JP3706086B2 - ブロックパネル及びコンクリートブロック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、建物などの壁用として用いられるブロックパネル及びコンクリートブロックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のブロックパネルとして、例えば特公昭59−13621号公報に開示されたものが知られている。このブロックパネルは多数のコンクリートブロックを縦横に並べて接着し、所定個所にPC鋼棒を挿入して内部応力を導入した壁用プロックパネルにおいて、プロックパネルは、両側に縦筋挿通用の凹溝が凹設され、上面に横筋挿通用の凹溝が凹設され、更に前記両縦筋挿通用の凹溝の中間に下面に向かって開口する複数の行き止まり縦穴が形成されている横筋用コンクリートブロックと、両側に縦筋挿通用の凹溝が凹設され、該両縦筋挿通用の凹溝の中間に前記横筋用コンクリートブロックの行き止まり縦穴と対峙する位置に複数の縦穴が貫設され、また前記縦筋挿通用の凹溝と該凹溝に隣接する縦穴との境壁の上下に切り欠き段部が設けられている縦筋用コンクリートブロックとを構成要素として構成されている。
【0003】
しかしながら、前記ブロックパネルは横筋用コンクリートブロック及び縦筋用コンクリートブロックの両側に形成された縦筋挿通用の凹溝の長さ方向の寸法が同じ長さになっているので、縦に隣接して接するコンクリートブロックの縦筋挿通用の凹溝に縦筋を挿通した後にコンクリートを充填する際、該凹溝の隙間が縦筋の存在により小さくなり、コンクリートが充填しにくく、その施工性が著しく悪いとともに、強度的にも満足できるものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこでこの発明は、前記のような従来の問題点を解決し、横筋用コンクリートブロック及び縦筋用コンクリートブロックの両側に形成された縦筋挿通用の凹溝の長さ方向の寸法(凹溝の隙間)を大きくとることができ、コンクリートの充填がし易いようにできて、その施工性と強度を高めることができるブロックパネル及びコンクリートブロックを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1の発明は、両側に縦筋挿通用の凹溝が形成され、上下両面のいずれか一方の面に横筋挿通用の凹溝が前記縦筋挿通用の凹溝と連通して形成され、この横筋挿通用の凹溝が形成されていない他方の面であって前記縦筋挿通用の両凹溝の中間に、一方の面に向かって開口する行き止まり縦穴が形成されている横筋用コンクリートブロックと、両側に縦筋挿通用の凹溝が形成され、該両凹溝の中間に、縦穴が前記横筋用コンクリートブロックの行き止まり縦穴と対峙して貫設されている縦筋用コンクリートブロックとを具え、前記横筋用コンクリートブロック及び縦筋用コンクリートブロックは、その一側に形成された縦筋挿通用の凹溝が、他側に形成された縦筋挿通用の凹溝よりその長さ方向の長さが大きくなっており、また、前記横筋用コンクリートブロック及び縦筋用コンクリートブロックは、最下段用として横筋用コンクリートブロックが複数個、横筋挿通用の凹溝を下面として配置され、これら横筋用コンクリートブロックの上面に中間段用として横筋用コンクリートブロックが複数個、横筋挿通用の凹溝を上面として対向配置されているとともに、これら横筋用コンクリートブロックの上面に横筋用コンクリートブロックが複数個、横筋挿通用の凹溝を下面として対向配置され、さらにこれら横筋用コンクリートブロックの上面に縦筋用コンクリートブロックが複数個、その下面を対向配置され、これら中間段用のコンクリートブロックが1個のブロック単体として必要個数配置され、これらブロック単体の縦筋用コンクリートブロックの上面に最上段用として横筋用コンクリートブロックが複数個、横筋挿通用の凹溝を上面として対向配置され、これら最下段・中間段・最上段のブロックで所要の大きさのブロック群が形成され、このブロック群は、縦及び横に隣接して接する横筋用コンクリートブロックの対向する横筋挿通用の凹溝に横筋が挿通されて第1の固定部材により固定されているとともに、縦に隣接して接する横筋用コンクリートブロック及び縦筋用コンクリートブロックの縦筋挿通用の凹溝に縦筋が挿通されて第2の固定部材により固定され、これら横筋及び縦筋が通された凹溝にコンクリートが充填され固化されていることを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1において、第1の固定部材が、横筋の両端部に形成されたおねじに螺合されるナットと、横筋挿通用の穴が形成された端板とを有し、第2の固定部材が、縦筋の一端部に固定された端板と、縦筋の他端部に形成されたおねじに螺合されるナットと、縦筋挿通用の穴が形成された端板とを有していることを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のブロックパネルに用いられるコンクリートブロックで、コンクリートブロック本体の一側及び他側に縦筋挿通用の凹溝が形成され、該一側の縦筋挿通用の凹溝が、他側の縦筋挿通用の凹溝よりその長さ方向の長さが大きくなっていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。