JP3690332B2 - レーダ妨害装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電波源に対して妨害電波を送信するレーダ妨害装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のレーダ妨害装置では、空中線により到来電波を受信し、受信した到来電波に基づいて電波源に対する妨害電波を送信する。例えば、特開平9−264945号公報には、受信した到来電波のパルス信号をDRFM(Digital Radio Frequency Memory:以下、DRFMという。)と呼ばれる装置に記憶し、このDRFMに記憶されたパルス信号に基づいて妨害電波を送信するものが記載されている。
【0003】
また、受信機により検波されたビデオ信号から到来電波のパルス周波数、パルス幅、パルス繰り返し周波数及びスキャン間隔を測定し、これら電波諸元に基づいて妨害電波の電波諸元を設定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のレーダ妨害装置は以上のように構成されているので、測定された上記電波諸元に基づいて距離方向あるいは方位方向について模擬された妨害電波を送信することはできるものの、速度変化及びパルス圧縮等のパルス内変調について模擬された妨害電波を送信することはできず、電波源側の速度変化等の測定により妨害電波か否かが容易に識別されてしまうという問題点あった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解消するためになされたもので、妨害電波か否かの識別がより困難となる妨害信号を送信することができ、電波源側において、妨害信号による擬似目標があたかも真の目標であるかのように誤認識させることができる新規なレーダ妨害装置を提供することを目的とする。
【0006】
また、いわゆるハード構成が大型化することを防止することができ、より小型のレーダ妨害装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係るレーダ妨害装置は、到来電波を受信処理する受信手段と、この受信手段の受信信号から前記到来電波の電波諸元を測定する信号処理手段と、前記受信手段の受信信号をデジタル受信信号に変換するA/D変換器と、そのデジタル受信信号を記憶する記憶部と、この記憶部に記憶されたデジタル受信信号をスペクトル信号に変換するFFT回路と、このFFT回路から出力されたスペクトル信号の周波数に周波数変位を与える周波数変更手段と、その周波数変位の与えられたスペクトル信号をデジタル受信信号に逆変換して前記記憶部に記憶する逆FFT回路と、その逆変換され前記記憶部に記憶されたデジタル受信信号から前記到来電波の電波諸元に基づく再生信号を再生する制御手段と、その再生信号をアナログ変換するD/A変換器と、そのアナログ変換された再生信号により妨害信号を送信する送信手段とを備えたものである。
【0008】
請求項2の発明に係るレーダ妨害装置は、複数の到来電波を受信処理する受信手段と、この受信手段の各受信信号から前記複数の到来電波の電波諸元を測定する信号処理手段と、前記受信手段の各受信信号を到来電波毎にデジタル受信信号に変換するA/D変換器と、それら各デジタル受信信号を記憶する記憶部と、この記憶部に記憶された各デジタル受信信号をそれぞれスペクトル信号に変換するFFT回路と、このFFT回路から出力された各スペクトル信号の周波数にそれぞれ周波数変位を与える周波数変更手段と、それら周波数変位の与えられた各スペクトル信号をそれぞれデジタル受信信号に逆変換して前記記憶部に記憶する逆FFT回路と、それら逆変換され前記記憶部に記憶された各デジタル受信信号から前記複数の到来電波の電波諸元に基づく再生信号をそれぞれ再生する制御手段と、それら各再生信号をアナログ変換するD/A変換器と、それらアナログ変換された各再生信号により複数の妨害信号を送信する送信手段とを備えたものである。
【0009】
請求項3の発明に係るレーダ妨害装置は、到来電波を受信処理する受信手段と、この受信手段の受信信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、そのデジタル受信信号を記憶する記憶部と、この記憶部に記憶されたデジタル受信信号から前記到来電波の電波諸元を測定する機能、前記記憶部に記憶されたデジタル受信信号をスペクトル信号に変換する機能、そのスペクトル信号の周波数に周波数変位を与える機能、及びその周波数変位の与えられたスペクトル信号をデジタル受信信号に逆変換して前記記憶部に記憶する機能を有する演算手段と、この演算手段の機能により逆変換され前記記憶部に記憶されたデジタル受信信号から前記到来電波の電波諸元に基づく再生信号を再生する制御手段と、その再生信号をアナログ変換するD/A変換器と、そのアナログ変換された再生信号により妨害信号を送信する送信手段とを備えたものである。
【0010】
請求項4の発明に係るレーダ妨害装置は、前記A/D変換器、前記記憶部及び前記D/A変換器を前記演算手段の内部に設け、前記記憶部に前記A/D変換器により変換された複数パルス分のデジタル受信信号を記憶するようにしたものである。
【0011】
請求項5の発明に係るレーダ妨害装置は、前記演算手段は、DSP回路であるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.
