JP3697006B2 - 熱交換器、及びその製造方法 - Google Patents

熱交換器、及びその製造方法 Download PDF

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    • F28F2275/04Fastening; Joining by brazing

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に搭載されるヒートコアやオイルクーラや、例えば、自動車のエアコンディショナーのような空調機器のエバポレータやコンデンサに使用される熱交換器に属し、特に、熱媒体が流通するチューブをもつ熱交換器に属する。
【0002】
また、この発明は、そのチューブを含む仮組立体、即ち、コアをろう付けによって結合することによって熱交換器を製造する方法に属する。
【0003】
【従来の技術】
一般に、一つのパイプを通して流れる内部流体は、そのパイプの外側の外部流体と熱交換される。内部流体は熱媒体と呼ばれており、二つのエリア間で熱もしくは冷気を運ぶものである。一方、外部流体は空気、液体のような流体であって、加熱や冷却されるべき流体である。空気加熱システムにおいては、熱媒体はスチームや温水など熱を運ぶヒートキャリアであり、内部流体は空気である。冷却システムにおいては、熱媒体は熱交換によって空気を冷却するための冷媒と呼ばれている。加熱や冷却される空気を熱交換空気と呼ぶことにする。
【0004】
従来の熱交換器は、一対のタンク、これらのタンクのそれぞれに接続されている複数のチューブ、複数のチューブの間に組み合わされている複数のフィンとを有している。複数のフィンは、例えば空気加熱や空気冷却システムに用いる空気である外部流体をその外表面で熱交換するものである。
【0005】
熱媒体は、二つのタンクのうちの一方のタンクから他方のタンクへチューブを介して流れる。熱媒体によって運ばれる熱又は冷気は、チューブ及びフィンを介して空気に与えられる。
【0006】
それ故に、チューブ及びフィンのそれぞれは、熱交換チューブ及び熱交換フィンと呼ばれている。熱交換フィンは加熱もしくは冷却される空気との接触面積、即ち、熱交換面積を増大させるものである。
【0007】
チューブ及びフィンはこれらが交互に積層されて仮組みされている。タンクのそれぞれは、一つのタンク基材と一つのタンク蓋材との結合によって構成されている。タンク基材はチューブの開口端に接続されている。チューブ、フィン、及びタンクの仮組立体は、チューブ、フィン、タンクを互いに固定するためにろう付けされて一体構造の熱交換器を得る。チューブのそれぞれはプレス成形あるいは鋳造によって形成された一対の成形プレートを有し、それぞれは、外周側に形成されているフランジ部と、複数の突部とを有している。突部のそれぞれは、これらの先端面に貫通孔が形成されている。
【0008】
仮組み立てがなされる際、成形プレートはチューブ状に結合される。ろう付け工程の間、フラックスは貫通孔を通してチューブの内側に侵入して成形プレートフランジ部同士を接着して液密な状態にチューブをシールする。上述した従来の技術は、特開平8−94275号公報に詳細に開示されている。
【0009】
ろう付け工程において使用される非腐食性フラックスは、カナダ国のALCAN社で開発された「NOCOLOK(ノコロック)フラックス;商標名」がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術では、非腐食性フラックスの必要量がろう付け部分に付着されていなければ、ろう付け部分の不良が生じるという問題がある。
【0011】
それ故に、本発明の課題は、ろう付けによる不良を抑制し、耐久性に優れた熱交換器を提供することにある。
【0012】
