JP3702729B2 - 電子時計および電子時計の駆動制御方法 - Google Patents

電子時計および電子時計の駆動制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、発電機又は充電器或いは蓄電装置を備えた電子時計および電子時計の駆動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
腕時計等の携帯型電子時計や置き時計等の据え置き型電子時計には、発電機を内蔵し、その発電機で発電した電力を用いて時計回路を駆動するようにしたものや、二次電池、大容量コンデンサ等からなる二次電源を蓄電装置として内蔵あるいは着脱式に搭載し、その蓄電装置へ内部あるいは外部の発電手段で発電した電力を蓄電し、蓄電した電力を用いて時計回路を駆動するようにしたものがある。発電機を備える電子時計としては、回転錘などで運動エネルギーを捉えて回転型の発電装置を駆動し、その電力を用いて時計回路を駆動するようにしたもの、ソーラパネルなどで光エネルギーを捉えて発電し、その電力を用いて時計回路を駆動するようにしたものなどがある。また、蓄電装置を備える電子時計としては、外部の電源装置によって発生された電気エネルギーを、電気的に直接接続することで、あるいは電波、電磁波等による誘導を利用することで、蓄電装置に転送および蓄電し、その電力を用いて時計回路を駆動するようにしたものがある。
【0003】
上記のような発電機能や蓄電機能を備える電子時計においては、例えば、長期間放置されて再び使用される場合に、初期時刻表示動作を安定して継続できるようにすること、あるいは、発電電圧が低下して回路動作が一旦停止した後に電圧が復帰した際、正常な回路動作を得ること、あるいは、蓄電量の残量を正確に報知することが求められる。これらの要求に対応しようとした従来の技術の一例が、特再公表WO98/06013号公報「電子時計」、特開平11−64546号公報「発電装置付き電子機器及び発電装置付き電子機器のリセット方法」、特開平11−64548号公報「発電装置付き電子機器、発電装置付き電子機器の電源状態管理方法、及び発電装置付き電子機器の電源状態管理プログラムを記憶した記憶媒体」等に記載されている。以下、これらの公報に記載されている技術の概要と、それらの技術的課題について説明する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特再公表WO98/06013号公報には、蓄電量が基準値を下回ったとき少なくとも時刻表示を停止させ、復帰動作条件を感知したとき時計動作を再開し、少なくとも設定条件の間継続するという技術と、蓄電量が基準値を下回ったとき少なくとも時刻表示を停止させ、発電検出手段によって一定レベル以上の電気エネルギーが発生されていることが検出されたとき、停止動作を解除し、少なくとも設定条件の間継続するという技術が記載されている。前者の技術では、復帰動作条件が時刻合わせ動作の検知であるため、蓄電手段への充電が行われていない状態であっても時計動作が再開することがある。このような場合、蓄電手段への充電がないまま時計動作の再開と停止を繰り返すことになり、蓄電量を消費していくことになる。したがって、結果として、時計動作を継続する設定条件を外れるのが早くなり、予告していた時計動作時間を保証することができなくなる可能性がある。
【0005】
また、前者の技術では、復帰動作条件を感知したとき、時計動作を再開するとともに、上記基準値を一段階低いレベルの基準値に変更し、蓄電量が変更した基準値を下回るまで再開した動作が継続されるようになっている。この場合、再開した時計動作を停止させる蓄電量の基準値が段階的に低下していくため、低い段階では、蓄電電圧が低いところまで時計動作が行われることになる。したがって、時計駆動回路が完全に停止した後、時計駆動回路のオフ・リーク電流によって蓄電電圧が短時間で0V近辺に降下する可能性がある。そして、次に時計を使用しようとしても、時計の駆動開始電圧に達するまでかなりの充電時間が必要になり、再起動性が悪化するという課題がある。
【0006】
一方、後者の技術では、発電検出手段によって一定レベル以上の電気エネルギーが発生されていることが検出されたときに停止動作が解除されるようになっている。このため、そのときの蓄電電圧の大きさと発電検出手段の検出レベルの関係によっては、蓄電手段への充電に寄与しない発電であっても時計動作が再開される可能性がある。この場合、蓄電手段への充電がないまま時計動作の再開と停止が繰り返されるため、蓄電量をさらに消費していくことになる。この結果、時計動作を継続する設定条件を外れるのが早くなり、予告していた時計動作時間を保証できなくなる可能性がある。
【0007】
また、特開平11−64546号公報には、二次電源電圧が時計の駆動電圧以下に低下することで回路動作が停止された後、ソーラによって充電が再開されて、二次電源電圧が復帰し、時計の駆動電圧以上になった場合、リセット信号を出力して回路を正常動作させるという技術が記載されている。この技術では、二次電源電圧が時計駆動電圧以下になるまで回路動作が行われるので、例えば、二次電源電圧が時計駆動電圧以下となって回路が停止した後、時計を放置すると、回路のオフ・リーク電流によって二次電源電荷が消費され、蓄電電圧が短時間で0V近辺まで降下する可能性がある。そして、次に時計を使用しようとしたとき、時計の駆動開始電圧に達するまでかなりの充電時間が必要になり、時計の再起動性が悪化するという課題がある。
【0008】
また、復帰時には、二次電源電圧が時計の駆動電圧以上になった場合に、リセット信号を出力して回路を動作させるようにしているので、ソーラ等による発電がなくても二次電源の自己復帰特性により時計あるいは回路が動作開始する可能性がある。この場合、自己復帰特性によって時計あるいは回路が動作開始しても、二次電源の容量が少ないため長くは動作することができない。このような動作を繰り返しながら二次電源電荷が消費されると電圧が短時間で0V近辺まで降下する可能性がある。そして、次に時計を使用しようとしたとき、時計の駆動開始電圧に達するまでかなりの充電時間が必要になり、時計の再起動性が悪化するという課題がある。
【0009】
また、特開平11−64546号公報には、二次電源の電圧が降下し、電圧検出結果が、第1の電圧を下回ると残量表示を行い、第2の電圧を下回るとブザーあるいは表示画面を照明するためのエレクトロルミネッセンス素子の動作を禁止し、さらに第3の電圧を下回ると表示の駆動を禁止することで、ユーザに二次電源の消耗具合を告知し、これによって予告なく突然に全時計回路が停止することを防止しようとする技術が記載されている。この技術では、電圧検出結果に基づき、上記のような時計動作によって二次電源の消耗具合を告知するようにしている。しかしながら、充電条件あるいは二次電源の容量ばらつき、劣化、温度特性等によって、二次電源の電圧−容量特性は変化するので、同じ電圧値であっても時計駆動が可能な時間が変化し、二次電源の消耗具合を正確に告知できない可能性がある。特に、二次電源の放電末期、つまり時計が停止する直前の領域においては、より正確に時計の動作可能残時間をユーザに告知することが望まれるが、この技術においては特定の条件下では、ユーザがそれを確認する間もなく時計が停止する可能性がある。
【0010】
本発明は、上記の事情を鑑み、蓄電電圧が低下したときの計時回路の動作を安定させるとともに、再起動性を従来よりも向上し、さらに、より正確に時計動作残時間を告知することができる電子時計および電子時計の駆動制御方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、充電可能な二次電源と、二次電源を充電する充電手段と、二次電源の充電電力を用いて計時動作を行う時計駆動回路と、時計駆動回路の計時情報を表示する表示手段と、を備える電子時計において、二次電源の充電電圧に対応する値を検出する電圧検出手段と、充電手段による充電の状態を検出する充電検出手段と、前記電圧検出手段による電圧検出結果が、前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高い第1の所定電圧を上回っている場合には、前記表示手段の表示状態を第1の表示状態とし、前記電圧検出手段による電圧検出結果が、前記第1の所定電圧を下回っている場合には、前記表示手段の表示状態を前記第1の表示状態とは異なる第2の表示状態とする制御手段であって、前記表示手段が前記第2の表示状態である場合に、前記充電検出手段の検出結果に基づいて前記充電手段が非充電状態であることが所定時間検出されたときには、前記時計駆動回路の動作電流を低減又は遮断して計時動作を強制停止させる一方、前記電圧検出手段又は前記充電検出手段の検出結果が所定の動作復帰条件を満足したときに、前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記時計駆動回路の動作を強制停止させるときに、さらに、前記時計駆動回路の1又は複数の外部入力端子の状態を決定するための回路の動作を停止することを特徴としている。また、請求項2記載の発明は、前記外部入力端子の1つが、前記時計駆動回路の動作をリセットする信号を入力するためのリセット端子であることを特徴としている。また、請求項3記載の発明は、充電可能な二次電源と、二次電源を充電する充電手段と、二次電源の充電電力を用いて計時動作を行う時計駆動回路と、時計駆動回路の計時情報を表示する表示手段とを備える電子時計において、二次電源の充電電圧に対応する値を検出する電圧検出手段と、充電手段による充電の状態を検出する充電検出手段と、前記電圧検出手段による電圧検出結果が、前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高い第1の所定電圧を上回っている場合には、前記表示手段の表示状態を第1の表示状態とし、前記電圧検出手段による電圧検出結果が、前記第1の所定電圧を下回っている場合には、前記表示手段の表示状態を前記第1の表示状態とは異なる第2の表示状態とする制御手段であって、前記表示手段が前記第2の表示状態である場合に、前記充電検出手段の検出結果に基づいて前記充電手段が非充電状態であることが所定時間検出されたときには、前記時計駆動回路の動作電流を低減又は遮断して計時動作を強制停止させる一方、前記電圧検出手段又は前記充電検出手段の検出結果が所定の動作復帰条件を満足したときに、前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記電圧検出手段による電圧検出結果が前記第1の所定電圧を下回り前記充電手段の非充電状態を所定時間計測している間に、前記充電検出手段によって前記充電手段の充電状態が検出された場合、その検出期間中は非充電状態の所定時間の計測を中断することを特徴としている。
【0012】
また、請求項記載の発明は、前記制御手段が、前記電圧検出手段による電圧検出結果が前記第1の所定電圧を下回前記充電手段の非充電状態を所定時間計測している間に、前記電圧検出手段による電圧検出結果が、前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高く、かつ前記第1の所定電圧よりも低い、第2の所定電圧を下回ったとき、前記時計駆動回路の動作電流を低減又は遮断して計時動作を強制停止させることを特徴としている。