以下、この発明の一実施形態について図1乃至図3を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態によるレーダ妨害装置を示すブロック構成図、図2は図1に示す記憶手段3の具体的構成を示すブロック構成図である。図1において、1は周囲環境から到来した到来電波を受信する受信空中線、2は受信空中線1により受信された到来電波について増幅及び検波等の受信処理を行う受信機、3は受信機2により受信処理された受信信号を高速サンプリングし、メモリ等にデジタル的に記憶するDRFM(Digital Radio Frequency Memory。以下、記憶手段という。)、4は受信機2により受信処理された受信信号から到来電波の電波諸元を測定する信号処理手段、5は受信機2からの記憶トリガに基づいて記憶手段3の記憶動作を制御すると共に、信号処理手段4により測定された到来電波の電波諸元に基づいて記憶手段3に記憶された受信信号の再生動作を制御するDRFM制御手段(以下、記憶/再生制御手段という。)、6は記憶/再生制御手段5の制御に基づいて再生された再生信号を増幅処理する送信機、7は送信機6によって増幅処理された再生信号を妨害電波として空間に送信する送信空中線である。
【0016】
また、図2において、8は受信機2から出力された受信信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、9はA/D変換器8によりデジタル信号に変換された受信信号を記憶するメモリ等の記憶部、10は記憶部9から再生された再生信号、すなわちデジタル受信信号を、アナログ信号に変換するD/A変換器、11は基準クロック信号を発生するクロック発生手段、12はクロック発生手段11から供給された基準クロック信号及び記憶/再生制御手段からの制御信号に基づいて受信機2から出力された受信信号を記憶部9に記憶させる書込手段、13はクロック発生手段11から出力された基準クロック信号の周波数を可変とするクロック変更手段、14はクロック変更手段13から供給されたクロック信号及び記憶/再生制御手段からの制御信号に基づいて記憶部9に記憶された記憶信号、すなわちデジタル受信信号を再生する再生手段である。
【0017】
なお、この実施の形態によるレーダ妨害装置では、基準クロック信号の周波数を可変とするクロック変更手段13により送信空中線7から送信される妨害信号に周波数変位を与えるタイミング制御手段を構成しているが、このような構成に限られるものではなく、例えば、基準クロック信号と異なる周波数のクロック信号を発生する別のクロック発生手段を設け、このクロック発生手段から供給されるクロック信号に基づいて再生手段14による再生動作、すなわちデジタル受信信号の再生タイミングを書込手段12における記憶タイミングと異ならせるようにしてもよい。
【0018】
次に動作について図3を用いて詳細に説明する。図3は受信機2から出力された受信信号の記憶手段3における記憶動作ないし再生動作を説明する動作原理説明図であって、図3(a)は書込手段12による受信信号の記憶動作を説明する信号波形図、図3(b)は再生手段14によるデジタル受信信号の再生動作を説明する信号波形図である。図3(a)の上段は受信機2から出力された受信信号の例、図3(a)の下段は上段に示す受信信号をA/D変換8によりデジタル化したデジタル受信信号を示しており、また、図3(b)の上段は記憶部9から再生されたデジタル受信信号の例、図3(b)の下段は上段に示すデジタル受信信号をD/A変換器10によりアナログ化した再生信号をそれぞれ示している。
【0019】
まず、受信空中線1により受信された到来電波は受信機2により受信処理される。受信機2では増幅・検波処理がなされ、そのビデオ信号が信号処理手段4に出力される。信号処理手段4は受信機2から出力されたビデオ信号に基づいて到来電波の電波諸元を測定する。測定された到来電波の電波諸元は記憶/再生制御手段5に出力される。このビデオ信号から測定できる電波諸元としては、周波数、パルス幅、パルス繰り返し周波数、スキャン間隔等がある。一方、受信機2により増幅処理された受信信号は記憶手段3に出力され、A/D変換器8によりデジタル化されて記憶部9に記憶される。図2に示すように、記憶手段3の書込手段12にはクロック発生手段11から出力された基準クロック信号と記憶/再生制御手段5からの制御信号とが入力されており、クロック発生手段11から出力された基準クロック信号に基づいてA/D変換器8に対するA/D変換タイミング、及び記憶部9に対する記憶タイミング、すなわちサンプリングタイミングが与えられている。