図1はブロックパネルの正面図、図2は同縦筋部における側面図、図3は同平面図である。1は所要の大きさに形成された正面方形状のブロックパネルで、横筋用コンクリートブロック2と縦筋用コンクリートブロック3が多数縦横に並べられ、横筋5及び縦筋6などにより緊定固定されたうえ、図示しないコンクリートが充填されて構成されている。
【0009】
横筋用コンクリートブロック2は、図4に示すように直方体形状のコンクリートブロック本体8を具え、該本体の両側に縦筋挿通用の凹溝10,11が形成され、下面に横筋挿通用の凹溝12が凹溝10,11と連通して形成されている。本体8の一側に形成された凹溝10は、その長さ方向の長さL1が他側に形成された凹溝11の長さ方向の長さL2より大きくなっている。凹溝12が形成されていない上面であって凹溝10,11の中間に上面に向かって開口する行き止まり縦穴13が形成されている。縦穴13はこの例では2個形成されているが、複数個であれば3個以上でもよいし、1個でもよい。また凹溝10の長さL1は凹溝11の長さL2の倍程度であることが好ましい。
【0010】
縦筋用コンクリートブロック3は、図5に示すように直方体形状のコンクリートブロック本体15を具え、該本体の両側に横筋用コンクリートブロック2と同様に縦筋挿通用の凹溝17,18が形成され、該両凹溝の中間に、縦穴19が横筋用コンクリートブロック3の行き止まり縦穴13と対峙して2個貫設されている。縦穴19も複数個であれば3個以上でもよいし、1個でもよい。また凹溝17と凹溝18の長さ方向の長さL1、L2関係は前記凹溝10と凹溝11の関係と同様となっている。
【0011】
横筋用コンクリートブロック2及び縦筋用コンクリートブロック3を用いてブロックパネル1を組み立て壁用として施工するには、少なくとも横方向に同種のものが配置されるようにし、平坦面上にまず横筋用コンクリートブロック2を左右に1対、一方のコンクリートブロック2の一側の凹溝10のある端面と、他方のコンクリートブロック2の他側の凹溝11のある端面が接し、凹溝10,11,12及び縦穴13が横向きとなるように並べて配置する。これが立設すると最下段の横筋用コンクリートブロックとなる。次に該横筋用コンクリートブロックの縦穴13とその縦穴が対峙するように左右1対の横筋用コンクリートブロック2を同様に並べて合わせ、合わせ目に図示しない任意の接着剤を塗布して接着し接続する。次に該横筋用コンクリートブロックの凹溝12のある面と凹溝12のある面が接するように左右1対の横筋用コンクリートブロック2を同様に並べて合わせ、合わせ目に同様に接着剤を塗布して接着し接続する。さらに該横筋用コンクリートブロックの縦穴13とその縦穴が対峙するように左右1対の縦筋用コンクリートブロック3を同様に並べて合わせ、合わせ目に同様に接着剤を塗布して接着し接続する。
【0012】
前記のように最下段となる横筋用コンクリートブロック2に対して3つのコンクリートブロック2,2,3が重ね合わされて1個のブロック単体21が構成され、このようなブロック単体21が図示のように3個、順次重ね合わされて配置される。そして最後に最初と同様に最上段となる横筋用コンクリートブロック2を縦穴13が3個目のブロック単体21を構成する縦筋用コンクリートブロック3の縦穴13と対峙するように配置する。そして前記同様に合わせ目に接着剤を塗布して接着し接続する。
【0013】
前記のようにしてコンクリートブロック2,3が多数縦横に並べられた所要の大きさのブロック群(この実施の形態では2列で11段のブロック群)が形成されたら、左右両横筋用コンクリートブロック2の凹溝12,12間に横筋5を挿入し、その両端部が凹溝10,11に位置しているところで両端部に形成したおねじ22に図6に示す端板23を穴24から差し込み、端板23を両横筋用コンクリートブロック2の凹溝10,10又は11,11間にわたり配置して該凹溝に係合させるとともに、ナット25を螺合して緊定することにより固定する。これをブロック単体21のある計3個所で行う。端板23とナット25は第1の固定部材を構成する。
【0014】