【0013】
また、請求項記載の発明は、前記時計駆動回路が、水晶発振回路を有し、その発振を利用して計時動作を行い、前記制御手段が、その水晶発振回路の発振を停止又は、後段の回路への発振波形の入力を停止させることで、前記時計駆動回路の計時動作を強制停止させることを特徴としている。また、請求項記載の発明は、前記制御手段が、前記水晶発振回路への電源供給を停止することで、前記水晶発振回路の発振を停止又は、後段の回路への発振波形の入力を停止させて、前記時計駆動回路の計時動作を停止させることを特徴としている。なお、前記制御手段が、前記水晶発振回路内の所定の回路の入力又は出力を固定させることで、前記水晶発振回路の発振を停止又は、後段の回路への発振波形の入力を停止させて、前記時計駆動回路の計時動作を強制停止させることが好ましい。
【0014】
また、請求項記載の発明は、前記時計駆動回路が、定電圧発生回路を有し、その定電圧発生回路で発生した電圧を用いて計時動作を行い、前記制御手段が、その定電圧発生回路による定電圧の発生を停止させることで、前記定電圧で駆動する定電圧駆動回路の動作を停止して、前記時計駆動回路の計時動作を強制停止させることを特徴としている。なお、前記定電圧発生回路が発生した電圧で駆動される定電圧駆動回路が、水晶発振回路であることが好ましい。また、前記定電圧発生回路が発生した電圧で駆動される定電圧駆動回路が、水晶発振回路の出力を分周する分周回路であることも好ましい。
【0015】
また、請求項記載の発明は、さらに、前記二次電源の充電電圧を昇圧、降圧又は昇降圧する昇降圧手段を備え、前記制御手段が、その昇降圧手段の動作を停止させることによって、前記時計駆動回路内でその昇降圧手段の出力で駆動されている電源電圧駆動回路への電源の供給を停止又はその電源の電圧値をその電源電圧駆動回路の駆動停止電圧まで低下させることで、前記電源電圧駆動回路の動作を停止して、前記時計駆動回路の計時動作を強制停止させることを特徴としている。
【0016】
また、請求項記載の発明は、前記制御手段が前記時計駆動回路の動作を強制停止させることに代えて、又は、前記時計駆動回路の計時動作を強制停止させるのとともに、前記表示手段の駆動を停止させるものであることを特徴としている。なお、前記表示手段が、ステッピングモータを用いて構成されていることが好ましい。また、前記表示手段が液晶パネルを用いて構成されていることも好ましい。
【0019】
また、請求項10記載の発明は、前記制御手段が前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する動作復帰条件が、前記充電検出手段が前記充電手段の充電状態を検出したことであることを特徴としている。なお、前記充電検出手段による二次電源の充電、非充電状態の検出が、前記充電手段による充電電流が、所定の電流値を超えたか否かを判別することで行われることが好ましい。また、前記充電検出手段による二次電源の充電、非充電状態の検出が、前記充電手段による充電電流に所定の処理を施すことによって得られた二次電源の充電電圧の予測値が所定の値を超えたか否かを判別することで行われることも好ましい。また、請求項11記載の発明は、前記充電手段が発電機を有して構成されていて、前記充電検出手段による二次電源の充電、非充電状態の検出が、前記発電機の出力端子の電圧を、前記二次電源の充電電圧に対応する所定の基準電圧と比較した結果に基づいて行われることを特徴としている。なお、前記充電検出手段による充電状態の検出が、前記充電手段から前記二次電源への充電電流の経路とは異なる経路による検出であることが好ましい。
【0020】
また、請求項12記載の発明は、前記制御手段が前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する動作復帰条件として、前記二次電源の充電電圧が、前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高くかつ前記第1の所定電圧よりも低い第2の所定電圧を上回ったことが、必要条件としてさらに含まれていることを特徴としている。
【0021】
また、請求項13記載の発明は、前記制御手段が、前記電圧検出手段による電圧検出結果が前記第1の所定電圧を下回前記充電手段の非充電状態を所定時間計測している間に、前記電圧検出手段による電圧検出結果が、前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高く、かつ前記第1の所定電圧よりも低い、第2の所定電圧を下回ったとき、前記時計駆動回路の動作電流を低減又は遮断して計時動作を強制停止させるものであって、前記制御手段が前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する動作復帰条件として、前記二次電源の充電電圧が、前記第2の所定電圧よりも高く、前記第1の所定電圧よりも低い、第3の所定電圧を上回ったことが、必要条件としてさらに含まれていることを特徴としている。
【0022】
また、請求項14記載の発明は、前記充電手段が発電機を有して構成されていて、その発電機の発電の有無を検出する発電検出手段がさらに備えられていて、前記制御手段が、前記電圧検出手段による電圧検出結果が前記第1の所定電圧を下回前記充電手段の非充電状態を所定時間計測している間に、前記電圧検出手段による電圧検出結果が、前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高く、かつ前記第1の所定電圧よりも低い、第2の所定電圧を下回ったとき、前記時計駆動回路の動作電流を低減又は遮断して計時動作を強制停止させるものであって、前記制御手段が前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する動作復帰条件として、その発電検出手段によって発電状態が検出されていて、かつ、前記二次電源の充電電圧が、前記第2の所定電圧よりも高く、前記第1の所定電圧よりも低い第3の所定電圧、を上回ったことが、必要条件としてさらに含まれていることを特徴としている。なお、前記充電手段が、回転機構からなる発電機構、光―電気変換素子、熱―電気変換素子、又はひずみ―電気変換素子を用いて電力を発生する発電機を有し、その発電機の発電電力で二次電源を充電することが好ましい。
【0023】
また、請求項15記載の電子時計の駆動制御方法は、充電可能な二次電源と、前記二次電源を充電する充電手段と、前記二次電源の充電電力を用いて計時動作を行う時計駆動回路と、を備えた電子時計の駆動制御方法において、前記二次電源の充電電圧に対応する値を検出し、その値が前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高い第1の所定電圧を上回っている間は、前記時計駆動回路の計時情報を第1の表示状態で表示する一方、その値が前記第1の所定電圧を下回ったときに、前記計時情報を表示する際の表示状態を前記第1の表示状態とは異なる第2の表示状態へ切替える第1のステップと、前記第1のステップにて前記計時情報を表示する際の表示状態が前記第2の表示状態へ切替えられた後、前記二次電源への充電が行われていない非充電状態であることが所定時間計測されたときに、前記二次電源から前記時計駆動回路へ供給される動作電流を低減又は遮断して前記時計駆動回路の計時動作を強制停止させる第2のステップと、前記第2のステップにて前記時計駆動回路を強制停止させた後に、前記二次電源の充電電圧に対応する値又は前記充電手段による充電状態が所定の動作復帰条件を満足したときに、前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する第3のステップと、を含み、前記第2のステップにおいては、前記時計駆動回路を強制停止させるときに、さらに、前記時計駆動回路の1又は複数の外部入力端子の状態を決定するための回路の動作を停止させることを特徴としている。また、請求項16記載の電子時計の駆動制御方法は、充電可能な二次電源と、前記二次電源を充電する充電手段と、前記二次電源の充電電力を用いて計時動作を行う時計駆動回路と、を備えた電子時計の駆動制御方法において、前記二次電源の充電電圧に対応する値を検出し、その値が前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高い第1の所定電圧を上回っている間は、前記時計駆動回路の計時情報を第1の表示状態で表示する一方、その値が前記第1の所定電圧を下回ったときに、前記計時情報を表示する際の表示状態を前記第1の表示状態とは異なる第2の表示状態へ切替える第1のステップと、前記第1のステップにて前記計時情報を表示する際の表示状態が前記第2の表示状態へ切替えられた後、前記二次電源への充電が行われていない非充電状態であることが所定時間計測されたときに、前記二次電源から前記時計駆動回路へ供給される動作電流を低減又は遮断して前記時計駆動回路の計時動作を強制停止させる第2のステップと、前記第2のステップにて前記時計駆動回路を強制停止させた後に、前記二次電源の充電電圧に対応する値又は前記充電手段による充電状態が所定の動作復帰条件を満足したときに、前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する第3のステップと、を含み、前記第2のステップにおいては、前記充電手段による前記二次電源への充電が検出された期間中は前記所定時間の計測を中断することを特徴としている。
【0024】
上記構成においては、二次電源電圧が降下し、時計駆動回路停止電圧よりも高い第1の所定電圧を下回りその状態において、充電検出機能により非充電状態を所定時間計測した時、時計駆動回路の動作電流を低減あるいはカットして時計動作を強制停止させ、復帰動作条件を検出した時、時計動作の強制停止を解除するようにしている。これによれば、時計駆動回路停止電圧より高い第1の所定電圧で時計動作を強制停止し、このとき動作電流を低減あるいはカットしてあるため、時計駆動停止後、二次電源電圧が0V近辺まで降下する時間が長くなり、次回時計を使用する際、短い充電時間で時計の再起動が可能となる。また、第1の所定電圧を下回った後、非充電状態において所定時間経過後、時計駆動が必ず停止するため、ユーザに正確な時計駆動残時間を保証することが可能となる。
【0025】
また、時計駆動回路の各入力端子の状態を決定している回路をオフする構成によれば、各入力端子の信号入力状態に関わらず、信号入力のための回路の動作電流を所定の値に制御することが可能となる。例えば、入力端子がリセット端子である場合、時計がリセット状態で停止したとき入力回路が電流を流した状態で固定されてしまうことが考えられるが、上記構成によれば、必ず入力回路がオフされることになるので、リセット入力状態を決定しているプルダウン抵抗等の回路を通して時計駆動電源間に貫通電流が流れるのを防止することができる。
【0026】
また、二次電源電圧が第1の所定電圧を下回った後、非充電状態を所定時間計測している途中で充電状態が検出された場合に、その期間中は非充電状態の所定時間計測を中断する構成によれば、充電状態を検出している期間は時計駆動残時間を延長することで、より長い時計駆動残時間を保証することが可能となる。
