JP3693158B2 - 骨組構造体とそれに使用するフレーム部材及びカバー部材 - Google Patents

骨組構造体とそれに使用するフレーム部材及びカバー部材 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はフレーム部材及びそれを使用した骨組構造体に関する。
更に詳しくは、湿度の変化による寸法の変化や狂いを抑えることにより、十分な物理的強度を備えた木造の骨組構造体を設計通りに構築することができるフレーム部材及びそれを使用した骨組構造体に関する。
【0002】
【従来技術】
近年、木そのものが持つ素材の良さが見直され、野外コンサートホールやスポーツ施設、展示場等で、立体トラス等の骨組構造により構築した木造の骨組構造体が採用されている。この木造の骨組構造体は、木が持つ温かさや優美さといった美観性に加え、スマートで高い採光性と広い無柱空間を得ることができる等の優れた特徴を有している。
【0003】
木造の骨組構造体は、通常、木製のフレーム部材の両端部に金属製のジョイント(接合部材)を取り付けてユニット化し、このユニット化したフレーム部材同士を接合することで構築される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のフレーム部材及びそれを使用した骨組構造体には、次のような課題があった。
フレーム部材は木材を使用して形成されているので、湿度の変化に伴って木材の含水率が変動すると、フレーム部材の寸法が変わったり、ときにはフレーム部材に反りやねじれ等の狂いが生じたりする。このため、設計通りに骨組構造体を構築できなかったり、骨組構造体を構築した後で物理的強度が低下する等の問題が発生していた。
【0005】
また、従来の骨組構造体では、金属製のジョイント部分が表面にむき出しになっているため、火災が発生した場合では、高熱がジョイント部分に直接的に伝わる。このため、短時間のうちにジョイント部分が変形し、骨組構造体が崩壊するといった安全上の問題もあった。
【0006】
ところで、加工木材である集成材に比べ、心持ち材(丸太や角材)等の天然木材は、湿度の変化による寸法の変化や狂いが生じやすい。このため、木造の骨組構造体の材料としてはあまり適していない。しかしながら、材料コストの面では、集成材よりも天然木材の方が極めて安価である。
【0007】
そこで、本発明者は、湿度の変化による寸法の変化や狂いが生じやすい天然木材を用いた場合でも、十分な物理的強度を備えた木造の骨組構造体を設計通りに構築できないかという点について鋭意研究を進め、本発明を完成するに至った。
【0008】
(発明の目的)
本発明の目的は、湿度の変化による寸法の変化や狂いを抑えることにより、十分な物理的強度を備えた木造の骨組構造体を設計通りに構築することができるフレーム部材及びそれを使用した骨組構造体を提供することにある。
また本発明の他の目的は、火災が発生した場合に、接合部分の損壊(変形)を遅らせることによって、火災時の安全性を向上させた骨組構造体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた本発明の手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
フレーム部材を接合して構成される骨組構造体であって、
フレーム部材は、木製のフレーム本体と、当該フレーム本体の内部に長手方向に設けられた金属製の棒体と、当該棒体に設けてあり、他のフレーム部材と接合するための金属製の接合部材と、を有しており、
フレーム部材と他のフレーム部材の接合部分は、表面にむき出しにならないように木製のカバー部材で覆われており、当該カバー部材は接着剤によって上記接合部分に固定されると共に、カバー部材で覆った部分と上記フレーム本体との間に新たにできた隙間に接着剤が充填されていることを特徴とする、
骨組構造体である。
【0010】
第2の発明にあっては、
フレーム部材を接合して構成される骨組構造体であって、
フレーム部材は、木製のフレーム本体と、当該フレーム本体の軸心部に長手方向に設けられ、当該フレーム本体の両端部から所要の長さをもって突出している金属製の棒体と、当該棒体の突出部分に設けられ、他のフレーム部材と接合するための金属製の接合部材と、を有しており、
フレーム部材と他のフレーム部材の接合部分は、表面にむき出しにならないように木製のカバー部材で覆われており、当該カバー部材は接着剤によって上記接合部分に固定されると共に、カバー部材で覆った部分と上記フレーム本体との間に新たにできた隙間に接着剤が充填されていることを特徴とする、
骨組構造体である。
【0011】
第3の発明にあっては、
第1または第2の発明に係る骨組構造体を構成するために用いられることを特徴とする、
フレーム部材である。
【0012】
第4の発明にあっては、
第1または第2の発明に係る骨組構造体を構成するために使用することを特徴とする、
カバー部材である。
【0014】
フレーム本体に用いる木材としては、例えば杉、桧、松、米松、けやき、樫、ラワン材、レッドウッド、ジラ、ボンゴシ等を挙げることができるが、これらに特に限定されない。
【0015】
本明細書にいう「木材」とは、自然のままで加工してない天然木材(自然木)や、集成材等のような加工木材も含む意味で使用している。
また、本明細書にいう「木材」とは、防腐処理や防虫処理等を施した処理木材も含む意味で使用している。
【0016】
接合部材としては、例えば、接合板(ガゼットプレート等)、ボルトとナット、ターンバックル等を挙げることができるが、特にこれらに限定されない。
【0017】
(作用)
複数のフレーム部材を互いに接合して、骨組構造体を構築する。
詳しくは、フレーム部材の接合部材を、他のフレーム部材の接合部材とを接合して、骨組構造体を構築する。
【0018】
フレーム部材は、木製のフレーム本体の内部に長手方向に設けられた金属製の棒体と、当該棒体に設けてあり、他のフレーム部材と接合するための接合部材を備えているので、湿度の変化によって木材の含水率が変動してフレーム本体の寸法が変化した場合でも、金属製の棒体に設けられた接合部材間の距離、つまり、接合部間の距離は一定の長さに保たれる。したがって、フレーム部材全体の寸法が変化することはない。
【0019】
また、湿度の変化により木製のフレーム本体の含水率が変動した場合でも、金属製の棒体によってフレーム部材に反りやねじれ等の狂いが生じることを抑制できる。
【0020】
フレーム部材の接合部分が木製のカバー部材で覆われている骨組構造体では、火災が発生した際に接合部分が炎と直接的に接する(高熱が直接的に伝わる)ことはない。つまり、木が燃えている間は接合部分の損壊(変形)を遅らせることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明を図面に示した実施の形態に基づき更に詳細に説明する。
図1は本発明に係るフレーム部材の一実施の形態を示す説明図で、そのうちの図1(a)はフレーム部材の側面視説明図で、図1(b)は図1(a)で上部側のフレーム構成体を外した状態を示す平面視説明図である。
図2はフレーム部材の製造工程を示す正面視説明図で、そのうちの図2(a)は丸太を用いて製造した場合を示し、図2(b)は角材を用いて製造した場合を示している。
【0022】
複数のフレーム部材1を互いに接合することで骨組構造体を構築する。
フレーム部材1は、丸太や角材等の木材で形成したフレーム本体2を有している。フレーム本体2の軸心部には、金属製の棒体3が長手方向に設けてある。フレーム本体2は、一対のフレーム構成体20,20を有し、棒体3を間に挟んだ張り合わせ構造になっている。
【0023】
なお、本実施の形態では、棒体3は鉄やステンレス鋼等によって形成されているが、特にこれらに限定されない。
【0024】
また、フレーム本体2は、特に丸太や角材に限定するものではなく、種々の形状とすることができる。例えば、中央部分の端面形状が丸形で端部側が角形、またはその逆の形状等が挙げることができるが、これらに限定されない。
【0025】
棒体3の両端部はフレーム本体2からやや突出しており、この突出部分31には接合部材である略正三角形状のガゼットプレート4が両側に一枚ずつ(棒体3全体では計4枚)設けられている。各ガゼットプレート4の所要の位置には、フレーム部材1・・・同士を接合するためのボルト孔41が設けてある。
【0026】
なお、ガゼットプレートの形状は、特に限定するものではなく、略正三角形状以外に、例えば、円形状や楕円形状、長方形状や正方形状、あるいはその他の多角形や異形状(不規則な形状)のものなどを挙げることができる。
【0027】
次に、フレーム部材1の製造方法を説明する。なお、以下に示す製造方法は一つの例を示しており、特にこの方法に限定するものではない。
まず、図2(a)または(b)に示すように、フレーム本体2となる丸太や角材を軸心部を通る面で半分に割り(切断し)、フレーム構成体20,20を形成する。フレーム構成体20,20は十分に乾燥させる。
【0028】
次に、フレーム構成体20,20の切断面に、棒体3を設けるための溝21,21を形成する。なお、棒体3の両端部には、予め、上記したガゼットプレート4,4(図1参照)を溶接して取り付けてある。
【0029】
そして、溝21を有するフレーム構成体20,20の切断面にエポキシ樹脂等の接着剤を塗布した後、棒体3が溝21に嵌るようにフレーム構成体20,20で挟み込み、フレーム部材1を完成させる。
以上のように、木材の軸心部(断面中心)に棒体3を配置して接着剤で固めることで、棒体3の座屈を防止することができる。
【0030】
なお、棒体3は、木製のフレーム本体2との接着力を大きくするため、ねじ切り棒体や表面に節状の突起をもたせた異形棒体によって形成されているが、特にこれらに限定されない。
また、フレーム本体2の内部に、棒体を長手方向に数本(複数本)設け、両端に位置する棒体にガゼットプレート4等の接合部材を取り付けるようにすることもできる。
【0031】
更に、フレーム本体2の両端部から棒体3を出さずに雌ねじを埋め込み、この雌ねじにガゼットプレートを設けた雄ねじを取着するようにしても良い。
また更に、フレーム構成体20,20同士をボルトやナット等で幅方向に固定することもできる。
【0032】
以上説明したように、フレーム部材1は、他のフレーム部材1と接合するガゼットプレート4,4を備えた金属製の棒体3を有しているので、湿度の変化によって木材の含水率が変動してフレーム本体2の寸法が変化した場合でも、両端部のガゼットプレート4,4間の距離、つまり、接合部間の距離は一定の長さに保たれる。したがって、フレーム部材1全体の寸法が変化することはなく、設計通りに骨組構造体を構築することができる。
【0033】
図3は本発明に係る骨組構造体の第1の実施の形態を示す斜視図、
図4は図3に示す骨組構造体の屋根部分の要部を示す拡大説明図、
図5は図4で点線で囲んだフレーム部材の接合部分を示す拡大説明図である。
なお、図5では、説明の都合上、カバー部材を外した状態で接合部分を表している。
図1,3,4,5を参照して、フレーム部材1を用いて構築した骨組構造体8Aについて説明する。
【0034】
図4,5に示すように、複数のフレーム部材1,・・・を約60度の角度で互いに接合し、立体トラスを構築する。詳しくは、フレーム部材1の端部に設けられたガゼットプレート4,4を、隣り合う他のフレーム部材1のガゼットプレート4,4と重ね合わせ、ボルト5とナット(図面では見えず)で共締め連結する。
【0035】
このように、フレーム部材1同士の接合は金属製のガゼットプレート4で行うので、木材同士を組み合わせて接合する場合に比べ、確実な接合を行うことができる。
【0036】
なお、ボルト5としては、接合を確実に行えることから摩擦接合用高力ボルトを用いることが好ましいが、特にこれに限定されない。
【0037】
ガゼットプレート4を含む金属製の接合部分は、表面からむき出しにならないように木製のカバー部材7(図4参照)で覆い被す。カバー部材7はエポキシ樹脂等の接着剤によって接合部分に固定される。更にカバー部材7で覆った部分に新たにできた隙間にも接着剤が充填され、強固に固められる。
【0038】
本実施の形態ではカバー部材7を正三角形状の板材で構成し、この板材を6枚合わせて六角形状とし接合部分の表と裏を覆うようにしている。なお、一枚の板材で六角形状のカバー部材を形成することもできる。
【0039】
このように、金属製の接合部分が木製のカバー部材7で覆われているので、火災が発生した際に、接合部分が炎と直接的に接する(高熱が直接的に伝わる)ことはない。これにより、木製のカバー部材7が燃えている間は、熱による接合部分の損壊(変形)を遅らせることができるので、その間に(骨組構造体が崩壊する前に)人を安全な場所に避難させることができる。
【0040】
また、金属製の接合部分を木製のカバー部材7で覆うことにより、錆防止や美観の向上といった効果も得られる。
なお、骨組の組み方によっては接合部分の形状が変わるので、その形状に合ったカバー部材7が適宜用意される。
【0041】
骨組構造体8Aの屋根以外の部分は、フレーム部材1のガゼットプレート4,4の形状を変えたり、接合部材の種類そのものを変えたりして、フレーム部材1を適宜組み合わせ、構築する。
【0042】
以上説明したように、骨組構造体8Aは、内部に棒体3を有するフレーム部材1を接合することで構築されているので、湿度の変化により木製のフレーム本体2の含水率が変動した場合でも、棒体3によってフレーム部材1に反りやねじれ等の狂いが生じることを抑制できる。したがって、骨組構造体の構築後に、物理的強度が低下するといった問題を防止することができる。
【0043】
これにより、集成材に比べ、寸法の変化や狂いが生じやすい心持ち材(丸太や角材)等の天然木材でも、フレーム部材1の材料として好適に使用することができる。したがって、材料コストも安価に抑えることができる。
【0044】
また、木材は圧縮力に強く、金属は引張力に強いため、圧縮力を主にフレーム本体2に負担させ、引張力を主に棒体3に負担させることで、フレーム部材1に生じる応力は効率よく処理される。したがって、上記したように、十分な物理的強度を備えた骨組構造体8Aの構築が可能である。
【0045】
更に、骨組構造体8Aは、力のかかる方向に沿ってフレーム部材1を配置した無駄の少ない構造であり、且つ、金属製の棒体3により骨組構造体8の骨組みが連続的に繋がっているので、巨大な構造物を比較的軽く、しかも丈夫につくることができる。
【0046】
図6は本発明に係る骨組構造体の第2の実施の形態を示す斜視図、
図7は本発明に係る骨組構造体の第3の実施の形態を示す斜視図、
図8は本発明に係る骨組構造体の第4の実施の形態を示す斜視図、
図9は本発明に係る骨組構造体の第5の実施の形態を示す斜視図である。
フレーム部材1の接合部材を適宜変更して、フレーム部材1を組み合わせることにより、例えば屋根部分が曲面を有するハウス型の骨組構造体8B(図6参照)、ドーム型の骨組構造体8C,8D(図7,8参照)、ピラミッド型の骨組構造体8E(図9参照)等を構築することができる。
作用や効果については、上記した骨組構造体8Aとほぼ同様であるので、説明は省略する。
【0047】
なお、本明細書で使用している用語と表現はあくまで説明上のものであって、限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
【0048】
【発明の効果】
本発明は上記構成を備え、次の効果を有する。
(a)本発明に係るフレーム部材は、木製のフレーム本体の内部に長手方向に設けられた金属製の棒体と、当該棒体に設けてあり、他のフレーム部材と接合するための接合部材を備えているので、湿度の変化によって木材の含水率が変動してフレーム本体の寸法が変化した場合でも、金属製の棒体に設けられた接合部材間の距離、つまり、接合部間の距離は一定の長さに保たれる。したがって、フレーム部材全体の寸法が変化することはなく、設計通りに骨組構造体を構築することができる。
【0049】
(b)また、湿度の変化により木製のフレーム本体の含水率が変動した場合でも、金属製の棒体によってフレーム部材に反りやねじれ等の狂いが生じることを抑制できる。したがって、骨組構造体を構築した後に、物理的強度が低下するといった問題を防止することができる。
【0050】
(c)本発明に係る骨組構造体によれば、フレーム部材の接合部分が木製のカバー部材で覆われているので、火災が発生した際に接合部分が炎と直接的に接する(高熱が直接的に伝わる)ことはない。つまり、木が燃えている間は接合部分の損壊(変形)を遅らせることができるので、その間に(骨組構造体が崩壊する前に)人を安全な場所に避難させることができる。このように、接合部分の損壊(変形)を遅らせることによって、火災時の安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフレーム部材の一実施の形態を示す説明図で、そのうちの図1(a)はフレーム部材の側面視説明図で、図1(b)は図1(a)で上部側のフレーム構成体を外した状態を示す平面視説明図である。
【図2】フレーム部材の製造工程を示す正面視説明図で、そのうちの図2(a)は丸太を用いて製造した場合を示し、図2(b)は角材を用いて製造した場合を示している。
【図3】本発明に係る骨組構造体の第1の実施の形態を示す斜視図。
【図4】図3に示す骨組構造体の屋根部分の要部を示す拡大説明図。
【図5】図4で点線で囲んだフレーム部材の接合部分を示す拡大説明図。
【図6】本発明に係る骨組構造体の第2の実施の形態を示す斜視図。
【図7】本発明に係る骨組構造体の第3の実施の形態を示す斜視図。
【図8】本発明に係る骨組構造体の第4の実施の形態を示す斜視図。
【図9】本発明に係る骨組構造体の第5の実施の形態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 フレーム部材
2 フレーム本体
20 フレーム構成体
21 溝
3 棒体
31 突出部分
4 ガゼットプレート
41 ボルト孔
5 ボルト
7 カバー部材
8A〜8E 骨組構造体

Claims (4)

  1. フレーム部材 (1) を接合して構成される骨組構造体であって、
    フレーム部材 (1) は、木製のフレーム本体(2)と、当該フレーム本体(2)の内部に長手方向に設けられた金属製の棒体(3)と、当該棒体(3)に設けてあり、他のフレーム部材(1)と接合するための金属製の接合部材と、を有しており、
    フレーム部材(1)と他のフレーム部材 (1) 接合部分は、表面にむき出しにならないように木製のカバー部材(7)で覆われており、当該カバー部材 (7) は接着剤によって上記接合部分に固定されると共に、カバー部材 (7) で覆った部分と上記フレーム本体 (2) との間に新たにできた隙間に接着剤が充填されていることを特徴とする、
    骨組構造体。
  2. フレーム部材 (1) を接合して構成される骨組構造体であって、
    フレーム部材 (1) は、木製のフレーム本体(2)と、当該フレーム本体(2)の軸心部に長手方向に設けられ、当該フレーム本体(2)の両端部から所要の長さをもって突出している金属製の棒体(3)と、当該棒体(3)の突出部分(31)に設けられ、他のフレーム部材(1)と接合するための金属製の接合部材(4)と、を有しており、
    フレーム部材(1)と他のフレーム部材 (1) 接合部分は、表面にむき出しにならないように木製のカバー部材(7)で覆われており、当該カバー部材 (7) は接着剤によって上記接合部分に固定されると共に、カバー部材 (7) で覆った部分と上記フレーム本体 (2) との間に新たにできた隙間に接着剤が充填されていることを特徴とする、
    骨組構造体。
  3. 請求項1または2記載の骨組構造体を構成するために用いられることを特徴とする、
    フレーム部材。
  4. 請求項1または2記載の骨組構造体を構成するために使用することを特徴とする、
    カバー部材。
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