【0020】
このように、受信機2から出力された受信信号、例えば、図3(a)上段に示すような受信信号15はクロック発生手段11の基準クロック信号のクロック周波数に基づきデジタル化され、図3(a)下段に示すようなデジタル受信信号16として記憶部8に記憶される。なお、この実施の形態によるレーダ妨害装置では、受信機2により増幅された受信信号(RF信号)がそのまま記憶手段3に入力されているが、IF信号に周波数変換してから記憶手段3に入力させるように構成してもよい。
【0021】
次に、記憶部9に記憶されたデジタル受信信号の再生動作について説明する。記憶部9に記憶されたデジタル受信信号16は再生手段14からのタイミング信号に基づいて読み出される。再生手段14にはタイミング制御手段13から出力されたクロック信号と記憶/再生制御手段5から出力された後述の制御信号とが入力されており、タイミング制御手段13から出力されたクロック信号のクロック周波数に基づいて記憶部9に対する再生タイミングが与えられている。なお、タイミング制御手段13はクロック発生手段11から出力された基準クロック信号のクロック周波数を可変とするものであり、これにより基準クロック信号と異なるクロック周波数のクロック信号を再生手段14に出力することができる。
【0022】
記憶部9に記憶されたデジタル受信信号16は書込手段12の記憶タイミングと異なる再生タイミングにより記憶部9から読み出され、図3(b)上段に示すようなデジタル受信信号17として再生される。そして、再生手段14により読み出されたデジタル受信信号17は、D/A変換器10によりアナログ変換され、図3(b)下段に示すような再生信号18となる。図3(b)下段に示すように、D/A変換器10によりアナログ変換された再生信号18は図3(a)上段に示す受信機2から出力された受信信号15に対して波長が短くなっている。このように、記憶部9に記憶されたデジタル受信信号16をタイミング制御手段13から出力されたクロック信号に基づいて再生することにより、再生信号18に対して周波数変位を与えることができる。
【0023】
D/A変換器10によりアナログ変換された再生信号18は送信機6に出力され、増幅処理される。送信機6により増幅処理された再生信号18は、妨害信号として送信空中線7から空間に送信される。なお、再生手段14は、記憶/再生制御手段5からの制御信号、すなわち信号処理手段4により測定された電波諸元に基づく制御信号が入力されており、この制御信号に基づいて記憶部9に記憶されたデジタル受信信号の変調をも行っている。具体的には、記憶部9に記憶されたデジタル受信信号を読み出すタイミング(ON/OFFのタイミング)を記憶/再生制御手段5からの電波諸元に基づく制御信号により制御してパルス幅、パルス間隔及びスキャン間隔の変調を行っている。これにより、送信空中線7から空間に送信される妨害信号の電波諸元を受信空中線1により受信した到来電波の電波諸元に設定することができる。
【0024】
以上のように、この実施形態1によるレーダ妨害装置によれば、再生手段14が記憶/再生制御手段5からの制御信号及びタイミング制御手段13から出力されたクロック信号に基づいて記憶部9に記憶された受信信号の再生ないしD/A変換器10の制御を行うので、送信空中線7から空間に送信される妨害信号の電波諸元を到来電波の電波諸元に設定することができると共に、この妨害信号にタイミング制御手段13から出力されたクロック信号に基づく周波数変位、すなわち速度変化を与えることができる。このように、所望の速度変化を模擬した妨害信号を送信することにより、距離及び方位方向だけでなく、速度変化をも模擬した妨害信号を送信することができ、電波源においてより真の目標と誤認識させることができる妨害信号を送信することができる。
【0025】
なお、この実施の形態によるレーダ妨害装置では、妨害信号の速度変化が速くなるように周波数変位を設定したが、速度変化が遅くなるように設定することもできる。また、妨害信号に与えられる速度変化の量もタイミング制御手段13から出力されるクロック信号のクロック周波数を可変とすることにより所望の速度変化に設定することができる。
【0026】
実施の形態2.
