JP3702848B2 - 燃料電池 - Google Patents
燃料電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3702848B2 JP3702848B2 JP2002003559A JP2002003559A JP3702848B2 JP 3702848 B2 JP3702848 B2 JP 3702848B2 JP 2002003559 A JP2002003559 A JP 2002003559A JP 2002003559 A JP2002003559 A JP 2002003559A JP 3702848 B2 JP3702848 B2 JP 3702848B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- separator
- gas
- manifold
- electrolyte membrane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/02—Details
- H01M8/0202—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
- H01M8/0258—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/02—Details
- H01M8/0202—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
- H01M8/0258—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant
- H01M8/0263—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant having meandering or serpentine paths
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/02—Details
- H01M8/0202—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
- H01M8/0267—Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors having heating or cooling means, e.g. heaters or coolant flow channels
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/1016—Fuel cells with solid electrolytes characterised by the electrolyte material
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/24—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
- H01M8/241—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with solid or matrix-supported electrolytes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/24—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
- H01M8/2457—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with both reactants being gaseous or vaporised
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/24—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
- H01M8/2465—Details of groupings of fuel cells
- H01M8/2483—Details of groupings of fuel cells characterised by internal manifolds
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04082—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
- H01M8/04089—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/24—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
- H01M8/241—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with solid or matrix-supported electrolytes
- H01M8/2418—Grouping by arranging unit cells in a plane
