JP3701290B2 - カラオケ録音装置 - Google Patents

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この発明は、カラオケ装置にて演奏されるカラオケ伴奏音楽と、その伴奏音楽に合わせて歌う利用者の歌唱音声とを適宜な録音媒体に録音するためのカラオケ録音装置に関する。
カラオケ店舗などでは、オプションサービスとして、カラオケ装置にて音響出力されるカラオケ伴奏音楽と、その音楽に合わせて歌う利用者の歌唱音声とを適宜な可搬型記録媒体に録音できるカラオケ録音サービスを提供しているところがある。
カラオケ録音装置は、カラオケ伴奏音楽と歌唱者の音声とを録音するための装置であり、普通、CD−Rを録音媒体としたCDレコーダ本体である。CDレコーダは、カラオケ装置から、カラオケ伴奏音楽とマイクロホン入力される歌唱音声との混合音声信号を入力し、この音声信号をサンプリングしてCDオーディオ規格に準じたPCMデータに変換し、このPCMデータをCD−Rに書き込んで「録音」する。
カラオケ録音装置は、カラオケ伴奏音楽とその音楽に合わせて歌う歌唱音声とを録音するための装置である。しかし、利用者が故意にマイクロホンに音声を入力しなければ、カラオケ伴奏音楽のみを録音することは可能である。カラオケ伴奏音楽と歌唱音声とを録音する場合は、当然、私的録音行為として見なされるが、上述のようにカラオケ伴奏音楽のみを録音した場合、作成された録音済みCD−Rは、そのままカラオケ用途に再使用できる。そのため、カラオケ録音装置よって作成された録音済みCD−Rは、その録音内容によって著作権上の取り扱いが異なる。
一般的には歌唱音声が録音されているかどうかに関わらず、カラオケ録音サービス料金は定額となっている。したがって、サービス料金に著作権料が含まれていれば利用者は余分な料金を払っていることになる。その逆に著作権料を含ませていなければ、歌唱音声を入力せずにカラオケ伴奏音楽だけを不正に録音した「海賊版ソフト」の作成を助長することにもなりかねない。
また、伴奏音楽の録音自体が禁止されているカラオケ楽曲や無条件で録音が許可されているカラオケ楽曲も存在する。従来のカラオケ録音装置では、カラオケ伴奏音楽の録音に関わる複雑な手続きや規則に対応することは不可能である。
そこで本発明は、著作権を考慮した録音機能を備えたカラオケ録音装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明は、次の要件(1)〜(10)によって特定されるものである。
(1)第1録音入力インタフェースと、第2録音入力インタフェースと、音声レベル検出手段と、ミキサと、記憶部と、データ書込装置と、制御手段とを備え、可搬型記憶媒体の表面に印刷を可能とするプリンタの制御を行うカラオケ録音装置である。
(2)第1録音入力インタフェースは、カラオケ装置からの伴奏音楽信号を入力する。
(3)第2録音入力インタフェースは、カラオケ装置のマイクロホンを生成源とする歌唱音響信号を入力する。
(4)音声レベル検出手段は、第2録音入力インタフェースからの歌唱音響信号の音声レベルを検出する。
(5)ミキサは、伴奏音楽信号と歌唱音響信号を混合してミキシング信号を出力する。
(6)データ書込装置は、制御手段の制御に基づいて可搬型記録媒体にデータを書込む。
(7)制御手段は、第1〜第3処理を行う。
(8)第1処理は、ミキシング信号を所定のデータ形式で楽曲単位の録音ファイルとして記憶部に記憶する。
(9)第2処理は、第2録音入力インタフェースからの歌唱音響信号が1曲分の楽曲演奏を通じて実質的に有ったか無かったかを、音声レベル検出手段の出力に基づいて判定する。
(10)第3処理は、録音ファイルの可搬型記録媒体への書き込みを許可するとともに、第2処理の判定に基づき、有った場合は歌唱有りの旨を、無かった場合は歌唱無しの旨をプリンタに印刷させる。
本発明のカラオケ録音装置によれば、可搬型記録媒体に歌唱音声が録音されているか否かによって適宜な情報を出力することができる。そのため、カラオケ店舗側は、利用者にカラオケ録音装置の利用料金を歌唱音声の録音有無に応じて請求できる。そのため、カラオケ伴奏音楽が不正に複製されるのを防止する。また、歌唱音声入りでカラオケ伴奏音楽を録音した場合には利用料金を減額するなど、利用者は適正な料金でカラオケ録音装置を利用できる。
