JP3690862B2 - 耳処理装置 - Google Patents

耳処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3690862B2
JP3690862B2 JP6081696A JP6081696A JP3690862B2 JP 3690862 B2 JP3690862 B2 JP 3690862B2 JP 6081696 A JP6081696 A JP 6081696A JP 6081696 A JP6081696 A JP 6081696A JP 3690862 B2 JP3690862 B2 JP 3690862B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ear
suction box
pull roller
roller
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6081696A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09254093A (ja
Inventor
達史 世古
昇 草深
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP6081696A priority Critical patent/JP3690862B2/ja
Publication of JPH09254093A publication Critical patent/JPH09254093A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3690862B2 publication Critical patent/JP3690862B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Details Of Cutting Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二軸延伸型あるいは無延伸型のフィルム製造装置、シート製造機械、スリッター機、製紙機械等の長尺な膜の製造設備に使用される耳処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6〜図8には、二軸延伸フィルム製造装置に適用される耳処理装置の従来の1例が示されている。図において、12は延伸されたフィルム、1は耳切断装置であり、同耳切断装置1は図6に示されるように、トリマ機13の下流に設けている。そして同耳切断装置1は、図7に示されるように、下刃6、上刃7及びエアノズル3より構成され、上記上刃7は支点8にて軸支されるとともに、ジョイント9を介してエアシリンダ10に接続され、同エアシリンダ10により支点8廻りに回動可能となっている。上記耳切断装置1の下部にはサクションボックス2が設置されている。上記トリマ機13の上部送りローラ18Aと対接する下部送りローラ18Bと同サクションボックス2との間には、両者間の空隙を少なくするとともに、同ローラ18Bを傷付けぬようにするため、ベークライト等のシール部材30が取り付けられている。
【0003】
上記サクションボックス2のさらに下部には、レセプションローラユニット5が配設されている。同ユニット5は開閉可能な1対のニップローラ5A,5Bからなり、これらのローラ5A,5Bは図示しない速度制限付トルクモータ等により駆動される。4はニップローラ5A,5Bの下方に設けられたセンサであり、光電管、超音波、光、機械式、電磁式などの各種センサが使用される。
【0004】
上記耳処理装置において、通常作業が終えられたフィルム12は、耳トリム装置16にて耳をトリムされる。そして、運転員が操作盤(図示せず)の押釦操作により耳切断装置1のエアシリンダ10を作動させると、上刃7が支点8廻りに回動し、下刃6との間で耳部12aを幅方向に切断する。上刃7の回動開始と同時にエアノズル3より空気噴流を噴出せしめて、耳部12aの切断時に瞬間的に弛んで、上部送りローラ18Aに巻き付こうとする耳部12aを吹き飛ばし、上部送りローラ18Aへの巻付きを阻止する。これと同時に、切断された耳部12aはサクションボックス2の方向へ送り出される。
【0005】
上記のようにして切断された耳部12aはサクションボックス2内に吸引され、開放されているニップローラ5A,5B間の空隙より下方の搬送パイプ20へと導かれる。上記耳部12aが回転駆動されているニップローラ5A,5Bを通過するときセンサ4にてこれを検知し、この検知信号を受けてニップローラ5A,5Bはエアシリンダ等(図示せず)の手段によって閉じられる。このニップローラ5A,5Bは回転駆動されることにより、切断された耳部12aを円滑に下方に送り出すので、耳部12aの弛み等の不具合は発生しない。
【0006】