【0027】
また、強制停止状態を、充電検出機能による二次電源の充電状態の検出によって解除する構成によれば、充電検出機能により強制停止状態を解除するため、充電に寄与しない発電により時計が再起動と停止を繰り返して二次電源電荷を消費し、二次電源電圧が0V近辺まで降下するのを防止することができる。また、時計駆動が強制停止した後、充電がないのにも係わらず、二次電源の電圧自己復帰特性で時計が再起動と停止を繰り返して二次電源電荷を消費し、二次電源電圧が0V近辺まで降下するのを防ぐことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明による電子時計の一実施の形態について説明する。図1は、本発明による電子時計の一実施の形態の概略構成を示すブロック図である。図1に示す電子時計1は、腕時計であって、使用者が装置本体に連結されたベルトを手首に巻き付けて使用するようになっている。本実施の形態の電子時計1は、大別すると、交流電力を発電する発電機構Aと、発電機構Aからの交流電圧を整流し、それを所定の充電可能な二次電源48に蓄電し、蓄電電圧をさらに昇降圧した電圧によって各構成部分へ電力を給電する電源部Bと、装置全体を制御する制御部Cと、秒針61、分針62および時針63をステッピングモータ10を用いて駆動するモータ部Dとを備えて構成されている。
【0029】
発電機構Aは、発電装置40、回転錘45および増速用ギア46を備えて構成されている。発電装置40としては、発電用ロータ43が発電用ステータ42の内部で回転し発電用ステータ42に接続された発電コイル44に誘起された電力を外部に出力する電磁誘導型の交流発電装置が採用されている。 回転錘45は、発電用ロータ43に運動エネルギーを伝達する手段として機能する。そして、この回転錘45の動きが増速用ギア46を介して発電用ロータ43に伝達されるようになっている。この回転錘45は、腕時計型の電子時計1では、ユーザの腕の動きなどを捉えて装置内で旋回できるようになっている。したがって、使用者の生活に関連したエネルギーを利用して発電を行い、その電力を用いて電子時計1が駆動されるようになっている。
【0030】
電源部Bは、発電機構Aからの交流電圧を整流する整流回路47と、整流回路47で整流された直流電力を蓄電する二次電源48と、二次電源48に蓄電された電圧を昇圧および降圧する昇降圧回路49とから構成されている。二次電源48は、リチウム電池等の充電可能な二次電池や大容量コンデンサから構成されている。昇降圧回路49は、複数のコンデンサ49a〜49cを用いて多段階の昇圧および降圧を行う回路である。昇降圧回路49により昇降圧された電圧は、制御部Cからの制御信号φ11によって調整可能である。
【0031】
図1の構成では、二次電源48の高電位側の電圧VDD(高電位側電圧)が基準電位GNDに設定されている。二次電源48の低電位側の電圧(充電電圧)は、VTKN(第1の低電位側電圧)として示されている。また、昇降圧回路49の出力のうちの低電位側の電圧は、第2の低電位側電圧VSSとして示されている。なお、発電装置40の両端の出力電圧は、制御信号φ13として、また、電圧VSSの電圧値は、制御信号φ12として、それぞれ制御部Cに入力されるようになっている。
【0032】
モータ駆動回路Eは、制御部Cから供給される駆動クロックに基づいて駆動パルスを生成し、それをモータ部D内のステッピングモータ10に供給する。ステッピングモータ10は、供給された駆動パルスの数に応じて回転する。ステッピングモータ10の回転は、かなを介してステッピングモータの回転部に噛合されている秒中間車51および秒車(秒指示車)52によって秒針61に伝達され、秒表示がなされる。さらに、秒車52の回転は、分中間車53、分指示車54、日の裏車55および筒車(時指示車)56によって各針に伝達される。分指示車54には分針62が接続され、また、筒車56には時針63が接続されている。そして、ステッピングモータ10の回転に連動してこれらの各針による時分表示が行われる。
【0033】
さらに各車51〜56からなる輪列50には、図示してはいないが、年月日(カレンダ)等の表示を行うための伝達系(例えば、日付表示を行う場合には、筒中間車、日回し中間車、日回し車、日車等)を接続することももちろん可能である。この場合においては、さらにカレンダ修正系輪列(例えば、第1カレンダ修正伝え車、第2カレンダ修正伝え車、カレンダ修正車、日車等)を設けることが可能である。
【0034】
次に、図2を参照して、図1に示す電子時計1の各部の構成の詳細について説明する。図2は、図1に示す制御部Cの構成の詳細および各部A〜E間の本実施の形態に係る主な信号の流れを示すブロック図である。図2において、破線で囲まれている発電機構A、電源部B、モータ部D、およびモータ駆動回路E以外の各ブロック201〜209は、制御部Cに含まれている回路ブロックである。
【0035】
発電検出回路201は、 発電機構Aの出力端子間の電圧である発電電圧SI(φ13)に基づいて、発電機構Aによる発電の有無を検出し、その結果を発電検出結果信号SZとして出力する。発電検出回路201は、発電電圧SIとあらかじめ定められている所定の基準電圧Vrefとを比較する比較回路を有して構成されていて、発電電圧SIが基準電圧Vrefよりも大きい場合、Highレベルとなる発電検出結果信号SZを出力する。
【0036】
充電検出回路202は、発電機構Aの発電電圧SI(φ13)と二次電源48の蓄電電圧SC(=VTKN)とに基づいて、発電機構Aの発電状態が二次電源48を充電可能な状態であるかどうかを検出し、検出した結果を充電検出結果信号SAとして出力する。充電検出回路202は、発電機構Aの発電電圧SI(φ13)と二次電源48の蓄電電圧SC(=VTKN)とを比較する比較回路から構成されていて、発電電圧SIが充電電圧VTKNよりも大きいとき、Highレベルとなる充電検出結果信号SAを出力する。ここで、図3を参照して充電検出回路202の構成について2種類の例を挙げて説明する。
【0037】
図3(a)は、充電検出回路202の第1の構成例を示す回路図である。図3(a)の充電検出回路202は、発電コイル44(図1参照)の一方の出力端子の出力電圧V1と電圧VDDを比較することにより第1のトランジスタQ1をオンオフ制御する第1のコンパレータCOMP1と、他方の出力端子の出力電圧V2と電圧VDDを比較することにより第2のトランジスタQ2をオンオフ制御する第2のコンパレータCOMP2と、二次電源48の一方の端子(電圧VTKN)と発電コイル44の各出力端子間における能動負荷となる第3および第4のトランジスタQ3、Q4と、第1および第2のコンパレータCOMP1、2の出力を入力信号とする2入力NAND(G1)と、NAND(G1)の出力を平滑する平滑回路C1とを備えて構成されている。
【0038】
以上の構成において、発電機構Aの発電状態が二次電源48を蓄電可能なレベルになった場合、すなわち、発電機構Aの発電電圧V1〜V2が二次電源48の蓄電電圧VTKNを越えた場合、一方、V1>V2のときは、第1のコンパレータCOMP1の出力がLowレベルとなり、発電コイル44→第1のトランジスタQ1→電源VDD→二次電源48→電源VTKN→第4のトランジスタQ4の経路で電流が流れ、他方、V1<V2のときは、第2のコンパレータCOMP2の出力がLowレベルとなり、発電コイル44→第2のトランジスタQ2→電源VDD→二次電源48→電源VTKN→第3のトランジスタQ3の経路で電流が流れる。これに対して、発電機構Aの発電状態が二次電源48を蓄電可能なレベルでない場合には、第1および第2のコンパレータCOMP1、2の出力はHighレベルで変化しないので、第1および第2のトランジスタQ1、Q2がオンすることはなく、電流は流れない。このように、発電機構Aの発電電圧V1〜V2が二次電源48の蓄電電圧VTKNを越えた場合、第1および第2のコンパレータ1、2の出力は、Lowレベルになるが、そうでない場合には常にHighレベルとなる。充電検出結果信号SAがHighレベルとなるのは、第1または第2のコンパレータCOMP1、COMP2のいずれかがLowレベルのときである。第1および第2のコンパレータ1、2の出力がLowレベルとなる期間は、発電コイル44の出力波形によって、互いに位相の異なる部分である。また、発電レベルが低いときには交流波形がピークの部分のみとなる。したがって、第1および第2のコンパレータCOMP1、2の出力を、NAND(G1)によって論理積した後、反転し、さらに平滑回路C1で平滑処理することで、安定して連続した充電検出結果信号SAを得ることができる。
【0039】
図3(b)は、図2の充電検出回路202の第2の構成例を示す回路図である。図3(b)の充電検出回路202では、図3(a)のものと異なり、第1および第2のトランジスタQ1、Q2にそれぞれ直列に接続されている第3および第4のトランジスタQ3、Q4を、新たに設けた第3および第4のコンパレータCOMP3、COMP4の出力によってオン・オフ駆動するようにするとともに、第1のコンパレータCOMP1の出力と第1のトランジスタQ1のゲート間および第2のコンパレータCOMP2の出力と第2のトランジスタQ2のゲート間にそれぞれ2入力ANDゲートG2およびG3を設けている。第3および第4のコンパレータQ3、Q4は、それぞれ基準電圧VTKNと、発電機構Aの発電電圧V1およびV2とを比較することによって、第3および第4のトランジスタQ3およびQ4を、それぞれ第2および第1のトランジスタQ2およびQ1と同様のタイミングでオンオフ制御する信号を出力する。2入力ANDゲートG2およびG3は、それぞれ、第1および第2のコンパレータCOMP1、COMP2の出力を一方の入力信号とするとともに、他方の入力にはともに過充電防止制御信号SLIMを負論理で入力する。過充電防止制御信号SLIMは、計時制御回路203あるいは電圧検出回路207で発生される信号であって、二次電源48の充電電圧VTKNが予め設定した二次電源48等の許容電圧を越えた場合にHighレベルとなり、許容電圧を越えない場合にLowレベルとなる信号である。図3(b)の充電検出回路202は、過充電防止制御信号SLIMがLowレベルの場合、図3(a)の回路と同様に動作して、充電状態を検出したときに充電検出結果信号SAをHighレベルにする。一方、過充電防止制御信号SLIMがHighレベルの場合は、2入力ANDゲートG2およびG3がLowレベルとなるので第1および第2のトランジスタQ1およびQ2がオン状態となり、発電コイル44の両出力端子がグランド電源VDDで短絡されることになり、二次電源48は非充電状態となる。
【0040】
一方、図2において、整流回路47は、発電電圧SI(φ13)を全波整流した電圧を整流出力信号SBとして二次電源48へ供給する。この二次電源48の蓄電電圧SC(=VTKN)は、昇降圧回路49によって昇圧あるいは降圧され、昇降圧された結果が、蓄電電圧昇降圧結果信号SD(φ12=VSS)として、計時制御回路203へ供給される。
【0041】
