JP3693065B2 - とくに自動車において実行可能な閉鎖機能のための鎖錠装置 - Google Patents

とくに自動車において実行可能な閉鎖機能のための鎖錠装置 Download PDF

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Description

本発明は、特許請求の範囲第1項の分類部分に記載されたような鎖錠装置に向けられている。この装置においてシリンダ心のかぎ回転は、半径方向摺動体から錠部材と共同動作する連行体に伝達されるが、閉鎖シリンダの暴力的な回転の際に、この閉鎖シリンダが、ここに作用するばね負荷に抗して押し棒からずらされるので、連行体の範囲において遮断される。押し棒は、過負荷係止部に所属し、この過負荷係止部は、隣接構成部分に押し棒を囲む半径方向通口、及び押し棒の半径方向端部だけを収容する半径方向切り欠きを有する。半径方向切り欠きは、乗り上げ曲線によって制限されており、これら乗り上げ曲線は、1つの構成部分の回転の際に押し棒端部を半径方向切り欠きから持ち上げる。半径方向摺動体の制御以外に、押し棒は、シリンダ心のかぎ回転の際に、ハウジング内においてシリンダガイドを固定するが、侵入工具等を介して閉鎖シリンダを暴力的に回転させた場合、シリンダガイドを自由回転させるという役割を有する。
このような公知の装置、ドイツ連邦共和国特許第4041134号明細書において、半径方向摺動体は、シリンダ心内に可動に案内されている。過負荷係止部に所属する押し棒は、半径方向摺動体のばね負荷によってシリンダ心の軸線から半径方向外方へ押される。なぜなら押し棒端部を収容する半径方向切り欠きは、シリンダガイドの方に向いたハウジングの内面に配置されているからである。半径方向摺動体は、シリンダ心の内側端部を越えて軸線方向に突出しており、かつ通常連行体の連結面にはまっている。過負荷係止部が、その自由回転位置にあるとき、半径方向摺動体は、連行体の連結面から離れるまで、押し棒からシリンダ心の軸線の方に動かされる。自由回転位置において連行体をブロックするため、連行体内に追加的な摺動止め金が必要であり、この摺動止め金は、半径方向摺動体の軸線方向ピンによって制御されなければならない。この軸線方向制御ピンは、その半径方向運動を考慮した連行体における脱落を必要とする。
この公知の装置は、多数の構成部分からなり、これら構成部分は、手数のかかる組立、及び相応して大きな所要場所を必要とする。連行体内において可動の止め金を確実にシリンダ心内における半径方向摺動体に結合することは困難である。構成部分の障害のない共同動作のため、比較的大きな遊びを必要とする。
特許請求の範囲第1項の分類部分には相当しない別の様式の鎖錠装置、ヨーロッパ特許第0444972号明細書において、ばね負荷を受けたタンブラを支持するシリンダ心は、シリンダガイド内における代わりに、直接ハウジング内に回転支持されている。それ故に、シリンダ心に所定のトルクが作用する際に同様に過負荷係止部所属の半径方向切り欠きから持ち上げられかつそれにより過負荷係止部をその自由回転位置にする過負荷係止部に所属の押し棒もない。この公知の鎖錠装置において、ばね負荷を受けた半径方向摺動体は存在するが、これは、揺動可能な止め金によって強制的に制御される。止め金の揺動軸線は、シリンダ心にあり、かつその走査突起を備えた頭部は、シリンダ心の軸平行の切り欠き内にはまっている。この切り欠きは、シリンダ心内に配置されかつかぎによって制御されるタンブラにまで到達しており、これらタンブラは、追加的な側方ノッチを持たなければならない。ここのタンブラにおけるノッチは、正規のかぎがシリンダ心内に差込まれたとき、互いに軸線方向に整列するように配置されている。この時、止め金の走査突起が、ノッチ内に落込むことができる。この時、止め金頭部の軸線方向延長部内に延びた指は、連行体(図3、7)又はシリンダ心(図11)の半径方向溝内に落込み、かつ半径方向摺動体を連行体への連結位置に移す。この時、シリンダ心の回転は、揺動可能な止め金の指を介して連行体に伝達することができる。正規のかぎが、シリンダ心に差込まれていないとき、タンブラの少なくとも個々のノッチは、止め金突起とは整列しておらず、かつ止め金は、シリンダ心から離れるように揺動したその位置にあり、ここにおいて止め金の指は、連行体から連結解除される位置に半径方向摺動体を押す。
特許請求の範囲第1項の分類部分に相当しないこの公知の鎖錠装置は、比較的多くの複雑な構成部分を有し、これら構成部分は、動作の際に障害を引起こすことがあり、かつコストのかかる個別製造及び組立を必要とする。シリンダガイドを有する従来のシリンダ心に頼ることはできず、止め金のための統合された支持位置を有する特殊な形成、及び止め金の走査突起をつかむ特別の長手方向溝を必要とする。その上、タンブラも特別の形を必要とし、すなわちかぎのための制御面と同調しなければならない追加的なノッチの配置を必要とする。これらすべてのことは、このような鎖錠装置の製造を高価にする。この公知の鎖錠装置から、それによりシリンダガイドの外になお過負荷係止部が設けられている、特許請求の範囲第1項の分類部分に記載したような鎖錠装置のための制御部をどのようにして開発することができるかの示唆は得られない。
