JP4229446B2 - グループ参加者対応カラオケ録音システム - Google Patents

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Description

本発明は、カラオケ伴奏音楽と利用者によるマイク入力音声とを混合し、カラオケ楽曲毎の録音データを作成し、その録音データを可搬型記録媒体へ書き込みを行うためのカラオケ録音システムに関し、さらに詳しくは、グループ参加者に好適に対応したカラオケ録音システムに関する。
最近、カラオケ店舗などでは、オプショナルサービスとして、カラオケ演奏装置から音響出力されるカラオケ伴奏音楽と、その音楽に合わせて歌唱するマイク入力音声とを混合して録音し、CD−RやDVDなどの適宜な可搬型録音媒体に書き込み(録音)できるカラオケ録音サービスを提供しているところがある。このようなサービスを行うためには、可搬型記録媒体用の録音装置が必要であり、具体的には、CD−RレコーダやDVDレコーダなどが必要であり、カラオケ演奏装置とは別体で構成したり、最近では、カラオケ演奏装置内にレコーダが組み込まれているものもある。書き込みの手順としては、カラオケ伴奏音楽とマイク入力音声の音響信号を混合して録音データを形成し、所定の記録部に記録した後、例えば、CD−Rレコーダを利用して記録された録音データをCD−DA規格のPCMデータ形式となるように変換してCD−Rに書き込むものである。
従来、このような録音サービスに関連して様々な技術が想到された。例えば、特許文献1では、アルバム毎に割り当てた適宜な可搬型記録媒体に、録音する楽曲を自在に選択できるカラオケ録音装置が開示されている。また、特許文献2では、カラオケ伴奏音楽のみを録音した場合、作成された録音済みCD−Rはそのままカラオケ用途に再使用できるため、著作権法上違法となるという問題に対応し、著作権を考慮して伴奏音楽のみが不正に録音されることを防止できるカラオケ録音装置が開示されている。
ところで、通常、カラオケ楽曲には前奏・間奏・後奏など、歌唱者が歌唱しない演奏区間(非歌唱区間)があるが、従来ではカラオケ楽曲の演奏を通して伴奏音楽とマイク入力音声とを録音し、非歌唱区間においてもマイク入力された音声は録音される。歌唱中であれば、マイク入力されるマイク入力音声によって周囲の雑音、例えば同伴者の雑談などは録音されていたとしてもマイク入力音声によってかき消されるため、録音された音声を聞いても気にはならない。しかし、非歌唱区間に録音されたマイク入力音声が無用な雑音となるといった不都合が生じるため、特許文献3では、非歌唱区間にマイク入力される雑音を排除して録音できる技術が想到された。
特開2002−287777号公報 特開2003−167592号公報 特開2002−182665号公報
しかしながら、従来では、グループ参加者すなわち複数の利用者が一緒に録音サービスを受ける場合に好適に対応したカラオケ録音システムがなかった。したがって、従来は、グループ参加のそれぞれの利用者が個別にCD−Rを作りたい場合には、個別に録音システム利用しなければならず、何回も録音システムの起動と終了を繰り返す必要があった。あるいは、グループ参加の利用者が一緒に同じ録音システムを起動して利用した場合は、複数の利用者録音データが混在しているため、各録音データに対し、誰が歌唱したのかが一見しただけでは分かり難く、CD−Rへの書き込み指示に手間がかかってしまった。
このような現状では、録音システムの利用が不便であるばかりか、どうしてもシステムの利用時間が長くなってしまい、利用の順番を待っている他の利用者にとっては大変な迷惑となるといった不都合が生じてしまった。
そこで、本発明は、上記問題や不都合を解消するために想到されたもので、すなわち、グループ参加者に好適に対応し、各利用者が気に入った録音データを速やかに指示できると共に、どの利用者が歌唱した録音データなのかが容易かつ明瞭に分かり、さらに、利用者毎の録音データを効率よく区分して可搬型記録媒体に書き込めるようにすることで利用時間を短縮でき、他の利用者に迷惑を及ぼさないカラオケ録音システムの提供を課題とする。
上記課題を鑑み、本発明者は、音響信号を取得するための二系統の音響入力インタフェイスを設け、所定のカラオケ楽曲の演奏中、各カラオケ楽曲に対応して設定された歌唱区間データと非歌唱区間データに基づいて、歌唱区間ではカラオケ伴奏音楽およびマイク入力音声の音響信号を取得させ、一方、非歌唱区間ではカラオケ伴奏音楽のみの音響信号を取得させ、かつ、非歌唱区間において、利用者が書き込みを指示する音声指示を受けた場合、当該音声指示の声紋データの特性をもって区分し、その区分毎に各録音データを管理するように制御させることで、上記課題を解決できることを見出し、本発明のグループ参加者対応カラオケ録音システムを想到した。