また、本発明の他の課題は、ろう付けのためのフラックスが不足する結果として起こる、ろう付け不良の発生を避けることが可能な熱交換器の製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、熱媒体を通過させるための複数のチューブと、該チューブの間に介装した複数のフィンと、前記チューブに接続したタンクとが非腐食性フラックスによってろう付け接合されている熱交換器において、前記チューブは互いに組み合わせる一対の成形プレートを有し、該成形プレートは前記チューブを液密に接合するための周縁部と、該周縁部の内側に形成されかつ先端面同士が互いに付き合わされる複数の第1の突部と、周縁部の内側に形成されかつ先端面同士が互いに付き合わされる第2の突部とを有し、該第2の突部先端面には細長い貫通孔が形成されており、一対の前記成形プレートには前記第2の突部の前記先端面同士を互い突き合わせた状態で前記貫通孔が互いにオフセットされて位置するように形成されており、さらに前記タンク、前記フィン、及び前記チューブの内外表面の面積に対して前記非腐食性フラックスが3g/m2 以上の割合で付着されていることを特徴とする熱交換器が得られる。
【0014】
また、本発明によれば、熱媒体を通過させるための複数のチューブと、該チューブの間に介装した複数のフィンと、前記チューブに接続したタンクとの仮組立体をろう付けすることによって熱交換器を製造する方法において、複数の前記チューブを液密に結合する周縁部と、該周縁部の内側で先端面が互いに付き合わされる複数の第1の突部と、周縁部の内側で先端面が互いに付き合わされる第2の突部とを有する成形プレートの複数対を形成し、該第2の突部の前記先端面には細長い貫通孔を形成し、一対の前記成形プレートには、前記第2の突部の前記先端面を互い突き合わせた状態で前記貫通孔が互いにオフセットされて位置するように前記第2の突部の前記先端面に前記貫通孔を形成し、前記成形プレートの前記第1の突部の前記先端面同士を互いに接触させると共に第2の突部の前記先端面同士を互いに接触させて前記成形プレート同士を結合してチューブ状として、前記タンク、前記フィン及び前記チューブの内外表面の総面積を基準として3g/m2 以上の割合で非腐食性フラックスを前記仮組立体の表面に塗布し、前記チューブと前記フインとを交互に積層し、前記チューブに前記タンクを結合して前記仮組立体を構成し、ろう付け温度で前記フラックスを付着した前記仮組立体をろう付け温度に加熱して熱交換器を形成することを特徴とする熱交換器の製造方法が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は本発明の熱交換器の一実施の形態例を示している。なお、この熱交換器は自動車に搭載されて空気調和を行うために蒸発器として利用されているものである。
【0016】
図1及び図2を参照して、熱交換器は、熱媒体を分岐及び集合させるために一対で構成されている第1及び第2のタンク本体1、2と、これらの第1及び第2のタンク本体1、2に結合している複数の熱交換用のチューブエレメント(以下、チューブという)3と、熱交換される空気が外表面に当たようにチューブ3に隣接して配した複数のフィン4とを具備している。
【0017】
複数のチューブ3及びフィン4は、これらが交互に積層されて一体に組立てられている。複数のフィン4のうち両側に配置されている一対のフィン4の外側には、これらの一対のフィン4の外側に一対一に対向するように一対のサイドプレート5、6が取り付けられている。
【0018】
第1及び第2のタンク本体1、2、チューブ3及びフィン4はこれらが仮組立された後に、電気炉、ガス炉等の加熱装置内で所定温度によってろう付けにより一体に結合される。
【0019】
第1及び第2のタンク本体1、2、チューブ3の材料としては、アルミニウム板のような芯部材と、この芯材板の一面上を付着した皮材としてのろう材とを一体として二層構造としたプレートを用いている。例えば、芯材板としては、日本工業規格(JIS)A3003の材料が用いられている。
【0020】
なお、第1及び第2のタンク本体1、2、チューブ3の材料としては、一つの芯部材と、この芯部材の両面に張り合わされたろう材の皮部材とからなる三層クラッド構造のプレートを採用することができる。
【0021】
この熱交換器においては、第1及び第のタンク本体1、2が互いに間隔をもって配されている。即ち、第1及び第のタンク本体1、2は、図1において矢印によって示した空気流方向I に対して直交する方向で長手方向にかつ前後に配されている。
【0022】
第1及第2のタンク本体1,2は、プレートをプレス成形することによってほぼ皿形状に形成した一対の部材を互いに組み合わせることによって一体に作られている。第1のタンク本体1は、皿形状に形成されている第1のタンク基材1aと、この第1のタンク基材1aに組み合わされている第1のタンク蓋材1bとを有している。
【0023】
第1のタンク基材1aには複数のチューブ3の一方の開口部3dが結合されている。一方の開口部3dは第1のタンク基材1aの内側に位置している。第2のタンク本体2は、第1のタンク本体1と同様にプレートをプレス成形することによってほぼ皿形状に形成した一対の部材を組み合わせることによって作られている。
【0024】
第2のタンク本体2は、第2のタンク基材2aと、この第2のタンク基材2aに組み合わされている第2のタンク蓋材2bとを有している。第2のタンク基材2aには複数のチューブ3の他方の開口部3dが結合されている。他方の開口部3dは第2のタンク基材2aの内側に位置している。
【0025】
第1及び第2のタンク本体1、2は、熱媒体を流通させる内部空間を有している。第1のタンク本体1には媒体の流れを仕切るための一つの仕切部材7が配置されている。仕切部材7の材料としては、例えば、アルミニウム板と、このアルミニウム板の一面にろう材を設けたクラッド板が採用されている。
【0026】
仕切部材7は第1のタンク本体1の長手方向でその内部空間を2つの室に分割するように所定間隔をもって配されている。また、仕切部材7は、第1のタンク本体1に、図1に示した紙面の左右方向である長手方向の中央部分に配されている。即ち、仕切部材7は、第1のタンク本体1の内部を長手方向で2つに区画している。なお、仕切部材7は第1のタンク本体1の媒体の流れを完全に仕切るように第のタンク本体1に結合されている。
【0027】
さらに、具体的に仕切部材7を図2を参照して説明する。図2は仕切部材7が結合される第1のタンク本体1の要部を示している。
【0028】
この構造例では、第1のタンク蓋材1bの内面に溝形状の結合溝部33が形成されている。即ち、第1のタンク本体1の内面には、仕切部材7を第1のタンク本体1の所定位置に嵌め込むために第1のタンク蓋材1bに結合溝部33が形成されている。仕切部材7は、平板形状に形成されているものである。
【0029】
第1のタンク本体1には、その内部に熱媒体を導入するための導入管11と、第1のタンク本体1の内部から熱媒体を外へ導出するための導出管12とが接続されている。図1に示したように、導入管11は第1のタンク本体1の長手方向の中央よりやや右寄りで第1のタンク本体1に接続されている。導出管12は第1のタンク本体1の長手方向の中央よりやや左寄で第1のタンク本体1に接続されている。第1のタンク本体1の内部は導入管11及び導出管12間の中央部分で仕切部材7によって仕切られていることから熱媒体の流通が阻止される。
【0030】
このような熱交換器では、外部に備えられている膨脹弁で減圧された熱媒体が導入管11を通して第1のタンク本体1、チューブ3、第2のタンク本体2、チューブ3、第1のタンク本体1を通り導入管11へと流れる。
【0031】
なお、熱媒体は導出管12から外部に設置されている圧縮機へ流れ、媒体回路を構成する他の機器、例えば、コンデンサーを介して再び導入管11へ導入するように循環する。この際、複数のフィン3の外側には熱交換空気が矢印で示した空気流方向I で通っており、空気とチューブ3内の熱媒体との間で熱交換が行われる。
【0032】
図3には、上述した熱交換器の構成における媒体回路を示している。媒体回路は4回路に分かれている。熱媒体の流れ方向を実線の矢印によって示した。
【0033】
また、媒体回路を示す実線には前述した第1のタンク本体1、第2のタンク本体2、チューブ3、導入管11、及び導出管12を簡易的に図示している。
【0034】
図3を参照して、まず、導入管11から導びかれた熱媒体は,第1のタンク本体1の長手方向を略半分に仕切っている仕切部材7が存在することから、タンク本体1の略半分へ導入される。次に、熱媒体はチューブ3内をU字状に流れる。引き続き熱媒体は第2のタンク本体2の長手方向の略半分へ導入される。
