JP3691003B2 - 測定プローブ用プローブ・チップ・アダプタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、測定プローブ用のプローブ・アダプタに関し、特に、超高周波のシングル・エンド型及び差動型の測定プローブと共に使用できるプローブ・チップ・アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
プローブ・チップ・アダプタは、種々の形式の電気部品をプロービング(信号検出)できるように、測定プローブ用に開発されたアクセサリである。これらアダプタにより、回路基板に設けられた矩形ピン、回路基板上の接地点、表面実装集積回路素子のリード線などとの接続が可能になる。本願特許出願人であるアメリカ合衆国オレゴン州ビーバートンのテクトロニクス・インコーポレイテッドが製造販売しているP6243型能動プローブ10は、図9に示す構成であり、ソケット型プローブ・チップ12と、接地ソケット14とを具えている。なお、かかる従来の能動プローブは、例えば、本願出願人に譲渡されたアメリカ合衆国意匠特許第354923号に示されている。ソケット型プローブ・チップ12の全長は、0.255インチ(6.477mm)であり、その直径は、0.065インチ(1.651mm)である。このプローブ・チップ12に設けられたボア(穴)の直径は、0.038インチ(0.9652mm)であり、その長さは、0.225インチ(5.715mm)である。種々の形式のプローブ・チップ・アダプタをソケット型プローブ・チップ12に挿入して、種々の形式のプロービングが可能となる。
【0003】
位置決め援助型プローブ・チップ・アダプタ16は、例えば、本願出願人に譲渡されたアメリカ合衆国特許第5387872号(日本特許第2709570号に対応)に記載されており、中央ボア20を有するハウジング18を有し、このボア20にプロービング・チップ22を受ける。すなわち、ハウジング18内のボア20を介して、プロービング・チップ22が伸びる。なお、本明細書では、プローブ・チップ及びプロービング・チップという用語を用いるが、これら用語の使い分けは便宜的であり、厳密に区別するものではない。よって、本明細書では、同じ構成要素をプロービング・チップと呼んだり、プローブ・チップと呼んだりする場合もある。ハウジング18は、複数のスロット24を一端に有するように歯の形状に形成され、これらスロットを集積回路素子の複数のリードの間に位置決め可能である。ボア20は、これらスロット24の1個に伸びており、その露出した部分にプロービング・チップ22がくる。プロービング・チップ22の他端は、ハウジング18の他端から伸びたコンタクト・シャフトであり、ソケット型プローブ・チップ12に挿入される。標準プロービング・チップ26は、シャフト28を有し、その一端が尖端30に向かって細くなり、集積回路素子のリードなどをプロービングする。シャフト28の他端は、ソケット型プローブ・チップ12に挿入される。このプロービング・チップ26は、ソケット型プローブ・チップ12と接触するように、円錐形状の突出部32をシャフト28に形成してもよい。アダプタ34は、導電性シャフト38に取り付けられた可撓性の導電性リード36を有するアセンブリであり、導電性シャフト38がソケット型プローブ・チップ12に挿入される。アダプタ40は、一端が矩形ピン・ソケット42であり(図では、ボア部が円形に示めしている)、他端がプローブ・チップ12に挿入される接触シャフト44である。これらアダプタ16、26、34及び40の接触シャフト(プローブ・チップ12と接触するシャフト)の長さは、0.250インチ(6.35mm)のレンジである。これらアダプタは、選択的にプローブ・チップ12に挿入して取り付けられる。
【0004】
上述のプローブ・チップ・アダプタは、図10に示し、本願出願人のテクトロニクス・インコーポレイテッドが製造販売しているP6246型差動プローブの如き差動型プローブ50と一緒にも使用できる。この差動プローブ50は、測定プローブ・ヘッド52を有し、ダブル・ソケット型プロービング・チップ54及び56がプローブ・ヘッド52の鼻端から伸びている。差動プローブと共に使用するときは、一般的に、2個のアダプタが使用しやすいように互いに取り付けられている。例えば、2個の可撓性の導電性リード・アダプタを台形ハウジング58に位置決めし、可撓性の導電性リード60及び62をハウジング58の一端から伸ばし、接触シャフト64及び66をハウジング58の他端から伸ばす。可撓性の導電性リード60及び62の幾何学的ピッチは、表面実装集積回路素子リードと両立性があり、コンタクト・シャフト64及び66の幾何学的ピッチは、測定プローブ50のソケット型プローブ・チップ54及び56と両立性がある。
【0005】