すなわち、請求項1記載の発明は、グループ参加の利用者に対応し、当該マイク入力音声を録音するためのカラオケ録音システムであって、
(ア)カラオケ伴奏音楽の音響信号を取得するための第1音響入力インタフェイスと、
(イ)マイク入力音声の音響信号を取得するための第2音響入力インタフェイスと、
(ウ)当該第1および第2音響入力インタフェイスから取得したカラオケ伴奏音楽およびマイク入力音声の音響信号を混合してカラオケ楽曲毎の録音データを形成し、当該録音データを所定の記録部へ記録するための録音制御手段と、
(エ)前記所定の記録部へ記録された録音データの内容を利用者に対して表示するための表示手段と、
(オ)当該録音データを所定の可搬型記録媒体に書き込むための書込手段と、
(カ)前記マイク入力音声から声紋データを抽出すると共に、複数の声紋データ同士の特性を比較照合するための声紋照合手段と、
(キ)これら各手段を統括的に制御する中央制御手段とを備え、
(ク)前記中央制御手段は、所定のカラオケ楽曲の演奏中、前記録音制御手段に対して、各カラオケ楽曲に対応して設定された歌唱区間データと非歌唱区間データに基づき、前記歌唱区間では第1および第2音響入力インタフェイスからの音響信号を取得させ、前記非歌唱区間では第1音響入力インタフェイスからのみ音響信号を取得させるように制御し、
(ケ)また、前記中央制御手段は、所定のカラオケ楽曲の演奏中、前記声紋照合手段および前記録音制御手段に対して、前記非歌唱区間において、前記第2音響入力インタフェイスから任意の利用者の前記書き込みを指示する音声指示を受けた場合、前記声紋照合手段により、当該音声指示の声紋データを抽出すると共に、その声紋データを比較照合した結果に基づき、当該カラオケ楽曲の録音データを区分して記録させると共に、前記表示手段に対して、必要時に、当該区分情報を付帯させて当該録音データを表示させるように制御することを特徴とする。
(削除)
本発明の請求項1記載のカラオケ録音システムによれば、非歌唱区間にマイク入力される書き込みの音声指示は排除して録音できると共に、歌唱中に満足行く歌唱ができていると判断できるタイミングで書き込み要否を指示できるため、後から試聴するという手間もなく、また、音声指示というように、カラオケ演奏中にマイクから指示ができるため、利便性が非常に高く、さらに、声紋照合手段が録音データを音声指示の声紋データの特性をもって区分するため、区分された各録音データの一覧が表示された場合、各録音データに対し、誰の書き込み希望の範疇に入っているのかが一見して容易かつ明瞭に分かるなど、システムの利用時間を短縮でき、他の利用者に迷惑を及ぼさないなどといった効果を奏する。
(削除)
以下、本発明のグループ参加者対応カラオケ録音システムについて、最適な実施例を挙げ、請求項1記載の(ア)から(ケ)の構成および請求項2記載の(コ)の構成について詳述する。
図1は本発明の一実施例におけるカラオケ録音システムのブロック構成図である。本実施例のカラオケ録音システム(1)は、主にカラオケ演奏装置から構成されており、このカラオケ演奏装置は、全体の動作を制御する中央制御手段(10)やカラオケ伴奏音楽を演奏するための演奏データ(24)や映像データ(25)が記録されているハードディスク(HDD:11)などの記録手段にて主に構成されている。そして、中央制御手段(10)には、ハードディスク(11)の他、RAM(12)、音源(シンセサイザ:6)、ミキサ(エフェクタ:7)、ボーカルアダプタ(14)、MPEGデコーダ(15)、合成回路(16)、CD−Rレコーダ(書込手段:2)などが接続されている。