さらにこの作業が終了したら互いに接するコンクリートブロック2,3の凹溝10,11間に縦筋6を挿入し、その一端部に溶接により設けた端板27を最下段となる両横筋用コンクリートブロック2の凹溝12に係合させるとともに、他端部が最上段となる両横筋用コンクリートブロック2の凹溝12に位置しているところで該他端部に形成したおねじ28に図7に示す端板30を穴31から差し込み、端板27,30を両横筋用コンクリートブロック2の凹溝12間にわたり配置して該凹溝に係合させるとともに、ナット32を螺合して緊定することにより固定する。さらにこの実施の形態では縦筋6の凹溝12から外方へ突出したおねじ28に別の端板34を穴35から差し込み、該端板を最上段となる両横筋用コンクリートブロック2の端面に係合させるとともに、ナット36を螺合して緊定する。両端板30,34と両ナット32,36は第2の固定部材を構成するが、端板34とナット36は必須のものではない。縦筋6の芯とブロック端面の芯は前記L1>L2の関係から図3のように大きい側にずれる。
【0015】
前記によりブロック群は横筋5と縦筋6によりしっかりと固定された状態となる。この状態で唯一ブロック群から突出した前記端板34に図示しないクレーンのフックを引っ掛けて吊上げ、縦向きにした状態で図示しない台車など移送部材に載せて所定の建て込み場所まで運び、設置する。この運搬に際し、端板34とナット36以外の端板23,27,30やナット25,32などの固定部材が全て凹溝10,11,12内に収まり、ブロック群から外方へ突出することがないので、搬入・搬出作業が容易である。しかる後、ブロック群の両側など必要個所に図示しない型枠を取り付け、凹溝10,11,12,17,18を塞ぐとともに、最上段となる横筋用コンクリートブロック2の凹溝12から図示しないコンクリートを充填すると、コンクリートは該凹溝から縦筋6のある凹溝10,11,17,18を経て、横筋5のある凹溝12へ、さらに型枠のある凹溝10,11,17,18及び最下段の横筋用コンクリートブロック2の凹溝12へと流れて充填完了となる。この際に縦筋6が配置された凹溝10,11,17,18は長さの長い凹溝10,17と短い凹溝11,18とが接着状態にあって、全体としての凹溝の隙間が従来のものに比べて大きくなるので、コンクリートの充填作業がスムーズに行き、施工が早くできる。このコンクリートは横筋用コンクリートブロック2と縦筋用コンクリートブロック3に設けた縦穴13,19には充填されない。
【0016】
この実施の形態では中間段にブロック単体21を3個配置したが、これは一例であって最低1個であってもよいし、4個以上としてもよい。また縦横に何個接合するかも設計的な事項であり、その個数は実施に際して適宜に選択可能である。また、第1,2の固定部材も好ましい一例を示したにすぎず、図示したような端板とナット以外の部材を用いてもよい。
【0017】
【発明の効果】
請求項1又は2の発明は前記のようであって、両側に縦筋挿通用の凹溝が形成され、上下両面のいずれか一方の面に横筋挿通用の凹溝が前記縦筋挿通用の凹溝と連通して形成され、この横筋挿通用の凹溝が形成されていない他方の面であって前記縦筋挿通用の両凹溝の中間に、一方の面に向かって開口する行き止まり縦穴が形成されている横筋用コンクリートブロックと、両側に縦筋挿通用の凹溝が形成され、該両凹溝の中間に、縦穴が前記横筋用コンクリートブロックの行き止まり縦穴と対峙して貫設されている縦筋用コンクリートブロックとを具え、前記横筋用コンクリートブロック及び縦筋用コンクリートブロックは、その一側に形成された縦筋挿通用の凹溝が、他側に形成された縦筋挿通用の凹溝よりその長さ方向の長さが大きくなっており、また、前記横筋用コンクリートブロック及び縦筋用コンクリートブロックは、最下段用として横筋用コンクリートブロックが複数個、横筋挿通用の凹溝を下面として配置され、これら横筋用コンクリートブロックの上面に中間段用として横筋用コンクリートブロックが複数個、横筋挿通用の凹溝を上面として対向配置されているとともに、これら横筋用コンクリートブロックの上面に横筋用コンクリートブロックが複数個、横筋挿通用の凹溝を下面として対向配置され、さらにこれら横筋用コンクリートブロックの上面に縦筋用コンクリートブロックが複数個、その下面を対向配置され、これら中間段用のコンクリートブロックが1個のブロック単体として必要個数配置され、これらブロック単体の縦筋用コンクリートブロックの上面に最上段用として横筋用コンクリートブロックが複数個、横筋挿通用の凹溝を上面として対向配置され、これら最下段・中間段・最上段のブロックで所要の大きさのブロック群が形成され、このブロック群は、縦及び横に隣接して接する横筋用コンクリートブロックの対向する横筋挿通用の凹溝に横筋が挿通されて第1の固定部材により固定されているとともに、縦に隣接して接する横筋用コンクリートブロック及び縦筋用コンクリートブロックの縦筋挿通用の凹溝に縦筋が挿通されて第2の固定部材により固定され、これら横筋及び縦筋が通された凹溝にコンクリートが充填され固化されているので、横筋用コンクリートブロック及び縦筋用コンクリートブロックの両側に形成された凹溝に挿通した縦筋と凹溝間の隙間を大きくとることができる。