JP3705851B2 - 光学式パケット切換システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光通信に関する。
【0002】
詳細には、本発明は光信号切換装置に関する。
【0003】
情報を運ぶための光信号の使用は非常に興味のある期待を与えるものである。
【0004】
【従来の技術】
特に、光ファイバの帯域幅、減衰および電極干渉特性に対する不感性は非常に高いビット速度の伝送系の実現を可能にするものであり非常に高い伝送品質をもたらすものである。更に、半導体またはドーピングした光ファイバ増幅器及び波長変換器のような光学的要素の最近の発展は複数のユーザー間の光ファイバの帯域幅(約1012Hz)の効果的な分割により光学技術の役割を点から点への伝送から高ビット速度の遠隔通信回路網への拡張を可能にしている。
【0005】
光ファイバ遠隔通信回路網はその回路網のノードに“スイッチ”、すなわち複数の入力の内の一つに入る入力光信号を使用可能な複数の出力チャンネルの内の選ばれた一つに向けるための手段、を含む種々の信号処理手段を必要とする。
【0006】
光信号スイッチは将来の光遠隔通信回路網の一つの重要な要素である。
【0007】
すべての国際的な運輸業者および装置の製造者は現在光通信を非常に積極的に研究している。
【0008】
光信号の高速スイッチングについて多くの提案がすでになされている。
【0009】
特に光回路網において送信者と受信者の間で光−電気変換を用いずに光の形での情報の経路指定を可能にする多くの形式のスイッチがすでに提案されている。
【0010】
更に詳細には、本発明はパケットとして組織化された光信号を伝送するように設計された回路網の分野に関する。
【0011】
切換えられるべきこれらパケットは通常夫々がヘッダすなわち経路指定アドレスとペイロードとを含んでいる。ヘッダは宛先のアドレスサービスおよび管理情報のようなパケットの経路に関する情報、と誤修正コードとを含んでいる。
【0012】
真の光メモリがない場合には透明光スイッチ、すなわち光−電気変換を行わないスイッチ、に二つの問題が生じる。
【0013】
まず、情報は記憶されず、単に光ファイバ遅延線で遅延されるだけである。複数のパケットが同時に同一の出力をアクセスするとき生じるアドレスコンフリクトはこれら遅延線を用いて解決しなければならない。
【0014】
第二に、メモリがないことはペイロードビットの再生がないということである。ペイロードはそれ故能動素子を通るとき信号対雑音比が連続的に劣化し、スイッチの実効透明度の事実上の制限となる。
【0015】
光スイッチについては多くの文献がある。
【0016】
J.B.ヤコブ、J.M.ガブリアゲスの文献“ATMアプリケーション用の非常に高ビット速度の光スイッチ”、コミュニケーション・アンド・トランスミッションNo. 2,5(1994)は例えばATM(非同期転送モード)パケット光スイッチを示している。このスイッチの設計は波長変換による出力の選択を行った後に出力アドレスコンフリクトの問題を解決する。それらの宛先に対応する一つの波長でコード化した後、コンフリクトするパケットが光ゲートから構成されるバニアン型回路網を介してQ本の光ファイバ遅延線をアクセスする。この回路網は1個の入力とQ個の出力を有するN個のカプラと、N・Q個の光ポートと、N個の入力と1個の出力を有するQ個のカプラと、を含んでいる。各遅延線は一時に数波長を受け持つことが出来る。これら遅延線の出力は星型カプラの入力に接続する。このカプラの出力は専用の光フイルタを介してそのスイッチの夫々の出力に送られる。遅延線へのアクセスを与えるこの回路網内の信号劣化のために時間遅延の最大値は光パケットの期間すなわち“パケット時間”の16倍である。この値はATMモードでの電子的スイッチング用の目安に合致するに充分な低いパケット損失率を与えない。更に、信号の劣化は同一のパケットが数個のスイッチを次々に通ることを不可能にし、透明な光パケット回路網の設計を不可能にする。
【0017】
S.クロヤナギの文献“ホトニック・ATM・スイッチング・ネットワーク”、ホトニックスイッチングについてのトピカルミーティング参照番号14B2,神戸,日本,12−14,1990年4月,はホトニックスイッチングマトリクスを示しており、このマトリクスはa)マトリクスのn個の入力の夫々にあって、セルヘッダに含まれる仮想チャンネルまたは仮想回路グループラベルを読取ることによりその入力に入るセルを識別しそして各セルの波長をそのマトリクスの出力に対応する波長に変換するための入力インターフェースモジュール、b)夫々ディフューザとフイルタを含み、セルをそれらの波長に従ってマトリクスの出力に分配するためのセルセレクタ、およびc)各出力について、同一の出力にアドレスされそしてその出力へのアクセスについてコンフリクトするセルを記憶するための光バッファ部材、を含んでいる。詳細には、これらバッファメモリの夫々はn個の光メモリを含み、これらメモリは1個のセルに等しい容量を有しそして1本の光遅延線とスペクトル分割切換えの原理を用いるn×mスイッチを含んでいる。このn×mスイッチは各セルの波長をセル毎に変換する波長変換器と、合成器と、ディフューザと各セルをこれら光メモリの内の1個に方向づけるように調整されたフイルタを含む。直列に接続されるこれら光メモリは一つのセルの期間の0倍からm倍の間の時間遅延を可能にする。
【0018】
文献FR−A−2672172は光ファイバに非同期的に時分割多重化された固定長のセルの形でデータを切換えるためにn個の入力端子とn個の出力端子を有するホトニックスイッチングマトリクスの原理にもとづく他の例を示しており、これは − このマトリクスの一つの入力に与えられる各セルに一つの波長を割当てるためにこのマトリクスの夫々の入力に設けられた複数の波長変換器、
− 各セルを、kを整数そしてTを一つのセルの期間として0とk・Tの間で選ぶことの出来る時間だけ記憶するためにこのマトリクスの出力のすべてに共通の1個の光バッファメモリ、
− このマトリクスの各出力についてのフイルタを含み、一つの与えられた波長を有するセルのみを一つの与えられた出力に通りうるようにするスペーススイッチングステージ、
− 各セルについてそれがアドレスされるこのマトリクスの出力を指示する方向づけ情報にもとづき上記変換器とバッファメモリを制御すると共に各出力について待ち行列を構成して同一の出力に切換えられるべき2個のセル間のコンフリクトを回避するようにバッファメモリ内の各セルの記憶時間を選択するための制御手段、
を含み、このバッファメモリが
− 0からk・Tの時間遅延を与えると共に上記スペーススイッチングステージの入力に接続する出力を有するk+1本の遅延線、
− 夫々がn個の入力と1本の遅延線の入力に接続する1つの出力を有するk+1個のコンバイナ、
− 夫々がバッファメモリの一つの入力を構成する一つの入力とk+1個の出力を有するn個のディフューザ、
− 夫々n個のディフューザの1個の一つの出力を上記コンバイナの内の1個の一つの入力に接続しそして各ディフューザが一つの任意の与えられた時点で一つのコンバイナにのみ接続されるように上記制御手段により制御される(k+1)・n個の光ゲート、
を含むごとくなっている。
【0019】
文献US−A−5005167および文献テクニカルダイジェスト、オプティカルファイバコミュニケーションコンファレンス,2−7,1992年2月,vol.5,ページ58,サンホセ,米国,XP341592のA.キスネロス“ラージ・スケール・ATMスイッチング・アンド・オプチカル・テクノロジ”は夫々の入力に関連する一つの与えられた波長についての一群のセンダ/コーダと、星形カプラと、出力において一つの特定の波長に同調可能な一群のレシーバ/デコーダを含む光スイッチを示している。アドレスコンフリクトは使用可能な出力に従って再経路指定を行うことにより管理される。M.カルサバラ他の文献“オプチカル−ファイバーループ・メモリ・フォー・マルチウェーブレングス・パケット・バッファリング・イン・ATM・スイッチング・アプリケーションズ”,OFC93,サンホセ,米国、1993は循環メモリを示している。このメモリは“パケット時間”に等しい時間遅延に対応する光ファイバループを含んでいる。このループ内の各回路は2×2パッシブカプラと半導体光増幅器を通じて光パケットを“パケット時間”だけ遅延させる。このループ内の信号の劣化は回路の数を12個に制限するが、約50個の場合には損失率は10-9となる。
【0020】
同じ形式のメモリがW.ピーパーの文献“インベスチゲーション・オブ・クロストーク・インターフェアレンス・イン・ア・ファイバ・ループ・オプチカル・バッファ”,エレクトロニクス・レターズ28,435(1994)に、光増幅器の動作条件が異るものとして最近提案された。実験的に明らかとされたパケットの回路の数は23個まで増加されており、この数が40まで増加可能と主張されている。ここでも、信号の劣化は、50“パケット時間”の程度の待ち時間の達成は困難であり、いずれにしてもそのような循環ループの、それ故、それらが支持するスイッチのカスケードの可能性の問題が生じる。
【0021】
A.E.エクベルク他の文献“エフェクツ・オブ・アウトプット・バッファ・シェアリング・オン・バッファ・リクワイアメンツ・イン・アン・ATDM・パケット・スイッチ”,INFOCOM ´88,459、1988は出力ゲート間で共通のメモリを共用することにもとづくATDM(非同期時分割多重化)に合致する光パケットスイッチングシステムにおいて一つの与えられた任意の時点で占有される出力ゲートの数の分布を評価するための数字的解析を提案している。
【0022】
文献EP−A−0335562およびEP−A−0574864はネットワークを介して同一の経路を通るべき光パケットを累積する手段、結果的なアグレゲート(aggregate )をコンパクト化する手段および、各出力にあってこれらアグリゲートを拡張し種々のパケットを分離する手段を含むスイッチを開示している。
【0023】
文献US−A−4912706は他のスイッチであって、宛先によりグループ化されたパケットが、各入力が任意の選択された出力に結合しうるように、カプラーからなる入力/出力マトリクスに加えられる。
【0024】
文献EP−A−0282071およびEP−A−0334054は電子的制御モジュールにより制御される光スイッチマトリクスを示している。
【0025】
文献EP−A−0223258は入力光マルチプレクサとそれに続く第1波長スイッチング段およびスペーススイッチング段を含むスイッチを示しており、このスペーススイッチング段の出力は出力光マルチプレクサに接続する。この波長スイッチング段とスペーススイッチング段は中央プロセサにより制御される。このシステムは更に複数の基準波長を発生するようになった出力マルチプレクサを含む発生器を備えている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は周知の光パケットスイッチを改良することである。
【0027】
本発明の主目的はペイロードからみた能動要素の数が最少となるように遅延線によりアドレスコンフリクトを解決することの出来る光パケットスイッチを提供することである。
【0028】
本発明の他の目的は非同期転送モード(ATM)パケットネットワークについて定義される目安、すなわち0.8より小さい入力ポート当りのパケットの平均存在確率について10-9より小さいパケット損失率であって、種々の入力ポートへのパケットの連続した到達が互いにそして時間的に相関しないこと、に合致する光パケットスイッチを提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】
これら目的は本発明によれば、夫々がその経路とペイロードに関する情報を含むヘッダを含む複数のパケットへと組織化された光信号用のN(Nは整数)個の入力とP(Pは整数)個の出力を有する光スイッチであって、
− 各光パケットのヘッダを読取りそして対応する経路を識別するための手段、
− 任意の入力に入る各パケットを、そのパケットのヘッダにより決定される経路に対応する出力へと方向づけるためのスイッチング及び結合手段、
− 複数のパケットが同時に同一の出力へのアクセスを要求するときに生じる経路指定コンフリクトを管理するために光信号が選択的に通るようになった遅延線、
を含み、
− 一つの入力に入る各光パケットを選ばれた一本の遅延線に向け、経路指定のコンフリクトを避けるために上記パケットの時間再組織を可能にする時間遅延を各パケットに指定するようになった時間第1ステージであってX群の平均r(rは整数)/X(Xは整数)個の遅延線からなるNグループとX群の平均r/X個の遅延線の内の選ばれた一つに受信した夫々の光パケットを方向づけるようになったN個の経路モジュールとを含む時間第1ステージ、
− 上記時間第1ステージの遅延線の出力側に結合し、光パケットを各パケットのヘッダにより決定される経路に対応する出力に選択的に方向づけるようになったスペース切換第2ステージ、
− 出力第3ステージ、
を特徴として含む光スイッチにより構成される。
【0030】
上記第3ステージは完全に受動型である。あるいは第3ステージは、必要であれば第2ステージ後に一つの共通の出力をアクセスするパケットの時間順位を限定するように適用することが出来る。
【0031】
【発明の実施の形態】
(図1)
図1に示すスイッチの一般的な構造をまず説明する。
【0032】
図1に示す、本発明による光パケットスイッチCはN(Nは整数)個の入力端子E1,E2,…Ei ,…En とP(Pは整数)個の出力端子S1,S2,…Si ,Sp を含む。前述のように、PはNに等しくてもよいが、そうでなくてはならないものではない。PはNと異るもの、特にP>Nであってもよい。スイッチCはクロス(Clos)ネットワークとされる。このネットワークは三つのステージ10,20,30と擬似ランダムアクセスメモリを含む。
【0033】
すなわち、時間スイッチング第1ステージ10はN個の経路指定モジュール121 −12n と夫々r(rは整数)本の遅延線14からなるN個のグループを含む。各遅延線14は好適には光ファイバである。夫々r本の遅延線14からなるN個のグループにはN個の経路指定モジュール12が夫々関連する。N個のモジュール121 −12n の入力端子は入力端子E1−En に夫々接続し、そして入力端子E1−En に入る光パケットをモジュール121 −12n の夫々の出力でアクセス可能なr本の遅延線14から選ばれた1本に方向づけるようになっている。
【0034】
図2に関連して明らかになるものがあるが、第1ステージ10はまた、いくつかの実施例ではスペーススイッチングステージであってもよい。
【0035】
図1は第1モジュール121 に関連する光遅延線141 ・1,141 ・2,…141 ・j,…,141 ・rを示す。
【0036】
同様に遅延線14n ・1,14n ・2,…,14n ・j,…,14n ・rは最後のモジュール12n に関連する。
【0037】
スイッチCは更に、各光パケットのヘッダを読取りそして対応する経路を識別する手段を含む。制御ユニット40により適用されて解釈されるこの識別は、入力端子E1−En の一つに入る各光パケットが、それらパケットが時間的に再組織されて経路コンフリクトを回避出来るように各パケットに時間遅延を割当てるごとくに一本の選ばれた遅延線14に向けられるように経路指定手段12を制御するために用いられる。
【0038】
すなわち、各手段12は好適には波長変換モジュール100と波長感応受動経路指定手段110を含む。
【0039】
このように本発明の好適な実施の形態では第1ステージ10はN個の経路モジュール12の夫々に一体化されるN個の波長変換モジュール100と、各モジュール100に夫々関連する夫々r本の遅延線14からなるN個のグループとを含み、各波長変換モジュール100はN個の入力端子E1−En の内の1個に入る光パケットの波長を、r個の使用可能な波長から選ばれた一つの波長に置き換えるようになっている。各モジュール12は各変換モジュール100の出力に夫々波長感応受動経路指定手段110を含み、そのモジュールからの各パケットをその置換波長により、r本の関連する遅延線14の内の1本に方向づける。
【0040】
更に本発明によれば、N個のグループの夫々において、r本の遅延線14は好適には線毎に異る光学時間遅延を与えるものである。
【0041】
各モジュールに一体化される波長変換モジュール100と波長感応受動経路指定手段110の好適な実施の形態を図6について説明する。
【0042】
第2ステージ20は第1ステージ10の遅延線14の出力に接続し、そして光パケットを、その夫々のヘッダにより決定される経路に対応する出力端子S1−Sp に選択的に方向づけるようにする。第2ステージ20と第3ステージ30は夫々P本の光ファイバ24からなるr個のグループにより接続される。それ故第2ステージ20は好適にはr個の経路モジュール221 ,222 ,…,22i ,…,22r に関連する夫々p本の光遅延線24からなるr個のグループを含む。
【0043】
夫々の経路モジュール22の入力端子は夫々出力端子S1 −Sp の1本に接続するP本の光遅延線24の1本の入力端子に接続するN本のファイバ14の出力端子に接続する。
【0044】
図1は第1経路モジュール221 に関連する24本の光ファイバ241 ・1,241 ・2,…241 ・i,…,241 ・Pを示す。またこれは最後の経路モジュール22r に関連する光ファイバ24r ・1,24r ・2,…24r ・i,…,24r ・Pを示す。
【0045】
詳細には、本発明の好適な実施の形態では第2ステージ20はそれ故r個の波長変換モジュール200と、夫々P本の光ファイバ24からなるr個の遅延線グループと、r個の波長感応受動経路指定手段200とを含み、夫々の波長変換モジュール200の入力はマルチプレクサ220を介してN個の入力の夫々からのN本の遅延線14の出力に接続して1本の遅延線14からの一つの光パケットの波長をP個の使用可能な波長の内の選ばれた一つに置き換えるようになっており、各グループ内のP本の光ファイバ24はその入力側で第2ステージの夫々の変換モジュール200にそして出力側でスイッチのP個の出力の1個に接続しており、r個の波長感応受動経路指定手段210は第2ステージの各変換モジュール200の出力に接続してそのモジュールからの各パケットをその置換された波長に従ってP本の関連する光ファイバ24の1本に向けるようになっている。
【0046】
第3ステージの機能は光ファイバ24を、必要であれば第2ステージ20後に同一出力端子Sにアクセスするm個のパケットの時間順位を決定するために出力端子Sに接続することである。ここにおいてmは、このスイッチが経路コンフリクトを解決しなければならないパケット時間で入力または出力当りの平均瞬間深さを表わす。これらm個のパケットは異る入力Eから入りうる。その場合にはこれらパケットは必然的に異る発呼者に属するものであり、それらの順序は重要でない。これらパケットが同一入力から入るとすれば、それらの入る順序は変更ではなく、保存されねばならない。
【0047】
従って、N・mのすべての順序をつけるために不可避である第3ステージ30のマトリクスはこの場合省略されうる。その理由はパケットの第3ステージ30の到着順位はスイッチ出力で保持されるからである。
【0048】
従って、本発明によれば、第3ステージ30は好適にはP個の受動マルチプレクサまたはカプラ321 ,322 ,…32i ,…32p の形をとる。各カプラまたはマルチプレクサ32はr個の入力と1個の出力を有する。各カプラまたはマルチプレクサ32のr個の入力は第2ステージのr個の経路モジュール22からの光ファイバ24の出力に夫々接続する。
(図2)
図2に示す実施の形態を次に説明する。
【0049】
この実施の形態は特に大型スイッチ用である。これは所要の波長の数を小さくしそして特にこれに関しての第1および第2ステージ間によりよいバランスをもたらすものである。
【0050】
図2はクロスネットワークとして組織されたN個の入力E1,E2,…Ek ,…En とP個の出力S1,S2,…Si ,…Sp を有し、そして3つのステージ10,20,30および1個の擬ランダムアクセスメモリを有する光パケットスイッチCを示す。
【0051】
ここでもPはNと等しくてもよいが、そうでなくてもよい。
【0052】
図2において、第1ステージ10はN個の経路モジュール12を含む時間スイッチングステージである。これらN個のモジュール12はクロスネットワークのアーキテクチュアに従うために、夫々、X(Xは整数)個のモジュール12を含むN/X個のブロック13へと組織化される。各モジュール12は第2ステージ20のr個のブロックをアクセスするためにr個の波長を有する。第1ステージ10も夫々r本の遅延線14からなるN個の遅延線グループを含む。N個の遅延線14のグループはN個の経路モジュール12と夫々関連する。これらN個のグループ内のr本の遅延線14は第1ステージ10におけるX個の出力群の内の1つの選択および各群内で平均r/X本の遅延線14の内の1本の選択を可能にするために、r/Xが整数でない場合には夫々平均でr/X本の遅延線14からなるX個の群に分割される。N個の経路モジュール121 −12n の入力は入力E1−En に夫々接続しそして入力E1−En に入る光パケットを各モジュール12の出力において使用可能なr本の遅延線14の内の選ばれた1本に方向づけるようにする。
【0053】
X=2の場合を示す図2において、第1モジュール121 に関連する遅延線141 ・1−141 ・iは第1群に属し、同じ第1モジュール121 に関連する遅延線141 ・j=141 ・rは第2群に属する。
【0054】
同様に、モジュール12k に関連する遅延線14k ・1−14k ・iは第1群に、そのモジュール12k に関連する線14k ・j−14k ・rは第2群に属する。
【0055】
図2のスイッチCは各光パケットのヘッダを読取り、図1について述べたように制御手段40により適用され解釈される対応する経路を識別する手段を含んでいる。
【0056】
また各経路モジュール12は好適には波長変換モジュール100と波長感応受動経路指定手段110を含む。
【0057】
このように、図2において、第1ステージ10はN個の経路モジュール12の夫々に一体化されるN個の波長変換モジュール100と、夫々が夫々の変換モジュール100に関連しそして夫々平均r/X本の遅延線14からなるX群へと分割される夫々r本の遅延線14からなるN個の遅延線グループを含み、夫々の波長変換モジュール100がN個の入力E1−Enの一つに入る一つの光パケットの波長をr個の使用可能な波長の内の選ばれた一つに変換する。そして各モジュール12は各変換モジュール100の入力に波長感応受動経路指定手段110を有し、そのモジュールからの各パケットをその変換された波長に従ってr本の関連する遅延線14の内の一本に向けるようにしている。
【0058】
第2ステージ20はスペーススイッチングステージである。これは夫々がY=N/r個の変換モジュール22からなるr個のブロック23へと分割されるN個の変換モジュール22を含む。ここでrは2・m・X−1以上であり、mは使用される時間窓に関連するパラメータである。各モジュール22は出力選択のためにP/X個の波長を有しその入力はr本の遅延線14に接続する。
【0059】
第2ステージ20は第1ステージ10からの遅延線14の出力に接続し光パケットを各パケットのヘッダによりきまる経路に対応する出力S1−Spに向けるように作用する。
【0060】
各入力Eはどのブロック23に対しても1個のポートを有する。
【0061】
XはYと同じでよいがそうでなくともよい。
【0062】
第2ステージ20と第3ステージ30は夫々P/X本の光ファイバ24からなるN個の光ファイバグループにより接続される。かくして、第2ステージ20は好適にはN個の経路モジュール221 ,222 ,…,22i ,…,22n に関連する、夫々P/X本の光ファイバ24からなるN個の光ファイバグループを含む。
【0063】
各経路モジュール22の入力端子はr個のモジュール12からのr本の遅延線14の出力端子に接続する。各経路モジュール22は夫々が出力端子Sに接続するP/X本の光ファイバ24の内の一本の出力端子に接続するP/X個の出力端子を有する。
【0064】
図2は第1経路モジュール221 に関連する光ファイバ241 ・1,241 ・2,…,241 ,i,…,241 ・P/Xおよび最後の経路モジュール22n に関連する光ファイバ24n ・(X−1)(P/X)+1,24n ・j,…,24n ・pを示す。
【0065】
詳細には、第2ステージ20において、N個のモジュール22は第1ステージ10からのX群の遅延線14に関連するX群に分割され、そして各群においてN/X個のモジュール22が光ファイバ24によりP/X個の出力端子Sに夫々接続する。
【0066】
第2ステージ20のN/X個のモジュール22の群はブロック23の整数に必ずしも対応しなくてもよい。
【0067】
N/X個の第1モジュール22は第1形式の出力端子に割当てられ、次のN/X個のモジュール22は第2形式の出力端子に割当てられ、以下同様にしてX個の形式の出力端子に割当てられる。このように、各入力端子Eはすべての形式の出力端子Sに関連するモジュール22に対するポートを有する。
【0068】
例えば、X=Y=2とすると、第2ステージ20の経路モジュール22の前半を出力端子Sの前半(あるいは偶数番号の出力端子S)に接続し、後半のモジュール22を後半の出力端子S(または奇数番号の出力端子S)に接続することが出来る。この構成は大型スイッチに適用しうるものであるが、必要な波長の数を減少させるものである。
【0069】
更に詳細に述べると、図2に示す本発明の好適な実施の形態において、第2ステージ20は、夫々が入力側でマルチプレクサ220を介して、r個の入力端子からのr本の遅延線14の出力端子に接続し、そしてこのように1本の遅延線14から入る光パケットの波長をP/X個の使用可能な波長の内の選ばれた1つに変換する夫々Y個の波長変換モジュール200のr個のブロック23と、入力側において第2ステージの夫々の変換モジュール200に関連し出力側でこのスイッチのP/X個の出力端子の一つに関連する夫々P/X本の光ファイバ24からなるY・r=N個の光ファイバグループと、第2ステージの各変換モジュール200の出力にあってそのモジュールからの各パケットをその変換された波長に従って関連するP/X本の光ファイバ24の1本に向けるようにするY・r=N個の波長感応受動経路指定手段210を含む。
【0070】
Y=X=1とすると、この実施の形態は図1の実施例と等価になる。すなわち、各変換モジュール200は遅延線14からの光パケットの波長をP個の使用可能な波長の内の選ばれた1つに変換し、そして入力側において第2ステージの各変換モジュール200に関連し、出力側でこのスイッチのP個の出力の内の1個と関連する夫々P個の光ファイバ24からなるN個の光ファイバグループがあり、N個の波長感応受動経路指定手段110が第2ステージの各変換モジュール200の出力にあってこのモジュールからの各光パケットをその変換された波長に従ってP本の関連する光ファイバ24の内の1本に向けるようになっている。
【0071】
図1と比較すると、第3ステージ30の機能は適用可能な出力端子Sに光ファイバ24を結合して第2ステージ20後に同一出力端子Sにアクセスするm個のパケットの時間順序を決定することである。
【0072】
図2の第3ステージ30はP個の受動マルチプレクサまたはカプラ321 ,322 ,…,32i ,…,32p により形成出来る。各カプラまたはマルチプレクサ32はN/X個の入力端子と1個の出力端子を有する。各カプラまたはマルチプレクサ32のN/X個の入力端子は第2ステージのN/X個の経路モジュール22からの光ファイバ24の出力端子に夫々接続する。クロスネットワークのアーキテクチュアに従って、P個の出力端子SはX種の異なる出力形式に対応する夫々X個のモジュール22からなるP/X個のモジュールブロック32へとグループ化される。
【0073】
前述のようにそして図2に示すように、三つのステージ10,20,30の遅延線14と光ファイバ24を介しての種々のモジュール間の接続は任意の入力端子Eに入る信号が任意の出力端子Sをアクセスしうるようにする。
【0074】
これは特に各入力モジュール12が第2ステージのモジュール22、光ファイバ24および出力モジュール32を介して夫々P/X個の出力端子SからなるX個の異なるグループに夫々接続しうるX個の出力群、すなわちX個の遅延線14の群の選択を有するという事実によるものである。
【0075】
従って、第2ステージ20のはじめの半分のN/X個のモジュール22が第3ステージ30のはじめの半分のP/X個のモジュール32に接続し、後の半分のモジュール22が第3ステージ30の後の半分のP/X個のモジュール32に接続するとすれば、同一の入力モジュール12は同時に第2ステージ20のはじめの半分のモジュール22と後の半分のモジュール22に接続する。
【0076】
第1ステージ10と第2ステージ20についての波長の数を同じにするために、rはN/Xとされる。r>2・mであるから、Xは必然的に整数となり、X<(N/2・m)1/2 となる。
【0077】
N個の入力とP個の出力を有するスイッチについては、夫々の入力モジュール12の出力においてX群の夫々においてアクセス可能な遅延線の数r/Xは引き続きN個の入力とN個の出力を有するスイッチのパラメータmによりきまる。
時間遅延の決定
前述のように、各入力E1−EnはX群の出力14の内の選ばれた一つと関連しそして、各群についてr本の遅延線14のN個のグループにより、使用可能なr/X個の時間遅延平均値の選択が行われる。
【0078】
これら選択の夫々は、スイッチが同期的に動作するから整数の“パケット時間”に対応しなければならない。従って、1本の遅延線14を構成する各光ファイバは整数個のパケット時間に等しい時間遅延を限定する。
【0079】
更に、このスイッチの遅延線14の一つの群はP個の出力端子S1−Spに対応するP個の待ち行列を含む。入力当りの平均ロードを0.8としてこれら待ち行列の一つの最大長さは一つのパケットの受ける最大時間遅延そしてそれ故遅延線の最大長さを限定する。この値は出力アドレスコンフリクトを解決するスイッチの各出力端子S1−Spに関連するメモリの大きさに対応する。
【0080】
入力/出力端子の数Nが16,32および64個である三つのスイッチについてはこのメモリの大きさLは少くとも41,43および44に夫々等しくなくてはならない。
【0081】
その結果、各入力端子EはX個の出力端子14の群から選択を行い、そして、これら群の夫々において、各経路モジュール12の出力において使用可能なそして1“パケット時間”と約L“パケット時間”の間の遅延時間を限定する夫々平均r/X本の遅延線14からなるX群により、1“パケット時間”と約L“パケット時間”の間の平均r/X時間遅延の選択を有する。
N×Nスイッチの出力当りの待ち行列のサイズ
このパラメータは、一つの与えられたレート損失が一つの与えられた均一なトラヒックロードについて保証されるべき場合に任意の出力について要求しうる待ち行列の最大パケット長を与える(M.G.フルチフおよびM.J.カロル、“キューイング・イン・ハイ‐パフォーマンス・パケット・スイッチング”、IEEEジャーナル・オン・セレクテッド・エリアズ・イン・コミュニケーションズ,vol.6,No.9,1988参照)。
【0082】
Lを一つのN×Nスイッチの一つの出力端子に関連する待ち行列の最大サイズとし、Pを入力当りのロード(一つのパケットが任意の一つの出力にある確率)とする。
【0083】
パケット損失の確率は次のように与えられる。
【0084】
不活性とならないスイッチについてはすべての遅延線14は1とLの間のすべての“パケット時間”をカバーしなければならない。
【0085】
最後に、第2ステージ20の各変換モジュール22はr本の遅延線14からパケットを受ける。
【0086】
これらパケットの順次処理には同一長さの遅延線14と同一変換モジュール22の関連を禁止しなくてはならない。このため、第2ステージの同一のモジュール22に接続する第1ステージ10からのr本の遅延線14は異なる光学的な時間遅延を限定する。
【0087】
詳細に述べると、r個の入力からのr本の遅延線14は例えばステップをYとする円順列により第2ステージの各変換モジュール22に次々と割り当てられる。この種の順列を図3に図式的に示す。同図において、横軸は縦軸にプロットされる種々の入力に関連する遅延線14の長さを表わす。図3において、夫々の白い部分は縦軸上の入力から一つのパケットにアクセス可能なr個の波長の内の一つを限定する。
【0088】
X=1とすると、この円順列は次のように限定出来る:第1変換モジュール221 の入力に入力E1の最短の遅延線141 ・1から入力nの波長遅延線14n ・1が接続する;第2ステージの第2変換モジュール222 が入力E1の最長遅延線141 ・2,入力E2の最短遅延線から入力Enの第2の最短遅延線14n ・2を受け、以下最後の変換モジュール22r まで同様である。
【0089】
X>1とすると、入力Ekは第2ステージのモジュール22k に接続する最短遅延線14に割当てられ、次に、第2ステージのモジュール22k+Y の第2の最短遅延線に、以下同様に遅延線14の長さの各増分についてY個のモジュール22まで続く。
【0090】
第1ステージ10において、値rの選択はX個の出力群とr/X(平均)個の時間遅延の選択へ移る。第2ステージ20において、はじめのN/X個のモジュール22はP/X個の出力のグループ1に、次のN/X個のモジュール22はP/X個の出力のグループ2に対応し、以下同様である。第2ステージのモジュールiによりアドレスされる出力の形式は:
xi =E((i−1)・X/N)+1 (xi =1,X)
但し“E”は整数部分を表わす。
【0091】
それがアクセスしうる出力は次式で与えられる:
出力のインターディジタルな形、例えば交互に偶および奇となる二つの形式の出力を考慮すると
Si =xi +(q−1)・X (q=1,P/X)
あるいは、各出力形式が一つの出力形式から他の形式となるインターディジタルではなく一つの連続した出力に対応する場合には
Si =(xi −1)(P/X)+q (q=1,P/X)
これにはそれら入力に関連するr本の遅延線14が接続する:
k=[i−p・Y−1]N +1 (p=0,r−1)
逆に、入力Ekは遅延線を介して第2ステージのモジュールiをアドレスする:
i=[k+p・Y−1]N +1 (p=0,r−1)
これら遅延線の長さはpと共に増大し、そして1と2の間の整数のパケットに対応する。
【0092】
上記二つの式において、記号[ ]N は“モジュロN”を意味する。
【0093】
これら制約とは別に、遅延線の選択はその選択においてバイアスがないようにランダムでなくてはならない。この意味において、このスイッチの遅延線14の群は擬似ランダムアクセスメモリを限定する。
【0094】
アドレスコンフリクトを解決する変換モジュール12と22を制御するユニット40は種々の方法で構成出来、それ故ここでは述べない。
【0095】
アドレスコンフリクトを解決するために制御ユニット40は複数のパケットが同一の出力を同時に要求するとき生じるコンフリクトおよび一つのパケットが一つのコンフリクト状態において前に巻き込まれたパケットの待ち行列がすでに存在する出力を要求するときに生じるコンフリクトを考慮しなければならない。従って、制御ユニット40は、パケットが所要の出力を順次アクセスするようにそれらパケットが任意の入力ポートについてのスイッチをアクセスする時間順序に対しそれらパケットを時間的に再配列するように遅延線14に関連する経路指定手段12と22を制御しなければならない。
【0096】
この再配列を行わねばならない平均時間深さmは許容パケット損失率によりきまる。0損失率は、無制限の“パケット時間”数に適用する時間再配列に対応するのであり、その理由は、均一で静的トラヒックの場合、その事象の非0確率があり、それにより、そのスイッチにアクセスするパケットのすべてが定常的に同一の出力を要求するからである。影響されるパケットの数の増加は“パケット時間”当りn−1となる。
【0097】
すべての入力について平均時間深さmにパケットを管理するに必要なこの種のスイッチのメモリのサイズは共用メモリスイッチについて、全体の待ち行列が個々の出力当りの待ち行列の和とする近似を仮定して評価されている。出力当りの待ち行列を考えると、スイッチがアドレスコンフリクトに拘らずパケットをそれらの出力に方向づけうるとすると、この問題は各出力について待ち行列を与えることになる。アドレスコンフリクトのこの管理は待ち行列の点では最適であり、その理由はスイッチが各出力へのパケットの順次的なフローとは別に最大効率をもってスペーススイッチング機能を行うからである。他方、出力当りの待ち行列が独立していることを考慮すると、近似である。一つのパケットが一つの出力を要求するならば、それは他の出力へのアクセスを要求しない。この情報は独立待ち行列法では無視される。使用される近似の効能はスイッチのサイズに直接に比例しそしてパラメータmの結果的なサイズのオーバー分は前記したエクベルグ他の文献にあるように16より大きいNについては15%より小さい。
【0098】
例えば、入力/出力の数Nが16,32および64である三つのサイズのスイッチについては、時間的にパケットが順列とならなくてならない入力または出力当りの平均時間深さを示すパラメータmは損失率を10-9およびロードを0.8としたとき夫々8,6および5に等しい。
N×N共用メモリスイッチのメモリサイズ
共用メモリスイッチのメモリは一つのスイッチの種々の出力に関連する待ち行列のすべてを含む。その結果、待ち行列となるパケットの数は各出力についての待ち行列の和に等しい。このメモリのサイズをMとする。
【0099】
出力iについての待ち行列となったパケットの数をYi とする。このスイッチにおいて待ち行列となったパケットの総数をAとする。
【0100】
確率[A=a]=確率[Σ(i=1,N) Yi =a]
種々の出力における待ち行列が独立であるという近似ではランダムな変数Yi は独立である。この近似を与えると、変数Yi の確率法則は次のように与えられる:
確率[Yi =n]=qn ・qo n=1,M
確率[Yi =0]=qo
上記においてqo とqn はN×Nスイッチについての出力当りの待ち行列のサイズの説明において与えられた式でLをMとして用いて得られる。損失確率は:
確率[X=Σ(i=1,N )Yi >M]
使用される近似はNが16より大であれば有効である(′エクベルグ他、INFOCOM′88,459(1988)参照のこと)。与えられたサイズNのスイッチおよび与えられた損失確率についてクロスネットワークのサイズをきめるために用いられるパラメータmは次のように与えられる。
【0101】
m≧1+M/N 但しmは整数。
【0102】
本発明によるスイッチの各マトリクスは非阻止スイッチングネットワークを表わす。クロスネットワーク自体非阻止であるから、第2ステージ20のブロックおよびモジュールの数に等しいパラメータrは2・m・X−1以上でなくてはならない。
【0103】
各入力モジュール12において、各光パケットのラベルは光‐電変換後に解析される。スイッチCの制御ユニット40は、各変換モジュールと各出力が“パケット時間”当り1個のパケットのみを受けることが出来ることを知りそして各入力/出力対についてパケットの到着順序を保存することにより、各パケットが受ける時間遅延を最小にするために、要求される出力と待ち行列の状態とにより、各パケットに割当てられる時間遅延を決定する。
【0104】
かくして、入力信号の部分は各入力モジュール12でラベルを読取るべくサンプリングされる。残りの信号はモジュール12に含まれる第1変換ステージをアクセスし、そこで必要であればそのラベルを削除しうる。この場合、新しいラベルが第2変換ステージ20で書込まれる。
16×16スイッチの第1実施例
16個の入力と16個の出力を有するスイッチについて、m=8であり、その結果rは15より大でなくてはならない。
【0105】
例えば、rは第1ステージ10と第2ステージ20で16個の波長を使用するために16とすることが出来る。それ故スイッチCは32個の変換モジュール、すなわち第1ステージ10に16個、第2ステージ20に16個を含み、各モジュールが16個の波長で動作する。
【0106】
詳述すると、この本発明の実施例では第1ステージ10は、夫々がN=16個の入力Eの一つに入る光パケットの波長をr=16個の使用可能な波長から選ばれた一つの波長に変換するN=16個の波長変換モジュール100と、これらモジュール100に夫々関連する夫々がr=16本の遅延線14からなるN=16グループの遅延線および各変換モジュール100の出力に設けられたn=16個の波長感応受動経路指定手段110であって、このモジュールからの各パケットを変換された波長によりr=16本の関連する遅延線14の内の1本に方向づける手段、を含み、第2ステージ20は、夫々入力側において16対1のマルチプレクサ220を介してN=16個の入力からのN=16本の遅延線14の出力に接続しそして一つの遅延線14から入る一つの光パケットの波長をP=16個の使用可能な波長の内の選ばれた1個に変換するr=16個の波長変換モジュール200と、入力側において変換モジュール200と関連し、出力側においてこのスイッチのP=16個の出力Sと関連する、夫々P=16本の光ファイバ24からなるr=16個の光ファイバグループと、各変換モジュール200の出力側にあってそのモジュールからの各パケットをその変換された波長に従ってP=16本の関連する光ファイバ24の1本に方向づけるr=16個の波長感応受動経路指定手段210とを含み、第3ステージ30はr=16個の入力と1個の出力を有するP=16個の受動マルチプレクサまたはカプラ32を含む。
【0107】
本発明者等は107 個の“パケット時間”にわたり次々に入るパケットのシミュレーションを行った。各入力について第1ランダムソートは平均で1個のパケットが10回の内8回存在するようにパケットの有無を決定する。問題の入力にパケットがあれば、第2ランダムソートが出力のすべての等しい確率分布をもってそれが要求する出力を決定する。これらソートは互いにあるいは種々の“パケット時間”に相関しない。マルコフ過程のシミュレーションが行われる:一つの与えられた時点でのスイッチの状態は変換マトリクスを介して前の時点でのその状態にのみ依存する。安定条件下ではこのスイッチの動作は変換マトリクスの最小値により決定される。図4はスイッチ内の待ち行列となったパケットの存在確率を待ち時間の関数として示している。各入力は遅延線14に対して16個のポートを有する。遅延線の次々の長さは、最大平均長が48“パケット時間”となるように平均3“パケット時間”づつ増加される。
【0108】
占有確率の指数的性質は図4から明らかである。対数目盛を用いればこの動作の直線形特性は48“パケット時間”の遅延について10-9の確率となり、適用される目安(均一のトラヒックおよび入力当りのロード0.8の条件下でパケット損失率10-9未満)が満足されることを示している。
64×64スイッチの第2実施例
パラメータmは共用メモリスイッチのメモリのサイズによりきまる。このメモリはP個の出力に関連したP個の待ち行列を含む。これら待ち行列の夫々の長さはそのバリアンスを特徴とする乱数に対応する。これら待ち行列の和のバリアンスがメモリのサイズを決定しそして統計的多重化のために待ち行列の数により近線形的に増加するから、パラメータmはスイッチのサイズを共に減少する。
【0109】
N=P=64,X=1とすると、mの値は5であり、パラメータrは9以上でなくてはならない。
【0110】
16×16スイッチに適用される図1のアーキテクチュアが用いられるとすれば、第1ステージ10のこの変換モジュール12は9個の波長で動作しそしてパケットを所要の出力端子Sに方向づけるための第2ステージ20のスイッチは64個の波長で動作することになる。
【0111】
二つのステージ10と20を平衡させそして所要の波長の数を減少させるために、このスイッチは図2に示すように構成されているが、この場合、選択された出力端子Sに関連する群の形で第2ステージ20の経路モジュール22が与えられている。
【0112】
例えば、第2ステージ20の経路モジュール22は二つの群に分けられ、その一方が偶数番号の出力端子Sに他方が奇数番号の出力端子Sに接続される。あるいはその一方の群を前半の出力端子Sに、他方を後半の出力端子Sに接続してもよい。
【0113】
詳述すると、本発明のこの特定の実施例では、第1ステージ10は、夫々がN=64の入力Eの一つに入る光パケットの波長をr=32個の使用可能な波長から選ばれた一つの波長に変換するN=64個の波長変換モジュール100と、これらモジュール100に夫々関連する夫々がr=32本の遅延線14からなるN=64グループの遅延線および各変換モジュール100の出力に設けられたN=64個の波長感応受動経路指定手段100であってこのモジュールからの各パケットを変換された波長によりr=32本の関連する遅延線14の内の1本に方向づける手段を含み、第2ステージ20は夫々入力側においてマルチプレクサ220を介して32個の入力からのr=32本の遅延線14の出力に接続する夫々Y=2個の波長変換モジュール200のr=32個のブロックであって、第2ステージ20のr・Y=N=64個の変換モジュール200が一本の遅延線14から入る一つの光パケットの波長をP/X=32個の使用可能な波長の内の選ばれた1個に変換する波長変換モジュールブロックと、夫々入力側で第2ステージ20の各変換モジュール200と関連し出力側でスイッチの夫々偶数および奇数番号のP/X=32個の出力Sに関連する夫々P/X=32個の光ファイバ24からなるr・Y=64個の光ファイバグループと、第2ステージ20の夫々の変換モジュール200の出力にあってこのモジュールからの各パケットを変換された波長によりP/X=32本の関連する光ファイバ24の内の1本に方向づけるためのr・Y=64個の波長感応受動経路指定手段210と、を含み、そして第3ステージ30はN/X=32個の入力と1個の出力を有する。P=64個の受動マルチプレクサまたはカプラ32を含む。
【0114】
第1変換ステージ10において、各入力は要求された偶数または奇数番号出力に従って制御手段40により第2ステージ20の与えられたモジュール22の群に方向づけられそして、これら二つの場合の夫々についてr/X=16本の可能な遅延線14の内の1本に方向づけられる。
【0115】
第2変換ステージ20において、このパケットは第1変換ステージでなされた選択に従って32個の偶数または奇数出力の内の1個をアクセス出来る。
【0116】
第1ステージ10の周波数容量はこのように倍とされ、それ故第2ステージ20は波長の使用を最適にするように2分割出来る。このスイッチの動作原理は前述したものと全く同じである。
【0117】
図5は遅延線の最大サイズ(48“パケット時間”)より大きい時間遅延をもって待ち行列となったパケットが存在する確率が10-9より小さいことを示す。
【0118】
この確率は同じくこの過程のマルコフ法により一つの与えられた時間遅延の待ち行列となったパケットの存在確率の指数法を外挿することにより得られる。
【0119】
結論として、本発明は入力ポート当りのパケットの平均存在確率が0.8であって均一のトラヒック条件下でパケット損失率が10-9より小さいときのアドレスコンフリクトを解決する光パケットスイッチのアーキテクチュアを提供する。
【0120】
擬似ランダムアクセスメモリは光ファイバ遅延線14にもとづく。第1ステージ10で制御される遅延線14へのメモリポートと第2ステージ20で制御される出力ポートSへのポートは光パケットの波長の変換にもとづく。
【0121】
本発明のスイッチでは第1ステージ10で検出されるヘッダのみがそのパケットの所要の出力ポートを決定するために光‐電変換される。
【0122】
ペイロードは光の形に留まりそして情報ビットレベルではどのような形でも処理されない。それ故、それはこのスイッチングネットワークによりヘッダ内に含まれる情報にもとづきその出力ポートに直接に方向づけられる。このように、ペイロードのバンド幅は電子技術的ではなく、光学要素の技術によってのみ制限される。この意味において、本発明のスイッチは全体としてペイロードに対し透明である。
【0123】
任意のパケットのペイロードはそれ故周波数変換段と光ファイバ遅延線とからなる二つの能動光学要素によってのみ処理される。このスイッチは二つの処理段のみを有し、そのアーキテクチュアは比較的単純である。要素に固有の信号対雑音比の劣化は二つの変換モジュールと第2ステージに先行するものと、出力に先行するものの二つのマルチプレクサの寄与により減少される。
【0124】
経路モジュール12と22は種々の方法で実現出来る。
【0125】
図6、7および8に示す形式のモジュール12と22は1993年9月10日付のフランス特許出願第9310800号に示されるように好適である。その内容をここで参照する。
【0126】
本質的にこれらモジュールは波長変換手段100,200と少くとも第1ステージ10ではセパレータ手段120に続く受動経路指定手段110,210を含む。
【0127】
第1ステージ10用の経路指定手段12の構造を図6について述べる。
【0128】
セパレータ手段120は入力に入る光信号を少くとも経路指定アドレスを含むグループと少くともペイロードを含むグループの二つのグループに分離するように設計される。実際にはセパレータ手段120の出力に得られるこれら二つのグループは同一であり、夫々経路指定アドレスとペイロードを含む。ペイロードは、例えばラベルを再書込みするときペイロードに対しラベルの位相を同期化するために経路指定アドレスの処理チャンネルにおいて使用される。
【0129】
必要であれば、このセパレータ手段120はペイロードを変更しあるいは変更しないでアドレス信号を通すように設計しうる。
【0130】
セパレータ手段120は当業者に既知の任意の適当な手段の形とすることが出来る。一例として、セパレータ手段120は従来の光ファイバカプラの形としうる。
【0131】
セバレータ手段120は経路情報を電子的に検出しそしてそれをアドレスに変換するようになった手段122に関連する。
【0132】
これらアドレス検出および処理手段122は従来のPIN光検出器123とそれに続く増幅器124および例えば波長変換手段100を制御するディジタルアドレスデコーダ回路125を含むことが出来る。
【0133】
ディジタルデコーダおよび制御回路125はアドレスビット、アドレス内のビット数および遠隔通信ネットワークに整合しなくてはならない。
【0134】
手段122は制御回路40に接続した各モジュール12に組込まれあるいは制御回路40自体に組込むことが出来る。
【0135】
制御回路40は所要の経路指定に従って波長変換手段100を制御する。
【0136】
波長変換手段100も当業者に周知の任意の形とすることが出来る。
【0137】
本発明の流れにおいて、変換手段100は好適には半導体光増幅器102と制御手段40により制御されるr個のレーザ104からなるレーザ群により形成される。レーザ104の数rは必要な波長の数に等しい。
【0138】
第1ステージ10のモジュールについて、ペイロードはセパレータ手段120の出力端子と増幅器102の入力端子との間の光ファイバ101により光増幅器102のその入力に加えられる。レーザ104の出力端子は夫々のファイバ105により同一の光増幅器102の補助入力端子に接続され、あるいは光増幅器102の入力端子の前の光ファイバ101に接続される。光増幅器102の機能は光ファイバ101からの情報を活性化されたレーザ104の出力波長に変換することである。
【0139】
このように、手段122の出力で識別され、メッセージの経路を決定するアドレスの内容により、制御手段40は、要求されるメッセージを転送すべきであってそのメッセージを関連した出力に方向づけるために用いられる特定波長のr個のレーザ104の内の1個を活性化する。
【0140】
その結果、変換手段102からの信号の波長は活性化したレーザ104の波長に対応し、そしてそれ故手段122により検出されるアドレスの内容に従って変化する。
【0141】
光増幅器102は、例えばエレクトロニクス・レターズ、1992年8月27日、Vol.28,No.12,ページ1714に示されるような当業者に周知の任意の形とすることが出来る。
【0142】
光増幅器102の出力端子103は好適には回析格子の形の受動経路指定手段110に接続する。それ故デマルチプレクサとして動作するこの回析格子110はその入力に受ける信号の波長の値に従って、光信号をr個の使用可能な出力チャンネルの1つに方向づける。
【0143】
図6に示すように、要求されたメッセージをセパレータ手段120の出力から光増幅器102へと方向づける光ファイバ101は手段122内でのアドレス信号の電子的処理時間を与えるように例えば種々のコイルにより形成される時間遅延エレメントを含むことが出来る。要求されるメッセージの時間遅延を限定する。これらコイルを図6に示す。
【0144】
それ故、夫々の第1ステージ10のモジュール12に組込まれた回析格子110は光パケットをr個の使用可能な遅延線14の内の選ばれた1本に方向づける。
【0145】
第2ステージ20の経路指定手段22の一実施例を図7により説明する。図7の手段22は図1に示す形式のスイッチ用である(すなわち、X=1)。
【0146】
図7は図6について前述したように波長変換手段200と受動経路指定手段210を含む。詳述すると、図7において波長変換手段200は、入力側で光ファイバ201およびN=r個の入力端子と1個の出力端子を有するマルチプレクサ220を介してN=r本の関連する遅延線14の出力端子に接続し、所要の経路に従って手段40により制御されるP個のレーザ204からなるレーザグループにより制御される光増幅器202の形で第2ステージ20の各モジュール22内に設けられる。また、第2ステージ20の各変換モジュール202は光ファイバ203により回析格子210に接続する。
【0147】
手段202,204および210の動作は同様の手段102,104および110のそれと同じである。
【0148】
その結果、第2ステージ20の各モジュール22の回析格子210はパケットを選択的に、選択された出力に対応するP本の関連光ファイバ24の内の1本に向けるようになる。
【0149】
図8は図2に示す形式のスイッチ用の第2ステージ20の経路指定手段22の他の実施の形態を示す。
【0150】
図8は図6および7について前述した波長変換手段200と受動経路指定手段210を示している。詳述すると、図8において第2ステージ20の各ブロック23にY個のモジュール22が設けられ、夫々のモジュールは、入力側でファイバ201にそしてr個の入力端子と1個の出力端子を有するマルチプレクサ220を介してr本の関連する遅延線14の出力端子に接続すると共に、所要の経路に従ってユニット40によりそれら自体制御されるP/X個のレーザ204からなるレーザグループにより制御される光増幅器202の形の波長変換手段200を含む。更に、第2ステージ20の各変換モジュール202は光ファイバ203により回析格子210に接続する。
【0151】
手段202,204および210の動作は同様の手段102,104および110のそれと同じである。
【0152】
その結果、第2ステージ20の各モジュール22の回析格子210はパケットを選ばれた出力に対応するP/X本の関連する光ファイバ24の内の1本に選択的に方向づけるように作用する。
【0153】
勿論、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、発明の精神内でのその変更も含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ファイバのブロック図である。
【図2】本発明の光スイッチの他の実施例のブロック図である。
【図3】種々の入力に関連する遅延線の波長を示す図である。
【図4】本発明による二つのスイッチについて待ち行列の長さの関数として遅延線の占有確率を示す図である。
【図5】本発明による二つのスイッチについて待ち行列の長さの関数として遅延線の占有確率を示す図である。
【図6】特に時間スイッチング第1ステージで使用しうる本発明による波長変換器と受動経路指定手段モジュールの一実施例を示す図である。
【図7】特にスペーススイッチング第2ステージに使用出来る受動経路指定手段に関連
した波長変換モジュールの他の実施例を示す図である。
【図8】スペーススイッチング第2ステージに使用出来る受動経路指定手段に関連した
波長変換モジュールの第2の実施例を示す図である。
【符号の説明】
10 第1ステージ
14 遅延線
12,22 経路モジュール
20 第2ステージ
24 光ファイバ
30 第3ステージ
32 マルチプレクサ
40 制御ユニット
100,200 波長変換モジュール
110,210 波長感応受動経路指定手段
Claims (43)
- 夫々がその経路と、ペイロードに関する情報を含むヘッダを含む複数のパケットへと組織化された光信号用のN(Nは整数)個の入力端子とP(Pは整数)個の出力端子を有する光スイッチであって、
− 各光パケットのヘッダを読取りそして対応する経路を識別するための手段(12,40,122)、
− 任意の入力端子(E)に入る各パケットをそのパケットのヘッダにより決定される経路に対応する出力端子(S)に方向づけるためのスイッチング及び結合手段(12,22,32)、
− 複数のパケットが同時に同一の出力端子(S)へのアクセスを要求するときに生じる経路指定コンフリクトを管理するために、光信号がスイッチングされることにより選択的に通過するようにしてなる遅延線(14)、
を含み、
− 一つの入力端子(E)に入る各光パケットを選ばれた一本の遅延線(14)に向け、経路指定のコンフリクトを避けるために上記パケットの時間再組織を可能にする時間遅延を各パケットに指定するようになった時間第1ステージ(10)であってX(Xは整数)群の平均r(rは整数)/X個の遅延線(14)からなるNグループとX群の平均r/Xの遅延線(14)の内の選ばれた一つに受信した夫々の光パケットを方向づけるようになったN個の経路モジュールとを含む時間第1ステージ(10)、
− 上記時間第1ステージ(10)の遅延線(14)の出力側に結合し、光パケットを各パケットのヘッダにより決定される経路に対応する出力端子(S)に選択的に方向づけるようになったスペース切換第2ステージ(20)、
− 出力第3ステージ(30)、
を含むことを特徴とする光スイッチ。 - 前記出力第3ステージ(30)は受動的であることを特徴とする請求項1のスイッチ。
- 前記出力第3ステージ(30)は前記スペース切換第2ステージ(20)後に同一出力端子(S)をアクセスするパケットの時間順序を限定することを特徴とする請求項1のスイッチ。
- 擬似ランダムアクセスメモリに組織化されることを特徴とする請求項1乃至3の1に記載のスイッチ。
- 前記時間第1ステージ(10)は各r本の遅延線(14)からなるNグループの遅延線と受信した夫々のパケットをr本の使用可能な遅延線(14)の内の選ばれた1本に方向づけるN個の経路指定モジュール(12)を含むことを特徴とする請求項1乃至4の1に記載のスイッチ。
- 前記時間第1ステージ(10)はN個の周波数変換モジュール(12)と、各r本の遅延線(14)からなるNグループの遅延線と、N個の波長感応受動経路指定手段(110)とを含むことを特徴とする請求項1乃至5の1に記載のスイッチ。
- 前記時間第1ステージ(10)は、夫々がN個の入力端子(E)の一つに入る光パケットの波長をr個の使用可能な波長から選ばれた一つの波長に置き換えるようになったN個の波長変換モジュール(12,102)と、夫々の前記波長変換モジュールに関連する平均r/X本の遅延線(14)からなるX群を含むNグループの遅延線と、各々の前記波長変換モジュールの出力にあってその波長変換モジュールからの各パケットをその変換された波長によりr本の関連遅延線(14)の内の1本に方向づけるN個の波長感応受動経路指定手段(110)を含むことを特徴とする請求項1乃至6の1に記載のスイッチ。
- 前記時間第1ステージ(10)は、夫々がN個の入力端子(E)の内の1つに入る光パケットの波長をr個の使用可能な波長の内の選ばれた一つに置き換えるようになったN個の前記波長変換モジュール(12,102)と、各々の前記波長変換モジュールに関連する夫々r本の遅延線(14)からなるNグループの遅延線と、各々の前記波長変換モジュールの出力にあって、その前記波長変換モジュールからの各パケットをその変換された波長によりr本の関連遅延線(14)の内の1本に方向づけるN個の波長感応受動経路指定手段(110)と、を含むことを特徴とする請求項1乃至7の1に記載のスイツチ。
- 前記N個のグループの夫々において、前記r本の遅延線(14)はr本の遅延線(14)からなる各グループにおいてある前記遅延線から他の前記遅延線へと異る時間遅延を限定する夫々平均r/X本の遅延線からなるX群へと組織化されることを特徴とする請求項7のスイッチ。
- 前記N個のグループの夫々において前記r本の遅延線(14)は1本の前記遅延線から他の前記遅延線へと異る時間遅延を限定することを特徴とする請求項8のスイッチ。
- 前記スペース切換第2ステージ(20)は夫々Y=N/r個の前記経路指定モジュール(22)を含むr個のブロックを含むことを特徴とする請求項1乃至10の1に記載のスイッチ。
- 前記スペース切換第2ステージ(20)はN個の前記経路指定モジュール(22)を含むことを特徴とする請求項1乃至11の1に記載のスイッチ。
- 前記スペース切換第2ステージ(20)はr・Y=N個の前記波長変換モジュール(202)と、夫々P/X本の光ライン(24)からなるr・Y個の光ライングループと、r・Y=N個の受動経路指定手段(210)を含むことを特徴とする請求項1乃至12の1に記載のスイッチ。
- 前記スペース切換第2ステージ(20)はN個の前記波長変換モジュール(202)と、夫々P本の光ライン(24)からなるNグループの光ラインと、N個の受動経路指定手段(210)とを含むことを特徴とする請求項1乃至13の1に記載のスイッチ。
- 前記スペース切換第2ステージ(20)は夫々r個の入力端子からのr本の遅延線(14)の出力端子にその入力側でマルチプレクサを介して接続し、一本の遅延線から入る一つの光パケットの波長をP/X個の使用可能な波長の内の選ばれた1つに変換するようになった、夫々Y個の前記波長変換モジュール(202)からなるr個のブロックと、夫々その入力側で上記スペース切換第2ステージ(20)の各々の前記波長変換モジュールに関連し、出力側でこのスイッチのP/X個の出力に関連する夫々P/X個の光ファイバ(24)からなるr・Y=N個のファイバグループと、上記スペース切換第2ステージ(20)の夫々の前記波長変換モジュールの出力にあって、その前記波長変換モジュールからの各パケットをその変換された波長に従って上記P/X本の関連する光ファイバ(24)の内の1本に方向づけるためのr・Y個の波長感応受動経路指定手段(210)と、を含むことを特徴とする請求項1乃至14の1に記載のスイッチ。
- 前記スペース切換第2ステージ(20)は、夫々がその入力側でN個の入力端子からのN本の遅延線(14)の出力端子に接続して一本の遅延線(14)から入る光パケットの波長をP個の使用可能な波長の内の選ばれた一つに変換するようになった、N個の前記波長変換モジュール(202)と、入力側で上記スペース切換第2ステージ(20)の夫々の前記波長変換モジュールに関連し、出力側でこのスイッチのP個の出力端子(S)の一つと関連する、夫々P本の光ファイバ(24)からなるN個の光ファイバグループと、上記スペース切換第2ステージ(20)の各々の波長変換モジュールの出力端子であってその波長変換モジュールからの各パケットをその変換された波長に従ってP個の関連する光ファイバ(24)の内の1本に方向づけるための、N個の波長感応受動経路指定手段(210)とを含むことを特徴とする請求項1乃至15の1に記載のスイッチ。
- 前記時間第1ステージ(10)からの、前記スペース切換第2ステージ(20)の共通モジュール(22)に接続する前記遅延線(14)は互いに異る時間遅延を限定することを特徴とする請求項1乃至16の1に記載のスイッチ。
- 前記入力端子(E)からの前記遅延線(14)は円順列により前記スペース切換第2ステージ(20)の各前記共通モジュール(22)に次々に割当てられることを特徴とする請求項17のスイッチ。
- 各入力Ek は前記スペース切換第2ステージ(20)のモジュールkに入る最短の遅延線(14)を割当てられ、次に前記スペース切換第2ステージのモジュールk+Yの次に短い遅延線を割当てられ以下各遅延線の長さ増分についてY個のモジュールの増分に従いそしてN個の前記共通モジュール(22)のすべてを通じての円順列により割当てられることを特徴とする請求項17または18のスイッチ。
- 前記スペース切換第2ステージの第1変換モジュール(221 )は第1入力の最短遅延線(141 1)から最後の入力(N)の最長遅延線(14n 1)と接続し、前記スペース切換第2ステージ(20)の第2変換モジュール(222 )は第1入力の最長遅延線(141 2)、第2入力の最短遅延線(142 2)から最終入力(N)の次に短い遅延線に接続し、以下同様に、前記スペース切換第2ステージ(20)の最後の変換モジュール(22r )までが遅延線に接続することを特徴とする請求項17または18のスイッチ。
- 前記出力第3ステージ(30)は夫々N/X個の入力端子と1個の出力端子を有するP個の受動マルチプレクサまたはカプラ(32)を含むことを特徴とする請求項1乃至20の1に記載のスイッチ。
- 前記時間第1ステージ(10)は、夫々がN個の入力端子(E)の一つに入る一つの光パケットの波長をr個の使用可能な波長の内の選ばれた1つに変換するようになったN個の波長変換モジュール(102)と、夫々の前記波長変換モジュールに関連する夫々平均r/X本の遅延線(14)からなるX個の遅延線群をもって夫々構成されるN個の遅延線グループと、各々の前記波長変換モジュールの出力にあって、その前記波長変換モジュールからの各パケットをその変換された波長に従ってr本の関連する遅延線(14)の1本に方向づけるようになったN個の波長感応受動経路指定手段(110)と、を含み、前記スペース切換第2ステージ(20)は、夫々入力側でr個の入力端子からのr本の遅延線(14)の出力端子に接続して一本の遅延線(14)から入る光パケットの波長をP/X個の使用可能な波長の内の選ばれた1個に変換するようになった、Y個の波長変換モジュール(202)で夫々構成されるr個のモジュールブロックと、夫々入力側で前記スペース切換第2ステージの各々の前記波長変換モジュールと関連し、出力側でスイッチのP/X個の出力と関連するP/X本の光ファイバ(24)で夫々構成されるr・Y個のファイバグループと、前記スペース切換第2ステージ(20)の前記波長変換モジュール(202)の出力であってその前記波長変換モジュールからの各パケットをその変換された波長に従ってP/X個の関連する光ファイバ(24)の内の1本に方向づけるためのr・Y個の波長感応受動経路指定手段(210)と、を含み、そして前記出力第3ステージ(30)は夫々P/X個の入力端子と1個の出力端子を有するP個の受動マルチプレクサまたはカプラ(32)を含む、ことを特徴とする請求項1乃至21の1に記載のスイッチ。
- 各入力端子(E)は前記スペース切換第2ステージの任意のブロック(23)に対し1個のポートのみを有することを特徴とする請求項22のスイッチ。
- 各入力モジュール(12)はX個の出力群すなわち、X個の遅延線(14)群であって、前記スペース切換第2ステージのモジュール(22)を介して光ファイバ(24)および出力モジュール(32)を夫々P/X個の出力端子(S)で構成されるX個の異るグループに導く群を様々に選択することを特徴とする請求項1乃至23の1に記載のスイッチ。
- 前記スペース切換第2ステージ(20)のはじめのN/X個のモジュール(22)は第1形式の出力端子(S)に割当てられ、次のN/X個のモジュール(22)は第2形式の出力端子(S)に割当てられて、以下同様にしてX個の形式の出力に割当てられることを特徴とする請求項1乃至24の1に記載のスイッチ。
- 前記遅延線(14)は光ファイバであることを特徴とする請求項1乃至25の1に記載のスイッチ。
- 各々の前記遅延線(14)はパケット時間の整数倍に対応することを特徴とする請求項1乃至26の1に記載のスイッチ。
- 16、32および64個の入力端子/出力端子を有するスイッチについて、使用される前記遅延線(14)のいくつかのサイズは夫々少くともパケット時間の41、43および44倍に等しいことを特徴とする請求項1乃至27の1に記載のスイッチ。
- 各々の前記波長変換モジュール(100,200)は1個の光増幅器(102,202)と、所要の経路指定に従って制御される一群のレーザ(104,204)と、の組合せにより形成されることを特徴とする請求項7、8、13乃至16、32の1に記載のスイッチ。
- 前記受動経路指定手段(110,210)は回析格子で形成されることを特徴とする請求項6乃至8、13乃至16、22の1に記載のスイッチ。
- 前記スペース切換第2ステージ(20)のY個のモジュール(22)からなるブロックの数rは、mを経路指定のコンフリクトを解決しなければならない入力当りの、パケット時間を単位とする平均時間深さを表わすものとして、2m・X−1以上であることを特徴とする請求項1乃至30の1に記載のスイッチ。
- 前記パケットヘッダは前記時間第1ステージ(10)で削除され、前記スペース切換第2ステージ(20)で再書込みされることを特徴とする請求項1乃至31の1に記載のスイッチ。
- Xは2であり、前記スペース切換第2ステージ(20)の各モジュール(22)はスイッチの偶数出力端子または奇数出力端子に接続することを特徴とする請求項13,15または22のスイッチ。
- Xは1であり、前記スペース切換第2ステージ(20)の各モジュール(22)はスイッチの各出力端子に接続することを特徴とする請求項13,15または22のスイッチ。
- 前記時間第1ステージ(10)はスペーススイッチングステージであり、上記時間第1ステージ(10)のモジュール(12)は前記スペース切換第2ステージ(20)のモジュール(22)の内のいくつかにのみ接続することを特徴とする請求項1乃至34の1に記載のスイッチ。
- 前記スペース切換第2ステージ(20)は、夫々例えばr個の入力端子と1個の出力端子を有するカプラまたはマルチプレクサ(220)からのr本の関連する遅延線(14)の出力端子にファイバ(201)により接続される1個の光増幅器(202)により形成される1個の波長変換モジュール(200)を含むY=N/r個の群(22)で夫々構成されるr個のブロックを含むことを特徴とする請求項1乃至35の1に記載のスイッチ。
- P=Nであることを特徴とする請求項1乃至36の1に記載のスイッチ。
- P>Nであることを特徴とする請求項1乃至36の1に記載のスイッチ。
- r=N/Xであることを特徴とする請求項1乃至40の1に記載のスイッチ。
- 前記スペース切換第2ステージ(20)の各モジュールiは次式で限定される形式の出力xi をアドレスすることを特徴とする請求項1乃至39の1に記載のスイッチ:
xi =E((i−1)・X/N)+1 (xi =1,X) - 前記スペース切換第2ステージ(20)の各モジュールiは、出力の形式がインターディジタル、すなわち偶数および奇数である二つの出力形式が交互となっている場合には
Si =Xi +(q−1)・X(q=1,P/X)
で定義されるSi 個の出力をアクセス出来、または各出力形式がインターディジタルでなく一連の出力に対応するものであるときは
Si =(xi −1)(P/X)+q(q=1,P/X)
で限定されるSi 個の出力をアクセス出来ることを特徴とする請求項1乃至40の1に記記載のスイッチ。 - 前記スペース切換第2ステージ(20)の各モジュールiは入力k=[i−p・Y−1]N +1(p=0,r−1)に関連するr本の遅延線(14)に接続することを特徴とする請求項1乃至41の1に記載のスイッチ。
- 各入力Ek は遅延線
i=[k+p・Y−1]N +1 (p=0,r−1)
を介して前記スペース切換第2ステージのモジュールiをアドレスし、これら遅延線の長さはpと共に増加し、そしてパケットの1とLの間の数に対応することを特徴とする請求項1乃至42の1に記載のスイッチ。
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