ここで、各構成要素について少し説明する。先ず、中央制御手段(10)は、リモコン装置(3)にて楽曲のIDコードが入力されると、これを操作入力処理手段(22)が検出し、カラオケ楽曲のリクエストであるとしてシーケンサ(21)に伝達する。このシーケンサ(21)は、主に、楽曲シーケンサ、歌詞シーケンサおよび文字パターン作成手段からなり、楽曲のIDコードで識別される演奏データを、ハードディスク(11)の演奏データ(24)から読み出す。次に、音源(6)は中央制御手段(10)が実行するシーケンサ(21)の処理によって入力された楽曲IDに対応した演奏データに応じて音響信号を形成する。形成された音響信号はミキサ(7)に入力され、このミキサ(7)は音源(6)が発生した音響信号とA/Dコンバータ(13)を介して入力されたマイク(5)からのマイク入力音声信号を適当なバランスでミキシングする。そして、ミキシングされたデジタル音声信号はサウンドシステム(SS:8)に入力される。このサウンドシステム(8)はD/Aコンバータおよびパワーアンプを備えており、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して増幅し、スピーカ(9)からカラオケ伴奏音楽とマイク入力音声を放音する。
また、ハードディスク(11)に記録されている映像データ(25)は、MPEG2形式にエンコードされており、中央制御手段(10)が実行する背景映像再生手段(図示省略)により再生処理を行い、これを読み出してMPEGデコーダ(15)に入力する。このMPEGデコーダ(15)は、入力されたMPEGデータをNTSCの映像信号に変換して合成回路(16)に入力し、この合成回路(16)は背景映像の映像信号上に歌詞テロップや採点表示などのOSDを合成し、合成された映像信号はディスプレイ装置(表示手段:4)に表示される。
次に、音響入力インタフェイスと録音制御手段について述べる。音響入力インタフェイスは二系統設定されており、所定のカラオケ楽曲の演奏中、第1音響入力インタフェイス(19)は演奏データに応じた音響信号を取得し、また、第2音響入力インタフェイス(20)はマイク入力音声の音響信号を取得する。録音制御手段(18)は、これら入力された音響信号を混合し、PCMデータ変換した後に録音データとし、これをRAM(12)の録音データ記録部(28)に記録する。なお、本実施例では、各録音データに対応した楽曲IDコードも楽曲IDコード記録部(27)に記録される。
そして、この時、中央制御手段(10)は、録音制御手段(18)に対して、各カラオケ楽曲に対応して設定された歌唱区間データと非歌唱区間データに基づき、歌唱区間では第1および第2音響入力インタフェイスからの音響信号を取得させ、非歌唱区間では第1音響入力インタフェイスからのみ音響信号を取得するように制御する。また、中央制御手段(10)は、声紋照合手段(17)および録音制御手段(18)に対して、非歌唱区間において、第2音響入力インタフェイス(20)から音声指示を受けた場合、RAM(12)の所定領域において、声紋照合手段(17)の解析による当該音声指示の声紋データの特性をもって声紋データ記録部(26)利用者の声紋データを記録し、これに対応させて録音データ記録部(28)に録音データを記録させる。同時に、ディスプレイ装置(4)に対しては、必要時に、当該区分情報を付帯させて当該録音データを表示させるように制御する。
本発明における声紋照合技術に関しては従来公知のもので良く、本実施例の声紋照合手段(17)は、マイク入力音声から声紋データを抽出すると共に、複数の声紋データ同士の特性を比較照合するものである。具体的には、例えば、マイク入力された音声信号からノイズ成分を除去して音声分析を行った後、仮名情報およびフォルマント情報として声紋データを抽出・照合する。仮名情報とは、例えば、書き込みを指示する音声指示として「かきこみ」という言葉の仮名文字列言葉が音声で入力された場合に、「か」、「き」、「こ」、「み」の4文字を示す文字列の一語一語を音声認識してコード情報に変換されたものである。また、フォルマント情報とは声道の共振周波数に関する特異値で、一人一人固有の声紋に対応した情報で、フォルマントレベル、フォルマント中心周波数、フォルマント帯域幅等として抽出されるものである。そして、音声指示する書き込みの指示が発せられた際、このような方法により、声紋データの特性の違いから利用者を区別できる。
図2は、上記ディスプレイ装置を表示手段とし、区分された各録音データの一覧表示例を示す画面(D)であるが、この画面(D)は、所定の手順で録音が終了したタイミングで自動的に表示されたり、適時、利用者の指示により表示されるものである。この画面(D)には、シリアル番号表記(30)と、曲名表記(31)と、歌唱者表記(32)と、CD−Rへの焼き付け(書き込み)指示者表記(33)などが掲載されている。これらの表記は、当該指示者表記(33)の区分に基づきソートされて表示されているため、各録音データについて、誰の書き込み希望の範疇に入っているのかが一見して容易かつ明瞭に分かる。なお、通常は、歌唱者と音声指示した利用者とが同一人物であるが、本発明はこれに限定されず、任意の歌唱者の歌唱を他の利用者がその録音を希望する場合には、歌唱者と音声指示した利用者が必ずしも同一人物でなくても構わない。また、本実施例では、歌唱者や指示者の区分は利用者毎に「A」、「B」、「C」、「D」といった記号にて表記されているが、本発明はこれに限定されず、利用者ID管理をしているシステムでは、記号の代わりに利用者の氏名やニックネームをそのまま表記させても構わない。
