JP3697734B2 - 生ゴミ乾燥処理機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、主に家庭の台所で発生する生ゴミを処理する生ゴミ乾燥処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の生ゴミ処理機としては、生ゴミを微生物の働きで水と二酸化炭素に分解するバイオ式の生ゴミ処理機や、生ゴミを100℃以上の高温で乾燥する乾燥式の生ゴミ処理機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
バイオ式生ゴミ処理機は、生ゴミが微生物の働きにより水と二酸化炭素に分解される時に、強烈な腐敗臭が発生するという問題があった。また、生ゴミを100℃以上の高温で乾燥する乾燥式の生ゴミ処理機は、処理中生ゴミの成分が化学的に反応して悪臭を発したり、処理後の乾燥ゴミに特有の臭いが残り、また焦げなどがはっせいするという問題があった。
【0004】
本発明は上記問題点に鑑み、生ゴミを効率的に乾燥状態にして腐敗しないようにする生ゴミ乾燥処理機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は第一の手段として、生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを略70℃以下に加熱するための加熱装置と、生ゴミを撹拌する撹拌装置を有し、生ゴミ収納容器内に抗菌剤を投入すると共に、抗菌剤はチオ亜硫酸等の抗菌作用を有する材料を、シリカゲルやベントナイト等の担体に担持させたものである。
【0006】
第二の手段として、第一の手段に加えて、ヒノキのオガクズのように抗菌作用と吸水作用ある材料で構成した抗菌剤を投入したものである。
【0007】
第三の手段として、生ゴミ収納容器を樹脂で構成し、この樹脂にチヤベンダゾールのように抗菌作用のある材料を練り込んでなるものである。
【0008】
第四の手段として、第一〜第三のいずれか一つの手段に加えて、抗菌剤を一定時間毎に自動的に投入する抗菌剤自動投入装置を具備してなるものである。
【0009】
第五の手段として、第一〜第四のいずれか一つの手段に加えて、抗菌剤に活性炭、ゼオライト等の脱臭剤を混合してなるものである。
【0010】
【作用】
第一の手段によれば、生ゴミ処理容器内の生ゴミは、加熱装置と撹拌装置により撹拌・加熱・乾燥されるが、抗菌剤を生ゴミ処理容器内に投入することで、略70℃以下の比較的低い温度でゆっくりと加熱・乾燥を行う場合でも、腐敗菌により生ゴミが腐敗し、悪臭が発生することを抑えることができるものである。また、略70℃以下の比較的低い温度で乾燥するため、生ゴミに焦げが発生することなく、生ゴミ処理容器内に付着した焦げを取り除くための清掃作業をおこなう必要もない。
【0011】
本発明の第二の手段によれば、前記第一の手段の作用に加えて、生ゴミに含まれる水分が、オガクズの吸水作用により吸水され、乾燥のための表面積が増え、乾燥の効率が良くなるものである。
【0012】
本発明の第三の手段によれば、生ゴミ処理容器に練り込まれた抗菌剤が、撹拌の都度生ゴミ収納容器の表面から生ゴミの中に溶出するため、乾燥ゴミを取り出し捨てた場合でも、新たに抗菌剤を投入する必要がないものである。
【0013】
本発明の第四の手段によれば、前記第一〜第三の手段の作用に加えて、乾燥ゴミを取り出して捨てた場合や、抗菌剤の作用が弱くなった場合でも、抗菌剤が自動的に補給されるため、抗菌作用や吸水作用が持続するものである。
【0014】
本発明の第五の手段によれば、前記第一〜第四の手段の作用に加えて、生ゴミそのものの臭いや、乾燥ゴミの臭いを脱臭し、臭いを和らげることが出来るものである。
【0015】
【実施例】