【0035】
この熱媒体の流れは図3の紙面の右上側から下方に流れて再び紙面の右側の上方向に流れる2回路で構成される部分である。
【0036】
その後、媒体は第2のタンク本体2の残りのほぼ半分に導かれてチューブ3の内部をU字状に流れる。さらに熱媒体は第1のタンク本体1の残りのほぼ半分から導出管12を介して外へ排出される。このような熱媒体の流れは図3の紙面の左上側から下方に流れて再び左上側の上方向に流れる2回路で構成される部分である。
【0037】
チューブ3は、図4及び図5にも示すように、一対の成形プレート13a,13bを有している。一対の成形プレート13a,13bのそれぞれには、小さい有底筒形を呈する複数の第1の突部14が形成されている。第1の突部14は一対の成形プレート13a,13bのそれぞれ同一位置に配置されている。これらの第1の突部14の先端面の中央には連通孔45が形成されている。
【0038】
また、一対の成形プレート13a,13bには外周に形成されているフランジ部(周縁部)20と、フランジ部20の内側の中央に位置しかつ長手方向に細長い第2の突部18とがそれぞれ形成されている。第2の突部18の先端面には長手方向に細長い貫通孔としてのスリット(長孔)18aが形成されている。さらに、一対の成形プレート13a,13bには第2の突部18の先端面同士を互い突き合わせた状態で貫通孔18aが互いにオフセットされて位置するように形成されている。なお、第2の突部18にはこのスリット18aに代えて、先端面を切り起こすことによって切り起こしを形成してスリット18aとしてもよい。
【0039】
このように形成されている一対の成形プレート13a,13bは、相互に接合するために組み合わせることによって偏平なチューブ3が形成されている。一対の成形プレート13a,13bを相互に組み合わせる際には、一方の成形プレート13aのフランジ部20、第1の突部14の先端面、第2の突部18の先端面のそれぞれに、他方の成形プレート13bのフランジ部20、第1の突部14の先端面、第2の突部18の先端面が一対一に突き合わされる。
【0040】
熱交換器の組み立てる際には、プレス成形型などで形成された一対の成形プレート13a,13bを組み合わせた複数のチューブ3と、複数のフィン4とを交互に積層することによって構成される。
【0041】
なお、第1の突部14はチューブ3の内部を流れる媒体の乱れを生じさせるために有効となる。また、第2の突部18はチューブ3の内部を通過する媒体がU字形状に流れるのを規定している。
【0042】
前述したように、熱交換器の組み立は、前述したように成形プレート13a,13bはプレス成形型のような成形型によって形成され、成形プレート13a,13bのそれぞれがチューブ3の形状に重ね合わされる。複数のチューブ3及びフィン4は予め積層構造に組み合わされる。そのとき、積層構造体はコア組立体として第1及び第2のタンク本体1,2が仮組立形状で重ね合わされる。仮組み立体では、従来技術で述べたノコロック フラックスのような非腐食性フラックスを使用してろう付け工程におけるフラックス付着量が問題となる。一方の成形プレート13aのフランジ部20、第1の突部14、及び第2の突部18は、他方の成形プレート13bに永久的に結合されなければならない。
【0043】
図6は図1に示した熱交換器の組み立て作業の詳細を示している。まず、前述胃したように仮組立体の仮組み立てを行う。非腐食性フラックスは仮組立体の外表面に塗布され、この非腐食性フラックスをろう付けする部分に侵入、浸透させるものである。
【0044】
特に、チューブ3を構成する三層構造クラッド材である成形プレート13a,13bはろう材が成形プレート13a,13bの両面に付着している。例えば、チューブ3は日本工業規格JISA3003NA等のAl−Mn系あるいはそれにCuを加えたAl−Mn−Cu等を芯材を採用する。ろう材はAl−Siが用いられる。フィン4の材料には日本工業規格JISA3003などのAl−Mn系あるいはZnを加えたAl−Mn−zn等が用いられている。また、非腐食性フラックスはフルオロアルミン酸カルシウム系化合物の混合組成物である。非腐食性フラックスは、KAF4 ・K3 AlF6 共晶や、Al合金の表面にフッ化物系フラックスを用いた非腐食性フラックスがある(実開昭61−67984号を参照)。
