JP3691741B2 - 建設機械用キャブ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーン等に好適に用いられる建設機械用キャブに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、建設機械としての油圧ショベルは、下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前部に俯仰動可能に設けられた作業装置とによって大略構成されている。また、上部旋回体のフレーム上にはオペレータが乗車する運転室としてのキャブが設けられている。
【0003】
この油圧ショベル用キャブは、下側のベースフレーム、左,右のフロントピラーおよび上側のフロント連結フレームによって前側が開口したキャブフレームと、弾性材料からなり該キャブフレームの前側開口の内側に取付けられた弾性枠体と、縁部が該弾性枠体に当接するように前記キャブフレームの前側開口の下側部分に固定された下側フロントガラスと、上側フロントガラスが備えられて前記キャブフレームの前側に閉窓位置と開窓位置の間で移動可能に設けられ、閉窓位置では該上側フロントガラスの縁部が前記弾性枠体によってシールされるフロントウィンドとによって大略構成されている。
【0004】
また、フロントウィンドの下端部には、左,右方向に延びて中間シール部材が設けられ、該中間シール部材は、フロントウィンドを前側に移動して閉窓位置に配置したときに、下側フロントガラスの上縁部に前,後方向から挟むように当接することにより、該下側フロントガラスと上側フロントガラスとの間をシールするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術による油圧ショベル用キャブでは、フロントウィンドを閉窓位置に配置したときには、フロントウィンドの下端部に設けられた中間シール部材が下側フロントガラスの上端縁を前,後方向から挟むように当接するから、中間シール部材の前側部分は、下側フロントガラス、上側フロントガラスよりも前側に突出する構造となっている。
【0006】
このため、フロントウィンドを閉窓した状態では、中間シール部材と下側フロントガラスとの間、中間シール部材と上側フロントガラスとの間にそれぞれ段差部が形成され、これらの段差部は、それぞれ弾性枠体との間に隙間を形成する。
【0007】
従って、例えば雨中で作業を行った場合には、上側フロントガラスを流れる雨水が前述した各隙間のうち、上側の隙間を通ってキャブ内に浸入してしまい、防水面における信頼性が低下するという問題がある。
【0008】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、フロントウィンドを閉窓した状態で雨水等が浸入するのを防止し、防水面における信頼性を向上することができるようにした建設機械用キャブを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明による建設機械用キャブは、下側のベースフレーム、左,右のフロントピラーおよび上側のフロント連結フレームによって前側が開口したキャブフレームと、弾性材料からなり該キャブフレームの前側開口の内側に取付けられた弾性枠体と、縁部が該弾性枠体に当接するように前記キャブフレームの前側開口の下側部分に固定された下側フロントガラスと、上側フロントガラスが備えられて前記キャブフレームの前側に閉窓位置と開窓位置の間で移動可能に設けられ、閉窓位置では該上側フロントガラスの縁部が前記弾性枠体によってシールされるフロントウィンドと、該フロントウィンドの下端部に左,右方向に延びて設けられ、該フロントウィンドの閉窓位置で前記下側フロントガラスの上縁部に当接して上,下のフロントガラス間をシールする中間シール部材とを備えている。
【0010】
そして、上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、中間シール部材の左,右位置には、フロントウィンドを閉窓位置に配置したときに当該中間シール部材と弾性枠体との間に形成される隙間を閉塞する閉塞部材を設けたことにある。
【0011】
このように構成したことにより、フロントウィンドを前側に移動して閉窓位置に配置したときに、中間シール部材と弾性枠体との間に隙間が形成されることがあるが、閉塞部材はこの隙間を閉塞するから、例えば雨中で作業を行った場合でも、雨水がキャブ内に浸入するのを防止することができる。
【0012】
請求項2の発明によると、左,右の閉塞部材は、中間シール部材と一体的に形成したことにある。
【0013】