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、固体高分子型の燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
固体高分子型燃料電池のセルは、プロトン伝導性のある高分子膜(電解質膜)の両面に触媒を坦持し、その両面にガス拡散電極を貼り付けた膜と、その片面にアノード側の燃料ガスである水素含有ガスを、もう一方の面にカソード側の酸化剤ガスである酸素含有ガスを流すための流路をそれぞれ溝状に形成したセパレータを設置して挟み込むことにより構成されている。
【0003】
上記したセパレータ上に形成された反応ガスの流路は種々の条件を満たす必要がある。例えば、水素と酸素を反応させて行う発電反応を効率良く行うために、電極面上に反応ガスを広範に運搬する必要があるが、燃料電池における反応ガスは電極面上で消費されるため、流路の下流側ほどガス流量が少なくなる。従って、電極面上に所望の分布状態で反応ガスを運搬するために反応ガスの流路を適切に設計しなければならない。
【0004】
また、燃料電池は発電反応に伴って発熱するが、燃料電池の運転状態を適切に保つためには温度を適切な範囲内に制御しなければならない。この温度制御のための熱媒体の一つとして反応ガスを用いる場合には、反応ガスによる熱移動を制御するために反応ガスの流路を適切に設計しなければならない。このような温度制御を目的とした流路を構成した先行技術としては、特開平11−67258号公報に記載されている。
【0005】
この先行技術の燃料電池は、セパレータを挟むように配置した複数のセルの積層体からなり、隣接している一方のセルでは、燃料ガス流路の流れ方向と酸化剤ガス流路の流れ方向とが対向し、他方のセルでは、燃料ガス流路の流れ方向と酸化剤ガス流路の流れ方向とが並行するように配置することで温度制御している。
【0006】
さらに、固体高分子型の燃料電池の電解質膜は水分を含有していないとプロトンを伝導しないため、膜が乾燥しないように加湿を行う必要がある。このため、一般的に反応ガスは加湿器で水分が与えられてから燃料電池に供給される。その一方でカソード側では発電反応によって水が生成するため、反応ガスの下流ほどガス中の水分が過剰になる傾向がある。水分は電解質膜中の水分濃度勾配によりアノード側に拡散するため、アノード側でも下流ほど水分が過剰になる傾向がある。この水分を適切にコントロールするために、反応ガスの上流側と下流側を隣接させ、ガス拡散電極層などを介して水分を反応ガスの下流側から上流側に拡散させるなどの手段がとられている。このような水分コントロールを目的とした流路形状の先行技術としては、特開2001−126746号公報に記載されている。
【0007】
この燃料電池は、セパレータに形成したガス供給用マニホールドとガス排出用マニホールドとの間に酸化剤ガスをガス排出用マニホールドに向かって流通させる複数のガス流通路を形成すると共に、各ガス流通路に対して酸化剤ガスのガス流が対向する向きとなるように複数の折り返し部を形成することにより、水分のコントロールを行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、燃料電池の反応ガスの流路にはさまざまな設計要求が存在している。しかしながら、現状の固体高分子型の燃料電池における反応ガスの流路は、平板状のセパレータの電解質膜に対向する側の一面に溝状に掘り込むことで形成されており、同一平面内に反応ガスの入口と出口が存在しなければならない。また、流れが混合しない流路交差部を設けることができないことから、流路形状には一定の制約条件があるという問題を有している。例えば、反応ガス流路を途中で交差しない複数の並列する流路とする場合には、それらの複数の流路は互いに交差しない一筆書き状の形状とする必要がある。
【0009】
また従来の燃料電池においては、上述した流路設計上の制約と、アノード側とカソード側の反応ガスの混合を避けるためなどの理由から、セパレータを貫通する孔として形成されたマニホールドを除いては、一方のセパレータの電解質膜に接する側の同じ一面には、アノードガスとカソードガスの流路を同時に形成しないように設計されていた。
【0010】
この制約は燃料電池の本質的な性質のみならず、流路設計上の制約そのものから生まれた制約条件であるが、逆に流路設計そのものを制約する条件ともなっている。
【0011】
そこで、この発明は、セパレータの電解質膜に接する側の同一面に、アノードガス(燃料ガス)の流路とカソードガス(酸化剤ガス)の流路とを形成することを可能にし、これにより、流路設計の自由度を増大させることが可能な燃料電池を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の燃料電池は、燃料ガスの流路が形成されたセパレータと、酸化剤ガスの流路が形成されたセパレータとで電解質膜が狭持された燃料電池であって、少なくとも一方の前記セパレータの同一面内に燃料ガスの流路と酸化剤ガスの流路の両方が形成され、前記電解質膜に開口部が形成され、前記一方のセパレータに形成された前記燃料ガスの流路または前記酸化剤ガスの流路が、前記開口部を通じて、前記電解質膜を挟んで対向する他方のセパレータに形成された流路と連通することを特徴とする。
【0013】
このようにセパレータの同一面に燃料ガスの流路と酸化剤ガスの流路の両方を形成することにより、流路設計の自由度を増大させることができる。
【0015】
また、請求項1の発明では、一方のセパレータの流路から電解質膜の開口部を介してもう一方のセパレータの流路に反応ガスが流入するため、並行した流路が互いに交差しない一筆書き状の形状の流路とする制約条件がなくなると共に、反応ガスの入口及び出口が同一面上に存在しなければならない制約条件がなくなる。
【0016】
請求項2の発明は、請求項1記載の燃料電池であって、燃料ガスの流路または酸化剤ガスの流路が、入口側マニホールドから複数の流路にガスを分配する分配マニホールドと、前記分配マニホールドから分岐し並列に形成された主流路と、前記主流路の複数の流路から流入したガスを合流させ出口側マニホールドヘと導く合流マニホールドとから構成され、前記分配マニホールドと前記合流マニホールドのいずれかが前記主流路と前記電解質膜を挟んで反対側の前記セパレータに形成され、前記電解質膜に形成された前記開口部を通じて前記主流路と接続されていることを特徴とする。
【0017】
請求項2の発明では、反応ガスの入口と出口の間が並行した流路によって接続されている場合に、設計の自由度が増大する。特に、途中に折り返し部が存在するなどによって反応ガスの入口と出口が接近する場合に対して、自由度が増大する。
【0018】
請求項3の発明は、請求項2記載の燃料電池であって、前記主流路の終端部から、前記電解質膜に形成された前記開口部を通じて反対側の前記セパレータに形成された前記合流マニホールドにガスが流入することを特徴とする。
【0019】
一般に、電解質膜に開口部を形成した場合、開口部の周辺では反応ガスの流路の方向が直角に2回変化するため、流路抵抗が大きくなる。これに対し、請求項3の発明では、電極面での反応でガスが消費され、流量が少なくなった主流路の終端部付近に電解質膜の開口部が存在するため、電解質膜の開口部でのガス流れの圧力損失が大きくならない。従って、請求項3の発明では、反応ガスの入口の直後に電解質膜の開口部から主流路に反応ガスが流入する場合に比べて、ガス流れの圧力損失を低くすることができる。
【0020】
請求項4の発明は、請求項2または3記載の燃料電池であって、並列に形成された複数の前記主流路における隣接する前記主流路の流れ方向が互いに逆向きであることを特徴とする。
【0021】
一般に、発電反応によって生成した水分は、反応ガスの流路下流側で過剰となる傾向がある。請求項4の発明では、隣接した主流路の流れ方向が逆向きとなっているため、水分がガス拡散層を透過して隣接した主流路の上流側に拡散する。このため、反応面上での加湿水と反応生成水とのバランスを良好に保つことができる。
【0022】
請求項5の発明は、請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の燃料電池であって、前記分配マニホールドと前記合流マニホールドのいずれかが前記主流路と前記電解質膜を挟んで反対側の前記セパレータに形成されており、前記主流路の末端付近に向けて該主流路と平行に複数の分岐流路が形成され分岐通路が反対側のセパレータ上のマニホールドとつながっていることを特徴とする。
【0023】
請求項5の発明では、主流路の末端付近に向けて主流路と平行に複数の分岐流路を設けているため、反応ガス流通のために形成する電解質膜の開口部を共通した一つの開口部とすることができる。このため、並列する複数の主流路の数と同数開口する必要がなくなり、電解質膜を簡単に作製することができる。
【0024】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、一方のセパレータの同一面内に燃料ガスの流路と酸化剤ガスの流路の両方を形成したので、セパレータの電解質膜に接する同一面上に燃料ガスの流路と酸化剤ガスの流路とを混在させないという制約条件を取り払うことができ、流路設計の自由度が増大する。
【0025】
また、請求項1の発明によれば、一方のセパレータの流路から電解質膜の開口部を介してもう一方のセパレータの流路に反応ガスが流入するため、流路設計の自由度が増大する。特に、複数の並列する流路とした場合に流路が互いに交差しない一筆書き状の形状でなければならないという制約条件にかかわる流路設計の自由度が増す。また、反応ガスの入口および出口が同一平面状に存在していなければならないという制約条件にかかわる流路設計の自由度も増大する。
【0026】
請求項2の発明によれば、分配マニホールドと合流マニホールドのいずれかが主流路部と電解質膜を挟んで反対側のセパレータ上に形成され、電解質膜に形成された開口部を通じて主流路部と接続されているため、反応ガスの入口と出口の間が並行した流路によって接続されている場合に、請求項1の発明と同様に流路設計の自由度が増大する。特に、請求項2の発明によれば、途中に折り返し部が存在するなどして反応ガスの入口と出口の部位が接近する場合において設計の自由度が顕著に増大する。
【0027】
請求項3の発明によれば、主流路の終端部から、電解質膜に形成された開口部を通じて反対側のセパレータ上に形成された合流マニホールドにガスが流入するため、電解質膜の開口部でのガス流れの圧力損失が大きくならない。従って、反応ガスの入口の直後に電解質膜の開口部から主流路に反応ガスが流入する場合に比べて、ガス流れの圧力損失を低くすることができる。
【0028】
請求項4の発明によれば、隣接した主流路の流れ方向が逆向きとなっているため、水分がガス拡散層を透過して隣接した主流路の上流側に拡散し、反応面上での加湿水と反応生成水とのバランスを良好に保つことができる。
【0029】