本発明の課題は、わずかな構成部分で十分であり、かつ確実に有効な、特許請求の範囲第1項の分類部分に記載したような空間を節約した鎖錠装置を開発することにある。本発明によればこれは、次のような特別の意味を有する特許請求の範囲第1項の特徴部分に記載した処置によって達成される。
本発明において半径方向摺動体は、直接連行体内において案内されており、かつここにおいて直接シリンダ心の連結面又はハウジングの係止面と共同動作する。その際、半径方向摺動体の制御は、過負荷係止部の押し棒を介して行なわれ、この押し棒は、半径方向摺動体のばね負荷によってシリンダ心の回転軸線の方向に押される。この時、常に過負荷係止部の有効な位置が存在し、ここにおいてシリンダ心を囲むシリンダガイドは、ハウジング内において回転固定されている。本発明は、障害なく動作するコンパクトな空間を節約する構造を可能にする。
本発明においてシリンダガイドは、過負荷係止部の構成部分であり、かつ押し棒端部のための半径方向切り欠き又は離れた押し棒のための半径方向通口を有する。第1に挙げた場合、過負荷係止部は、連結解除システムの意図において構成されており、このことは、特許請求の範囲第2項に詳細に説明されており、かつ図1ないし7の実施例に示されている。これに関するそれ以上の詳細は、特許請求の範囲第3項に記載されている。第2の場合、過負荷係止部は、連結システムの様式にしたがって構成されており、これは、図8ないし13に詳細に説明される。
本発明のその他の処置及び利点は、その他の特許請求の範囲、次の説明及び図面から明らかである。図面において本発明は、2つの実施例について図示されている。ここでは:
図1は、シリンダ心が、かぎを差込みかつ引出すことができるゼロ位置にある場合の、かぎを差込んだ際の本発明による鎖錠装置の第1の構成の概略長手断面を示し、
図2及び3は、図1の切断線II−II又はIII−IIIに沿った装置の横断面図を示し、ただしその際、図3においてかぎはまだ差込まれておらず、
図4は、図1の切断線IV−IVに沿ったかぎ軸の断面を含む図1の装置の正面図を示し、
図5は、侵入工具の暴力的な回転に基づいて過負荷保護部が自由回転位置に動かされている場合のこの装置の図1の相当する長手断面図を示し、
図6は、図5に示された自由回転位置が存在する場合の装置の図2に相応して示された横断面図を示し、
図7は、図5の切断線VII−VIIに沿った侵入工具の断面を含む装置の正面図を図4に相応して示し、
図8は、シリンダ心がゼロ位置においてかぎの差込み前にある場合の本発明による同様に概略的に示しただけの第2の鎖錠装置の軸線方向断面図を示し、
図9は、図8の張り出した切断線IX−IXに沿った装置の横断面を同様に概略的表示で示し、
図10は、図8の矢印Xの方向に見た図8の装置の正面図を示し、
図11は、装置の図8に相当する軸線方向断面図を示し、ただしその後、かぎが差込まれ、かついくらか回転されており、
図12は、図11の切断線XII−XIIに沿った図11のかぎ回転の後に生じる状態を図9に相当する断面表示で示し、かつ
図13は、切断線XIII−XIIIに沿ったかぎの断面における図11の装置の正面図を図10に相応して示している。
図1ないし7に示された本発明による鎖錠装置の第1の構成は、なるべく自動車に組込まれ、かつ閉鎖シリンダを含み、この閉鎖シリンダは、シリンダガイド20、及びこの中に軸線方向に固定的に回転支持されたシリンダ心10からなる。この軸線方向に固定的な結合は、シリンダガイド20に軸線方向に続くガイドブシュ21とシリンダ心10を軸線方向に延長した心ピン11との間の内側段状面によって示されている。これにはシリンダ心における広げられた頭部12が所属し、この頭部は、シリンダガイド20の前側端面に支持されている。シリンダ心10は、図1に示されたかぎ14を収容する図3及び4から明らかなかぎ通路13、及びこの図においてかぎ14が引出されているので図3からもっともよくわかるばね負荷を受けたタンブラ15の群を有する。かぎ14がシリンダ心10に差込まれていない場合、図5から明らかなように、タンブラ15は、そのばね負荷に基づいて半径方向外方に押され、かつ係止通路25内にはまっている。図示した実施例において、互いに対向する2つの係止通路25が設けられており、これら係止通路内に、互いに直径上にシリンダ心10から出たタンブラ15が侵入し、かつシリンダ心10をシリンダガイド20内において拘束する。