オフセット(された)プロービング・チップ70及び72をプラスチックの如き絶縁材料74に取り付け、プロービング・チップ70及び72を受けるボアを絶縁材料74に設ける。これらボアの中心から中心までの間隔、即ち、幾何学的ピッチにて、接触シャフト76及び78を設けるが、この幾何学的ピッチは、ソケット型プロービング・チップ54及び56と両立性がある。プロービング・チップ70及び72は、そこに形成された湾曲部80及び82を夫々有し、プロービング・チップ84及び86をオフセットして、これらプロービング・チップが表面実装集積回路素子の種々の幾何学的ピッチと一致するようにする。外側に伸びるリブをプロービング・チップ・シャフトに形成し、絶縁材料74内のボアの内面が、そこに挿入されたものと結合するようにして、オフセット・プロービング・チップ70及び72の各々を絶縁材料74に固定する。代わりに、プローブを絶縁材料74に挿入して、この絶縁材料74に接触させた後、プロービング・チップに滑り込む小さな保持具(キーパー)により、プロービング・チップ70及び72の各々を設けてもよい。これら保持具は、プロービング・チップの代わりに、摩擦により維持される。オフセット・プロービング・チップ70及び72も絶縁材料74内で回転可能であり、集積回路素子の幾何学的ピッチと合うように、プロービング・チップの幾何学的ピッチを変更できる。
【0006】
差動矩形ピン・アダプタ90は、一端から伸びるコンタクト・シャフト94及び96を有するハウジング92を具えており、これらコンタクト・シャフトは、差動プローブ・ピン54及び56の幾何学的ピッチと両立性がある。ハウジング92の他端からワイヤ98及び100が伸び、矩形ピン・ソケット102及び104が取り付けられる。この差動プローブは、チップ・サーバー110も具え、差動プローブ・ヘッド52の鼻部にはまる。チップ・サーバー110は、このチップ・サーバーに形成された空洞116に伸びるコンタクト・シャフト112及び114を有する。測定プローブ・ヘッド52の鼻部は、チップ・サーバー110の空洞116にはまり、コンタクト・シャフト112及び114がプローブ・ヘッドのソケット型プローブ・チップ54及び56に挿入される。コンタクト・シャフト112及び114は、ソケット型プローブ・チップ118及び120に夫々接続される。なお、これらソケット型プローブ・チップは、測定プローブ・ヘッドのプローブ・チップ・ソケットと同じである。このアダプタ110は、プローブ・ヘッドのソケット型プローブ・チップ54及び56への過度の摩耗及び破損を防止する。測定プローブ・ヘッドのソケット型プローブ・チップへの過度の摩耗及び破損により、ヘッドの交換が必要になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
プローブ・チップの静電容量(以下、単に容量という)及びインダクタンスは、測定プローブで単一又は複数のソケット型プローブ・チップを用いる際の最大の欠点である。チップの容量及びインダクタンスは、プローブの入力帯域幅を制限する。益々高い周波数で動作する集積回路及びハイブリッド回路を絶えず開発している電子工業分野では、プローブ・チップの容量及びインダクタンスを著しく低下させる新たな形式の測定プローブの開発が求められている。これには、プローブ・チップの長さ及び直径を短くする必要がある。同様に、これら低容量測定プローブ用に長さ及び直径を短くしたプローブ・チップ・アダプタが求められている。これらプローブ・チップ・アダプタは、必然的に、非常に小さなサイズが求められる。しかし、かかる小さなサイズのアダプタは、なくしやすい。
【0008】
よって、低容量測定プローブと両立性のあるプローブ・チップ・アダプタが必要とされている。かかるアダプタは、種々の形式構造に適用可能であり、これらアダプタの長さ及び直径を短くして、付加的なプローブ・チップの容量及びインダクタンスをできるだけ小さくしなければならない。このアダプタは、物理的又は電気的接続性を損なうことなく、プローブの低容量プローブ・チップに繰り返し取り付け可能でなければならない。さらに、プローブ・チップ・アダプタは、サイズが小さいために紛失するのを防止できる形状のホルダが必要である。
【0009】
したがって、本発明は、低容量の測定プローブと両立性があり、種々の形式構造に適用可能であり、プローブ・チップの容量及びインダクタンスが小さく、測定プローブのプローブ・チップに繰り返し取り付け可能であり、紛失防止用のホルダを有する測定プローブ用プローブ・チップ・アダプタの提供にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、測定プローブ用プローブ・チップ・アダプタ(162)であり、測定プローブ(150;250)は、この測定プローブから伸びた少なくとも1個のプロービング・チップ(154;254、256)を有する。プローブ・チップ・アダプタ(162)は、少なくとも1個の導電性要素(180)を具えており、一端にボア(182)を有し、他端にプロービング・コンタクト(184)が形成されている。導電性要素のボア内には、導電性エラストマ(194)が配置されており、導電性要素を測定プローブのプローブ・チップに反復的に固定できるように、この導電性エラストマの引っ張り強度、圧縮ひずみ、硬度、たわみ力、伸び及び回復率が充分である。要素ホルダ(164)は、測定プローブに配置可能であり、測定プローブを受ける空洞(166)が一端に形成されている。少なくとも1個のボア(168)を要素ホルダの他端に形成する。このボア(168)は、空洞(166)に向かって伸び、測定プローブのプロービング・チップ(154;254、256)と位置合わせされている。導電性要素(180)をホルダのボア内に位置決めして、プロービング・チップがエラストマを貫通し、プロービング・コンタクト(184)がホルダから伸びる。
【0011】
導電性要素は、好ましくは、単一の部品として機械加工し、第1部分(224)が導電性要素(180)のボア側の端部に関連し、第2部分(226)が導電性要素のプロービング・コンタクト側の端部に関連する。第1部分の周囲(外周)が第2部分の周囲よりも小さく、第1部分から外側に伸びた肩部(190)を形成して、ホルダ(164)と接触する。代わりに、導電性要素を第1及び第2導電性部材で形成し、第1導電性部材が導電性要素のボア側の端部に関連し、第2導電性部材が導電性要素のプロービング・コンタクト側の端部に関連し、これら第1及び第2導電性部材が互いに結合してもよい。また、第1導電性部材の周囲が第2導電性部材の周囲よりも小さく、第1導電性部材から外側に伸びた肩部を形成して、ホルダと接触する。
【0012】
第2部分又は第2導電性部材のプロービング・コンタクトは、その一端から尖端に向かって先細のシャフト(186)で構成してもよく、また、その他端は、シャフトから外側に伸びる円錐を形成してもよい。その周囲は、第1部分の周囲よりも大きい。プロービング・コンタクトのシャフト(278)は、ある角度で折り曲がってもよい。プロービング・コンタクトの第2部分に、スプリング・コンタクト(216)を受けるボアを有するように構成してもよい。ここでは、プロービング・コンタクトのボアとスプリング・コンタクトとは、0.025インチ(0.635mm)の矩形ピンを受ける寸法である。導電性要素は、好ましくは、この導電性要素のボア側の端部に形成されて外側に伸びるリブ(192)を有する。このリブが、ホルダのボアとかみ合う。要素ホルダは、空洞及び測定プローブ内に配置された少なくとも1対のネスティング戻り止め要素(234、236)を有する機械的取り付け具を具えている。これらネスティング戻り止め要素の一方が空洞内に形成され、ネスティング戻り止め要素の他方が測定プローブに形成される。これらネスティング戻り止め要素は、例えば、ノブ及び窪みとして、又は、リブ及びチャネルとして構成できる。
【0013】
プローブ・チップ・アダプタは、シングル・エンド測定プローブ(150)及び差動測定プローブ(250)の両方と一緒に使用できる。差動プローブと共に使用する場合、プローブ・チップ・アダプタは、第2導電性要素を有し、導電性エラストマがボア内に配置される。要素ホルダは、そこに形成された第2ボアを有し、この第2ボアは、空洞に向かって伸び、差動プローブの第2プロービング・チップと位置合わせされる。第2導電性要素は、第2ホルダのボア内に位置決めされて、第2プロービング・チップが第2導電性要素のエラストマを貫通し、第2導電性要素のプロービング・コンタクトがホルダから伸びる。導電性要素がある角度で折れ曲がったプローブ・チップは、第1幾何学的ピッチの少なくとも第1位置から、第2幾何学的ピッチの第2位置に向かって横方向に移動可能である。
【0014】
本発明の目的、利点及び新規な特徴は、添付図を参照した以下の詳細な説明から一層明らかになろう。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明によるプローブ・チップ・アダプタと共に使用可能な測定プローブ150の斜視図である。この測定プローブ150は、高い帯域幅の回路をプロービングするのに設計された広帯域高周波数測定プローブである。測定プローブ150は、プローブ・ヘッド152を有し、このプローブ・ヘッド152は、その一端から伸びるプロービング・チップ154を有する。同軸ケーブル156は、プローブ・ヘッド152の他端から伸びて、このプローブ・ヘッド152を、オシロスコープ、スペクトラム・アナライザ、ロジック・アナライザなどの測定機器に接続する。プローブ・ヘッド152は、導電性筒状ハウジング158を有し、このハウジング158内に基板が含まれている。能動素子及び受動素子が基板上に設けられ、プローブ入力回路を形成する。プロービング・チップ154及び同軸ケーブル156は、基板に電気的に接続される。絶縁材料が、筒状ハウジング158と、同軸ケーブル156の一部とを包囲する。
【0016】
広帯域及びギガヘルツの周波数レンジを達成するために、プローブ・チップの容量及びインダクタンスを最小に維持する必要がある。この点を達成するために、プロービング・チップ154の長さ及び直径を、できる範囲で最小にする。さらに、基板が筒状ハウジング158の端部から先に延びて、この基板と、プローブ入力における筒状ハウジングとの間の浮遊容量を最小にする。プローブ・チップ・ホルダ160は、筒状ハウジング158の端部に接続され、このホルダ160の空洞が基板を受ける。ホルダ160内にボアを形成してプロービング・チップ154を受けるので、このプロービング・チップ154の一端がホルダ160から伸び、プロービング・チップ154の他端が基板に接続する。このボアの直径は、0.019インチ(0.4826mm)のレンジであり、その長さは、0.060インチ(1.524mm)のレンジである。プロービング・チップ154の直径は、約0.018インチ(0.4572mm)であり、その全長は、0.204インチ(5.275mm)のレンジである。また、このプロービング・チップ154は、ホルダ160の端部から0.107インチ(2.718mm)のレンジで伸びる。測定プローブ・ヘッド152及びプローブ・チップ・ホルダ160は、例えば、本願出願人に譲渡され2000年6月29日出願のアメリカ合衆国特許出願第09/607574号(日本特許出願第2001−163051号:特許公開2002−31649号に対応)にも記載されている。
【0017】
本発明のプローブ・チップ・アダプタ162は、非導電性ホルダ164を有し、このホルダ164は、その一端に空洞166と、この空洞166からホルダ164の他端に伸びるボア168とを有する。このホルダ164は、測定プローブ・ヘッド152の鼻部の上に配置可能であり、ボア168は、プローブ・ヘッド152のプロービング・チップ154と位置合わせ(アライメント)されている。プローブ・アダプタ要素170、172、174及び176で代表的に示す任意の数のアダプタ要素をホルダ164と共に構成して、本発明のプローブ・チップ・アダプタ162を形成できる。先ず、一例としてプローブ・ポイント型アダプタ要素170を参照するが、この側部であって図1の線A−A’に沿う断面図を図2に示す。アダプタ要素170は、導電性要素180を有し、この導電性要素180は、一端に形成されたボア182と、他端に形成されたプロービング・コンタクト184とを有する。好ましくは、ベベル(斜面)183がボアの開口部に形成されて、プロービング・チップ154にアダプタ要素170を配置するのを容易にする。この特定実施例において、プロービング・コンタクト184は、尖端188に向かって先細りになっている。アダプタ要素10のプロービング・コンタクト184の周囲は、アダプタ要素10のボア182側の端部の周囲よりも大きく、ボア182から遠い端部に隣接したアダプタ要素10の外側で、外側に伸びた肩部190を形成する。外側に伸びたリブ192が、ボア182のほぼ中間近傍で、アダプタ要素10の外側に形成されている。このリブ192は、プローブ・ポイント型アダプタ要素170をホルダ164に固定するために設けられている。肩部190を設けて、ホルダ164に接するこの肩部190により、ホルダ164に対するアダプタ要素170の挿入の深さを制限する。導電性要素180のボア182側の端部の外径は、約0.060インチ(1.524mm)であり、このボア182の内径は、約0.040インチ(1.016mm)である。ボア182の深さ(奥行き)は、約0.115インチ(2.921mm)である。肩部190の直径は、約0.072インチ(1.829mm)であり、リブ192の直径は、0.064インチ(1.626mm)である。このリブ192は、ボア182の開口から約0.040インチ(1.016mm)の位置にある。プローブ・コンタクト・シャフト186の直径は、約0.018インチ(0.457mm)であり、そのチップ(尖端)までの全長は、約0.100インチ(2.54mm)である。
【0018】
ボア182内に導電性エラストマ19を配置し、プローブ・ポイント型アダプタ要素170を測定プローブ150のプロービング・チップ154に固定する。導電性エラストマ194は、特定の特性を有する。これら特性は、プロービング・チップ154にプローブ・チップ・アダプタ162を反復的に固定できるようにするのに充分な引っ張り強度、圧縮ひずみ、硬度、たわみ力、伸び、回復率(Percent Recovery)などである。好ましくは、エラストマ19の引っ張り強度が300PSI(Pounds Per Square Inch absolute:ボンド/平方インチ絶対圧力)、即ち、2.07Mpa(パスカル:ニュートン/平方メートル)のレンジであり、最大圧縮ひずみ率が25%であり、硬度が45ショア硬さのレンジであり、25%たわみ力が4lb/in(ポンド/インチ)、即ち、0.71Kg/cmのレンジであり、50%たわみ力が12lb/in、即ち、2.14Kg/cmのレンジであり、伸びが250%のレンジである。圧縮ひずみは、25%のたわみにおけるたわみの百分率で表される。回復率は、100%から、圧縮ひずみ値の4分の1を減算した圧縮ひずみから求まる。圧縮ひずみが25%の場合、回復率は、93.75%である。銀・銅導電フィラー(充填剤)は、好適には、0.008オーム/cmのレンジの体積抵抗率のエラストマに使用される。上述の条件に合う導電性エラストマの一例は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ウォバーンのパーカー・ハニフィン(Parker Hannifin)の一部門であるチョメリクス(Chomerics)が製造販売しているチョ・フォーム(Cho-Form)2.1である。本発明の要旨を逸脱することなく、同様な特性の他の形式の導電性エラストマを用いてもよい。
【0019】
図3は、図1に示す位置決め援助型アダプタ要素172の線B−B’に沿う側面の断面図である。位置決め援助型アダプタ要素172の導電性要素180は、プローブ・ポイント型アダプタ要素170の基本的な構成要素を含んでいると共に、その寸法も同じである。導電性要素180は、その一端に、傾斜したボア182を有し、他端には、先細になったプロービング・コンタクト184が形成されている。ボア182は、上述と同様に導電性エラストマ19で埋まっている。肩部190及びリブ192が上述のように導電性要素180の外側表面上に形成される。非導電性ハウジング196は、その一端に形成された歯198を有し、スロット200ができる。歯198は、集積回路素子の複数のリードの間に位置決めされる。ボア202は、スロット200の1つからハウジング196の他端に伸びて、このハウジング196内に形成される。導電性要素180の先細のプロービング・コンタクト184は、ボア202内に位置決めされ、プロービング・チップ188がスロット200内に伸びる。導電性要素180のボア側の端部は、ハウジング196から外側に伸びて、プロービング・チップ154の位置にくる。
【0020】
図4は、図1に示した可撓性リード型アダプタ要素174の線C−C’に沿った平面の断面図である。この可撓性リード型アダプタ要素174は、導電性要素180を具えており、構造的に上述と類似し、同じ寸法の傾斜ボア182を一端に有する。ボア182は、上述の如く、導電性エラストマ194で埋まっている。肩部190及びリブ192が導電性要素180の外側表面上に形成され、それらの寸法は上述と同じである。導電性要素180のプロービング・コンタクト184の一部が変更されており、平坦部分206を有し、先細の指部208が平坦部分206から上方に伸びている。可撓性の導電性リード210が平坦部分206に位置決めされ、先細指部208が可撓性導電性リード210に圧着されて、このリード210を平坦部分206に固定する。
【0021】
図5は、図1に示した矩形ピン型アダプタ要素176の線D−D’に沿った側部の断面図である。この矩形ピン型アダプタ要素176は、導電性要素180を有し、その一端に、構造的に上述と同様の傾斜ボア182を有する。このボア182は、上述と同様に、導電性エラストマ194が充填されている。肩部190及びリブ192が導電性要素180の外側表面上に形成され、それらの寸法は上述と同じである。プローブ・コンタクト184側の端部にはボア214が形成され、その直径は、スプリング・コンタクト216を受けるに充分な大きさである。このスプリング・コンタクト216は、円形リング218と共に形成してもよく、このリング218から伸びた可撓性指部220の内側に配置される。第2ボア222の直径は、第1ボア214よりも小さい。第2ボア222は、第1ボア214の近傍に形成され、矩形ピンを受ける大きさである。この好適実施例において、ボア214及び222並びにスプリング・コンタクト216の大きさは、0.025インチ(0.635mm)の矩形ピンを受けることができるようになっている。導電性要素180の全長は、約0.270インチ(6.858mm)である。導電性要素180のコンタクト側の端部の直径は、約0.072インチ(1.829mm)であり、ボア214の直径は、約0.051インチ(1.295mm)であり、その深さは、約0.089インチ(2.261mm)である。ボア222の直径は、約0.037インチ(0.939mm)であり、その長さは、0.046インチ(1.168mm)であり、2個のボアを組み合わせた全長は、約0.135インチ(3.429mm)である。スプリング・コンタクト216の一例は、ニューヨーク州オイスタ・ベイのミル・マックス・インコーポレイテッドが製造している部品番号コンタクト47番である。これらボア214、222及びスプリング・コンタクト216の寸法は、0.025インチ(0.635mm)の矩形ピン用のみに限定されず、本発明の要旨を逸脱することなく、異なる寸法の矩形ピンに対して異なる寸法のボア及びスプリング・コンタクトを用いてもよい。
【0022】
導電性要素180は、好ましくは、真鍮、ベリリウム銅、又は類似の導電性材料から機械加工される。ボア182は、ブランク(素材)の一端に機械加工により形成する。このブランクの他端を機械加工して、導電性要素180のプロービング・コンタクト端部を形成する。このブランクを、旋盤や類似の機械装置、例えば、研削盤などで回転させて、プローブ・ポイント型プローブ・チップ・アダプタ170用のプロービング・コンタクトを形成する。可撓性の導電性リード型アダプタ要素174にとって、ブランクのプローブ・コンタクト184側の端部を打ち抜き加工して、平坦部分206及び先細指部208を形成する。矩形ピン型アダプタ要素176では、旋盤や類似の機械装置で回転させて、ブランクのボア182側の端部の材料を除去する。プローブ・コンタクト184側の端部にボアを形成して、スプリング・コンタクト216を受ける。ブランクは、材料の形式に応じて熱処理する。例えば、矩形ピンのプローブ・チップ・アダプタのブランクは、真鍮で形成してもよい。真鍮は、充分な硬度であり、熱処理による利点はない。一方、ベリリウム銅で形成したブランクは、硬度を増すために熱処理が必要である。導電性要素のブランクは、スルファメート・ニッケルの鍍金層の上を金鍍金する。代わりに、導電性要素180は、側部断面図に示すように、第1及び第2導電性部材224及び226で形成してもよい。第1導電性部材224は、導電性要素180のボア182側の端部と関連し、第2導電性部材226は、導電性要素180のプローブ・コンタクト184側の端部と関連する。第1導電性部材224の周囲は、第2導電性部材226の周囲よりも小さい。導電性部材224及び226を加熱処理し、上述の如く鍍金して、鑞付け合金や接着などの既知の接合技術を導電性接着剤などと一緒に用いて一体にして、種々のプローブ・チップ・アダプタを作成する。周囲のサイズが異なる部材を結合して、外側に伸びる肩部190を導電性要素に作る。
【0023】
図6は、図1に示すアダプタ要素ホルダ164の線E−E’に沿った側面の断面図である。このホルダ164の全長は、約0.440インチ(11.176mm)であり、その幅が約0.370インチ(9.398mm)であり、その高さが約0.260インチ(6.604mm)である。空洞166の全体の深さは、約0.345インチ(8.763mm)であり、ボア168の長さは、約0.095インチ(2.413mm)であり、その直径は、約0.062インチ(1.575mm)である。空洞166の開口230における幅は、約0.300インチ(7.72mm)であり、その高さは、約0.190インチ(4.826mm)である。空洞166の首部までの距離は、約0.185インチ(4.699mm)である。ボア168とのインタフェースにおける空洞166の端面132の幅は、約0.080インチ(2.032mm)であり、その高さは、約0.084インチ(2.134mm)である。ホルダ164の広がりは、測定プローブ・ヘッド152のプローブ・チップ・ホルダ160の鼻部に摩擦によって適合する。要素ホルダ164内の参照符号234、及びプローブ・チップ・ホルダ160上の参照符号236で示す種々の形式のネスティング戻り止め要素を設けて、要素ホルダ164をプローブ・チップ・ホルダ160に積極的にラッチする。ある構成においては、要素ホルダは、開口230近傍で空洞166の内側に形成され、対向するノブ(ネスティング戻り止め要素)234を有する。対応する窪み(ネスティング戻り止め要素)236をプローブ・チップ・ホルダ160内に形成する。要素ホルダ164がプローブ・チップ・ホルダ160上に配置されると、窪み236がノブ234を受ける。他の構成では、戻り止め要素は、ホルダの空洞166内で対向するリブと、プローブ・チップ・ホルダ160内のスロットとである。これらノブ又はリブをプローブ・チップ・ホルダ160に設けてもよいし、窪み又はスロットを要素ホルダの空洞166に設けてもよいことが理解できよう。
【0024】
図7は、図1に示した測定プローブと類似の設計特性を有する広帯域高周波数差動測定プローブ250の斜視図を示す。差動測定プローブ250は、プローブ・ヘッド262を有し、その一端から第1及び第2プロービング・チップ254及び256が伸びている。同軸ケーブル258が他端から伸びて、プローブ・ヘッドを、オシロスコープ、スペクトラム・アナライザ、ロジック・アナライザなどの測定機器に接続する。プローブ・ヘッド252は、導電性筒状ハウジング260を有し、このハウジング内に基板を収容する。能動素子及び受動素子を基板上に設けて、プローブ入力回路を形成する。プローブ・チップ254及び256並びに同軸ケーブル258は、基板に電気的に接続される。絶縁材料が、筒状ハウジング260と、同軸ケーブル258の一部分とを包囲する。プローブ・チップ・ホルダ262は、筒状ハウジング260の端部に結合され、基板を有する空洞を有する。第1及び第2ボアは、ホルダ内に形成され、プロービング・チップ254及び256を受けるので、これらプロービング・チップの一端がハウジングから伸びて、他端が基板に接触する。上述の如く、これらボアの直径は、0.019インチ(0.483mm)のレンジであり、長さが0.060インチ(1.524mm)のレンジであり、これらボアの中心から中心の距離が0.100インチ(2.540mm)である。これらプロービング・チップは、全体の直径及び長さが上述のプロービング・チップと同じであり、ホルダの端部からの伸びる長さも上述と同じである。
【0025】
矩形ピン型アダプタ要素27及び可撓性の導電性リード型アダプタ要素27は、上述のアダプタ要素17及び17と同じ設計である。図1のプローブ・ポイント型アダプタ要素170を変更して、ある角度で折れ曲がったプローブ・ポイント型アダプタ要素274及び276を形成する。これらアダプタ要素の詳細を、図7の線F−F’に沿った側部断面図である図8に示す。折れ曲がったプローブ・ポイント型アダプタ要素274及び276の各々は、導電性要素180を有し、その一端に傾斜したボア182が形成される。上述の如き導電性エラストマ194がボア182内に配置される。肩部190及びリブ192は、上述のプローブ・チップ要素170と同様に、導電性要素180のソロ側表面に形成されている。導電性要素180のプローブ・コンタクト184側の端部は、ある角度で折れ曲がったシャフト278を有するが、このシャフト278は、導電性要素180のボア側の端部から伸びている。好適な実施例において、この導電性要素180の中心線からのプロービング・チップ188のたわみ距離は、寸法280で表すと約0.040インチ(1.016mm)である。ある角度で折れ曲がったプローブ・ポイント型アダプタ要素274及び276のたわみ距離により、プローブ・チップ188がプロービング・チップ254及び256の回りで横方向に回転して、これらプローブ・チップ188の間の幾何学的ピッチを種々の寸法にして、異なる幾何学的リード・ピッチで試験点又は素子をプロービングできる。
【0026】
一端にボアを有し、他端にプロービング・コンタクトが形成された導電性要素を具えた測定プローブ用のプローブ・チップ・アダプタについて上述した。導電性エラストマを導電性要素のボア内に配置する。導電性要素を測定プローブのプロービング・チップに反復的に固定できるように、この導電性エラストマは、引っ張り強度、圧縮ひずみ、硬度、たわみ力、伸び及び回復率が充分である。要素ホルダは、測定プローブ上に位置決め可能であり、その一端に測定プローブを受ける空洞が形成されている。要素ホルダの他端には、少なくとも1個のボアが形成されており、このボアが、空洞に向かって伸びると共に、測定プローブのプローブ・チップと位置合わせされている。導電性要素をホルダのボア内に配置して、プローブ・チップがエラストマを貫通し、プロービング・コンタクトがこのホルダから伸びる。導電性要素は、好ましくは、単一の部品として機械加工され、その第1部分がこの導電性要素のボア側の端部と関連し、第2部分が導電性要素のプロービング・コンタクト側の端部と関連している。各部分には、周囲(外周)があり、第1部分の周囲は、第2部分の周囲よりも小さく、第1部分から外側に伸びてホルダに接触する肩部を形成する。代わりに、導電性要素は、この導電性要素のボア側端部と関連した第1導電性部材で形成してもよく、この第1導電性部材の周囲は、導電性要素のプロービング・コンタクト側端部に関連した第2導電性部材の周囲よりも小さい。これら第1及び第2導電性部材を互いに結合して、外側に伸びた肩部を作る。プロービング接点は、その一端にて先細になったシャフトを有するプロービング・チップとして構成してもよいし、ボアを導電性要素内に形成して、0.025インチ(0.635mm)の矩形ピンと両立性のあるスプリング接点を受ける。差動構成のプロービング接点では、プロービング・チップのシャフトがある角度で折れ曲がり、回転可能で、プローブ・チップを分離する構成とし、異なる集積回路リードの幾何学的ピッチに適応できるようにする。このプローブ・チップ・アダプタは、シングル・エンド測定プローブ及び差動測定プローブの両方と一緒に使用可能である。
【0027】
本発明の要旨を逸脱することなく、本発明の上述の実施例の細部において種々の変形変更が可能なことが当業者には理解できよう。
【0028】
【発明の効果】
上述の如く、本発明の測定プローブ用プローブ・チップ・アダプタによれば、低容量測定プローブと両立性があり、種々の形式構造に適用可能であり、プローブ・チップの容量及びインスタンスが小さく、測定プローブのプローブ・チップに繰り返し取り付け可能となる。さらに、プローブ・チップ・アダプタのサイズが小さくても、要素ホルダにより、かかるプローブ・チップ・アダプタを紛失するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による種々のプローブ・チップ・アダプタと共に使用可能な測定プローブの斜視図である。
【図2】本発明によるプローブ・チップ・アダプタに使用するプローブ・チップ要素を示し、図1の線A−A’に沿った側面の断面図である。
【図3】本発明によるプローブ・チップ・アダプタに使用するプローブ・チップ要素を示し、図1の線B−B’に沿った側面の断面図である。
【図4】本発明によるプローブ・チップ・アダプタに使用するプローブ・チップ要素を示し、図1の線C−C’に沿った側面の断面図である。
【図5】本発明によるプローブ・チップ・アダプタに使用するプローブ・チップ要素を示し、図1の線D−D’に沿った側面の断面図である。
【図6】本発明によるプローブ・チップ・アダプタに使用するプローブ・チップ要素を示し、図1の線E−E’に沿った側面の断面図である。
【図7】本発明によるプローブ・チップ・アダプタの種々の実施例と使用可能な差動測定プローブ斜視図である。
【図8】本発明によるプローブ・チップ・アダプタに使用する折れ曲がったプローブ・チップ要素を示し、図7の線F−F’に沿った側面の断面図である。
【図9】ソケット型プローブ・チップ及び関連したプローブ・チップ・アダプタを有する従来の測定プローブを示す斜視図である。
【図10】ソケット型プローブ・チップ及び関連したプローブ・チップ・アダプタを有する従来の差動測定プローブを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 能動プローブ
12 ソケット型プローブ・チップ
14 接地ソケット
16 位置決め援助型プローブ・チップ・アダプタ
26 標準プロービング・チップ
34 プローブ・チップ・アダプタ
40 プローブ・チップ・アダプタ
50 差動型プローブ
52 測定プローブ・ヘッド
54、56 ダブル・ソケット型プロービング・チップ
150 測定プローブ
152 測定プローブ・ヘッド
154 プロービング・チップ
156 同軸ケーブル
158 筒状ハウジング
160 プローブ・チップ・ホルダ
162 プローブ・チップ・アダプタ
164 要素ホルダ
166 空洞
168 ボア
170 プローブ・チップ
172 位置決め援助型アダプタ要素
174 導電性リード型アダプタ要素
176 矩形ピン型アダプタ要素
180 導電性要素
182 ボア
183 ベベル(斜面)
184 プローブ・コンタクト
186 プローブ・コンタクト・シャフト
188 プローブ・チップ
190 肩部
192 リブ
194 導電性エラストマ
198 歯
200 スロット
202 ボア
206 平坦部分
208 先細指部
210 リード
214 ボア
216 スプリング・コンタクト
218 リング
220 可撓性指部
222 ボア
224、226 導電性部材
230 開口
234 ノブ(ネスティング戻り止め要素)
236 窪み(ネスティング戻り止め要素)
250 差動測定プローブ
252 プローブ・ヘッド
254、256 プロービング・チップ
258 同軸ケーブル
260 筒状ハウジング
270 矩形ピン型アダプタ要素
272 導電性リード型アダプタ要素
274、276 プローブ・ポイント型アダプタ要素
278 シャフト
280 寸法

Claims (2)

  1. 測定プローブから延びた少なくとも1個のプロービング・チップを有する上記測定プローブ用のプローブ・チップ・アダプタであって、
    一端にボアを有し、他端にプロービング・コンタクトが形成された少なくとも1個の導電性要素と、
    該導電性要素の上記ボア内に配置され、上記導電性要素を上記測定プローブのプロービング・チップに反復的に固定できるように、引っ張り強度、圧縮ひずみ、硬度、たわみ力、伸び及び回復率が充分である導電性エラストマと、
    上記測定プローブに配置可能で、上記測定プローブを受ける空洞が一端に形成され、上記空洞に向かって伸びると共に上記プロービング・チップと位置合わせされた少なくとも1個のボアが他端に形成された要素ホルダとを具え、
    上記導電性要素は、上記ボア側の端部付近に形成され外側に伸びるリブと、該リブに対して上記端部と反対側に形成され外側に伸びる肩部を有し、上記リブが上記要素ホルダのボアとかみ合い、上記肩部が上記要素ホルダの上記他端と接触して、上記要素ホルダのボア内に位置決めされて、上記プロービング・コンタクトが上記要素ホルダから伸び、
    上記プロービング・チップが上記導電性要素のボア内の上記エラストマに挿入され、上記要素ホルダが上記測定プローブの鼻部に配置されることを特徴とする測定プローブ用プローブ・チップ・アダプタ。
  2. 上記測定プローブは、上記測定プローブから伸びる第1及び第2プロービング・チップを有する差動プローブであり、
    上記プローブ・チップ・アダプタは、上記ボア内に配置された導電性エラストマを有する第2導電性要素を更に具え、
    上記要素ホルダは、上記ホルダに形成され、上記空洞に向かって伸び、上記第2プロービング・チップと位置合わせされた第2ボアを更に有し、
    上記第2導電性要素が上記第2ホルダのボア内に位置決めされて、
    上記第2プロービング・チップが上記第2導電性要素の上記エラストマを貫通し、上記第2導電性要素の上記プロービング・コンタクトが上記ホルダから伸びることを特徴とする請求項1の測定プローブ用プローブ・チップ・アダプタ。
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