中央制御手段(10)は、音声指示を受けた録音データに関しては、CR−Rレコーダ(書込手段:2)に対して、例えば、利用者が上記区分された各録音データの一覧表示を見た後、利用者による書き込み実行が指示されたタイミングで、各録音データを指示者表記(33)区分に基づき、その区分毎に一括して所定のCD−Rに書き込むように制御する。この書き込み制御とは、具体的には、録音データ記録部(28)に録音データを記録する際、当該データに書き込みマーキングデータを付与し、このマーキングデータがあるものに限り、録音データを書き込みインタフェイス(23)へ送付したり、あるいは、書き込みインタフェイス(23)に送付後、CD−Rレコーダ(2)の書き込み機能を動作させたりするための制御である。
なお、本実施例では、区分毎に一括して各録音データを自動的に書き込むように構成されているが、本発明はこれに限定されず、各録音データについて、本発明では、誰の書き込み希望の範疇に入っているのかが一見して容易かつ明瞭に分かるため、例えば、利用者が区分された各録音データの一覧表示を見ながら、再度、あらためて書き込み指示をしても構わない。
以下、図3に示す録音制御および音声指示に基づく区分のメカニズム概念図に基づき、本発明の請求項1記載の(ク)および(ケ)の構成について、さらに詳述する。
先ず、(a)に示すように、所定のカラオケ楽曲の歌唱区間情報(歌唱区間データと非歌唱区間データ)に基づき、歌唱区間と非歌唱区間が設定される。本実施例では、歌唱区間と非歌唱区間を設定するためにカラオケ装置における歌詞テロップの表示の有無と歌詞文字の色変わり時間を検出する方式を採用している。すなわち、歌詞テロップが表示している状態にある場合を歌唱区間とし、非表示状態にある場合を非歌唱区間とする。あるいは、歌詞テロップは歌詞文字列を行表示した後、歌唱を開始するタイミングでその歌詞文字列を左から右方向へ色変えていく表現によって表示されるため、この歌詞テロップが所定時間変化しない区間を非歌唱区間としてもよい。
なお、本発明における歌唱区間と非歌唱区間の設定はこれらに限定されず、例えば、歌詞シーケンサが付帯する各カラオケ楽曲における歌詞文字列の表示順番と、その表示・消去タイミング、表示した文字列の色変わり開始・終了タイミングなどを記述した歌詞描出データを利用してもよい。さらに、演奏データに付帯する区間データを利用する方式も考えられる。この区間データとは、前奏・1番の歌唱区間・間奏・2番の歌唱区間・間奏・...・後奏というように、各演奏区間を示すデータをその楽曲の演奏時系列に対応付けしたデータであり、MIDIデータ中に任意に設定でき、これを取得すれば歌唱区間と非歌唱区間を検出することができる。
所定のカラオケ楽曲の演奏中は、(b)に示すように、第1音響入力インタフェイスからは、歌唱区間および非歌唱区間を問わず、カラオケ伴奏音楽の音響信号が録音用に取得される。そして、(c)に示すように、第2音響入力インタフェイスからは、歌唱区間においては、マイク入力音声の音響信号が録音用に取得され、一方、(d)に示すように、非歌唱区間においては、利用者の音声指示を非録音で受け付ける。この録音と非録音との切り替えは、例えば、音響信号を録音データとして記録するための回路と音声分析するための回路を物理的に切り替えたり、あるいは、音響信号に対し、ソフト的に録音用プログラムや音声分析用プログラムによる処理を選択するものである。そして、(e)に示すように、マイク入力音声から非歌唱区間において音声指示を受けた場合は、(f)に示すように、上記声紋照合手段を用いて、その声紋データの特性により録音データを区分する。