シリンダガイド20は、定置のハウジング30内においてそれ自体回転可能に支持されているが、通常図2に示すように、なお詳細に説明すべき過負荷係止部60を介してハウジング30内において回転固定されている。シリンダガイド20は、シリンダ心10も前記軸線方向に固定の結合を介して同様にハウジング30内において軸線方向に固定されているようにするため、軸線方向に固定的にハウジング30内に配置されている。その心ピン11上に連行体50は回転支持されており、かつスナップリング56を介して同様にハウジング30に対して定義された間隔を置いて配置されている。連行体50は、アーム51を有し、このアームは、詳細に図示されていない別の錠部材を介して自動車における所望の閉鎖機能を実行することができる。
連行体50は、衝撃ばね32によって定義された初期回転位置に保持されており、この初期回転位置は、図1において実線で示されたアーム51によって示されている。この衝撃ばね32は、大体において半径方向に延びた2つのばね脚31を有し、これらばね脚は、ハウジング30における2つの通口33を通ってはまっており、かつ自身の間に連行体50に設けられた指52を両側から囲んでいる。両方の通口33の間にハウジング橋絡片34が生じ、このハウジング橋絡片に対して連行体指52は、ばね脚31によって半径方向に整列して、両方のばね力矢印36の方向に弾性的に保持される。連行体50のこの初期回転位置は、次の理由によりシリンダ心10にも作用する。
連行体50において半径方向摺動体40は、図1から明らかな移動矢印41の方向に案内されており、かつそれ故に常に回らないように連行体50に結合されている。連行体50におけるこのガイド55は、図5から明らかである。半径方向摺動体40に、図1から明らかな力矢印53の方向に半径方向ばね負荷が作用する。そのため切り欠き内の圧縮ばね54が使われ、この圧縮ばねは、連行体50と半径方向摺動体40の間の半径方向段状面に両端部を支持されている。それにより摺動体0は、図1に破線で示されたシリンダ軸線17の方向に押され、かつ図5からもっともよくわかる連結面16、46を図1に示すように噛み合わせる。この場合、連結面は、半径方向摺動体40における半径方向突起46と、心ピン11の周面18における半径方向凹所16とからなる。それにより連行体50の前記の初期回転位置は、摺動体40及び噛み合った連結部16、46を介してシリンダ心10に伝達される。それ故にシリンダ心10も、衝撃ばね32により図4のかぎ通路13に対して、ここに補助線Nにより示された“ゼロ位置”に保持される。
図4のこのゼロ位置Nにおいて、シリンダ心10内に正規のかぎ14を差込み、又は引出すことができる。かぎ14を差込んだ状態において、タンブラ15は、図1に破線で概略的に示すように、シリンダ心10の周において選別挿入される。この時、シリンダ心10は、シリンダガイド20内において回転可能である。そのうち1つが図4に補助線Aによって示された互いに角度的にずれた1つ又は複数の作業位置に図4から明らかな回転矢印19の方向にかぎ14を操作した際に、連結された半径方向摺動体40を介して連行体50も一緒に回転し、このことは、図4に相応する回転矢印59によって示されている。図4によればまず相応するゼロ位置Nにあった連行体アーム51は、それにより図4に破線で示す相応した作業位置51’に揺動され、この作業位置においてすでに述べた接続された錠部材は、自動車における所望の閉鎖機能を実行する。かぎ14を離すと、連行体50は、したがってシリンダ心10も、衝撃ばね32を介して再び図2及び4から明かなゼロ位置Nに設定される。
図4によるシリンダ回転19の代わりに、シリンダ心10は、同様に図4に破線で示した代替作業位置A’に移すため、かぎ14を介して反対方向に点線で示した矢印19’の方向に回転することもできる。この逆回転19’の際に、もちろん連行体も、図4に相応する点矢印59’によって示すそのアーム51の逆回転を実行し、この逆回転は、ここにおいて相応する点線の補助線A’によって示されてる。
ハウジング30内におけるシリンダガイド20の回転固定を行なう前記の過負荷係止部60は、図1及び2から明らかな特別の構成を有する。これにはまず離れた押し棒61が所属し、この押し棒は、この場合ローラ61として形成されている。このローラ61は、半径方向通口37によって囲まれ、この半径方向通口は、この実施例においてハウジング30に所属の内側スリーブ38にある。このハウジング内側スリーブ38の回りに、前記の衝撃ばね32が巻かれている。その他に過負荷係止部60には、半径方向切り欠き27が所属し、この半径方向切り欠き内に、ローラ61の内側半径方向端部が通常のようにはまっている。このことは、半径方向摺動体40に設けられた接触面42による圧縮ばね54の前記のばね負荷53によって行なわれる。図2に示すように、この接触面42は、かぎにより引起こされる回転の図4から明らかな回転方向19又は19’に延びている。すなわちばね負荷を受けた接触面42は、ハウジング内側スリーブ38の円筒形外面にあるが、一方シリンダガイド20の半径方向切り欠き27は、このハウジング内側スリーブ38の対向する内面38に向けられている。半径方向切り欠き27は、シリンダガイドを軸線方向に延長したすでに述べたガイドブシュ21の周面に押込まれている。
必要に応じてハウジング30内におけるシリンダガイド20の回転固定は、なお追加的な係止保持部22、23によって確保することができる。これは、図1及び3によれば、ここでは簡単に転がり可能なローラからなる係止突起22からなる。係止保持部の相補的な要素は、係止凹所23からなり、この係止凹所は、シリンダガイド20の周面24に押込まれている。ローラ22は、ハウジング30の壁穴26内にあり、かつハウジング周にある板ばね29によって、図3から明らかな力矢印49の方向に内方へ押される。したがって通常ローラ22は、係止凹所23にはまっており、かつハウジング30内におけるシリンダガイド20の定義された回転位置を確定する。しかし回転位置は、前記の過負荷係止部60によっても確定されている。これは、図5ないし7により暴力適用が行なわれたとき、初めて変化する。
図5によれば、正規のかぎ14を所有しない権限のない人によって、本発明による鎖錠装置をこじ開けることが試みられる。そのため図7によれば、侵入工具62、例えばねじ回しの先端が、シリンダ心10のかぎ通路13内に差込まれ、かつ図5で明らかな暴力的な回転62が行なわれる。しかしこの場合、すでに述べたように、タンブラ15は、シリンダガイド20による拘束位置あり、それ故にこの時、閉鎖シリンダ10、20全体が、暴力的な回転を受ける。図5及び6において、図7から明らかな回転矢印63の方向の図7から明らかな初期回転は行なわれないようにする。この時、図6から明かな状態が生じる。すなわちシリンダガイド20のガイドブシュ21における半径方向切り欠き27は、暴力的な回転62の方向において乗り上げ曲線28によって制限されており、これら乗り上げ曲線は、ハウジング内側スリーブ38のすでに述べた内面58の方に向いている。したがってローラ61は、相応する乗り上げ面28に乗り上げ、かつそれにより半径方向切り欠き27から持ち上げられる。その際、ローラ61は、半径方向通口37によって決まるハウジング30の垂直面内において動き、半径方向摺動体40の接触面42を押す。それにより半径方向摺動体40は、図6から明らかな移動矢印41の方向に、圧縮ばね54のばね負荷53に抗して半径方向外方へずらされる。この時、シリンダガイド20のガイドブシュ21は、自由であり、それ故に、全閉鎖シリンダ10、20の暴力的回転62を行なうことができる。過負荷係止部60の自由回転が存在する。
過負荷係止部60を自由回転させる限界トルクは、一方において圧縮ばね54の所定の初応力によって、かつ他方において係止作用する半径方向切り欠き27の乗り上げ曲線28の勾配によって決まる。自由回転の場合、もちろん図3において説明した係止保持部22、23も外れる。ローラ22は、図5から明らかなように、板ばね29の応力に抗してシリンダガイド20における係止凹所23から運動矢印64の方向へ半径方向外方に押される。ローラ61が、図6から明らかな過負荷係止部60の自由回転位置に移るために必要なわずかな初期回転を除いて、シリンダガイド10、20のその後の暴力的な回転は、次の理由によりもはや図1ないし4の場合のように連行体50に伝達されない。
図6から明らかな連行体50のガイド55内における半径方向摺動体40の移動41の際、共同動作する連結面16、46は、図5から明らかなその連結解除位置に移る。したがって心ピン11内にも作用する暴力的な回転62は、もはや連行体50に伝達されることはない。図7による連行体アーム51は、回転運動62の際に、初期回転63の際にローラ61を持ち上げる間にわずかな振動65を行なうことを除いて、静止したままである。錠における閉鎖機能は、連行体アーム51のこれら振動65が重要でないように決められている。いずれの場合にも、自動車における錠部材の操作運動にとって決定的な図7における破線矢印66によって示された連行体アームの回転が、補助線Aによって表わされた作業位置に侵入しないことが重要である。
その上さらに過負荷係止部60の自由回転の際に、連行体50は、同様に半径方向摺動体40によって引起こされる拘束位置にある。そのため図1及び図2からもっともよくわかるように、半径方向摺動体40は、両側の係止面45を備えた止め金片44を有する。ハウジング30、しかもその外側スリーブ39は、所属の対向係止面35を有し、これら対向係止面35は、ここにおいて相応するハウジング切り欠き67によって形成される。図1及び2により過負荷係止部60が有効な場合、係止面35、45は、釈放位置にある。しかし過負荷係止部60が、図5及び6による自動回転位置にある場合、止め金片44は、ハウジング切り欠き67内に侵入する。両側の係止面35、45は、この時、その拘束位置にある。この時、半径方向摺動体40は、ハウジング30内においてブロックされている。図7の前記の基準となるアーム回転66を実行するための連行体アーム51における操作は、不可能である。本発明による鎖錠装置の暴力的なこじ開けは、成功しない。
図8ないし13の実施例において、本発明による代替装置が示されており、それ故にまずこれまでの説明は、一部この場合にも当てはまる。その点において同じ参照符号が使われる。とりわけ相応する半径方向摺動体40’及び過負荷係止部60’の範囲にある相違点を取扱えば十分である。その際、作用の相違を一層良好に認識するために、番号的に同じ参照符号を利用するが、図1ないし7による第1の実施例とこれを区別するために、ダッシュ(’)を付ける。
図1ないし7の第1の実施例において、図1ないし4によるゼロ位置Nにおいてすでにハウジング30内においてシリンダガイド20を固定する過負荷保護部60が取扱われている。このことは、前記のように、図2及び4によるかぎ回転19又は19’を行なう場合、変わらない。シリンダガイド20の自由回転は、前記のように、図5及び6によるシリンダガイド20の暴力的な回転の際に、初めて生じた。図7ないし13の第2の実施例の過負荷係止部60’において、これに関して全く別の、一部逆の状態の存在する。図10に補助線Nによって示したここにおけるシリンダ心10のゼロ位置において、かぎが差込まれているか又はいないかに無関係に、すでにハウジング30内におけるシリンダガイド20の自由回転位置が存在する。しかしシリンダガイド20は、そのゼロ位置Nにおいてまず係止されており、しかも図3に関連してすでに前に説明しかつこの第2の実施例においても設けられた係止保持部22、23以外に、とりわけこの場合、次のように構成された過負荷保護部60’によって係止されている。
この過負荷保護部60’の離れた押し棒として動作するローラ61’は、図9によれば、半径方向通口37’内にあり、この半径方向通口は、シリンダガイド20の壁を貫通している。それに対して半径方向切り欠き27’は、この場合にもシリンダ心10に軸線方向に続く心ピン11にある。しかしこの時、この半径方向切り欠き27’内に、ローラ61’の内側半径方向端部がはまっている。両側の乗り上げ曲線28’は、この場合、図11ないし13によるかぎ操作にとって決定的なシリンダガイド20の回転固定が、この過負荷係止部60’に組合わされたなお詳細に説明すべき止め金70を介して成立するので、比較的扁平に構成することができる。摺動体40’も、ローラ61’のための接触面42’を有し、この接触面は、類似の圧縮ばね54’によって同様に図8によるシリンダ軸線17の方向に押されるが、これにより引起こされるばね負荷53’は、第1の実施例と比較して、逆向きに半径方向摺動体40’に作用する。すなわち図8のばね負荷53’は、半径方向摺動体40’を通常図9による連結解除位置に保持しようとしている。
基準となる連結面46’は、図9によれば、半径方向突起43にあり、この突起は、ローラ61’のための有効な接触面42’に関して、シリンダ軸線17に対して対向する半径方向摺動体40’の側における橋絡片47にある。しかし対応する対向連結面16’は、この場合にも、心ピン11にあり、しかも突起43に対して角度的に広げられた半径方向凹所48内にある。連結面46’は、突起43の側面によって形成される。ゼロ位置において突起43は、半径方向摺動体40’に作用する図9によるばね負荷53’のため、ここの心ピン11における半径方向凹所48から押出されて保持される。
46’、16’のこの連結解除位置は、図8に概略的に示したがまだ差込み位置において示されていない侵入工具、例えばねじ回しの暴力的な回転62の際、維持されている。図10が示し、かつ図9にも相応する回転矢印62によって示すように、閉鎖シリンダ10、20全体は、ハウジング38内において回転することができ、その際、前の実施例とは相違して、ローラ61’は一緒に回転する。このことは、この時シリンダガイド20に設けられた半径方向通口37’によって生じ、この半径方向通口が、ローラ61’を連行する。拘束されたタンブラ15を介してシリンダ心10は、シリンダガイド20と一緒に、したがって閉鎖シリンダ全体が、矢印62の方向に回転する。連結部16’,46’に関して第1の実施例とは反対の半径方向摺動体40’のこの動作にもかかわらず、それでもなお連行体50の類似の拘束位置が生じる。
第2の実施例においてもハウジング30は、連行体50の範囲において内側スリーブ38と外側スリーブ39とに区分されている。拘束にとって決定的な係止面45’は、摺動体49’の前記の橋絡片47の側方制限部にある。所属の対向拘束面35’は、図9から明らかなように、ハウジング切り欠き67’にも配置されているが、これは、前の実施例とは相違して、ハウジング内側スリーブ38の範囲にある。両側の係止面35’、45’の間のこの拘束位置は、閉鎖シリンダ10、20の前記の暴力的な回転62の間にも存在する。半径方向摺動体40’は、ハウジング30に対して固定保持され、連行体50の回転、したがってそのアーム51の運動を阻止する。この状態は、図8ないし10のゼロ位置Nにおいて、図10から明らかなかぎ通路13内に正規のかぎが差込まれたときに、まず変わらない。
しかし状態は、図11ないし13により、挿入されたかぎ14が最終的に図12及び13の回転範囲69又は69’に到達したときに、変化する。すでに説明したように、挿入されたかぎ14によってまずタンブラは、図11から明らかなように、シリンダ心の直径上に分類挿入され、それ故にこの時、図9のゼロ位置から出発して、シリンダ心10は、シリンダガイド20に対して回転することができる。シリンダガイド20は、まず前記の係止保持部22、23によって係止されている。第1の運動段階の間に、すなわち図12及び13から明かな初期回転73又は73’の間に、シリンダガイド20の半径方向通口37’内に静止するローラ61’は、半径方向切り欠き27’からその一方の乗り上げ曲線28’を越えて出て、かつシリンダ心10の周面18にあるようになる。この時、図13にZで示すシリンダ心10の中間位置が存在し、この中間位置まで、半径方向ばね負荷53’とは反対の方に向いた半径方向摺動体40’の移動41’が行なわれる。それにより4つの結果が生じる。
ローラ61’は、半径方向切り欠き27’から出ているので、図9において説明した過負荷係止部60’が外れている。しかしこの時、図9において述べた止め金70は有効になっている。この止め金70には、まずシリンダガイド20の半径方向通口37’内におけるローラ61’が所属する。しかし内側スリーブ38のシリンダ内面58に、追加的な係止切り欠き71があり、この係止切り欠き内に、この時図12によれば、ローラ61’の外側半径方向端部が侵入し、かつそれによりシリンダガイド20をハウジング内側スリーブ38内において固定する。この時、ローラ61’は、一方においてシリンダ心周面18と他方において係止切り欠き71との間において、移動できないように保持される。ばね負荷53’は、この第2の実施例においてシリンダガイド20の固定のためには何の役割も演じない。今や、図13によるそれ以上の基準となるかぎ回転69又は69’が実行でき、このかぎ回転においてシリンダ心10は、切換え制御運動を規定する中間位置Zからその作業位置Aに移される。
図12において行なわれた移動41’の別の1つの結果は、ハウジング内側ブシュ38内における半径方向摺動体40’の係止が、この時、その釈放位置にある点にある。半径方向摺動体40’は、完全にハウジング切り欠き67’から出て、それにより共同動作する係止面35’、45’が外れる。最後に移動41’によって、図9において前記の連結部16’、46’がはまる。このことは、図12によれば、摺動体40’の連結突起43がシリンダ心10の半径方向凹所48内に侵入するので行なわれる。初期回転73又は73’の後に、心ピン11に設けられた一方の連結面16’が、その際、突起43の一方の側面46’に接触し、一方図12によれば、別の両方の係止面16’、46’の間に空いたすき間72が残る。この場合、図13に破線矢印69’によって示すように、かぎ回転は、互いに鏡像的に行なうことができるので、図12によれば、空いたすき間72は、ローラ61’の持ち上げに対して基準となる初期回転のために両方向に生じる73、73’の角度範囲の2倍より大きい/これに等しいように構成されている。
連結面16’、46’は、初期回転73又は73’の後に初めて有効になるので、その後行なわれるそれ以上のかぎ回転69又は69’が、初めて連行体50に伝達することができる。したがってローラ61’の持ち上げの間に、したがって初期回転73又は73’の間に、連行体アーム51は、まず図13から明らかな実線で示した通常位置Nにおいて静止したままである。その後初めて、それ以上のかぎ回転69又は69’の間に、連行体アーム51は、揺動矢印74、74’によれば、その破線で示した又は点線で示した作業位置に移され、この作業位置は、その作業位置Aを表わしている。
符号のリスト
10 シリンダ心、11 10の心ピン、12 10の広げられた頭部、13 10におけるかぎ通路、14 かぎ、15 10におけるタンブラ、16、16’ 11における連結面、17 10のシリンダ軸線、18 10の周面、19、19’14の回転矢印又は対向回転矢印(図4)、20 シリンダガイド、21 20のガイドブシュ、22 係止保持部、係止突起、ローラ、23 係止保持部、係止凹所、24 20の周面、25 20における15のための係止通路、26 22のための30の壁穴、27、27’ 21又は11における半径方向切り欠き、28、28’ 27又は27’の乗り上げ曲線、29 22のための板ばね、30 ハウジング、31 32のばね脚、32 衝撃ばね、33 31のための30における通口、34 ハウジング橋絡片、35、35’ 39又は38の対向係止面、36 32のばね力矢印、37、37’ 38又は20における半径方向通口、38 30のハウジング内側スリーブ、39 30のハウジング外側スリーブ、40、40’ 50における半径方向摺動体、41、41’ 40又は40’の移動矢印、42、42’ 61又は61’のための接触面、43 40’の突起、44 40の止め金片、45、45’ 44又は40’の係止面、46、46’ 40の連結面、43の側面、47 40’における43のための橋絡片、48 11における半径方向凹所(図9)、49 22のための力矢印(図3)、50 連行体、51 連行体アーム(ゼロ位置)、51’ 51の作業位置、52 50における指、53、53’ 40又は40’のばね負荷矢印、54、54’ 53又は53’のための圧縮ばね、55 40のための50におけるガイド、56 11における50のためのスナップリング(図1)、57 38の円筒形外面、58 38の円筒形内面、59、59’ 51’における51の回転矢印又は対向回転矢印、60、60’ 過負荷係止部、61、61’ 押し棒、ローラ、62 暴力的回転の矢印(図5、7)、63 初期回転、ローラ持ち上げのための回転行程(図7)、64 22の半径方向運動の矢印(図5)、65 51の振動の矢印(図7)、66 51の有効アーム回転(図7)、67、67’ 39又は38におけるハウジング切り欠き、68 侵入工具、ねじ回し(図5、8)、69、69’ 有効かぎ回転のための矢印(図11ないし13)、70 止め金、71 38における61’のための係止切り欠き(図12)、72 16’、46’の間の空いたすき間、73、73’ ローラ持ち上げのための回転行程(初期回転)(図13)、74、74’ 51’における51の揺動運動(図13)、A、A’ 10又は51の作業位置(図7、13)、N 10又は51のゼロ位置(図7、13)、Z 10の中間位置(図7、13)

Claims (10)

  1. 閉鎖シリンダが、シリンダガイド(20)、及びこの中に軸線方向に固定的に回転支持されかつかぎ(14)を収容するために使われるシリンダ心(10)を含み、
    このシリンダ心が、かぎ(14)を引出した際に、ばね負荷を受けたタンブラ(15)を介してシリンダガイド(20)によって拘束することができ、
    シリンダガイド(20)が、定置のハウジング内に回転可能に支持されているが、この中において有効な位置にされる過負荷係止部(60,60’)を介して回らないようにされており、
    その際、過負荷係止部(60,60’)が、離れた押し棒(61,61’)、これを囲む半径方向通口(37,37’)及びその半径方向端部だけを収容する半径方向切り欠き(27,27’)を含み、かつ半径方向切り欠き(27,27’)が、乗り上げ曲線(28,28’)によって制限されており、これら乗り上げ曲線が、シリンダ心(10)に又はシリンダ心(10)からシリンダガイド(20)に所定のトルク(62)が及ぼされる際に、押し棒端部を半径方向切り欠き(27,27’)から持ち上げ、かつそれにより過負荷係止部(60,60’)を自由回転位置にし、
    かつシリンダ心(10)が、差込んだかぎ(14)を回転した際に、半径方向に可動の(41,41’)及び半径方向にばね負荷を受けた(53,53’)半径方向摺動体(40,40’)を介して、連行体(50)にトルクを伝達し、この連行体が、自動車における閉鎖機能を実行し、
    その際、半径方向摺動体(40,40’)が、押し棒(61,61’)ための接触面(42,42’)を有し、かつ押し棒(61,61’)をそのばね負荷(53,53’)によって過負荷係止部(60,60’)の半径方向切り欠き(27,27’)内に押し、かつ所定のトルク(62)の際に半径方向切り欠き(27,27’)から持ち上げられた押し棒(61,61’)が、半径方向摺動体(40,40’)を動かす(41,41’)、
    鎖機能のための閉鎖シリンダを有する鎖錠装置において、
    半径方向摺動体(40,40’)が、連行体(50)内において半径方向に案内されており(55)、かつ常に連行体(50)と回らないようになっており、
    半径方向摺動体(40,40’)とシリンダ心(10)又はこれを延長した心ピン(11)との間に、連結面(46,16;46’、16’)が設けられており、かつ半径方向摺動体(40,40’)とハウジング(30)との間に、係止面(45,35;45’、35’)が設けられており、
    半径方向摺動体(40,40’)が、シリンダ心(10,11)の連結面(16,16’)又はハウジング(30)の係止面(35,35’)にはまり、
    かつ連行体(50)と半径方向摺動体(40,40’)との間の半径方向ばね負荷(53,53’)が、押し棒(61,61’)をシリンダ心(10,11)の回転軸線(17)の方向に押し、かつ過負荷係止部(60,60’)をその有効位置に保持する
    ことを特徴とする、閉鎖機能のための閉鎖シリンダを有する鎖錠装置。
  2. シリンダ心(10)がゼロ位置(N)にあるとき又はかぎ(14)を介して回転させられる(19,19’)とき、シリンダガイド(20)をハウジング(30)内に固定するが、暴力的な回転(62)の際、シリンダガイド(20)を自由回転させる過負荷係止部において、
    半径方向通口(37)が、ハウジング壁(38)を貫通し、かつ押し棒(61)の内側半径方向端部のための半径方向切り欠き(27)が、
    シリンダガイド(20)の周面(24)に、又はこれを軸線方向に延長したガイドブシュ(21)に押込まれており、かつハウジング(30)の内面(58)の方に向いており、
    一方半径方向摺動体(40)のばね負荷を受けた接触面(42)が、ハウジング(30,38)の円筒形外面(57)にあることを特徴とする、請求項1記載の装置。
  3. 過負荷係止部(60,60’)において、半径方向摺動体(40)に作用するばね負荷(53)が、連結面(16,46)をその連結位置に、かつ係止面(35,45)をその釈放位置に移すようにすることを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. シリンダ心(10)をゼロ位置(N)において及び暴力的な回転(62)の際に、シリンダガイド(20)によって係止するが、かぎ回転(69,69’)の際に、シリンダガイド(20)を釈放する過負荷係止部(60’)において、
    半径方向通口(37’)が、シリンダガイド(20)の壁を貫通し、かつ押し棒(61’)の内側半径方向端部のための半径方向切り欠き(27’)が、シリンダ心(10)の周面(18)に、又はこれに軸線方向に続く心ピン(11)に押込まれており、かつシリンダガイド(20)の内面の方に向いており、
    一方半径方向摺動体(40’)のばね負荷を受けた接触面(42’)が、シリンダガイド(20)の外面にあり、
    かつハウジング(38,30)の内面(58)に係止切り欠き(71)が押込まれており、この係止切り欠きが、シリンダ心(10)のゼロ位置(N)においてここにおける半径方向切り欠き(27’)に対向しており、かつこの係止切り欠き内に、かぎ回転(73,73’)によって引起こされた過負荷係止部(60’)の自由回転位置において押し棒(61’)の外側半径方向端部が侵入し、かつそれによりシリンダガイド(20)をハウジング(38,30)内に固定することを特徴とする、請求項1記載の装置。
  5. 過負荷係止部(60’)において、半径方向摺動体(40’)に作用するばね負荷(53’)が、連結面(16’,46’)をその連結解除位置に、かつ係止面(35’,45’)をその拘束位置に移すようにすることを特徴とする、請求項4記載の装置。
  6. 連結面(16,46’)が、一方において半径方向突起(43)からなり、この突起が、なるべく半径方向摺動体(40’)にあり、かつ他方において半径方向凹所(48)によって形成されており、この凹所が、なるべくシリンダ心(10)に、又はこれを延長した心ピン(11)に押込まれていることを特徴とする、請求項1又は4又は5に記載の装置。
  7. 共同動作する両方の連結面が、一方において突起(43)における両方の側方側面(16’)により、かつ他方において凹所(48)の両方のストッパ作用する端部(46’)によって形成されていることを特徴とする、請求項6記載の装置。
  8. 連結位置において過負荷係止部(60’)において、突起(43)の一方の側面(16’)とこれに対応する凹所(48)のストッパ端部(46’)との間に空いたすき間(72)があり、このすき間が、半径方向切り欠き(27’)から押し棒(61’)の内側半径方向端部を持ち上げる際のシリンダ心(10、11)の回転行程(73,73’)に少なくとも等しいことを特徴とする、請求項7記載の装置。
  9. 押し棒がローラ(61,61’)であることを特徴とする、請求項1ないし8の1つに記載の装置。
  10. 半径方向に弾性を有する係止突起(22)が、ハウジング(30)の壁穴(26)を通ってハウジング内面から突出しており、かつハウジング(30)内におけるシリンダガイド(20)のゼロ位置(N)が、この係止突起(22)と係止凹所(23)との噛み合いによって固定されており、この係止凹所が、シリンダガイド(20)の周面(24)に押込まれていることを特徴とする、請求項1ないし9の1つに記載の装置。
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