次にこの発明の実施の形態2について図4乃至図6を用いて説明する。実施の形態1によるレーダ妨害装置では、記憶手段3に記憶された受信信号をタイミング変更手段13からのクロック信号に基づいて再生することにより、送信空中線6から出力される妨害信号に所望の速度変化を設定するようにしていたが、受信空中線1により受信された到来電波の受信信号を周波数変換し、この周波数変換されたスペクトル信号に周波数変位を与えて妨害電波に所望の速度変化を設定するようにしてもよい。この実施の形態2によるレーダ妨害装置は、周波数変換した信号に所望の周波数変位を与え、この周波数変位の与えられた信号を再生して妨害信号とするものである。
【0027】
図4はこの実施形態2によるレーダ妨害装置を示すブロック構成図、図5は図1に示す記憶/再生制御手段5の具体的構成を示すブロック構成図である。図4及又は図5において、3b及び5bはこの実施の形態によるレーダ妨害装置の記憶手段及び記憶/再生制御手段、19は記憶手段3bの記憶部9に記憶されたデジタル受信信号を周波数変換し、この周波数変換された信号に所望の周波数変位を与えて妨害信号の速度変化を設定するデジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPという。)、20はDSP19の内部に構成された高速フーリエ変換回路(以下、FFT回路という。)、21はFFT回路20により周波数変換されたスペクトル信号に所望の速度変化に対応した周波数変位を与える周波数変更手段、22は周波数変更手段21により周波数変位の与えられたスペクトル信号を逆周波数変換する逆フーリエ変換回路(以下、逆FFT回路という。)である。なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示し、これらについての詳細な説明は省略する。
【0028】
次に動作について説明する。受信空中線1により受信された到来電波は受信機2により受信処理された後、記憶手段3bに出力され、A/D変換器8によりデジタル化されて記憶部9に記憶される。記憶部9に記憶されたデジタル受信信号は記憶/再生制御手段5b内に設けられたDSP19に出力され、ここで、送信空中線7から送信される妨害信号に所望の速度変化を設定する処理が行われる。一方、信号処理手段4では受信機2から出力されたビデオ信号に基づいて到来電波の電波諸元が測定され、測定された到来電波の電波諸元は記憶/再生制御手段5bに出力される。
【0029】
次にDSP19の処理について図6を用いて詳細に説明する。図6はDSP19の処理内容を説明する動作原理説明図であって、図6(a)はFFT回路20により周波数軸上の信号に変換された受信信号の例を示す周波数特性図、図6(b)は周波数変更手段21による周波数変位の設定について示す周波数特性図である。DSP19に出力されたデジタル受信信号は、まずFFT回路20により周波数軸上の信号に変換される。図6(a)に示すように、DSP19に出力されたデジタル受信信号をFFT回路20によって周波数変換することにより、例えば、周波数f1のスペクトル信号F1が得られる。FFT回路20により得られた周波数信号F1は周波数変更手段21に出力され、ここで妨害信号に設定する所望の速度変化に対応した周波数変位が与えられる。
【0030】
図6(b)において、Δfは妨害信号に設定する所望の速度変化に対応した周波数変位であり、このような周波数変位ΔfがFFT回路20により周波数変換されたスペクトル信号F1に与えられる。周波数変更手段21により周波数変位が与えられたスペクトル信号は逆FFT回路22に出力され、ここで時間軸上の信号に逆変換される。そして、逆FFT回路22により逆変換された信号は再生手段13により再生される信号として記憶部9に記憶された受信信号と書き替えられる。このように、DSP19における処理により送信空中線7から送信される妨害信号に対して周波数変位の変調を行うことができる。
【0031】
記憶部9に書き替えられたデジタル受信信号は再生手段14からのタイミング信号に基づき再生される。再生手段14にはクロック発生手段11からの基準クロック信号が入力されているが、記憶/再生制御手段5から出力された制御信号が入力されており、DSP19の周波数変更手段21により与えられた周波数変位、及び信号処理手段4により測定された電波諸元に基づく制御信号が入力されており、これらに基づく再生タイミングにより記憶部8に書き替えられたデジタル受信信号を再生する。これにより、送信空中線7から空間に送信される妨害信号の電波諸元を受信空中線1により受信した到来電波の電波諸元に設定することができると共に、妨害信号に所望の速度変化を設定することができる。