可搬型録音媒体に、著作権の許諾や歌唱音声が録音されている旨など、歌唱音声の検出結果に係わる付帯情報を印刷することで、録音済みの可搬型記録媒体が著作権に基づいた正規の音楽媒体であることを明示できる。また、カラオケ店舗側では可搬型記録媒体の録音内容が確認しやすい。
カラオケ楽曲毎の録音可否情報と歌唱音声入力の有無とに基づいて録音制御を行うことで、カラオケ楽曲毎に録音条件が異なっていたり、複雑な録音条件が設定されていたとしても、柔軟に対処することができる。
===カラオケ装置とカラオケ録音装置の構成===
図1は、本発明の実施例におけるカラオケ録音装置とカラオケ装置との接続状態を概略図として示している。カラオケ録音装置1は、汎用のパーソナルコンピュータ(客室PC)2と、この客室PC2に付帯するCD−R駆動装置3と、CD−Rの媒体表面に直接印刷が可能なプリンタ4とによって構成されている。この例では、CD−R駆動装置3とプリンタ4とは一体的に構成されており、CD−Rの搬送機構を内蔵して、CD−R駆動装置にてデータが書き込まれたCD−Rを連続してプリンタに搬送して印刷することができる。客室PC2は、カラオケ装置6とRS232C規格の通信インタフェース(制御情報インタフェース)を介してデータ通信を行うとともに、カラオケ装置6から音響出力されるカラオケ伴奏音楽の音響信号と歌唱音声の音響信号とを入力する。そして、各音響信号を適宜なデータ形式でCD−R駆動装置3に装填されたCD−R5に記録する。また、録音済みのCD−R5をプリンタ4に装填して適宜な情報を印刷するための制御も行う。したがって、客室PC2は、上記構成のカラオケ録音装置1における制御部として動作する。
図2は、客室PC2がカラオケ録音装置1の制御部として動作するときの機能ブロック図を示している。客室PC2の本体10は、CPU・RAM・ROMなどによって構成される中央制御部11をコンピュータ本体とし、ハードディスク装置12、RS232C規格の制御情報インタフェース13、プリンタ内蔵型CD−R駆動装置(3,4)とのインタフェースとなるSCSIインタフェース15、カラオケ装置6からの音声信号を処理する録音入力インタフェース14などを主要構成要素として内蔵している。録音入力インタフェース14は、カラオケ装置6が出力するカラオケ伴奏音楽の音響信号と、歌唱音声の音響信号とを個別に入力するための2系統の音声入力端子を備え、各音声端子に入力された音響信号はミキサにて混合され、その混合音声信号をサンプリングしてPCMデータに変換する。PCMデータは中央制御部11に転送されて適宜に処理される。
なおこの例では、歌唱音声の音声入力端子とミキサとの信号処理経路中に、歌唱音声の音響信号レベルを検出し、そのレベル値を中央制御部11に逐次転送するための回路(音声レベル検出部)が介在している。また客室PC2は、利用者の操作する入力装置として、キーボード21やマウス22に加え、ディスプレイ20の画面上に配設されたタッチパネル23を備え、これら入力装置からの操作入力情報は、それぞれに適合する規格のインタフェース16〜18を介して中央制御部11に転送される。グラフィック制御部19は、内蔵するビデオRAMに展開されたビットマップ画像をビデオ信号に変換してディスプレイ20に出力する。
なお本実施例において、客室PC2がカラオケ録音装置1の制御部として機能しているときは、その操作のほとんどをタッチパネル23から受け付けるようになっている。客室PC2は、タッチパネル23からの利用者入力に応答してディスプレイ20の表示画面を適宜に切り替えるGUI環境を備えている。利用者はGUIによる対話形式のユーザインタフェースを通してカラオケ録音サービスを利用する。