【0045】
図6を参照して、仮組み立て状態のチューブ3を含むコアである仮組立体は、仮組用治具を用いて仮組み立てが行われる。治具は図6の紙面の左右に延在し、前後で一対の互いに平行な連結棒65を有している。連結棒65の両端には角柱状の固定金具62a,62bで連結した四角状の支持枠61が設けられている。
【0046】
また、一方の固定金具62aの中央には雌ネジが刻設されており、この雌ネジにT形ボルト63がそれぞれ捩じ込まれている。このT形ボルト63は、その軸部63aが固定金具62aに螺合した状態で貫通している。一方、軸部63aの先端は平坦になっており、このT形ボルト63を回動するとき紙面の左右方向に移動する。
【0047】
このような支持枠61を上下に2個用意するとともに、支持枠61以外に仮組み用治具として縦長ブラケット状の押え板60a,60bを2個用意する。
【0048】
一方、コア組立体はチューブ3を紙面の左右に間隔をおいて複数配置し、さらにその左右の両側端にサイドプレート5、6を配置する。隣接するチューブ3間及びチューブ3とサイドプレート5、6との間にはフィン4を介装する。
【0049】
なお、図6に示した一対の成形プレート13a,13bにはこれらの下端部を直角に折り曲げた段部13dが形成されている。段部13dの上には複数のチューブ3の間に介装されるフィン4の下端部が位置している。また、サイドプレート5、6の下端部には直角に折り曲げた段部5dが形成されている。サイドプレート5、6の隣接している外側の成形プレート13a,13bの段部13dにはサイドプレート5、6の下端が位置するとともに、サイドプレート5、6の段部5dの上に両側のフィン4の下端部がそれぞれ位置している。段部13d,5dはフィン4を介装する際に、チューブ3の間、及びチューブ3とサイドプレート5、6とからフィン4が脱落するのを防止している。
【0050】
組み立ての最後の工程として、各チューブ3及びサイドプレート5、6の上端に第1のタンク本体1、2を前後に配置し、チューブ3と第1及び第2のタンク本体1、2とを連通状態で仮固定する。
【0051】
なお、仕切部材7、導入管11、導出管12はあらかじめ前側に位置しているのタンク本体1に仮固定しておく。
【0052】
このような仮組用治具によって仮組み立てされた仮組立体が用意された状態において、支持枠61に挿通しているT形ボルト63を回転させ、仮組立体を収納するスペースを大きくとる。次に、二つの支持枠61をコアの略中央に上下に配置してこの支持枠61内にコアを収容する。そして、サイドプレート5,6と固定金具62a,62bとの間に押え板60a,60bを挿入する。しかる後、T形ボルト63を回転させて仮組立体を二枚の押え板60間の保持する。これによってコア組立体の仮組み立てが完成する。
【0053】
仮組み立てが完了した後、図7及び図8に示すろう付け工程に移行する。ろう付け工程では、第1及び第2のタンク本体1,2、サイドプレート5,6、チューブ3及びフィン4を含むコアの外側から非腐食性フラックス40を塗布する。このフラックス40の塗布方法として、4%〜10%のフラックスの水溶液もしくはアルコール溶液をスプレーで塗布する方法、粉体状のフラックスを仮組立体の外表面に静電塗布する方法、もしくは仮組立体を帯電させることなく単に粉体状のフラックスを塗布する方法がある。または、乾燥工程を省く意味合いや、その後のろう付け条件から粉体状のフラックス40を静電塗布する方法、あるいは帯電させることなく粉体状のフラックスを塗布する方法がある。
【0054】
即ち、フラックス40を仮組立体の外表面に塗布して付着すると、成形プレート13a,13bのフランジ20にはこれらの外側面、及び第1の突部14の連通孔45からフラックス40がチューブ3の内側へ侵入・浸透する。このとき、図5に示した第2の突部18にはスリット18aから、それぞれフラックス40がチューブ3の内側へ侵入・浸透する。フラックスを塗布する工程が終了したときには、この仮組み立てした仮組立体を炉内に収容して不活性ガス中でろう付けを行う。ただし、仮組立体を炉内にて不活性ガス中でろう付けを行う手段は、他の周知なろう付け手段であってもよい。
【0055】
なお、一対の成形プレート13a,13bには、成形時にすでにポンチなどを用いてすでに連通孔45やスリット18aなどが形成されている。したがって、第1の突部14の連通孔45、スリット18a及びフランジ部20の外側面を通してフラックス40が侵入・浸透して第1の突部14、第2の突部18及びフランジ部20がそれぞれ結合される。
【0056】
図8に示したように、張り出し部分Aの周縁面にはフラックスのフィレット41が多量に形成されるため、チューブ3の内側にフラックス40を塗布しなくても十分にろう付け強度を確保できる。即ち、ろう付け強度はチューブ3の内側に直接フラックス40を供給することなしに確保される。
【0057】
仮組立体をろう付けして得られた熱交換器のろう付け性を評価する方法としては、一か所づつろう付け部分を検証するのも一つの方法である。しかし、一枚の成形プレート13a,13bには,実際には数百にものぼる第1の突部14が存在し、それらが突き合わされているため多大な労力を必要とする。
【0058】
したがって、熱交換器のろう付け性を評価する方法は、簡易的に熱交換器の内部に水を充満して破壊させ、その破壊圧力を見ることと、その破壊部部分を観察することによってろう付け性の評価を行うことにした。
【0059】
図9に示すように、ろう付け性が悪い場合には、チューブ3の第1の突部14の先端面同士の接触部分Bが水圧によって剥がれる。逆に、第1の突部14の先端面同士の接触部分Bが十分にろう付けされている場合は、図10に示すように第1の突部14の肉切れによって切断部Cを生じ破壊されることが観察された。
【0060】
上記した観察の結果を図11に示した。図11に示すグラフでは、縦軸に臨界破壊圧力(kg/cm2 G)、横軸に熱交換器1台あたりの非腐食性フラックスの塗布量(g)を示している。
【0061】
熱交換器を自動車に搭載するような蒸発器として用した場合、炎天化では車室内が80度数以上にも達することから、蒸発器の圧力は30kg/cm2 G以上にも達する。
【0062】
それ故に、チューブ3の腐食によって発生する損壊(ブレークダウン)に対するチューブ3の肉厚などを考慮し、通常40kg/cm2 以上でも耐えるように設計されている。
【0063】
したがって、通常、圧力容器や配管などの組み立てを行う場合には、熱交換器の外表面が腐食するもの想定して、予め腐食による耐圧力の低下を考慮して設計される。
【0064】
上述したことを考慮すると、図11から、5.5g/m2 以上の非腐食性フラックスの塗布量が要求されることがわかる。
【0065】
ろう付け工程おいて、非腐食性フラックスが溶けて、仮組立体の外表面を流れチューブ3の中に流れ込んで各部を接着することを考慮してろう付けされるチューブ3、タンク本体1、2、フィン4及びチューブ3の外表面とチューブ3の内表面の総面積の単位面積(m2 )あたり使用される非腐食性フラックス塗布量の割合を図11のデータから計算した。
【0066】
表面の総面積は熱交換器の設計寸法から1.7m2 が得られた。計算結果を図12に示した。図12では縦軸に臨界破壊圧力(kg/cm2 G)、横軸に熱交換器1台あたりの表面の総面積の単位面積(1m2 )あたりの非腐食性フラックス塗布量(g)を示している。
【0067】
図12において明かなように40g/m2 Gの臨界破壊圧力を保証するには、3g/m2 以上の割合でフラックスを使用すればよいことがわかる。
【0068】
さらに、図11のデータから、チューブ3の内表面面積とともにフラックス付着量率を計算した。チューブ3の内表面面積は設計寸法から0.6m2 が得られた。この計算値は図13に示した。図13では、縦軸に臨界破壊圧力(kg/cm2 G)、横軸にチューブ3の内側の面積の単位面積(gm2 )あたりのフラックスフラックスの塗布量(g)の割合を示している。
【0069】
図13から、チューブ3の内表面面積を基準とした場合、40kg/cm2 Gを確実に保証するためには、9g/m2 以上のフラックス付着量率が要求されることがわかる。
【0070】
図14(A)及び図14(B)によってチューブ3の内表面積を説明する。内表面面積は交叉するハッチングで示した部分の総和であり、一対の成形プレート13a,13bの互いに接触する部分、即ち、外周のフランジ部20、第1の突部14、第2の突部18と、熱媒体が接触する部位、即ち、上述した部分を除いた図14(B)に示したチューブ3の内表面を含む。
【0071】
非腐食性フラックス40が仮組立体の外表面に塗布されたときには、非腐食性フラックス40がチューブ3の両側からむらなく供給される。一対の成形プレート13a,13bの中央に第2の突部18の結合部分、即ち、成形プレート13a,13bの両側からもっとも離れている部分に非腐食性フラックス40が広がって到達し、十分に効率よく非腐食性フラックス40が侵入・浸透する。
【0072】
したがって、仮組立体に外側から非腐食性フラックス40を塗布する場合、チューブ3の両側から非腐食性フラックス40を均一に塗布するが、チューブ3の端面より一番距離のある成形プレート13a,13bの中央の第2の突部18に位置する中央部同士の接触面積をフランジ部20よりも大きくすることがより効果をあげることになる。
【0073】
上述したように、本発明の熱交換器では、フラックス40が成形プレート13a,13bに直接供給されない。その代わりに、貫通孔45及びスリット18aが一対の成形プレート13a,13bの内側に第1及び第2の突部14、18が形成されている。仮組立体を組立てた後、非腐食性フラックス40がチューブ3の外表面、フィン4、タンク本体1、2及チューブ3の内表面の総面積に3g/m2 以上の付着量で塗布される。非腐食性フラックス40は貫通孔45及びスリット18aを通してろう付け部分に侵入・浸透させ加熱する。
【0074】
このように、ろう付けで要求される非腐食性フラックスの適正な付着量を規定することによって、ろう付けの不足による不良を防ぐことができる。
【0075】
【発明の効果】
上述したように、本発明の熱交換器では、非腐食性フラックスが成形プレートに直接供給されることなく、その代わりに、貫通孔及びスリットが一対の成形プレートの内側に第1及び第2の突部が形成され、仮組立体を組立てた後に非腐食性フラックスがチューブの外表面、フィン、タンク本体及チューブの内表面の総面積に3g/m2 以上の付着量で塗布されるようにしたため、ろう付けで要求される非腐食性フラックスの適正な付着量を規定することによって、ろう材によるろう付け不良を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換器の一実施の形態例を示す斜視図である。
【図2】図1に示した熱交換器の第1のタンク本体に仕切部材を組み付けた状態を示す部分断面図である。
【図3】図1に示した熱交換器における熱交換媒体の流れを示す媒体回路図である。
【図4】図1に示したチューブのそれぞれを重ね合わせる前の一対の成形プレートを分解した状態で示した斜視図である。
【図5】図4に示した一対の成形プレートを重ね合わせた状態で要部を断面した部分断面図である。
【図6】図1に示した熱交換器の仮組み立て状態における外観を示した斜視図である。
【図7】図6の熱交換器においてろう付け工程の間でチューブに非腐食性フラックスを付着した状態を示す一部断面図である。
【図8】図6の熱交換器においてろう付け工程の間でチューブにろう付けを行った状態を示す一部断面図である。
【図9】図8に示したチューブの成形プレートの第1の突部が剥離した状態を示した一部断面図である。
【図10】図8に示したチューブの成形プレートの第1の突部が切断した状態を示した一部断面図である。
【図11】チューブの臨界破壊圧力と、熱交換器1台あたりの非腐食性フラックスの塗布量(g)との関係を示したグラフである。
【図12】チューブの臨界破壊圧力と、熱交換器1台あたりの表面の総面積の単位面積あたりの非腐食性フラックス塗布量との関係を示したグラフである。
【図13】チューブの破壊圧力と、チューブの内側の面積の単位面積あたりのフラックスフラックスの塗布量の割合とを示したグラフである。
【図14】(A)及び(B)はユニット付着量の計算で使用される付着面積を説明するための成形プレートを示した斜視図である。
【符号の説明】
1 第1のタンク本体
2 第2のタンク本体
3 チューブ
4 フィン
7 仕切部材
11 導入管
12 導出管
13a,13b 成形プレート
14 第1の突部
18 第2の突部
18a スリット
20 フランジ部
40 フラックス
41 フィレット
45 連通孔
60a,60b 押え板
61 支持枠
62a 固定金具
63 T形ボルト
63a 軸部
65 連結棒

Claims (7)

  1. 熱媒体を通過させるための複数のチューブと、該チューブの間に介装した複数のフィンと、前記チューブに接続したタンクとが非腐食性フラックスによってろう付け接合されている熱交換器において、
    前記チューブは互いに組み合わせる一対の成形プレートを有し、該成形プレートは前記チューブを液密に接合するための周縁部と、該周縁部の内側に形成されかつ先端面同士が互いに付き合わされる複数の第1の突部と、周縁部の内側に形成されかつ先端面同士が互いに付き合わされる第2の突部とを有し、該第2の突部先端面には細長い貫通孔が形成されており、一対の前記成形プレートには前記第2の突部の前記先端面同士を互い突き合わせた状態で前記貫通孔が互いにオフセットされて位置するように形成されており、さらに前記タンク、前記フィン、及び前記チューブの内外表面の面積に対して前記非腐食性フラックスが3g/m2 以上の割合で付着されていることを特徴とする熱交換器。
  2. 請求項1記載の熱交換器において、前記第1の突部の前記先端面には連通孔が形成されており、前記第2の突部は細長い形状であることを特徴とする熱交換器。
  3. 請求項2記載の熱交換器において、前記第2の突部は、前記成形プレートの長手方向へのびており、前記貫通孔が第2の突部の前記先端面で長手方向にのびていることを特徴とする熱交換器。
  4. 請求項2記載の熱交換器において、前記第2の突部が前記成形プレートの前記長手方向に平行に形成されており、前記第2の突部の先端面には前記長手方向に切り起こしが形成されていることを特徴とする熱交換器。
  5. 熱媒体を通過させるための複数のチューブと、該チューブの間に介装した複数のフィンと、前記チューブに接続したタンクとの仮組立体をろう付けすることによって熱交換器を製造する方法において、
    複数の前記チューブを液密に結合する周縁部と、該周縁部の内側で先端面が互いに付き合わされる複数の第1の突部と、周縁部の内側で先端面が互いに付き合わされる第2の突部とを有する成形プレートの複数対を形成し、該第2の突部の前記先端面には細長い貫通孔を形成し、一対の前記成形プレートには、前記第2の突部の前記先端面を互い突き合わせた状態で前記貫通孔が互いにオフセットされて位置するように前記第2の突部の前記先端面に前記貫通孔を形成し、前記成形プレートの前記第1の突部の前記先端面同士を互いに接触させると共に第2の突部の前記先端面同士を互いに接触させて前記成形プレート同士を結合してチューブ状として、前記タンク、前記フィン及び前記チューブの内外表面の総面積を基準として3g/m2 以上の割合で非腐食性フラックスを前記仮組立体の表面に塗布し、前記チューブと前記フインとを交互に積層し、前記チューブに前記タンクを結合して前記仮組立体を構成し、ろう付け温度で前記フラックスを付着した前記仮組立体をろう付け温度に加熱して熱交換器を形成することを特徴とする熱交換器の製造方法。
  6. 請求項5記載の熱交換器の製造方法において、前記非腐食性フラックスを前記仮組立体の表面に塗布する工程は粉体塗布法によって行うことを特徴とする熱交換器の製造方法。
  7. 請求項5記載の熱交換器の製造方法において、前記非腐食性フラックスを前記仮組立体の表面に塗布する工程静電粉体塗布法により行うことを特徴とする熱交換器の製造方法。
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