【0032】
再生されたデジタル受信信号はD/A変換器10によりアナログ変換され、送信機7に出力される。送信機6に出力された再生信号は増幅処理され、妨害信号として送信空中線7から空間に送信される。
【0033】
以上のように、この実施形態2によるレーダ妨害装置によれば、送信空中線7から空間に送信される妨害信号に設定する速度変化をDSP19の処理により行うので、記憶手段3bにおいてタイミング変更手段13を設けることなく、所望の速度変化を模擬した妨害信号を送信することができる。これにより、上記実施の形態1によるレーダ妨害装置と同様に、距離及び方位方向だけでなく、速度変化をも模擬した妨害信号を送信することができ、電波源においてより真の目標と誤認識させることができる妨害信号を送信することができる。
【0034】
また、DSP19の処理により妨害信号に対する速度変化の設定を行うことにより、実施の形態1によるレーダ妨害装置のように記憶手段3bにタイミング変更手段13を設ける必要がなく、いわゆるハード構成が大型化することを防止することができる。なお、この実施の形態2によるレーダ妨害装置では、DSP19は記憶/再生制御手段5の内部に設けるように構成したが、DSP19を記憶/再生制御手段5bに外付けするように構成してもよい。
【0035】
実施の形態3.
次にこの発明の実施の形態3について図7を用いて説明する。実施の形態2によるレーダ妨害装置では、DSP19の処理により妨害信号に対する速度変化の設定を行い、到来電波の電波諸元については信号処理手段4の処理により測定を行っていたが、これら到来電波の電波諸元の測定をDSP19の処理により行うように構成してもよい。この実施の形態3によるレーダ妨害装置は、DSPの処理により妨害信号に対する速度変化の設定、及び到来電波の電波諸元の測定を行うものである。
【0036】
図7はこの実施形態3によるレーダ妨害装置を示すブロック構成図である。図7において、3c及び5cはこの実施の形態によるレーダ妨害装置の記憶手段及び記憶/再生制御手段、19cは記憶手段3cの記憶部9に記憶されたデジタル受信信号から到来電波の周波数、パルス幅、パルス繰り返し周波数、スキャン間隔等の電波諸元を求めると共に、送信空中線7から送信される妨害信号に対して所望の速度変化の設定を行うデジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPという。)である。このDSP19cは、図5に示すようなFFT回路20、周波数変更手段21及び逆FFT回路22を有すると共に、さらに記憶手段3cの記憶部9に記憶されたデジタル受信信号から到来電波の各種電波諸元の測定を行う電波諸元測定手段(図示省略する。)を有している。なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示し、これらについての詳細な説明は省略する。
【0037】
次に動作について説明する。受信空中線1により受信された到来電波は受信機2により受信処理された後、記憶手段3cに出力され、A/D変換器8によりデジタル化されて記憶部9に記憶される。この際、記憶部9に記憶されるデジタル受信信号は1パルス分の受信信号ではなく、数パルス分の受信信号についてA/D変換されたデジタル受信信号が記憶される。これにより、到来電波の周波数、パルス幅、さらにはパルス繰り返し周波数、スキャン間隔についてDSP19cにより測定を行うことが可能となる。記憶部9に記憶されたこのようなデジタル受信信号は、記憶/再生制御手段5b内に設けられたDSP19cに出力され、ここで、到来電波の電波諸元を測定する処理、及び送信空中線7から送信される妨害信号に所望の速度変化を設定する処理が行われる。
【0038】
次にDSP19cの処理について説明する。DSP19cに出力されたデジタル受信信号は、FFT回路20、周波数変更手段21及び逆FFT回路22により妨害信号に設定する所望の速度変化に対応した周波数変位が与えられ、再生手段13により再生される信号として記憶部9に記憶された受信信号と書き替えられる。また、電波諸元測定手段に出力され、到来電波の周波数、パルス幅、パルス繰り返し周波数、スキャン間隔が測定される。
【0039】
記憶部9に書き替えられたデジタル受信信号は再生手段14からのタイミング信号に基づき再生される。再生手段14にはクロック発生手段11からの基準クロック信号と記憶/再生制御手段5から出力された制御信号とが入力されており、DSP19cの周波数変更手段21により与えられた周波数変位、及び電波諸元測定手段により測定された電波諸元に基づく制御信号による再生タイミングにより記憶部8に書き替えられたデジタル受信信号を再生する。これにより、送信空中線7から空間に送信される妨害信号の電波諸元を受信空中線1により受信した到来電波の電波諸元に設定することができると共に、妨害信号に所望の速度変化を設定することができる。
【0040】
再生されたデジタル受信信号はD/A変換器10によりアナログ変換され、送信機7に出力される。送信機6に出力された再生信号は増幅処理され、妨害信号として送信空中線7から空間に送信される。
【0041】
以上のように、この実施形態3によるレーダ妨害装置によれば、上記実施の形態によるレーダ妨害装置と同様に、距離及び方位方向だけでなく、速度変化をも模擬した妨害信号を送信することができ、電波源においてより真の目標と誤認識させることができる妨害信号を送信することができる。また、DSP19cの処理により到来電波の電波諸元の測定を行うことにより、実施の形態2によるレーダ妨害装置のように到来電波の電波諸元を測定する信号処理手段を設ける必要がなく、さらにハード構成を小型化したレーダ妨害装置を得ることができる。なお、この実施の形態3によるレーダ妨害装置においてもDSP19cを記憶/再生制御手段5cに外付けするように構成してもよい。
【0042】
実施の形態4.
次にこの発明の実施の形態4について図8を用いて説明する。上記実施の形態2,3によるレーダ妨害装置のように、DRFM等の記憶手段の記憶部9には受信機2により受信処理された受信信号がデジタル化されて記憶されるので、到来電波の電波諸元の測定、妨害信号に設定する速度変化に対応した周波数変位の変調をDSPによるソフトウェア処理により行うことが可能であり、これによりハード構成を大幅に小型化することができる。この実施の形態4によるレーダ妨害装置はDRFM等の記憶手段の機能をもDSPに持たせることにより、レーダ妨害装置のハード構成をさらに小型化するものである。
【0043】
図8はこの実施形態4によるレーダ妨害装置を示すブロック構成図である。図8において、5dはこの実施の形態によるレーダ妨害装置の記憶/再生制御手段、19dは実施の形態3によるレーダ妨害装置のDSP19cに、さらにDRFM等の記憶手段の機能、すなわちA/D変換機能、D/A変換機能等を持たせたデジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPという。)である。記憶部9についてはDSP19d内に設けられたメモリ(図示省略する。)を使用すればよい。このDSP19dは、図5に示すようなFFT回路20、周波数変更手段21及び逆FFT回路22を有すると共に、さらにDSP19d内に設けられたメモリに記憶されたデジタル受信信号から到来電波の各種電波諸元の測定を行う電波諸元測定手段(図示省略する。)を有している。なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示し、これらについての詳細な説明は省略する。
【0044】
以上のように、この実施形態4によるレーダ妨害装置によれば、上記実施の形態によるレーダ妨害装置と同様に、距離及び方位方向だけでなく、速度変化をも模擬した妨害信号を送信することができ、電波源においてより真の目標と誤認識させることができる妨害信号を送信することができる。また、DSP19dにDRFM等の記憶手段の機能を持たせることにより、実施の形態3によるレーダ妨害装置のように受信機2により受信処理された受信信号を記憶させるDRFM等の記憶手段を設ける必要がなく、さらにハード構成を小型化したレーダ妨害装置を得ることができる。なお、この実施の形態3によるレーダ妨害装置においてもDSP19dを記憶/再生制御手段5dに外付けするように構成してもよい。
【0045】
実施の形態5.
次にこの発明の実施の形態5について図9を用いて説明する。上記実施の形態によるレーダ妨害装置では、DRFM等の記憶手段3を一つだけ設けており、1波の妨害信号を送信するものついて説明したが、到来電波は1種類だけでなく、かつ、複数方向から到来する場合もある。この実施の形態5によるレーダ妨害装置は、複数の妨害信号を送信するものである。
【0046】
図9はこの実施形態5によるレーダ妨害装置を示すブロック構成図である。図9において、5eはこの実施の形態によるレーダ妨害装置の記憶/再生制御手段、23はDRFM等の記憶手段3eを複数設けた記憶装置である。記憶装置23に設けられた各記憶手段3eは各到来電波に対する受信信号の記憶/再生を行うものであり、設けられた記憶手段3eの数だけ妨害信号を送信することが可能である。また、記憶/再生制御手段5eは受信機2からの記憶トリガに基づいて各記憶手段3eの記憶動作を制御すると共に、信号処理手段4により測定された各到来電波の電波諸元に基づいて各記憶手段3eに記憶された受信信号の再生動作を制御する。なお、図中、同一符号は同一又は相当部分を示し、これらについての詳細な説明は省略する。
【0047】
次に動作について説明する。受信空中線1により受信された複数の到来電波は受信機2によって順次受信処理される。受信機2により受信処理された各ビデオ信号は信号処理手段4に出力され、ここで各到来電波の電波諸元がそれぞれ測定される。測定された各到来電波の電波諸元は記憶/再生制御手段5eに出力される。一方、受信機2により増幅処理された各受信信号は順次記憶装置23に出力され、対応する記憶手段3eにそれぞれ入力される。各記憶手段3eに入力された受信信号は実施の形態1による記憶手段3と同様に記憶部9に記憶され、各記憶手段3eに設けられたタイミング制御手段(図示省略する。)からのクロック信号、及び記憶/再生制御手段5eからの制御信号に基づいてそれぞれ再生される。
【0048】
再生された各デジタル受信信号はそれぞれアナログ変換され、送信機7に出力される。送信機6に出力された各再生信号はそれぞれ増幅処理され、妨害信号として送信空中線7から空間に送信される。このように、この実施形態4によるレーダ妨害装置によれば、受信空中線1により複数の到来電波が受信される場合であっても、各到来電波に対して実施の形態1によるレーダ妨害装置と同様に、距離及び方位方向だけでなく、速度変化をも模擬した妨害信号を送信することができ、複数の電波源においてより真の目標と誤認識させることができる妨害信号を送信することができる。
【0049】
なお、図9に示すレーダ妨害装置は、実施の形態1によるレーダ妨害装置を複数波用に構成したものであるが、DSPを設けた他の実施の形態によるレーダ妨害装置、例えば、図4、図7及び図8に示すようなレーダ妨害装置を複数波用に構成してもよい。例えば、図4に示すレーダ妨害装置に対応する構成としては、記憶装置23内に複数の記憶手段3bを設け、これら記憶手段3bに対応する複数のDSP19を記憶/再生制御手段5bに設けるようにすればよい。
【0050】
なお、以上のように、受信機2により受信処理された受信信号をデジタル化して記憶するように構成することにより、到来電波の電波諸元の測定等をソフトウェア処理により行うことができ、いわゆるハード構成を大幅に小型化することが可能となるが、反面、DSPを多機能化させることが必要となる。したがって、この発明に係るレーダ妨害装置を実施する際には実施数等に応じて適宜最適な実施の形態を選択すればよい。
【0051】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、記憶部に記憶されたデジタル受信信号をスペクトラム信号に変換し、そのスペクトル信号の周波数に周波数変位を与え、その周波数変位の与えられたスペクトル信号をデジタル受信信号に逆変換して前記記憶部に記憶し、その逆変換され前記記憶部に記憶されたデジタル受信信号から前記到来電波の電波諸元に基づく再生信号を再生するので、クロック信号のタイミング制御手段等が不要となり、ハード構成を小型化できる一方、電波源においてより真の目標と誤認識させることができる妨害信号を送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるレーダ妨害装置を示すブロック構成図である。
【図2】 図1に示す記憶手段3の具体的構成を示すブロック構成図である。
【図3】 記憶手段3における記憶動作ないし再生動作を説明する動作原理説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるレーダ妨害装置を示すブロック構成図である。
【図5】 図4に示すDSP19の具体的構成を示すブロック構成図である。
【図6】 DSP19の処理内容を説明する動作原理説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるレーダ妨害装置を示すブロック構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態4よるレーダ妨害装置を示すブロック構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態5によるレーダ妨害装置を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 受信空中線、2 受信機、3,3b,3c,3e 記憶手段、
4 信号処理手段、5,5b,5c,5d,5e 記憶/再生制御手段、
6 送信機、7 送信空中線、
9 記憶部、12 書込手段、13 タイミング制御手段、14 再生手段、
19,19c,19d DSP(演算手段)。
Claims (5)
- 到来電波を受信処理する受信手段と、この受信手段の受信信号から前記到来電波の電波諸元を測定する信号処理手段と、前記受信手段の受信信号をデジタル受信信号に変換するA/D変換器と、そのデジタル受信信号を記憶する記憶部と、この記憶部に記憶されたデジタル受信信号をスペクトル信号に変換するFFT回路と、このFFT回路から出力されたスペクトル信号の周波数に周波数変位を与える周波数変更手段と、その周波数変位の与えられたスペクトル信号をデジタル受信信号に逆変換して前記記憶部に記憶する逆FFT回路と、その逆変換され前記記憶部に記憶されたデジタル受信信号から前記到来電波の電波諸元に基づく再生信号を再生する制御手段と、その再生信号をアナログ変換するD/A変換器と、そのアナログ変換された再生信号により妨害信号を送信する送信手段とを備えたレーダ妨害装置。
- 複数の到来電波を受信処理する受信手段と、この受信手段の各受信信号から前記複数の到来電波の電波諸元を測定する信号処理手段と、前記受信手段の各受信信号を到来電波毎にデジタル受信信号に変換するA/D変換器と、それら各デジタル受信信号を記憶する記憶部と、この記憶部に記憶された各デジタル受信信号をそれぞれスペクトル信号に変換するFFT回路と、このFFT回路から出力された各スペクトル信号の周波数にそれぞれ周波数変位を与える周波数変更手段と、それら周波数変位の与えられた各スペクトル信号をそれぞれデジタル受信信号に逆変換して前記記憶部に記憶する逆FFT回路と、それら逆変換され前記記憶部に記憶された各デジタル受信信号から前記複数の到来電波の電波諸元に基づく再生信号をそれぞれ再生する制御手段と、それら各再生信号をアナログ変換するD/A変換器と、それらアナログ変換された各再生信号により複数の妨害信号を送信する送信手段とを備えたレーダ妨害装置。
- 到来電波を受信処理する受信手段と、この受信手段の受信信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、そのデジタル受信信号を記憶する記憶部と、この記憶部に記憶されたデジタル受信信号から前記到来電波の電波諸元を測定する機能、前記記憶部に記憶されたデジタル受信信号をスペクトル信号に変換する機能、そのスペクトル信号の周波数に周波数変位を与える機能、及びその周波数変位の与えられたスペクトル信号をデジタル受信信号に逆変換して前記記憶部に記憶する機能を有する演算手段と、この演算手段の機能により逆変換され前記記憶部に記憶されたデジタル受信信号から前記到来電波の電波諸元に基づく再生信号を再生する制御手段と、その再生信号をアナログ変換するD/A変換器と、そのアナログ変換された再生信号により妨害信号を送信する送信手段とを備えたレーダ妨害装置。
- 前記A/D変換器、前記記憶部及び前記D/A変換器を前記演算手段の内部に設け、前記記憶部に前記A/D変換器により変換された複数パルス分のデジタル受信信号を記憶するようにした請求項3に記載のレーダ妨害装置。
- 前記演算手段は、DSP回路である請求項3又は4に記載のレーダ妨害装置。
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