したがって、従来のものに比べてコンクリートの充填がし易いようにできて、ブロックパネルの施工性と強度を高めることができる。請求項3の発明は前記のようなブロックパネルを形成する際に有効なコンクリートブロックを提供することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態を示すブロックパネルの正面図である。
【図2】同縦筋部における側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】横筋用コンクリートブロックを示し、(A)は平面図、(B)は同縦断正面図、(C)は同略半部破断の側面図である。
【図5】縦筋用コンクリートブロックを示し、(A)は平面図、(B)は同縦断正面図、(C)は同側面図である。
【図6】一部省略の横筋と第1の固定部材を示す斜視図である。
【図7】一部省略の縦筋と第2の固定部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ブロックパネル
2 横筋用コンクリートブロック
3 縦筋用コンクリートブロック
5 横筋
6 縦筋
8,15 ブロック本体
10,11,17,18 縦筋挿通用の凹溝
12 横筋挿通用の凹溝
13 行き止まり縦穴
21 ブロック単体
22,27,28 おねじ
23,27,30,34 端板
25,32,36 ナット
Claims (3)
- 両側に縦筋挿通用の凹溝が形成され、上下両面のいずれか一方の面に横筋挿通用の凹溝が前記縦筋挿通用の凹溝と連通して形成され、この横筋挿通用の凹溝が形成されていない他方の面であって前記縦筋挿通用の両凹溝の中間に、一方の面に向かって開口する行き止まり縦穴が形成されている横筋用コンクリートブロックと、両側に縦筋挿通用の凹溝が形成され、該両凹溝の中間に、縦穴が前記横筋用コンクリートブロックの行き止まり縦穴と対峙して貫設されている縦筋用コンクリートブロックとを具え、
前記横筋用コンクリートブロック及び縦筋用コンクリートブロックは、その一側に形成された縦筋挿通用の凹溝が、他側に形成された縦筋挿通用の凹溝よりその長さ方向の長さが大きくなっており、
また、前記横筋用コンクリートブロック及び縦筋用コンクリートブロックは、最下段用として横筋用コンクリートブロックが複数個、横筋挿通用の凹溝を下面として配置され、これら横筋用コンクリートブロックの上面に中間段用として横筋用コンクリートブロックが複数個、横筋挿通用の凹溝を上面として対向配置されているとともに、これら横筋用コンクリートブロックの上面に横筋用コンクリートブロックが複数個、横筋挿通用の凹溝を下面として対向配置され、さらにこれら横筋用コンクリートブロックの上面に縦筋用コンクリートブロックが複数個、その下面を対向配置され、これら中間段用のコンクリートブロックが1個のブロック単体として必要個数配置され、これらブロック単体の縦筋用コンクリートブロックの上面に最上段用として横筋用コンクリートブロックが複数個、横筋挿通用の凹溝を上面として対向配置され、これら最下段・中間段・最上段のブロックで所要の大きさのブロック群が形成され、
このブロック群は、縦及び横に隣接して接する横筋用コンクリートブロックの対向する横筋挿通用の凹溝に横筋が挿通されて第1の固定部材により固定されているとともに、縦に隣接して接する横筋用コンクリートブロック及び縦筋用コンクリートブロックの縦筋挿通用の凹溝に縦筋が挿通されて第2の固定部材により固定され、これら横筋及び縦筋が通された凹溝にコンクリートが充填され固化されていることを特徴とするブロックパネル。 - 第1の固定部材が、横筋の両端部に形成されたおねじに螺合されるナットと、横筋挿通用の穴が形成された端板とを有し、第2の固定部材が、縦筋の一端部に固定された端板と、縦筋の他端部に形成されたおねじに螺合されるナットと、縦筋挿通用の穴が形成された端板とを有している請求項1記載のブロックパネル。
- 請求項1又は2に記載のブロックパネルに用いられるもので、コンクリートブロック本体の一側及び他側に縦筋挿通用の凹溝が形成され、該一側の縦筋挿通用の凹溝が、他側の縦筋挿通用の凹溝よりその長さ方向の長さが大きくなっていることを特徴とするコンクリートブロック。
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