本発明の第1の実施例を図1に基づき説明する。図1において、1は生ゴミ処理容器であり、生ゴミ処理容器1の内側には生ゴミを撹拌する撹拌羽根2が設けられ、駆動用のモータ(図示せず)により撹拌羽根2が回転する構成である。生ゴミ処理容器1の上部は蓋4で開閉自在に覆われており、ヒンジ5を支点として開閉する構成である。また、生ゴミ処理容器1の下部外側にはヒーター8が巻かれており、生ゴミを低温加熱する。さらに、生ゴミ処理容器1の上方には抗菌剤自動投入装置9が設けられ、抗菌剤自動投入装置9の下方には開閉可能なシャッター11が設けられ、ソレノイド10で開閉動作を行う構成である。12は生ゴミ処理容器1内に投入された抗菌剤である。
【0016】
以上のように構成された生ゴミ処理機において、その動作を説明する。電源(図示せず)を入れ、生ゴミを生ゴミ処理容器1内に投入し蓋4を閉じる。そして、撹拌羽根2の駆動モータ(図示せず)とヒーター8に通電すると、投入された生ゴミは、撹拌羽根2により攪拌・粉砕されると共に、ヒーター8により加熱される。ヒーター8による加熱温度を略70℃以下に設定するため、ヒーター8の加熱容量を小さくしたり、あるいは温度センサー(図示せず)により生ゴミ処理容器1内の温度を検出し、所定温度以下になるようにヒーター8の通電を制御するようにしても良い。
【0017】
生ゴミ処理容器1内の生ゴミは、70℃以下の温度下におけるので、微生物が極めて繁殖しやすいが、シリカゲルやベントナイト等の担体にチオ亜硫酸銀を担持させた抗菌剤12が生ゴミ処理容器1内に投入されているため、微生物が死滅し生ゴミの腐敗による悪臭を発生することがない。
【0018】
また、ヒノキのオガクズのように抗菌作用とともに、吸水作用のある抗菌剤を生ゴミ処理容器2内に投入することにより、生ゴミに含まれる水分がオガクズの吸水作用により吸収され、乾燥のための表面積が増え、比較的低い温度であっても短時間に生ゴミを乾燥することができる。
【0019】
乾燥されたゴミは連続して生ゴミ処理容器1内に置かれても、生ゴミ処理容器1内の温度が低いため、炭化して発火するようなことはなく、次々に生ゴミ乾燥ゴミの上に追加投入し乾燥させることができる。この時、乾燥したゴミが生ゴミに含まれる水分を吸収し、ちょうどオガクズのような作用をする。
【0020】
ただ、乾燥ゴミを捨てた場合や、どんどん生ゴミを追加乾燥した場合など、抗菌作用が弱くなることが考えられるが、抗菌剤自動投入装置9を設けることにより、一定時間毎に抗菌剤を自動的に投入することで抗菌作用を持続させることができる。また、抗菌剤自動投入装置9を乾燥ゴミを捨てるためのスイッチ(図示せず)を押す毎に、抗菌剤が投入されるようにしてもよい。なお、本実施例では粉体の抗菌剤を自動投入する自動投入装置を示したが、液体の抗菌剤や揮発性の抗菌剤を投入する抗菌剤自動投入装置であってもよい。
【0021】
次に、本発明の第2の実施例を図2に基づき説明する。図において、1は生ゴミを収納する合成樹脂製の生ゴミ処理容器で、この内底部に生ゴミを粉砕・撹拌する撹拌羽根2を回転自在に配し、モータ3の回転軸に連結している。また、生ゴミ処理容器1の上部にはヒンジ5を中心に開閉される蓋4を設け、蓋4の下面側にはヒーター6及び撹拌ファン7を設けている。なお12は抗菌剤である。
【0022】
そして、生ゴミを乾燥させるためにヒーター6及び撹拌ファン7を駆動し、生ゴミ処理容器1内を略70℃以下の温度に保ち、生ゴミを乾燥させると共に、撹拌羽根2も駆動して生ゴミを粉砕・撹拌する。このようにして、悪臭が発生するとなく、また高温による焦げが発生することもなく乾燥が進行していく。
【0023】
また、乾燥ゴミを捨てた場合や、どんどん生ゴミを追加乾燥した場合など、抗菌作用が弱くなっても、生ゴミ処理容器1の合成樹脂内にチヤベンダゾールのような抗菌作用のある材料を練り込んでいるので、撹拌の都度生ゴミ処理容器1の表面から抗菌剤が溶出し抗菌作用を長時間持続させることができる。また、乾燥されたゴミは、ちょうど魚や野菜、肉の干物のように極めて臭い成分は弱いが、生ゴミそのものの臭いを含めて、臭いを弱めるために抗菌剤とともに、活性炭やゼオライトのように脱臭作用のある脱臭剤を、抗菌剤とある比率で混合してもよい。