計時制御回路203は、水晶振動子を用いた発振回路とその発振信号を分周する分周回路、分周された複数のクロック信号を用い、各入力信号に基づいて各部を制御する複数の制御信号を生成して出力する信号処理回路(例えば中央処理装置(CPU))等を有し、モータ駆動制御信号SE等の複数の制御信号を生成して出力する。モータ駆動制御信号SEは、モータ駆動回路Eにおいて、モータ部Dを駆動するためのモータ駆動信号SFを、VSS−VDD間の電圧を電源電圧として発生させるための制御信号であり、通常のモータ駆動を行うための通常駆動パルス、モータ回転の有無を検出する際に用いられる回転検出用パルス、高周波磁界を検出するために用いられる高周波磁界検出用パルス、外部磁界を検出する際に用いられる磁界検出用パルス、通常駆動パルスでモータが回転しない場合に出力される通常駆動パルスよりも大きな実効電力を有する補助パルス信号等を発生するため信号から形成されている。
【0042】
高周波磁界検出回路204、 交流磁界検出回路205、および回転検出回路206は、それぞれ、上述した磁界検出用パルス、高周波磁界検出用パルス、および回転検出用パルスに基づいてモータ部Dが駆動された場合に、モータ部Dのステッピングモータ10(図1参照)の駆動コイルに生じる双方向のモータ駆動発生誘起電圧信号SJを入力して、各々の検出用にあらかじめ設定されている所定の設定電圧と比較することで、高周波磁界の有無、交流磁界の有無、およびステッピングモータ10の駆動ロータの回転の有無をそれぞれ検出する回路である。高周波磁界検出回路204、 交流磁界検出回路205、および回転検出回路206の各回路の検出結果は、それぞれ、高周波磁界検出結果信号SK、 交流磁界検出結果信号SL、および回転検出回路結果信号SMとして計時制御回路203へ入力される。
【0043】
電圧検出回路207は、蓄電電圧信号SC(=VTKN)および蓄電電圧昇降圧結果信号SD(=VSS)を、計時制御回路203から供給される電圧検出制御信号SRで指示されるタイミングで取り込み、後述する第1〜第3の所定電圧VBLD、VOFF、VONや、インジケータ表示切替え電圧VINDA、VINDB、VINDCを含むあらかじめ設定された複数の比較電圧と比較して、比較した結果を、時計駆動強制停止判別信号SH、電圧検出結果信号SS、複数の比較結果を含む比較結果信号SY等として出力する。時計駆動強制停止判別信号SHは、蓄電電圧信号SC(VTKN)または蓄電電圧昇降圧結果信号SD(=VSS)と第1の所定電圧VBLDとを比較した結果を示す信号であり、電圧VTKNまたは電圧VSSを昇降圧比で割った値が電圧VBLDよりも大きいときにHighレベルとなる。電圧検出結果信号SSは、蓄電電圧信号SC(VTKN)または蓄電電圧昇降圧結果信号SD(=VSS)と第2の所定電圧VOFFとを比較した結果を示す信号であり、電圧VTKNまたは電圧VSSを昇降圧比で割った値が電圧VOFFよりも大きいときにHighレベルとなる信号である。例えば、|VTKN|=0.625V(=VBLD)を検出する場合、昇降圧回路49の状態が2倍昇圧状態のときに|VSS|=1.25Vを検出することで等価となる。なお、以下では簡単化のため、比較基準が蓄電電圧信号SC(VTKN)あるとして説明を行う。
【0044】
強制停止制御用カウンタ208は、充電検出結果信号SA、時計駆動強制停止判別信号SH、および電圧検出結果信号SSに基づいて、時計駆動強制停止判別信号SHがLowレベルとなった場合、その継続時間を計時し、所定の継続時間が経過したときに、Highレベルとなる強制停止制御用カウンタ出力信号SNを出力する。時計駆動強制停止制御回路209は、充電検出結果信号SAおよび強制停止制御用カウンタ出力信号SNを入力して、時計駆動強制停止信号SOを出力する。この時計駆動強制停止信号SOがHighレベルのとき、時計動作の強制停止制御が行われる。ここで、図4を参照して、強制停止制御用カウンタ208および時計駆動強制停止制御回路209の構成について説明する。
【0045】
図4は、強制停止制御用カウンタ208および時計駆動強制停止制御回路209の構成を示す回路図である。強制停止制御用カウンタ208は、時計駆動強制停止判別信号SHの負論理信号と電圧検出結果信号SSを入力信号とする2入力AND402と、計時制御回路203内の分周回路で発生された周期80秒のクロックFIB80と充電検出結果信号SAをともに負論理で入力する2負論理入力AND(NOR)401と、AND401の出力を一方の入力とする2入力NAND403と、4ビットのカウンタ404および406と、3ビットのカウンタ408と、カウンタ404の出力Q4(2の3乗カウント出力)を反転してカウンタ406にクロック信号として入力するインバータ405と、カウンタ406の出力Q4を反転してカウンタ408にクロック信号として入力するインバータ407と、カウンタ404,406,408の出力から所定のカウント状態をデコードして、強制停止制御用カウンタ出力信号SNを出力する4入力NAND409とから構成されている。この場合、AND402の出力がカウンタ404,406,408のLowアクティブのリセット端子に入力され、NAND409の出力がNAND403の他方の入力に接続され、そして、NAND403の出力がカウンタ404のクロック入力に接続されている。さらに、カウンタ404のQ4出力、カウンタ406のQ1出力(2の0乗カウント出力)、Q2出力(2の1乗カウント出力)、および、カウンタ408のQ3出力(2の2乗カウント出力)がNAND409に入力されるようになっている。
【0046】
以上の構成では、時計駆動強制停止判別信号SHがHighレベル、あるいは電圧検出結果信号SSがLowレベルのとき、すべてのカウンタ404,406,408がリセットされ、時計駆動強制停止判別信号SHがLowレベル、かつ電圧検出結果信号SSがHighレベルのとき、リセットが解除される。3個のカウンタ404,406,408は、充電検出結果信号SAがLowレベルのとき、順に、クロックFIB80のクロック信号に基づくカウントを行う。また、充電検出結果信号SAがHighレベルのとき、AND401の出力が固定され、クロックFIB80のクロック信号に基づくカウントを停止する。また、NAND409の出力がLowレベルになったとき、NAND403の出力が固定されるので、カウント動作が停止される。
【0047】
一方、図4の時計駆動強制停止制御回路209は、入力Dに常にHighレベルの信号が入力されているDフリップフロップ410と、充電検出結果信号SAを反転して、Dフリップフロップの負論理のリセット端子Rに入力するインバータ411とから構成されている。このDフリップフロップ410は、クロックCKの入力がLowレベルのときは、入力Dをそまま出力Q(SO)として出力するように動作する。したがって、時計駆動強制停止制御回路209は、充電検出結果信号SAがLowレベルの場合、強制停止制御用カウンタ出力信号SNがLowレベルのときに、Highレベルとなる時計駆動強制停止信号SOを出力し、強制停止制御用カウンタ出力信号SNがHighレベルのときには、時計駆動強制停止信号SOとして、それまでの値を保持して出力する。また、充電検出結果信号SAがHighレベルの場合には、時計駆動強制停止信号SOがLowレベルになり、その後、充電検出結果信号SAがLowレベルになった場合、強制停止制御用カウンタ出力信号SNがLowレベルのときに、時計駆動強制停止信号SOがHighレベルになる。
【0048】
次に、図5〜図9を参照して、本実施形態において本発明が特徴とする時計動作(駆動)強制停止および解除時の制御方法について説明する。図5は、強制停止の判定基準として、第1および第2の所定電圧(VBLDおよびVOFF)の2つの基準値を用いる場合、図6は、第1、第2、および第3の所定電圧(VBLD、VOFF、およびVON)の3つの基準値を用いる場合の制御方法の概要を説明するための図である。そして、図7は、図5および図6に示す制御方法における強制停止時の過程を示すフローチャートであり、図8は、図5に示す制御方法における強制停止の解除時の過程を示すフローチャートであり、図9は、図6に示す制御方法における強制停止の解除時の過程を示すフローチャートである。なお、基準値の設定方法はいずれか一方を選択的に使用するものとする。また、以下の図示および記載では、電圧値の絶対値を基準として考えている。
【0049】
図5に示すように、蓄電電圧VTKNが下降して行く場合、蓄電電圧VTKNがインジケータ表示切替電圧VINDCより大きいとき、時計制御回路203は、操作者の操作に応じてあるいは自動的にもしくは常時、図示していない電子時計1の所定の表示部、あるいは時刻表示用の秒針等を所定の駆動状態とすることによって、電子時計1の駆動残時間がd日以上であることを示すD表示を行う(図7のS101〜S102)。蓄電電圧VTKNがさらに下降して、蓄電電圧VTKNがインジケータ表示切替電圧VINDCより小さく、インジケータ表示切替電圧VINDBより大きいとき、時計制御回路203は、駆動残時間がc日以上であることを示すC表示を行う(S103〜S104)。そして、蓄電電圧VTKNがさらに下降して、蓄電電圧VTKNがインジケータ表示切替電圧VINDBより小さく、インジケータ表示切替電圧VINDAより大きいとき、時計制御回路203は、駆動残時間がb日以上であることを示すB表示を行い(S105〜S106)、蓄電電圧VTKNがさらに下降して、蓄電電圧VTKNがインジケータ表示切替電圧VINDAより小さく、第1の所定電圧VBLDより大きいとき、時計制御回路203は、駆動残時間がa日以上であることを示すA表示を行う(S107〜S108)。
【0050】
そして、蓄電電圧VTKNがさらに下降して、蓄電電圧VTKNが第1の所定電圧VBLDより小さくなった場合、さらに残時間が少なくなったことを操作者に告知するための表示状態に表示が切り替えられる(S109)。ここでは、秒針を2秒刻みで進ませる2秒運針の表示を行うこととする。ここで、図2の強制停止制御用カウンタ208のカウントが開始される(S110、図5および図6の▲1▼)。ここで、蓄電電圧VTKNが第1の所定電圧VBLDより小さく、かつ第2の所定電圧VOFFより大きい状態が継続したとすると(図5および図6の地点PA、▲2▼へ到達するまでの期間)、その間に発電機構Aから二次電源48への充電状態が検出されなかった場合には、カウントが継続して、あらかじめ定めた最大持続時間のT秒に達したとき、時刻動作を強制停止させる制御(時計駆動強制停止信号SOがHighレベル)が行われる(S111→S112→S113→S114→S115→S116)(図5および図6のPA、▲3▼)。
【0051】
一方、蓄電電圧VTKNが第1の所定電圧VBLDより小さく第2の所定電圧VOFFより大きい状態が継続し、強制停止制御用カウンタ208のカウントが継続されているときに(図5および図6の地点PA、▲2▼へ到達するまでの期間)、発電機構Aから二次電源48への充電状態が検出された場合、充電状態が検出された間だけカウント動作が停止される(S111→S112→S117→S118→S112)。
【0052】
また、蓄電電圧VTKNが第1の所定電圧VBLDより小さく第2の所定電圧VOFFより大きい状態が継続し、かつ強制停止制御用カウンタ208のカウント値が、最大持続時間のT秒に達するまでの間に、蓄電電圧VTKNが第2の所定電圧VOFFより小さくなったときには(電圧検出結果信号SSがLowレベルになったときには)、カウント値に係わらず、カウント値をリセットした後、時刻動作を強制停止させる制御が行われる(S111→S112→S113→S119→S116)(図5および図6の▲3▼)。