請求項5の発明によれば、主流路の末端付近に向けて主流路と平行に複数の分岐流路を設けているため、反応ガス流通のために形成する電解質膜の開口部を共通した一つの開口部とすることができ、並列する複数の主流路の数と同数開口する必要がなくなる。このため、電解質膜を簡単に作製することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を図示する実施形態により、具体的に説明する。なお、各実施形態において、同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
【0031】
[第1実施形態]
図1〜図3は、この発明の第1実施形態であり、固体高分子型の燃料電池のスタックから1つのセルのみを抜き出して示してある。図1はカソード側セパレータ1及びアノード側セパレータ2を電解質膜側から見た状態を示し、これらのセパレータ1、2は中心線3を中心に紙面を谷折りにするように向き合わされ、図示しない電極電解質複合体(MEA)を挟み込むことによりで単セルを形成している。
【0032】
カソード側セパレータ1には、6本の並列な主流路4が形成されている。セパレータ1を貫通して開口された入口側マニホールド5から酸化剤ガス(空気)が供給され、6本の並列する主流路4に導かれる。主流路4は平行に束ねられた渦巻き形状をなしており、セパレータ1の中央付近に主流路4の終端部6が存在している。
【0033】
終端部6に到達した空気は平面上では行き場を失うが、この実施形態では紙面に垂直方向に流れの向きを変え、図2に示すような電解質膜13に形成された開口部としての貫通孔13aを通じてアノード側セパレータ2上に形成された合流流路7に流入するようになっている。合流流路7に流入したガスはそのままアノード側セパレータ2上に形成された流路を通り、セパレータ2を貫通して開口された出口側マニホールド8に流れ込み、燃料電池のスタックの外へ排気されるようになっている。
【0034】
一方、アノード側の流路は、セパレータ2を貫通して開口された入口側マニホールド9から流入し、6本の並列する主流路4aに分配される。主流路4aは平行に束ねられたS字形状をなしている。そして、これら主流路4aの終端部は、反応終了後の残留ガスがスタックの外へ排気されるように、セパレータ2を貫通して開口された出口側マニホールド10に連通している。従来の燃料電池においては、セパレータを貫通するマニホールドを除いては、同じセパレータの電解質に向き合う側の同一平面内にアノードガスとカソードガスの流路を同時に形成することは無いが、この実施形態ではアノードガス(燃料ガス)の流路が形成されたセパレータ2の中央付近にカソードガスの合流流路7が形成されている点が一つの特徴となっている。
【0035】
各セパレータ1、2には、セパレータに形成された流路とMEAとの間のガス漏れを遮断するためのシール11、12が設けられている。シール11、12の基本形状はセパレータの輪郭と同じであるが、カソード側セパレータ1においては、通常の燃料電池と同様にカソード側の主流路4及び入り口側マニホールド5と、燃料ガスの入口マニホールド9、出口マニホールド10とを遮断するためのシール部材11aと11bが追加されている。アノード側セパレータのシール12は、セパレータの輪郭に相当するシール部とカソード側の貫通マニホールドをシールするシール部材12aに加え、アノード側セパレータ2に形成された酸化剤ガスの合流流路7をその他のアノード側の流路と隔離するためのシール部材12bが追加されている。
【0036】
図2はこの実施形態の燃料電池の単セルの断面図であり、図1におけるカソード側セパレータ1のA−A線断面と、アノード側セパレータのB−B線断面と、MEAとを組み合わせた断面状態を示している。
【0037】
カソード側の入口側マニホールド5から流入したガスは主流路4を流れ、主流路4の終端部6に到達する。終端部6に到達したガスは電解質膜13に形成された開口部としての貫通孔13aを通り、アノード側セパレータ2上に形成されたカソードガスの合流流路7に流入する。
【0038】
14、15は電解質膜13の表面に担持された触媒層を備えたガス拡散電極である。一般に触媒層を備えたガス拡散電極14、15は、電解質膜13の中央部に矩形に形成されるが、この実施形態の場合は電解質膜13の両面に酸化剤ガスが存在する部位16、17のみに触媒14とガス拡散電極15が存在しないようになっている。図3はこの変形したガス拡散電極14、15の形状を電解質膜13からカソード側セパレータ1を見る向きで図示しており、触媒層を備えたガス拡散電極14は、変形U字型の外形となって担持されている。
【0039】
この実施形態では、セパレータ2の電解質膜13に向き合う同一平面上に燃料ガスの流路と酸化剤ガスの流路の両方を形成し、かつ、電解質膜13に貫通孔13aを形成し、この貫通孔13aを通じて一方のセパレータ1上の流路から電解質膜13を挟んで対向する他方のセパレータ2に対してガスを供給するように構成されているため、流路設計の自由度が三次元的に増大している。従って、従来の燃料電池では不可能であった流路の一端が他の流路に囲まれて行き場を失う流路形状が、カソード側の主流路において実現可能となっている。
【0040】
[第2実施形態]
図4はこの発明の第2実施形態を示す。第2実施形態は、反応ガスの流路が複数の並列する主流路から構成された形態で、かつ、主流路において隣接する主流路の流れ方向が互いに逆方向となっている形態である。なお、図4はカソード側セパレータ21の流路のみを示しているが、本実施形態ではアノード側とカソード側のガス流路形状は対称形をなしており、アノード側の流路形状は図4の向きが異なっているだけである。
【0041】
カソード側の反応ガス(空気)はセパレータ21を貫通する入口側マニホールド23から供給される。この入口側マニホールド23は分配マニホールドを兼用しており、主流路22にガスを分配している。主流路22は4本の並行したS字状の流路から構成されており、その内の2本の主流路22aは入口側マニホールド23と直結しているが、残りの2本の主流路22bは直結していない。
【0042】
入口側マニホールド23から主流路22aに流入したガスはS字状に流れ、ターンマニホールド24で一旦合流する。その後、残りの2本の主流路22bに流入し、往路側主流路22aと逆の経路を通って入口側マニホールド23付近の終端に到達する。この終端部では、入口側マニホールド23と往路側主流路22aに囲まれるため、復路側主流路22bを流れてきたガスは平面上は行き場を失う。
【0043】
ここで、ガスは電解質膜に開口した貫通孔を通過してアノード側セパレータに形成された合流マニホールド25に流れ込み、セパレータを貫通する出口側マニホールド26を通じて燃料電池のスタックの外へ排出される。
【0044】
この実施形態においても、第1実施形態と同様に、セパレータの同一平面内に燃料ガスの流路と酸化剤ガスの流路の両方を形成し、しかも電解質膜に開口した貫通孔を通じて反応ガスが一方のセパレータ上の流路からもう一方のセパレータ上の流路に流入するように構成されているため、セパレータの反応ガスの流路設計の自由度が増大しており、復路側主流路の終端部が行き場を失う流路形状を実現している。なお、本実施形態では、アノード側・カソード側の両方のセパレータにおいて、セパレータの同一面内に燃料ガスの流路と酸化剤ガスの流路の両方が形成されており、電解質の開口部(貫通孔)もアノード側・カソード側の流路双方に適用されている。
【0045】
なお、図4中符号27はアノード側入口マニホールドであり、対向するアノード側セパレータに燃料を供給するためのマニホールドである。符号28は、アノード側合流マニホールドであり、図示しない電解質膜を貫通して通過した燃料が合流し、アノード出口側マニホールドへ排出される。
【0046】
また、本実施形態では、隣接する主流路を流れるガスの方向が反対になっており、これにより流路の上流部と下流部が隣接する構造となっている。従って、発電反応によって生成し下流部において過剰となる水分が、電解質膜表面のガス拡散電極を経由して上流部に拡散し、電解質膜の加湿のために必要な水と反応によって生成する水とのバランスを良好に保つことが可能となる。
【0047】
この実施形態では電解質膜を貫通してガスを流通させる部位はガス流路の下流に設けられている。これにより、逆方向にガスを流す場合に比べ、電解質を貫通する部位の屈曲流路を流れるガスの量が少なくなるため、圧力損失が小さくなる効果がある。
【0048】
[第3実施形態]
図5〜図7は、この発明の第3実施形態であり、図5はカソード側セパレータ31を電解質側から見た状態を示す図、図6は単セルの断面図、図7は分解斜視図である。この実施形態の基本構成は、上記した第2実施形態と同様であるが、複数の主流路32がS字状ではなく平行な直線状となっている点が異なる。
【0049】
カソード側セパレータ31を貫通する入口側マニホールド33から供給されたガスはセパレータを貫通しない溝状の分配マニホールド34に流入する。分配マニホールド34は主流路32aに対してガスを分配する。
【0050】
分配マニホールド34からは、並列する主流路のうち一本おきに形成された往路側主流路32aにガスが流入する。往路側主流路32aを流れ終えたガスは一旦ターンマニホールド部35で合流し、往路側主流路32aと逆方向に流れる復路側主流路32bに分配される。復路側主流路32bの終端部36において、ガスは行き場を失い、電解質膜に開口された貫通孔を通じて反対側のアノード側セパレータ45に形成された合流マニホールド37に流入する。アノード側セパレータ45に形成された合流マニホールド37を流れたガスは、セパレータを貫通する出口側マニホールドからスタックの外へ排出される。なお、電解質膜46にはガスを流入させるための貫通孔38が復路側主流路32bの終端部36と同じ位置に同じ個数(本実施形態では4箇所)開口されている。
【0051】
この実施形態においてもアノード側のガス流路はカソード側と対象形に形成されており、アノード側の合流マニホールド39がカソード側の主流路32aと同じ面に形成されている。電解質膜46上の反応面43はアノード側のターンマニホールド35とカソード側のターンマニホールドとで挟まれる位置43に形成される。
【0052】
シール40はセパレータの輪郭と同じ形状のシール部材に加え、アノード側のガス流路とカソード側のガス流路を隔てるためのシール部材41が追加されている。また、反対側のセパレータのシール部材41に相当するシール部材の圧縮力を受けるために、ブリッジシール42が付け加えられている。
【0053】
この実施形態の効果は、第2実施形態の場合と同様である。本実施形態では、同一のセパレータの厚さ方向の異なる位置に合流マニホールドを形成する必要がないのでセパレータの厚さを低減することが可能になる効果と、セパレータの裏面のほぼ全面に冷却水通路44を設けることが可能になり冷却性が向上するという効果が得られる。なお、セパレータに貫通流路を設ける場合と比較したこの実施形態の効果は、第2実施形態のような流路形状でも同様に得られるものである。
