーラーID用であればコーラーID受信用モードに設定変更してコーラーIDを受信して表示し、コーラーID受信用モードに設定されている場合は、リンガの判断をせずにコーラーIDを受信して表示することを特徴とする通信方法。
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