上記ニップローラ5A,5Bは、速度制限付トルクモータにより駆動されており、上記トリマ機13の駆動速度と同調させることにより、耳部を引張っていない時でも暴走することなく回転されるとともに、そのトルク調整によって耳部12aを適切な張力で安定して送りローラ18A,18Bから引き出し、搬送パイプ20へ送り込む。さらに、延伸機以降の同調増速にあたっても、上記ニップローラ5A,5Bは安定して増速されるので、素速い全体の増速が可能となる。また、上記シール部材30は下部送りローラ18Bとサクションボックス2との空隙を狭めることにより、サクション効果を上昇せしめるとともに、上記耳部12aが下部送りローラ18Bに巻き付こうとするのを引き剥ぐ機能を有する。尚、上記耳部12aの切断搬送操作は操作側と駆動側で同時に行われる。また、上記耳トリム装置16の耳部12aへのナイフ入れ操作は、周知の手段により自動化されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の耳処理装置において、延伸されたフィルム12の両端部を耳トリム装置16により切断して形成される耳部12aは、通常、上記サクションボックス2及び搬送パイプ(吸引パイプ)20を通してクラッシャまで吹流して空送され、ここで小片に粉砕し、再生原料として回収利用される。しかしながら、かかる耳処理装置にあっては、クラッシャ迄の距離が長く、またフィルム12は粘着力があって搬送パイプ20の内面に接着し易いため、サクションボックス2の入口位置での引張り力が不足し、これにより耳部12aに弛みを生じて送りローラ18,18に巻き付くという不具合が発生することがある。図6〜図8に示される従来の装置は、かかる不具合の発生を防止するため、レセプションローラユニット5を用いて、耳部12aを機械的に引張り、サクションボックス2の入口位置までの引張り力を確保しようとするものである。
【0008】
しかしながら、上記従来の装置にあっては、レセプションローラユニット5の位置がサクションボックス2の入口から下方に離れており、またサクションボックス2の入口部の空気流路断面積が大きくなっていることから、サクションボックス2の入口での吸引力が不安定となる。このため、粘着性の強いフィルム12で高速自動運転を行う場合等においては、サクションボックス2の入口で、フィルム12の送りローラ18A,18Bへの巻付きの発生の可能性が依然として残っている。
【0009】
本発明の目的は、粘着性の強いフィルムを高速自動連続運転した場合においても、耳部の送りローラへの巻付きの発生が生ずることなく、信頼性の高い耳処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような問題点を解決するもので、その要旨とする手段は、フィルム等の薄膜体を製造する膜製造装置に適用される耳処理装置であって、上記薄膜体の耳部を長手方向に切断する耳トリム装置と、これを幅方向に切断する耳切断装置と、切断された上記耳部を吸引するサクションボックスと、耳部を強制的に牽引するプルローラユニットと、上記サクションボックスからクラッシャまで上記耳部を搬送する搬送パイプとを備えた耳処理装置において、上記サクションボックスは、上記トリム装置下流の引取ローラに近接して設けられるとともに、上部に入口開口部が、側部に空気取入口が夫々設けられるとともに、内部に空気流を規制するバッフル板が設けられてなり、上記プルローラユニットは、上記サクションボックス内にこれの上部の入口開口部に近接して設けられ、同サクションボックスに支承された固定プルローラと、上記サクションボックスに回転自在に支承され、上記固定プルローラに接脱される可動プルローラとより成り、上記固定プルローラ及び可動プルローラの外周面と上記バッフル板の先端部とを近接せしめてシール可能に構成したことを特徴とする耳処理装置にある。
【0011】
また上記手段において、具体的には上記サクションボックスの空気取入口に、空気の出入りを調整するシャッタを設ける。
【0012】
上記手段によれば、フィルムは引取ローラの前に設けられた耳トリム装置に入り、同耳トリム装置において中央の製品部と端部の耳部とに切り分けられた後、耳部は耳切断装置にて幅方向に切断される。このとき可動プルローラは開位置にあり、上記耳部はサクションボックスの吸引力により同サクションボックス内に導入され、搬送パイプへと送られる状態にある。
【0013】
しかして、上記耳切断装置の作動後、所定時間をおいて可動プルローラが閉じられ、同ローラと固定プルローラとの間で耳部を挟んで、引取ローラ側の耳部に弛みが生じないように牽引する。これにより、引取ローラへの耳部の巻付きの発生が阻止される。
【0014】
これと同時にシャッタが開き、バッフル板間を通る通路から外気を取り入れ、プルローラユニットが閉じたために減少した空気量を補充する。
【0015】
また、上記手段において、上記可動プルローラが、圧縮空気で駆動されるインペラを備えてなることも本発明の好適な具体的手段の1つである。
【0016】
かかる手段によれば、インペラに圧縮空気を吹き付けてこれを回転せしめることにより、可動プルローラの周速がフィルムの走行速度を超えるように加速されて耳部を十分に緊張し、耳部の引取ローラ側における弛みの発生が確実に阻止される。
【0017】
さらに上記手段に加えて、上記固定プルローラ及び可動プルローラを冷却剤により冷却可能に構成する。かかる手段によれば、固定プルローラあるいは可動プルローラが冷却剤により冷却されて降温せしめられ、これによって同ローラと耳部との粘着力が下がり、耳部はローラに接着することなく確実に剥ぎ取られ下流側へと送られる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下図1〜図5を参照して本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1〜図5には本発明の実施形態に係る耳処理装置の構造図が示されている。この耳処理装置は、フィルムの両側に対置されるほぼ対称な2組のユニットより成る。以下の説明は、上記2組のユニットのうち操作側(手前側)のユニットについて行う。
【0019】
図1には上記耳処理装置50の側面図、図2には図1と同方向に視た側面の断面図、図3には図1の左方(Z矢方向)から視た断面図、図4は上部斜視図、図5はシャッタ近傍の構造図であり、図1〜図5において、12は延伸装置(図示せず)より導き出されたフィルム、51は同フィルム12を引取る引取ローラ、52は同引取ローラ51と対をなす押さえローラ、53は上記フィルム12の両端の耳部12aを流れ方向に切り分ける耳トリム装置、54は上記耳部12aを幅方向に切断する耳切断装置である。
【0020】
また、55及び56は上記耳切断装置54の鋏及びこの鋏55を開閉するシリンダ、57は上記耳部12aと引取ローラ51との間に圧縮空気を吹込むエアノズル、60はサクションボックス、64は同サクションボックス60の下部とクラッシャ(図示せず)とを接続する搬送パイプ、70はプルローラユニット、71は上記プルローラユニット70を構成する固定プルローラ、72は可動プルローラである。73及び74はベアリングユニット、75は一対の可動支持板である。
【0021】
上記サクションボックス60は、図2〜図4に示されるように、上記耳部12aの流れに沿った平行な2枚の厚壁板60a及び60b(図3参照)と、これに直交する2枚の薄壁板60c及び60d(図2参照)と、上側のコの字形のカバー60e及びこの下側に設けられたカバー60f(図2及び図4参照)とより成っている。そして上記カバー60e及び60fは、入口に形成された入口開口部60g(図4参照)を備えるとともに、内部に薄板のバッフル板60h及び60i(図2参照)を備えている。上記薄壁板60c及び60dの下半部にはそれぞれシャッタ61を備えた複数の角孔状の空気取入口60k(図5参照)が設けられており、さらにこれの下側は間隔を狭められて搬送パイプ64に接続されている。
【0022】
上記バッフル板60iは、複数の空気孔60jが設けられるとともに、その上端部が櫛状に形成されている。そしてこの櫛歯は、後述する固定ローラ71の溝71aに触れないように差込まれている。また、上記シャッタ61は、図5に示されるように、空気取入口60kと同形の複数の角孔62aを有するスライド板62が、上下をガイド63によって薄壁板60d(又は60c)に摺動自在に支承されている。そして同板スライド62は、その閉時には上記薄壁板60dの空気取入口60kを塞ぎ、開時にはシリンダ64によって移動せしめられて、スライド板62の角孔62aを薄壁板60dの空気取入口60kに一致させ、空気の流通路を開くようになっている。
【0023】
71は固定プルローラ、72は可動プルローラであり、同固定プルローラ71及び可動プルローラ72は同一構造の中空ローラで、図3に示されるように、胴部の外周面には複数の溝71a及び72aを、両側壁には外方に向けて突設された一対の軸71b及び72bをそれぞれ備えている。また上記軸71b及び72bの軸心にはローラ内に開口する水の通路孔が設けられていて、他端に設けたロータリジョイント84(図3)を介して上記ローラ71,72内に冷却水を通すようになっている。
【0024】
上記固定プルローラ71はこれの軸71bを上記サクションボックス60の厚壁板60a及び60bに固設されたベアリングユニット73に回転自在に支承され、軸71bの片側にはプーリ76が固定されていて、歯付きベルト77を介してモータ78によって回転駆動される。また、上記可動プルローラ72は、その軸72bを可動支持板75に固設されたベアリングユニット74に回転自在に支承されている。この可動支持板75は、上記厚壁板60a及び60bに回転自在に支承された支軸79に固定されていて、同可動支持板75の一方と一体に固定されたアーム75aを介して、シリンダ80によって回動せしめられるようになっている。そして、上記可動プルローラ72は、上記可動支持板75と共に揺動し固定プルローラ71と接触してプルローラユニット70を閉じ、また固定プルローラ71から離れてプルローラユニット70を開くことが可能となっている。
【0025】
上記支軸79には上記可動プルローラ72と一体で揺動するバッフル板81(図2参照)が固定されており、このバッフル板81の上端部はバッフル板60iと同様に櫛状に形成されていて、その櫛歯が可動プルローラ72の溝72aに触れないように差込まれている。また上記バッフル板60h及び60iと相俟って、上記プルローラユニット70が開いているときの、入口開口部60gから搬送パイプ64に至る空気通路が形成されている。図1中破線で示すプルローラユニット70は、これが閉じた状態を、また図2中実線で示すプルローラユニット70は、これが開いた状態を示している。上記可動プルローラ72の軸72bには、その両側にインペラ82が夫々固設されていて、このインペラ82はエアノズル83から噴射される圧縮空気によって回転駆動されるようになっている。
【0026】
上記のように構成された耳処理装置50の作動を説明する。図示省略の延伸装置より導き出されたフィルム12は引取りローラ51及び押ローラ52の間を通り、上記耳処理装置50の上を通って、図示省略の下流の巻取装置に送られる。上記耳トリム装置53が作動しフィルム12は中央の製品部と両端の細長い帯状の耳部12aに切り分けられ(図4参照)、次いで上記耳切断装置54が作動して耳部12aがその幅方向に切断される。
【0027】
このとき可動プルローラ72は開いた位置(図2の実線)にあり、搬送パイプ64はエジェクタ(図示せず)の作動によって空気を吸引している。これにより先端を切断されて自由になった耳部12aはサクションボックス60の吸引力に引かれて戻り(図2中のB)、方向を変えて上部の入口開口部60gからサクションボックス60に入り、搬送パイプ64を経てクラッシャ(図示せず)に空送される状態となる。上記耳切断装置54が作動した後、適宜の時間をおいてシリンダ80が作動して可動プルローラ72が閉じ、これと固定プルローラ71との間で耳部12aを挟んで引取ローラ51側の耳部12aに弛みが生じないように機械的に牽引する。
【0028】
このとき、上記引取ローラ51と固定プルローラ71との間の耳部12aは両ローラの接線の位置(図2中のC)に移るが、これがカバー60fと接触することはない。同時に2つのシャッタ61が開き、薄壁板60cの空気取入口60kからバッフル板60iの空気孔60jを通る通路(図1中のD)、及び薄壁板60dの空気取入口60kからバッフル板60hとバッフル板81との間を通る通路(図1中のE)から外気を取入れて、プルローラユニット70が閉じたために減少する空気量を補償し、以降運転中この状態を続ける。
【0029】
また上記可動プルローラ72が耳部12aを挟んだ時に引取ローラ51側の耳部12aに弛みが生じないように、閉じる前に予めエアノズル83からインペラ82に圧縮空気を噴射し、可動プルローラ72の周速をフィルム12の走行速度を超えるように回転加速しておく。57は上記引取ローラ51の直下流に設けられたエアノズルであり、同エアノズル57は上記引取ローラ51と耳部12aとの間に圧縮空気を吹き込んで耳部12aの剥離を助勢する。また、上記固定プルローラ71及び可動プルローラ72は図3のA矢印のように導入される冷却水により冷却され、これによって耳部12aとの間の粘着力を下げる。また上記バッフル板60i及び81の櫛歯状の先がスクレーパとして機能し、耳部12aを確実にローラから剥ぎ取ることができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されており、本発明によれば固定、可動プルローラユニットによる自動送りとサクションボックス及び開閉用シャッタによる自動吸引とにより耳部の処理を自動的に行うことができ、高速自動運転による高速耳処理が実現できる。
【0031】
また、上記プルローラユニットをサクションボックス入口に近接して設けることにより、引取ローラとの距離を短く構成しているので、この間での耳部の弛みの発生が無く、また引取ローラへの耳部の巻付きが無くなり、粘着力の大きいフィルムにおいても高速での連続運転が可能となり、信頼性の高い耳処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る耳処理装置の側面図。
【図2】プルローラユニット近傍の断面図。
【図3】図1のZ矢方向から視た断面図。
【図4】図1における上部からの斜視図。
【図5】シャッタ取付部の斜視図。
【図6】従来の耳処理装置の全体構成図。
【図7】従来の切断装置の側面拡大図。
【図8】従来の切断装置の作用を示す説明図。
【符号の説明】
12 フィルム
12a 耳部
50 耳処理装置
51 引取ローラ
53 耳トリム装置
54 耳切断装置
60 サクションボックス
60g 開口部
60h バッフル板
60i バッフル板
60k 空気取入口
64 搬送パイプ
70 プルローラユニット
71 固定プルローラ
71a 溝
72 可動プルローラ
72a 溝
75 支持板
79 支軸
81 バッフル板
82 インペラ

Claims (4)

  1. フィルム等の薄膜体を製造する膜製造装置に適用される耳処理装置であって、上記薄膜体の耳部を長手方向に切断する耳トリム装置と、これを幅方向に切断する耳切断装置と、切断された上記耳部を吸引するサクションボックスと、上記耳部を強制的に牽引するプルローラユニットと、上記サクションボックスからクラッシャまで上記耳部を搬送する搬送パイプとを備えた耳処理装置において、上記サクションボックスは、上記耳トリム装置下流の引取ローラに近接して設けられるとともに、上部に入口開口部が、側部に空気取入口が夫々設けられるとともに、内部に空気流を規制するバッフル板が設けられてなり、上記プルローラユニットは、上記サクションボックス内にこれの上部の入口開口部に近接して設けられ、同サクションボックスに支承された固定プルローラと、上記サクションボックスに回転自在に支承され、上記固定プルローラに接脱される可動プルローラとより成り、上記固定プルローラ及び可動プルローラの外周面と上記バッフル板の先端部とを近接せしめてシール可能に構成したことを特徴とする耳処理装置。
  2. 上記サクションボックスが、上記空気取入口に空気の出入りを調整するシャッタが設けられてなる請求項1に記載の耳処理装置。
  3. 上記可動プルローラが、圧縮空気で駆動されるインペラを備えてなる請求項1ないし2の何れかに記載の耳処理装置。
  4. 上記固定プルローラ及び可動プルローラが、冷却剤により冷却可能に構成された請求項1ないし3の何れかに記載の耳処理装置。
JP6081696A 1996-03-18 1996-03-18 耳処理装置 Expired - Fee Related JP3690862B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6081696A JP3690862B2 (ja) 1996-03-18 1996-03-18 耳処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6081696A JP3690862B2 (ja) 1996-03-18 1996-03-18 耳処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09254093A JPH09254093A (ja) 1997-09-30
JP3690862B2 true JP3690862B2 (ja) 2005-08-31

Family

ID=13153263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6081696A Expired - Fee Related JP3690862B2 (ja) 1996-03-18 1996-03-18 耳処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3690862B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09254093A (ja) 1997-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1419860B1 (en) Plastic bag making apparatus
FR2688493A1 (fr) Procede et appareil de transport en continu, de separation et de modification du trajet suivi par des feuilles continues.
EP2146828A1 (fr) Dispositif de separation et d'evacuation des chutes decoupees dans une bande de preimpregne
JP2568467B2 (ja) 逆回転ナイフ付き紙テイル切断装置
JP3690862B2 (ja) 耳処理装置
US3998116A (en) Apparatus for removing cut panels from sheet material
US8100357B2 (en) Method and structure for cutting off web material in winding machine
US6425323B1 (en) Method and apparatus for disposing of web material
US8979012B2 (en) Method and structure for separating the web material in a winding machine
JP2003116513A (ja) タバコ製造機の送出ユニット
JPH081834Y2 (ja) 耳処理装置
US8979011B2 (en) Method and structure for separating the web material in a winding machine
JPH0811392B2 (ja) 耳処理装置
US5742981A (en) Device for dividing a card web into longitudinal sections
JP3621780B2 (ja) 断裁排出装置
JP2000255855A (ja) フイルムの搬送装置および方法
JP2004313442A (ja) 薄紙供給装置
JPH10129632A (ja) 包装機
JP2000233440A (ja) フイルム製造方法および装置
US7174819B1 (en) Apparatus and method for cutting a web, feeding it into a processing and threading it up through that line
JP3354837B2 (ja) 通紙装置
JPH1111755A (ja) フィルム吸引搬送装置
JP2749230B2 (ja) 同時二軸延伸機のフイルム破片除去装置
JP2517342Y2 (ja) 外装紙巻取り排出装置における外装紙送り込み案内装置
JPH06255849A (ja) 用紙処理装置のトラクタに対する自動給紙装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20050614

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080624

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090624

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100624

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110624

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees