JP3704703B2 - 可変利得増幅器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、AGC回路などに使用する可変利得増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば通信装置では、受信信号を復調器により復調する際、受信信号は、その信号レベルができるだけ一定となるように制御した上で復調器に入力される。
このように信号レベルを一定にすることにより復調における信頼性が向上し、そして適切な信号レベルとすることでSN比(信号対雑音比)が向上するとともに飽和による信号歪みを防止できるので、これらの点でも復調の信頼性を高めることができる。受信信号の信号レベルを一定にするためには従来よりAGC(Automatic Gain Control)回路が用いられ、AGC回路は周知のように可変利得増幅器により構成される。
【0003】
このような可変利得増幅器に要求されるのは、レベルの低い信号を高SN比で増幅でき、かつレベルの大きい信号を飽和による歪みを生じることなく増幅できることである。これら相反する条件を同時に満たすべく、従来より、ノイズ特性が良好で利得の大きい第1の増幅回路と、入力飽和レベルが高く利得の小さい第2の増幅回路とを組み合わせて用いる技術が知られている。
【0004】
図5はこの種の従来の可変利得増幅器の一例を示すブロック図である。
図5に示した可変利得増幅器102は、ノイズ特性が良好で利得の大きい第1の増幅回路104と、入力飽和レベルが高く利得の小さい第2の増幅回路106とを備え、第1および第2の増幅回路104、106に信号S10が共通に入力され、第1および第2の増幅回路104、106の出力信号S11、S12は合成器108により合成して出力される構成となっている。
【0005】
ここで合成器108は、利得制御信号S5にもとづき、可変利得増幅器102の利得を大きくする場合には、第1の増幅回路104の出力信号S11に対して相対的に大きい重みづけを行って2つの出力信号S11、S12を加算する。その結果、合成器108の出力信号、すなわち可変利得増幅器102の出力信号S13は、第1の増幅回路104の出力信号をより強く反映したものとなり、したがって可変利得増幅器102の利得が増大する。一方、可変利得増幅器102の利得を小さくする場合には、第1の増幅回路104の出力信号S11に対して相対的に小さい重みづけを行って2つの出力信号S11、S12を加算する。その結果、可変利得増幅器102の出力信号S13は、第2の増幅回路106の出力信号をより強く反映したものとなり、したがって可変利得増幅器102の利得が減少する。
【0006】
なお、図5では、可変利得増幅器102の出力信号S13は、2段目の可変利得増幅器110に入力され、さらに信号レベルが制御されるので、全体の利得の変化はさらに大きく、信号レベルはいっそう広い範囲で制御されることになる。無論、可変利得増幅器110以降にさらに他の可変利得増幅器を連結することも可能である。
【0007】
図6は図5の可変利得増幅器102を詳しく示す回路図である。
図6に示したように、第1の増幅回路104はトランジスタQ1、Q2、定電流源I0、抵抗R1、R2などによる第1の差動増幅回路112から成り、第2の増幅回路106はトランジスタQ3、Q4、定電流源I1、抵抗R3、R4などによる第2の差動増幅回路114から成る。
【0008】
第1の差動増幅回路112を構成するトランジスタQ1、Q2は、ベースがそれぞれ入力端子IN、INBに、エミッタはともに電流路116の一端に接続されている。抵抗R1、R2はトランジスタQ1、Q2の負荷抵抗であり、各抵抗の一端は正の電源Vccに接続されている。電流路116の他端はグランドに接続され、電流路116の途中に定電流源I0が挿入されている。
一方、第2の差動増幅回路114を構成するトランジスタQ3、Q4は、ベースがそれぞれ入力端子IN、INBに、エミッタはともに電流路118の一端に抵抗REを介して接続されている。抵抗R3、R4はトランジスタQ3、Q4の負荷抵抗であり、各抵抗の一端は電源Vccに接続されている。電流路118の他端はグランドに接続され、電流路118の途中に定電流源I1が挿入されている。
【0009】
上記合成器108は、トランジスタQ5〜Q12、抵抗RS1、RS2、電圧源Vb、ならびに可変電圧源Vcにより構成されている。トランジスタQ5、Q6、トランジスタQ7、Q8、トランジスタQ9、Q10、トランジスタQ11、Q12の各組は、エミッタがともにトランジスタQ1からQ4のコレクタにそれぞれ接続され、トランジスタQ5、Q8、Q9、Q12のコレクタはそれぞれ抵抗R1、R2、R3、R4の他端に接続されている。また、トランジスタQ6、Q7、Q10、Q11のコレクタは電源Vccに接続されている。
【0010】
トランジスタQ6、Q7、Q9、Q12のベースはともに電圧源Vbの正極に接続され、トランジスタQ5、Q8、Q10、Q11のベースはともに可変電圧源Vcの正極に接続されている。可変電圧源Vcの負極は電圧源Vbの正極に接続され、電圧源Vbの負極はグランドに接続されている。また、2つの抵抗RS1、RS2はそれぞれトランジスタQ5、Q9のコレクタ間、およびトランジスタQ8、Q12のコレクタ間に接続されている。
そして、トランジスタQ5、Q8のコレクタがそれぞれ可変利得増幅器102の出力端子OUTB、OUTに接続されている。
【0011】
このような構成において、利得制御信号SG(図5のS5に相当)により可変電圧源Vcの電圧を制御し、たとえば可変電圧源の電圧を正の充分に大きい値に設定した場合には、トランジスタQ5、Q8、Q10、Q11はオン状態、トランジスタQ6、Q7、Q9、Q12がオフ状態となる。したがって、トランジスタQ3、Q4のコレクタから出力される第2の差動増幅回路114の出力信号はトランジスタQ9、Q12で阻止され、抵抗RSを通じて第1の差動増幅回路112の出力信号に加算されることはない。よって、第1の差動増幅回路112の出力信号のみがトランジスタQ5、Q8を通じて出力端子OUTB、OUTから出力される。
【0012】
逆に可変電圧源Vcの電圧を負で絶対値が充分に大きい値に設定した場合には、トランジスタQ5、Q8、Q10、Q11はオフ状態、トランジスタQ6、Q7、Q9、Q12がオン状態となる。したがって、トランジスタQ1、Q2のコレクタから出力される第1の差動増幅回路112の出力信号はトランジスタQ5、Q8で阻止され、抵抗RSを通じて供給される第2の差動増幅回路114の出力信号に加算されることはない。よって、第2の差動増幅回路114の出力信号のみが出力端子OUTB、OUTから出力される。
【0013】
可変電圧源Vcの電圧を中間の電圧に設定した場合には、トランジスタQ5、Q8、Q9、Q12のコレクタ電流は可変電圧源Vcの電圧に応じた電流値となり、したがって、第1および第2の差動増幅回路112、114の出力信号は、可変電圧源の電圧に応じ重みづけ加算されて出力端子OUTB、OUTから出力されることになる。重みの大きさは、可変電圧源Vcの電圧が高いほど第1の差動増幅回路112の出力信号に対する重みが大きくなり、よって第1の差動増幅回路112の出力信号をより強く反映した信号が出力端子OUTB、OUTから出力される。
そして、第1の差動増幅回路112は第2の差動増幅回路114より利得が大きいので、可変電圧源Vcの電圧を高くすると可変利得増幅器102の利得が高くなり、逆に、可変電圧源Vcの電圧を低くすると可変利得増幅器102の利得は低下することになる。
【0014】
また、第1の差動増幅回路112では、トランジスタQ1、Q2のエミッタが直接接続されエミッタ抵抗は挿入されていないので抵抗の熱雑音は発生せず、したがって第1の差動増幅回路112のSN比は良好である。一方、第2の差動増幅回路114ではトランジスタQ3、Q4にエミッタ抵抗REが接続されているので、SN比は低いものの、飽和入力レベルは第1の差動増幅回路112より高くなっている。
よって、この可変利得増幅器102では、利得を上げた場合に良好なSN比が得られ、一方、利得を下げた場合には飽和入力レベルが高くなり、信号の歪みを防止あるいは抑制することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の可変利得増幅器102では、利得をどのような大きさに設定する場合でも、電流路116、118には定電流源I0、I1により、第1および第2の差動増幅回路112、114のバイアス電流として常時一定の電流が流されており、この点で低消費電力化の余地がある。通信装置などの電子装置において低消費電力化は、装置の小型化や軽量化と共に常に取り組むべき重要な課題である。
【0016】
そこで本発明の目的は、消費電力の削減を図った可変利得増幅器を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、入力信号が共通に供給される第1および第2の差動増幅回路と、前記第1および第2の差動増幅回路の出力信号を合成する合成回路とを備えており、前記第1の差動増幅回路は差動対を成す第1および第2のトランジスタを含み、前記第2の差動増幅回路は差動対を成す第3および第4のトランジスタを含み、前記第1および第のトランジスタのベースどうしの接続点と、前記第および第4のトランジスタのベースどうしの接続点との間に前記入力信号が供給され、前記第1、第2、第3および第4トランジスタのそれぞれのコレクタから前記合成回路に信号が出力され、前記第1の差動増幅回路は、前記第2の差動増幅回路と比べて、より高いSN比と、より大きな増幅度と、より低い飽和入力レベルとを有する可変利得増幅器であって、前記第1の差動増幅回路のバイアス電流と、前記第2の差動増幅回路のバイアス電流とを、利得制御信号にもとづき制御することにより、該可変利得増幅器の利得を設定する電流制御回路を備え、前記電流制御回路は、該可変利得増幅器の利得を大きく設定するときには、前記第1の差動増幅器のバイアス電流の前記第2の差動増幅回路のバイアス電流に対する比率を大きくし、該可変利得増幅器の利得を小さく設定するときには、前記第1の差動増幅器のバイアス電流の前記第2の差動増幅回路のバイアス電流に対する比率を小さくし、前記電流制御回路は、該可変利得増幅器の利得を小さく設定するとき、前記第1の差動増幅回路の前記バイアス電流が基準値以下となることを阻止する電流規制回路を含み、前記合成回路は、前記第1の差動増幅回路の出力信号に重み付けを行った上で前記第2の差動増幅回路の出力信号と合成し、前記合成回路は、前記電流制御回路により該可変利得増幅器の利得が小さく設定されるとき、前記第1の差動増幅回路の出力信号を抑えるべく重み付けを行うことを特徴とする。
【0018】
差動増幅回路の利得は周知のようにバイアス電流の大きさにより変化し、バイアス電流を小さくするほど利得は小さくなりり、バイアス電流を大きくするほど利得は大きくなる。本発明の可変利得増幅器では、第1の差動増幅回路の利得が第2の差動増幅回路の利得より大きいとした場合、可変利得増幅器の利得を大きくしようとするときは、利得の大きい第1の差動増幅回路の利得を上昇させ、利得の小さい第2の差動増幅回路の利得を低下させるべく、利得制御信号を電流制御回路に供給して第1の差動増幅回路のバイアス電流の比率が大きくなるように制御する。
一方、可変利得増幅器の利得を小さくしようとする場合には、利得の大きい第1の差動増幅回路の利得は低下させ、利得の小さい第2の差動増幅回路の利得を上昇させるべく、利得制御信号を電流制御回路に供給して第2の差動増幅回路のバイアス電流の比率が大きくなるように制御する。
【0019】
したがって、本発明では、利得を大きくする場合には第2の差動増幅回路のバイアス電流が抑制され、利得を小さくする場合には第1の差動増幅回路のバイアス電流が抑制される。よって、従来のように第1および第2の差動増幅回路のバイアス電流が常に一定である場合に比べ消費電力を削減することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態例について図面を参照して説明する。
図1は本発明による可変利得増幅器の一例を示す回路図、図2は図1の可変利得増幅器を構成する電流制御回路周辺を詳しく示す回路図である。図中、図6と同一の要素には同一の符号が付されている。
図1に示したように、本実施の形態例の可変利得増幅器2は、第1および第2の差動増幅回路4、6、合成回路8、電流制御回路10などを含んで構成されている。
第1の差動増幅回路4はトランジスタQ1、Q2、可変電流源I0V、抵抗R1、R2などを含み、トランジスタQ1、Q2は、ベースがそれぞれコンデンサーCを介して入力端子IN、INBに、エミッタはともに電流路116の一端に接続されている。電流路116の他端はグランドに接続され、途中に可変電流源I0Vが挿入されている。抵抗R1、R2はそれぞれトランジスタQ1、Q2のコレクタと正の電源Vccとの間に接続されている。
【0021】
一方、第2の差動増幅回路6はトランジスタQ3、Q4、可変電流源I1V、抵抗R3、R4などを含み、トランジスタQ3、Q4は、ベースがそれぞれコンデンサーCを介して入力端子IN、INBに、エミッタはともに電流路118の一端に抵抗REを介して接続されている。電流路118の他端はグランドに接続され、途中に定電流源I1が挿入されている。抵抗R3、R4はトランジスタQ3、Q4のコレクタと電源Vccとの間に接続されている。
【0022】
第1の差動増幅回路4の出力であるトランジスタQ1、Q2のコレクタはそれぞれ可変利得増幅器2の出力端子OUTB、OUTに接続され、また、第2の差動増幅回路6の出力であるトランジスタQ3、Q4のコレクタはそれぞれ抵抗RS1、RS2を介してトランジスタQ1、Q2のコレクタに接続されている。なお、抵抗RS1、RS2は合成回路8を構成している。
【0023】
ここで、第1の差動増幅回路4では、従来と同様にトランジスタQ1、Q2のエミッタが直接電流源I0Vに接続されエミッタ抵抗は挿入されていないので抵抗の熱雑音は発生せず、したがって高いSN比が得られ、かつ高い利得が得られる。一方、第2の差動増幅回路6ではトランジスタQ3、Q4にエミッタ抵抗REが接続されているので、SN比は低いものの、飽和入力レベルは第1の差動増幅回路4より高くなっており、また利得は低い。
【0024】
電流制御回路10は、可変電圧源Vcおよび電流制御回路本体16を含み、電流制御回路本体16は、図2に示したように、差動対回路18およびバッファー回路20、22を含んで構成されている。差動対回路18はPNP型のトランジスタQ13、Q14、定電流源I、抵抗R13、R14を含み、定電流源Iからの電流がトランジスタQ13、Q14のエミッタに供給され、トランジスタQ13、Q14のコレクタは抵抗R13、R14を通じてグランドに接続されている。可変電圧源Vcは、トランジスタQ13、Q14のベース間に、トランジスタQ13のベース側を正極として接続されている。
【0025】
また、可変電流源I0V、I1VはそれぞれトランジスタQ0V、Q1Vおよび抵抗R0V、R1Vを含んでいる。トランジスタQ0V、Q1Vのコレクタは図1に示したトランジスタQ1、Q2のエミッタ、および抵抗REの共通接続点にそれぞれ電流路116、118を介して接続されている。一方、トランジスタQ0V、Q1Vのエミッタは抵抗R0V、R1Vを通じてグランドに接続されている。
【0026】
そして、差動対回路18の出力電圧、すなわちトランジスタQ13、Q14のコレクタ電圧はバッファー回路20、22を通じてトランジスタQ0V、Q1Vのベース、すなわち可変電流源I0V、I1Vの制御端子24、26に印加されている。したがって、可変電圧源Vcの電圧が正の場合は(正極側の電圧が負極側より高い)、トランジスタQ14のコレクタ電圧の方がトランジスタQ13のコレクタ電圧より高く、これらの電圧がバッファー回路20、22を通じてトランジスタQ0V、Q1Vのベースに印加されるので、可変電流源I0Vの電流は可変電流源I1Vの電流より大きくなる。一方、可変電圧源Vcの電圧が負の場合は(正極側の電圧が負極側より低い)、トランジスタQ14のコレクタ電圧の方がトランジスタQ13のコレクタ電圧より低いので、可変電流源I1Vの電流の方が可変電流源I0Vの電流より大きくなる。
なお、図1では、図面が必要以上に複雑になることを避けるため、トランジスタQ1〜Q4のベースにバイアス電圧を供給するための抵抗は省略されている。
【0027】
次に、このように構成された可変利得増幅器2の動作について説明する。
差動増幅回路の利得は周知のようにバイアス電流の大きさにより変化し、バイアス電流を小さくするほど利得は小さくなり、バイアス電流を大きくするほど利得は大きくなる。
本実施の形態例の可変利得増幅器2では、全体(可変利得増幅器)の利得を大きくしようとするときは、利得制御信号SGを可変電圧源Vcに供給してその電圧を高い値に設定する。その結果、可変電流源I0Vの制御端子24の電圧が可変電流源I1Vの制御端子26の電圧に対して相対的に上昇し、可変電流源I0Vにより電流路116に流れる電流(トランジスタQ1、Q2のエミッタ電流の和、すなわちバイアス電流)が可変電流源I1Vにより電流路118に流れる電流(トランジスタQ3、Q4のエミッタ電流の和、すなわちバイアス電流)に対して相対的に増大する(すなわち電流路116の電流の比率が高くなる)。これにより利得の大きい第1の差動増幅回路4の利得が上昇して、可変利得増幅器2の利得が上昇する。なお、このとき第2の差動増幅回路6の利得は低下するが、第2の差動増幅回路6の利得は低いので、第2の差動増幅回路6の利得が低下することの影響は少なく、したがって全体の利得は上述のように上昇する。
【0028】
そして、可変利得増幅器2の利得を大きい値に設定するのは入力信号の信号レベルが小さい場合であり、このとき可変利得増幅器2ではSN比の高い第1の差動増幅回路4が優勢となって動作するので、高いSN比で低レベルの信号を増幅することができる。
【0029】
一方、可変利得増幅器2の利得を小さくしようとするときは、利得制御信号SGを可変電圧源Vcに供給してその電圧を低い値(たとえば可変電圧源Vcの正極側の電圧が負極側より低い電圧)に設定する。その結果、可変電流源I0Vの制御端子24の電圧が可変電流源I1Vの制御端子26の電圧に対して相対的に下降し、可変電流源I0Vにより電流路116に流れる電流が可変電流源I1Vにより電流路118に流れる電流に対して相対的に減少する。これにより利得の大きい第1の差動増幅回路4の利得が低下し、利得の小さい第2の差動増幅回路6の利得が増大して、全体の利得は低下する。
【0030】
そして、可変利得増幅器2の利得を小さい値に設定するのは入力信号の信号レベルが大きい場合であり、このとき可変利得増幅器2では飽和入力レベルの高い第2の差動増幅回路6が優勢となって動作するので、信号歪みを生じることなく信号を増幅することができる。
【0031】
このように、本実施の形態例の可変利得増幅器2では、入力信号レベルが低く利得を大きい値に設定する場合には、利得の上昇にあまり寄与しない第2の差動増幅回路6を流れる電流が抑えられ、一方、入力信号レベルが高く利得を小さい値に設定する場合には、飽和入力レベルの向上に寄与しない第1の差動増幅回路4を流れる電流が抑えられるので、従来のように第1および第2の差動増幅回路4、6のバイアス電流が常に一定である場合に比べ、消費電力を削減することが可能となる。
【0032】
次に、本発明の第2の実施の形態例について説明する。
図3は第2の実施の形態例の可変利得増幅器を示す回路図である。図中、図1と同一の要素には同一の符号が付されており、それらに関する詳しい説明はここでは省略する。
図3に示した可変利得増幅器28が上記可変利得増幅器2と異なるのは、合成回路8を合成回路8Aに置き換えるとともに電圧源Vofを追加し、更に電流制御回路10を図4の電流制御回路34に置き換えた点であり、これにより、第1の差動増幅回路4の利得を下げた際の周波数特性の劣化防止が図られている。
合成回路8Aでは合成器30が追加され、合成器30は、トランジスタQ1、Q2のコレクタと抵抗R1、R2との間に挿入され、トランジスタQ5〜Q8により構成されている。トランジスタQ5、Q6のエミッタはトランジスタQ1のコレクタに接続され、トランジスタQ5のコレクタは抵抗R1と抵抗RS1との接続点に、トランジスタQ6のコレクタは電源Vccにそれぞれ接続されている。一方、トランジスタQ7、Q8のエミッタはトランジスタQ2のコレクタに接続され、トランジスタQ8のコレクタは抵抗R2と抵抗RS2との接続点に、トランジスタQ7のコレクタは電源Vccにそれぞれ接続されている。
【0033】
また、トランジスタQ5、Q8のベースは共にオフセット電圧源Vofの負極に、オフセット電圧源Vofの正極は可変電圧源Vcの正極にそれぞれ接続され、トランジスタQ6、Q7のベースは可変電圧源Vcの負極に接続されている。
【0034】
次に、このように構成された可変利得増幅器28の動作について説明する。
ここで、まずオフセット電圧源Vofが挿入されておらず、トランジスタQ5、Q8のベースが可変電圧源Vcに直接接続されていたとすると、可変利得増幅器28の利得を下げるべく可変電圧源Vcの電圧を下げた場合、上述のように可変電流源I0V、I1Vの電流が変化すると同時に、トランジスタQ5、Q8のベース電圧が低下するので、トランジスタQ5、Q8のコレクタ電流が減少する。したがって、トランジスタQ5、Q8のコレクタにおいて第1の差動増幅回路4の出力信号と、抵抗RS1、RS2を通じて供給される第2の差動増幅回路6の出力信号とが加算される際に、第1の差動増幅回路4の出力信号に対しては小さい重みが乗じられることと等価となり、出力端子OUTB、OUTからは第2の差動増幅回路6の出力信号をより強く反映した信号が出力される。
【0035】
そして、本実施の形態例ではオフセット電圧源Vofが上述のように接続されているので、可変電圧源Vcの電圧がオフセット電圧源Vofの電圧より充分に高い領域では、トランジスタQ5、Q8のベース電圧の方がトランジスタQ6、Q7のベース電圧より充分に高く、トランジスタQ5、Q8はオン状態となるので上述のような作用は生しない。しかし、可変電圧源Vcの電圧がオフセット電圧源Vofの電圧近くまで低下してくると、上記重み付けの作用が生じ、出力端子OUTB、OUTからは第2の差動増幅回路6の出力信号をより反映した信号が出力されるようになる。
【0036】
したがって、この可変利得増幅器28では、利得を、あるレベル以下に低下させた場合には、出力信号における第1の差動増幅回路4の影響度が抑えらる。そのため第1の差動増幅回路4の利得を下げたことにより第1の差動増幅回路4の周波数帯域幅が狭くなることの影響が緩和され、可変利得増幅器28全体の周波数特性は良好な状態に保たれる。
第1の差動増幅回路4の利得は第2の差動増幅回路6の利得より大きいので、その周波数特性が可変利得増幅器の周波数特性に与える影響は大きい。よって、第1の差動増幅回路4の周波数特性の劣化の影響を緩和する、このような技術を用いることが有効である。
【0038】
次に、第の実施の形態例に使用されている電流制御回路34について説明する。 図4は第の実施の形態例としての可変利得増幅器を構成する電流制御回路34を示す回路図である。図中、図2と同一の要素には同一の符号が付されており、それらに関する説明はここでは省略する。
図4に示した電流制御回路34は、図2に示した電流制御回路10とは、電流制御回路本体16Aに電流規制回路36を設けた点で異なっており、電流規制回路36は、定電流源38および抵抗R14Aを含んで構成されている。の他の箇所は上述した図2の電流制御回路10と同一である。
【0039】
図2に示した電流制御回路10では、第1の差動増幅回路4(図1)の利得を低下させるべく可変電圧源Vcの電圧を低下させた場合、トランジスタQ14のコレクタ電圧はどこまでも低下し、したがって電流源I0Vが供給する電流もどこまでも低下してしまう。しかし、第1の差動増幅回路4のバイアス電流が低下すると上述のようにその周波数特性は劣化し、そして第1の差動増幅回路4の利得は第2の差動増幅回路6より大きいので、可変利得増幅器全体の周波数特性の与える影響は大きい。
【0040】
そこで、図4の電流制御回路34のように、電流規制回路36を設けた場合には、可変電圧源Vcの電圧を下げてトランジスタQ14が仮にオフ状態になったとしても、定電流源38から抵抗R14Aに電流が供給されるので、トランジスタQ14のコレクタの電圧は一定値が確保され、したがって、第1の差動増幅回路4のバイアス電流がある値以下に低下することが防止される。
よって、利得を大幅に低下させた場合でも、第1の差動増幅回路4の周波数特性の劣化が抑えられ、可変利得増幅器全体の周波数特性が大きく劣化することを回避できる。
なお、電流制御回路34において、抵抗R14A、R14Bの直列抵抗値は、たとえば抵抗R14(図2)の抵抗値に等しい値とすることができる。
上記実施の形態例では、第1および第2の差動増幅回路4、6を構成する電流源I0V、I1Vを制御することで各差動増幅回路のバイアス電流を変化させたが、バイアス電流は、このような方式による以外にも、たとえば各差動増幅回路を構成するトランジスタのベース電流を制御することによっても変化させることができる。
また、上記実施の形態例では、第1および第2の差動増幅回路4、6は電流源I0V、I1Vを用いて構成したが、これらの電流源を抵抗により置き換えた構成とすることも無論可能である。その際、第2の差動増幅回路6では、たとえばトランジスタQ3、Q4のエミッタを単一の抵抗で接続し、各エミッタをそれぞれ異なる抵抗でグランドに接続するといった構成にすることも可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の可変利得増幅器では、第1の差動増幅回路の利得が第2の差動増幅回路の利得より大きいとした場合、可変利得増幅器の利得を大きくしようとするときは、利得の大きい第1の差動増幅回路の利得を上昇させ、利得の小さい第2の差動増幅回路の利得を低下させるべく、利得制御信号を電流制御回路に供給して第1の差動増幅回路のバイアス電流の比率が大きくなるように制御する。
一方、可変利得増幅器の利得を小さくしようとする場合には、利得の大きい第1の差動増幅回路の利得は低下させ、利得の小さい第2の差動増幅回路の利得を上昇させるべく、利得制御信号を電流制御回路に供給して第2の差動増幅回路のバイアス電流の比率が大きくなるように制御する。
【0042】
したがって、本発明では、利得を大きくする場合には第2の差動増幅回路のバイアス電流が抑制され、利得を小さくする場合には第1の差動増幅回路のバイアス電流が抑制される。よって、従来のように第1および第2の差動増幅回路のバイアス電流が常に一定である場合に比べ消費電力を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による可変利得増幅器の一例を示す回路図である。
【図2】 図1の可変利得増幅器を構成する電流制御回路周辺を詳しく示す回路図である。
【図3】 第2の実施の形態例の可変利得増幅器を示す回路図である。
【図4】 図3の可変利得増幅器を構成する電流制御回路周辺を示す回路図である。
【図5】 従来の可変利得増幅器の一例を示すブロック図である。
【図6】 図5の可変利得増幅器を詳しく示す回路図である。
【符号の説明】
2……可変利得増幅器、4……第1の差動増幅回路、6……第2の差動増幅回路、8……合成回路、10……電流制御回路、16……電流制御回路本体、18……差動対回路、20……バッファー回路、22……バッファー回路、24……制御端子、26……制御端子、28……可変利得増幅器、30……合成器、34……電流制御回路、36……電流規制回路、38……定電流源、102……可変利得増幅器、104……第1の増幅回路、106……第2の増幅回路、108……合成器、110……可変利得増幅器、112……第1の差動増幅回路、114……第2の差動増幅回路、116……電流路、118……電流路。

Claims (3)

  1. 入力信号が共通に供給される第1および第2の差動増幅回路と、前記第1および第2の差動増幅回路の出力信号を合成する合成回路とを備えており、
    前記第1の差動増幅回路は差動対を成す第1および第2のトランジスタを含み、前記第2の差動増幅回路は差動対を成す第3および第4のトランジスタを含み、前記第1および第のトランジスタのベースどうしの接続点と、前記第および第4のトランジスタのベースどうしの接続点との間に前記入力信号が供給され、前記第1、第2、第3および第4トランジスタのそれぞれのコレクタから前記合成回路に信号が出力され、
    前記第1の差動増幅回路は、前記第2の差動増幅回路と比べて、より高いSN比と、より大きな増幅度と、より低い飽和入力レベルとを有する、
    可変利得増幅器であって、
    前記第1の差動増幅回路のバイアス電流と、前記第2の差動増幅回路のバイアス電流とを、利得制御信号にもとづき制御することにより、該可変利得増幅器の利得を設定する電流制御回路を備え、
    前記電流制御回路は、該可変利得増幅器の利得を大きく設定するときには、前記第1の差動増幅器のバイアス電流の前記第2の差動増幅回路のバイアス電流に対する比率を大きくし、該可変利得増幅器の利得を小さく設定するときには、前記第1の差動増幅器のバイアス電流の前記第2の差動増幅回路のバイアス電流に対する比率を小さくし、
    前記電流制御回路は、該可変利得増幅器の利得を小さく設定するとき、前記第1の差動増幅回路の前記バイアス電流が基準値以下となることを阻止する電流規制回路を含み、
    前記合成回路は、前記第1の差動増幅回路の出力信号に重み付けを行った上で前記第2の差動増幅回路の出力信号と合成し、
    前記合成回路は、前記電流制御回路により該可変利得増幅器の利得が小さく設定されるとき、前記第1の差動増幅回路の出力信号を抑えるべく重み付けを行う、
    ことを特徴とする可変利得増幅器。
  2. 前記利得制御信号は、利得制御電圧信号であり、
    前記電流制御回路は、前記利得制御電圧信号に応じて前記第1及び第2の差動増幅回路のバイアス電流を制御し、
    前記合成回路は、前記利得制御電圧信号にオフセット電圧を加えた電圧信号に応じて前記第1差動増幅回路の出力信号に重み付けを行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の可変利得増幅器。
  3. 前記第1の差動増幅回路の前記第1および第2のトランジスタのエミッタは相互に直接接続されて第1の可変電流源を介して第1の電位点へ接続され、前記第2の差動増幅回路の前記第3および第4のトランジスタのエミッタは相互に抵抗を介し接続されて第2の可変電流源を介して前記第1の電位点へ接続されており、
    前記電流制御回路は、前記利得制御電圧信号に応じて前記第1及び第2の可変電流源を制御することで前記第1及び第2の差動増幅回路のバイアス電流を制御することを特徴とする請求項2記載の可変利得増幅器。
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