【0024】
また、本実施例では、生ゴミを乾燥処理する前に生ゴミ処理容器1内に抗菌剤を投入したが、抗菌剤は生ゴミ処理容器1内に含んでいるので、抗菌剤を投入しなくても抗菌作用を発揮することができる。抗菌作用をより発揮させるために上記第1の実施例のように生ゴミ処理容器1内に別途抗菌剤を追加投入することが望ましい。また、抗菌剤として上記第1の実施例に示すものを投入しても良いことはいうまでもなく、さらに、上記第1の実施例の生ゴミ処理容器1を上記第2の実施例に示す生ゴミ処理容器に置き換えても良い。
【0025】
【発明の効果】
本発明の第一の手段によれば、生ゴミ処理容器内の生ゴミは、加熱装置と撹拌装置により撹拌・加熱・乾燥されるが、略70℃以下の比較的低い温度でゆっくりと加熱・乾燥を行う場合でも、腐敗菌により生ゴミが腐敗し、悪臭が発生することを抑えることができるものである。また、略70℃以下の比較的低い温度で乾燥するため、生ゴミに焦げが発生することなく、生ゴミ処理容器内に付着した焦げを取り除くための清掃作業をおこなう必要もない。
【0026】
本発明の第二の手段によれば、第一の手段による効果に加え、生ゴミの水分が、オガクズの吸水作用により吸水され、乾燥のための表面積が増え、乾燥の効率が良くなるものである。
【0027】
本発明の第三の手段によれば、第一の手段による効果に加え、生ゴミ処理容器に練り込まれた抗菌剤が、撹拌の都度生ゴミの中に溶出するため、乾燥ゴミを取り出し捨てた場合も、新たに抗菌剤を投入する必要がないものである。
【0028】
本発明の第四の手段によれば、第一〜第三の手段による効果に加えて、乾燥ゴミを取り出して捨てた場合や、抗菌剤の作用が弱くなった場合でも、抗菌剤が自動的に補給されるため、抗菌作用や吸水作用が持続するものである。
【0029】
本発明の第五の手段によれば、第一〜第四の手段による効果に加え、生ゴミそのものの臭いや、乾燥ゴミの臭いを脱臭し、臭いを和らげることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す生ゴミ乾燥処理機の断面図
【図2】 本発明の第2の実施例を示す生ゴミ乾燥処理機の断面図
【符号の説明】
1 生ゴミ処理容器
2 撹拌羽根(撹拌装置)
6 ヒーター(加熱装置)
8 ヒーター(加熱装置)
9 抗菌剤自動投入装置
12 抗菌剤

Claims (5)

  1. 生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを略70℃以下に加熱するための加熱装置と、生ゴミを撹拌する撹拌装置を有し、生ゴミ収納容器内に抗菌剤を投入すると共に、前記抗菌剤はチオ亜硫酸銀等の抗菌作用を有する材料をシリカゲルやベントナイト等の担体に担持させて構成してなる生ゴミ乾燥処理機。
  2. ヒノキのオガクズのように抗菌作用と吸水作用のある材料で構成した抗菌剤を投入した請求項1記載の生ゴミ乾燥処理機。
  3. 生ゴミを収納する樹脂製の生ゴミ収納容器と、生ゴミを略70℃以下に加熱するための加熱装置と、生ゴミを撹拌する撹拌装置を有し、前記生ゴミ収納容器の樹脂にチヤベンダゾールのように抗菌作用のある材料を練り込んでなる生ゴミ乾燥処理機。
  4. 抗菌剤を一定時間毎に自動的に投入する抗菌剤自動投入装置を具備してなる請求項1〜3のいずれか1項記載の生ゴミ乾燥処理機。
  5. 抗菌剤に活性炭、ゼオライト等の脱臭剤を混合してなる請求項1〜4のいずれか1項記載の生ゴミ乾燥処理機。
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