JP3694462B2 - 吸着性塗料 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、水蒸気や臭気成分などの気体中の微粒子を吸着可能な塗料に関し、特にヒトの生活環境で適用できる建材、家具、包装体、日用品などに適用できる吸着性塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ヒトの居住空間において空気中に混在する可能性のある有害物質または不快物質の例として、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、アンモニア、メルカプタンなどが知られている。これらは空気中に微細な粒子となって漂う場合があり、これを除去または軽減するために、活性炭などのように吸着性のある物質を利用した防臭剤が用いられている。
【0003】
また、近年では建材や塗料中に防腐剤などとして含まれるホルムアルデヒドなどの揮発性化学物質が、シックハウス症候群その他ヒトの健康に悪影響を与える場合のあることが知られており、化学物質が微粒子となってヒトが生活する空間に漂う事態を防止または抑制する必要がある。
【0004】
揮発した化学物質を空気中から除去できる塗料の例として、特開平11−29742号公報には、透湿性のポリアミド樹脂塗料に備長炭などの木炭粉末を1〜50%程度配合した塗料が示されており、このものは塗膜に通気性を有して木炭粉末にホルムアルデヒドなどのガスを吸着させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記したように、ポリアミド樹脂塗料に木炭粉末を1〜50%程度配合した従来の塗料は、塗膜の気孔を水蒸気や有機ガスが透過する際に透過抵抗(水蒸気の場合は透湿抵抗)が大きく、そのために充分な吸着性を発揮することができないという問題がある。
【0006】
また、充分な吸着性を発揮させるためには、塗料中にできるだけ多量の木炭粉末を配合すればよいが、そのようにすると、塗料中に木炭粉末を均一分散させて経時的に安定させておくことが困難となり、また木炭粉末に対して相対的に塗膜の成分が少なくなり、塗料としての所要の高伸度性が損なわれてしまうという問題がある。
【0007】
そこで、この発明の課題は、上記した問題点を解決して、木炭粉末などの多孔質材の添加効率が良く、また分散安定性が良好な吸着性塗料を提供し、特に高伸度の要求される用途にも使用できる吸着性塗料とすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明においては、透湿性のアクリルエマルジョン樹脂塗料に、活性炭もしくは麦飯石または両者を併用した多孔質粒子を分散状態に配合してなる吸着性塗料としたのである。
【0009】
このような吸着性塗料において、アクリルエマルジョン樹脂塗料が、親水性官能基を有するモノマーの重合体からなる親水性分散粒子と、この分散粒子より大径で疎水性のモノマーの重合体からなる疎水性分散粒子とを混在させた混合分散系の水性アクリルエマルジョン樹脂塗料を配合することができる。
【0010】
透湿性のアクリルエマルジョン樹脂塗料は、親水性分散粒子と疎水性分散粒子を混在させた混合分散系であり、これを硬化して形成された塗膜には、その厚さ方向に親水性の分散粒子が連結した透湿路が多数均等に分布して形成され、水蒸気分子や同程度の分子径のホルムアルデヒドなどは、透湿路に拡散浸透することによって速やかに塗膜を透過できる。
【0011】
また、親水性分散粒子と疎水性分散粒子の混在した塗料は、活性炭および麦飯石との親和性がよく、これらを均一に分散できる分散媒となり、ディスパージョンは、経時的に安定したものとなる。
【0012】
このように、この発明の吸着性塗料は、多孔質粒子の添加効率が良く、しかも水蒸気その他の気体状の微粒子が透過するときの透過抵抗(水蒸気の場合は透湿抵抗)が小さいので、空気中に浮遊する水蒸気や有害物質の微粒子や気体分子が、透湿性のアクリルエマルジョン樹脂塗料を速やかに透過して活性炭もしくは麦飯石または両者を併用した多孔質粒子に吸着される。
【0013】
【発明の実施の形態】
この発明に用いるアクリルエマルジョン樹脂塗料は、透湿性を有するアクリルエマルジョン樹脂塗料であり、親水性官能基を有するモノマーを共重合成分として含有する水系ディスパージョンか、または親水性官能基を有するモノマーの重合体からなる親水性分散粒子と、この分散粒子より大径で疎水性、好ましくは耐水性のモノマーの重合体からなる疎水性分散粒子とを混在させた混合分散系の水性アクリルエマルジョン樹脂塗料であることが好ましい。
【0014】
親水性官能基を有するモノマーは、水酸基またはカルボキシル基などのように親水性または水溶性の官能基を含有する単量体であり、アクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシプロピルなどが挙げられる。
【0015】
疎水性のモノマーとしては、スチレン、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸2−エチルヘキシルなどが挙げられる。
【0016】
親水性分散粒子および疎水性分散粒子は、水中において保護コロイドの存在下で乳化重合して得られる。これらのディスパージョンの粒径は、0.1〜2μm程度であるが、親水性分散粒子の平均粒径より疎水性分散粒子の平均粒径の方が大粒径となるように重合度を適宜に調整する。
【0017】
このように異なる粒径の親水性分散粒子と疎水性分散粒子を混在させた混合分散系の水性アクリルエマルジョン樹脂塗料で塗膜を形成することにより、塗膜の厚さ方向に、孔径1.6Å程度の親水性の透湿路が多数形成され、水蒸気分子や同程度の分子径のホルムアルデヒドなどは、透湿路に拡散浸透することによって速やかに塗膜を透過し、多孔質粒子に効率よく吸着する。一方、数ミクロンの粒径である水分子や4.2Å程度の粒径の二酸化炭素分子は、このような狭い孔径の透湿路を浸透して通過することはできず、多孔質粒子に吸着されない。
【0018】
そして、開放された状態の気孔よりも親水性の透湿の方が水分子等が速やかに通過し、透過抵抗(水蒸気の場合は透湿抵抗)は小さい。
【0019】
親水性官能基を有するモノマーの重合体からなる親水性分散粒子と、この分散粒子より大径で疎水性、好ましくは耐水性のモノマーの重合体からなる疎水性分散粒子とを混在させた混合分散系の水性アクリルエマルジョン樹脂塗料としては、市販のアクリルエマルジョン樹脂塗料を使用することができ、例えば日本エヌエスシー社製:ヨドゾールAD75C、ヨドゾールAD71などを用いることができる。
【0020】
多孔質粒子は、活性炭もしくは麦飯石または両者を併用して前記塗料に配合する。活性炭は、気体に対して吸着能を示す炭素質の物質であり、通常、木炭を用いることができる。木炭のうち、最も好ましいものは、備長炭と称される白炭の一種であり、このものはウバメカシ(姥女樫)を原木として生産される熊野産の良質のものである。この発明に用いる活性炭の内部比表面積は、400〜3000m2/gであり、好ましくは1000〜3000m2/gである。
【0021】
また、麦飯石は、医王石,太陽石,アルカライト等とも称され、組成的には深成岩の一種で花崗岩に類似し、主に斜長石、カリ長石、黒雲母からなり、石英、角閃石、緑泥石があり、それに次ぎ燐石灰、磁鉄鉱、ジルコン、稀土類元素などの副鉱物を有するものである。岩石として正式な名称は黒雲母モンゾナイト斑岩であり、吸着作用のあることが知られており、その成分は以下の通りである。
【0022】
SiO2=65〜70%、 K2O<8%
Al2O3=14〜16%、 Na2O=2〜3%
CaO<2%、 MgO<3%
TiO2=0.2〜0.3%、 MnO2=0.3%
多孔質粒子は、塗料の用途に応じて適宜にその粒径を選択して設ければよいため、その粒径を限定する必要性はあまりない。しかしながら、120メッシュ(すなわち、120μm以下、)、より好ましくは80〜120メッシュのものを用いて添加効率がよいという結果を確認している。
【0023】
【実施例】
以下の実施例1〜3の組成となるように材料を一括混合し、均一に分散させた状態のエマルジョンを吸着性塗料とし、実施例1で得られた吸着性塗料については、下記の試験を行ない、その結果を図1〜3に示した。
【0024】
〔実施例1〕
〔実施例2〕
〔実施例3〕
〔実施例4〕
【0025】
<吸湿・放湿性試験>
吸着性塗料(実施例1)を紙の表面に塗布し、乾燥後、18cm×10cmの方形状試験片を作製し、その質量を計測した。次いで、この試験片を予め相対湿度を90%(25℃)に調整した恒温恒湿器内に入れ、24時間後に試験片を取り出して、その質量を計測した。
【0026】
上記の操作を数日間繰り返した後、恒温恒湿器を相対湿度50%(25℃)に調整して試験片を入れ、同様に24時間後に試験片を取り出して、その質量を計測した。以上の操作を2回繰り返して行なった。
【0027】
その結果、吸着性塗料を塗着した試験片の重量は、湿度変化によく対応して増減し、この吸着性塗料には水蒸気の吸着および放出機能があって、この機能は雰囲気に対して敏感に反応していることが確認された。
【0028】
<ホルムアルデヒド吸着試験▲1▼>
裏面にアルミニウム箔をコーティングした24枚のケント紙(100cm2)のうち、12枚の表面に活性炭粉を含有する吸着性塗料(実施例1)を塗布し、5日間室内で風乾したもの(約110g)を試験片、塗布しない残りのケント紙12枚をブランクとした。この試験片12枚またはブランク12枚をそれぞれ容積1000cm2の無臭性の容器に入れ、10ppm濃度のホルムアルデヒドを注入した。そして、それぞれの容器に接続したガス検知管(GASTEC No.91L)でサンプルを1時間ごとに抜き取って濃度測定を行い、2.5時間後までの経過時間とガス濃度との関係を調べ、この結果を図1の図表に示した。
【0029】
<ホルムアルデヒド吸着試験▲2▼>
裏面にアルミニウム箔をコーティングした24枚のケント紙(100cm2)のうち、12枚の表面に麦飯石粉を含有する吸着性塗料(実施例4)を塗布し、5日間室内で風乾したものを試験片、塗布しない残りのケント紙12枚をブランクとした。この試験片12枚またはブランク12枚をそれぞれ容積1000cm2の無臭性の容器に入れ、15ppm濃度のホルムアルデヒドを注入した。そして、それぞれの容器に接続したガス検知管(GASTEC No.91L)でサンプルを1時間ごとに抜き取って濃度測定を行い30時間後までの経過時間とガス濃度との関係を調べ、この結果を図2の図表に示した。
【0030】
図1および図2の結果からも明らかなように、ホルムアルデヒド濃度は、30分〜2時間後にはきわめて低い濃度となり、活性炭粉を含有する吸着性塗料(実施例1)または麦飯石を含有する吸着性塗料によって、ホルムアルデヒドは効率よく吸着除去されたことがわかる。
【0031】
因みに、試験片の枚数と容器の内容積は、実際の室内と壁面積を想定して設定した。すなわち、6畳の和室の容積を30m3、壁面積を35m3に対応するような比率に試験片の枚数と容器の内容積を決定した。
【0032】
また、図示等を省略したが、アンモニアガス(濃度2.5ppm)について、上記同様の吸着試験を実施した結果、活性炭粉を含有する吸着性塗料および麦飯石粉を含有する吸着性塗料は、上述したホルムアルデヒドに対する吸着性と略同様の吸着性があると認められた。
【0033】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように、所定の多孔質粒子を透湿性のアクリルエマルジョン樹脂塗料に分散配合した吸着性塗料としたので、水蒸気その他の微粒子が塗膜を透過して多孔質粒子に到達するときの透過抵抗(水蒸気の場合は透湿抵抗)が小さくなって、多孔質粒子の添加効率が良くなり、このため充分な吸着機能を発揮するものとなり、また塗料の用途に応じて所要量の多孔質粒子を効率よく添加できる。
【0034】
また、この発明の吸着性塗料は、所定の多孔質粒子を所定の透湿性アクリルエマルジョン樹脂塗料に分散配合することによって、分散安定性が良好となり、また均質な強度の塗膜が形成されるので、高伸度の要求される用途にも使用できるものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホルムアルデヒド吸着試験▲1▼における経過時間とホルムアルデヒド濃度との関系を示す図表
【図2】ホルムアルデヒド吸着試験▲2▼における経過時間とホルムアルデヒド濃度との関系を示す図表
Claims (1)
- 親水性官能基を有するモノマーの重合体からなる親水性分散粒子と、この分散粒子より大径で疎水性のモノマーの重合体からなる疎水性分散粒子との混在した粒径0.1〜2μmのディスパージョンからなる透湿性の水性分散系アクリルエマルジョン樹脂塗料に、活性炭もしくは麦飯石または両者を併用した80〜120メッシュの多孔質粒子を分散状態に配合してなる吸着性塗料。
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