【0054】
図7は第3実施形態の燃料電池の単セルの構成を示している。カソード側セパレータ31とアノード側セパレータ45とが、電解質膜46と、カソード側のシール部材47およびアノード側のシール部材48とを挟み込んで単セルを形成している。
【0055】
[第4実施形態]
図8及び図9は本発明の第4実施形態を示す。この実施形態では、反応ガスの流路構成は第3実施形態と同様であるが、合流マニホールド付近の流路形状が異なっている。
【0056】
すなわち、第3実施形態の合流マニホールド39は単純な矩形をしているが、この実施形態の場合は復路側主流路32bの端部と同じ個数だけ、復路側主流路32bと平行する方向に枝状の分岐流路51が形成されている。また、分岐流路51は、反対側のセパレータ上のマニホールドとつながっている。枝状の分岐流路51を形成したことにより、本実施形態では第3実施形態のように復路側主流路32bの終端部の個数分だけ電解質膜46に貫通孔を開口する必要がなくなり、全ての復路側主流路32bの終端部に共通する長孔52を開口するだけで、ガスを反対側セパレータ上の流路に流すことができる。なお、第3実施形態のような合流側マニホールドの形状に対して、このような長孔52を形成した場合には、長孔52を通じて往路側主流路32aの入口付近と復路側主流路32bとが短絡して、ガスが主流路を流れにくくなる。
【0057】
すなわち、長孔52の内、復路側主流路32bの終端部の間に位置する部位53においては、往路側主流路32aの入口付近と復路側主流路32bの出口付近は厳密にはシールされず、電解質膜46の厚さ分の短絡流路が残存することになる。しかしながら、仮にこの部位をガスが短絡しても、同じ種類のガス同士が混合するため、安全上の問題はない。しかも、短絡部位の厚みが主流路部の厚みに対して極めて小さいために圧力損失が大きく、かつこの薄い短絡部に実際の運転時には水分が浸透してさらに圧力損失が大きくなるため、短絡部が存在していても事実上は問題とならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のセパレータの展開図である。
【図2】第1実施形態の単セルの断面図である。
【図3】第1実施形態の電解質膜における触媒層とガス拡散電極の形状を示す正面図である。
【図4】第2実施形態のカソード側セパレータの正面図である。
【図5】第3実施形態のカソード側セパレータの正面図である。
【図6】第3実施形態の単セルの断面図である。
【図7】第3実施形態の分解斜視図である。
【図8】第4実施形態のカソード側セパレータの正面図である。
【図9】第4実施形態の単セルの断面図である。
【符号の説明】
1 カソード側セパレータ
2 アノード側セパレータ
4 主流路
5 入口側マニホールド
7 合流路
8 出口側マニホールド
Claims (5)
- 燃料ガスの流路が形成されたセパレータと、酸化剤ガスの流路が形成されたセパレータとで電解質膜が狭持された燃料電池であって、
少なくとも一方の前記セパレータの同一面内に燃料ガスの流路と酸化剤ガスの流路の両方が形成され、前記電解質膜に開口部が形成され、前記一方のセパレータに形成された前記燃料ガスの流路または前記酸化剤ガスの流路が、前記開口部を通じて、前記電解質膜を挟んで対向する他方のセパレータに形成された流路と連通することを特徴とする燃料電池。 - 燃料ガスの流路または酸化剤ガスの流路が、入口側マニホールドから複数の流路にガスを分配する分配マニホールドと、前記分配マニホールドから分岐し並列に形成された主流路と、前記主流路の複数の流路から流入したガスを合流させ出口側マニホールドヘと導く合流マニホールドとから構成され、前記分配マニホールドと前記合流マニホールドのいずれかが前記主流路と前記電解質膜を挟んで反対側の前記セパレータに形成され、前記電解質膜に形成された前記開口部を通じて前記主流路と接続されていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池。
- 前記主流路の終端部から、前記電解質膜に形成された前記開口部を通じて反対側の前記セパレータに形成された前記合流マニホールドにガスが流入することを特徴とする請求項2記載の燃料電池。
- 並列に形成された複数の前記主流路における隣接する前記主流路の流れ方向が互いに逆向きであることを特徴とする請求項2または3記載の燃料電池。
- 前記分配マニホールドと前記合流マニホールドのいずれかが前記主流路と前記電解質膜を挟んで反対側の前記セパレータに形成されており、前記主流路の末端付近に向けて該主流路と平行に複数の分岐流路が形成され分岐通路が反対側のセパレータ上のマニホールドとつながっていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の燃料電池。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003559A JP3702848B2 (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 燃料電池 |
US10/469,546 US20040096726A1 (en) | 2002-01-10 | 2002-12-25 | Fuel cell and related method |
EP02793382A EP1586131A2 (en) | 2002-01-10 | 2002-12-25 | Fuel cell and related method |
PCT/JP2002/013512 WO2003061039A2 (en) | 2002-01-10 | 2002-12-25 | Fuel cell and related method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002003559A JP3702848B2 (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 燃料電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003208909A JP2003208909A (ja) | 2003-07-25 |
JP3702848B2 true JP3702848B2 (ja) | 2005-10-05 |
Family
ID=19190892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002003559A Expired - Fee Related JP3702848B2 (ja) | 2002-01-10 | 2002-01-10 | 燃料電池 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20040096726A1 (ja) |
EP (1) | EP1586131A2 (ja) |
JP (1) | JP3702848B2 (ja) |
WO (1) | WO2003061039A2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1511102A3 (de) * | 2003-08-14 | 2009-02-25 | Behr GmbH & Co. KG | Bipolarplatte und Brennstoffzellenstapel |
US7201992B2 (en) * | 2003-12-31 | 2007-04-10 | Utc Fuel Cells, Llc | Fuel cell with passive water balance |
JP2006164606A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Mitsubishi Electric Corp | 燃料電池用セパレータ及び燃料電池スタック |
US7851105B2 (en) | 2007-06-18 | 2010-12-14 | Daimler Ag | Electrochemical fuel cell stack having staggered fuel and oxidant plenums |
EP2277218A4 (en) * | 2008-04-11 | 2011-10-19 | Utc Power Corp | FUEL CELL AND BIPOLAR PLATE HAVING A COLLECTOR PUMP |
WO2010003439A1 (en) * | 2008-07-11 | 2010-01-14 | Daimler Ag | Electrochemical fuel cell stack having staggered fuel and oxidant plenums |
KR101040107B1 (ko) * | 2009-09-21 | 2011-06-09 | 한국전력공사 | 고체산화물 연료전지 스택의 분리판 |
KR101406518B1 (ko) * | 2012-12-24 | 2014-06-12 | 주식회사 포스코 | 분리판 및 이를 포함하는 연료전지 |
WO2016099814A1 (en) * | 2014-12-16 | 2016-06-23 | The University Of North Carolina At Chapel Hill | Optimization of configuration of u-type fluidic systems for uniform flow distribution |
DE102017212846A1 (de) * | 2017-07-26 | 2019-01-31 | Robert Bosch Gmbh | Verteilerstruktur zum Bereitstellen mindestens eines Reaktionsgases |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0530451B1 (en) * | 1991-09-03 | 1998-01-21 | Sanyo Electric Co., Ltd. | A solid oxide fuel cell system |
JP3244308B2 (ja) * | 1991-09-03 | 2002-01-07 | 三洋電機株式会社 | 固体電解質型燃料電池システム |
US5945232A (en) * | 1998-04-03 | 1999-08-31 | Plug Power, L.L.C. | PEM-type fuel cell assembly having multiple parallel fuel cell sub-stacks employing shared fluid plate assemblies and shared membrane electrode assemblies |
JP4245091B2 (ja) * | 1998-10-01 | 2009-03-25 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池 |
JP4809519B2 (ja) * | 1999-09-10 | 2011-11-09 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池 |
JP4344484B2 (ja) * | 2001-03-06 | 2009-10-14 | 本田技研工業株式会社 | 固体高分子型セルアセンブリ |
-
2002
- 2002-01-10 JP JP2002003559A patent/JP3702848B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2002-12-25 EP EP02793382A patent/EP1586131A2/en not_active Withdrawn
- 2002-12-25 WO PCT/JP2002/013512 patent/WO2003061039A2/en active Application Filing
- 2002-12-25 US US10/469,546 patent/US20040096726A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2003061039A2 (en) | 2003-07-24 |
US20040096726A1 (en) | 2004-05-20 |
WO2003061039A3 (en) | 2005-10-13 |
EP1586131A2 (en) | 2005-10-19 |
JP2003208909A (ja) | 2003-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6878477B2 (en) | Fuel cell flow field plate | |
KR100798451B1 (ko) | 연료전지 분리판과 이를 구비한 연료전지 스택 및 그반응가스 제어방법 | |
JP2023515719A (ja) | 燃料電池、燃料電池用の双極板及び双極板アセンブリ | |
US20100098983A1 (en) | Fuel cell performing anode dead-end operation with improved water management | |
JP3971969B2 (ja) | 固体高分子型燃料電池 | |
JP3702848B2 (ja) | 燃料電池 | |
US20200350601A1 (en) | Bipolar plate, fuel cell, and motor vehicle | |
JP2000090947A (ja) | 燃料電池 | |
CA2678594C (en) | Gas flow mechanism in a fuel cell | |
JP2007299618A (ja) | 燃料電池スタック | |
JP3078235B2 (ja) | 固体高分子型燃料電池積層体及びそのガス分離板の製造方法 | |
US9166244B2 (en) | Fuel cell | |
US8993188B2 (en) | Fuel cell and separator constituting the same | |
JP4419483B2 (ja) | 燃料電池 | |
US20020110723A1 (en) | Variable pressure drop plate design | |
US20110008703A1 (en) | Fuel cell with dead-end anode | |
JP4578997B2 (ja) | 燃料電池用セパレータ及び燃料電池 | |
CA2428839C (en) | Fuel-cell and separator thereof | |
JP4908699B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JPH1021944A (ja) | 固体高分子電解質型燃料電池 | |
JP2009026524A (ja) | 燃料電池モジュール及び燃料電池 | |
JPH08124592A (ja) | 燃料電池 | |
JP7348402B2 (ja) | バイポーラプレート | |
JP3615508B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP2773134B2 (ja) | 燃料電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050603 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050628 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050711 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080729 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090729 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |