JP2004092384A - 鋼底型枠 - Google Patents

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岡田 淳
Hideaki Nagayama
長山 秀昭
Atsutaka Kawabata
川畑 篤敬
Yasuhiro Inomura
猪村 康弘
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【課題】 耐久性を向上させ且つ施工費用を低廉化し、施工期間を短縮できと共に、接合部の強度および耐久性を確保しつつ、さらに施工を容易にすることができる床版製造用の鋼底型枠を提供すること。
【解決手段】同一形状及び構造を有する鋼底型枠ユニット11を複数個連設配置して、これに鉄筋15を配筋してなり、コンクリートCを打設することより床版を形成するための鋼底型枠であって、該鋼底型枠ユニットには、側面及び上面にコンクリートを流し込むための孔13aを設けたU型リブが接合されており、側面の孔には、U型リブの両側面を貫通してU型リブの長手方向とクロスする方向に鉄筋が挿通されている。
【選択図】 図1

Description

 本発明は、鋼・コンクリート合成床版の製造に用いる鋼底型枠に関する。
 従来より、橋桁等を構築する技術である鋼・コンクリート合成床版の一つとして、オープンサンドイッチ床版100が提供されている。図14に示すように、オープンサンドイッチ床版100は、底鋼板101の上にU型リブ102を配置し、その上に必要に応じて配筋された鋼底型枠103同士を現場溶接して接合した後、図15に示すようにコンクリートCを打設することにより構築されるものである。
 他方、鋼底型枠同士の接合構造として、図16及び図17に示すような、RC構造の型枠兼用アゴ部201、202を有するループ鉄筋Rによる接合構造がある。図16は片側のみにアゴ部201を設けた構造、図17は両側にアゴ部202を設けた構造である。
 しかしながら、従来技術には以下に掲げる問題点があった。
 オープンサンドイッチ床版100においては、図15に示すように、U型リブ102内にコンクリートCが充填されていなかった。その為、U型リブ102が内側に変形する可能性があり、活荷重等の繰り返し載荷によってU型リブ102と底鋼板101の溶接部に疲労亀裂が生じたり、U型リブ102とコンクリートCの境界部の付着が切れて、コンクリートCにクラックが生じるおそれがあり、オープンサンドイッチ床版100の耐久性に関して問題点が指摘されていた。
 さらに、鋼底型枠103間の現場での溶接作業、及び鉄筋の結束作業を必要とした為、施工費用が嵩み、施工期間に長期を要していた。
 他方、図16に示すRC構造のアゴ部201を有するループ鉄筋による接合構造では、アゴ部201の強度を確保する為の、アゴ部201内へループ鉄筋Rの配置等の理由によりある程度のアゴ部201の厚さが必要となる。通常このアゴ部201の上のコンクリート打設部Vにコンクリートを現場で打設して接合することになるが、アゴ部201先端のところで構造が切れているのでアゴ部201の厚さが厚くなることでその断面内の床版厚(コンクリート打設部Vの厚さ)が小さくなることになり、接合部分の強度が低下した。
 図17に示すように両側からアゴ部202を出すことでアゴ部202の長さを短く、薄くできるが、この場合は、鋼底型枠を配置するとき、上方から一方の鋼底型枠203を下方に下ろすと、他方の鋼底型枠203’のループ鉄筋Rに一方の鋼底型枠203の下面がぶつかる為、一方のパネルを接合方向(図中における矢印方向)から挿入する必要があり、施工に困難を要していた。
 本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、耐久性を向上させ且つ施工費用を低廉化し、施工期間を短縮できと共に、接合部の強度および耐久性を確保しつつ、さらに施工を容易にすることができる床版を製造するための鋼底型枠を提供する点にある。
 本発明は上記課題を解決すべく以下に掲げる構成とした。
 本発明は上記課題を解決すべく以下に掲げる構成とした。
(1)鉄筋を配筋し、コンクリートを打設することより床版を形成するための鋼底型枠であって、該鋼底型枠は、同一形状及び構造を有する複数個の鋼底型枠ユニットからなり、該鋼底型枠ユニットは、底鋼板と断面がU字状のU型リブとからなり、該U型リブはU字の両脚端部が底鋼板の上面に接合されて底鋼板上に逆U字状に設けられており、その上面にはコンクリートを流し込むための孔が複数個設けられ、また、その両側面にはU型リブ内にコンクリートを流し込むため及びU型リブの両側面を貫通してU型リブの長手方向とクロスする方向に鉄筋を挿通するための孔が複数対設けられており、この鋼底型枠ユニットの複数個を各U型リブが同じ方向でかつU型リブの長手方向とクロスする方向に連結接合してなることを特徴とする鋼底型枠。
(2)前記U型リブの側面の孔には鉄筋を固定可能な鉄筋係止部が形成されている上記(1)の鋼底型枠。
(3)前記U型リブの側面に設けられた孔は、端部が折り返されてループ部が形成されたループ鉄筋を挿通することが可能な大きさである上記(1)、(2)の鋼底型枠。
(4)前記U型リブの側面に設けた孔はその両側には、ループ鉄筋のループ部の復元力によって係止することができるようにした係止孔が設けられている上記(3に記載の鋼底型枠。
(5)前記U型リブの側面には、短尺の接合用ループ鉄筋の両端部を挿入し固定するための固定孔が更に設けられている上記(1)〜(4)の鋼底型枠。
(6)前記U型リブの両側面に設けた孔にU型リブの長手方向とクロスする方向に鉄筋を挿通した上記(1)の鋼底型枠。
(7)前記U型リブの両側面に設けた孔にU型リブの長手方向とクロスする方向に、端部が折り返されてループ部が形成されたループ鉄筋を挿通した上記(3)、(4)の鋼底型枠。
(8)前記ループ鉄筋のループ端部には、前記U型リブの側面に設けた孔に引っかかるように鈎部が形成されている上記(7)の鋼底型枠。
(9)前記U型リブの側面に設けた固定孔に、短尺の接合用ループ鉄筋の端部を固定した上記(5)の鋼底型枠。
(10)前記短尺の接合用ループ鉄筋は、その少なくとも一方の端部に、前記固定孔に引っかかるように鈎部が形成されている上記(9)の鋼底型枠。
(11)前記ループ鉄筋のループ部は隣接する鋼底型枠ユニットに挿通されたループ鉄筋のループ部と対向するように配置されており、対向する前記ループ鉄筋のうち、一方のループ鉄筋のみが、隣接する前記鋼底型枠ユニットの前記底鋼板にまで至っている上記(7)〜(10)の鋼底型枠。
 本発明は以上のように構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。U型リブが有する孔から、U型リブ内部にコンクリートを充填できるので耐久性を向上させることができる。
また、隣接する鋼底型枠ユニットの底鋼板にまで至るようにループ鉄筋を配筋した場合には、隣接する鋼底型枠ユニットの、対向する各ループ鉄筋が重なり合う面積が大きくなる。また、従来技術の如くアゴ部の厚さを大きくするということがない(アゴ部に相当する部分が底鋼板であり薄くできる)ので、鋼底型枠ユニットの接合部における強度を向上させることができる。
接合部における強度を向上させることができるので、隣接する鋼底型枠ユニットの底鋼板同士の溶接作業を不要にすることができる。また、U型リブがその側面に有する孔に鉄筋係止部が形成された場合には鉄筋をU型リブに係止できるので、鉄筋同士の結束作業を不要にすることができる。
さらにコンクリート部にクラックが生じた後の挙動において、従来の番線による結束よりも鉄筋の拘束効果が大きいものとなる。
その結果、施工費用を低廉化し、施工期間を短縮し、耐久性を向上させることができる。
さらに、ループ鉄筋のループ部を底鋼板の端部にまで至らないように配筋すれば、一方の底鋼板を下ろしても当該底鋼板が他方の底鋼板のループ鉄筋にぶつかることがないので、一方の底鋼板を上から設置することができるので施工を容易にすることができる。
 以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下では、「鋼底型枠ユニット」及びこれを複数連接して成る「鋼底型枠」を共に「鋼底型枠」ということがある。
 図1に示すように、本実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版10は、鋼底型枠11と、このリブ上に配筋されたループ鉄筋15と、鋼底型枠11上に打設されたコンクリートCとを備えている。鋼底型枠ユニット11は、底鋼板12と、この底鋼板12に概ね逆U字状を呈するように固定されたU型リブ13とを有している。
 底鋼板12は、平面視矩形をなし、図1においては二つの底鋼板12が接合されている。符号Jが接合部である。
 U型リブ13は、外輪郭が左右対称の台形をなしている。U型リブ13の上面及び側面には、底鋼板12と共に囲繞される空間14内にコンクリートCが流入可能な孔13aが複数設けられている。ここで孔13aの大きさは耐力や耐久性に支障をきたさない範囲でできる限り大きいものが望ましく、充填したコンクリートCがU型リブを有する鋼底型枠内に十分行き渡るような大きさに設定されている。側面に設けられた孔13aはループ鉄筋15を挿通可能なように等しい位置に設けられている。
 ループ鉄筋15は、端部が折り返されてループ部15aが形成されている。ループ部15aの長さは、設計条件等により決定される。図2に示すように、隣接する鋼底型枠11の対向するループ鉄筋15,15’のうち、一方のループ鉄筋15’のみが、隣接する鋼底型枠11の底鋼板12まで至っている。
 本実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版10及び鋼底型枠11は、以上の如く構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
 U型リブ13の上面及び側面に開設された孔13aから、U型リブ13内部にコンクリートCが充填されるのでU型を有する鋼底型枠11が内側に変形するのを防止することができる。従って、活荷重等の繰り返し載荷によってU型リブ13と底鋼板12の溶接部に疲労亀裂が生じたり、U型リブ13とコンクリートCの境界部の付着が切れて、コンクリートCにクラックが生じる可能性が少なくなり、床版の耐久性が大幅に改善される。
 また、隣接する鋼底型枠11の底鋼板12にまで至るようにループ鉄筋15を配筋した場合には、隣接する鋼底型枠11の、対向する各ループ鉄筋15が重なり合う面積が大きくなる。また、従来技術の如く、アゴ部の厚さを大きくしなければ、換言すれば接合部JにおけるコンクリートC厚を小さくしなければならないということはない。これは、従来技術に係るアゴ部に相当する部分が底鋼板12であり薄くできる(厚くする必要がない)からである。その結果、鋼底型枠11の接合部Jにおける強度を向上させることができる。
 接合部Jにおける強度を向上させることができるので、隣接する鋼底型枠11の底鋼板12同士の溶接作業を不要にすることができる。
 その結果、施工費用を低廉化し、施工期間を短縮することができる。
また、図2に示すように一方のループ鉄筋15のみが隣接する鋼底型枠11の底鋼板12まで至っていないので、一方の底鋼板12を下ろしても当該底鋼板12が他方の底鋼板12のループ鉄筋15にぶつかることがない。したがって、一方の底鋼板12を上から設置することができるので施工を容易にすることができる。
  図3に示すように、本実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版20は、第1の実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版10とほぼ同様の形状をなす。異なる点は、U型リブ23の側面に開設された鉄筋係止孔23aの内部に引っ張り側(上側)ループ鉄筋25が配筋されている点と、これらの孔の形状である。また、隣接する鋼・コンクリート合成床版の対向するループ鉄筋25同士がぶつかることの無いように、孔が側面に設けられている。
 図4に示すように、左右2ヶづつ計4ヶの鉄筋係止部23bが形成されている。係る鉄筋係止孔23aに鉄筋を固定するには以下の如く行う。
 まず、図4に示すように1本のループ鉄筋25を鉄筋係止孔23aに挿入する。
次いで、図5に示すように片側(図5では下側)の鉄筋を左下の鉄筋係止部23bに係止する。
 次いで、図6に示すように鉄筋をループ部25aの間隔が狭くなるように撓ませ、図7に示すように他方側(図7では上側)左上の鉄筋係止部23bにループ鉄筋25自信の復元力により係止する。
 次いで、図8に示すようにもう一本のループ鉄筋25を右側の各鉄筋係止部23bに係止する。
 斯かる鋼・コンクリート合成床版20によれば、第1の実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版10が奏する効果の他に、さらに、現場での作業はループ鉄筋25をU型リブ23を有する鋼底型枠の側面に差し込み鋼底型枠を設置するだけの作業ですむので、ループ鉄筋25の結束作業を不要にすることができる。その結果、従来工法よりも現場での作業が省力化することができる。さらに鉄筋がU型リブ内に固定されているので、コンクリート部にクラックが生じた場合でも従来の単に番線で結束するものよりも鉄筋の拘束効果は大きいものとなる。
 図9に示すように、本実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版30が、第1又は第2の実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版10、20と異なる点は、U型リブ33の側面に短尺の接合用ループ鉄筋36が固定されている点である。
 接合用ループ鉄筋36は短尺で、U型リブ33の内側面に引っかかるように鈎部36bが一端部に形成されている。
 U型リブ33には、その側面に接合用ループ鉄筋36を固定する為の固定孔33bが設けられている。
 接合用ループ鉄筋36を配筋・固定するには、図10に示すように、まず接合用ループ鉄筋36の鈎部36bを一の固定孔33bに挿入し、次いで矢印方向に回転させて、図11に示すように接合用ループ鉄筋36を固定する。
 以上の如く接合用ループ鉄筋を簡単に配筋・固定できるので、更に現場での省力化,施工性向上を実現できる。
 なお、上記実施の形態においては鋼・コンクリート合成床版に適用されたが、本発明はそれに限定されず、本発明を適用する上で好適な構造に適用することができる。
 また、図12に示す接続用ループ鉄筋45のように両端に鈎部45a,45bを形成することもできる。斯かる接合用ループ鉄筋45は、図7に示す如き鉄筋係止孔23aに固定する。
 また、図13に示すように長尺のループ鉄筋55にも鈎部55aを形成することもできる。斯かるループ鉄筋55によりさらに接合強度を向上させることができる。
 また、U型リブに設けられた孔の形状は、上記実施の形態には限定されず、円形、矩形等、本発明を実施する上で好適な形状にすることができる。
 また、U型リブの断面形状は、台形に限定されず、矩形、円弧等、本発明を実施する上で好適な形状にすることができる。
 また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
 なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
 本発明の鋼底型枠を橋梁建設等に用いれば、強度及び耐久性の向上した床版を、低廉な施工費用と短い施工期間で提供することができるので、その利用性は高い。
本発明の鋼底型枠を用いて製造した鋼・コンクリート合成床版の一部断面斜視図である。 図1に示す鋼・コンクリート合成床版の接合方法を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版の一部断面斜視図である。 図3に示すU型リブへのループ鉄筋を取付工程図である。 図3に示すU型リブへのループ鉄筋を取付工程図である。 図3に示すU型リブへのループ鉄筋を取付工程図である。 図3に示すU型リブへのループ鉄筋を取付工程図である。 図3に示すU型リブへのループ鉄筋を取付工程図である。 本発明の第3の実施の形態に係る鋼・コンクリート合成床版の斜視図である。 図9に示すU型リブへのループ鉄筋の取付工程図である。 図9に示すU型リブへのループ鉄筋の取付工程図である。 ループ鉄筋の他の実施の形態を示す側面図である。 ループ鉄筋の他の実施の形態を示す側面図である。 従来例に係るオープンサンドイッチ床版に係る鋼底型枠の斜視図である。 従来例に係るオープンサンドイッチ床版の縦断面図である。 従来例に係る継手部分の縦断面図である。 従来例に係る継手部分の縦断面図である。