上記実施例は、カラオケ演奏装置と可搬型記録媒体への書込手段(CD−Rレコーダ)とが1対1に対応した形態であったが、本発明はこれに限定されず、例えば、図4に示すように、集中管理方式のカラオケ録音システムであっても構わない。本実施例では、カラオケ店舗内の各客室にカラオケ演奏装置(P)が設置され、これらのカラオケ演奏装置(P)には録音制御手段が内蔵されており、店舗内LAN(L)によってCD−Rレコーダ(R)を付帯する集中管理用サーバ(S)に接続されている。各カラオケ演奏装置(P)では録音データが形成され、所定の記録部に録音ファイル形式で記録されている。利用者の書き込みの指示を受けた録音データに対してダンプ要求(書込手段への録音データの転送指令)操作を行うと、録音データは集中管理用サーバ(S)に転送される。集中管理用サーバ(S)は、どこのカラオケ演奏装置(P)からどんな録音データが転送されてきたのかを管理しながらCD−Rレコーダ(R)をもって録音データを書き込む。
なお、集中管理方式のカラオケ録音システムとしては、この他、複数台のCD−Rレコーダと、それぞれのCD−Rレコーダを制御するための複数の集中管理用サーバがある形態でもよいし、一台の集中管理用サーバに複数台のCD−Rレコーダが接続される形態であってもよい。勿論、集中管理用サーバを介さず、CD−Rレコーダ自体に集中管理用サーバと同様の制御機能が組み込まれていても構わない。
以上、詳述したように、本発明のグループ参加者対応カラオケ録音システムによれば、音響信号を取得するための二系統の音響入力インタフェイスを設け、非歌唱区間において利用者が書き込みを指示する音声指示を受けた場合、当該音声指示の声紋データの特性をもって区分し、その区分毎に各録音データを管理するように制御させることで、グループ参加者に好適に対応し、各利用者が気に入った録音データを速やかに指示できると共に、どの利用者が歌唱した録音データなのかが容易かつ明瞭に分かり、また、利用者毎の録音データを効率よく区分して可搬型記録媒体に書き込めるようにすることで利用時間を短縮でき、他の利用者に迷惑を及ぼさない。
本発明の一実施例におけるカラオケ録音システムのブロック構成図。 区分された各録音データの一覧表示例。 録音制御および音声指示に基づく区分のメカニズム概念図。 集中管理方式のカラオケ録音システムの構成図。
符号の説明
1 カラオケ録音システム
2 書込手段
4 表示手段
10 中央制御手段
11 ハードディスク
12 RAM
17 声紋照合手段
18 録音制御手段
19 第1音響入力インタフェイス
20 第2音響入力インタフェイス
26 利用者声紋データ
28 録音データ

Claims (1)

  1. グループ参加の利用者に対応し、当該マイク入力音声を録音するためのカラオケ録音システムであって、
    (ア)カラオケ伴奏音楽の音響信号を取得するための第1音響入力インタフェイスと、
    (イ)マイク入力音声の音響信号を取得するための第2音響入力インタフェイスと、
    (ウ)当該第1および第2音響入力インタフェイスから取得したカラオケ伴奏音楽およびマイク入力音声の音響信号を混合してカラオケ楽曲毎の録音データを形成し、当該録音データを所定の記録部へ記録するための録音制御手段と、
    (エ)前記所定の記録部へ記録された録音データの内容を利用者に対して表示するための表示手段と、
    (オ)当該録音データを所定の可搬型記録媒体に書き込むための書込手段と、
    (カ)前記マイク入力音声から声紋データを抽出すると共に、複数の声紋データ同士の特性を比較照合するための声紋照合手段と、
    (キ)これら各手段を統括的に制御する中央制御手段とを備え、
    (ク)前記中央制御手段は、所定のカラオケ楽曲の演奏中、前記録音制御手段に対して、各カラオケ楽曲に対応して設定された歌唱区間データと非歌唱区間データに基づき、前記歌唱区間では第1および第2音響入力インタフェイスからの音響信号を取得させ、前記非歌唱区間では第1音響入力インタフェイスからのみ音響信号を取得させるように制御し、
    (ケ)また、前記中央制御手段は、所定のカラオケ楽曲の演奏中、前記声紋照合手段および前記録音制御手段に対して、前記非歌唱区間において、前記第2音響入力インタフェイスから任意の利用者の前記書き込みを指示する音声指示を受けた場合、前記声紋照合手段により、当該音声指示の声紋データを抽出すると共に、その声紋データを比較照合した結果に基づき、当該カラオケ楽曲の録音データを区分して記録させると共に、前記表示手段に対して、必要時に、当該区分情報を付帯させて当該録音データを表示させるように制御することを特徴とするカラオケ録音システム。
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