【0053】
また、強制停止制御用カウンタ208のカウント継続中に、蓄電電圧VTKNが第1の所定電圧VBLDより大きくなった場合、表示状態がA表示の状態に戻されて、その状態から、上記の動作が繰り返されることになる(S111→S112→S117→S118→S119→S107)(図5および図6の▲4▼)。
【0054】
次に、図8および図9を参照して、時計駆動強制解除時の制御方法について説明する。図8は、強制停止の判定基準として、第1および第2の所定電圧(VBLDおよびVOFF)の2つの基準値を用いる場合、図9は、第1、第2、および第3の所定電圧(VBLD、VOFF、およびVON)の3つの基準値を用いる場合の制御過程をそれぞれ示している。なお、図8に示すフローチャート、図9に示すフローチャートの違いは、解除時の判定に用いる基準電圧が互いに異なることのみであり(図8のS206と図8のS206a)、図9については詳細な説明を省略する。
【0055】
図8において、時計動作強制停止状態(S201)で、発電検出結果信号SZがHighレベルとなり、発電状態の検出が確認された場合(S202)、計時制御回路203は、充電検出回路202による充電検出を開始させるとともに(S203)、電圧検出回路207による電圧検出を開始させる(S204)。ここで、充電検出結果信号SAがHighレベルとなり、充電状態が検出された場合、蓄電電圧VTKNと第2の所定電圧VOFFとを比較し、蓄電電圧VTKNが第2の所定電圧VOFF以上のときには、時計動作強制停止を解除する(S205→S206→S207)。一方、ステップS202で発電状態の検出が無かった場合、ステップS205で充電状態の検出が無かった場合、およびステップS206で蓄電電圧VTKNが第2の所定電圧VOFF未満であると判定された場合、時計動作の強制停止解除は行われず、ステップS201の時計動作強制停止の状態から制御が再開される。
【0056】
次に、図10〜図13のタイミングチャートを参照して、本実施形態の動作例を説明する。図10および図11は、第1および第2の所定電圧を基準値とする図5、図7および図8を参照して説明した制御方法による動作例を示し、図12および図13は、第1、第2および第3の所定電圧を基準値とする図6、図7および図9を参照して説明した制御方法による動作例を示している。また、図10〜図13は、図2に示すブロック図における各部の信号(発電電圧SI、発電検出結果信号SZ、充電検出結果信号SA、時計駆動強制停止信号SO、電圧検出結果信号SS、電圧検出制御信号SR、蓄電電圧SC)と、時計制御回路203内の回路の動作が実際に停止したことを示す信号である発振停止検出結果信号SQとを示している。各図に示すように、発振停止検出結果信号SQが動作停止(Highレベルで動作停止状態)を示すタイミングは、時計駆動強制停止信号SOがHighレベルまたは電圧検出結果信号SSがLowレベルとなるタイミングとは一致していない。これは、時刻動作の強制停止制御が行われてから、例えば、始めに駆動停止される回路の構成やクロックのタイミングあるいは電源電圧の値によって決定される動作の遅延によるものである。
【0057】
なお、図10〜図13では、発電電圧SIと蓄電電圧SCをパラメータとして変化させた場合の各部の波形の変化を示したものである。ここで、発電電圧SIの波形としては、全波整流後の波形を用いている。また、図10〜図13では、図示するすべてのタイミングで、蓄電電圧SC(VTKN)が、第1の所定電圧(VBLD)を下回っているものとする。したがって、タイミングチャートの左端の時刻において既に、強制停止制御用カウンタ208のカウントが開始されていることになる。
【0058】
図10では、t101〜t104およびt107以降で発電検出結果信号SZが検出状態を示す(Highレベル)大きさの発電電圧SIが発生し、また、蓄電電圧SCが第2の所定電圧(VOFF)を下回らない場合の各部の動作を示している。時刻t101〜t104では、発電検出結果信号SZがHighレベルとなり、さらに、その間の時刻t102〜t103では、充電検出結果信号SAがHighレベルとなっている。したがって、時刻t102〜t103では、強制停止制御用カウンタ208は、カウント動作を停止している。次に、時刻t105で、強制停止制御用カウンタ208のカウント値が設定時間Tに対応する値になったとすると、時計駆動強制停止信号SOがHighレベルになる。そして、時刻t106で実際に時計動作が強制停止状態になっている(発振停止検出結果信号SQがHighレベル)。なお、時刻t106では、蓄電電圧SC(VTKN)が第2の所定電圧(VOFF)を下回っていないのにも係わらず、電圧検出結果信号SSがLowレベルとなっているが、これは、上記では説明していないが、電圧検出結果信号SSの出力回路が、実際に各回路が発振停止状態になったときには、電圧検出結果信号SSが必ずLowレベルになるように構成されているためである。なお、時刻t105〜t106の間は強制停止制御用カウンタ208のカウント値が維持されていて、時刻t106〜t109の間は強制停止制御用カウンタ208がリセットされている。
【0059】
次に、時刻t107で発電が開始されたことが検出され(発電検出結果信号SZがHighレベル)て、充電検出回路202と電圧検出回路207による検出が開始され、次に、時刻t108で充電が開始されたことが検出されると(充電検出結果信号SAがHighレベル)、時計駆動強制停止信号SOがLowレベルになり、時計動作強制停止制御が解除される。ただし、時刻t108の時点では、電圧検出結果信号SSがLowレベルであり、次に、時刻t109で電圧検出制御信号SRがアクティブになったとき(Lowレベル)、電圧検出結果信号SSがHighレベルに復帰するとともに、強制停止制御用カウンタ208のリセットが解除される。この場合、電圧検出結果信号SSがHighレベルに復帰するのは時刻t109なので、したがって、時刻t108〜t109の間は、駆動停止制御を行う回路の構成によっては、この図に示すような動作波形を示さない場合がある(暫定時計動作)。
【0060】
次に、図11では、t201〜t204およびt207以降で発電検出結果信号SZが検出状態を示す(Highレベル)大きさの発電電圧SIが発生し、また、蓄電電圧SCが第2の所定電圧(VOFF)を時刻t205の直前で下回り、時刻t208の充電開始後に上回る場合を仮定した各部の動作を示している。時刻t201〜t204では、発電検出結果信号SZがHighレベルとなり、さらに、その間の時刻t202〜t203では、充電検出結果信号SAがHighレベルとなっている。したがって、時刻t202〜t203では、強制停止制御用カウンタ208は、カウント動作を停止している。次に、時刻t205で、電圧検出制御信号SRがアクティブになるので、蓄電電圧SCが第2の所定電圧(VOFF)を下回ったことが検出され、電圧検出結果信号SSがLowレベルになり、時計動作強制停止制御が開始されるとともに、強制停止制御用カウンタ208がリセットされる。その後、時刻t206で、発振停止が検出されて発振停止検出結果信号SQがHighレベルになったとする。
【0061】
次に、時刻t207で発電が開始されたことが検出され(発電検出結果信号SZがHighレベル)て、充電検出回路202と電圧検出回路207による検出が開始され、次に、時刻t208で充電が開始されたことが検出されたとき(充電検出結果信号SAがHighレベル)、発振停止検出結果信号SQがLowレベルになったとする。そして、時刻t209で電圧検出制御信号SRがアクティブになったとき(Lowレベル)に、蓄電電圧SCが第2の所定電圧(VOFF)を上回っていたとすると、時計駆動強制停止信号SOはLowレベルなので、時計動作強制停止制御が解除されるとともに、強制停止制御用カウンタ208のリセットが解除される。
【0062】
次に図12を参照して、第1〜第3の所定電圧を基準として用いる場合の動作について説明する。図12では、t301〜t304およびt307以降で発電検出結果信号SZが検出状態を示す(Highレベル)大きさの発電電圧SIが発生し、また、蓄電電圧SCが第3の所定電圧(VON)を時刻t306で下回り、その後、時刻t309の直前に蓄電電圧SCが第3の所定電圧(VON)を上回った場合の各部の動作を示している。時刻t301〜t304では、発電検出結果信号SZがHighレベルとなり、さらに、その間の時刻t302〜t303では、充電検出結果信号SAがHighレベルとなっている。したがって、時刻t302〜t303では、強制停止制御用カウンタ208は、カウント動作を停止している。次に、時刻t305で、強制停止制御用カウンタ208のカウント値が設定時間Tに対応する値になったとすると、時計駆動強制停止信号SOがHighレベルになる。そして、時刻t306で実際に時計動作が強制停止状態になっている(発振停止検出結果信号SQがHighレベル)。なお、時刻t306では電圧検出結果信号SSがLowレベルとなっている。また、時刻t305〜t306の間は強制停止制御用カウンタ208のカウント値が維持されていて、時刻t306〜t309の間は強制停止制御用カウンタ208がリセットされている。
【0063】
次に、時刻t307で発電が開始されたことが検出され(発電検出結果信号SZがHighレベル)て、充電検出回路202と電圧検出回路207による検出が開始され、次に、時刻t308で充電が開始されたことが検出されると(充電検出結果信号SAがHighレベル)、時計駆動強制停止信号SOがLowレベルになり、時計動作強制停止制御が解除される。ただし、時刻t308の時点では、電圧検出結果信号SSがLowレベルであり、次に、時刻t309で電圧検出制御信号SRがアクティブになって(Lowレベル)、蓄電電圧SCが第3の所定電圧(VON)を上回ったことが検出されると、電圧検出結果信号SSがHighレベルに復帰するとともに、強制停止制御用カウンタ208のリセットが解除される。この場合、電圧検出結果信号SSがHighレベルに復帰するのは時刻t309なので、したがって、時刻t308〜t309の間は、駆動停止制御を行う回路の構成によっては、この図に示すような動作波形を示さない場合がある(暫定時計動作)。
【0064】
次に、図13では、t401〜t404およびt407以降で発電検出結果信号SZが検出状態を示す(Highレベル)大きさの発電電圧SIが発生し、また、蓄電電圧SCが第2の所定電圧(VOFF)を時刻t405の直前で下回り、時刻t408の充電開始後に蓄電電圧SCが第3の所定電圧(VON)を上回る場合を仮定した各部の動作を示している。時刻t401〜t404では、発電検出結果信号SZがHighレベルとなり、さらに、その間の時刻t402〜t403では、充電検出結果信号SAがHighレベルとなっている。したがって、時刻t402〜t403では、強制停止制御用カウンタ208は、カウント動作を停止している。次に、時刻t405で、電圧検出制御信号SRがアクティブになるので、蓄電電圧SCが第2の所定電圧(VOFF)を下回ったことが検出され、電圧検出結果信号SSがLowレベルになり、時計動作強制停止制御が開始されるとともに、強制停止制御用カウンタ208がリセットされる。その後、時刻t406で、発振停止が検出されて発振停止検出結果信号SQがHighレベルになったとする。
【0065】
次に、時刻t407で発電が開始されたことが検出され(発電検出結果信号SZがHighレベル)、充電検出回路202と電圧検出回路207による検出が開始され、次に、時刻t408で充電が開始されたことが検出されたとき(充電検出結果信号SAがHighレベル)、発振停止検出結果信号SQがLowレベルになったとする。そして、時刻t409で電圧検出制御信号SRがアクティブになったとき(Lowレベル)に、蓄電電圧SCが第3の所定電圧(VON)を上回っていたとすると、時計駆動強制停止信号SOはLowレベルなので、時計動作強制停止制御が解除されるとともに、強制停止制御用カウンタ208のリセットが解除される。
【0066】
次に、図14〜図21を参照して、時計動作強制停止制御の直接の対象となる回路の構成について説明する。図14は、図2の計時制御回路203内の構成の一部と、計時制御回路203周辺部の構成とを示すブロック図である。なお、以下の各図において、図2に示すものに対応する構成には同一の符号を用いており、その説明は省略する。
【0067】
図14に示す計時制御回路203内には、外部の水晶振動子1402を用いて所定周波数の発振信号を発生する水晶発振回路1401と、水晶発振回路1401が出力した水晶発振回路出力信号SUを入力し、その波形を整形するとともに、その周期を分周することで、複数の異なる周期を有する複数のクロック信号を生成して出力する波形整形・高周波分周回路1403と、水晶発振回路1401、波形整形・高周波分周回路1403等の回路に対して、昇降圧回路49から出力される昇降圧電圧(VSS−VDD)を電源として、昇降圧電圧よりも電圧値が小さい所定の一定電圧の定電圧電源(定電圧出力ST)を供給する定電圧発生回路1405と、波形整形・高周波分周回路1403の分周出力SVをさらに低周波数の信号に分周するとともに電圧レベルの変換を行う低周波分周回路1406と、低周波分周回路1406から出力された分周出力SWを用いて、モータ駆動制御信号SEを生成する機能回路1407とが設けられている。このように計時制御回路203内には、モータ駆動回路Eと同一の電源を用いる機能回路1407、低周波分周回路1406、定電圧発生回路1405等の電源電圧駆動回路1408に含まれる回路と、モータ駆動回路Eの電源電圧よりも小さい電圧電源で、かつ電圧の安定度が高い電圧で駆動することが望まれる水晶発振回路1401、波形整形・高周波分周回路1403等を含む定電圧駆動回路1404とが含まれている。
【0068】
ところで、図14に示す構成では、蓄電電圧SCが低下したときに強制停止制御を行う対象、すなわち時計駆動強制停止信号SO、あるいはそれに電圧検出結果信号SSを組み合わせた信号によって、動作を停止させる回路として、例えば、水晶発振回路1401、定電圧発生回路1405、機能回路1407,モータ駆動回路E等が考えられる。また、各対象回路は、単独、あるいは他の回路との組み合わせにおいても強制停止制御を行うことが可能である。さらに、時計駆動強制停止信号SOで水晶発振回路1401の動作を停止させ、電圧検出結果信号SSで昇降圧回路49の動作を停止するというように、動作停止の対象回路を各信号によって変えてもよい。時計駆動強制停止信号SO、あるいはそれに電圧検出結果信号SSを組み合わせた信号によって回路動作を停止させる構成例について、以下で具体的に説明する。
【0069】
図15は、図14に示す水晶発振回路1401の具体的構成の一例を示すブロック図である。図14に示す水晶発振回路1401は、水晶振動子1402を入出力間に接続している発振インバータ1501と、インバータ1501の入力および出力とGND(VDD)間に接続されている位相補償用コンデンサ1503および1504と、水晶振動子1402と並列に接続されている帰還抵抗1505と、定電圧電源STと発振インバータ1501の電源端子との間に直列に接続されている電源電圧制御用のスイッチング素子1502とから構成されている。また、スイッチング素子1502のゲートオンオフ制御信号生成用の一方が正論理で他方が負論理の2入力NOR1506が、水晶発振回路1401の外部に設けられている。このNOR1506へは、正論理入力として時計駆動強制停止信号SOが入力され、負論理入力として電圧検出結果信号SSが入力されるようになっている。この場合、時計駆動強制停止信号SOがLowで、電圧検出結果信号SSがHighのとき、NOR1506の出力がHighとなるので、スイッチング素子1502がオンして発振動作が行われ、水晶発振回路出力信号SUとして所定の周波数の発振信号が出力される。一方、時計駆動強制停止信号SOがHigh(強制停止制御起動状態)または電圧検出結果信号SSがLow(第2の所定電圧(VOFF)以下検出状態)のときには、NOR1506の出力がLowとなるので、スイッチング素子1502がオフして発振動作が停止される。
【0070】
なお、スイッチング素子1502をオンオフ制御するための信号は、必ずしも時計駆動強制停止信号SOと電圧検出結果信号SSを組み合わせたものでなくてもよく、例えば時計駆動強制停止信号SO単独であってもよい。この場合、NOR1506に代えて、インバータを用いるようにしたり、あるいは、スイッチング素子1502をNチャネルではなくPチャネルのトランジスタとして、インバータ1501のVDD側の電源端子に直列に設けるとともに、時計駆動強制停止信号SOを反転せずにそのままゲート端子へ入力するようにするようにしてもよい。また、スイッチング素子1502に代えてトランスミッションゲートを用いるようにしてもよい。なお、スイッチング素子1502としては、できるだけオン抵抗の小さいもの、しきい値電圧VTHが低いもの、そして、直流増幅率βが高いものが望ましい。
【0071】
次に、図16を参照して図15の水晶発振回路1401の変形例1401aについて説明する。図16の水晶発振回路1401aでは、発振インバータ1601の電源端子の上下にスイッチング素子1602とスイッチング素子1603をそれぞれ設けている。さらに、インバータ1601の出力端子と電圧VDD間にスイッチング素子1604を設けて電源遮断時に出力端子をプルアップするようにしている。また、スイッチング素子1602とスイッチング素子1603の各ゲート端子へは、NOR1506の出力と、NOR1506の出力を反転するインバータ1605の出力とが入力されるようになっている。また、スイッチング素子1604のゲートへは、インバータ1605の出力が入力されるようになっている。この構成における水晶発振の動作/停止の制御は、図15の水晶発振回路1401の場合と同様に行うことができる。
【0072】
なお、図16の水晶発振回路1401aでは、各スイッチングトランジスタ1602,1603を、トランスミッションゲートとしてもよいし、どちらか一方を省略することも可能である。なお、素子の特性は、図15を参照して説明したものと同様なものがより好ましい。また、スイッチング素子1604は、定電圧出力ST側へ設けてプルダウンするにしてもよいし、スイッチングしない微小電流源や高抵抗素子で構成するようにしてもよい。
【0073】
次に、図17を参照して、図15に示す水晶発振回路1401の他の変形例について説明する。図17(a)に示す水晶発振回路1401bは、図14のスイッチング素子1502を省略するとともに、NOR1506の出力を発振インバータ1701の能動部分に直接入力している。この構成によれば、時計駆動強制停止信号SOがLowで、かつ電圧検出結果信号SSがHighのとき、発振インバータ1701を能動状態として水晶発振を行わせるとともに、時計駆動強制停止信号SOがHighまたは電圧検出結果信号SSがLowのとき、発振インバータ1701を非能動状態として水晶発振を停止させる。なお、NOR1506の出力は、図17(b)のようにして、発振インバータ1701を2入力NAND1701aに変更し、その一方の入力端子に入力するようにすることもできる。この場合の動作は、図17(a)と同様である。なお、発振インバータ1701の変更は、NANDに限られず、例えば、NOR、AND、ORゲートとすることも可能である。
【0074】
次に、図18を参照して、図14に示す定電圧発生回路1405の構成について説明する。図18(a)に示す定電圧発生回路1405は、2個のトランジスタからなる差動対1804と、その電源VDD側に直列に接続された2個のトランジスタ1801および1803と、電源VSS側に直列に接続されたトランジスタ1805と、トランジスタ1801のゲート、ソース間の能動負荷となるトランジスタ1802と、トランジスタ1805のゲート、ソース間の能動負荷となるトランジスタ1806と、差動対1804の一方の出力18aと定電圧発生回路1405の出力18bとの間に接続されたコンデンサ1809と、定電圧発生回路1405の出力段1813となるトランジスタ1807、1808、および1810と、トランジスタ1810のゲート、ソース間に接続されたトランジスタ1811と、時計駆動強制停止信号SOと電圧検出結果信号SSの反転信号とを入力信号とするOR1815の出力を反転するインバータ1814とから構成されている。この場合、OR1815の出力信号は、インバータ1814の入力の他、トランジスタ1801およびトランジスタ1811のゲートに入力され、また、インバータ1814の出力がトランジスタ1805のゲートに入力されている。
【0075】
したがって、時計駆動強制停止信号SOがLowで、電圧検出結果信号SSがHighのとき、トランジスタ1801とトランジスタ1805がオンするので、差動対1804へ電源が供給され、かつ、トランジスタ1811がオフとなりトランジスタ1810を能動状態とすることで、定電圧出力STを発生することが可能となる。また、時計駆動強制停止信号SOがHigh、または電圧検出結果信号SSがLowのとき、トランジスタ1801とトランジスタ1805がオフするので、差動対1804への電源供給が遮断され、かつ、トランジスタ1811がオンとなりトランジスタ1810を非能動状態とすることで、定電圧出力STの発生を停止させることが可能となる。
【0076】
なお、図18(a)のトランジスタ1810、1811からなる出力段1812は、図18(b)のトランジスタ1810aと能動負荷(微小電流源)として機能するディプレション型のトランジスタ1811aからなる出力段1812aに変更することも可能である。さらには、トランジスタ1811aを高抵抗素子に変更することも可能である。また、上記の構成では、制御信号によってオンオフ制御される差動対1804と電源電圧間に設けられたトランジスタ1801と1805を、差動対1804の上下に設けるようにしているが、どちらか一方を省略することや、トランスミッションゲートに変更することも可能である。
【0077】
次に、図19を参照して、強制停止制御の対象となる回路を昇降圧回路49(図2等参照)とする場合の構成について説明する。この場合、昇降圧回路49は、複数のコンデンサ(図1のコンデンサ49a、49b)と複数のスイッチング素子から構成される昇降圧スイッチング回路1901と、出力電圧が充電される補助コンデンサ49cと、二次電源48の出力SC側にドレインが接続され、ソースが昇降圧スイッチング回路1901の入力へ接続されているNチャネルMOS(金属酸化膜半導体)トランジスタ1902と、昇降圧スイッチング回路1901の出力側にドレインが接続され、ソースが補助コンデンサ49cの出力VSS側に接続されているNチャネルMOSトランジスタ1904とから構成されている。なお、ダイオード1903とダイオード1905は、それぞれトランジスタ1902とトランジスタ1904の寄生ダイオードである。そして、トランジスタ1902および1904のゲートへは、正論理入力に時計駆動強制停止信号SOが入力され、負論理入力に電圧検出結果信号SSが入力されるNOR1906の出力信号を入力される。
【0078】
図19の昇降圧回路49では、時計駆動強制停止信号SOがLowで、電圧検出結果信号SSがHighのとき、トランジスタ1902とトランジスタ1904が能動状態となるので、昇降圧回路スイッチング回路1901が昇降圧動作を行うことが可能となる。一方、時計駆動強制停止信号SOがHigh、または電圧検出結果信号SSがLowのときは、トランジスタ1902とトランジスタ1904がともに非能動状態となるので、昇降圧回路スイッチング回路1901の昇降圧動作ができなくなる。したがって、補助コンデンサ49cの出力電圧VSSが小さくなることになる。なお、トランジスタ1902およびトランジスタ1904をオンオフ制御するための信号は、必ずしも時計駆動強制停止信号SOと電圧検出結果信号SSを組み合わせたものでなくてもよく、例えば電圧検出結果信号SS単独であってもよい。
【0079】
次に、図20を参照して、時計動作強制停止制御時に、計時制御回路203から、モータ駆動回路Eへ供給されるモータ駆動制御信号SEを停止させる構成について説明する。図20の構成では、計時制御回路203からモータ駆動回路Eへ入力されるモータ駆動制御信号SEを伝送する信号線に2入力ANDゲート2001を挿入し、一方の入力に、正論理入力に時計駆動強制停止信号SOが入力され、負論理入力に電圧検出結果信号SSが入力されるNOR2002の出力信号を入力する。なお、図20では計時制御回路203の出力をモータ駆動制御信号SEの変更信号「Se変更」と表している。
【0080】
図20の構成では、時計駆動強制停止信号SOがLowで、電圧検出結果信号SSがHighのとき、ANDゲート2001が能動状態となるので、モータ駆動制御信号SEがモータ駆動回路Eへ供給可能となり、一方、時計駆動強制停止信号SOがHigh、または電圧検出結果信号SSがLowのときは、ANDゲート2001が非能動状態となるので、モータ駆動制御信号SEがモータ駆動回路Eへ供給されなくなる。したがって、モータ部Dを停止させることができる。なお、図20の例では、時計動作強制停止制御時に計時制御回路203から出力される制御信号を制御することによって、モータ駆動回路Eの動作を停止させるようにしたが、例えば、液晶パネルを備える電子時計において液晶パネルの表示を停止させるようにしてもよい。
【0081】
次に、図21を参照して、時計動作強制停止制御時に、制御部Cの1または複数の外部入力端子の状態を決定するための回路の動作を停止する場合の構成について説明する。図21は、外部端子(例えばリセット信号を入力するための端子)2116、2117に対する計時制御回路203内の入力回路の構成を示すブロック図である。この場合、計時制御回路203他の回路は例えば集積回路に集積されていて、外部端子2116、2117が集積回路の外部からの信号を入力するために用いられるものである。外部端子2116には、直列接続された抵抗2105、2106と、正または負の電源に接続されている過電圧保護用のダイオード2104、2107とからなる入力保護回路と、外部入力信号が不定の時にゲート回路(NOR)2101の入力を固定するためのプルダウン回路(トランジスタ)2103および2102が接続されている。外部端子2117には、直列接続された抵抗2111、2109と、正または負の電源に接続されている過電圧保護用のダイオード2110、2112とからなる入力保護回路と、ゲート回路(NOR)2101の入力を固定するためのプルダウン回路(トランジスタ)2103および2102が接続されている。
【0082】
ゲート回路(NOR)2101の出力は計時制御回路203へ入力され、ゲート回路(NOR)2101の他方の入力には、発振停止検出結果信号SQが入力される。また、トランジスタ2102のゲートにはゲート回路2101の出力が接続され、発振停止検出結果信号SQを反転した信号と所定のサンプリングクロック信号CKを2入力とするAND2114の出力がトランジスタ2103のゲートに接続されている。
【0083】
以上の構成において、時計動作時には、発振停止検出結果信号SQがLowとなり、サンプリングクロックCKに応じて、トランジスタ2103によるプルダウン回路がオンすることになる。一方、時計動作停止時には、発振停止検出結果信号SQがHigh(発振停止状態検出)となるので、トランジスタ2102および2103によるプルダウン回路がオフすることになる。したがって、例えばリセット信号を入力するための外部端子(リセット1、リセット2)をHighレベルとしたリセット状態での時計動作停止時には、プルダウン回路を通して時計駆動電源間に貫通電流が流れなくなるので、時計動作停止時の回路の消費電流を低減することができる。
【0084】
なお、本発明の実施の形態は、上述した形態に限定されるものではなく、例えば、二次電源の充電機能は、内蔵のほか、着脱式にしたり、外部で提供するようにすることもできる。例えば、商用電源に接続した充電器を二次電源に接続し充電させても良い。また、上述したように、回転錘などで運動エネルギーを捉えて回転型の発電装置を駆動して電気エネルギーに変換し、その電力を用いてステッピングモータを駆動する発電機能付きの電子時計に限定することなく、本発明は、ソーラパネル等の光−電気変換素子で光エネルギーを捉えたり、ペルチェ素子等の熱−電気変換素子を用いて熱エネルギーを捉えたり、ピエゾ素子等のひずみ−電気変換素子によってひずみエネルギーを捉えたりして、その電力を用いてステッピングモータを駆動する発電機能付きの電子時計、外部からの誘導により発電し、その電力を用いてステッピングモータを駆動する発電機能付きの電子時計等に適用することが可能である。さらに、電子時計に限らず、ストップウォッチ等の他の計時装置に用いることも可能である。
【0085】
また、上記実施の形態では。図2の充電検出回路202の構成として、発電コイル44の出力端子の状態を直接検出して充電状態の有無を検出することで、発電コイル44から二次電源48への充電経路とは別の経路で充電を検出するようにしているが、例えば、充電経路上に直列に低抵抗の電流検出用抵抗を挿入し、充電電流が発生したときに抵抗に生じる電圧降下を直接、あるいは増幅した後、所定の基準値と比較することで充電の有無を検出するようにした構成を採ることも可能である。さらに、充電電流値を検出する場合に、電流の検出値に平滑処理あるいは積分処理を施すことによって、二次電源の充電電圧に対応する予測値を求めて、その結果が所定の基準値を越えたか否かを判別することで、充電の有無を判定するようにしてもよい。
【0086】
また、本発明は電子時計以外の携帯型電子機器にも適用することができる。例えば、携帯電話、携帯型パソコン、電卓等にも用いることができる。その場合、二次電源の充電電力を用いて駆動される駆動手段に対応する部分は、これらの携帯型電子機器の機能を制御する制御回路部である。
【0087】
【発明の効果】
本発明によれば、蓄電電圧が低下したときの時計回路の動作を安定させるとともに、再起動性を従来よりも向上し、さらに、より正確に時計動作残時間を告知することができるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電子時計の実施形態の一例の概略構成を示すブロック図
【図2】 図1の電子時計の各部の構成を示すブロック図
【図3】 図2の充電検出回路202の2種類の構成例(a)および(b)を示す回路図
【図4】 図2の強制停止制御用カウンタ208および時計駆動強制停止制御回路209の構成を示す回路図
【図5】 図2の電子時計において第1および第2の所定電圧を用いる時計駆動強制停止制御の制御方法を説明するための説明図
【図6】 図2の電子時計において第1、第2および第3の所定電圧を用いる時計駆動強制停止制御の制御方法を説明するための説明図
【図7】 図5および図6の制御方法における強制停止時の過程を示すフローチャート
【図8】 図5の制御方法における強制停止解除時の過程を示すフローチャート
【図9】 図6の制御方法における強制停止解除時の過程を示すフローチャート
【図10】 図5の制御方法による動作例を示すタイミングチャート
【図11】 図5の制御方法による他の動作例を示すタイミングチャート
【図12】 図6の制御方法による動作例を示すタイミングチャート
【図13】 図6の制御方法による他の動作例を示すタイミングチャート
【図14】 図2の電子時計における強制停止の対象回路を説明するためのブロック図
【図15】 図14の水晶発振回路1401の構成を示すブロック図
【図16】 図14の水晶発振回路1401の変形例を示すブロック図
【図17】 図14の水晶発振回路1401の他の変形例を示すブロック図
【図18】 図14の定電圧発生回路1405の構成を示すブロック図
【図19】 図2の昇降圧回路49の構成の一例を示すブロック図
【図20】 図2の計時制御回路203からモータ駆動回路Eへの信号線に関する構成の変形例を示すブロック図
【図21】 図2の計時制御回路203の外部信号入力部の構成例を示すブロック図
【符号の説明】
A:発電機構
B:電源部
C:制御部
D:モータ部
E:モータ駆動回路
48:二次電源
201:発電検出回路
202:充電検出回路
203:計時制御回路
207:電圧検出回路
208:強制停止制御用カウンタ
209:強制停止制御回路

Claims (16)

  1. 充電可能な二次電源と、
    二次電源を充電する充電手段と、
    二次電源の充電電力を用いて計時動作を行う時計駆動回路と、
    時計駆動回路の計時情報を表示する表示手段と、
    を備える電子時計において、
    二次電源の充電電圧に対応する値を検出する電圧検出手段と、
    充電手段による充電の状態を検出する充電検出手段と、
    前記電圧検出手段による電圧検出結果が、前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高い第1の所定電圧を上回っている場合には、前記表示手段の表示状態を第1の表示状態とし、
    前記電圧検出手段による電圧検出結果が、前記第1の所定電圧を下回っている場合には、前記表示手段の表示状態を前記第1の表示状態とは異なる第2の表示状態とする制御手段であって、
    前記表示手段が前記第2の表示状態である場合に、前記充電検出手段の検出結果に基づいて前記充電手段が非充電状態であることが所定時間検出されたときには、前記時計駆動回路の動作電流を低減又は遮断して計時動作を強制停止させる一方、前記電圧検出手段又は前記充電検出手段の検出結果が所定の動作復帰条件を満足したときに、前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記時計駆動回路の動作を強制停止させるときに、さらに、前記時計駆動回路の1又は複数の外部入力端子の状態を決定するための回路の動作を停止する
    ことを特徴とする電子時計。
  2. 前記外部入力端子の1つが、前記時計駆動回路の動作をリセットする信号を入力するためのリセット端子である
    ことを特徴とする請求項1記載の電子時計。
  3. 充電可能な二次電源と、
    二次電源を充電する充電手段と、
    二次電源の充電電力を用いて計時動作を行う時計駆動回路と、
    時計駆動回路の計時情報を表示する表示手段と
    を備える電子時計において、
    二次電源の充電電圧に対応する値を検出する電圧検出手段と、
    充電手段による充電の状態を検出する充電検出手段と、
    前記電圧検出手段による電圧検出結果が、前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高い第1の所定電圧を上回っている場合には、前記表示手段の表示状態を第1の表示状態とし、
    前記電圧検出手段による電圧検出結果が、前記第1の所定電圧を下回っている場合には、前記表示手段の表示状態を前記第1の表示状態とは異なる第2の表示状態とする制御手段であって、
    前記表示手段が前記第2の表示状態である場合に、前記充電検出手段の検出結果に基づいて前記充電手段が非充電状態であることが所定時間検出されたときには、前記時計駆動回路の動作電流を低減又は遮断して計時動作を強制停止させる一方、前記電圧検出手段又は前記充電検出手段の検出結果が所定の動作復帰条件を満足したときに、前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記電圧検出手段による電圧検出結果が前記第1の所定電圧を下回り前記充電手段の非充電状態を所定時間計測している間に、前記充電検出手段によって前記充電手段の充電状態が検出された場合、その検出期間中は非充電状態の所定時間の計測を中断する
    ことを特徴とする電子時計。
  4. 前記制御手段が、前記電圧検出手段による電圧検出結果が前記第1の所定電圧を下回前記充電手段の非充電状態を所定時間計測している間に、前記電圧検出手段による電圧検出結果が、前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高く、かつ前記第1の所定電圧よりも低い、第2の所定電圧を下回ったとき、前記時計駆動回路の動作電流を低減又は遮断して計時動作を強制停止させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子時計。
  5. 前記時計駆動回路が、水晶発振回路を有し、その発振を利用して計時動作を行い、
    前記制御手段が、その水晶発振回路の発振を停止又は、後段の回路への発振波形の入力を停止させることで、前記時計駆動回路の計時動作を強制停止させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子時計。
  6. 前記制御手段が、前記水晶発振回路への電源供給を停止することで、前記水晶発振回路の発振を停止又は、後段の回路への発振波形の入力を停止させて、前記時計駆動回路の計時動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項記載の電子時計。
  7. 前記時計駆動回路が、定電圧発生回路を有し、その定電圧発生回路で発生した電圧を用いて計時動作を行い、
    前記制御手段が、その定電圧発生回路による定電圧の発生を停止させることで、前記定電圧で駆動する定電圧駆動回路の動作を停止して、前記時計駆動回路の計時動作を強制停止させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子時計。
  8. さらに、前記二次電源の充電電圧を昇圧、降圧又は昇降圧する昇降圧手段を備え、
    前記制御手段が、その昇降圧手段の動作を停止させることによって、前記時計駆動回路内でその昇降圧手段の出力で駆動されている電源電圧駆動回路への電源の供給を停止又はその電源の電圧値をその電源電圧駆動回路の駆動停止電圧まで低下させることで、前記電源電圧駆動回路の動作を停止して、前記時計駆動回路の計時動作を強制停止させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子時計。
  9. 前記制御手段が前記時計駆動回路の動作を強制停止させることに代えて、又は、前記時計駆動回路の計時動作を強制停止させるのとともに、前記表示手段の駆動を停止させるものである
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子時計。
  10. 前記制御手段が前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する動作復帰条件が、前記充電検出手段が前記充電手段の充電状態を検出したことである
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の電子時計。
  11. 前記充電手段が発電機を有して構成されていて、
    前記充電検出手段による二次電源の充電、非充電状態の検出が、前記発電機の出力端子の電圧を、前記二次電源の充電電圧に対応する所定の基準電圧と比較した結果に基づいて行われることを特徴とする請求項10記載の電子時計。
  12. 前記制御手段が前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する動作復帰条件として、前記二次電源の充電電圧が、前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高くかつ前記第1の所定電圧よりも低い第2の所定電圧を上回ったことが、必要条件としてさらに含まれている
    ことを特徴とする請求項10又は11記載の電子時計。
  13. 前記制御手段が、前記電圧検出手段による電圧検出結果が前記第1の所定電圧を下回前記充電手段の非充電状態を所定時間計測している間に、前記電圧検出手段による電圧検出結果が、前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高く、かつ前記第1の所定電圧よりも低い、第2の所定電圧を下回ったとき、前記時計駆動回路の動作電流を低減又は遮断して計時動作を強制停止させるものであって、
    前記制御手段が前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する動作復帰条件として、前記二次電源の充電電圧が、前記第2の所定電圧よりも高く、前記第1の所定電圧よりも低い、第3の所定電圧を上回ったことが、必要条件としてさらに含まれている
    ことを特徴とする請求項10〜12のいずれか1に記載の電子時計。
  14. 前記充電手段が発電機を有して構成されていて、
    その発電機の発電の有無を検出する発電検出手段がさらに備えられていて、
    前記制御手段が、前記電圧検出手段による電圧検出結果が前記第1の所定電圧を下回前記充電手段の非充電状態を所定時間計測している間に、前記電圧検出手段による電圧検出結果が、前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高く、かつ前記第1の所定電圧よりも低い、第2の所定電圧を下回ったとき、前記時計駆動回路の動作電流を低減又は遮断して計時動作を強制停止させるものであって、
    前記制御手段が前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する動作復帰条件として、その発電検出手段によって発電状態が検出されていて、かつ、前記二次電源の充電電圧が、前記第2の所定電圧よりも高く、前記第1の所定電圧よりも低い第3の所定電圧、を上回ったことが、必要条件としてさらに含まれている
    ことを特徴とする請求項10〜12のいずれか1に記載の電子時計。
  15. 充電可能な二次電源と、前記二次電源を充電する充電手段と、前記二次電源の充電電力を用いて計時動作を行う時計駆動回路と、を備えた電子時計の駆動制御方法において、
    前記二次電源の充電電圧に対応する値を検出し、その値が前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高い第1の所定電圧を上回っている間は、前記時計駆動回路の計時情報を第1の表示状態で表示する一方、その値が前記第1の所定電圧を下回ったときに、前記計時情報を表示する際の表示状態を前記第1の表示状態とは異なる第2の表示状態へ切替える第1のステップと、
    前記第1のステップにて前記計時情報を表示する際の表示状態が前記第2の表示状態へ切替えられた後、前記二次電源への充電が行われていない非充電状態であることが所定時間計測されたときに、前記二次電源から前記時計駆動回路へ供給される動作電流を低減又は遮断して前記時計駆動回路の計時動作を強制停止させる第2のステップと、
    前記第2のステップにて前記時計駆動回路を強制停止させた後に、前記二次電源の充電電圧に対応する値又は前記充電手段による充電状態が所定の動作復帰条件を満足したときに、前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する第3のステップと、を含み、
    前記第2のステップにおいては、
    前記時計駆動回路を強制停止させるときに、さらに、前記時計駆動回路の1又は複数の外部入力端子の状態を決定するための回路の動作を停止させる
    ことを特徴とする電子時計の駆動制御方法。
  16. 充電可能な二次電源と、前記二次電源を充電する充電手段と、前記二次電源の充電電力を用いて計時動作を行う時計駆動回路と、を備えた電子時計の駆動制御方法において、
    前記二次電源の充電電圧に対応する値を検出し、その値が前記時計駆動回路の動作停止電圧よりも高い第1の所定電圧を上回っている間は、前記時計駆動回路の計時情報を第1の表示状態で表示する一方、その値が前記第1の所定電圧を下回ったときに、前記計時情報を表示する際の表示状態を前記第1の表示状態とは異なる第2の表示状態へ切替える第1のステップと、
    前記第1のステップにて前記計時情報を表示する際の表示状態が前記第2の表示状態へ切替えられた後、前記二次電源への充電が行われていない非充電状態であることが所定時間計測されたときに、前記二次電源から前記時計駆動回路へ供給される動作電流を低減又は遮断して前記時計駆動回路の計時動作を強制停止させる第2のステップと、
    前記第2のステップにて前記時計駆動回路を強制停止させた後に、前記二次電源の充電電圧に対応する値又は前記充電手段による充電状態が所定の動作復帰条件を満足したときに、前記時計駆動回路の動作の強制停止を解除する第3のステップと、
    を含み、
    前記第2のステップにおいては、
    前記充電手段による前記二次電源への充電が検出された期間中は前記所定時間の計測を中断する
    ことを特徴とする電子時計の駆動制御方法。
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