このように構成したことにより、左,右の閉塞部材と中間シール部材との間の隙間がなくなるから、雨水等の浸入をより確実に防止することができる。また、各閉塞部材は、中間シール部材をフロントウィンドに取付けるときに、該中間シール部材と一緒に取付けることができる。
【0014】
請求項3の発明によると、左,右の閉塞部材は、上側から下側に向け内側に傾斜したほぼ三角形の板状突起として形成したことにある。
【0015】
このように構成したことにより、左,右の閉塞部材には、上側から下側に向け内側に傾斜した傾斜部が形成されるから、この傾斜部は、上側フロントガラスを流れ落ちる雨水等を、閉塞部材の外側に形成される隙間と反対側に案内することができる。
【0016】
請求項4の発明によると、中間シール部材の左,右の端部は、弾性枠体に重なる部分を上側に向けて滑らかな斜面として形成したことにある。
【0017】
このように構成したことにより、中間シール部材と上側フロントガラスとの間には、滑らかな斜面によって殆ど段差が形成されないから、フロントウィンドを前側に移動して閉窓位置に配置したときには、中間シール部材と弾性枠体との間の隙間を小さくすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態による建設機械用キャブを油圧ショベルに適用した場合を例に挙げて図1ないし図12に従って詳細に説明する。
【0019】
1は油圧ショベルの下部走行体、2は該下部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体をそれぞれ示し、前記上部旋回体2の前部には土砂の掘削作業等を行う作業装置3が俯仰動可能に設けられている。
【0020】
また、上部旋回体2は、旋回フレーム4と、該旋回フレーム4の前部左側に搭載された後述のキャブ11と、図2、図3に示すように該キャブ11の右側から後側に亘って旋回フレーム4上に設けられた外装カバー5と、前記旋回フレーム4の後端部に取付けられたカウンタウエイト6と、前記キャブ11の後側に位置して旋回フレーム4上に左,右方向に延在する横置き状態に搭載されたエンジン7等によって大略構成されている。
【0021】
11は旋回フレーム4の前部左側に搭載されたキャブで、該キャブ11は、オペレータが乗車する運転室を画成するもので、内部には運転席、各種レバー類(いずれも図示せず)等が配設されている。そして、キャブ11は、図4ないし図6に示す如く、後述するキャブフレーム12、ドア38、リヤパネル40、サイドパネル41、ルーフパネル42、フロントウィンド48等によって大略構成されている。
【0022】
12はキャブ11の骨組み構造体をなすキャブフレームで、該キャブフレーム12は、図6、図7に示すように、後述のベースフレーム13、フロントピラー22,23、リヤピラー24,25、ルーフピラー26,27、フロント連結部材28,29、リヤ連結部材30,31、フロント連結フレーム32、リヤ連結フレーム33、センタピラー35等によって構成されている。なお、左,右対称形状となるフロントピラー、リヤピラー、ルーフピラー、フロント連結部材、リヤ連結部材の詳細形状については、右側に配置された部材を図示し、左側の部材の符号を括弧内に記載している。
【0023】
13はキャブ11のベースをなすベースフレームで、該ベースフレーム13は、前部左側、前部右側、後部左側、後部右側のコーナ部にそれぞれ配設された4個の取付ベース14,15,16,17と、該各取付ベース14,15,16,17間を接続する左,右の縦フレーム18,19、前,後の横フレーム20,21とによって枠体状に形成されている。
【0024】
22はベースフレーム13の前側に位置して左側のコーナ部に配置された左フロントピラー、23はベースフレーム13の前側に位置して右側のコーナ部に配置された右フロントピラーをそれぞれ示し、左フロントピラー22、右フロントピラー23は、前側に向けてほぼく字形状に湾曲し、組立てられたときに左,右方向の内側となる面に後述するフロントウィンド48のローラ52を案内するローラ溝22A,23Aが一体成形されている。
【0025】
ここで、左フロントピラー22、右フロントピラー23は、例えば断面円形状をなした1本の中空鋼管を用い、当該鋼管に例えば複数個のローラ間を通す引抜き加工を施し、この中空鋼管をローラ溝22A,23Aが一体成形された断面ほぼコ字形状の異形鋼管として加工することにより構成されている。
【0026】
また、各フロントピラー22,23には、図8、図9に示すように、長さ方向の中間部に位置して取付穴22B,23Bが設けられている。そして、取付穴22B,23Bには、後述のフロントウィンド48を閉じたときの終点位置を定めるために別部材からなるストッパ22C,23Cが取付けられている。さらに、各ストッパ22C,23Cには、フロントウィンド48を閉じたときに、該フロントウィンド48の上側フロントガラス50下部側を後述する弾性枠体43に押付けるように前側に案内する溝部22C1,23C1が形成されている。また、左,右のフロントピラー22,23には、図10、図11に示す如く、ローラ溝22A,23Aの前側に位置して後述の弾性枠体43が取付けられる凸条縁部22D,23Dが一体的に形成されている。
【0027】
このように構成された左フロントピラー22は、その下端側が左前取付ベース14に溶接手段によって固着されている。また、右フロントピラー23は、その下端側が右前取付ベース15に溶接手段によって固着されている。
【0028】
一方、24はベースフレーム13の後側に位置して左側のコーナ部に配置された左リヤピラー、25はベースフレーム13の後側に位置して右側のコーナ部に配置された右リヤピラーをそれぞれ示し、該各リヤピラー24,25は、上側に対して下側が前方にずれるように緩やかに屈曲して形成され、例えばフロントピラー22,23と同様に、それぞれ1本の異形鋼管によって構成されている。そして、左リヤピラー24は、その下端側が左後取付ベース16に溶接手段によって固着されている。また、右リヤピラー25は、その下端側が右後取付ベース17に溶接手段によって固着されている。
【0029】
26は左フロントピラー22と左リヤピラー24の上部を前,後方向に延びて設けられた左ルーフピラー、27は右フロントピラー23と右リヤピラー25の上部を前,後方向に延びて設けられた右ルーフピラーをそれぞれ示し、左ルーフピラー26、右ルーフピラー27は、長さ方向の中間部が上側に突出するように緩やかに湾曲している。また、左ルーフピラー26、右ルーフピラー27には、左,右方向の内側となる面にフロントウィンド48のローラ52を案内するローラ溝26A,27Aが一体成形されている。
【0030】
ここで、左ルーフピラー26、右ルーフピラー27には、例えば前述した左フロントピラー22、右フロントピラー23と同様の異形鋼管が用いられ、いずれも1本の異形鋼管に曲げ加工を施して湾曲させることにより形成されている。
【0031】
そして、左ルーフピラー26は、前端部が後述の左フロント連結部材28を介して左フロントピラー22の上端部に取付けられ、後端部が後述の左リヤ連結部材30を介して左リヤピラー24の上端部に取付けられている。一方、右ルーフピラー27は、前端部が後述の右フロント連結部材29を介して右フロントピラー23の上端部に取付けられ、後端部が後述の右リヤ連結部材31を介して右リヤピラー25の上端部に取付けられている。
【0032】
28は左フロントピラー22と左ルーフピラー26との間に設けられた左フロント連結部材、29は右フロントピラー23と右ルーフピラー27との間に設けられた右フロント連結部材をそれぞれ示し、該左フロント連結部材28、右フロント連結部材29は、円弧状に湾曲する角筒形状をなしている。
【0033】
ここで、左,右のフロント連結部材28,29には、図8、図9に示す如く、左,右方向の内側となる面に、フロントピラー22,23のローラ溝22A,23Aとルーフピラー26,27のローラ溝26A,27Aに連続するローラ溝28A,29Aが形成され、該ローラ溝28A,29Aのほぼ中間位置には、フロントウィンド48を閉じたときに、該フロントウィンド48の上側フロントガラス50上部側を弾性枠体43に押付けるように前側に案内する溝部28A1,29A1が形成されている。
【0034】
そして、左フロント連結部材28は、一端側を左フロントピラー22の上端に嵌合して溶接手段によって固着し、他端側を左ルーフピラー26の前端に嵌合して溶接手段によって固着することにより、左フロントピラー22と左ルーフピラー26とを連結している。一方、右フロント連結部材29は、一端側を右フロントピラー23の上端に嵌合して溶接手段によって固着し、他端側を右ルーフピラー27の前端に嵌合して溶接手段によって固着することにより、右フロントピラー23と右ルーフピラー27とを連結している。
【0035】
次に、30は左リヤピラー24と左ルーフピラー26との間に設けられた左リヤ連結部材、31は右リヤピラー25と右ルーフピラー27との間に設けられた右リヤ連結部材をそれぞれ示し、該左リヤ連結部材30、右リヤ連結部材31は、内部が中空な箱体状に形成されている。
【0036】
そして、左リヤ連結部材30は、前面側を左ルーフピラー26の後端に嵌合して溶接手段によって固着し、下面側を左リヤピラー24の上端に嵌合して溶接手段によって固着することにより、左リヤピラー24と左ルーフピラー26とを連結している。一方、右リヤ連結部材31は、前面側を右ルーフピラー27の後端に嵌合して溶接手段によって固着し、下面側を右リヤピラー25の上端に嵌合して溶接手段によって固着することにより、右リヤピラー25と右ルーフピラー27とを連結している。
【0037】
32はキャブフレーム12の前部上側に設けられたフロント連結フレーム(図7中に図示)で、該フロント連結フレーム32は、左,右方向に延びる長尺な板体からなり、その長さ方向にコ字形状の折曲げ加工が施されている。そして、フロント連結フレーム32は、その両端の取付部が左,右のフロント連結部材28,29に溶接手段によって固着され、これにより、各フロント連結部材28,29を介して各フロントピラー22,23の上側を左,右方向に連結している。
【0038】
33はキャブフレーム12の後部上側に設けられたリヤ連結フレームで、該リヤ連結フレーム33は、左,右方向に延びて設けられ、その両端の取付部が左,右のリヤ連結部材30,31に溶接手段によって固着され、これにより、各リヤ連結部材30,31を介して各リヤピラー24,25の上側を左,右方向に連結している。
【0039】
34はキャブフレーム12の後部に位置してリヤ連結フレーム33の下側に離間して設けられた他の連結フレームで、該連結フレーム34は、左,右方向に延びて設けられ、その両端側が左,右のリヤピラー24,25の上,下方向中間部に溶接手段によって固着され、これにより、各リヤピラー24,25の中間部を左,右方向に連結している。
【0040】
35はキャブフレーム12の左側面側に設けられたセンタピラーで、該センタピラー35は、ほぼL字形状にプレス加工された内側パネル36と外側パネル37とを溶接手段によって固着することによって中空の板体として形成されている。また、センタピラー35は、上,下方向に延びたピラー部35Aと、該ピラー部35Aの下部側から後方に延びたサイドパネル部35Bとからなっている。
【0041】
このように構成されたセンタピラー35は、ピラー部35Aが前,後方向の中間位置に配置され、該ピラー部35A、サイドパネル部35Bの下端部がベースフレーム13の左縦フレーム18に溶接手段によって固着され、ピラー部35Aの上端部が左ルーフピラー26に溶接手段によって固着されている。
【0042】
38はセンタピラー35と左フロントピラー22との間に設けられたドアで、該ドア38は、図4に示す如く、後部側がセンタピラー35にヒンジ39,39を介して開閉可能に蝶着されている。
【0043】
40はキャブフレーム12の後面側を覆うように左,右のリヤピラー24,25に亘って設けられた金属板からなるリヤパネル、41はキャブフレーム12の右側面側を覆うように縦フレーム19、右フロントピラー23、右リヤピラー25に固着された金属板からなるサイドパネル、42は左,右のルーフピラー26,27、フロント連結フレーム32、リヤ連結フレーム33に固着された金属板からなるルーフパネルをそれぞれ示している。
【0044】
43はキャブフレーム12の前側に設けられた弾性枠体で、該弾性枠体43は、例えばゴム等の弾性材料によって環状をなし、ベースフレーム13の前横フレーム20前端、左,右のフロントピラー22,23の凸条縁部22D,23D、フロント連結フレーム32(ルーフパネル42)前端を縁どるように、これらに嵌着されている。そして、弾性枠体43は、後述のフロントガラス44,50、中間シール部材54の斜面59が押付けられることにより弾性変形しつつ、これらとの間を液密にシールし、外部からキャブ11内に雨水等が浸入するのを防止するものである。
【0045】
44は左,右のフロントピラー22,23の下側寄りに設けられた下側フロントガラスで、該下側フロントガラス44は、下側の縁部と左,右の縁部が弾性枠体43に内側から押付けられ、この状態で各フロントピラー22,23等に固定されている。
【0046】
また、45はリヤ連結フレーム33とリヤパネル40との間に位置して左,右のリヤピラー24,25に取付けられたリヤガラス、46はセンタピラー35と左リヤピラー24との間に設けられた左サイドガラス、47は右フロントピラー23、右リヤピラー25間に設けられた右サイドガラスをそれぞれ示している。
【0047】
48はキャブフレーム12の前面側に設けられたフロントウィンドで、該フロントウィンド48は、図7に示す如く、後述するウィンドフレーム49、上側フロントガラス50、ローラ52、ロック装置53等によって構成されている。
【0048】
49は各フロントピラー22,23と各ルーフピラー26,27との間で移動可能なウィンドフレームで、該ウィンドフレーム49は、断面コ字形状のフレームを上,下方向に延びた長方形状に組むことにより枠体状に形成されている。また、ウィンドフレーム49の下端部には、図10、図11に示す如く、後述の中間シール部材54を取付けるための嵌着フレーム49Aが左,右方向に延びて取付けられている。
【0049】
50はウィンドフレーム49に設けられた上側フロントガラスで、該上側フロントガラス50は、取付枠体51を介してウィンドフレーム49前面に取付けられている。
【0050】
52,52,…はウィンドフレーム49の角隅部に設けられた4個のローラで(図7参照)、該各ローラ52は、フロントピラー22,23のローラ溝22A,23A、ルーフピラー26,27のローラ溝26A,27Aおよびフロント連結部材28,29のローラ溝28A,29Aに移動可能に係合している。
【0051】
53はウィンドフレーム49の上側に設けられたロック装置で、該ロック装置53は、フロントウィンド48を左,右のフロントピラー22,23間に配置した閉窓位置(図8に示す位置)と、フロントウィンド48を上側に持上げて移動し、左,右のルーフピラー26,27間に配置した開窓位置(図9に示す位置)とで、それぞれキャブフレーム12側に係合してロックし、フロントウィンド48の開閉操作を規制するものである。
【0052】
このように構成されたフロントウィンド48は、当該フロントウィンド48を開窓位置から閉窓位置に移動するときには、下側のローラ52,52は、フロントピラー22,23のストッパ22C,23Cに形成された溝部22C1,23C1に案内されて下側に移動する。また、上側のローラ52,52は、フロント連結部材28,29のローラ溝28A,29Aに形成された溝部28A1,29A1に案内されて前側に移動する。これにより、フロントウィンド48は、全体が左,右のフロントピラー22,23間を移動し、上側フロントガラス50の縁部が弾性枠体43に内側から押付けられる。この状態では、弾性枠体43は、上側フロントガラス50の縁部と密着し、雨水等の浸入を防止する。また、フロントウィンド48を閉窓したときには、該フロントウィンド48の下端部に設けられた後述の中間シール部材54が下側フロントガラス44の上縁部に当接する。
【0053】
一方、フロントウィンド48は、閉窓位置から上側に持上げることにより、左,右のルーフピラー26,27間の開窓位置に配置することができる。
【0054】
次に、54はフロントウィンド48の下端部に左,右方向に延びて設けられた中間シール部材で、該中間シール部材54は、例えば弾性を有するスポンジ状のゴム材料、構成樹脂材料等によって形成されている。また、中間シール部材54は、図10、図11に示す如く、左,右方向に延びる中空形状のシール本体55と、該シール本体55の後部上側に左,右方向に延びて設けられた取付突部56と、前記シール本体55の前部から上向きに突出して左,右方向に延びた上側突起57と、前記シール本体55の前部から下向きに突出して左,右方向に延びた下側突起58とによって大略構成されている。
【0055】
そして、中間シール部材54は、取付突部56をウィンドフレーム49の嵌着フレーム49A内に嵌着し、上側突起57を上側フロントガラス50前面に接着することにより、フロントウィンド48の下端部に取付けられている。これにより、中間シール部材54は、フロントウィンド48を閉窓したときに、下側フロントガラス44の上縁部に下側突起58とシール本体55とによって挟むように当接し、上側フロントガラス50と下側フロントガラス44との間をシールするものである。
【0056】
ここで、上側突起57の左,右の端部は、フロントウィンド48を閉窓したときに弾性枠体43に重なる部分が、上側に向けて滑らか(緩やか)な斜面59,59となっている。そして、各斜面59は、弾性枠体43に当接したときに当該弾性枠体43との間に形成される隙間を小さくするものである。
【0057】
60,60は中間シール部材54の左,右位置に設けられた閉塞部材で、該各閉塞部材60は、フロントウィンド48を前側に移動して閉窓したときに、弾性枠体43に近接する位置、即ち、上側突起57と斜面59との段差部分に一体的に形成されている。また、閉塞部材60は、上側から下側に向け内側に傾斜した傾斜部60Aを有するほぼ三角形の板状突起として形成されている。
【0058】
そして、閉塞部材60は、図12に示す如く、フロントウィンド48を前側の閉窓位置に移動したときに、弾性枠体43と中間シール部材54との間に形成された隙間Gを二点鎖線で示すように閉塞し、この隙間Gからキャブ11内に雨水等が浸入するのを防止するものである。
【0059】
また、閉塞部材60をほぼ三角形状に形成し、傾斜部60Aを左,右方向の内側に配置することにより、上側フロントガラス50を流れ落ちる雨水を傾斜部60Aによって隙間Gとは反対側に案内することができる。
【0060】
本実施の形態による油圧ショベルは上述の如き構成を有するもので、次に、その作動について説明する。
【0061】
まず、作業現場等ではキャブ11内でオペレータが走行用レバーを傾転操作することにより、例えば下部走行体1を前進、後退させる。そして、土砂の掘削作業等を行うときには、作業用レバーを傾転操作して作業装置3を作動させたり、上部旋回体2を旋回動作させる。
【0062】
また、雨中で作業を行う場合には、上側フロントガラス50を雨水が流れ落ちるが、弾性枠体43と中間シール部材54との間の隙間Gは、斜面59によって小さくなっており、しかも、閉塞部材60によって閉塞されているから、キャブ11内への雨水の浸入を確実に防止することができる。
【0063】
かくして、本実施の形態によれば、中間シール部材54の左,右位置には、フロントウィンド48を閉窓位置に配置したときに中間シール部材54と弾性枠体43との間の隙間Gを閉塞する閉塞部材60,60を設けているから、フロントウィンド48の閉窓位置で中間シール部材54と弾性枠体43との間に隙間Gが形成されたとしても、閉塞部材60によってこの隙間Gを閉塞することができる。この結果、例えば雨中で作業を行った場合でも、外部の雨水が隙間Gからキャブ11内に浸入するのを防止することができ、防水面における信頼性を向上することができる。
【0064】
また、左,右の閉塞部材60は、中間シール部材54と一体的に形成しているので、閉塞部材60と中間シール部材54との間の隙間をなくすことができ、キャブ11内への雨水等の浸入をより確実に防止することができる。また、閉塞部材60は、中間シール部材54と一緒にフロントウィンド48に取付けることができ、組立作業性を向上することができる。
【0065】
さらに、閉塞部材60は、上側から下側に向け内側に傾斜したほぼ三角形の板状突起として形成しているので、閉塞部材60の傾斜部60Aによって、上側フロントガラス50を流れ落ちる雨水等を、隙間Gと反対側に案内することができ、この点においても、雨水の浸入を防止することができる。
【0066】
一方、上側フロントガラス50の前面側に配置された上側突起57の左,右の端部、即ち、フロントウィンド48を閉窓位置に配置したときに弾性枠体43に重なる部分は、上側に向けて滑らかな斜面59,59としているから、この斜面59によって弾性枠体43との間に形成される隙間を小さくすることができ、さらなる防水効果を発揮することができる。
【0067】
なお、実施の形態では、中間シール部材54と閉塞部材60,60とを一体的に形成するものとして説明したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば中間シール部材54と閉塞部材60とを別個に設け、接着手段等を用いて一体的に固着する構成としてもよい。
【0068】
また、実施の形態では、フロントピラー22,23とルーフピラー26,27とをフロント連結部材28,29を介して連結し、リヤピラー24,25とルーフピラー26,27とをリヤ連結部材30,31を介して連結した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えばフロントピラーとルーフピラー、リヤピラーとルーフピラーとを直接溶接手段等により固着して連結する構成としてもよい。
【0069】
また、実施の形態では、フロントピラー22,23、リヤピラー24,25、ルーフピラー26,27等を中空鋼管を用いて形成した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば各ピラーをプレス成形されたパネル材を溶接することによって形成してもよい。
【0070】
さらに、実施の形態では、建設機械用キャブとして油圧ショベルのキャブ11を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば油圧クレーン等の他の建設機械用キャブにも適用することができる。
【0071】
【発明の効果】
以上詳述した通り、請求項1の発明によれば、中間シール部材の左,右位置には、フロントウィンドを閉窓位置に配置したときに当該中間シール部材と弾性枠体との間に形成される隙間を閉塞する閉塞部材を設けているので、フロントウィンドを前側に移動して閉窓位置に配置したときに、中間シール部材と弾性枠体との間に隙間が形成されることがあるが、閉塞部材は、この隙間を閉塞することができる。この結果、例えば雨中で作業を行った場合でも、雨水がキャブ内に浸入するのを防止することができ、防水面における信頼性を向上することができる。
【0072】
請求項2の発明によれば、左,右の閉塞部材は、中間シール部材と一体的に形成しているので、左,右の閉塞部材と中間シール部材との間の隙間がなくなるから、雨水等の浸入をより確実に防止することができる。また、各閉塞部材は、中間シール部材をフロントウィンドに取付けるときに、該中間シール部材と一緒に取付けることができ、組立作業性を向上することができる。
【0073】
請求項3の発明によれば、左,右の閉塞部材は、上側から下側に向け内側に傾斜したほぼ三角形の板状突起として形成しているので、左,右の閉塞部材は、上側から下側に向け内側に傾斜した傾斜部によって、フロントガラスを流れ落ちる雨水等を、閉塞部材の左,右方向の外側に形成される隙間と反対側に案内することができ、この点においても防水性を高めることができる。
【0074】
請求項4の発明によれば、中間シール部材の左,右の端部は、弾性枠体に重なる部分を上側に向けて滑らかな斜面として形成しているので、中間シール部材と上側フロントガラスとの間には、滑らかな斜面によって殆ど段差が形成されない。これにより、フロントウィンドを前側の閉窓位置に配置したときには、中間シール部材と弾性枠体との間の隙間を小さくすることができ、キャブ内への雨水の浸入を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に適用される油圧ショベルを示す正面図である。
【図2】油圧ショベルを作業装置を省略した状態で拡大して示す左側面図である。
【図3】図2に示す油圧ショベルの平面図である。
【図4】図1中のキャブを拡大して示す正面図である。
【図5】図4に示すキャブの左側面図である。
【図6】キャブフレームを示す外観斜視図である。
【図7】キャブフレーム、弾性枠体、フロントウィンド、中間シール部材等を示す分解斜視図である。
【図8】キャブを図5中の矢示VIII−VIII方向から見た拡大断面図である。
【図9】フロントウィンドを開いた状態のキャブを示す図8と同様位置からみた断面図である。
【図10】フロントウィンドを閉窓位置に配置したときの弾性枠体、下側フロントガラス、フロントウィンド、中間シール部材、閉塞部材の関係を図5中の矢示X−X方向から見た要部拡大の断面斜視図である。
【図11】フロントウィンドを少し開いたときの弾性枠体、下側フロントガラス、フロントウィンド、中間シール部材、閉塞部材の関係を図10と同様位置から見た要部拡大の断面斜視図である。
【図12】弾性枠体と中間シール部材との当接状態を図10中の矢示 XII−XII 方向から見た要部拡大断面図である。
【符号の説明】
11 キャブ
12 キャブフレーム
13 ベースフレーム
22 左フロントピラー
23 右フロントピラー
32 フロント連結フレーム
43 弾性枠体
44 下側フロントガラス
48 フロントウィンド
50 上側フロントガラス
54 中間シール部材
59 斜面
60 閉塞部材
60A 傾斜部

Claims (4)

  1. 下側のベースフレーム、左,右のフロントピラーおよび上側のフロント連結フレームによって前側が開口したキャブフレームと、弾性材料からなり該キャブフレームの前側開口の内側に取付けられた弾性枠体と、縁部が該弾性枠体に当接するように前記キャブフレームの前側開口の下側部分に固定された下側フロントガラスと、上側フロントガラスが備えられて前記キャブフレームの前側に閉窓位置と開窓位置の間で移動可能に設けられ、閉窓位置では該上側フロントガラスの縁部が前記弾性枠体によってシールされるフロントウィンドと、該フロントウィンドの下端部に左,右方向に延びて設けられ、該フロントウィンドの閉窓位置で前記下側フロントガラスの上縁部に当接して上,下のフロントガラス間をシールする中間シール部材とを備えた建設機械用キャブにおいて、
    前記中間シール部材の左,右位置には、前記フロントウィンドを閉窓位置に配置したときに当該中間シール部材と前記弾性枠体との間に形成される隙間を閉塞する閉塞部材を設けたことを特徴とする建設機械用キャブ。
  2. 前記左,右の閉塞部材は、前記中間シール部材と一体的に形成してなる請求項1に記載の建設機械用キャブ。
  3. 前記左,右の閉塞部材は、上側から下側に向け内側に傾斜したほぼ三角形の板状突起として形成してなる請求項1または2に記載の建設機械用キャブ。
  4. 前記中間シール部材の左,右の端部は、前記弾性枠体に重なる部分を上側に向けて滑らかな斜面として形成してなる請求項1,2または3に記載の建設機械用キャブ。
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