一方、客室PC2に録音ソースを供給するカラオケ装置6は周知の通信カラオケ演奏端末であり、楽曲番号(楽曲ID)によって識別される多数のカラオケ楽曲について、MIDI形式で記述された音楽生成データと歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データとを適宜な外部記憶に格納している。そして、利用者が指定した楽曲IDに対応する音楽生成データをシンセサイザに転送してカラオケ伴奏音楽を生成する。また、歌詞描出データを処理して歌詞画像をビデオRAMにビットマップ展開し、これを映像信号に変換してディスプレイに表示する。マイクロホン入力された利用者の歌唱音声はカラオケ伴奏音楽とを混合してその音声信号がスピーカより音響出力される。また、カラオケ伴奏音楽の音響信号とマイクロホン入力された歌唱音声の音響信号とを個別に出力するための2系統の音声出力端子を備え、この各系統の音声出力端子と、カラオケ録音装置の録音入力インタフェースにおける対応する系統の音声入力端子とが接続される。
===カラオケ録音機能の概略===
本発明のカラオケ録音装置は、カラオケ伴奏音楽とともに歌唱音声が入力されたかどうかを検出し、歌唱音声が録音されなかった場合、その旨を表示や印刷など適宜に出力する。それによって、カラオケ店舗側がカラオケ録音サービス料金に著作権を含ませて利用者に請求するかどうかなど、著作権に対する対処の仕方についての判断材料を提供することができる。
また、録音が禁止されているカラオケ楽曲や、条件付きで録音が許可されているカラオケ楽曲に対してもその録音に際して柔軟に対処できるようになっている。本実施例では、楽曲IDと、録音の許可/不許可、条件付きで録音を許可する旨の録音条件とを録音可否情報として対応付けした録音可否情報テーブルがあらかじめハードディスク装置12に格納されて用意されており、カラオケ装置6から制御情報インタフェース13を介して録音しようとするカラオケ伴奏音楽の楽曲IDを受け取ると、このIDを前記テーブルに照会し、このIDに対応付けされた録音可否情報、あるいはこの録音可否情報とカラオケ伴奏音楽の演奏中の歌唱音声の入力状態とに基づいて適宜に録音制御や各種情報出力制御などを行う。図3は、録音可否情報の種別と歌唱音声の入力状況との組み合わせに応じた録音制御や情報出力などの対処の仕方を概略図として示している。本実施例では、録音可否情報として、無条件で許可・無条件で禁止・条件付きで許可の3種が設定されており、「条件付きで許可」は、カラオケ伴奏音楽のみをCD−Rへ録音することを禁止することとしている。以下、上記録音可否情報の各種別に応じた録音制御などについて説明する。
===無条件で録音が禁止されている場合===
利用者が客室PC2を操作してカラオケ録音サービスを利用する旨を入力すると、中央制御部11は、その入力以降にカラオケ装置6にて演奏されるカラオケ楽曲について、まず楽曲IDを制御情報インタフェース13を通じて取得し、このIDを録音可否情報テーブルに照会する。この時点で無条件で録音が禁止されている楽曲については録音に関わる一切の制御を行わない。また、その旨をディスプレイに表示して利用者の同意を得る。
===無条件に録音が許可されている場合===
中央制御部11は、利用者が録音しようとしているカラオケ楽曲のIDを録音可否情報テーブルに照会し、無条件に録音が許可されていることを認知すると、RAMの適当な領域を録音データ格納領域として確保する。そして、カラオケ装置からの演奏開始のタイミングデータを受け取るなど、そのカラオケ楽曲が演奏を開始したことを検出すると、録音入力インタフェース14からのPCMデータをこの領域に格納していく。また、音声レベル検出部からの信号強度を監視する。
カラオケ装置6から楽曲演奏の終了合図を受け取るなど、楽曲演奏の終了タイミングをもって、PCMデータの格納を停止すると、PCMデータを保存するか否かを利用者に問い合わせる画面をディスプレイ20に表示する。保存の指示(ダンプ要求)があれば、格納されたPCMデータに楽曲IDなど、適宜に命名した所定形式の録音ファイル(WAVファイルなど)に作成し、そのファイルをCD−Rに音楽CD規格に準じたフォーマットで記録する。
さらに、1曲分の演奏を通じて、音声レベル検出部が所定レベル以上の信号を検出した場合と検出しなかった場合とによって、例えば、「歌唱音声有り」または「歌唱音声無し」など、異なる情報(歌唱検出情報)を含んだ印刷データを作成してプリンタに供給し、CD−Rのラベル面に印刷させる。また、録音ファイル名・カラオケ楽曲名・録音日時なども併せて印刷する。カラオケ店舗側ではCD−Rに印刷された歌唱検出情報に応じて、著作権料込みのサービス料金を請求するなど、適宜に対応することができる。また、複数楽曲分の録音ファイルをCD−Rに書き込むことも可能であり、その場合は、録音ファイル名毎に歌唱音声の有無を付記すればよかろう。また、そうすることで、楽曲単位でカラオケ録音サービス料金を計算することもできよう。
なお、演奏終了後の一定時間内、あるいは演奏途中で録音内容を保存しない旨の指示が入力されると、RAMに格納されたPCMデータを消去する。あるいは、次の演奏機会に入力されるPCMデータで先のデータを上書きする。
===条件付きで録音が許可されている場合===
中央制御部11は、録音可否情報テーブルによって録音対象のカラオケ楽曲に条件付き録音許可が対応付けされていると、録音入力インタフェース14からのPCMデータをRAMに格納しながら音声レベル検出部からの信号強度を監視する。楽曲演奏が終了した時点で、音声レベル検出部が所定レベル以上の信号を検出しなかったことを認知すると、格納したPCMデータを消去して、CD−Rへの録音ができない旨をディスプレイ20に表示する。
一方、所定レベル以上の信号が検出された場合、PCMデータを保存するか否かを利用者に問い合わせる画面をディスプレイ20に表示し、ダンプ要求があれば、上記と同様にして録音ファイルを作成し、そのファイルをCD−Rに記録する。また、「歌唱音声有り」などの歌唱検出情報をCD−Rに印刷する。それによって、録音済みのCD−Rが正規の手続きに従って録音されたことを保証する。
===その他の実施例===
上記実施例は、カラオケ装置とカラオケ録音装置とが1対1に対応した形態であった。しかし、各カラオケ装置にCD−R駆動装置やプリンタを含んだコンピュータシステムを付帯させれば、多くのカラオケ装置を設置している店舗にとっては設備投資に多くの経費を掛けることになる。また、保守・管理も煩雑となる。そこで、複数のカラオケ装置からの混合音声信号を集中管理する一実施例を示す。
図4はその集中管理方式のカラオケ録音装置の実施例を概略構成図として示している。各カラオケ装置6には客室PC2bが個別に接続されている。この客室PC2bは、上記実施例の客室PC2における録音ファイルの作成処理までを実行する。各客室PC2bはLANによってCD−R駆動装置3を付帯するコンピュータ(管理PC)7に接続されている。
客室PC2bは各カラオケ装置6ごとの録音ファイルを作成していく。各客室の利用者が録音ファイルのダンプ要求操作を行うと、録音ファイルを管理PC7に転送する。管理PC7は、どの客室PC2からどのファイルが転送されてきたのかを管理し、CD−R4に録音ファイルを書き込む際に、他の客室PC2にて作成された録音ファイルが混入しないようにする。また、各録音ファイルの付帯情報として印刷情報を受け取り、印刷対象となるCD−RにそのCD−Rに書き込まれた録音ファイルに対応する印刷情報を印刷する。
なお、CD−R駆動装置3はチェンジャ方式のCDレコーダ(CD−Rチェンジャ)であることが望ましい。このCD−Rチェンジャは複数のCD−Rを装填するための複数のトレイを備え、任意のトレイに装填されているCD−Rをデータ書込動作を行う駆動装置に搬送する。もちろん、管理PC7にはこのCD−Rチェンジャを制御するためのソフトウエアが実装されることになる。チェンジャ方式のCDレコーダを利用するのであれば、客室PC2毎にチェンジャのトレイを割り当て、各客室の利用者用に用意したCD−Rを該当のトレイに装填しておく。管理PC7はトレイと客室PC2bとの対応関係に基づいて、ある客室PC2bから録音ファイルが転送されてくると、該当のトレイにあるCD−Rを駆動装置に搬送し、データを書き込む。
また、集中管理方式におけるネットワーク構成としては、複数台のCD−R駆動装置と、それぞれのCD−R駆動装置を制御するための複数の管理PCとがある形態でもよいし、一台の管理PCに複数台のCD−R駆動装置が接続される形態であってもよい。もちろん、管理PCを介さず、CD−R駆動装置自体に管理PCと同様の制御機能が組み込まれていてもよい。一部の客室PCにCD−R駆動装置を接続することも可能である。
===補足・変更例・応用例===
上記実施例では、録音ファイルの付帯情報を印刷出力していた。もちろん、印刷出力に限らず、カラオケ店舗側や利用者がCD−Rに歌唱音声が入っているかそうでないかをディスプレイに表示出力することもできる。また、CD−R自体に直接印刷しなくても伝票などに印刷することもできる。上述の集中管理方式であれば、管理PCのディスプレイに表示させるだけで、カラオケ店舗側はCD−Rに録音されている内容を確実に確認することができる。このように、録音対象のカラオケ楽曲の演奏中における歌唱音声の検出結果は、CD−Rに書き込まれる録音ファイルとの対応付けさえ確認できれば、その出力形態はどのようなものでもよい。
上記実施例では、無条件で録音が禁止されている楽曲については一切の録音動作を行わないようにしていた。しかし、とりあえずRAMにはPCMデータを格納しておき、ダンプ要求を受け付けない構成とすることもできる。
また、歌唱入りCD−Rと歌唱なしのCD−Rとでは販売価格が異なる場合、PCMデータを格納し終えた時点で、その価格を表示するなどして利用者に確認させ、その上で、ダンプ要求があればCD−Rに録音ファイルを書き込む構成としてもよい。それによって、利用者が料金体系を知らずに歌唱なしのCD−Rを作成してしまい、不本意な料金を支払うという事態も回避できる。
録音可否情報として、著作権の許諾番号や録音に対する著作権料などが含まれていてもよい。例えば、許諾番号をCD−Rに印刷すれば、そのCD−R自体の正当性が保証される。また、歌唱音声の有無に応じてカラオケ録音サービス料金が異なる場合、著作権料などを表示したり印刷したりすることで料金の妥当性を利用者に認識させることもできる。
なお当然のことではあるが、本発明のカラオケ録音装置における可搬型記録媒体としては、CD−Rに限らず、MD・DVD−RAMなど、適宜な媒体が使用可能である。もちろん、仮録音された録音ファイルをD/A変換してアナログデータとすれば、オーディオカセットテープなど、アナログのオーディオ記録媒体も使用できる。
本発明の実施例におけるカラオケ録音装置とカラオケ装置との接続状態を概略図として示している。 上記カラオケ録音装置の機能ブロック図を示している。 上記カラオケ録音装置にて処理される録音可否情報とその処理結果との対応付けを概略図として示してる。 本発明のその他の実施例として、集中管理方式を採用したカラオケ録音装置の概略構成図を示している。
符号の説明
1 カラオケ録音装置
2、2b 客室PC
3 CD−R駆動装置
4 プリンタ
6 カラオケ装置
11 中央制御部
12 ハードディスク装置
13 制御情報インタフェース
14 録音入力インタフェース

Claims (1)

  1. 第1録音入力インタフェースと、第2録音入力インタフェースと、音声レベル検出手段と、ミキサと、記憶部と、データ書込装置と、制御手段とを備え、可搬型記憶媒体の表面に印刷を可能とするプリンタの制御を行うカラオケ録音装置であって、
    第1録音入力インタフェースは、カラオケ装置からの伴奏音楽信号を入力し、
    第2録音入力インタフェースは、カラオケ装置のマイクロホンを生成源とする歌唱音響信号を入力し、
    音声レベル検出手段は、第2録音入力インタフェースからの歌唱音響信号の音声レベルを検出し、
    ミキサは、伴奏音楽信号と歌唱音響信号を混合してミキシング信号を出力し、
    データ書込装置は、制御手段の制御に基づいて可搬型記録媒体にデータを書き込み、
    制御手段は、第1〜第3処理を行い、
    第1処理は、ミキシング信号を所定のデータ形式で楽曲単位の録音ファイルとして記憶部に記憶し、
    第2処理は、第2録音入力インタフェースからの歌唱音響信号が1曲分の楽曲演奏を通じて実質的に有ったか無かったかを、音声レベル検出手段の出力に基づいて判定し、
    第3処理は、録音ファイルの可搬型記録媒体への書き込みを許可するとともに、第2処理の判定に基づき、有った場合は歌唱有りの旨を、無かった場合は歌唱無しの旨をプリンタに印刷させる
    カラオケ録音装置。
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