符号の説明
  C コンクリート
  J 接合部
 10 鋼・コンクリート合成床版
 11 鋼底型枠ユニット
 12 底鋼板
 13 U型リブ
 13a 孔
 14 底鋼板と共に囲繞される空間
 15 ループ鉄筋
 15a ループ部
 20 鋼・コンクリート合成床版
 23 U型リブ
 23a 鉄筋係止孔
 23b 鉄筋係止部
 25 ループ鉄筋
 25a ループ部
 30 鋼・コンクリート合成床版
 33 U型リブ
 33b 固定孔
 36 接合用ループ鉄筋
 36a 鈎部
 45 接続用ループ鉄筋
 45a,45b 鈎部
 55 ループ鉄筋
 55a 鈎部

Claims (11)

  1.  鉄筋を配筋し、コンクリートを打設することより床版を形成するための鋼底型枠であって、該鋼底型枠は、同一形状及び構造を有する複数個の鋼底型枠ユニットからなり、該鋼底型枠ユニットは、底鋼板と断面がU字状のU型リブとからなり、該U型リブはU字の両脚端部が底鋼板の上面に接合されて底鋼板上に逆U字状に設けられており、その上面にはコンクリートを流し込むための孔が複数個設けられ、また、その両側面にはU型リブ内にコンクリートを流し込むため及びU型リブの両側面を貫通してU型リブの長手方向とクロスする方向に鉄筋を挿通するための孔が複数対設けられており、この鋼底型枠ユニットの複数個を各U型リブが同じ方向でかつU型リブの長手方向とクロスする方向に連結接合してなることを特徴とする鋼底型枠。
  2.  前記U型リブの側面の孔には鉄筋を固定可能な鉄筋係止部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の鋼底型枠。
  3.  前記U型リブの側面に設けられた孔は、端部が折り返されてループ部が形成されたループ鉄筋を挿通することが可能な大きさであることを特徴とする請求項1又は2記載の鋼底型枠。
  4.  前記U型リブの側面に設けた孔はその両側には、ループ鉄筋のループ部の復元力によって係止することができるようにした係止孔が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の鋼底型枠。
  5.  前記U型リブの側面には、短尺の接合用ループ鉄筋の両端部を挿入し固定するための固定孔が更に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の鋼底型枠。
  6.  前記U型リブの両側面に設けた孔にU型リブの長手方向とクロスする方向に鉄筋を挿通したことを特徴とする請求項1記載の鋼底型枠。
  7.  前記U型リブの両側面に設けた孔にU型リブの長手方向とクロスする方向に、端部が折り返されてループ部が形成されたループ鉄筋を挿通したことを特徴とする請求項3又は4記載の鋼底型枠。
  8.  前記ループ鉄筋のループ端部には、前記U型リブの側面に設けた孔に引っかかるように鈎部が形成されていることを特徴とする請求項7記載の鋼底型枠。
  9.  前記U型リブの側面に設けた固定孔に、短尺の接合用ループ鉄筋の端部を固定したことを特徴とするに請求項5記載の鋼底型枠。
  10.  前記短尺の接合用ループ鉄筋は、その少なくとも一方の端部に、前記固定孔に引っかかるように鈎部が形成されていることを特徴とする請求項9記載の鋼底型枠。
  11.  前記ループ鉄筋のループ部は隣接する鋼底型枠ユニットに挿通されたループ鉄筋のループ部と対向するように配置されており、対向する前記ループ鉄筋のうち、一方のループ鉄筋のみが、隣接する前記鋼底型枠ユニットの前記底鋼板にまで至っていることを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の鋼底型枠。
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